有能といわれる経営者はエゴイストである 
Tuesday, December 13, 2016, 10:53 AM
12/13 晴 10時 浅草での空間線量は69ベクレル/立法メートル

昨日はイギリス産業革命以降、プロテスタント(ピューリタン)の美徳「禁欲・清貧・勤勉」が資本家たちにとって都合の良い教義であるということを書きました。

では同じくオランダから渡ってきたピューリタン(ほぼユダヤ教徒)は「禁欲」であったかといえば、その逆で「強欲」こそ是という人々。

功利主義(人間の欲に忠実であれという考え)に「禁欲」が共存する、まさに屋上屋を重ねた時代が「近代合理主義」であると書きました。

結果、18世紀から19世紀にイギリスにはブルジョアジーという成金階級があらたに生まれ、多くの信心深いプロテスタントは貧困したままでした。

平等であることは権利(lights)だという幻想で操られる民衆



プロテスタントは信じろ、やればできる、あきらめるな、くじけるなと多くの庶民の心の拠り所になったのでした。まるで松岡修造みたいw

宗教は立場の弱い人々のためにあるのです。
(元来、創価学会・公明党も貧乏人・弱者のための救済宗教ですが、いまや率先して政府の従順な集票組織です)

人権(human lights)という概念が誕生したことで、近代思想が確立していったということになっています。

「私たちは〜する権利がある」

たとえば、私たちには雇用される権利があると主張されたとしましょう。こういう団体が現れたら、はたして資本家・経営者たちは困るでしょうか?

あなた方の権利は十分尊重いたします


裏の顔ではベロを出して、喜んでいるでしょう。

そのかわりに最低時給でねとか、夜勤もしてねといった条件提示ができる。それか小出しに条件を呑んで妥協点を低くすることができる。

民主主義だっておなじこと。
小さな満足で大きな譲歩(妥協)を引き出して庶民には「<平等に>不利益を甘受させる」ことが先進国という国の仕組み。

これで国内情勢は安定して万事めでたしめでたし。みんな<平等に不平不満を抱いていること>で不平を抑制するということ。

一致団結の調和と勤労を賛美した社会構造を吉本隆明は「共同幻想社会」と称しました。(ちょっと違うかな)

資本主義下で平等や権利という概念は方便に過ぎない



急成長させた経営者たちは明確な経営ビジョンのある人物としてマスメディアでよく取り上げられています。

はたして有能な経営者は慈悲深い人たちでしょうか。そんなことはないw

ちいさな商店の個人経営者たちだって同じ事。社員や顧客が平等だとは思っているわけはないです。

カリスマと呼ばれる経営者はエゴイストであり強欲(greed)です。スティーブ・ジョブスは数々の逸話があります。ビル・ゲイツだってそう。気に入らなければ社員も客も平気でためらいもなく首を斬る。

こういう頑固な人というのは付合いづらいと普通は思うでしょう。でもダメならダメでつきあわなければいいこと。

気が弱い人は脱サラをしたり、経営側になったらダメだと思います。町内会みたいな組織でも日和見する人がリーダーとなると、たいてい惰性になります。

企業買収でよくみる「のれん代」とはブランド料のことですが、すなわち経営者の個性についた価値ということ。

資本主義貨幣経済では、生命保険のように人の命だって換算されます。あらゆるものは金額がつくのです。

平等に扱えと声高々に叫ぶ人たちほど、経営側からみれば都合が良くなるのです。
みんな平等に低賃金を甘受せよというロジックになるからです。そして一律に生涯尊重されないw

人も物も余剰下(デフレ)でエゴのない人ほど無用な存在である



これからは資本主義ではなく、エゴイスト(どれだけアクが強いか)が資本になる時代になると思っています。

美大を出ても芸術家や作家で喰える人は一握りなことは言うまでもない。
漫画家やアニメ作家志望は数多くいるでしょう。でも出世するのは一握りで、大部分は低賃金の下請作業で終えるんだそうです。

人工知能社会になれば、家畜のような人たちは要らなくなってしまいます。
そういう時代を迎えつつある現代、寄れば大樹という考えは有害無益だと思うのですが、まあそう考える人は少なくないようです。

取り柄もなく不安を抱いたままで齢を重ねていくだけのこと。リバータリアンである私には知ったことではありません。
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イギリスの産業革命で思想(宗教倫理観)はどのように変化したか 
Monday, December 12, 2016, 02:30 PM
12/12 晴 10時 浅草での空間線量は68ベクレル/立法メートル

19世紀のイギリス工業と文化に関して興味があり、以下の本を読みました。

「産業革命の思想と文化」 佐伯宣親(さえきのりちか)著 成文堂 昭和63年

佐伯宣親氏は金沢工業大学の助教授(当時)で、法学や哲学を専門としているようです。

地方の私立工業系大学で哲学を教えているということにも注目しますが、この本はイギリス国内でのピューリタン(清教徒:プロテスタントよりもほぼユダヤ教徒)からの影響を解説していることです。

工業系大学でこそ、哲学は足元を見つめさせる意義がある


・・・と地方工業大学で学んだ私は、今だからこそ思います。微分方程式を教える前に、まず教えることがあるだろということ。それこそ思想体系である哲学です。

(追記)評論家という肩書きで紹介されるが、本当は哲学者(Philosopher)である副島隆彦先生が「理系」(実際にはそんな地頭をもつ奴などどこにもいない)を嫌うのは、学問体系である哲学を全く理解していないからです。理系だと自惚れて自画自賛しているほど滑稽さはないと容赦なく斬り捨てます。だから「理系」からは副島隆彦先生は嫌われるw(追記おわり)

イギリスでは17世紀中頃ヴィクトリア朝時代から産業革命が始まったと言われています。家内工業製産業から工場による大量生産時代へと社会構造が変遷して1870〜1900年あたりがイギリス工業の最盛期でしょう。

それまで大地主である貴族階級に加えて、ブルジョアという資本家層が加わり、富の集中と国民の格差は広がっていきます。

19世紀(1800年代)のイギリスというのは街には捨て子があふれ、浮浪児や大人どころか少女売春(人身売買)もたくさんいたという暗黒の一面もあったのです。治安も悪く、「切り裂きジャック」といった猟奇的、凶悪犯罪も多発していました。

大部分の貧しい層と、シルクハットにフロックコートを羽織る紳士という具合に対極的な格差社会でした。

金持ちたちは歌劇を観たりして日々享楽的に生活し、労働者や農民は油まみれ泥まみれで家族総出で働いても何も変わらない社会です。

今の日本と全く変わらない100年前のイギリス社会



製造設備を持つ富裕層が富を独占し、ほとんどの国民は貧しかったのです。だからイギリスの食事は金持ち以外は貧相なんです。

フランス革命以降のフランスも同様で、ロートレックがムーランルージュ(パリのキャバレー「赤い風車」)のポスターを描いていたのが1891年です。

金持ちたちは着飾り、退廃的な享楽をしていたのです。
これが産業革命によるイギリスとフランスの中流階級以上の生活です。

ピューリタンの哲学者ジョン・ロックがそれまでの国王・貴族による封建制社会ではなく、契約による人民主権論を唱え、名誉革命の正当性を主張しました。この<革命指向的>な思想がプロテスタントによりフランスやアメリカにも伝播していきます。

その後、ロックの思想を継ぐイギリスではジェレミ・ベンサムの唱える功利主義(「最大多数の最大幸福」)、フランスでは「レッセ・フェール(Let us free)」、ベンサム思想を継ぎながらも快楽的なロックに批判的なジョン・スチュワート・ミルは、功利主義の質を重視して女性の参政権といった民主主義思想を定着させていきます。

このような思想の激動期が1800年代後半です。この思想の流れは、すぐに日本にも伝来して明治維新へとつながっていくのです。

けっして坂本龍馬と勝海舟、薩長藩により自発的に革命が起きたわけではありません。

オランダから渡ってきたプロテスタントはブルジョアにとって都合がよい



「産業革命の思想と文化」では断言してあるのですが、産業革命が起きたイギリスではプロテスタントはとても都合がよい宗教道徳であったのです。禁欲・質素・勤労を最上とする教義は、雇用する上で大変重宝したのです。

イギリスは質素倹約を是とする国民により、製品の輸出で世界一の国家となったというのが、この本の要です。

功利主義で人の欲望を是としながら、怠惰・放縦(ほうしょう)を戒めた



中産階級が信奉するプロテスタント(ピューリタニズム)は倹約・勤勉を美徳とする倫理でありながらも、社会全体では功利主義(人間の欲こそ正しい)も容認して英国産業は興隆を極めていきます。

さらにオプティミズム(楽観主義:あとは神さまが尻ぬぐいしてくれるという考え)も加わり、中流階層は上流階層に擦り寄っていったということ。

梯子をハズされて残されたのが、貧困する労働階層です。

今の日本とそっくりだなあ。プロテスタントを義務教育、労働階層は若年層と言い換えてもよい。

「働け・信じろ・贅沢するな」は貴族・ブルジョアにとっては最良の教義



自分たちにお金が流れ込んでくるカラクリを知られると、都合が悪いのです。
そこから目を逸らすためにはプロテスタントの美徳はこれ以上ないブルジョアジーに都合の良い道徳観はないのです。

これが行き着く先は、ご存じの通り
資本家による英国産業の寡占が始まる1900年代は、社会騒動も多くなり、生産品の質も低下していく一方です。

ジャガー、ベントレー、ローバーといった自動車メーカーは外国に買収され、栄華を誇った鉄工業、重工業の工業都市も消えてしまいました。

1975年からのマーガレット・サッチャーはピューリタン(ユダヤ教)が送り込んだいわば「破産管財人」なのです。

プロテスタントに乗っ取られた国家は興隆しても衰退する運命なのです



つまり、資本家からは見れば、資本主義に合致した工業社会には都合の良い人材を確保できる手段であったのです。

プロテスタント(ピューリタン、ユダヤ教徒)でも内輪では、金を取る方便の層と搾取され続ける信者という二分割されていたということ。

これが「近代合理主義」ってやつの真の姿なのです



六城はキリスト教(カトリックもプロテスタントどちらも)は欺瞞偽善があふれておりどちらも大嫌いです。

共産主義はプロテスタントから生まれ、そしてプロテスタントは憎まれた



これがマルクス以降、思想の潮流に加わって何が何だかわからなくなっているのです。
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Niftyのメールサーバーがまた不調 
Saturday, December 10, 2016, 01:24 PM
12/10 晴 10時 浅草での空間線量は78ベクレル/立法メートル

