人類の最終兵器(ultimate weapon)は殉教精神(martyrdom)であることを知る 
Wednesday, November 18, 2015, 04:17 PM
11/18 晴 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル

私は仏教もキリスト教でもイスラム教も新興宗教でもとくに偏見はないほうだと思っています。
というのも、宗教は教祖がいて信者がいるという構成はどれでも一緒だからです。
そして、その信仰という行為の恐ろしさも感じています。

一方で、企業という利益組織も疑似宗教のようなものだとも思っています。

人気ドラマ「下町ロケット」の帝国重工も絶対的なトップの意向をそのまま受け継いで、佃製作所の特許技術を獲ろうとします。対する佃製作所も社長以下団結して、嫌がらせに対抗していきます。
大なり小なり、社会とはカリスマや指導者、リーダーがいて、人が集まっているのですから、どれも宗教的な片鱗はあるのです。

顕著なのはネットワークビジネスとよばれるネズミ講の集まりや、自己啓発系セミナー、そしてワタミに代表されるような洗脳を施す企業です。とくに保険会社の内部は新興宗教とかわらないです。

またその営業マンらがこぞって参加するような自己開発セミナーでも大声で目標を連呼させたり、売上優秀者を壇上で派手に称賛して、高揚感を湧かせるクサイ演出。裏にいるのはヤクザ顔な面々なんですがね。

「和算の誕生」平山諦(ひらやま あきら)恒星社厚生閣 1993年

この本は、鳴海風氏の初期の作品「算聖伝 関孝和の生涯」(新人物往来社 2000年)の元ネタ本です。

過去ログ: 幕臣開国派にも幕府解体を目指す派閥と幕府存続で近代化を目指す派閥がいた

明和8年(1622)に禁教令で処刑されたカルロ・スピノラ(Carlo Spinola 1564-1622)、そして弟子のジュゼッペ・キアラ(Giuseppe Chiara:遠藤周作『沈黙』のモデル)という宣教師がヨーロッパ数学を日本に伝えたという平山諦氏の考察を元にした小説が「算聖伝 関孝和の生涯」(鳴海風)です。

スピノラというイタリアの数学者(天文学者)でもあるイエズス会宣教師は、1604〜1611年までは京都天主堂で数学の講義をしています。しかし禁教令で明和8年(1622年)に長崎で処刑されます。

一方スピノラの弟子であるキアラは江戸小石川に切支丹屋敷に幽閉されます。やがて苦悩の後に棄教して日本人名となります。
そこで関孝和に数学を教え、和算の大家となります。
出版物は多く残しても、出生や墓も不明なことが多いことからも、孝和は隠れ切支丹であったのでしょう。

この本を読んで感じることは、信仰という信念の強さです。
海を越えて、過酷な一生を終えたのですが、その宣教者達が残した知識が江戸時代から日本にもしっかりと根付いていったということ。

いきなり突然日本にも天才が現れたわけではないのです。

その背後にはかならずなんらかへの信仰が潜んでいるということ。

「クアトロ・ラガッツィ」若桑みどり 集英社文庫
「みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記」星野博美 文藝春秋



どちらも信長の時代の天正遣欧使節を題材とした本です。ちょうど鎖国へ向う時代で、帰国した伊東マンショらに秀吉は過酷な人生を与えます。
同じく国内キリスト教徒にも棄教をすすめ、信仰を止めない者へは弾圧を加えていきます。

へぇ信仰で命を落とすことがある時代だったんだねと、日本人はのほほ〜んと構えていますが

現在でも信仰を貫いた結果、死ぬのはしかたないという感覚が世界の認識

このことを肝に銘じておかないと、グローバリズムだ海外雄飛だと、外国にいったところでこてんぱんにやっつけられるでしょう。

フランスのテロは、フランス人が信仰する「過激リベラル主義」とイスラム的「秩序主義」の衝突の結果です。
一国内で相対する思想が並立したら、どちらかが殲滅されるまで対立は続くでしょう。中庸なんて結末は絶対無い。

フランス人は表現の自由を楯にいつまでも、イスラム主義を皮肉るでしょう。
それで爆弾を仕掛けられて、殺されても、

それは犠牲ではなく「殉教」なのですから



中東の難民が流入すれば、ヨーロッパ内で民衆の対立が起きるのは必然とも言えます。

宗教のPower(戦力)は、精密誘導ミサイルといった最新兵器の有無では計り知れないものだと思えます。
最後には数が多い奴が勝つのですから。

私は、神道、そして変質した(インドとは全く違う)仏教といった日本独自の宗教があることが、良かったと思っています。
もちろん江戸時代以前は仏教といっても僧兵を抱えた好戦的集団だったのですけども。

イスラム過激派(IS)のテロ活動に対するニュースを眺めて思うのですが、どの放送局もなぜベルギーやフランスといった先進国の若者がイスラムの考えに染まってしまうのかをわからないようです。

覆面でナイフをかざすジハーディー・ジョンという英国人の存在も、なぜ過激派になったのかはわかりません。
貧しい若者とかアラブ系の若者だからと、判然としない解説に終始しています。

弱者救済を掲げるキリスト教はほんとうは弱者救済などしない!



こういうことをずばりと指摘する人はいません。
私はいくらでも言いますよ。

キリスト教会は大衆を騙しているとニーチェは主張した



キリスト教は世間に蔓延する社会的弱者の負のエネルギー、すなわちルサンチマン(強者への恨みつらみ)と同情の力を勢力と支配拡大に利用したとニーチェは指摘しました。

だから、いくらキリスト教にすがっても、その先には絶望しかありません。となるとその受け皿として、イスラム過激思想がはびこることになるのです。

人間はそれほど弱い者であり、逆に新たな信仰を手に入れた者は、これほど手強いものはいないということです。

過去ログ:ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 適菜収著
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本日は酉の市でした 
Tuesday, November 17, 2015, 04:02 PM

今年は11月5日、17日、29日とあります。本日は二の酉です。
熊手を裏手で売っています。暗くなってからが本番ですが、混み合うのが嫌いな人は朝から行きます。
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なぜオレオレ詐欺(振り込め詐欺)はなくならないのか? 
Tuesday, November 17, 2015, 01:06 PM
11/17 晴 10時 浅草での空間線量は16ベクレル/立法メートル

先週から70代、80代の年寄に関わってしまって、ああ認知症とはこういうものかという経験をしました。

10年ぶりに仕事で会ったあるご老人(80代後半)、私の顔をみて「ロクさん、ひさしぶりだなあ」ロクサン、ロクサン・・・

ところがいつのまにか、「ちょっとクロさん、こっち手伝って!」
誰のことを言っているのか、最初は気づきませんでした。

ところが奥さんにも「クロさんが手伝いに来てくれた」と話しています。
取引先にも「黒田」と紹介してました。いつのまにか黒田となっていました。
夕方帰宅するまで、クロさん、黒田さんと言い続けてました。

面倒なので何も言わなかったですが、いったい私を誰と思っていたのでしょう。
お子さん大きくなったよね〜と話しかけてきましたし。

肉親なら暖かく見守らねばと思うでしょうが、ああ、こういう日常生活は普通に過ごしているように見える老人がいるから、振り込め詐欺が無くならないのだなあと思います。

軽い痴呆がはいると金払いがよい

ということ。

これはいいことでもあるのですが、たとえば誰かに立替えてもらったりしても、きれいに忘れてしまいます。

この年寄もクルマの注油で細かいのがないから、ちょっと出しといてと言われて立替えても、翌日には他人が支払ったことをきれいに忘れています。これぐらいになったら、運転も仕事もやめた方がいいのでしょう。

一昨年預けてあるものを、昨年取りに行ったら、受け取ってないし、倉庫にも見あたらないと強情に主張して、難儀しました。周囲の人も、本人が預かってないと言っているから、私(六城)の間違いだろうと相手にしてくれません。

偶然見つかったからよかったものの、親しい間柄で痴呆が始まると、たいていボケてる方は信じ込んでいるので、どうしようもない。

ある会合で呑み屋でずいぶん気前よく払っているのですが、数日後尋ねると、個人でずいぶん払っていることを憶えてない。
ご相伴した相手は得したでしょう。(本人はワリカンだと思ってます)

振り込め詐欺はこういう痴呆ぎみを狙ってくるのだなと思います。

実際に弟が入院したから、入院の初払い分をすぐに振り込んでくれという電話ですぐに15万円を振り込んだそうです。
その弟はべつに入院していないので詐欺にかかったと(そのときは)思ったそうですが、

自分が痴呆と認めたくないから、誰にも言わない



警察にも届けず、諦めるのです。

なんで私が知ったのかというと、ニュースで詐欺にかかった老人の話が流れていて、「実はおれもさ・・・」とぽろっと口に出たから私が知っただけです。

とりあえず請求書が回ってきたら、払うという条件反射になっちゃうのですね。
そしてすかっと忘れる。運良く肉親が気づけばいいのですが、こうやって埋もれた詐欺が横行しているのではないかと思わずにはいられません。

(追記)今思えば、お二人とも共通点があります。それは不要品を捨てられないこと。
90近いご年配者は、とにかく手の届く自分の周りに荷物を置いて、結局身動きできなくなっていること。ちゃんと片付ければ広い作業部屋なんですが、そこらじゅうに空き段ボールや空容器が転がっているので奥に進めません。
もう一人の方は、とにかく捨てることにことごとく反対します。穴の開いたザルや欠けた包丁などがあるので、処分しようとしたら、真っ赤になって使っていると強情に反対しています。持ち主がそういっているからいつまでも片づきません。

不要品が捨てられなくなったら認知症を疑え!


