総務省のオークション制度に大賛成!放送電波は整理が必要だ 
Tuesday, November 21, 2017, 11:31 AM
11/21 晴 10時 浅草での空間線量は59ベクレル/立法メートル

NHKが悪あがきのようにさらなる強制徴収を図っています。また放送局内でも大手の芸能事務所と広告代理店が電波を談合で割り振っているという実体があり放送自体が私物化されています。

紅白歌合戦の出場者をみればごり押しが透けて見えます。
NHKなんかはニュースと解説番組だけやってればいいのです。

コンテンツの問題よりも、テレビ局が使用する電波領域は無線通信でもいちばん効率的なバンドなのです。

たとえるなら銀座の一等地を虫食いにテレビが占有している状態です。

言論プラットフォーム「アゴラ」で池田信夫氏が解説しています。
参考URL:

首都圏のテレビ電波は32チャンネルあけられる



関東では東京タワーからテレビ電波が発信されていましたが、スカイツリーに移ってから茨城県北部まで電波が届くようになりました。

となるとローカル局(同じ内容を違うチャンネルで転送する電波局)が要らなくなった。

それを整理して、空いた電波帯は新たな通信や放送に使いましょうというのが総務省の考え方のようです。

海外では電波帯は公共財産である



日本以外では電波は公共財産という認識です。そのため効率的に使われています。一方の日本ではテレビ電波は悪名高き朝日新聞といった新聞社配下のテレビ局が既得権益とばかりに非効率な運用をそのままにしています。

日本で多チャンネル化が進まないことや料金が高くて品質の悪いくせに通信料金が馬鹿高いのは、重要な電波帯をテレビ局(さらに系列のラジオ局も)が贅沢に虫食いで占有しているからです。

ヨーロッパでは電波帯領域を効率的に使うために、ラジオ放送もデジタル化されています。
カーオーディオでもCD音質なのでビックリするほどいい音です。

日本はわけわからん理由でラジオは電波帯を浪費するアナログのままです。何度もいいますが都心の一等地にビルを建てるわけでもなく、区画整理もしないまま平屋で勝手に占有しているような状況です。

光ファイバー網があればローカル局などは要らない



放送電波が届かないところは、系列ローカル局が中継することで東京からのニュースも視聴することが出来ました。今では光ケーブルが全国に張り巡らされていますから、ローカル局に割り当てられた電波は不要なのです。(首都圏と同じ電波チャンネルでよい)

せいぜいテレビ局の支局扱いでいいのですが、利権が絡んでいるのでローカル局が占領している電波帯を取り上げることは難しかったのです。

はっきりいっちゃあ、テレビショッピングとラブホテルとパチンコのCMぐらいしか流せないローカル局なんて潰れようが消え去ろうが誰も困りませんけどね。

放送と通信とインターネットは一つになるべきなのだ


参考URL:言論プラットフォーム「アゴラ」。

徳島県ではテレビ電波は不要!と知事の発言


過疎地や難視聴区域では公共事業としてケーブルテレビ網(CATV)が施設されているそうです。
徳島県では県外の放送を視聴するためにCATVを県主導で普及させています。(普及率90%)

CATV網といっても電話回線をもっと太い同軸ケーブルに置き換えるだけで、電話も放送もネットもすべて一本の電線で賄えてしまう。

こうしたインフラのおかげで徳島県はサテライトオフィスを誘致することで大成功を収めています。

日本を働きやすく暮らしやすい国家にするためには、まずはテレビ局の電波を一旦取り上げて整理すべきなのです。

NHKがネット利用者からも徴収するとほざいています。
その通信代もNHKが負担するなら話は違いますが、国からタダで与えられているもので金を集めるという糞汚い根性です。

まずはNHK自体の電波帯の浪費占有を改めてからモノを言え!



朝のドラマは吉本せいの生涯「わろてんか」がやっていますが、全然わろえない糞ドラマです。脚本も出演者も芋でさっさとチャンネルを切替えます。

その吉本興業は民放各社の主要株主です。だから各局には吉本枠が必ずあるとのこと。

国民の財産である電波を新聞社、一部の民間会社が独占利用していることは許されるべきではありません。
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デジタルカメラを自力で直す(液晶交換修理) 
Monday, November 20, 2017, 02:30 PM
カメラの電源を入れたら液晶がこんな調子になっていました。
左上に何か当たった跡があり、それで液晶が割れてしまったようです。

シャッターは切れるので他に不具合はないようです。
なんせ何が写っているかは、PCに繋いでみて確認できます。それはそれで面白い使い方かもしれないなあと思っていたのですが、なんせ日付の設定やモードの切替えも画面で表示されるのでちょっと困った状態です。

これをカメラメーカーに修理に出すと、1万2千円程度が相場のようです。
それくらい出せば新品のコンパクトカメラが買えてしまいます。
ネットで検索すると、液晶単体は日本国内では購入できませんが、海外から購入可能なようです。

さっそく「LCD Nikon P300」で検索してみると、eBayにいくつか出品されていました。

一枚1500円で国際郵便代で300円程度で購入できそうです。早速クリックしてみました。
2週間程度はかかります。まあのんびり待っていたら郵便局のお兄さんが持ってきてくれました。

シンガポールから発送されたようです。プチプチで軽く包んだだけ。よく壊れなかったな・・・

さあ、分解開始です。とりあえずケースのネジを外して、恐る恐るケースを割ります。ここでは絶対に無理は禁物です。隠れたところにネジが隠れていたり、また爪を折ると再び組立てることが出来ません。

この機種は上部に爪があって、要らないクレジットカードなどを差し込んで丁寧に剥がします。

あとネジは極小です。最少の0番のドライバーを用意して舐めないように注意深く回しましょう。ネジは長さがバラバラなのでどこから外したかも覚えておくことは当然です。

ケースが取れて、液晶がむき出しになりましたが、フラットケーブルの接続先がボタンの裏側に隠れています。

どっかにネジがあるかとか、分解の方法をいろいろイジってみましたが、このボタンの基盤をどうやって外すのかがわかりません。

20分はあちこち触って、ネジを外したりしました。

隙間に極細のドライバーを差し込んでみたり、みたところどうやら金属プレート同士でかみ合わせているだけで留まっているようです。こういうところがメーカーの製造工程の知恵なのでしょう。

静電気式スイッチで壊れるところはなさそうですが、この機種は液晶が割れることとスイッチの反応が経年変化で悪くなることが多いです。
Nikonのコンデジは2台目ですがスイッチ、特にズームとシャッターが買ってすぐにギクシャクしちゃいました。スイッチの操作感が悪いことが目下の不満な点です。設定ボタンも使い続けるとへたってだんだんクリック感が無くなります。銀塩カメラっぽい操作感が理想ですが、それはこのレベルの商品では無理な願いです。