昨晩から急にメールの送受信ができなくなりました。

pingというコマンドでメールサーバーの応答を確かめると、やっぱり死んでいます。

とつぜん送受信が出来なくなると、パソコン側の不具合なのかネット側の不具合なのか、メールサーバを設置しているプロバイダー側のトラブルなのかわかりません。

Niftyさんしっかりしてください。

(追記)Niftyのサポートで調べてもらったところ、理由は不明でメールサーバー側でブロック状態となっていました。不正アクセスの可能性があると自動的になるそうです。
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ひさしぶりに乳鉢でゴリゴリゴリ・・・ 
Friday, December 9, 2016, 04:37 PM
12/9 晴 10時 浅草での空間線量は73ベクレル/立法メートル

久しぶりに粉末単体のお問い合わせがありました。商品開発で少量必要とされているので、なるべくご要望に沿いたいと思います。

しかし要求が高いので、私の秘密のコレクションを放出します。
創業間もないころは、日がな一日鉱石を指先程度の大きさまで砕いては、一つ一つ計測していました。

その中でもえりすぐりのすべてあわせてもみかん一個分にもならない貴重なものです。それを砕いて粉末にしてあります。
ところが私もいろいろ商品開発で使ったので、わずかしか残っていません。

仕方がないです。ご要望があるのですからコレクションを一つ砕きます。
ひさしぶりに乳鉢でゴリゴリと擦りました。8年ぶり・・・いや10年ぶりかもしれません。

(Webで販売している高線量粉末は現在は機械で粉末にしています。)

たった10gですが、20分はひたすらゴリゴリとやります。これを100gや500gといったらほぼ一日中ゴリゴリとすり棒を回し続けます。

まったくよくやったもんだぜ、昔の俺よ

さてナイロン袋に入れて、計測してみます。
いい値です。


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パワー&スリムベルト ブラックのLサイズができました 
Thursday, December 8, 2016, 02:17 PM


ちょっとおなか周りが太い方にも朗報です。
人気のブラックにLサイズ(約88cm〜109cm)が加わりました。

国産ハイテク素材+東京下町手作りの高品質



大量生産ではありません。職人さんが分業でひとつひとつ丁寧に作られています。

これぞMade in Japanだぜ!

薄いので服の表に「ひびきません」



ずれにくい形状にハイテク滑り止めテープが縫い付けられています。スポーツにもお勧めします。
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東北方面での地震は続きそうです 
Thursday, December 8, 2016, 02:05 PM
12/8 晴 10時 浅草での空間線量は72ベクレル/立法メートル



さきほど空に地震雲が見えました。東方向を写しているので、東京からは北よりの北東方向です。今回は内陸に震源があるかもしれません。規模的には小さいでしょう。

4日前にも同様の雲が出たので撮ってあります。12月4日晩に福島沖でM4、福島での震度3でした。こちらは北よりの東方向で、延長上にはちょうど福島沖となります。

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宇宙は膨張していない!(エントロピーという学問のでたらめ) 
Wednesday, December 7, 2016, 10:07 AM
12/7 曇 10時 浅草での空間線量は67ベクレル/立法メートル

一週間ぶりの更新です。

エントロピーに関する本を読み漁りました。
過去ログ:エントロピーという物理概念で解くアジア
その中で、この本が一番わかりやすく、とても簡単に読めます。

エントロピーの常識が崩壊した!―科学における人間の復権と21世紀科学革命
千代島 雅(ちよじま ただし)著 晃洋書房 (2001/02)

哲学者による高校で習う熱力学の法則の解説です。

・熱力学第一法則は加えた熱量と仕事量がエネルギー(熱)の増加量と等しいということ

・熱力学第二法則は熱は高い方から低い方へ移り、けっして逆はないということ

・熱力学第三法則は絶対零度ではエントロピーはゼロとみなすということ

第一法則はニュートンのいうエネルギー保存則のことですから、これはまあまあ理解できます。

しかし第二法則はエントロピー増大の法則といい、自然界では常にエントロピーは増大の方にしか移行しないということ。不可逆性ともいいいます。

第三法則は絶対零度では分子運動がなくなるのだからエネルギーもないとみなせるという仮定にすぎません。つまり後付で恣意的につけただけなのでここでは無視します。(素粒子の世界では運動がゼロになることはありえない)

問題は第二法則(エントロピーの定義)なのです。

かならずエントロピーは増大する一方なのだという定説は間違い



たとえば閉空間にあるガスは時間が経てば部屋中に拡散する。とかコーヒーに垂らした牛乳はやがて均一に混じり合うといったもの。

しかしこれをエントロピーと名付けて、物質や事象は拡散する一方なのだと決めづけることはおかしいと千代島雅氏は断言しています。一部の科学者たちも同様な主張をしています。

閉空間なのに、なぜ最初にガスは一部分に漂っているのか?コーヒーには自然に牛乳が注がれたのか?

そんなことはありえません。ガスをおならとすれば、部屋にいる男が屁をこいたら部屋中臭くなった(笑)、コーヒーが苦いので牛乳を手で加えたのです。

つまりエントロピー増大の法則にはすべて、人間の手による操作があったからこそ、ガスやミルクが拡散しているように見えるだけなのです。

エントロピーの説明はすべて初期条件が恣意的に決められている



ハート・スペード・ダイヤ・クローバーを番号順に並べたトランプを切り続けたら、図柄も番号もバラバラになった。ひたすら切り続けても、同じ並びになることはない。秩序から無秩序へ、これがエントロピーだ!というのはあまりにもおかしな発想なのです。

絵柄順に並んでいるのが秩序のある状態という(人間の勝手な)決めつけをしていること。これをなぜ科学者は指摘しないのでしょうか。

エントロピーが増大する一方という現代科学の勝手な思い込みは、宇宙論にまで悪影響をおよぼしています。

関連ログ:食事制限で用いられるカロリー(Cal)ってなんだ!?とんでもない単位だった

ビッグバンから始り、宇宙は膨張する一方だ(大嘘)



宇宙が極限まで圧縮されると爆発して、それが四方に飛び散りながら銀河や星を生み出していくというのがビッグバン理論

これを裏付ける証拠として挙げられるのが、『銀河の赤方偏移(せきほうへんい)』という現象です。

望遠鏡で覗いた銀河の光を分析すると、光が長波長側(赤い方)に少しずれているのです。

救急車のサイレンの音色が変わるのと同じで、近づくと甲高くなり、遠ざかると低くなる現象が光にもあり、波長が全体的に長くなっている(赤に近づく)ことから、銀河は地球から遠ざかっているという論拠になっています。

エントロピーの法則に従って銀河が遠ざかっている(大嘘)



そこで第三法則の絶対零度の状態(エントロピーゼロ)とは宇宙はどのような状態なのかを考えると、初めに一点に宇宙の総ての質量が凝縮していなくてはならないという荒唐無稽なビッグバン理論が導き出されたというわけ。

地球から観測した星々はすべて赤方偏移しているという現象だけ


がわかっていること。これだけで科学者たちは宇宙はブクブクと膨らみ続けているという結論をだしたというだけなのです。なぜブクブクと泡立っているようなのかというと、地球に近づいている銀河もあるからです。

赤方偏移という現象は空間の引力の高低差でも発生する



太陽程度の質量でも、重力レンズ作用といって、太陽の背後に見える恒星が1.75度ほどずれて観測されるのです。

宇宙には太陽よりも巨大な質量の恒星が銀河となって存在しています。

我々が夜空を見上げて見える星のきらめきは、すべて宇宙空間に点在する重力レンズによって歪みまくった光であるのです。

だから全部の光が赤方偏移してしまう。それを、宇宙は(地球を中心に)四方八方へ飛び散っていると説明している現在の天文物理には呆れるしかありません。

ここらへんの説明は、続けて読んだ
「これが無限宇宙の素顔だ! ホーキング宇宙論の大ウソ」(コンノケンイチ著 徳間書店 1991年)

にわかりやすく説明されています。これの初版「現代物理の死角」1980年はヒカルランドにより復刻されております。


ニュートンの万有引力もアインシュタインもこじつけ理論にすぎない



副島隆彦先生が絶賛する市民科学者コンノケンイチ氏の著作、そしてエントロピー論の出鱈目ぶりを暴いた千代島雅(ちよじまただし)氏の著作を読んでわかったことは

客観を装って、いかにも自然現象を観測して導き出した法則は、提案者の主観と思い込みにまみれているのだということ。

・地球が中心に向けて物質を引き寄せている(地球上の我々にはそのように感じる)
・光や電波は特別で、真空でも波動を伝達できる(ように見える)
・三本の直線で計測できる「絶対的な空間」が存在する(と思い込んでいる)
・時間とはかならずエントロピーと同じく過去から未来へ可逆である
etc

素粒子物理学が化けの皮を剥がしつつあるのだか・・・



原子の構造が徐々にわかってきました。原子の中心には核があり、その周囲には電子があります。
でもその距離はすごく離れていて、一番近い電子でも、東京駅に置いたソフトボールを核とすると、パチンコ玉程度の電子が神奈川県の小田原か千葉県の銚子あたりとなります。

つまり原子とはソフトボールとパチンコ玉で作り出されるスカスカのものなんだそうです。
原子で構成されている我々の身体も、身の回りのもの、もちろん地球もすべてはスカスカの存在なんです。

ブラックホールは太陽のような恒星でもサッカーボールぐらいの大きさにまで縮まるという現象も、原子核と電子は極小さく、遠く離れているから、いくらでも縮まることができるからです。原子を集めてぎゅ〜っと集めると巨大な重力場が出来上がるのです。

地球の核はそのブラックホールに近い状態(原子同士が圧縮された状態)なので、今までは地球内部に近づくほど重力はなくなるとされていたのに、深い縦穴を掘って観測すれば重力は強くなることが観測されています。つまり万有引力理論が間違いなのです。

宇宙では原子も我々も地球も総て空間のゆがみにすぎない



空間のゆがみは質量を生み、それがエーテル(暗黒物質)により押し付けられて引力を生み出すのです。
宇宙にはその質量が行くそうにも積み重なって、地球から見れば、あたかも重力レンズの層に幾重に重なっているというのがコンノケンイチ氏の理論です。