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宇宙の始りは「無」だったのか?今でも「無」を問い続ける科学 
Monday, November 16, 2015, 11:16 AM
11/16 晴 10時 浅草での空間線量は17ベクレル/立法メートル



ノーベル物理学賞の梶田隆章氏の所属する研究施設の「スーパーカミオカンデ」がある岐阜県神岡鉱山にはKAGURAが完成しました。

建設費は155億円とされています。

重力波の検出で155億円は安いもんだ



つくったが動いてない高速増殖炉「もんじゅ」の年間維持費もそれぐらいじゃないかな。
こんな金食い虫のガラクタ造って血税を垂れ流しているよりは、よほど有意義な使い方です。

長周期の重力の揺らぎ(水素原子一個分のずれ)を検出することを目指しています。

これで空間の伸縮が計測されれば、宇宙の始りが一点の爆発から始まったという仮説が立証されることになります。

ただし宇宙の始りの前の段階はわからない。何もない空間とはなんだという400年前の科学者達が問い続けていることでまたぶつかってしまいます。

ここからは私の推測です。

ビッグバン前の状態(すなわちゼロ)を数学的には「特異点」(とくいてん)と言いますけども、時間軸を直線で考えれば、両端にある究極のゼロと無限を考えねばなりません。

工学ではどう考えるか?というと、無視します(笑)
そんな無駄なことは考えない。授業で質問するのもタブーです。

アインシュタインの着眼点は時間と空間は伸縮するというアイデアを持ち込んだこと。
だから新たな次元軸を持ち込めば、宇宙の始りと終りは始りと終りではなく、単に通過点となってしまうでしょう。

高校あたりまでは、方眼紙にグラフを描いたり、x軸、y軸といった座標に数式を書いてイメージする訓練をやります。

ところが二乗してマイナス1になる虚数(imaginary number)という概念を使うと、なんでも円になってしまいます。三角関数は波模様のですが、x軸、y軸に投影してみると、行ったり来たりするだけのフラフラする点にすぎなくなるとも同じ事。

虚数では特異点(ゼロや無限)が無くなっちゃうんです。
我々の住む世界の運動が、ぜんぶ球体の表面の動きになっちゃうのです。

飛行機がなぜ飛ぶのかというと、虚数の方程式で表わすと、「渦」となるからです。
虚数の世界ではぐるぐる渦巻きは力なので、これを計算すれば最適な翼の形状が得られるのです。

このように数学の発展を知れば、

宇宙空間に始りも終りもネーよ


と考えます。

大げさに宇宙の始り、その前はどうであったか?など捉えていますが、案外虚数のような新たな概念が発明されれば、数式ではどうってことはない遷移状態だと思うのです。

虚数では、ゼロも無限も、球体の極点(地球で言えば北極・南極)という点です。

だから宇宙に一生があるとしても、くるっと回って行くだけなんじゃないかなあ。

飛行機に乗って日本からヨーロッパへ向うときに、北極点付近を飛行しますが、ずっと北向きに飛んでいたら、いつのまにか南に向っていたというだけのこと。

宇宙の始りはない、ずっと連続した状態である


というのが、私の宇宙観です。

だから私はアインシュタインに対しては少々批判的です。
たとえば、4乗でマイナス1になる数といった新たな概念を誰かが考えついて、特殊な世界に投影したら、表も裏もなく、前触れもなく全部変わってしまうような世界です。(たぶん似たような考えを数学者はしているでしょう)

トランプのカードをめくるように、もしくはコインを転がしてパタッと倒れて、全部座標軸から時間軸まで一変する世界。俺はそんな気がしてます。

創造の神なんかいねーよ。すべて連続して繰り返されるだけだ


という私の宗教観があるからでしょう。
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医療保険制度は歯科医の技能向上を妨げている 
Sunday, November 15, 2015, 03:15 PM
東大医学部でさえ美容整形が脳外科や心臓外科よりも大人気なコースなんだとか。歯科は不人気です。(とはいえ国公立は授業料が安いから難関に違いはありませんけど。私学の歯科や薬学科に行ってもペイしません。)
理由は簡単、稼ぎが極端に良い/悪いからです。
そして医療過誤で訴えられることが低いからです。何よりも、医療保険点数よりも技術料として稼げるからです。

美容整形はどこの大学医学部卒かよりも、術例がすべてです。腕がよいかどうかだけの実力です。
大工となんらかわりません。

歯医者だって本来はそういう職業だろうと思います。
削る、埋めるといった指先の器用さが求められる点では、歯科技工士と同じです。

つうか歯科技工士と歯医者の違いって何だ?
麻酔注射ができるかどうかぐらいの違いしかないんじゃないの。

歯科医が「職人技」が正当に評価されない医療保険制度の弊害と、それゆえに保険外診療を医者自身も勧める原因です。

開業歯科医は将来性のない業種とも言われています。

しかし、海外では歯科医は美容整形の範疇になっているそうです。歯並びの矯正で男も女もやってます。歯並びの良さはステータスなので、ある程度の収入や地位になったら歯並びを整えるのだとか。

J.F.ケネディーも大統領出馬を見据えて歯を矯正していましたね。

ちょっと古い話ですが、アメリカでは近眼治療、歯、美容整形の治療先として、メキシコが大人気だそうです。メキシコで近眼のレーシック治療は片目が数万円、両眼でも6万円程度で受けられるということで、円高時にはメキシコへの美容整形パックツアーがあったそうです。いまでもあるのかな。

医療と一括りにせず、技能分野は、それで評価する仕組みにすべきだと私は思うのです。

「技術立国」の看板を掲げながら医療分野は相変わらず「技能軽視」です。


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100%国産、新型パワー&スリムベルト(ラジウムベルト)はご期待下さい! 
Sunday, November 15, 2015, 01:47 PM
11/15 曇 10時 浅草での空間線量は21ベクレル/立法メートル

現在、新型の腰ベルトの試作を繰り返しております。
そしてだいたい完成に近づいたので、少しだけ公開します。

色が上着から透けないことで、白に変更されています。それよりも、その素材がメッシュでありながら、収縮性がある柔らかい特殊素材を全面で採用しました。
これは大手のサポートメーカーでしか入手できないものです。

素材が特殊なら、加工も難しい。ミシンも専用の治具を製作しました。

ここ下町はまだ職人さんがいる(しかし超高齢)



職人さん(おばあさん、おじいさん)達が苦労して仕上げてくれたのが、これです。
旧製品とくらべて、収縮素材が全面となったのでフィット感アップ!そして立体的な縫製となっているので、運動しても腰ベルトが棟側へずれることがありません。

何よりも薄くて軽い



通気性も抜群ですから、夏でも快適です。
女性でも男性でもお勧めできます。


旧型と比較してみます。基本的にサイズは同じですし、ラジウムラバーの形状も同じです。

全体に収縮性があるので、中締めの幅広ゴムは無くなっております。

これが素材も日本製、縫製も国内で作られたのです。包装・パッケージはまだこれからですが、なるべく現行よりも低価格を目指すために、簡易包装を予定します。

来年、桜が咲くまでには・・・

ご期待下さい。
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義務教育の多様化は賛成だが、そもそも義務教育制度はいらない 
Friday, November 13, 2015, 02:31 PM
11/13 曇 10時 浅草での空間線量は21ベクレル/立法メートル

私は日本の義務教育制度に対して、ネガティブな感情があります。自分が学校嫌いあったからか、危惧も抱いています。半世紀近く生きた経験から言うと

大部分は大人になってもバカはバカ(笑)


その集合に私も含まれているから、みなさまお怒りにならないで下さいね。

感情や雰囲気(いわゆる空気ってやつ)でつき動くちっとも知的とは思えない大衆。
そして三つ子の魂百までと申します通り、年の功をちっとも感じさせない、エスプリ感ゼロの年寄ばかりが長生きして困った状況です。

パレードの法則(二八の法則)どおり、国益にも芸術・学術にも寄与しているのは全国民の20%であとは無駄飯食い。
でも、これは仕方がない。自然の法則(Natural Rule)ですから。

私が不満に思っていることは

有能な20%を優遇し、もっと育成せよ


ということ。その20%からさらに精錬して世界に通用する数人の天才が出ればそれでいいと思っています。

ある建設現場で黒板の前に数人が頭を捻っていました。破壊試験の「壊」が書けないと言うのです。みんなでこんな字ではとか、言い合って、結局は携帯でそれらしい字を探して、書き順めちゃめちゃで書き殴ってました。大手ゼネコンの社員ですよ。中学生でもこれぐらいの漢字は書ける。

領収書をもらう場合でも、私の名前の「じょう」は「お城」です。江戸城、大阪城、姫路城の「しろ」です、と自己紹介しているのに、う〜んわからないから書いてとボールペンを手渡されることもよくあります。

義務教育でほんとに中学まで出ているのだろうかと不思議でなりません。それでもメシを喰っているのだから何も問題ないです。小数計算ができなくてもレジを打てば税込みで表示してくれますしね。

テクノロジーは頭と身体が弱い人のためにある



きつく危険な労働や、高度な知能を要求されないまでに文明が発達したのだから、あとは機械のオペレーターで指示通り動かせれば、それで十分です。見渡せば頭を使うよりも身体を使う仕事の方がはるかに多いです。

六城ラヂウムもやっていることはAmazonと何も変わりません。

私自身も愚人と思っているので、私が他人に教えるとか、指導するなどという立場になるということも考えられません。
また学校で教えられるということも大嫌いです。

自分の頭で考えた結論だけが、自分の財産です。思考は他人にとやかく言われる物ではないからです。

その反面、天才級の人には敬服します。たとえそれが高校も中退していようが満足に義務教育も終えてない人でも。
たとえば囲碁将棋、絵画、音楽、スポーツなどなどでいますね。

天才は悪く言えば社会不適合者ですからね。群れませんし、周囲と同調しませんし、協調性などありません。
そういう人を育てる指導者や師匠も、はっきりいっちゃあどっかネジが飛んでいる人です。

あっ副島隆彦先生と小室直樹博士を思い浮かべてしまった。
副島先生、すいません、けっしてこれは本心<です>。

私は「広く浅く薄く」をモットーとする公教育には大して期待していませんし、ますます不要に感じています。

勉強したい奴だけ通わせて、暴れて授業妨害をする子供はさっさと追い出した方が、全体のレベルが上がります。

事実、東京や神奈川の公立学校は全く人気がない。
東京の都立高校なんざ、渋谷や新宿の盛り場で悪さをしないためにかっこっておくだけの場所だからと、東京都の職員までが言いはなっている状況です。知能は十二歳ぐらいで分数の計算ができない高校生なんてフツーです。

それでも身体はってりゃ生きていけるのですから良いのです。

その身体さえも動かせないのならば、戸塚ヨットスクールのようなフリースクールで鍛えればいいのです。ちなみに私は戸塚ヨットスクールの戸塚宏氏は先見があり有能な教育者だと思っています。お会いしたことがありますし、ヨット合宿所にも訪れたことがあります。

問題児(引き籠もり・家庭内暴力)は脳の障害であって、治すには本能を司る「脳幹」を鍛えれば自然と治癒するという論法を実践した人です。名古屋大学ヨット部の戸塚は一目置かれていたと、他大学のOBセーラーが話してくれました。Wikipediaを読むと、1975年(昭和50年)沖縄海洋博・太平洋横断レースの優勝者でもあるのですね。

義務教育は「生きる(live)」「生きのびる(survive)」算段を教えれば十分だ



あとは親の考えです。
才能がある者にはどんどん依怙贔屓して、貧乏人の倅は国や企業がスポンサーとなればいい。
キリスト教圏では「才能は神の贈り物」ですから支援は当然ですし、妬むようなことはしません。