そんなことを言っている間に、液晶のフラットケーブルの接続先が現れました。これを極小のマイナスドライバーとピンセットを使って丁寧に外します。ロックはすべて上に跳ね上げればフラットケーブルは簡単に抜けます。

あとはシンガポールの液晶屋さんから送られてきたLCDを取付ければ終わりのはずなのですが、なんと液晶の保護ガラズは割れた方から外してやらねばなりません。マイナスドライバーを差し込んで剥がしますが、薄いガラスですからペシっと割らないように慎重に外します。

新しい方にNikonのロゴのガラスがつきました。こんな薄いプロテクターならそりゃちょっと何かに当たっただけで液晶が割れるわな。この機種は小型で高性能なのですが、液晶面の保護がなにもされていないので、鞄に入れていただけで割れることもあるようです。

もっとしっかりした液晶保護フィルムをヨドバシカメラで探してみましたが、すでに6年前の機種であるので、どこもありませんでした。プラバンを買ってきて自分で貼付けるしかなさそうです。

ケースを閉じる前に電源を入れて動作確認です。

新品の液晶は気持ちが良いなあ。
ついでですから、できるだけ掃除して置いてあげましょう。

内部も埃が入っているので、レンズ部やCCD部に入らないように綿棒で拭いておきます。



ところがボタンが全然反応しません。シャッターは切れますが再生ボタンが反応無し。
ありゃりゃと確認すると、ボタン基盤の小さなフラットケーブルがはずれていました。

組立はちゃんと確認しないと二度手間三度手間となります。
なんせ小さい電子部品なのでピンセットは必須です。

全機能の動作を確認して、最後にケースを閉じて終わります。

ただ分解しているときに気付いたのですが、ところどころ緩いネジがあるのです。

コンパクトデジタルカメラを長く使っていると、一つ二つネジが落ちて無くなっていることがあります。
ノートパソコンのヒンジ部もすぐにガタガタになりますよね。

そこでタミヤ模型から発売されているネジロック剤を使います。これは優秀でネジの先にちょっと付けておくとまず緩むことがありません。接着剤ではないので固着することもないので便利です。

こうしておけば乱雑に扱ってもネジが無くなってガタガタになる心配はない。

合計2000円程度(液晶代+#0ドライバー)で修理できたので良しとしましょう。

FUJIFILM、CANON、OLIMPUS、CASIO、Nikonとメーカー満遍なく使ってきたつもりです。
初期のデジカメはほんと簡単に壊れました。電池の蓋が取れたり、レンズエラーとなって起動しなくなったり・・・。
メーカー修理に最初は出していましたが、そのうち自分でも直せるようになりました。

コンパクトデジカメは分解してみるとメーカー毎の設計の良さ悪さがよくわかります。
沈胴式コンパクトカメラは壊れやすいので、一番愛用したのはシンプルな固定焦点カメラです。

過去ログ:旧型のノートパソコンを修理して、ついでに高速化
ノートPCの復旧完了とその後
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ノートPCの冷却ファンの修理交換
ポケットラジオ SONY ICF-R300の修理
これぞ六城ラヂウムMagic!治ります、治します!
現代の電子機器の問題点
家電の修理は人体とおなじだ(液晶モニターの修理)
液晶パネル(タッチパネル)の修理 (ボイラー制御盤)

これから鍋の季節にあわせてアクセスが伸びるのが


カセットコンロの点火装置の修理

です。
カチカチやっても点かなくなったガスコンロや石油ストーブはラジオペンチとドライバーで直ります。これなら女性でも直せるでしょう。
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結局のところ玩具の延長が兵器となることは歴史の必然なんです 
Monday, November 20, 2017, 10:38 AM
11/20 曇 10時 浅草での空間線量は49ベクレル/立法メートル

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171120-OYT1T50002.html?from=ytop_top
日本版トマホーク、政府が開発の方向で検討

今日の読売新聞一面ではミサイルの自国開発が大きく取り上げられています。
はぁ!?という今さら感を禁じ得ません。

防衛省側の不満はアメリカ製ミサイルの購入をトランプ大統領の来日で約束したことでしょう。

アメリカ製ミサイルの主要部品は日本製



命中させるためのソフトウェアや運用経験という付加価値が付いてボッタクリ価格となっているわけです。売り手の論理だけがまかり通る状態に防衛省も我々納税者も不満をもって当然です。

ミサイルといっても原理的にはロケット花火です。

そして日本にはラジコン、駆動装置といった玩具産業が主に静岡にあります。センサーデバイスは日本の主力産業のひとつです。

自動車の自動運転よりもロケットや無人機の方が簡単に作れる基礎力があると思います。

役人理論の硬直な規制がそういう活力を奪い取っている



小型ヘリコプター(ドローン)なんて本来は日本で作れたはずなのに、玩具市場では中国製ばかりです。自立飛行は本来なら日本でも充分出来たはず。

日本にはくだらなく古臭い規制が多すぎます。

原付バイクの速度制限も戦後まもなくの頃の規制ですし、電動自転車もそれに沿った規制です。
海外では電動自転車マーケットがとてつもなく大きいのですが、日本だけはガラパゴス化していて一周も二周も遅れています。

自動車免許で125ccまでのバイクは乗れるようにしたらバイク市場はすぐに復活するでしょうに。

話を戻して、巡航ミサイルや無人機ぐらいは日本でも研究ぐらいはやりましょうや。頭がお花畑な人たちが少々騒ぐでしょうが、こんなのはラジコン技術の応用です。

ラジコンで思い出しました。

30年前、私が学生だった頃、1人の有馬正和という大学院生がイルカ型ロボットや、ペットボトルサイズの潜水艦模型を作ってました。

そのペットボトル大の潜水艦は浮上と沈降を繰り返して前進するという仕組みで、省電力で長期間水中を移動できるというもの。

プールで実験している様子は、はたから観てると夏休みの工作で子供が遊んでいるようにしかみえませんぜ。

25年間潜水艦玩具で遊び続けたら大学教授になってましたw



スクリューを用いない無音の前進方式(水中グライダー)は、海洋調査に必要な水中無人機として世界中から注目されています。NHKのサイエンスゼロでも取り上げられていました。

玩具だと冷ややかに見られていても、基礎研究で何十年も経てば応用先はたくさんあるということ。

日本にはラジコン愛好者がたくさんいるのですから、そういう人たちを盛り上げて、小型ジェットエンジンといった玩具産業にも支援をすれば中国とも互角に張り合えると思います。もう手遅れかもしれないけども。