地球から遠ざかるにつれて質量も大きさも広がり、そして時間も広がっていく。

パスカルやニュートンが定義した絶対基準はなく(宇宙の果ての基準と地球の基準は異なる)、すべては現時点が未来には広範囲に影響していく世界です。

物質と時間を司る宇宙の仕組みを古来は神(God、Zeus、天Heven)と言ったのでした。

過去ログ:「引力」ではない!「押しつけられる力」なのである(暗黒物質の正体)
ダークマター(エーテル)説をあざ笑っていた科学者出てこい!
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悪魔に乗っ取られた韓国という国家 
Wednesday, November 30, 2016, 12:09 PM
11/30 晴 10時 浅草での空間線量は83ベクレル/立法メートル

韓国大好きのテレビ朝日のモーニングショーはよくまあバ韓国を取り上げています。
朴槿恵(パク・クネ)大統領を操っていた 崔順実(チェ・スンシル)という女は財閥を財布代わりに勝手放題でしたが、さらにその実姉 崔スンドゥクというのが韓国芸能界を牛耳り、政府関係の仕事を斡旋する見返りを集めていたということ。

宗教一家に骨の髄までしゃぶられ尽くされている朴槿恵政権という実体をこれでもかと解説していました。

メディアを支配し、オリンピックの選手から人気俳優まですべて崔姉妹が采配していたということ。現代やサムスンといった企業から好き放題に金を毟り、教育文化政策まで好き放題です。

カルト宗教に侵された国とは、ここまでするのかという驚きがあります。

洗脳社会主義国家とでも名付けましょうか



軍事政権の頃のほうがまだましなんじゃないか?イスラム国(ISIL)と精神構造はなんらかわらないとも思えます。

まだ対馬海峡があるお陰で、韓国の宗教の影響にはバッファー(緩衝:buffer)がありますけども、どうしても人間の往来があればそれに染まっていくものです。

朝鮮半島の行動原理はヤクザそのものです。
公私にわたり身内とそれ以外という線引きをして、権力の頂点には絶対服従をするということ。

効率的な国家運営ができる大統領制というのは諸刃の剣である



オセロゲームのように大統領の首が変わると、下まで一気にひっくり返るのです。
アメリカもトランプとなって、大統領の補佐から省庁の上級官僚まで総取替えとなります。

民主党系は一斉にパージ(排斥)されてしまうのです。ざまーみろと言いたいところですが、それが我が国にとって吉と出るかは不透明です。

天皇は平安時代から政治の頂点に立つことを避けた


天皇は政治に関わることを平安時代から、避けたのです。摂政や関白という補佐を任命して、統治権力はすべて委譲したのです。

藤原氏の栄華はこの頃から始まったと歴史のお勉強で習いますよね。

ではなぜ天皇は統治権力を手放したのでしょうか?

権力の頂点に立つと、必ず滅ぼされるから


これが万系一世を標榜する天皇家の歴史から学んだ智恵であるのです。(副島隆彦先生談)

聖徳太子の時代から権力者へのレボリューションが綿々と続いてきたわけです。
大化の改新なんて、仏教徒(渡来系官僚)による天皇派(神道系)の乗っ取りですから。

古来から権力の奪取は宗教戦争でもあったのです。
判断をひとつ誤ると、一気にひっくり返るため、ヤバイ役目は関白や将軍に任せたということ。

そして歴史が示すとおり、(宗教的)思想やテクノロジーの変遷に伴い、政治中枢も時代時代で変わっていくのです。

宗教が支配する国家とは距離を置くことが肝要である



古代日本、稲作の伝来も朝鮮半島からですし、鉄器の製造技術も由来と言われています。渡来人により文字が伝わり、仏教僧は地方の役人代わりとなります。なぜかというと僧侶は漢字の読み書きが出来たからです。仏寺というのは宗教施設ではなく、役場であったのです。

こうして奈良から原始的な国家体制が出来上がっていったのです。(当時の大阪は浪速といってほとんど海か湿原だった)

現代に於いては、もうさすがに、朝鮮半島からの思想の影響はないだろう・・・

人間の交流があれば思想の影響は絶対に受ける



人間はどうしても、目新しい考え、相反する考えにはなびく者が出現します。
1960年代、若い学生たちはなぜ社会主義運動をしたのでしょうか?反権力を叫び、安保反対、天皇制反対となんでもかんでも反対していった。

長髪で反体制を唱えれば女にモテたから(笑)



これ、副島隆彦の持論です。なんで学生運動が盛り上がったのかというと、インテリという意識が高い大学生(と一部成熟な高校生)には左翼思想がいちばん手っ取り早いモテる為のツールであったからなんだそうです。

自意識を満足させて、かつ注目されるには学生運動はうってつけな手段だからだそうです。

学生運動も結局は田舎の暴走族と性根ではかわらないという、身も蓋もない話です。

そんなへんなムーブメント(反原発、反自衛隊、反成田空港etc)があったおかげで、いまだその亡霊(残渣)がうようよしています。

そのおかげで地球環境に悪くて割高な電気代を払い、使い物にならない軍隊を抱え、不評しかない国際空港となってしまったのです。

小室直樹は「合成の誤謬(ごびゅう)」と表現しています。よかれという行動がすべて裏目になるということ。

韓国の統治体制を眺めていたら、とんでもない欠陥制度であることがよくわかります。

絶対的な権力者を据えるということは、円滑な国家運営ができるという目論見はすぐに外れて、あっというまに腐敗していくということ。

発酵すればマッコリやキムチとなるのに見事に腐っていく(笑)

宗教独裁国家・韓国とは交流を監視すべし



私は危険思想国家とはあるていど国交は制限すべきだと思うのですが、日本の政治家はすでに韓国の宗教勢力とずぶずぶです。へこへこと見返りをもらう男芸者です。

日本政界に巣くう新興宗教(カルト)には我々は警戒感を持つべきだと思います。
またメディアの報道にも、そういう勢力からのバイアスがかかっているものと常に意識すべきでしょう。

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4/4 10時 浅草での空間線量は25Bq/m^3
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業務連絡:倉庫の引っ越し完了 
Tuesday, November 29, 2016, 02:13 PM


今年は引っ越し続きです。昨日は倉庫の引っ越しです。建ったばかりきれいな倉庫ですっきりしました。

人手がいれば一番大きなトラックで済ませたいのですが、今回は事情がいろいろあって私一人・・・一回り小さなトラックで3往復しました。積んで走って降ろすの繰り返しです。
昨日の走行距離は400km、12時間運転席にいました。トラックドライバーというお仕事をされている方は敬服しますよ。身体が筋肉痛です。

新型腰ベルトを巻いているので疲労感は全くないです



乗用車と違い、中大型車の運転は独特です。左折時の内輪差もロングボディーは緊張します。常に頭を大きく振り回すイメージを持たないと、後輪が縁石に乗り上げちゃいます。

以前自家用車に乗っている方に運転をしてもらったことがありますが、左折右折で中央分離帯の縁石に乗り上げる、バックで荷台を隣家にこすりそうになったので、ハンドルを奪いました。自動車とトラックは運転技術は全く違うのです。

空荷の時は二速や三速発進ですし、古いマニュアル車はダブルクラッチ(クラッチペダルをニュートラルで戻し、再び踏み込むショックの少ない変速方法)を踏まねばならない。

ディーゼルはトルクがあるので、一〇〇〇回転ちょっとぐらいがクルージングには最適です。ガソリン車を乗っている人は3000とか4000回転と過回転(オーバーレブ)気味にすぐさせちゃいます。

後ろの視界はないので、バックミラーで常に注意を怠りません。ただバックミラーは横に張り出しているので、すれ違いのときは左に寄りすぎると立木に当ててしまいます。

外環道の工事で大きな重機(ローラーやクレーン)や鋼材を積んだ道幅いっぱいのトラックやトレーラーもよく走ってましたが、よくまああんなドデカイ重量物を積んでこんな田舎道でも平気で走るもんだと、感心します。

アメ車のフルサイズ(2tトラックの幅とほぼ同じ)に乗っている知人がいますけど、あのサイズは日本の道には絶対適合してません。

過去ログ:引越は気力体力がある若いうちしかできないのだなあ
「南京結び」(トラック・ヒッチ)はロープワークの必修課題です
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3.1+5.9=? 小学3年生の算数問題の騒ぎ(いまだ算数脳の教育を嘆く) 
Tuesday, November 29, 2016, 12:31 PM
11/29 晴 10時 浅草での空間線量は88ベクレル/立法メートル

答えは「9」なんだ当たり前じゃないかと思われるでしょうが、筆算で計算をすると小数第一位が0となるので、「9.0」と回答すると減点されるということ。

現役の小学校教諭は「筆算のルールに則っているか」を重視


したとのこと。

指導要綱ではそのようになっているそうです。
文部科学省は算数を道徳や社会ルールを教えるための授業とでもとらえているのでしょうか。

実際には9でも9.0でも正解としている学校もあるようです。

しかし、整数の9が答えというのもとても尻の据わりが悪い感じがします。
たぶん私が小学生だった頃にも同じ思いを抱いていたのでしょう。

小数+小数=小数になるのが普通の感覚です。

テレビのコメンテーターが有効数字二桁なんだから(小学校ですから設問には当然有効数字桁の指示はない)、答えも有効数字を合わせなくてはならないと言ってます。これは小学生にはむちゃな言い方で乱暴な言い方です。

たしかにそのとおりで、実社会では3.082+5.918=9.000と桁を揃えて、たとえゼロであっても必ず記述しなければなりません。

もちろん9としてもなんの影響もないのですが、他人から観れば「ああ、こいつは数字の扱いが雑だなあ」と思われるでしょう。

特に工業系では末尾の桁は有効数字ではないので、不確かな数として扱われます。

だから機械部品の寸法は3.082+5.918=8.99?〜9.000(?は0〜9のどの数でも良い)であれば現実には良いのです。設計図には公称誤差1/100なんて表記されていることもあります。

小学校の算数で小数の計算で整数にもなることがあると思いこんでしまうと、大人になったときにとまどうと思います。
3.1+5.9=9.0〜9.9なんですよね。

私がそうでした。

表計算ソフトの計算と、手計算が合わないのです。(構造物の設計です)