かたや日本は80%の愚民が20%の足を引っ張るという「ねたみ・そねみ・ひがみ」文化です。

平等を連呼する教育者による教育制度ほど非効率な仕組みはない



国力をそぐ、国家全体の不幸を自ら招いているとしか、私は思えません。

異才を育てる育成制度は幕末・明治には充実していました。
江戸時代より新進的な藩主や豪商達、そして幕府による知識層(インテリ)の育成土壌があちゃんとあったのです。藩校に蛮書調所(開成所)、あと緒方洪庵の適塾といった私学です。そこに本当の日本を担う人材が育てられていったのです。

悪しき「平等主義」で教育自体が崩壊している



「学校外で義務教育」18年にも新制度 自民慎重派容認
小野甲太郎、石井潤一郎2015年11月13日05時01分

 不登校の子どもたちがフリースクールなど小中学校以外で教育を受けた場合でも、義務教育の修了を認める議員立法を自民党の議員連盟がまとめた。野党も大筋で同意しており、超党派で来年の通常国会に提出する。法案が通常国会で成立すれば、2018年4月にも新制度がスタートする。

義務教育の場、選択肢拡大 フリースクール法制化
 法案名は「義務教育の段階に相当する普通教育の機会の確保に関する法律案」。全国に約12万人いるとされる不登校の児童・生徒のうち、いじめなどで学校に通えない子どもの学習を支援するのが目的だ。法案が成立すれば、義務教育の場を学校に限った1941年の国民学校令以来、教育制度の大転換となる。

 法案では、不登校の子どもについて、保護者が市町村の教育委員会に対し、「一定期間、学校に在籍したまま学校に出席させないことができる」よう申請。教委が認めた場合、原則では籍を置いた小中学校での卒業をめざしつつ、フリースクールや、学校復帰のために教育委員会が設置する教育支援センター、家庭学習など学校外での教育も認める。

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居酒屋「和民」とマクドナルドは潰れろ、クロネコヤマトは支持する 
Thursday, November 12, 2015, 01:43 PM
11/12 曇 10時 浅草での空間線量は25ベクレル/立法メートル

NHK教育でよく見る100分de名著は「サルトル」を解説していました。それを眺めながら別のことを書きます。

街中でよく見かける「和民」とマクドナルドが大赤字になっているという記事を読みました。

居酒屋「和民」は渡邉美樹という強欲カリスマ経営者を頭に拡大してきました。20年近く前、週刊ダイヤモンドの連載ではじめてしりました。居酒屋チェーン養老の滝から始めて、飲食ビジネスで成功を治めてきた経緯で、それは単行本となり、自己啓発書として結構読まれていたと思います。

今読めば、とても気持ち悪い本です。
自己啓発がブームで、「自分が願い、それに邁進すれば、成功を収められるのだ!」

当時はOLも含め誰もがMBAだ、新たなビジネススキームだ、やれ海外留学だ、社会人入学だと自分の新たな「自分探し」に熱心でした。

70年前第二次大戦後に流行った思想で「実存主義」というものがあります。ジャンポール・サルトルが唱えた、「実存は本質に先立つ」(自分で今の状況を選び取らねばならない。人間はそのように造られている)という提唱です。

なんで反響を呼んだのかというと、自分を決めるのは環境でも、親でも、ましてやキリスト教の神でもなく、自分であるという、なんか当たり前な話です。

しかしこれは無神論(atheistism)の一派だからです。無神論者とはほぼテロリストや破壊主義者と同意です。
だから「嘔吐」(1938年)という小説で有名な作家でもあったサルトルの演説は、聴衆の度肝を抜いたのです。

この破壊主義的(リベラル的)思想が、なぜか90年代から2000年あたりにかけて、ビジネス書で流行るのです。
リストラクチャリング(restructureling)が流行語となり、それが定着するにつけ不安につけ込んだのが、サルトルにつながる「望む自分になれる」というオカルトめいた思想です。

私もコンピュータ相手の仕事をしていましたから、「今の状況はおまえが(無意識に)選択しているのだ」と言われているようで、「自由な存在でありながら身を堕としている」(だからこそ向上すべき)と言われているようでした。

薄っぺらなビジネス書、自己啓蒙書、代表格は青春出版社「Big Tommorow」やプレジデント社「President」だろうなあ。
日経新聞のテレビCMも同じ流れですね。

私から言わせると、日経新聞ほど生きて行くのに不要な新聞はございません(笑)。あんな紙を読んでいる平社員を私は憐れみますよ。ビジネス雑誌も同様で、どこの企業が売上高何兆円だとか知っても何の役にも立ちません。今思えば

明治文学の古典をしっかり読む方が一兆倍ましです



私が日本の思想は、流行ったときにはすでに時代遅れだと言っている理由です。

過去ログ:悲壮なことに日本人が「進歩的」と思っていることは既に時代遅れである
http://www.rokujo-radium.com/blog/index.php?entry=entry151107-121736

哲学をしっかり知っておけば、ワタミの渡邉美樹、ホリエモンこと堀江貴文、IT業界のいかがわしい面々・・・が破壊主義者であることがわかるはずです。

そして破壊主義者たちはまた新たな破壊主義者(もしくは自分自身)に滅ぼされる運命にあります。

サルトルとボーヴォワールが実行する、結婚しない男女関係、性別関係ない(ホモレズ)恋愛といった他者に束縛されない生き方は、戦後の新しい生き方としてフランスで反響をよび、いまでもその思想が続いているようです。

・・・反吐が出る世界 まさにサルトルの「嘔吐」です。

アルバイト社員に自己啓発的な洗脳を施して、自分意志で企業目標に邁進させる手法の代表格として叩かれているのが、ワタミとマクドナルドと言えます。

もっともこの手法は、80年代に急伸したリクルートが先鞭なんですけども。

そして元を辿れば、大戦後に広まったサルトルの過激破壊主義:リベラル思想を逆手にとったことが理解できるでしょう。

破壊主義は自己崩壊していく運命にある



子供を持たない女性が子育て女性をバッシングするように、神格化した経営者に忠誠させてロボットのような人材育成をする企業をニートたちが叩くように、我々の本能がこれらの状況にNOを突きつけ始めているのです。

そして内部から崩壊していく。
ワタミとマクドナルドを眺めていると、レベルの低い人材しか残らず、客層も悪くなり悪循環はこれからも続くでしょうね。いい気味だ。

あと本日の朝日新聞に、クロネコヤマト(ヤマト運輸)の社長名で意見広告が掲載されています。

日本郵便の株式上場で、正式に民営化されてしまったわけですが、いまだ郵政省時代の「郵便業務」法律が残り、日本郵便は事業所税や固定資産税の減免といった優遇措置を持ち続けているのです。

そして日本郵便は「郵便業務」と「宅配便貨物」の区分けをあいまいのままにして、宅配便貨物業への拡大を図っています。
信書を運べるのは、日本郵便のみとした、旧態依然の法律を楯に、クロネコヤマトや佐川急便といったメール便も扱う業者を排斥してきたことに強く懸念を示しています。

なにせ「信書」の定義が総務省の窓口でも即答できないし、文面で区別するという恣意的な欠陥法律が幅を効かせている状況に危惧を抱かれています。

私も、クロネコヤマトの利用者として、(遅配といった問題はあったが)メール便の廃止は残念に思っています。

旧郵政省時代の法律を維持させて、税の投入もありながら、自己都合よく解釈している日本郵政には私も憤ります。

翌日配達の全国網を完成させたクロネコヤマト(ヤマト運輸)が創造者であり、その領域を明治から続く特定郵便局と多数の郵便配達夫を抱え、金融業も行う日本郵便グループが浸蝕する行為こそ、破壊活動だと思います。

この先、競争激化で質が落ちていくのではないのかと、私はすこし危惧しています。というのも昔と比べて郵便配達のレベルが落ちてきたように感じているからです。ノルマを背負わされて余裕がないので、ポストに突っ込まれていたり、ひどく濡れていたりするのをみて、ああ、日本郵便もこのレベルになったかと思うことがたびたびあるからです。

公平・公正な競争ができない企業に未来はない


官僚主義で内部も公平公正な競争がないから、結局は自壊していく運命なのです。

検索キーワード:マクドナルド:

副島隆彦の経済講演会@有楽町朝日ホール
一日一食か断糖主義か? めんどくさいからどっちもやってみよう!
中国への進出企業は人質も兼ねた権力道具(マクドナルドの見せしめ処刑)
ビッグダディをついつい観てしまった (リバータリアン vs クルーグマン)
第4の波 大量消費時代が終えたあとにはどんな世界がやってくるのか
マクドナルドの正体 株主と社員を喰いものにするこれぞユダヤ商法



過去ログ:
ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 適菜収著
「何のために勉強するの?」哲学なき社会の弱さ
スピリチュアリズムとは無自覚な土人宗教です
「夢」はいつから抱くものになったの? 「夢」の濫用にもの申す
夏目漱石の宗教観とインターネット空間が無法地帯であること
思考停止に陥る危険な言葉・・・それは馬鹿が拝む「ナントカの『神様』」
私は憐れむことには飽きた (旧約聖書エレミヤ書15章6節)
幕臣たちの明治維新 徳川幕府は新政府よりも劣っていたのか?
あなただって立派なフリーメイソン思想なのです
こりゃ面白そう!完全セルフサービスのお葬式「0葬(ゼロさい)」
善良という仮面をかぶる悪魔たち (偽善を臆面なく述べる奴らはサタンである)
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社会主義が持続しない理由 (「資本論」では労働者も資本の一部である) 
Wednesday, November 11, 2015, 03:00 PM
11/11 晴 10時 浅草での空間線量は26ベクレル/立法メートル

『いま生きる資本論』(佐藤優 新潮社 2014/7)は昨年出版された本で、佐藤優氏の講義をまとめたものです。
それを副島隆彦先生が解説されています。
http://www.snsi.jp/

「1565」 佐藤優(さとうまさる)著『いま生きる「資本論」』(新潮社、2014年)を基にして、カール・マルクスの『資本論』について語る(2) 2015年11月7日
「1564」 佐藤優(さとうまさる)著『いま生きる「資本論」』(新潮社、2014年)を基にして、カール・マルクスの『資本論』について語る(1) 2015年10月30日


カール・マルクス『資本論(Das Kapital)』は1867年に第一巻が刊行されています。ちょうど明治維新(1868年)の一年前です。
これほど有名な本ですが、日本人でも特に左翼リベラルの人たちも読んでいない。経済学部でもあまり扱わないのではないのでしょうか。
マルクス「資本論」は社会主義者のバイブルのように崇められているにもかかわらずです。

私も読んだことはありません。

それを佐藤優氏と副島隆彦先生の解説を読むと、全然想像とは違います。佐藤優氏の言葉を使えば、資本家になる人が読むための本だということ。そして資本の動きに巻き込まれていく雇用者(会社員)、労働者は将来どうなるのかという未来を予想した書物なのです。