遊びをもっと真面目にさせることが高等教育の使命である



だけどなんか今の高等教育ってのは総じて金稼ぎ手段を得るためか、サラリーマン養成所ってな感じです。

もっと自由に遊ばせれば、面白いものが出てくるかもしれませんが、国公立大学でさえもゼニゼニしか今は言いません。

真面目に遊ぶことがない社会は停滞していきます。

水中グライダーは少なくとも一研究者の思いつきから始まったことを知っているので、世界的に注目されていることで「有馬さんよかったねえ」と思ってます。

参考URL:株式日記
将来、長時間飛行が可能な何千機もの中国の小型自爆ドローンが日本に襲来する
こともありうる。F-35も、いずもも、イージスアショアもイージス艦も、金の無駄使いだ。

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割れたり欠けた陶磁器は金継ぎ(きんつぎ)で直しましょう 
Saturday, November 18, 2017, 01:12 PM
11/18 曇 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル

割れた茶碗を金継ぎ(きんつぎ)という技法で直した陶器は、これも妙味として茶席では珍重されます。ヒビも味として愉しむのも話の種となります。

金継ぎというのは特殊な技術なのかと思ってました。継ぎ目が金色なので金(GOLD)を溶かして接着する技術なのかと思いこんでました。

陶磁器は漆(うるし)で簡単に直せる



ああそうなんだ。漆というのは古来から強力な接着剤だったのですね。

もっとも安い日常使用の皿程度でしたらエポキシ系接着剤(2液を混ぜて使う接着剤)を爪楊枝の先に乗せて貼り合わせても充分強度があります。

落として割れた急須の蓋はそれで直しておりますが、全然問題がない。透明な接着剤なので継ぎ目はほとんどわかりません。

この記事に目が止まったのは、ずいぶん昔に知人宅で食事をご馳走になったときに、あやまってそのお宅の大皿を割ってしまった思い出があるからです。

油料理で手が滑って台所の流しに落としてしまったのです。

真っ二つ・・・奥様の悲しそうな顔が思い浮かびます。ご夫婦でヨーロッパ旅行した折に買い求めたコペンハーゲン製の白磁器でした。

ああご夫婦の記念が!気安さから食後の片付けを買って出たことが裏目にでてしまいました。
その大事件!以来そのご夫婦(特に奥様には)にはずっと申し訳なく思っているのです。

当時、このような金継ぎの知識があったら持ち帰って金継ぎしていたかもしれません。

記事を読むと近所の播与漆行(はりよしっこう)という会社が漆の材料を販売していて、工芸教室もやっているそうです。

http://www.urushi.co.jp/index01.html

小麦粉と漆、もしくは米粒と漆を練って接着して、顔料の弁柄(べんがら)そして仕上げに真綿で金粉を振って立派な金継ぎ陶器のできあがり。

気に入っていた陶磁器はちょっとの手間をかければ再び使えるようになります。

ここ浅草の道具屋筋の裏手にはかつては厨房用具をつくる工場がありました。今ではほとんどが廃業されていますが、細々オヤジ1人でやっているところも探せばあります。

昔は取っ手修理や鍋底の修理というのも日銭稼ぎでやっていたそうですが、いまではそんなお客は滅多にいない。
叩きだしのフライパンよりもプレス加工の安鍋ばかりだとボヤいていました。
4年前に溶接がはずれたものを修理して貰いましたが、たしか500円でした。

過去ログ:ものがつまらない時代だからこそ敢えて治す

直して使うという考えはケチではなく、生活を楽しくさせる妙薬ですよ。呆け防止にもなるかもね。

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ロシア人が持っていたダヴィンチの「サルバトール・ムンディ」 
Friday, November 17, 2017, 03:03 PM
11/17 晴 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35110516.html

(CNN) イタリアの巨匠レオナルド・ダビンチの絵画「サルバトール・ムンディ」(世界の救世主)が米ニューヨークでクリスティーズのオークションに出品され、芸術作品としては史上最高額の4億5030万ドル(約510億円)で落札された。
「サルバトール・ムンディ」は、イエス・キリストを描いた1500年ごろの作品。ダビンチの作品として現存する絵画は、この作品を含めて20枚に満たない。
これまでの美術品オークションでは、2015年に1億7940万ドルで落札されたピカソの「アルジェの女たち」が最高額だった。今回、「サルバトール・ムンディ」の落札価格は当初1億ドル以上と推定されていたが、電話による入札受け付け開始から20分ほどで、「アルジェの女たち」を上回った。
「サルバトール・ムンディ」は、ダビンチの代表作「モナリザ」とほぼ同時期の作品。ルネサンス期の服装をまとったイエスは片手を上げて祝福を与え、もう片方の手に水晶玉を持っている。オークションを前にロンドン、香港、サンフランシスコで展示され、大勢の観客を集めていた。


持ち主の遷移をまとめると
1500年代 フランスのルイ12世
イングランドのチャールズ1世
1800年代 行方不明
1958年 45ポンド(贋作として販売された)
2005年 1万ドル(112万円)モナコの画商
8千万ドル(90億円)
2013年 1億2750万ドル(142億8千万円) ロシアの実業家
2017年 4億5030万ドル(515億5千万円)

さて500億円をポンとだした落札者はだれでしょうか。その前の保有者はロシアの実業家ドミトリー・リボロフレフ氏が所有していたとのこと。有名な絵画コレクターでもあり、サッカーチーム・モナコ(フランスリーグ)のオーナーでもあります。

落札者もまた共産国家出身者だろう



なんとなくそんな気がします。同じロシア人か中国人のような気がします。これだけの金額を個人で出せるのはアラブの石油王だろうという話もありますが、しかしイスラム教徒がキリスト教の肖像画を保有したがるだろうか。

モナコの画商に渡るまでは下手な補修がされていたそうで、それで贋作だといわれていたそうです。修復をしてダヴィンチの真作だとわかったというもの。つまり保存状態が悪い絵画だったわけです。

それでもロシア人実業家ドミトリー・リボロフレフが買い取って3倍の値で売ったのですから、たいした眼力だと思います。

サザビーズやクリスティーズといった一流オークションでは富豪のマネーがそうとう流れ込んでいることがわかります。

パナマ文書、パラダイス文書といったタックスヘイブンの機密資料が流出して、富豪のマネーが闇となっていることが白日に晒されました。お金を完全に秘匿することはますます難しくなっていきますし、それに対する風あたりも強くなっています。当然です。

それならばと芸術品として所有しておく方がずっと安全だと考えても不思議ではありません。
大富豪まで行かない金持ちは不動産を買っている。

現金に対して信用していない人種といえば、やはり共産主義国家だったロシア人か中国のトップに近い人間じゃないでしょうか。
オークションがアメリカのクリスティーズですから、アメリカの上流階級を介して購入したとも考えられます。

実物資産(Real property)へひた走る富裕層



こういう嗅覚はロシア人ならではじゃないかと思います。ペーパーマネーはどんどん目減りしていくものだという経験があるからです。
世界のマネーが価値を落とすということを予想しているのかも知れません。