たとえばとても長い部材をいくつかに切り分けた場合、残りの寸法が表計算と手計算ではずいぶん違ってしまう。

う〜ん、なぜだ!?コンピュータも間違うことがあるのか!と思ったのですが、コンピュータの計算を追っていくとすぐに原因はわかりました。

コンピュータが扱える小数点の桁は限られていると言うこと。有効数字は8桁なのです。(二進数なので現実の10進数ではもっと大きい桁です)

小数点8桁以降はどうなっちゃうかというと、切り捨てられちゃいます。

だから科学計算では8桁に収まるように計算の順番を工夫したり、有効数字を拡張させる特殊な命令下で計算(倍精度計算)をさせると言った気配りが必要だったのです。

小数と整数はまったく別物



数字と格闘していたコンピュータプログラマー時代は、はき出してくる数字にいつもドキドキしてました。
きれいな数字が並ぶと逆に怖くなって、どっかに計算のミスがあるのじゃないかと血眼でした。実際きれいな数字は「まるめ誤差」や「切り捨て誤差」といって、「もうここらはゼロでええんや」とか「これはもう1でええじゃねえか」といった具合に、コンピュータが繰り上げたり切り捨てた結果なのです。

我々が天気の長期予報などで目にするコンピュータ予測は有限要素法という計算手法で導き出されています。
小数点を含む計算を何十万何百万何千万何億と繰り返して、気圧や雲の動きを予測します。

コンピュータはとても実直ですから、指示された計算はいくらもやります。0をかけるのと0.00001をかけるのとでは違うことがおわかりでしょう。
現実に無限大(発散)になったりゼロ(収束)になったりすることもあります。

来週の関東地方は晴れのち嵐とか、全国の天気図は気圧差ゼロで風も雨もありません・・・なんて結果になっていまうのです。

まさに、アメリカで蝶が羽ばたけば、日本に大津波が襲ってくるような結果となります。

小数の行く先は考えてはならない



小学校で円の面積の計算も教わるでしょう。半径かける半径かける3.14なんて覚えさせられます。

でも円周率はなぜ永遠に小数が続くのか?ほんとうに永遠なんだろうか・・・と考えたらイケナイことになっています。

円の面積も厳密には3.14は近似値であるので、円の面積の公式は厳密には正確ではない。

どうすんだよ!?どうすんだよ!?

ちゃんと中学生では「パイという記号を数字とみなせ」と教え込まれるわけです。

こうして記号を数字と同じ扱いができるかの感受性の違いで、数学嫌いが生まれるのです。

限りなくゼロに近いゼロを想像せよ



こんなことを言われて想像できる人がはたしてそんなに多くいるでしょうか?

極限という概念なのですが、「んじゃどれだけゼロに近づけたらいいんだよ!」と授業中に叫んだ奴がいましたが、私を含む多くの生徒もそんな気分でした。

3.1+5.9=ぴったんこの9

と習ってきたのに、おい今日からは「想像してください、限りなく微少な世界を」なんて言われたら、なんだよそりゃ!と反発したい気持ちもよくわかります。

数学は割り切ってばっかりじゃないか!

そうです、「これは○とみなす」とか「これは無視する」とか勝手に教師が黒板の式に斜線を引いていってしまいます。

ここで筆算が得意できれいな数字が好きな「算数脳」はガラガラと崩れてしまうのです。

数学は観念の世界なんです。すべては頭の中の想像を愉しむ学問です。

これについて行けないと、もったいないです。

たとえば絵画をながめて楽しめるかで、美術的な心眼が将来の生活でも大きく役立つことがあるでしょう。

音楽を聴いても、ありありと情感を想像することができるのです。

数学も絵画や音楽と同じ、概念世界の学問(芸術)ですから、数学的センスがないことは美術センスがないということと同じです。

たぶん9で○とした先生は、見かけもセンスもチョーダセー奴(美的センスゼロ)だと思います。

過去ログ:数学はプロテスタント系とカトリック・イエズス会系があるのです
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米国債買いへ日本を仕向け続ける売国奴・浜田宏一は死刑にすべし 
Saturday, November 26, 2016, 07:24 PM
経営コンサルタントである吉田繁治氏のメルマガを愛読しています。
ビジネス知識源:経営の成功原理と実践原則
http://www.mag2.com/m/0000048497.html

<Vol.365:財政破産を促進させている政府のリフレ派>
テーマ:リフレ派の総帥の、驚くべき無知の告白

http://archives.mag2.com/0000048497/

世界の経済動向を非常に丁寧に解説されており、とても参考になります。
そんじょそこらの経済学者よりもずっと的確です。

今日配信されたメールを読んで、とんだ食わせ者の浜田宏一に対して怒りがぶり返してきました。

経済学者の三橋貴明氏も終始一貫、この浜田宏一が題目として唱えるミルトン・フリードマンの理屈を再三批判しています。

新世紀のビッグブラザーへ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

浜田宏一の馬鹿さ加減は安倍内閣発足時から指摘されていますが、肝心の安倍晋三の頭がほんとに弱いので、消費にブレーキを掛けてアベノミクスと自慢げに言うのですから救いようがありません。

物価は貨幣現象ではない



日銀と安倍政権の内閣官房参与である浜田宏一が、お金を刷って銀行にジャブジャブ投入すれば物価は上がるという屁理屈をいまだ続けているのです。

4年間も金融緩和でほぼ無制限にお札を流し(日銀は国債を買い取る)、それでも銀行から企業に金が流れなければマイナス金利(金融機関へペナルティ)まで導入して、無理やり民間に金を流そうとしたのです。

しかし、日銀が刷りまくった日本円は結局我々の懐にはほとんど入ってきませんでした。

フリードマンが唱えるマネーサプライを増やせば、マネーフローが増えるというリフレーション(リフレ)理論は全く間違いだったのです。

トランプのアメリカは財政出動と減税を行う


この路線が確定したので、ヘッジファンドが米国債売りのアメリカ株式を買いまくっています。
その動きに吊られて、世界の投資銀行が一斉に追従しているというわけ。

ただ先物は3ヶ月後に反対売買をしますから、トランプの就任後にうねりが来ることも十分考えられるでしょう。

吉田繁治氏はメルマガで円安ドル高の原資は、政府が自由に使える郵貯預金を使ったのだと指摘しています。

つまりFRBの指示で安倍内閣は郵貯で米国債の買い支えを行った


ということ

そうでなければ、米国債は下落(金利は急上昇)し、市場金利が上昇するからです。日本も米国金利とは2%のスプレッドで追随させられるので、それを避けるために財務省は円売りドル買い(米国債買い)を強行したのです。

株価が上がれば、国債価格は下がるのが自然なのに、日本政府は米国株式市場へ流しこむ投資銀行の金を、投資銀行から米国債を買い取ることで用立ててあげているのです。

安倍晋三はアメリカ投資銀行に日本から巨額な利益をわざわざ献上



日本国民の金が、アメリカの金融機関の種銭になっているのです。

しかも浜田宏一は、悪びれもなく理論どおりには行かないなあ、テヘッと白々しく日経新聞に語っているのです。

恐ろしいことに、浜田宏一は「日銀に直接米国債を買わせよう(アメリカへさらにマネーを供給する」ということを平然と答えています。

浜田宏一は日本国民のために働いているのではないのです。JPモルガン、ゴールドマンサックス、バンクオブアメリカ(旧メリルリンチ)、モルガンスタンレーといったアメリカの投資銀行の利益のために、政府と日銀を操っているのです。

竹中平蔵につづいて浜田宏一という売国奴を抱える安倍晋三内閣は総退陣しろ!

絶対に安倍晋三内閣を許してはなりません

まさに<やる気のある>馬鹿は国を滅ぼすのです


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そういえば昨日、地震雲を見たんだった 
Saturday, November 26, 2016, 02:20 PM


昨日の昼間はきれいに晴れていました。東の空を見上げると<ひだ>のある雲がいくつか見えました。

ここ浅草からは北東方向です。東北沖へ向っています。

ずっと東北沖で小さな地震が続いていますが、まだ気が抜けない状況ですね。

写真ではぼんやりしてるのは残念。
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マインドフルネスは瞑想や座禅とはどうちがうのか? 
Saturday, November 26, 2016, 12:12 PM
11/26 晴 10時 浅草での空間線量は105ベクレル/立法メートル

テレビで始業前に瞑想をする企業が紹介されていました。欧米ではマインドフルネス(mindfulness)と名付けられて、やる気やひらめきを引き出す精神訓練として注目されているのです。

創造力や集中力の向上だけではなく、うつ病といった精神病にも効果があるのだそうです。

それをNHK教育のサイエンスゼロで解説をしていました。

座禅や瞑想とはどうちがうのでしょうか。

マインドフルネスでの脳波は前頭葉の一部分が活発となり、意識が集中している状態であることが判明しました。
それに対し、一般の瞑想では、脳全体のあちこちが活動状態となり、不安や欲望が浮かんでは消えという散漫な状況です。

このようにマインドフルネスは黙祷するのではなく、ひたすら自分に集中する(意識を向ける)トレーニングなのです。

壁に向ってひたすら瞑想するという形ばかりが知られている禅も本来はそうあるべきなのでしょうが、形骸化しすぎて、「座って目をつぶれば悟りが開ける(・・・かも?)」といった曖昧模糊なもの。

マインドフルネスも仏教の悟り状態を研究した結果の瞑想法と言われています。
しかし、マインドフルネスは頭をフル回転させることを目的としているということ。

黙祷してひたすら頭に浮かぶことを排除して、ぼんやりすることではありません。

リラックスした結果、感覚を研ぎ澄ませる行為が、マインドフルネスなんでしょう。

でも誰もがはたして今日からすぐに始められるでしょうか?

私も今からマインドフルネスを始めて下さいと言われたら、そんなの無理だと言うでしょう。

意識の集中は瞑想をしなくてもできる



これが私の返答です。

たとえば蝋燭(ろうそく)を見つめると、なぜか心が和みますよね。
あれは無意識に炎の揺らぎに集中している状態だからです。

炎がチラチラしている状況が視界にあると、何も考えていなくても脳は活発になっているのです。(古典的な集中力向上法として知られています)

ですから蝋燭の炎の代わりとなるものを、独自で見つけることができれば、それでマインドフルネスという精神トレーニングになるのです。

なぜイチローは大リーグで宗教家に例えられるのか?