物質的に満たされれば人類は争うことなく幸福になれる by マルクス



この内容に触発されて社会主義(Socializm)運動が拡がり、1917年(大正6年)に貧乏人(労働者)により良い暮らしができるようにと、更に過激な共産主義(Communism)を掲げたソビエトがレーニンとトロツキーの革命により実現したことになっています。

ところがソビエトの理想主義はすぐ数年後には崩壊して、レーニンの粛清による監獄国家となります。つまり革命の理想はすぐに頓挫しています。

資本家(企業経営者)とその下で働く労働者では圧倒的多数が労働者ですから、数で競えば資本家が負けるに決まっています。
ところが、中小零細も合わせた経営者たちが、そこで雇用されている社員やパート、アルバイトを喰わせています。

ここで思い出されるのが、先日書いた「パレードの法則(二八の法則)」というやつです。
過去ログ:パレードの法則はVWグループでも現れていた

労働人口の20%が国民総生産の80%を稼ぎ出している

と仮定すると、20%の国民が自分以外の80%を喰わせていると言い換えてもいいかもしれません。20%が資本家とか経営者とか上級の会社員です。

それでは、資本家階層を追い出して、100%労働者層にしたらどうなったか?というのが共産主義という壮大な実験です。
それには搾取する資本家を追い出して労働者自身で生産すればよいではないかという無邪気な考え方です。

さて、工場や農場といった生産現場では労働者層が100人集まっても、結局は働く20人と何もしない80人に別れてしまいました。
ロシア人形マショトリーシカのように、いつまでも28の法則は追いかけてきて、結局はいつまでも生産高が上がらないという状況に陥ってしまったのです。

きれい事をいくら言って、働き蟻だけ集めても、全体の利益を生み出すのはたった1/5の働き蟻です。
こうして結局は資本家の勝利に終わるのです。

マルクスは資本(お金)が利益を生むシステムを解説しただけ



資本家の存在が良いか悪いかなどとは言ってはいないわけで、「資本論」では経営者は資本(お金)を設備や原料、そして雇用した労働者に変態(Metamorphosis)させていく過程を解説しただけなのです。

だから社会主義政権となって、労働者を助けろ、守れといったところで、助けるための生産性(つまり稼ぐ手段)がないわけです。

みんな俺は弱者だ、社会福祉を充実せよと口々に叫んだところで、それじゃあ稼ぐのは誰?と矛盾がすぐに吹き出てきます。

お金はたんまり経営者の懐にあるだろ!と労働者たちは言うでしょう。

副島先生は価値(value)には三つあると文中で解説されています。
1)販売価値(sale-value):店頭で売られている商品の値札のこと
2)使用価値(use-value):所有することや使用することで生まれる価値(例:女性の持つダイヤモンドやブランド品、仕事のトラックなど)
3)交換価値(exchange-value):仕入れて加工したり、小売することで生まれる価値(例:八百屋の野菜や料理店)

私が付け加えるならば、お金にも二種類あるということ。
1)消費価値:使ったら二度と自分の所には巡ってこないお金
2)再生産価値(原資):巡り巡って自分に戻ってくるお金

この2つの言葉は私がいま造った言葉ですが、ひょっとしたらすでに経済用語かもしれません。

つまり労働者が持つお金は消費価値しか持たないということ。
ところが資本家が持つお金は、巡り巡って戻ってくる性質のお金です。運が良ければ何倍にも何十倍何百倍になって帰ってくる。これをたぶん経済用語では「将来価格(価値)」と呼んでいると思います。

資本(Capital)とは鮭や鮎のようなお金のこと



これは経営者や私のような零細業者なら、肌身に感じるでしょう。
労働者階層というのは、一生このような感覚とは無縁です。

結局、物質的に満たされて労働者が生涯幸せに暮らせる未来は、資本家のお金を食い潰したことで来なくなってしまいました。というのがロシア革命の顛末です。

マルクスの資本論を正しく読んでいれば、そんな失敗には陥らなかったのになあと佐藤優氏と副島隆彦先生の解説を読んで感じます。

昨晩のNHKクローズアップ現代では、非正規職員(パート)を追っていました。

10年間品質管理?かなんかに携わっても解雇された、栄養管理士の資格があるが3年以上の雇用期間の壁があり勤務を続けられないという不安感などなど・・・つまらないので消しました。

雇用者の40%が正社員ではない世の中ですから、こんな事例は山のようにあるでしょう。

なんで自分で仕事を創り出そうとしないのか?というのが私の漠然とした思いなのです。専門技術があるのならば、自分で看板出して独立すればよいのにと思います。

これはサラリーマン時代からづっと感じていたことで、他人の指示の仕事は面白い面白くないという感情論ではなく、自分から行う仕事の方がずっと効率的で高付加価値であるということです。

働き蟻でも実際に働いて喰わせてくれるのが20%しかいません。80%は蟻の巣の女王蜂のまわりにうろうろいるだけなんだとか。

自分が20%の蟻だという自覚があるのならば、なんで(賃上げや雇用条件の)交渉をしないのだろうなあ・・・。
考えを伝えること(口で言うこと)はタダなのにさ。

私はサラリーマン時代に、上司と人事部相手に一人で給与の交渉をしたことがあります。
4年勤めてベアゼロ、新入社員の方が基本給が高かったのです。こんな馬鹿な話があるかと。

赤提灯に飲みに連れてかれて、丸め込まれそうになりました。このとき労働組合のない企業はダメだと思いました。もちろん人生の無駄ですから長居は無用です。

労働者は資本家にとっては資本の一部にすぎない



マルクスの資本論では、労働者も資本の変態(Metamorphosis)なのです。
それで、労働者から搾り取った(exploitation)労働から価値が生まれ、お金を得るのは資本家、経営者たちなのだとしています。

しかし、副島隆彦先生は、マルクスの『搾取(exploitation)』は合法であるということ、そしてこれは社会規範でもあることを日本では知られていないと言います。

そりゃコンビニ店長に時給1500円くれと言っても、いや1200円しか出せないと言われれば、それで働くしかない。(20代の私のように)
雇用者と被雇用者との合意が成立しているからです。
嫌々ながら安月給でも働きますというのが、人間社会の枠組みでは認められていることなのだと。

150年前から、雇用者と労働者の関係は変わらず、ずっとこのままであるということ。
それを搾取(exploitation)というのはおかしいのです。

本当の「搾取(exploitation)」とは国家による収奪(税)のことである


マルクスの偉いところは、企業家と労働者が搾取されるという関係ではなく、本当の搾取する悪は宗教であ、その筆頭のキリスト教団(イエズス会)を糾弾したことにあります。

公家か坊主のような集団により支配されている地域が国としてそびえ立っていることを、搾取の仕組みとして烈しく反対したのです。

過去ログ:文化の日だから哲学者を格付けしてみた
ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 適菜収著
変質したリベラリズムとパノプティコン化する国家

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坂本龍馬の話題二題 
Tuesday, November 10, 2015, 12:20 PM
11/10 雨 10時 浅草での空間線量は26ベクレル/立法メートル

東京に住んでいても品川に桂浜と同じ銅像があることを知らない人は多いでしょう。
京急立会川駅そばに小さな公園があり、そこに銅像があります。この側を通る狭い道が旧東海道で、小さな商店が並んでいます。そこに大砲が据えられたという地元ニュースです。
超下町っく天国な場所です。
龍馬が暗殺されても、妻のお龍さんは東海道の宿場の仲居さんとしてしばらく働いていたということです。つまりこの界隈は龍馬とお龍が生前に行き来していたということ。


いままで存在は知られていましたが行方不明となっていた千葉道場の薙刀の免状が出てきたというニュース。国へ帰る龍馬に千葉周作が持たせたという説があり、娘・佐那の婚約者のために形だけ揃えたという説もあります。剣術の達人と言われていますが、いまでは信憑性はありません。


過去ログ:坂本龍馬が北進一刀流の免許皆伝者なんて嘘っぱち
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鬼・怒鳴門さんのコレクション 
Monday, November 9, 2015, 04:12 PM
昨日、雨宿りで立ち寄ったところが、東京都北区中央図書館です。

おそらく明治時代の煉瓦の建物(兵舎だと思う)を残した、モダンな図書館です。

併設されているレストランの食事は誉めた物ではありませんが、公園内にあり、なかなか落ち着ける良い図書館でした。

入って初めて知ったのですが、ドナルドキーンの蔵書が常設展示されています。
当然、全著作も揃っています。

ドナルド・キーン氏が北区に住んでいたとは知りませんでした。
鬼怒鳴門とは日本での帰化名です。とても怒鳴るイメージはありませんけどね。

あと楽しみなのは、いまでも一角には遺品や原稿の展示はありますが、荒川区の日暮里図書館に吉村昭記念室ができることです。



過去ログ:ドナルド・キーン「百代の過客」は中学生のときに新聞で読みました
室町時代が日本のルネッサンスであった(ドラッガー・コレクション)
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IP電話のトラブルは複雑すぎて元IT屋でも発狂しそうだ 
Monday, November 9, 2015, 03:48 PM
11/9 曇 10時 浅草での空間線量は29ベクレル/立法メートル

なぜかウチの固定電話に携帯電話から050で始まる番号でかけると、「その番号はお使いになられていません」といったアナウンスが流れるそうです。当方の携帯では問題なくつながるのですが、原因が良くわかりません。

10年以上ADSL時代からIP電話となっているので、特に不都合は感じていなかったのですが、受けることができないとなれば問題です。
またこちらからかけた覚えのない先に、深夜の着信記録があるからと確認の電話がありました。その時は私は不在です。

そこで、softbankのWebから自分の登録情報の確認をしようとしても、カスタマーIDやらを用意せよとかいろいろあります。書類をひっくり返して大昔の申込書を取り出して入力するも、ID/パスワードが違うとにべもない。もうひとつログインIDというものも申込書にあるのですが、これをいれてもダメ。さらにはNTTのフレッツ光の契約情報もあり、何が何だかさっぱりわかりません。

自分の契約状況も利用状況もよくわからないまま5年ほど使っていたのです。
料金もNTTとsoftbankから別々なので、一体総額はいくらなのかも実はあまり把握してません。他にもプロバイダー料金やこのWebを維持する諸費用があります。個々の費用はなんとなく把握していますが、電話+ネットの料金はさっとはわかりません。

ケーブルテレビで電話やインターネットを使っていたらもっと複雑でしょうね。

つぎはぎだらけの竹に接ぎ木をしている現状



ですから、IP電話でトラブルが起きたら、自力で不具合箇所を見つけ出すことは不可能です。
まず申込時に受け取った確認内容を見直したのですが、上記のようにIDとかお客様番号とか不毛な文字ばかりで、さらにパスワードがいくつもあります。