さてそのロシアですが、

今年はロシア革命から100年という節目の年です



サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)では記念式典でもやっているかというとたいした盛り上がりもないそうです。レーニンの生誕地のウリヤノフスクには『革命の聖地』として中国人が大挙として押し寄せているのだとか。

レーニン、スターリンの恐怖政治での愛憎相反した感情がロシア国民にあるそうです。

共産主義国家100年目となり、名画を買い漁るロシア人ブルジョアジーがいるということに矛盾を覚えます。中国も同じ状況で、ウォールストリートは中国マネーで潤っているといってもいいのではないでしょうか。

共産主義国家の特権階級も欧米の金融資本家達と同じく経済界のプレーヤーだったということです。悪く言えば共犯者です。

資本主義も共産主義も絶対権力志向という同根から生まれていると私は考えているので、特権階級はどちらも似たり寄ったりです。

理想の社会制度はどちらでも無かったのです。さてどうしたものでしょうか。
これはロシアやアメリカの庶民階層でも同じ思いでしょう。

ロシアや中国は資本主義と共産主義が混じり合って上手く行っているうちはいいでしょうけども、格差が大きくなると社会不安がいつかは爆発するでしょうね。これはアメリカも同じで社会不安や動乱の可能性は膨張する一方です。

格差への怨嗟が高まる象徴的な出来事と言えるでしょう。


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ブロックチェーン技術で従来のDB技術は陳腐化する 
Thursday, November 16, 2017, 01:00 PM
11/16 晴 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル

国を挙げてブロックチェーン技術を導入する方向を総務省が発表しました。ブロックチェーンとは何かは新聞に解説があります。

プログラムをしたことがある人は一度はかならず聞いたことがあるとは思いますが、オブジェクト指向(Object-orientation)という技術用語があります。

80年代から提唱されていた古い概念です。

端的に言えばデータはデータ、プログラムはプログラムと別個に管理するのではなく、一緒にして取り扱いやすく、またプログラミングの効率を上げましょうという発想です。当時はコンピュータではなく電子計算機であり、データは紙テープやカード、磁気テープでしたから。

PCの発達でで誰もがプログラミングできるようになると、省力化、効率化、再利用でプログラミング言語が高等化して、一度書いたプログラムを構造化・階層化して使い回しができるようになっていきました。

使い回しといえば、宇宙戦艦ヤマトでは被弾シーンが何度も使い回されていて、左を被弾したら反転させて右側も被弾されたように使われました。子供心に白けましたね。

イメージ的にはオンラインゲームで人気のロールプレイングゲームがそうです。

主人公が敵を倒すために、いろいろなアイテムや力を取り込みます。その数値データを消費しながら闘争力や能力を上げていく。

ボタンを押すと動き回ったり剣を振るう主人公(オブジェクト)はそれだけで独立したプログラムです。自分自身で数値を書き換えてゲームが進みます。モンスターを倒したから1点加算などとは操作する人は考えなくても良い。

だからコンピューターゲームを眺めていると、あ〜オブジェクト指向やなぁ〜と私は感心してしまいます。

このオブジェクト指向とは正反対の考え方は、銀行や大企業の勘定システムです。そりゃ勝手に数値が書き換わっては大混乱しますから。

取引や入出金の記録は厳密に管理されて、それを大型コンピュータ一台が集計してまとめているのがコンピュータ誕生から現代までの方式です。

コンピュータ回線が無かった時代はリールに巻いた磁気テープをコンピュータセンターにわざわざ運んでいたのです。さすがに今はないけども。

今はデータ自体もクラウド化して瞬時に集計されるようになりましたが、まあデータの置き場がユーザーからネット上に変わったにすぎません。

ブロックチェーンは究極のオブジェクト指向を目指した考え



オンラインゲームを例にすると、いままでのゲームでは主人公は1人です。すなわちユーザーは1人です。

ゲームの主人公にたとえば他のユーザーの主人公も乱入するゲームがあるとしましょう。
となると、その他者もどこかで経験値を積んでいなければならない。

ゲーム画面で何人ものユーザーが入り乱れても、ゲーム自体は成り立ってしまうのです。

これがオブジェクト指向的な概念です。どこかでデータが保管されているわけではない。ユーザーが操作するゲームのキャラクター自体にデータ(経験値)が保管されているからです。

ブロックチェーンはその数値を改竄(かいざん)できないようにした仕組みです。

従来のデータベースという概念はブロックチェーン化で陳腐化する



たとえば私がコンビニで買うと、その記録はPOSレジを通して計算センターで集計されます。それを再び商品別売上や店舗別売上として再集計されます。

それが今までの電子計算的な使い方で、運用形態は相変わらずの人海戦術とコンピューター能力に依存したものです。集計値が誤っていると大騒動になります。そのためIT土方と呼ばれる所以です。

ところがブロックチェーン化するとどうなるかというと集中管理する必要がなくなるのです。
本社管理部門が必要なときに「今日の売上は?」とか「あの商品の販売状況は?」といった具合に店舗(やレジ)からデータを呼び出せばいいのです。

またビットコインのような電子マネーが発達すると個人のコンビニでの利用状況までが記録されていきます。
ブロックチェーン化した電子マネーとなるとお金の流通には大変革が訪れるでしょう。

データの整合性の確保と膨大な集計処理が今までのコンピュータメーカーの存在理由でした。しかしこれからは集中管理して力業で集計する時代ではなくなりました。

マイナンバーがすべてのサービスの鍵となる技術基盤が完成間近



マイナンバーを鍵としたブロックデータが国民1人1人に割り当てられます。そこには銀行口座・郵便・電話番号といったデータが刻まれ、あたかもロールプレイングゲームのキャラクターのように扱われるのです。

そのような社会基盤が実現したらどうなるのでしょうか。

少なくとも行政機関で重複したデータベースはシンプルになるでしょうし、各銀行のシステムもよりシンプルになるでしょう。

そして行政も銀行も物を作ったり運んだりするすることはないので、人員は少なくなっていくことは間違いない。

大企業でも管理部門(コストセンター)は縮小化して利益に貢献しない部門は斬り捨てられたり身売りされる動きが活発になっていくでしょう。

さらに人工知能や科学計算といった特定分野以外のフツーのIT技術者(SE)の需要は先細りでしょう。高卒でも製造業ではCADで製図ぐらいは今やフツーです。

過去ログ:取引されてこそお金の価値が生まれるのだなあ


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故障を抱えたプロスポーツ選手の方、六城ラヂウムがサポートします! 
Wednesday, November 15, 2017, 11:22 AM
11/15 晴 10時 浅草での空間線量は56ベクレル/立法メートル