オフシーズンでもイチローは毎日一人、球場で簡単な野球動作をするのだそうです。ベース間をランニングしたり、簡単なフライを捕ったり、軽いスィングでのバッティングです。

それも1時間もしない、30分ぐらいで終えることもあるそうです。

シーズン最終戦が終えれば、そそくさと飲みに行ったりバカンスに出発する他の大リーガーを意に介せず、イチローはシーズン中と同じ生活リズムを崩さないのです。

だから修行僧(修道士)のようにイチローは見られているということ。

でもはたしてイチローは修行僧のような心理で、毎日球場にいるのでしょうか?

イチローは繰り返す行為でマインドフルネスを実行している



私のイチローの見方は、全く違います。集中力を最大に高める場所がフィールドだから、毎日そこに居ると言うだけ。

観客がいようがいまいが、チームメートがいるかどうかなどは眼中にないのです。

イチローは自分に集中しているからです。

イチローのような一流プロ選手にとって、打って、走って、捕るという一連の身体の動きは無意識での行為なのでしょう。考えて動いているようじゃアマチュアでも下の下。

きっと一人で練習していても、イチローの脳内では満員のスタンドの歓声と、攻守の同僚や敵チームの姿が見えているはずです。

そして「内なる声」にひたすら耳を澄ましているのです。

立つ・歩くという単純な行為中に集中できるか?



 イチロー流のマインドフルネスを実行するのは、無意識の行為中に集中すればいいのです。

ポケモンGOは若者はもう飽きたようですが、中高年にはいまだに人気なのだそうです。

何故か?

それは散歩でもスマホに意識を集中するという行為がとても新鮮であり、擬似的なマインドフルネス(脳の活性化)状態だからだと私は考えています。

集中先が自分ではなくスマホになってしまった、いわゆる「スマホ脳」(Google脳)ってやつですね。

電車に乗って中高年が一生懸命スマホをいじっているのを横から見てみると、なんとオンラインゲームでした。苦痛な通勤電車の意識を逸らすためなんでしょう。

こういう人は老若男女問わず多いですね。せっかくのマインドフルネスの時間をスマホに意識を向けて、脳力を無駄遣いしているなあ。

揺れる電車は最高の瞑想環境



私のマインドフルネスの方法は簡単です。両足で立つ、ただそれだけ。
考えているけど何も考えていない状態をリラックスして、30分から1時間そのままでいる。

けっこういろんな考えが浮かんできます。毎日の習慣なので、止めるとリズムか崩れます。

座禅を組んで目をつぶる必要はないのです。どっか一点をずっと眺めていればいいのです。

ただ突っ立っているのは電池の切れたロボットのようですから、私の場合バランスボードといった小道具を使いますけどね。

ちょっとした段差とか、鉄パイプの上とか、周りを見渡せばいくらでもあるのです。
とても集中できて頭がスッキリしますよ。

(追記)
自分に集中するのが瞑想ではないと最近感じています。

逆に自意識を消しさることが、マインドフルネスなのだと実感しています。

時間感覚がとても曖昧になるのです。嫌いな授業やわかりにくい講義などでは一分一秒が長く感じますが、私の集中時間は逆に一時間二時間があっというま。

その間は何も考えていないのに、次から次にアイデア(啓示?)のようなものが沸々湧いてくるのです。行き詰まったときにはとても助かります。

嗚呼、宇宙に活かされているのだなと実感する瞬間です


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放射線の安全基準に科学的な根拠は全くない(放射能のタブー) 
Friday, November 25, 2016, 11:44 AM
11/25 晴 10時 浅草での空間線量は108ベクレル/立法メートル

昨日お問い合わせがあり、安全性についてお話をしました。

ブログでも少しお話をしたいと思います。

まず放射線の主な単位にシーベルト(Sv)とベクレル(Bq)というものがあります。

シーベルトは線量当量という換算値です。
身体全体に放射線が照射された場合を想定して、影響のある部位とあまり影響のない部位の影響度を加重平均で求め(等価線量)、さらにそれを線質による影響度合いで補正の計算を加えた単位が線量当量という20年前あたりから使われはじめた単位です。

何を言っているのかわからないでしょ?

簡単に言えば、身体に悪影響が出るであろうと推測した放射線の熱量を1として、それを一層現実的(?でもないが)な補正(αΒγといった線種の違いの補正)をした単位が線量当量(Sv)です。

じゃあ1というのはどのような症状かというと、目に当たれば白内障になる確率が高くなる、腹部に当たれば下痢しやすくなる、長期的には癌の罹患率が高まるかなと予想される放射線の強さを1Svとしたのです。

あくまでもこれぐらいならという推定による上限で、それを元に1000分の1、百万分の一という補助単位をつけたmSv、μSvという値が多く用いられています。

さきほど申し上げましたが、シーベルト(Sv)はカロリー(Cal)やジュール(J)という熱量単位の仲間です。

熱量とは物体をどれだけ温められるかというエネルギーを表わす単位ですね。

物質を(実際に)空気中で燃やして得られる数値を人体への消化吸収に用いている、このカロリーという単位もまったく根拠がないのですけどもね。ここではこれには言及しません。

過去ログ:食事制限で用いられるカロリー(Cal)ってなんだ!?とんでもない単位だった

身体が受けた「熱」で影響を評価している時点で既におかしい



たとえば、40度のお風呂に毎日1時間漬かる人は、体温より3度高いお湯から熱を受けていると考えましょう。
それを一年間続けたら3×365=1095℃/年もの熱を受けたと、あなたは考えますか?

1000℃といえば鉄をも溶かす温度です。
「そんな高温に身体が触れるのは危険極まりない!」

体温以上のお湯に浸かる習慣は止めさせろ!これからは水風呂だ



落語にもならないような、アホな論理です。

蝋燭の炎は手に触れれば火傷をしてしまいますが、それを近くで手をかざせば暖かい。
ずっと手をかざしていれば、やがて大火傷して手はただれてしまいます・・・んなことあるかい!

でもね、原発反対論者はおろか放射線防御を専門とする人々にもいるんですよね、こんな論理で安全性を語るアホが。

積算線量が危険だ、命が危ない、被曝で日本人は全滅だなどなど無責任にデマを垂れ流している輩はごまんといます。

積算という概念は写真フィルムの感光で被曝量を推測していた名残



昔は半導体の簡便な計測器がなかったのです。大がかりなガイガーカウンターを作業従事者すべてに括りつけるわけにはいかないので、銀紙で包んだ白黒フィルムを服に貼付けていたのです。

3週間後に回収して、それを専門会社が現像して(放射線が当たると黒く感光する)身体が受けた放射線の強さを推測していたのです。
原子力発電所では平成あたりまで使われてました。安価な手段なので広く使われていました。

積算数量というのは毎日回収して現像できないから、苦肉の策で生み出された概念です。

こんな昔話を聞きました。
薄い銀紙にフィルム片を挟んだだけなので、作業時に破れたり、よく無くして怒られたそうです。
だからほとんどの原発作業員は作業前にどっかにしまっておくのだとか。それで回収日には、しれっとした顔で渡すのです。
誰もこんな原始的な方法を信用はしていません。

今はもうちょっと高感度の蛍光物質を胸ポケットに付けさせられます。そしてこれは器械に差し込めばすぐに数値が出ます。

1年という長期で積算するという概念が荒唐無稽(こうとうむけい)なのです。

ベクレルとは一秒間に放射能崩壊する原子の数



フライパンにトウモロコシの粒を入れて炒ると、ポンポンとポップコーンになりますよね。
その弾けるコーンを数えるような行為がベクレルという単位です。

かならず「一リッターあたり」とか、「一立方メーターあたり」の数値です。

これを省いて報道されることがほとんどです。

福島第一原発では100ベクレルの放射能汚染水が〜と報道されていましたが、そのニュースを聞いていた私の知人(放射線作業者)が

100や1000なんていう端数は『汚染』なんていうレベルじゃねえ!


とテレビ画面に向って毒づいてました。

分母の水一リットルははたして、いくらの水分子や溶け込んだ原子があるでしょうか?
(水の1モルは18gですから、1リッターでは333モルです。それにアボガドロ数を掛けた数が水分子の数になる)

答えは2×10の26乗個(200ヨタ)の水分子(H2O)が水一リットルにはあるのです。

つまり100や1000、万、億、兆ていどのベクレル数では、限りなく、きわめて限りなくゼロ(無限小)なのです。

せめてギガベクレ(10の9乗)、テラベクレル(10の12乗)いや、ペタベクレル(10の15乗)あたりなら『汚染されてるかも?』と報道すべきだと口角泡を飛ばしています。

私もそう思います。

どこの地下水でも100〜1000ベクレルは通常でもあるのです。ラドンや溶け込んだミネラル成分でアイソトープ(放射性同位体)は一定割合必ず含まれているのです。

かつて全国の水道も検査しろと無知な議員が訴えていましたが、全国の水道局が真っ青になったそうです。
だって地方では山の湧水をそのまま引いた簡易水道が多くあります。そんなのを実測したらそれこそ数万ベクレルは普通に出てしまうからです。

全国調査の話はウヤムヤにしてしまいましたけど、それが正解です。アホが騒ぐだけですから。

このように放射線の労働基準というのはピント外れもいいとこです



旧労働省の役人が適当な学者の意見で適当に線引きしたのです。このツケがいまだに巡っているのが日本の原子力工学や放射線医学なのです。

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IT企業とはつまり新手の広告業なのである 
Thursday, November 24, 2016, 04:13 PM
11/24 雪 10時 浅草での空間線量は106ベクレル/立法メートル

ぼた雪が降り続いています。ただいまの外気温は1℃です。それでも都心は積りませんね。

FMラジオがほぼ一日中仕事場には流れているのですけども、ツイッター(twitter)で企業広告をやりませんかというラジオCMが流れていました。

私はTwitterを使ったことはないのですが、あるテーマのタグを付けて短文を投稿すると、それに対して関連する短文が連なって返信されるという仕組みとのこと。あらためて解説するまでもないですね。

不特定多数に対して、能動的に同意や反論を得ることができる手段です。

ツイッターのCMはその仕組みに、広告を打つことが出来ますよと訴えています。

キーワードやテーマを登録すれば、有料でCMを発信者に対して流すと言うこと。

GoogleもYahooも検索ワードを拾って、マーケティング手段として販売していますから、ツイッターも当然だろうと思います。

ただはたしてツイッターを使っている人ってそんなに多いのだろうか?馬鹿発見器としてニュースを賑わせていましたが、今ではあまり周囲にツイッターを使っているという人は見かけません。

情報を自動的に蒐集したいという職業(か趣味)の方には便利なツールであることはわかります。

スマホにはメディアとしての代替機能はない



スマートフォンはラジオやテレビに取って代わるものでしょうか。もし取って代わるものであれば、ツイッターに広告を載せるのも悪いことではないと思うのです。

しかし、私自身のスマホの使い方を鑑みてみると、とてもじゃないがテレビラジオの代替とは成り得ません。

たとえば天気を調べるにもアイコンをクリックしなければ、勝手に表示してくれることはない。

ツイッターも自分が何かをつぶやきたいという衝動が生まれたときに、アイコンをクリックしなければツイッターのコミュニケーションには加わることはできません。

スマートフォンは何でもできるが、アプリを起動しなければ何も流れてこないということ。

えっ当たり前だろって?