もともと20年前はIT屋でしたが、書類の文言があまりにも不親切で頭がおかしくなりそうです。

トラブル状況を伝えたサポートセンターの人も頭をひねるばかりで、どうしようもない。
利用者側の思い違いなのか、機器の誤動作なのか、はたまた電話会社側のバグ(制御のミス)なのかも全くわかりません。

結局契約を確認するために、必要なIDなどを郵送してもらい、機器も交換となりました。

平屋の上に計画性無く建て増したツケです。そして電話会社(NTT・SoftBank)の書類も枚数が多いだけで、内容がとてもわかりにくいというかもう理解することをやめました。むかむかイライラするから。

ほんとうにもう嫌だ。

通話だけなら、電話機と銅線だけでいいのに、なんでこんなに機械(光ルーター+IP電話アダプター)を据え付けなくちゃならないのでしょうか。

NTTがすべての電話網をIP化すると言っているようですが、不通のトラブルは100倍千倍万倍になるでしょうね。
物理的な故障よりも、半導体内部での故障や制御プログラムのバグは目に見えないので、いっそうわからなくなります。

映画ターミネーターで、レジスタンス同士の通信手段はアマチュア無線でした。
2020年に全電話がIPになるかって?
そんなことはありえないでしょうし、技術屋さんの浅はかな考えです。

いまよりももっと多くの維持費がかかりますよ。


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チアシードはダイエット、糖尿病におすすめ(ある医師Kの食べ過ぎ現代人への警告) 
Sunday, November 8, 2015, 04:06 PM
11/8 雨 14時 浅草での空間線量は30ベクレル/立法メートル



新聞でスーパーフード(SF)と呼ばれる食品群があることを知りました。
なんか最近ココナッツオイル、ココナッツオイルと両親が言ってましたし、かつては胡麻油だ、オリーブオイルだと話題になっていましたね。

私の知り合いの医師も健康オタクで、自分でいろいろと試しています。また運動にも一家言あり毎日体幹トレーニングを起きたらすぐにするそうです。たしかに60代には見えません。筋肉ムキムキマッチョマンで頭髪はフサフサ黒々。

その医師も低糖食(炭水化物は極力減らす)をやってますが、同時に運動中でも低血糖に陥らないように、血糖値をコントロールする工夫も日々自身で研究しています。

私と同じく朝食抜き派なのですが、朝の運動後にはコップ一杯のヨーグルトにチアシードという胡麻みたいなものを混ぜて飲んでいるのだそうです。甘みが欲しいのであればドライフルーツを刻んでいれるといいそうです。

試してみましたが、お粥のようで味はいいです。

チアシードはコンニャクと同じ食物繊維(グルコマンナン)が多くて水を吸うとものすごく膨れます。だから直接食べることはやめたほうが無難です。

同じ効果でオートミールもお勧めだそうです。

どちらも食物繊維が豊富なので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのだそうです。
だから眠くならないし、膵臓への負担も低くなるのです。

とにかく身体を悪くするのは血液中の余分な糖分だ



膵臓への負担、皮下脂肪はおろか細胞にまで脂肪が溜まり、血管壁の硬化の原因となります。
さらには痴呆(認知症)も脳内の余分な糖分が細胞を劣化(メーナード現象)させるからだと、その医師は断言しています。

過去ログ:アミロイドβが悪いのではなく、アミロイドβオリゴマーの毒が認知症の原因

私もご飯は1/4合しか食べません。少なく感じるかも知れませんが、お粥にすると丼一杯になるので昔から私は周囲にお勧めしています。
糖分はなるべくオリゴ糖を使ってます。これはほとんど吸収されずに、腸内細菌の餌になるので、便秘の方は試してみてください。

よく考えれば、私もK医師の影響ではないですが、知らず知らずに日々の食事は3S(咀嚼、粗食、草食)に加えて、いろいろやってますね。(草食主義ではありません)

K医師から「チアシード」なるものを紹介されて、それは食物繊維の固まりで体調が良くなると勧められました。
昨年は白米よりもオートミールを勧められていたのですが、入手が下町のスーパーでは置いてあるとこが少なく、あっても毎日食べるには結構高いのです。

なんといっても「チアシード」は安いです。そして一日大さじ一杯を溶かして飲むだけと魅力的です。また何に混ぜて飲んでも良いです。
上野のアメ横の乾物屋では最近はよく目に付くそうですから、こんど買ってきます。

私のお薦めはアサイーというブルーベリーのような果実です。
これのジュースを一度だけ飲んだのですが、注ぐときに少しこぼしてしまい、布巾で拭いておきました。

その布巾はアサイーの紫色になったのですが、みるみる真っ黒になりました。
すなわちアサイーの果汁があっというまに酸化してしまったのです。つまり還元作用がものすごく強いと言うこと。
こりゃ値段相応のことはあると、濃いいポリフェノールの作用を目の当たりにしました。
食べ物の消化で発生する活性酸素の無害化にも相当な効果があるでしょう。ただ難点は高い(350〜450円/1000cc)ということと、開封したら酸化してしまうので早く飲んでしまう必要があります。

こういうスーパー食品(SF)を手に取る理由はいろいろあると思います。
きっかけはダイエットでも若返りでもいいでしょうが、摂取を毎日の習慣にするということが大事です。

習慣がつくと、どか食いや食べ過ぎがなくなります。また腹持ちが良いのでお腹が空かなくなりますし、甘い物が欲しくなることもありません。

チョコレートなどお菓子や清涼飲料・ペットボトル飲料の”中毒”からも脱出できるかも知れませんよ。
過去ログ:なぜこんなに引き籠もり精神病者が多いのか?ソフトドラッグ化する食品
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悲壮なことに日本人が「進歩的」と思っていることは既に時代遅れである 
Saturday, November 7, 2015, 12:17 PM
11/7 曇 10時 浅草での空間線量は33ベクレル/立法メートル

渋谷区で同性愛者同士の証明書を発行したことがニュースとなっていました。ラジオでも視聴者に賛否を聞いていますが、誰も本音を語るわけがない・・・
(私にマイクを向けられたら、キチガイの所行と大声でわめきますけど)

ルソーの自由平等主義はニーチェが指摘したように「呪縛」となっていったことがわかる象徴的な出来事だと捉えています。

NHKという反民族主義の放送局は、あいかわらずヨーロッパやアメリカでも次々と容認されているのだから、これは喜ばしい出来事だと報道しています。

イタリアを除く、ヨーロッパ諸国(英国も含む)は10年ほど前から雪崩式に同性でも相続権や社会保障が受けられる法令が施行されました。
アメリカでは合衆国憲法では制定されず、州法により規定しておりますが、同性婚を禁止している州がまだまだ大半です。

物議がある同性婚容認を、まるで民衆の勝利のように報道する側には不信感を抱きます。

イタリアやカトリックの強い国では議題にもならない



いつから日本はキリスト教プロテスタント国家になったのだ?

ちなみにアメリカではプロテスタント勢力は劣勢側で、政治中枢、特に最高裁判所ではカトリックの裁判官で占められています。

関連ログ:バチカンがユダヤ人を矢面にしてアメリカを支配しているという宣教師の主張

ドイツ、フランス、北欧諸国がプロテスタントですから、まあ同性婚や非婚(私生児)を認めるのはなんとなくわかります。

けれども、プロテスタント国家のドイツでも、いまはプロテスタントの人気は凋落しています。

つうかキリスト教自体の求心力もだいぶ低下しているんじゃないかな。観光地の古い教会には人が集まっているけど、ちょっと郊外の教会には日曜日でもガランとしてるもの。日本の神社みたいなものか。

落ち目のプロテスタンティズムを今頃日本が追随してどうする!?



これと同じ状況が130年前明治時代の幕開けと同時に「舶来信仰」が日本でも巻き起こりました。

舶来もの=西洋の新思想(プロテスタンティズムでも革命的なルターの自由主義)です。

明治の時代約40年間はそれで良かったのです。ところがそこから急激に民族主義的な反動とさらに過激な共産主義が湧き起こります。

なんたってルターの自由主義の根源は革命指向(破壊主義ともいう)ですから。

「既存社会をぶちこわせば、より良い社会が実現する!」これが楽天主義(オプティミズム:optimism)というもの。

偉大な数学者でもあるライプニッツの、「すべての事象は最善に辿り着く」という思考が根拠です。

これは科学的な根拠なのに、いつのまにかキリスト教では「人はやがて善に辿り着く」(性善説)に置き換えられてしまったのです。

キリスト教の胡散臭さはこういう偽善を垂れ流して民衆のコントロールをしていることです。

明治の40年間は国民をコントロールできましたが、やがて混沌としていったのは当然です。理想と現実は違うのだから。

日露戦争後に「ヨーロッパの300年を明治の40年で繰り返しただけ」と語ったのは、かの夏目漱石です。

つまり16世紀から19世紀あたりの西洋近代思想を日本は明治の45年間に体現したということ。

そしてまた西洋の300年を日本でも繰り返そうとしている



フランスのサルトル(実存主義:人は望むようになれるべきだ)やボーヴォワール(フェミニズム)といった急進的思想を、ありがたく下賜されたかのように平伏しているのが、今の日本であり、その走狗のNHKや朝日新聞をはじめとしたリベラル系メディアです。

繰り返しますが、日本がへへーと受入れた思想はたいてい時代遅れなのです。

近代思想(18世紀〜19世紀)あたりの思想はもう古いということを、日本の知識人は誰も言わない。
言っても右翼扱いされるから言わないのでしょうけど。

あ〜あ、日本にはしっかりした哲学がない



哲学者といっても、研究者という傍観的な立場の人はいるでしょう。

日本にもちゃんとした哲学者がいてもいいのですが、太平洋戦争以降は駆除(exterminate)されちゃいました。

欧米に崇高な思想があるという馬鹿丸出しはもういいかげんやめませんか?