ドラマ「陸王」を毎週楽しみにしています。
弱小足袋製造のこはぜ屋が大手シューズメーカー・アトランティスに立ち向かうという単純なストーリーなのですが、小説でもドラマでもやはり面白い。

スポーツ用品は特にプロ選手が使ってくれるかが社運の明暗を分けます。

運動靴で有名な話はアドルフ・ダスラーのアディダスととルドルフ・ダスラーのプーマの兄弟二人の激しい闘いです。

ワールドカップやオリンピックで有力選手を囲い込んで互いにアドバンテージを競い合いました。

さらに新興のナイキやもちろん日本のミズノやアシックスも加わり札束で殴り合うような競争が行われています。

マラソン、野球製品、ゴルフ、テニス、自転車、F1・・・テレビ中継される人気スポーツの裏ではスポーツ用品メーカーが選手の争奪戦を繰り広げているのです。
浅草橋には有名な肘や膝のサポーター会社がありますが、そこでさえも土地柄で相撲力士へ特製品を納品しています。

ドラマではアトランティスが開発費に何億円もかけているという描写がありましたが、実際は選手へのスポンサー費用でしょう。

テレビで紹介されるほどのプロスポーツ選手になると、スポーツ用具はすべてスポンサー企業が提供してくれます。ただしその会社以外の製品を使うことはできなくなります。

ただどうしても他社製品が具合がよいとかそれを気に入っている場合は、ロゴマークを塗りつぶしたりテープで隠したりして使用する選手もいるそうです。

良いから売れるのではなく、有力選手が使うから売れる



これはスポーツ用品業界のセオリーなんです。徐々に口コミが拡がって売れるというものではないのです。

ドラマでは新素材シルクレイと足袋を合体させたランニングシューズを故障した茂木に提供し、さらに伝説のシューフィッター村野が加わります。これでどんでん返しを狙うお膳立てが揃いました。

しかしこれからが本番で大資本との闘いが始まるわけです。札束の力に対してこはぜ屋はどう戦うのかが見物です。

六城ラヂウムもボクシング選手、F1チームに提供をした時期があります。また現在でもプロスポーツ選手への販売も行っております。
ただしあくまでも商品を渡すだけで、その後のケアまではできない。

使っていただいているだけでありがたいお話です。

ラヂウムを試してみたいというプロ選手はお声をかけてください



手厚いサポートはできませんが、出来るかぎりは対応させてもらいます。

製品をお使いいただいている方が今日の新聞で好成績で取り上げられていました。
嬉しくなりますし、もちろん陰ながら応援しております。

ここ浅草にはスポーツブレスレットで有名なファイテンがあります。同様の製品を六城ラヂウムさんも作ってよという声はたくさんいただくのですが、製造しても販路がないのでまず実現できません。

せいぜい全国アクセサリーショップ、パワーストーン屋向けのブレスレットです。


スポーツ用品は潤沢な資金とコネがなければどうにもなりません。シューズ用の中敷も検討したことがありますが、試作止まりです。

身体の調子を取り戻したい・・・そういう願いを叶えてあげたい




これからも微力ですがプロスポーツ選手へのサポートしていきたいです。

過去ログ:菊池雄星選手の活躍と上昇気流に乗る西武ライオンズ
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二宮尊徳の功績と教えは不変であり、今こそ噛みしめる時だろう 
Tuesday, November 14, 2017, 11:37 AM
11/14 曇 10時 浅草での空間線量は56ベクレル/立法メートル

二宮尊徳の言葉

『我が道は人々の心の荒蕪(こうぶ)を開くのを本意とする』


※二宮尊徳
1787年に小田原で生まれ、若くして両親を亡くし親戚宅に寄宿、家の再興を図る。小田原藩士の財政再建などを手がけた後、桜町(栃木県真岡市)に赴任、農地整備、学問奨励などで、農村の再興に尽力した。金次郎という名だったが、幕臣となって尊徳を名乗った。晩年は日光の再興に取り組み、1856年に69歳で病没。死後、息子や弟子が仕事を引き継いだ。勤労や倹約を特独自の農村再生法は「報徳仕法」と呼ばれる。「二宮翁夜話」は新書判の中公クラッシックスなどで読むことができる。


読売新聞の日曜版で日光市今市地区の二宮尊徳のゆかりが紹介されています。

日光は東照宮だけではなく、尊徳が農村指導の集大成とした今市に記念館や資料館があります。私はお墓にも寄ったことがあります。

神奈川県小田原市にも記念館や資料館があり、また酒匂(さかわ)川の治水や松並木はいまでも残っています。酒匂川の側に生家が保存されています。

近くでは文京区駒込の吉祥寺(きちじょうじ)には二宮家の墓があり、そこには大きな二宮尊徳の墓があります。

ただ吉祥寺の墓は、たしか孫が二宮家に相応しい墓をということで建てたもので、立派な墓は尊徳の本意ではありません。

本当の墓は今市の報徳二宮神社にあります。本当は土を盛っただけだったそうですが、やはりここも後世の人たちが社を造り、石塔をたてたりしています。

二宮尊徳さんは仰々しい墓は好まなかったのですが、これも人徳ですからしかたがないですね。

最初に農村指導をした栃木県真岡(もおか)市ですが、痩せた土地の真岡の人々は、肥沃な小田原出身の尊徳からみれば怠惰でわがままに見えたのでしょう。

よそ者の尊徳は嫌われて、苦労したことがつづられています。
しかし、その経験がなければ「至誠報徳」の精神は生まれなかったのではないでしょうか。

尊徳没後に息子は福島県の相馬市の復興に携わり、弟子達も農村復興で各地に赴いたとあります。

荒廃していた日本の農業基盤を建直し、幕府財政の改善に寄与した二宮尊徳の功績は今では語り継がれることはなくなりました。国粋的という理由で戦後の学校教育では取り上げられることがなくなったからです。

二宮尊徳の伝記は今でも感動を覚えます。

二宮尊徳の理想は今でも日本の理想像ではないのか



そんなことを気付かせてくれます。二宮尊徳の生涯はもっと知られるべきだと思います。
今の日本の政治に必要なことは二宮尊徳の教えだと思うのですけどねえ。

本だけではそんなスーパーマンは居ないと無意識に感じてしまうのです。でも小田原と今市の資料館には早速行って、尊徳の遺品を観ると本当に実在したことが実感します。


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アラブの覇権を狙うサウジアラビアがいよいよ動き出した 
Saturday, November 11, 2017, 01:18 PM
11/11 晴 10時 浅草での空間線量は56ベクレル/立法メートル

サウジアラビアのサルマーン国王の息子で国防相などを務めるムハンマド皇太子が著名な投資家アルワリード・ビン・タラル王子やアブドラ前国王の息子のミテブ国家警備隊長ら50人を一挙に逮捕拘束したというニュースがありました。