でもツイッターのユーザーが頻繁にアプリを起動してくれるという保証はなにもない。ひょっとしたら一言つぶやいただけでアプリを使わないかも知れません。(それが私なんですけどもね)

スマホはチャットとメール、検索ぐらいしか使い道がない



これはこれで道具としては十分なんですけども、25年前に使っていたMacintoshと何が違うのか?というとたいして違わない・・・
メール(パソコン通信、社内メール)、ワープロや図形ソフト、そしてゲーム
強いて言えばgoogleの機能が出先で使えるということがスマホの強みぐらいか。

iPhoneは元々はメディアプレーヤーiPodに通信機能が付いて、PC的な使い方ができるようになったというだけの製品ですから、音楽を聴くなどの目的を持って使う小道具(gaddet)です。

レンズも付いてますが、この機能と組み合わさってスマホが勝手に話しかけてくるデジタルカメラなんてのは、誰も欲しくはないのです。いや、ここを撮れとか構図が悪いとかいちいち指示してくれる方がよいか(笑)

それでもIT業界は広告屋の夢を見る



ツイッターのラジオCMを聞いてみて、ああIT屋というのは概ねこういうシノギを狙っているのだろうなということがわかりました。

無料で使わせて、プッシュ型の広告を打つ媒体として地位を目指すということ。

私の結論を言うと、その方向性はとても危険を孕んでいます。思想やプライバシーに土足で入り込む行為だからです。

たとえば病歴や家族構成などで勝手に健康食品や入学祝いなどのパンフレットが送りつけられたらどう思うでしょうか。

自分がツイッター社によって丸裸となっていることがすぐにわかるでしょう。

利用者はあっという間に減るか、利用を控えるようになるでしょう。だから今以上に利用者が増えることは考えづらいのです。

OSが人工知能となればスマホはコンシェルジュとなる



しかし、現在のOSが人工知能に置き換わって、ネット情報を収集してくれるようになれば、また話は違います。
プライバシーはスマホ内にだけ留まり、スマホ自体が能動的なツールとなれば、もうこれはスマホではなく、ロボットというか分身になります。

10年20年後にはきっとそのような物になるでしょうね。自分の代わりに電子書籍を読んで、かみ砕いて教えてくれるとか、参考図書や資料を自動的にスマホが教えてくれたら、生活は一変するでしょう。

その時になったら、インターネット広告も考えましょう(笑)
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ダンピングとは焦土作戦であり、死なばもろともという悪手の極み 
Wednesday, November 23, 2016, 01:15 PM
11/23 曇 10時 浅草での空間線量は100ベクレル/立法メートル

本日はこれからみぞれ混じりの雪となるそうです。11月での積雪は50ウン年ぶりなんだとか。

興味があり、産業史を少し調べています。

1900年(明治33年)の前後は、まぎれもなく産業革命以降、重工産業で世界を制覇していたのはイギリスです。大英帝国の鉄工業、造船業、機械産業では群を抜いていたのです。

当時のシェフィールドで鍛えられたナイフを持っているのですが、とても良い鉄なんだなあ
切れ味抜群!

イギリスは日本の人口の半分程度です。1900年頃の英国の総人口は300万人ぐらいしかいなかった。(現在でも600万人)

すなわち大量生産での市場は国内にはなかったのです。

だから製造品はほとんどが輸出となり、貿易相手は植民地です。
ただ植民地でも無尽蔵に買い入れることはできるわけがありません。

いくら経済的に格下とはいえ、自国生産できるものは生産設備だけを輸入して、国内生産を目指す動きも当然生まれます。

1920年(大正9年)頃から国力を蓄えはじめた米国が重工産業を育成しようという姿勢で、一方的な英国から米国への輸出に翳りが見え始めていきます。

イギリスの国内産業も変革期で、大小の企業がどんどん合併していき、最終的にはイギリス国内の重工業はほんのいくつかの資本傘下となってしまいます。

たとえば自動車メーカーのほとんどは合併されてブランド(バッヂ)を付け替えただけとなります。部品メーカーのみならずオートバイも自転車も配下となります。

巨大資本の大量生産体制が確立されると、自由貿易相手であったアメリカへの輸出に依存していきます。フランスやドイツは保護貿易国ですし、イギリスも輸入には厳しい制限をしていました。保護主義ではない相手国となるとアメリカか植民地しかなかったのです。

やがて損を覚悟で輸出までして、アメリカ市場に工業製品を雪崩れ込ませるようになっていきます。これが第一次大戦後から大恐慌前あたりまでがイギリス工業のピークでした。

アメリカで発展した自動車産業に対して、その他の軽産業や中小規模の産業が育たなかったのです。
一方ではウォールマートといった流通産業が巨大化していきます。
鍋釜といった生活必需品は作れずに自動車関連や航空、軍事産業だけが発達したので、アメリカの工業体系はとてもいびつになのです。

元々はイギリスの工業が寡占(モノポリー)なので、相手国の産業の芽を踏みつぶしてでも輸出を優先します。
競合国(イギリスの場合は特にフランス)よりも低価格を提示して、一気に市場を占有するのです。

イギリスのダンピングにより、フランスやドイツも価格競争に巻き込まれ、やがてヨーロッパは不況に見舞われていくのです。

第二次大戦前は金余りモノ余りで、生き残った企業はわずかだったのです。
結局イギリスの老舗ブランドはダンピングでブランド価値も失い、安物製品に取って代わられていきます。

工業というのはこのような輪廻となるのは、不可避なのでしょう。

日本の産業が中国(台湾含む)に移り、低価格品によりデフレを世界中にひろめて、そしてみんな不幸せになる。

これから世界が保護貿易に政策転換していくのは、歴史をみれば一目瞭然です。

戦後はイギリスの産業が一気に衰退していきました。いまや発祥でありながら鉄道も発電所も自前では作れない国なのです。

言うまでもなく、イギリスの轍を踏んでいるのが、我が国ですし、中国です。

トランプが保護貿易と日米二国間協定にこだわるのであれば、歴史は繰り返すまででしょう。
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「プロフェッショナル」なんか目指すな! 
Tuesday, November 22, 2016, 12:43 PM
11/22 晴 10時 浅草での空間線量は98ベクレル/立法メートル

昨晩あまり観ない番組ですが、点けっぱなしのテレビでNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を観ました。宮崎の魚卸業での目利きと奮闘で、ああこうして高級レストランが成り立っているのだと知りました。

まあ食べに行くことは一生で何度あるか、ないかもしれませんけどね。

世間で知られていない人物(と職業)を取り上げることは興味深いのですが、なんかこういう一本気こそ仕事の本道であるとして視聴者に演出して見せられることにあまり感心しません。

そりゃ包丁を握っているシェフだって、魚を獲ってくる漁師だって真剣勝負ですわ。
この番組が根本からどうしようもない点は

職人気質=プロフェッショナルという勘違い甚だしいNHK



プロフェッサー(Professor)が形容詞となってプロフェッショナル(Professional)となっているのです。プロフェッサーとは高等教育の教授や指導者という意味です。

Oxfordで引くと、Professionalは「職業的」という意味が第一義で、そこからそれに準じるほど有能(上手)であるという意味が派生しています。

<プロ>ボクサーというように金を稼ぐ手段という蔑視的な意味もあります。

Oxfordの定義ではこれだけです。

自分流に解釈すると

プロフェッサーとは弟子(生徒)を抱えている人物



なわけで、こういう面から言うと副島隆彦はProfessorであり、日々の商業活動がProfessionalなわけです。(私は自称、副島隆彦の弟子ですから)

一匹狼はどんなに技能が優れていても、職業人なわけです。

すべての職業人は”プロフェッショナル”ではない



つまり、こういうこと。まあサラリーマンであっても、弟子を抱えてそれで指導料や会費を徴収しているのであれば、”プロフェッショナル・サラリーマン”と自称してもよいかもしれませんけどね。

課長や部長といった管理職は”プロフェッショナル”じゃないですからね。組織体系で部下がいるというだけですから。もっとも今では部下のいない管理職が大半でしょうけど。

一方的な都合で”プロフェッショナル”を強要する日本社会



私が”プロフェッショナル”という日本人が使う言葉を唾棄する理由があります。

25年前バブル崩壊直後で、社会人になりたての24歳前後の頃、よく言われたのが「”プロフェッショナル”な仕事をせえよ!」です。

つまりはお金をいただけるだけの仕事をしろということ。

これはこれで道理があるのですけども、それがいつのまにか「おのれ一人で稼いでいけや」という上司や先輩の突き放す意味となっているのです。

管理職がこういう台詞を吐けば、その真意は「もっと稼いで俺を楽にさせろ(昇進させろ)」という身勝手な意味となっていくのです。

若いときは早く一人前になって、意地の悪い先輩や上司のようになりたいと思ってました(笑)

今、この年齢になってそんな台詞を吐かれたら「うるせー馬鹿死ね!てめえのために働いているんじゃねえ!」と怒鳴り返すでしょうね。

たちが悪いことに、給料の10倍稼いで一人前だとか、売上いくらとなれば人並みだとかなんとか、特に営業マンは在籍している限り永遠といわれ続けるのです。このブログをお読みの方はたぶん納得されるでしょう。

プロフェッショナル=「金を稼げる技能」(もしくは滅私奉公の姿勢)



猿なみの脳みそが集まったところで、プロフェッショナルな人物が現れるわけがないのです。
馬鹿は馬鹿を自認して生きていかねばならないの(泣)