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FaceBookのセキュリティ会社F-Secureの幹部社員が320名情報を晒して炎上 
Friday, November 6, 2015, 07:28 PM
11/6 晴 10時 浅草での空間線量は33ベクレル/立法メートル

よくわかりませんが、匿名サイト2チャンネルでは、反安倍総理を掲げる人物が、気に入らないFaceBook利用者のサイトで「いいね」を押した人物の詳細なプロフィールを320名Googleで晒したことが話題になっています。

どうして詳細な個人情報(居住所や勤務先、出身校などまで)を一挙に第三者が開陳することができたのでしょう。

ESETという製品で有名なセキュリティソフト会社の幹部だった



FaceBookの「いいね」を押したかどうかまで調べられるのは、操作履歴をとるセキュリティソフトか、スパイウェアしかありません。

ESETの開発会社(F-Secure)はFaceBookでもオンラインでマルウェア検知のサービスもやっているそうです。

ぞ〜っとする話ですね。

泥棒に上がらせて部屋を点検してもらうようなことです。

そしてFaceBookの個人情報を知られずに抜き取る作業をしていた



FaceBookには出身大学などまで入力させられますから、晒された個人情報がFaceBookの情報であることは間違いないのです。

FaceBook自体がCIAのものですから、まあアメリカに筒抜けなのはわかりますが、

過激左翼思想の日本人関係者が、反リベラルなHPの閲覧者を公開するという暴挙にでたのは、十分おどろくべきことです。

FaceBook怖い〜、セキュリティーソフトの裏に潜むキチガイ怖い〜〜

セキュリティーソフトはスパイソフトであったという衝撃



インターネットのFaceBookのような無料で利用できるサイトには軽々しくプロフィールを入力すべきではないでしょう。

タダほど危険なものはない。

もちろん、この事件はもっと追求されるべきですし、徐々にFaceBookとその裏側が知れ渡ることは良いことです。

FacebookやGoogle、Yahoo、楽天、Amazon・・・個人プロフィールが社内ではどのように扱われているか、大勢が知る機会になることでしょう。

あっSoftBankはすでに前科がありますからね(笑)

ネットに匿名性は結局ないということを自ら白状したようなもんで、工作員もずいぶん低脳になったもんです。一生監視下に置かれていくんだろうなあ。
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だから言わんこっちゃない(巷の節税対策なんてあてにならない) 
Thursday, November 5, 2015, 11:29 AM
11/5 晴 10時 浅草での空間線量は33ベクレル/立法メートル

顔を洗っていると、床が濡れていることに気づきました。洗面所の配管が腐食していてそこから漏水していたのです。
足元に仕舞っている新品のタオルをどかしてみると、無惨にも水がだだ漏れで合板はめくれてカビ臭がすごい。
買い置きのタオル類は汚水を吸って全滅でした。様子から見ると数ヶ月近く気づかなかったのです。

一階の駐車場の天井には漏水あとが何カ所かあり、この数年で劣化はひどくなりました。
築40年程度のマンションでこんなひどい有様です。
壁や床に埋められた当時の配管がどんどん腐食しているのです。修理屋の応急処置を待っていますが、洗面台は腐ってしまいもう使い物になりません。


また中国人がいるマンションは、廃油や生ゴミをそのまま流し台から流すので主管まで詰らせてトラブルになることもよく聞く話です。
当マンションにも中国人がいるのですが、ガキはお菓子を食べながら歩き、空き袋は廊下に当然ポイ捨て、親は所構わず痰を吐く。
マンションの玄関内で痰を吐くなんてどういう神経なんでしょ。
まだ管理人が掃除を毎日しているので、マシですが、管理が雑なところはスラム化していきます。だいたい玄関とゴミ捨て場をみれば判別します。

中国人が買っているマンションなんて私は怖くて買えませんね。
公共道徳なんて皆無な人たちですから、どうせ住民トラブルになることは目に見えている。

タワーマンションは中国人と相続税対策で広く買われているそうですが、やっぱり税務署はしっかり穴を塞ぎましたね。
過去からもいろいろな節税商品が現れては、すぐに抜け道はふさがれてきました。

よく知られたところでは、生命保険を用いた相続や経営者の貯財方法がありました。
また資産管理会社を設立して、その持ち株を相続させるといった方法もありました。

ただそれらもすぐに財務省の省令ひとつで、すぐに特例が廃止になったり、あとから何年も遡って追徴されます。
役所の課長クラスの判子一つで法律なんてすぐにひっくり返るのです。

節税対策を謳うものはすべて高値で売り抜けるための方便


と考えて間違いありません。

実際に有効であっても、それはすぐに税務署に道がふさがれる運命です。

また電車もないド田舎に安普請(やすぶしん)のアパートを家賃保障+相続対策として建てて、破産しかけている農家が多いですね。
農地としておいておけば、まだ売り先は農家だけどあるのに、上物を建てたら解体費用が発生するので、もうダメです。残るは借金だけという田舎者の話も珍しくありません。

上手い話には裏がある

マンション市況には少なからず影響はあるでしょう。
ちょうど築12年(一回目の修繕が必要になる時期)がものすごく売りに出されています。
そこに相続対策のタワーマンションも加われば、さあどうなるかな。

すでに地方のマンションはババ抜き状態のとこもあり、修繕費負担してくれたらタダで持ってってくれというとこも多いです。
もちろん

ただより高いものはない

http://archives.mag2.com/0000102800/


                   2015/11/4 No.3172
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   今日のNews
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●国税庁が全国の国税局に対し、タワーマンションを使った相続税対策への監視を
 強化するよう指示していたことが2日、分かった。相続税評価額を低く抑える
 手法として人気を集めていたが、行きすぎた節税策と判断されれば、今後は相続
 税が追徴課税される。
 マンションの相続税評価額(土地)は、敷地全体の評価額に、その部屋の持ち
 分割合をかけて算出する。高層マンションは部屋数が多いため、1戸あたりの
 持ち分が小さくなり、評価額を低く抑える効果がある。
 同じ広さなら高層階でも低層階でも評価額が変わらない。このため、より市場
 価格の高い高層階の物件を購入し、相続後に売却することで、現金を相続した
 場合などに比べ相続税を大幅に抑制できるとされる。
             日本経済新聞11月3日
●会社経営者のK氏は「タワマンは高層階でも低層階でも相続税の評価基準は同じ」
 という話を聞き、自宅とは別にタワマンの高層階の1室を3億円で購入します。
 相続税の資産評価額は5000万円。タワマンを買うだけで3億円の資産を5000万円
 として申告できるというわけです。
 マンション購入の2カ月後、K氏は亡くなり、遺族たちはK氏の死亡から4カ月後に
 相続税の申告をします。タワマンの評価額は予定通り5000万円。K氏の相続遺産
 は、このタワマンの他は預貯金、証券などの金融資産が3000万円で、K氏の法定
 相続人は妻と子供3人の計4人。しかし配偶者が遺産を相続する場合、1億6000万
 円までは相続税がかからないという特例を利用するため、妻がほとんどの遺産
 を相続し、K氏の遺族は相続税を支払わずに済みました。そして数カ月後、タワ
 マンを売却。売買手数料などで1000万ほど損しましたが、相続税に比べれば安
 いものです。
 ところがある日、国税がやってきてこう言う。「タワマンは節税対策で購入した
 のは明らかです。その場合、通常の路線価基準ではなく市場価格で申告しなさい。
 故にタワマンは5000万円ではなく3億円として申告し直しなさい。」
 遺族たちは、とりあえず3億円の申告に対する相続税約3000万円(プラス過小
 所得申告税450万円)を支払い、その後、国税不服審判所に不服申し立てをした
 が認められず、最高裁まで争ったものの課税額は変わらなかった…。
             産経新聞 6月23日
   __________
   佐々木の視点・考え方
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★日経記事は、下の産経が6月に書いた事実が、広く適用されるようになった
 ことを示したもの。

 都市伝説の様に流布した「タワマンは節税対策の柱」が実は誤っていたことが
 明示された。

 日本は他の国のように実質課税法定主義、即ち税金は法律によって定められる、
 ではない。

 各法の中に「詳細は施行規則で決める」等の但し書きが必ず付いており、その
 施行規則は役所が勝手に決めている。

 よって、役所が実情を変えたいと思ったらあっという間に官僚に都合の良いよう
 に法律が変わるのが日本のシステムの基本だ。

 相続税法にも「相続評価額が実勢と著しく異なる場合は時価に修正することが
 出来る」とちゃんと入っている。

 今回のニュースはこれを強化しようというもの。

 都心のタワーマンションの値段の高い高層階は、1)富裕層にとって節税対策
 になると言う理由と、2)2020年オリンピックまでは都心の不動産価格が
 上昇するから、それを当て込んで外国人が好んで買う、という理由によって、
 順調に値上がりしてきた。

 そして、2つの理由ともに投資目的ゆえに実際に居住されない部屋が多かった。

 居住されない部屋は、かなりの割合でAirBB等を通じて貸し出しに回され、問題
 が起きて不動産価値の減少に繋がりつつある。

 もともと、低層階は居住用、高層階は投資用と、オーナーの目的が異なる上に、
 修繕積立金が過少のタワマンが多く、大規模修繕や建て替え等の大きな変化の
 ある時には、決議に必要な5分の4の同意を取ることが不可能という問題がある
ため、早期で売却しないと損失が出る案件ではあった。

 これが、耐震偽装、施行偽装問題の発覚によって、物件そのものの状態に不安
 が持たれやすくなったうえに、今回の国税庁の方針変更が重なり、購入需要が
 減少する一方で、節税にならなきゃ保有しても意味無しだから売却が増える。


 今後の不動産市況が変わりそうだ。

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中国の方が上手だな(欧州での原発事業拡大に本腰の中国) 
Wednesday, November 4, 2015, 11:05 AM


過去ログ:三菱重工が苦境のアレバ(仏)の子会社支援へ

日本人からみれば、中国製原発を導入するなんて信じられないと思うかもしれません。
しかし発電所自体の仕組みはものすごく単純で、ヤカンを温めてその蒸気で羽根車を回すだけです。蒸気をつくるのは核分裂反応の熱を利用したボイラーであるぐらいです。

原発も天然ガスの火力発電所も粉塵が出ないのでとても清潔です。一方、石炭や木材チップや廃棄物を燃料にする発電所はも〜のすごく汚い。煤で真っ黒になります。防塵マスクは必需品。

だからウラン原料さえ調達できれば、あとは燃料棒にまで加工する技術で発電設備はできるのです。なんたってイランでさえ自国産発電所を作ろうとしているのですから。

中国核工業集団(CNNC)という中国原発企業がアレバ(AREVA)との提携を強化したという昨日の記事です。

アレバは中国の出資を受けてCNNCへウラン燃料に関わる技術支援を行っていくことになります。また中国広核集団(CGN)という中国企業は英国への原発納入第一号となる予定です。

中国は金の力を十分わきまえている



バラマくだけの日本外交にくらべて、グッドタイミングのピンポイントでマネーパワーをつかう中国はさすがとしか言いようがありません。

インドネシアの鉄道をひっくり返して中国製にしたりと、

弾の飛び交わない戦争は中国が一枚も二枚も上手です






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パレードの法則はVWグループでも現れていた 
Wednesday, November 4, 2015, 10:25 AM
11/4 晴 10時 浅草での空間線量は33ベクレル/立法メートル