アラブの国の内情は日本人には想像が出来ません。

王子ら50名を逮捕といっても収容されているのは監獄ではなく、ヒルトンホテルということです。そこのスイートルームで軟禁されているというだけ。

物騒なわりに石油王国らしい優雅なお話です。

アルカイダやISILのスポンサーはサウジアラビア



さてそのISILも米国に見棄てられて壊滅されつつあります。その最中にサウジはイランの友好国カタールとの国交断絶を6月に発表しました。

シリア、レバノン、イエメンでもサウジが政府支援、イランが反政府を支援して政情が不安定となっています。

さらにシリア内戦で”国を持たない民”クルド人が騒ぎ出してシリアやイラクの政情は収まりそうにありません。

さっぱりわからないのですが、北朝鮮へ米軍が空母を動かしたとたんにサウジアラビアとイランが動き出していると言うこと。。
そしてこっちはは背後に大国の存在がないので、軍事紛争、内戦へ突入する可能性が高い。

中近東の混乱はヨーロッパをも揺らがしかねない



やっかいな難民問題が拡大するだけではなく、国境問題、民族対立の元凶は特に第一次大戦後のイギリス・フランスによるアラブ分割が元凶と考えているからです。

左の記事はパレスチナが100年前にイスラエル建国を支持した英国を非難する声明をだしました。歴史的感情はいつまでも残るのです。

どうせ同じユーラシア大陸のロシア・中国も混乱に参入してきますし、アメリカも軍事力を割かねば成りません。

つまり北朝鮮のどう喝外交などよりも、ずっと大きな紛争と混乱を引き起こすことになります。

北朝鮮がなぜアメリカにとって脅威なのかというと、北朝鮮の核技術とロケットはイランへも流出することだからです。

サウジアラビア(とイスラエル)にとってはそれは最悪な状況なので、北朝鮮への圧力をアメリカはかけざろうえない。

こうして中東からアメリカの軍事力が手薄になったことでサウジアラビアが自ら動き出したと言えます。

武力衝突は沈静化どころか民主化や民族蜂起という建前でこれからは活発になっていくでしょう。

APEC(太平洋経済協力会議)でトランプ、習近平、プーチンがベトナムで顔を合わせますが、経済問題はセレモニーであって、実際は戦後の調整と談合をするためにわざわざ出張ったのだと見ています。もちろん安倍晋三は蚊帳の外です。


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東芝を上場廃止にしなかった驚きの言い訳 
Friday, November 10, 2017, 11:07 AM
11/10 晴 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル

日経ビジネスのWebからの引用です。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/238117/110900063/?n_cid=nbpnbo_mlpum

臨時株主総会の「12日前」に指定解除



 東芝をなぜ上場廃止にしなかったのか――。東京証券取引所を傘下に置く日本取引所の自主規制法人理事長である佐藤隆文氏が、月刊『文藝春秋』の12月号に手記を寄せている。東証は、東芝の不正会計が発覚した2015年秋、同社株を「特設注意市場銘柄(特注銘柄)」に指定した。期限の1年半が経過し、内部管理体制が改善されたかどうかを審査。問題が残っていると判断すれば上場廃止になるところだった。それを10月12日に「相応の改善が認められた」として指定を解除したのだ。

(中略)

 自主規制法人は内部管理体制(内部統制)について「相応の改善」がなされたと結論づけたが、実は内部統制についても監査法人がチェックして意見を言うことになっている。PwCあらたの結論は「不適正」だった。

 一方で、不適正意見が出ると東芝は問題は改善されていると反論した。自主規制法人は第三者のプロである監査法人よりも、当事者の東芝の主張を受け入れたわけだ。まさに驚天動地の判断だが、この点について佐藤氏は「投資家の保護者」とは思えない反論を手記で展開している。

 「私は、監査法人の意見を無条件で絶対視するのは資本市場のあり方として危険なことだと思っています」

(中略)

監査は国が認めた試験に合格した公認会計士でなければ行うことができない、それを否定して、誰が監査を行うというのだろう。


こういう考えの持ち主が日本の証券取引所を監視する側のトップなんですよ・・・驚き呆れて何も言えません。
つまり監査の意見などは考慮に値しないと堂々と述べているのです。

ひょぇ〜

ちなみに自主規制法人とは証券取引所自体を監査をするために設置された<独立した>外部機関でありますが、金融庁の天下り先であり証券取引所理事、政府官僚側の御用学者、大手監査事務所のトップによる談合機関にすぎません。

さらに引用します。

 おそらく佐藤氏が監査法人を批判するのは、自主規制法人の体制が優れているからではないだろう。佐藤氏は元金融庁長官である。金融庁などの行政機関が最終的に決算書が正しいかどうかを判断すべきだと考えているのではないか。20年以上前の「行政指導」全盛期のノスタルジーがあるのだろうか。


これぞ役人発想の典型でしょう。金融庁配下の監査法人の意見よりも金融庁の意見が優先されるという自惚れ以外何者でもありませんね。

最後には

 自主規制法人が東芝を守ったからといって、これで東芝の上場廃止リスクが消えたわけではない。二期連続で債務超過となれば上場廃止になる、東証の基準に触れる可能性があるのだ。臨時株主総会で決めた半導体事業の売却が来年3月末までに完了し、売却益が入って来なければ、債務超過を解消できない。予断を許さない状況なのだ。

 最近、日本取引所グループの清田瞭CEOに対して、この上場廃止基準を変えろという圧力が加わっている、という話が流れている。二期連続の債務超過でも東芝が上場廃止にならないように、というわけだ。


今も昔も日本の証券市場というのは誰のためにあるのかと存在自体を疑います。
胡散臭いこと限りなし
クワバラクワバラ・・・
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自転車は想像よりもずっと速い乗り物です 
Thursday, November 9, 2017, 09:57 AM
11/09 晴 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル

自分の趣味の話です。東京五輪での自転車ロードレースのコースが決まったようです。

前回1964年(昭和39年)では自転車ロードレースは青梅市の周回コースでした。194km
トラック競技は当時後楽園球場(現東京ドーム)の横にあった競輪場が予定されていたそうですが、ロードレースの兼合いから八王子の甲州街道沿いに新設されたそうです。

五輪後はしばらく放置されて子供たちの遊び場になっていたと私の同世代は言ってました。
今でも名残がわずかに残っているかも知れません。

今回のトラック競技は競輪学校が併設されている伊豆修善寺のサイクルセンターです。
そして自転車ロードレースは調布から富士山を目指して富士スピードウェイがゴールとなります。266km