そういう前提で大小の企業が経営されていたのです・・・1970年から1990年頃までは。男女出会いの場としての役割もあり、それが結束力の源泉であったのです。

日本人が勝手な解釈をした”プロフェッショナル”はかつて強みの源であったチームワークや組織力を根こそぎ潰してしまったのでしょう。

大企業だと総合職という海外ではよく理解されない職種の括りがあります。何でもやらせるというだけの意味。
一般職とは誰でもできる(一般的な)仕事をやらせるという意味。

採用条件がめちゃめちゃ曖昧なのに、いざ働き出せば”プロフェッショナル”に成れ!と強制されるのは、まったくおかしな風潮です。

まあ日本土人という猿の集団に加わってしまったと考えれば納得できるかな・・・。

以下日経ビジネスonlineの特集記事を読んで、不幸せを生み出す構造に悲しくなりました。

日経ビジネスonline

「残業大国」は変われるのか



若者を過労自殺に追い込む「平成の悪しき産物」(2016年10月)
深刻化する組織社会化過程の欠如


学校が「残業するサラリーマン」を育てている?
奈良市立一条高校 藤原和博校長×都立両国高校 山本崇雄教諭(2016年10月)


NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の感想に戻りますが、登場人物はおしなべて研究熱心なんですよね。

損得勘定がなく、真摯に取り組む姿勢を”プロフェッショナル”であるとNHK側は称賛しているのでしょう。(しかし英語でのProfessionalにはそんな意味はない)

挨拶代わりに「勉強させてもらってます」とか「勉強になります」と言われることがあります。

大阪商人が言えば「商売にもっと精進します」という意味か、「勉強=値引き」という意味ですから、文意で適当に受け流しましょう(笑)

打ち込めることを探す過程が勉強であり、突き詰める行為が学問である



勉強と学問はどう違うのかと考えてみると、勉強は手当たり次第、数撃ちゃ当たる式、総花的といった気の向くまま、興味の範囲を広げる行為だと思うのです。

学問というのはひたすら掘り下げることだと私は考えるのです。
門があるということは、そこに門弟が集まるという構図です。門弟がいるということは指導者がいる。この指導者がProfessorです。
だから学問とは英語ではacademy(アカデミー)なんですよね。

「人生、すべて勉強です」



こういう陳腐な言葉はよく耳にしますし、私もよく使います。

でも、本来は思考の柔軟さであって、頑なな態度ではありません。

勉強とは頑なな態度を守り通すことではないのです。私の大嫌いなインテリ馬鹿が一番勘違いしているところです。

”プロフェッショナル”な人とは、大学の研究室にいるような浮世離れした人たちを指すのであって、誰もが”プロフェッショナル”を目指してはイケナイのです。

葛飾北斎は浮世絵のプロフェッショナルだったのか?
いえいえ、腰を落ち着けて大家となった画家ではありません。この浅草を家賃が払えずに30回以上も引っ越ししただらしなく、ちゃらんぽらんな人なんです。
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「属国」根性の官僚に食い潰された鳩山由紀夫元首相 
Monday, November 21, 2016, 11:41 AM
11/21 曇 10時 浅草での空間線量は98ベクレル/立法メートル



昨日は大手町の三井住友ホールで開催された副島隆彦の学問道場定期講演会に参加してきました。今回のゲストは鳩山由起夫元首相です。写真の左から副島隆彦先生、鳩山由紀夫氏、進行役は「ジャパンハンドラーズ」の中田安彦氏です。

AIIB(アジア開発投資銀行)理事会に出発直前に関わらず、30分の講演と3時間近い対談をされました。

鳩山氏は冒頭に、首相時代にヒラリー・クリントン国務長官と会った感想を述べられました。才女である片鱗を言葉の端々に感じられるのだが、一方で高圧的かつ人種差別的なニュアンスも感じたそうです。

もしヒラリー大統領となったら一層の従属姿勢を要求されただろう


とのこと。坊ちゃん総理ではとうてい歯が立たないよと危惧されたそうです。

鳩山由紀夫氏は東大工学部卒業後はスタンフォード大学へ留学し、オペレーションリサーチ(OR)理論で博士号を持つ数学者なのです。専修大学の経営学助教授であったこともあります。

オペレーションリサーチとは第二次大戦中に指揮系統や兵站(へいたん:兵器や食糧の物流)の効率化を目的とした研究です。

クリティカルパスという最短経路を数学的な解析で求める応用数学の一種で、コンピュータで実用的な技術となりました。

今では私たちがあたりまえのように使っているカーナビ(Car Navigation)です。

息子さんも交通工学の研究者ですから、学者一族なんですね、本当は。

1993年(平成5年)に新党さきがけを結成し、1996年(平成8年)に旧民主党を、1998年(平成10年)に新民主党を、2003年(平成15年)に自由党と合併し代表幹事となり、2009年の政権交替で93代内閣総理大臣となります。

たった8ヶ月の短命政権の訳は



当時の岡田克也外務大臣と北澤俊美防衛大臣の変節だと鳩山由紀夫氏は捉えています。

幹事長であった小沢一郎氏の日本の駐留米軍は第七艦隊だけでよいという発言からと、鳩山首相に判断が委ねられた沖縄海兵隊辺野古移転問題に関して、日米間がとても敏感な頃です。

外務省官僚の病的に異常なほどの対米依存という精神構造が元凶だ



鳩山由紀夫氏が結党当時から掲げるアジア共同体構想に岡田克也と北澤俊美は官僚による工作(説得)で心変わりをしていったのです。

移転先が演習場から60マイル(96辧鉾楼脇發任△襪戮靴箸いο青瓦蓮外務官僚の勝手な作文であったと暴露されています。

実際海兵隊はヘリコプターや飛行機で移動するので、移動距離はあまり大きなファクター(要因)ではないのです。

しかしひたすらヒラリーのご機嫌をとりたい外務省と防衛省は「忖度」(そんたく:先回りしてゴマをする行為)に明け暮れているというわけ

アメリカ海兵隊側としては沖縄にはこだわらないという姿勢であったにも関わらず沖縄駐留は外務省の絶対的な路線であって、その路線を変える鳩山由紀夫氏は官僚たち(特に外務省)からの総攻撃を受けることになります。

外務省・防衛省はアメリカ国防総省側に鳩山は「反米」主義と報告する



あきれちゃいますよね、霞ヶ関の省庁はどこの国のためにあるのか?
自国の首相を他国に売り渡すという国賊行為を平然とやる国がこの地球上にあるのか?

鳩山氏は穏やかに話を続けられます。スタンフォード大で学び、アメリカ人に知己がある由起夫氏のどこが「反米」主義となるのか、まったくわからないと首をかしげています。

首相就任時に米国側は反米的とはみていなかったはずです。なぜならちゃんと海兵隊の撤退まで交渉のテーブルに着いていたからです。経費負担に苦しむ米国としては規模の縮小や撤退は米国側にも都合のよい話だからです。

属国根性の官僚がジャパンハンドラーを使い海兵隊撤退阻止をさせる



驚いたことに、どうかこのまま米軍は日本に末永く駐留してくださいと頭を擦り付けているのが外務省の連中だと言うこと。

こんな馬鹿な話があるかいな!

ジャパンハンドラーの代表であるジョセフ・ナイ(クリントン政権時の補佐役)に鳩山は危険人物であるかのように吹き込んでいくのです。そのカウンターパートは外務省北米課長であった岡本行夫なんだろうなあ。

首相にはそのような官僚の工作は全くわからない



副島隆彦先生や中田安彦氏の質疑で、たしかにそういえばそのような動きだったのかもしれないということ。つまり政党のトップとなってみれば、官庁の有象無象の動きは全くわからなくなるのです。

首相や大臣には官僚たちから情報遮断されてしまう


事務次官とか大臣補佐たちから伝えられる(統制された)情報のみとなるのです。

そして発言はすべて補佐する官僚を通して発表されます。

余談ですが、宮沢喜一と同じく英語が堪能な鳩山氏は英語での会談は問題はないのです。しかし、必ず外務省の通訳官が同席して日本語で返答しなければならないのだそうです。

あのオバマとの会話での「Trust me」は念押しの常套句であって、別に何もおかしな話の流れではないのに、なぜか揚げ足取りに使われたのかは理解できないとおっしゃっていました。

首相答弁は官僚とぶら下がり記者らで良いように曲解していく



鳩山由紀夫氏は政界から離れて、現在は東アジア共同体研究所を設立して、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の国際諮問委員に就かれています。

なぜAIIBの委員指名を受けたのか?

AIIBは中国の習近平総書記が掲げたスローガン新シルクロード計画「一帯一路」が、アジア共同体理論と大きく重なっているからです。

海上交通と陸上交通による開かれた文化経済圏が「一帯一路」である



もちろん鳩山由紀夫氏でも、AIIBが中国主導で中国経済力の起爆剤であることは百も承知です。

よく考えてみれば、鳩山由紀夫氏はオペレーションリサーチの専門家です。

経済交流が強く結びだしていけば、国家のイデオロギーは希薄化していくだろうという強い思いがあると、私は感じました。

AIIBの国際諮問委員にはアメリカ人も参画しています。
トランプは実務主義ですからひょっとすればAIIBへの参加を突然表明するかも知れません。

そのときになって卑屈な「対米従属根性」の外務官僚、地検特捜部(CIAの犬です)はどれほど狼狽えるでしょうね。

安倍ちゃんはション便ちびって、すぐさま北京へ飛んでいくでしょうね。就任前のトランプにすっ飛んでいくぐらいですから。

トランプとの対談をいの一番に行ったと自画自賛している外務官僚と安倍首相に鳩山氏はちょっとあきれてました。

はたして独立した国家のトップの姿なのか?とね



現在の民進党は野田佳彦が幹事長となっていますが、鳩山氏からみれば、自民党の別働隊です。
鳩山氏が先日テレビの討論番組に出た際には、民進党議員からは東アジア共同体という言葉は党理念ではなく、鳩山由紀夫氏個人の考えであり、

東アジア共同体に民進党は一切関与しないと断絶宣言


されたそうです。

自民・民進どちらの議員も属国根性丸出しで呆れるばかり


と嘆いていました。これが現職国会議員の現実なのです。
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エントロピーという物理概念で解くアジア 
Friday, November 18, 2016, 12:10 PM
11/18 晴 10時 浅草での空間線量は76ベクレル/立法メートル