パレードの法則というものをご存じでしょうか。
上位20%が80%を占めているという経済学者の発見ですが、もっとわかりやすく「二八の法則」とも言われています。
たとえば、スーパーや企業で常に売れているのは全商品の20%程度で、それが利益の大部分80%を占めていることや、社員で会社の利益に貢献しているのは20%であとは貢献していないということ。

趣味や学校で野球をしている総数のうち、20%がすばらしく上手く、あとは草野球レベルです。
その20%のうち上位3%程度がプロや社会人選手となり、小数点以下の割合でスーパーヒーロー、イチローや松井いまでは大谷あたりかな・・・が君臨しているということ。ゴルフでも同じでしょうね。

日本全体においても法人税を納税している企業は全法人の20%であとはすべて赤字。黒字でも健全と言えるのが7%程度だそうです。その3%程度が誰もが知っている日本企業の代表みたいなものか。

VWグループの排ガス不正事件で、同グループの高級車部門(ポルシェ/アウディ)にも嫌疑が向けられております。この二グループだけでVW全体の六割の利益を稼いでいるのだとか。

全販売台数のうちポルシェは2%アウディは18%とこちらはぴったり20%です。

ほかにも超高級車でイギリスではベントレー、フランスではブガッティ、イタリアではランボルギーニを要していますからさらにグループ利益はかさ上げされて、八割に近づくでしょう。

ちなみに代表車種ゴルフやポロといったVWブランドの利益率は2.8%で、アウディは9.2、ポルシェは15.5%にもなります。

車種ではもっとも玉が動いて儲かるのはSUVなんだそうで、VWではランボルギーニやベントレーにもSUVのラインナップを敷くと予想されて言います。

ベントレーのSUVってなんなんだよw



ランボルギーニはかつてチーターというドアのない軍用車みたいなのがありましたから、地を這うようなデザインが売りのランボルギーニでも、違和感はありません。
ベントレーのSUVといったらきっと威圧感満載でしょう。無駄にデカくなってひょっとしたら防弾機能までつけるかもしれません。
アラブの富豪かニューヨークの金融詐欺師の親分が好んで乗るんでしょうなあ。

趣味性の高い分野では合理性というものは一切入り込む余地がないことがよくわかります。
そしてぼったくりの値段でも売れるから、そりゃどのメーカーも目指すだろうなあ。
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文化の日だから哲学者を格付けしてみた 
Tuesday, November 3, 2015, 02:19 PM
11/3 晴 10時 浅草での空間線量は28ベクレル/立法メートル

先日の土曜日の日曜版に「読んだが(理解に)挫折した哲学者」というくだらないランキングが載っていました。記事自体はつまらないし読むだけ無駄なので斬り捨てます。

私も『哲学用語図鑑』(プレジデント社)を買っているので、それを参考にしながら、ここに載っている哲学者を

進歩的か理想論者という独断で区分けしてみました



私が偉大と思う進歩的な哲学者(科学者)

1位:フリードリッヒ・ニーチェ(独1844-1900)/アルトゥール・ショーペンハウアー(独1788-1860)
ショーペンハウアーは人間は存在すること(生きるということ)だけに意味を見いだすので、何世代人類が続いても絶対神に近づくことはない。
それを引き継いだニーチェは永劫回帰という輪廻転生に近い概念で、人間の価値はぐるぐると同じところを巡るだけと唱えた。


2位:ブレーズ・パスカル(仏1623-1662)
ご存じフランスの天才科学者、神は「無」をつくらないという概念を打ち崩した


3位:ルネ・デカルト(仏1596-1650)
物質と意識は別であり、主観と客観という二元論を提起した。その集大成が我々の知っている座標軸の概念です。


4位:アリストテレス(アテネBC384-322)
プラトンの弟子でありながら、現実世界に絶対的なひな形などは存在しないと、プラトン論を否定した。


5位:モンテニュー(仏1533-1592)
キリスト教による海外侵略を批判し反対した。


理想を唱えるカルト宗教家に近い哲学者

1位:ジャンジャック・ルソー(英1712-1778)/シャルルルイ・ド・モンテスキュー(仏1533-1592)
モンテスキューはキリスト教法皇と王族が支配する封建社会よりも、人民が正しいという思想運動を始め、それをルソーが引き継ぎ、共同体が正しい判断をする(という仮定ので、権力は人民にあるという)啓蒙思想を展開した。やがてイギリスでは名誉革命が、フランスでも革命が勃発した。とりあえず既存体制を壊せば少しは良くなるという全く楽天的な思想


2位:アダム・スミス(英1823-1790)/カール・マルクス(独1818-1883)
ユダヤ教的な信条”レッセフェール”(英語ではlet us free)という自由商業を唱えた。それに対してマルクスの資本論自体は、資本が富を産むメカニズムをわかりやすく説明した反ユダヤ主義の本に過ぎないが、工業社会による物質供給が行き渡れば<すべての人々(人類)>が一段と良い生活ができると無学な貧乏人を焚きつけたことが私は問題だと思います。


3位:ジャンポール・サルトル(仏1905-1980)/シモーヌド・ボーヴォワール(仏1908-1986)
いまでもフランスやヨーロッパに蔓延する怨念的な思想です。
ボーヴォワールは過激なジェンダーフリーを、サルトルは自分が願えば何でもなれる(が誰も何も行動しない)という中二病(青年誌にあるような夢想)を進歩的な考えのように押しつけて、いまだにバカが騙され続けています。


4位:ジグムント・フロイト(オーストリア1856-1939)
人の深層心理という誰も存在さえ証明していないことを、さもあるかのように主張したオカルト宗教を広めた。血液型占いと同じく有害無益な寝言。精神医学というキチガイがキチガイを診るデタラメ産業の創設者


5位:プラトン(アテネBC427-347)、ゲオルク・ヘーゲル(独1770-1831)
プラトンは絶対神が人間をつくり、善や美までも究極のひな形が存在すると考えた。これが中世1500年当たりまでヨーロッパを支配してきました。ヘーゲルもプラトン主義の延長として、人類は絶対精神にむけて進歩すると唱えました。

こうしてみると、プラトン主義は宗教思想と科学思想を同一化している弊害ばかりが目立つ欠陥思想だと思います。


過去ログ:ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 適菜収著
そして再び「無」の探求が始まった
異端の数 ゼロ 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (2)
異端の数 ゼロ 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念(1)
「ゼロ」が怖いよ、怖いよ〜ひぃぃ (数論は神学論争なのである)
ローマ法皇は<邪教に支配されているのだ>と命がけで上奏したのがルター
変質したリベラリズムとパノプティコン化する国家
人類のアセンションはウィルスによってもたらされる
幕臣開国派にも幕府解体を目指す派閥と幕府存続で近代化を目指す派閥がいた


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ロイター(reuters)による「悪魔の辞典」金融版 
Monday, November 2, 2015, 02:13 PM
11/2 雨 10時 浅草での空間線量は25ベクレル/立法メートル

寒い寒い、昨日の快晴が嘘のような寒さです。

ロイター(reuters)のWebに面白いコラムが載っていたので、紹介します。

http://jp.reuters.com/article/2015/11/02/column-financial-devils-dictionary-idJPKCN0SR07J20151102
Column | 2015年 11月 2日 13:15 JST
コラム:現代版「悪魔の金融辞典」パート1


[16日 ロイターBREAKINGVIEWS] - 米国の作家アンブローズ・ビアスは、著書「悪魔の辞典」(1911年)の中で、政府から商業、人生全般に至るまで辛口な定義を示した。
ビアスは金融に関する知見も深く、例えば、「富」は「1人の手に握られる多くの人の蓄え」と定義してみせた。
ロイターBreakingviewsは世界金融危機が発生する以前の2007年、ビアスの「悪魔の辞典」に倣い、その金融版を発表した。だが危機後の現在において、もはやそれは適切でないように思える。そこで以下にその改訂版、金融危機後の「悪魔の金融辞典」を抜粋したパート1を紹介する。

<A>

Analyst :アナリスト。株を大いに宣伝する人。その目的は委託手数料を稼ぐこと。

Asset price bubble :資産価格バブル。米連邦準備理事会(FRB)の緩和策がもたらした最も顕著な結果。

Austerity :緊縮財政。「サド的財政主義」としても知られる。国家破綻を回避しようとするむなしい試み。

<B>

Bank :銀行。レバレッジの積み上げや、資産と負債のミスマッチで短期的利益と長期的損失を生む機関。

Bankrupt :破綻者。流動性を使い果たした人。近代経済学の知的状態でもある。

Behavioural finance :行動ファイナンス。資産価格バブルの原因が、ひどい金融政策の避けられない結果やウォール街の利害対立にあるというよりも、むしろ「根拠なき熱狂」にあるとの考えに基づく学問。Greenspanを参照。

Bernanke, Ben :ベン・バーナンキ。前FRB議長。住宅バブルの崩壊前にその発生を発見できず、2007年にサブプライムローン問題は「封じ込め」られたと主張した。リーマン・ショック後は、グリーンスパン元FRB議長のスーパーバブルを再び膨らませることに成功。FRB議長を退任後間もなくして、ヘッジファンド大手シタデルに職を得たが、市場に関する洞察力を買われてのことでは恐らくないだろう。Revolving doorを参照。

Black swan:ブラックスワン。ウォール街によくいる鳥。太い尾っぽ(ファットテール)で有名。

BRIC:ブリック。「Bloody Ridiculous Investment Concept(ひどくばかげた投資概念」(ファンドマネジャーのピーター・タスカ)の略。著しく発展する新興国市場のブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字から、ゴールドマン・サックスの元エコノミスト、ジム・オニールが考案した造語。

Business school:ビジネススクール。若者が大枚をはたいて罪の意識を取り除くネットワーク作りの場。

Buyback:買い戻し。1株当たり利益(EPS)を高めるため、借金して自社株買いをすること。最高経営責任者のストックオプションの価値を最大化する方法。

<C>

Capital controls:資本規制。グローバル・キャリートレードを回避しようとする無駄な試み。中国では、マカオのカジノや「偽装輸出」、オフショア人民元建ての借り入れ、スーツケースに現金を詰めて海外に運ぶという昔ながらの方法で資本規制は回避されている。

Capital flight:資本逃避。グローバル・キャリートレード最後の行動。現在、中国で進行中。

Career risk:キャリアリスク。ファンドマネジャーが、資産価格バブルへの加担を拒否したり、トラッキングエラーをほのめかす以上の行動によって、解雇されるのがほぼ必然であること。

Chief executive officer:最高経営責任者(CEO)。自分の利益のために自身が運営する会社によって生み出される、いかなる剰余価値も搾り取る経営者。

China dream:中国の夢。中国の国民全員に歯ブラシを売るという昔からの事業構想。最近までは株価押し上げに役立つ方法だった。今ではウォール街「最大の悪夢」となっている。