ゴールの富士スピードウェイはトヨタのものです。金主のトヨタに配慮してますねえ。

ここは交通アクセスが最悪なところです。
電車だと御殿場線という単線ローカル線です。F1の開催ではそうとう悪評が高まった。

東京から富士山・山中湖へ向うコースは国道413は通称「道志みち」と呼ばれており、オートバイや自転車愛好家では有名です。

整備されて信号の少ない道路は気持ちがよいです。ただ起伏がありますし、富士山を目指すということは基本的にずっとなだらかな登りになります。

下り坂は山中湖から御殿場方面に降りるところだけです。ここでは自転車といえども80kmぐらいで駆け下るでしょう。
下ってゴールとはならず、なんと御殿場から再び静岡側から富士山の3合目あたりまで登り直すという、過酷なコースです。

山梨県と静岡県どちらにも費用分担をしてほしいという思惑が見て取れます。

平均時速は40km以上なので266kmといっても6時間台で走りきってしまうでしょう。143kmの女子も4時間台でしょうね。

多少鍛えている人でも12時間以上かかります。しかもこのコースは登り坂がとても多い。

マラソンでも4時間を切ったら速いと言われるのと一緒で、トップ選手がいかに速いかおわかりになるでしょう。

自動車で伴走すると実は追いつかない



渋滞につかまったり単車線だとあっというまに置去りにされちゃいます。だからクルマの運転手が一番疲れるんです。

だからロードレースの場合は選手がスタートする前に、まずはチームのサポートカーが急発進して飛び出していきます。一旦自転車集団に追い越されると追い越すことが困難になるから。

海外ではテレビ中継はオートバイが使われていますが、迫力ある撮影のためにカメラマンは後部座席に後ろ向きに乗ってカメラを抱えます。

下り坂では時速100キロにも達することがあり、たまに撮影のバイクが急カーブで転ぶこともあります。テレビ中継も命がけです。

発表されたコースは交通も少なく風景は良いしとてもいいコースだと思います。
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Brexitで英国は復活している 
Wednesday, November 8, 2017, 11:51 AM
11/08 小雨 10時 浅草での空間線量は44ベクレル/立法メートル

Brexit(ブレグジット:英国のEU脱退)で英国の経済は順調に復活しているというニュースがあります。

離脱表明から2年でドル−ポンドが値上がりして個人消費も活発になっています。

・1ドル1.7ポンドから1ドル1.3ポンド(23%△)


逆に対ユーロではユーロ−ポンドでは値下がりしているのです。

・1ユーロ0.7ポンドから0.9ポンド(28%▼)


エネルギーの輸入と欧州への輸出へは好環境な立場



EU脱退表明でグローバリズムの代表格の金融機関が出ていった代わりに、ふたたび製造業がイギリスに回帰しているということ。

為替だけでは単純には言えませんが、少なくともユーロ通貨圏に対しては28%も為替が下がれば関税を支払っても英国での生産が有利になります。

エネルギーや原料を輸入して、加工して輸出する日本と同じ加工貿易国としてはスペインやポルトガル、イタリアなどよりは有利になるはずです。

英国はそもそも産業革命が起こった国です。
鉄鋼産業からの工業品から質実剛健なウール製品(ツイード)など英国を代表するものは、他にも伝統工芸品と紅茶の文化的な深さが魅力です。

破壊者マーガレット・サッチャーが現れるまでは・・・

ポンドがどんどん値上がりしたことで輸出力が無くなり国内工業が壊滅しました。
かつての鉄鋼の街は低所得者向けの住宅地となってます。

やっとドイツ主導のEUの正体に気がついた英国民は離脱を決定しました。前途多難と見られていますが、何のことはない。
景気は順調に回復しつつあるのです。移民流入による治安悪化もブレーキがかかりつつあります。

EU発足前までは工業品や工芸品は魅力的なものが各国にはあったのに、今ではドイツ資本が加わると一気に魅力が無くなります。

良い例がローバーミニ。

日本も英国と同じ轍を踏んできました。今は飛騨工芸などの伝統家具などは売れないそうです。
目利きができる裕福な高齢者が値切っていくのだとか。でもそういう”めざとい消費者”も消えつつあるそうです。なんたって高齢者だから。

高級家具の大塚家具が青色吐息なのは、最大の需要先である”これから結婚する層”がよいモノを見る目を失いつつあるからです。

一生物の家具を買うほどの余裕がないので、イケアみたいな組み立て家具を消耗品としてスマホで注文して済ませるから。

とはいえ私も「安物買いの銭失い」を最近しまして自戒しています。下の写真にあるような椅子はすばらしいなあと改めて思いました。


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貧富の差は遺伝子によるものか?貧富の差をもたらすものを探せ 
Tuesday, November 7, 2017, 11:28 AM
11/07 晴 10時 浅草での空間線量は40ベクレル/立法メートル

NHK教育「モーガンフリーマン時空を越えて」で「貧富の差をもたらすものは何か?」という内容を観ました。
https://www4.nhk.or.jp/P3452/x/2017-11-02/31/29451/1988035/

貧富の差は遺伝する?


驚くことに欧米では貧困は遺伝子によるものだという研究が真面目に進められていたのです。
貧困層と富裕層の子供の特定遺伝子と脳の構造を科学的に比較していました。
2000年以降、ヒトゲノムの全情報が技術的に解析できるようになったからです。

結局、貧富に関する遺伝子は特定できませんでしたが、脳の構造的な違い(海馬の萎縮や皮質の厚みなど)は貧富の差による家庭環境による差異があると結論づけられました。すなわち後天的な学習や経験、貧困によるストレスによるものだということです。

中間層から上位は遺伝的な支配が強くなる傾向があるというだけです。こんな結論も優生学的なものですけどね。こんな研究が10年前までは真面目に研究されていたのです。

国家間の富の差は国民の遺伝子によるもの?



国家の繁栄度合いは適度な遺伝的多様性によるという経済学者の説
多様性が低い人種は経済的な発展が低いという進化生物学者の説

貧富の差は熱力学の物理法則に従うという論



19世紀の熱学が金融市場や資本の移動、収益といった経済学にも当てはまることを発見しました。

富裕層と貧困層にはそれぞれの経済学がある。つまりお金の世界では二つの層しかない。
中間層というものはなく、水に浮かんだ油のようにきっちり別れているイメージです。

アメリカでは90%は下層で3%は上層で上層が90%の富を独占しています。

鍋で沸騰する水は「ボルツマン分布に従う」ことが知られています。
水分子のエネルギー分布は左に若干偏った山の形のグラフになります。

エネルギーを所得に置き換えると極めて低い所得と極めて高い所得はごく僅かで、人並みの所得層が山になります。

富裕層のための経済は「冪乗(べきじょう)関数」に沿う。
つまり極端な大金持ちは増える一方で、その額も青天井となります。

鍋で沸騰する水はボルツマン分布だが、一旦湯気となると、それはいくらでもエネルギーを貯えることができるようになるのです。

これは共産主義国家でも当てはまります。イスラエルは1948年の建国から国民所得は皆同じでした。収入は同額でも徐々に格差が生じて1990年代に社会主義は中止されました。
ソビエト連邦の崩壊も同じく資本主義経済へと移行していきました。共産主義は40年しか保てないのです。