論理的に日本と海外との関係を観る視点の手がかりはないのかと思い、ふとキーワードがいくつか頭によぎりました。

それはエントロピーという物理概念



なんでこの言葉が頭に浮かんだのかは、わかりませんが同時に「不可逆性」というキーワードも一緒です。

エントロピーという概念の例えでは、よくコーヒーに注いだミルクが上げられます。

かき混ぜたコーヒーに注いだミルクは、すぐに均一に混じり合ってしまいます。これがエントロピーが高い状態といいます。

エントロピーは低くなることはなく、増加する。
そして閉じた系では、どこかで平衡状態になります。

もともとは熱機関(蒸気エンジン)が発明された18世紀から考えられて、19世紀に確立された物理の概念です。

加えられた熱エネルギーからどれだけが出力となるという考え方が元です。

熱力学という工学分野で生まれた概念なのですが、この概念はちょっと哲学的でなかなか理解しづらいのです。

このエントロピーという概念が面白いのは、かならず一方通行の関係だということ。

たとえば37度の体温の男性が、手の冷たい36度の女性の手を握れば女性の手は温まります。

しかし女性の方が体温が低いとすれば100人の女性が両手で一生懸命男性の手を握ったとしても男性の手は温まりません。

太陽の表面温度は6000度といわれていますが、宇宙空間で巨大な鏡をもちいて太陽熱を集めても焦点では6000度を越えることはない。

熱は一方通行で必ず高いところから低いところへ流れるからです。

これがエントロピーという指標の考え方。エントロピーがゼロというのは絶対零度です。
絶対零度という温度はこうして設定されました。熱エネルギーが全くない状況。

エントロピーは必ず増大する一方方向



そのエントロピーは最後はどうなるのか?というと宇宙に放出されます。

私たち生物が出す排気熱で地球が温暖化していくにしても、太陽の輻射熱や人類が排出した熱は最後は大気から宇宙へ放出されていくと言うこと。

どっかで平衡状態になるとすれば、それはエントロピーの行き着く先の状態(無秩序)となったということ。

熱もエネルギーも移動しないということですから、局所的に熱い場所も冷たい場所もないという状態です。(平衡状態といいます)
分子や原子レベルでも成り立ちます。それどころか人口移動といった社会科学にも当てはまります。

エントロピーは近代思想への変遷まで当てはまります



べつに私だけの考えではなく、社会学者や哲学者にまでエントロピーの概念でモデル化を試みているのです。

キリスト教に基づいた西洋思想の行動原理はすべてエントロピー増大(すなわち人間の欲)を是としています。
一方で東洋思想(つまり中華思想)はエントロピーの抑圧を是とする考え方で対照的であるということ。

なぜ東洋と西洋ではこのような違いがあるのかというと、中世ではともに封建制であっても、中国は易経で政治が決まっていたからという説があります。

そして天変地異や不作の原因はすべて支配者にあるとされ、災いを招く支配者は討ち滅ぼせとなります。
おなじ天(GOD)がすべてを支配しているという概念があっても、その責任者はあくまでも人間というのが東洋的な(呪術的)思想です。

それに輪を掛けて被支配者側には道教という宇宙観があります。
儒教とも共通ですが「天人合一(てんじんごういつ)」という自然と人間は区別はないという延々と我々日本人にも息づく考え方です。

自然界と人間に壁を作り上げたのが西洋思想であれば、人間は単なる存在物(object)であり自然に支配(subject)されていると考えているのがアジア共通の思想です。

権力も富も人口も集中と分散の繰り返し



エントロピーで社会科学を論じた本は図書館や書店で検索すればいくらでも出てきます。

経済学から地球温暖化対策までテーマは多岐に亘ります。

そしてどれも、これだ!という根拠はなく、情緒的なものさえあります。もっともこれらの問題は科学の対象ではなく、政治問題なのですから、いくら科学的な論証を掲げてもあまり意味がない。

均衡状態(混沌とした混乱)になるまでエントロピーが増えるのは自然の法則ですから、貿易摩擦にしろ地球温暖化という問題(が本当にあるとしても)何もできないのです。

一極集中型(高エントロピー)は無駄が多いので、分散処理(低エントロピー)にしましょうというのが、現在の国際政治の潮流です。
例えると、大きな発電所一箇所よりも、家庭や地域で小さな発電所を作れば送電ロスも需要にも細かく対応できると言うこと。

しかしエントロピーを減らすことは絶対不可能



地球環境を石器時代にまで戻すということと同じです。
しかし、解決策としてはキリスト教に基づかない思想、つまり儒教的な東洋思想(天命が人それぞれにあるという非合理な思想)は低エントロピーな思想であると言えます。

ところが本来低エントロピーの国家であるソビエト連邦が崩壊し、中国が開放政策という皀┘鵐肇蹈圈爾飽楾圓靴燭海箸如∪こ状況が変化していきます。

熱いところから冷たいところへ熱が移動するように、覇権が揺らぎだしています。

世界が多極化ブロック化しても、エントロピーは増え続けます。日本のように鎖国でもしない限り。

もしくは世界経済が中庸、そこそこで満足という各国の身の丈にあった経済規模こそが善という考えにまで、現状が変わらないかぎりエントロピーの膨張を止める手段はありません。

ドナルド・トランプがアップルなどの多国籍(無国籍)企業を牽制しだしたことは良いことだと私は思います。
アメリカのドルが強くなり、株価が上がり、FRBは金利を引き上げを予定しているということからも、正しい政策だと思います。

賃金が安い国で作り、高い値段で売るという「エントロピー増大商法」のモデルをぶちこわしていくということ。

低エントロピー経済は地球にも人にもやさしい経済です。極端な例が地産地消です。

そのような世界経済になるためには、どの国の通貨でもない仮想通貨が国際決済での主軸通貨であるべきでしょう。

トランプはドル覇権を放棄する方向に向うでしょうか。トランプは不動産屋ですから実物主義なんです。

そこに私は期待しています。また中国の経済膨張もいつかは止まります。(すでに縮小状態にあるかもしれない)

インターネットによって情報も集中型から分散型へと一気に変貌しました。
全世界の人間が発信側にもなれるのです。

そのときに東洋思想の真価が発揮されると思うのです。アメリカ一国の覇道世界ではなく

将棋盤やチェス盤のような世界状況になると予想します



つまり混沌(カオス)の状況が、実は一番エントロピー的には平和な状況なのです。

”エントロピーの散歩道”(井口雄哉 海鳥社 1994)という本を読んでいます。
エントロピーと思想を絡めた説明で、とてもよくわかりました。

関連ログ:宇宙は膨張していない(エントロピーという学問のでたらめ)
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シリアで一足早い年末大掃除がはじまるようです 
Tuesday, November 15, 2016, 12:13 PM
11/15 曇 10時 浅草での空間線量は81ベクレル/立法メートル

櫻井ジャーナルによると

ワシントンポストの報道ではオバマはISIL幹部たちの殺害を指示したということ。つまり政権交代前に口封じを実行するようです。

オバマはアルヌスラ戦線の幹部たちの皆殺しを指図した


Obama directs Pentagon to target al-Qaeda affiliate in Syria, one of the most formidable forces fighting Assad

オバマ米大統領はシリアで戦う手先のアル・カイダ系武装集団幹部を殺害するように命令との報道
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611140002/

次の記事にはアメリカ主要都市でおきている反トランプデモはジョージ・ソロスによるものだということ。カラー革命の背後には必ず投資家ソロスがいると言われています。

米国で反トランプのカラー革命が仕掛けられ、EUの有力誌もトランプを罵倒する支配層の危機感
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611140000/

その手法をアメリカ国内にも使い始めたということ。
そして援護射撃としてアメリカのメディアも、煽動してトランプへの圧力を高めています。

株式市場で追い詰められつつあるソロス



イギリスのEU離脱が国民投票で決まり、反グローバルを掲げるトランプが次期大統領となったことでユダヤ人のソロスが相当な危機感を抱いているということ。

ロックフェラーと共通の危惧はエネルギー需要の急減



世界の経済指標が今年から悪化の一途で、世界的なリセッションがいよいよはっきりしたということ。

ソロスは慈善団体への寄付と称してヒラリー支持の財団への大口寄付者であり、民主党の選挙も資金面で支援しています。

参考Web:MONEY VOICE 英国EU離脱でも中国でもない、ジョージ・ソロスが怯える「第3の危機」
http://www.mag2.com/p/money/15580

ロックフェラーとソロスが窮地に立っているということは、イギリスのEU脱退とトランプ大統領の登場はとてもよいことです。

グローバル経済を牛耳るデイヴィッド・ロックフェラーは101歳、世界の通貨と株価に影響力を持つジョージ・ソロスは85歳です。

この二人が資産整理をしているというのが副島隆彦先生の見立てです。
巨大グローバル企業の合併はそのような流れでおきているということ。

銀行同士の合併から始り、財閥内での統合、財閥外との合併が加速していきます。重工や石油化学ではすでにそのようになっています。

産業革命の発祥地イギリスはなぜ没落していったのか?



1760年代に蒸気機関で世界の工場となったイギリスは200年に亘って世界経済の中心となりますが、1975年鉄の女のことマーガレット・サッチャーの登場で一気にイギリス工業は下火となります。いまではみる影もない。

グローバル企業の先駆けであったイギリスの代表的な重工企業は、当時まだ新興国であったアメリカへ鉄鋼製品や工業製品をダンピングしていきます。価格競争に巻き込まれたドイツやフランス企業も打撃を受けて不況が蔓延していったのが、第一次大戦、第二次大戦の布石です。

その反省から製品の輸出ではなく、資本の輸出へと経済政策に舵を切ったのがサッチャーです。
40年後にはその揺り戻しでイギリスがEUから離脱したのですから、まさに40年周期で時代は変わっていくのです。

2020年が決定的な世界潮流となっていくでしょう。たとえばドルの基軸通貨が薄れ新たな通貨が誕生したり、EUの崩壊とNATOの解散、世界のブロック経済化、多極化による大国の消滅もあるかもしれません。

膨張の一途だった国家や経済がブラックホールのようにどんどん小さくなっていくということ。
日本の人口で2020年には1億2千万人、2040年には8千6百万人となります。つまり4割弱の人口がいなくなります。
多かれ少なかれ時期がずれて世界の人口も2/3になっていくでしょう。

多極多様な時代へと戻っていくのです。
嗚呼、歳をとるのが楽しみだw
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