Chinese economic growth:中国経済成長。「不安定、不均衡、非協調、そして持続不可能」(2007年、当時の温家宝・中国首相)

Chinese GDP:中国の国内総生産(GDP)。「人為的な」数字(2007年、李克強・現首相)

Chinese public debt:中国の公的債務。地方政府系投資機関やアセットマネジメント会社、政策銀行などにおいて、大半がバランスシートには表れない、実際より大いに控え目に計上された中国の負債。

Chinese real estate:中国の不動産。同国2級都市の郊外に急造されたゴーストマンション群。中国の破綻した信用取引制度で担保とされている。

Client:クライアント。Muppetを参照。

Corporate governance:コーポレートガバナンス(企業統治)。経営陣が株主を代表して働いているという作り話を維持するよう意図された一連の規則。

<D>

Default:デフォルト。「債務者が債権者をだます完全な手口」(1933年、マックス・ヴィンクラー)。Greeceを参照。

Deflation:デフレーション。生産性向上と世界貿易の拡大で物価が緩やかに下落すること。FRBによる緩和策の結果である負債デフレーションと混同しないこと。

Derivatives:デリバティブ。投資会社バークシャー・ハザウェイを率いる米著名投資家ウォーレン・バフェットはかつて「金融の大量破壊兵器」と定義したが、自身も手を出さずにはいられなかった。

Dollar:ドル。FRBのバランスシート上で変身を遂げた価値のない代用貨幣。世界中に大混乱を引き起こしている低い米金利をもたらした国際金融制度の基軸。

Dot-com 2.0:ドットコム2.0。ITバブルの第2弾。

<E>

Earnings per share:1株当たり利益(EPS)。四半期ごとに発表される企業業績を計算する方法の1つだが、真の利益性についてはほとんど語らず、簡単に操作できる。役員報酬制度のターゲットとしてしばしば設定される。

Economist:エコノミスト。世界金融危機を予測できなかった人。大抵は普通の数学者で、金融の理解に乏しい。Bernanke, Benを参照。

Emerging markets:新興国市場。共通点がほとんどない比較的貧しい国々で、経済政策の失敗、広範囲に及ぶ汚職、法の支配の欠如という歴史を守っている。BRICを参照。

European Central Bank:欧州中央銀行(ECB)。支払い能力のないユーロ圏メンバーに無限に融資することで圏内団結をはかろうとする機関。

Euro zone:ユーロ圏。欧州の「永続的な」通貨統合。負債デフレーションや経済の硬化、国家破綻を引き起こすような破滅をもたらす凶器。

Evergreening:エバーグリーニング。損失計上を避け、ゾンビ企業を支援するために銀行の不良債権の処理を先延ばしにする慣行。1990年代初めに日本が発明したが、最近では中国やユーロ圏も採用している。


http://jp.reuters.com/article/2015/11/02/column-financial-devils-dictionary-part-idJPKCN0SR08920151102
Column | 2015年 11月 2日 13:15 JST
コラム:現代版「悪魔の金融辞典」パート2



[16日 ロイターBREAKINGVIEWS] - 米国の作家アンブローズ・ビアスは、著書「悪魔の辞典」(1911年)の中で、政府から商業、人生全般に至るまで辛口な定義を示した。
ビアスは金融に関する知見も深く、例えば、「富」は「1人の手に握られる多くの人の蓄え」と定義してみせた。
ロイターBreakingviewsは世界金融危機が発生する以前の2007年、ビアスの「悪魔の辞典」に倣い、その金融版を発表した。だが危機後の現在において、もはやそれは適切でないように思える。そこで以下にその改訂版、金融危機後の「悪魔の金融辞典」から抜粋したパート2を紹介する。

<F>

Financial innovation:金融革新。ウォール街が考え付いた、手数料を取ったり、リスクを隠したり、規制を逃れたりする新たな方法。

Flash Crash:フラッシュ・クラッシュ。超高速取引を行うトレーダーのせいで2010年5月に起きた米国株の瞬間暴落のこと。この件で当局は、思いもよらない身代わりを英ハウンズローで見つけた。

Forecast:予測。取引を増やそうとするブローカーや破綻を隠そうとする年金運用機関によってつくり出される、常に楽観的で、不正確な予想。

Fund management:資金運用。「スキルの錯覚」の上に成り立つ業界(ノーベル経済学賞受賞者ダニエル・カーネマン)。投資の世界で運とスキルが区別できるようになるには数十年を要するが、成功しているファンドマネジャーは自分のスキルを信じたいようだ。

<G>

Global carry trade:グローバル・キャリートレード。安いドルで世界の金融システムが氾濫すること。通常、米国の利上げで突然止まり、新興国市場の危機が訪れることになる。

Global financial crisis:世界金融危機。FRBが救済の手を差し伸べるまで、ウォール街の円滑な手数料集金マシンを停止の脅威にさらしたイベント。

Goldman Sachs:ゴールドマン・サックス。「人間の顔をした巨大な吸血イカ」(米ジャーナリストのマット・タイビ)。利害の対立を「扱う」ことを専門とするウォール街の企業。

Greece:ギリシャ。独立以降、時間の半分をデフォルトに費やしている国。ゴールドマン・サックスから、バランスシートに記載されない財政的アドバイスを受けた後、ユーロ圏への加盟資格を得た。

Greenspan put:グリーンスパン・プット。資産価格バブルの崩壊を防ごうとFRBが取った金融政策。さらに大きなバブルの原因にもなる。

<H>

Hot money:ホットマネー。グローバル・キャリートレードの資金として使われる短期債務。問題発生の前兆で逃げ出す。

<I>

Initial public offering:新規株式公開(IPO)。内部者にとっては、割高株を外部者に売る機会。ウォール街にとっては、法外な手数料を搾り取ったり、市場を操作したり、利を施す機会。

Interest:利子。遠い昔にわれわれの祖先が享受していた、貯金で得られる恩恵。

<K>

Keynesians:ケインジアン。「天の声を聴き、過去の学者の悪文から錯乱した考えを引き出している」(ジョン・メイナード・ケインズ)エコノミスト。

<L>

Lender of last resort:最後の貸し手。中央銀行の伝統的役割であり、市場のパニック時に資金を供給する。元々は質の高い担保に対し、処罰的な金利での貸し付けに限られていたが、最近では不良資産でも利子を補給して貸し出している。

Libor scandal:ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)スキャンダル。銀行幹部のボーナスを稼ぐため、トレーダーらが短期金利を不正に操作した事件。同じく銀行幹部のボーナスを稼ぐために、中央銀行が行う合法的な金利操作と混同しないように。

Liquidity:流動性。金融危機以降、FRBによって要望に応じて供給されるウォール街の酸素。

<M>

MBA:経営学修士号。倫理もビジネスセンスもない人のこと。Business schoolを参照。

Mergers and acquisitions:M&A(合併・買収)。報酬が自社の売り上げと時価総額に関係するCEOが行う。借り入れでまかなうM&Aは、1株当たり利益(EPS)を高めるための常套手段となっている。

Moral hazard:モラルハザード。FRBの政策で培われた「どう転んでも損はしない」というウォール街の考え方。

Muppet:マペット。操り人形。Clientを参照。

<O>

Off balance sheet:オフバランスシート。隠された真実。

<P>

Pension plan:年金制度。不十分な資金と非現実的なリターンを前提に運営されている、企業による支払われることのない約束。

People’s quantitative easing, or PQE:国民のための量的緩和(PQE)。財政支出のために紙幣を印刷すること。アフリカ中で長い間行われてきた。最近、英国で「進歩的な」政策として提案された。QEを参照。

Ponzi scheme:ねずみ講。米国から中国に至るまで、経済活動を持続させ、上がる一方の債務レベルを正当化するために、資産価格を上昇させ続ける必要のある現代資本主義の活動。

Profit:利益。現在は、米国最大の製造業となっている。

<Q>

QE:量的緩和。米国のデフレ対策と経済成長促進のため、FRBが新たに発行した紙幣で債券を購入したのが一例。実際には、資産価格バブルやコモディティーへの過剰投資、そして新興国市場の信用バブルを生み出す結果となっており、現在進行中の新興国バブル崩壊は世界的なデフレと世界経済成長の低下をもたらしている。

<R>

Retail investor:個人投資家。立派なマペットになれるほど裕福ではないため、高い手数料を支払っている、ウォール街の部外者。

Revolving door:回転ドア。元政府当局者がウォール街からもうかる仕事を提供され、「くら替え」すること(ルービン元米財務長官はシティグループ、グリーンスパン元FRB議長は米ヘッジファンドのポールソン&カンパニー、バーナンキ前FRB議長はシタデル)。日本では「天下り」として知られる。

<S>

Scapegoat:スケープゴート(身代わり)。自分の無責任さはさておき、 国民や政治家が世界金融危機の起きた責任をなすりつけられる相手や事柄。

Securities and Exchange Commission:証券取引委員会(SEC)。好景気のときは眠っているが、不況になったら小物まで起訴する米国の金融規制当局。

State-owned enterprise:国有企業。資金が政策に誤用され、残りは当局の懐に入れられる新興国市場の企業。

Swiss watches:スイス時計。新興国市場で汚職の通貨として使われる。

<T>

Too big to fail:大き過ぎてつぶせない。国家に救済されると分かっている巨大銀行は無責任に行動するという概念。実際のところ、銀行破綻は多くの小規模行がしのぎを削っているところで発生する可能性が高い。

<V>

Value investor:値ごろ株投資家。将来が過去と似たような状況になるというむなしい期待をもって株を購入する昔ながらの投資家。

Volatility:ボラティリティー。現代の金融理論で、市場の変動は、いわば資金が永久に失われる可能性という真のリスクに等しいという誤った考え方。

Volcker, Paul:ポール・ボルカー。ウォール街の異端者から崇拝される元FRB議長。

<W>

Wall Street economist:ウォール街のエコノミスト。「見ざる、聞かざる、言わざる」を原則とする、経済分析の仕事に応募した人。

Whale:クジラ。2012年にデリバティブで60億ドルを超える巨額損失を出した米銀行大手JPモルガン・チェース、ロンドン支店のトレーダー。同行のジェームズ・ダイモンCEOは当初、「空騒ぎ」と一蹴した。

<Y>

Yield curve:イールドカーブ(利回り曲線)。長期金利と短期金利の差。景気が低迷するたびにFRBはイールドカーブの傾斜がきつくなるよう(スティープ化)操作する。銀行を助けるだけでなく、否応なく次の危機につながるグローバル・キャリートレードを引き付ける。

<Z>

Zaitech:財テク。 金融工学を意味する日本語で、やり過ぎると企業のゾンビ化を招く。

ZIRP:ゼロ金利政策。長期間やり過ぎると国の経済全体がゾンビ化する。

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