種のために自己犠牲・平等の遺伝子は生物には備わっている



微生物のコロニーに攻撃を加えると、毒素を出して自爆するものがあるそうです。このような自己犠牲で種や集団を守る遺伝子は原始生物にも備わっているのです。

猿の集団にもボスが総取りするのではなく、平等に分配する気配りをちゃんとします。不公平に対しては猿でも怒るのです。
その怒りが頂点に達すれば、猿のコロニーは崩壊してしまいます。


『牛飼いの理論』で存亡の危機が訪れる



同じ牧草地で牛飼い達が放牧しているとします。1人一頭の割当を、一部の牛飼いだけはバレナイからと2頭も3頭も放ったとしましょう。
そうすると牧草地はあっというまに荒れて、その放牧場の牛全体がやせ衰えるという話です。

今の金融経済でもほんの一握りの金融機関が抜け駆けして狡(ずる)く立ち回ったために全体が苦しむ現状と似ています。

「恥」が消え去った利己主義により社会全体が崩壊するという危機に面していると結論づけて番組は終了しました。

検索キーワード:モーガン・フリーマン:

神(創造主)という概念は宇宙人であっても共通だろう
鏡の世界を応用した量子コンピュータの登場
量子でコンピュータ性能が一億倍となったらそれは宇宙(Universe)という
物理は理系ではなく文系(神学)学問である
モーガン・フリーマン「時空を越えて」とのシンクロニシティを体験した
スマホをかざして読む新形態の書籍(仮想現実と出版物の融合の好例)
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取引されてこそお金の価値が生まれるのだなあ 
Monday, November 6, 2017, 01:04 PM
11/06 晴 10時 浅草での空間線量は33ベクレル/立法メートル



連休は忙しくて新聞をよむ暇もありませんでした。あらためて読み直します。

話題のビットコインの解説記事がありました。

わかっているようで知らなかったお金の本質



本来、紙幣や硬貨は価値の裏付けがあってこそ流通できるもので、それは中央銀行が負っています。電子マネーはクレジットカードもすべて流通紙幣を一時的に肩代わりしているにすぎません。

ところがビットコインは改竄不可能な取引データにすぎないということです。
最大の特徴は流通を監視する中央銀行が存在しない。

送り手と受けての取引情報が延々と連なっていくのです。

たとえば100円の硬貨でコンビニでコーヒーを買ったとしましょう。そうするとコンビニに渡した硬貨には私からコンビニに渡したという記録が刻まれる。

そしてコンビニではお釣りの支払いで100円が客にわたると、それもまた硬貨に刻まれる。

こうして延々に誰から誰へという記録が刻まれていく。

たとえば、その100円を盗んでも、その盗人の名前が記録に無いために取引に使うことは出来ない。

こういう事だと思います。

ややこしいのは需要で価値が乱高下すること



コンピュータ社会ならではの通貨概念だと感心はするのですが、現実的には基軸通貨にどこかで連動させなければならない。
結局、ビットコインは生鮮食品のように需要で値段が決まるという不思議な仕組みとなります。

書類や製品のトレーサビリティー(履歴書)には有望な技術だ



記事では仮想通貨はブロックチェーンの応用例のひとつにすぎないとあります。本来は貿易業務や食品などの流通記録として考えられたものなのです。送り手と受け手の履歴管理には有望な技術です。

国際間銀行取引にブロックチェーンを採用すれば、どこまでも取引相手が遡及できます。
ですから富裕層の税逃れが問題となっているため国家としても無視できないのですね。

検索キーワード:ビットコイン:
資本主義はなくならないが資本の定義は激変するだろう
あふれたジャブジャブマネーを仮想通貨に押し込めろ(拙速な閣議決定のわけ)
主戦場はクレジットカードへ キャッシュレスの新資本仕組み主義時代
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年々しょぼくなる幕張メッセと東京ビッグサイト 
Saturday, November 4, 2017, 07:38 PM
昨日は天気が良かったので、幕張メッセでやっている展示会に行ってみました。

せっかくの連休にこんなところに来るのももったいないのですが、休みは昨日しかないので散歩がてらです。

年々規模が小さくなる展示会ビジネス



雑貨の展示会(ギフトショー)や健康器具・食品の展示会には良く行っていたのですが最近は行かなくなりました。

まあ久しぶりに会う人やちょっとご挨拶を兼ねていくぐらいしか目的がないのです。

ところが出展されていないことが多くて、だんだん面倒になりました。

なんかヒントが得られればと気を取り直しても、出展する企業もブースも代り映えしないところばかりです。

景気がいいときは祭気分だったんですけど、今行くのは「あっあの会社はいない、ここも消えた」と確認しに行くようなもの。

ぷらぷら歩いていると、顔見知りにもたまに会うのでたわいのない世間話をして終わります。

そしてあとで陰口を言われるw

展示会なんて20分程度歩けばもう充分です。ネットで調べた方がずっと効率的です。

ネットの発展で展示会という旧態依然な催しは衰退の一方



私の場合は人と会うという目的があるから、めんどくせーと思いながらもそういう展示会には足を運びますが、業界の人ではなく消費者の立場であったら行くだけ無駄です。

バブル期だったら試供品や無料の販促品で抱えられないほどもらえたのですが、今は展示会を巡ってもボールペン一本ももらえません。

どうせゴミになるのでもらいたくもないのですけども、スポーツ飲料や健康食品のブースもいまはくれません。

なんか紙コップを配っているので、喉が渇いたから近くに行ったのに俺だけくれないの・・・(別に風貌が怪しいわけではないと思うけど)

出展している側も展示会が売上に全く寄与していないことは承知[しています。

YoutubeやTwitterで炎上でもいいから話題になりたい!



昨日は出展者とそんな立ち話をしてました。はっきりいっちゃえば幕張メッセやビッグサイトに数万人程度がぞろぞろ来られても業績にはあまり影響がないようです。

せいぜいSMSやメディアに取り上げてもらえればラッキーってなところでしょう。

だから展示会もインスタグラムやTwitterを意識している出展企業も多くなりました。姑息なことにfacebookやTwitterで発信したら粗品をプレゼントやカタログ冊子をもらえるところが多かったです。

あと展示会には宣伝費用が潤沢なところしかもう出展していません。結局そういうところはバンバン広告を出しているので新規性もないのです。

結局は、展示会ビジネスは毎年代り映えしない内容で消費者は足を運ばないのです。
もちろん大規模な展示会はその国の経済状況をいち早く反映しますから、展示会に足を踏み入れたら「あ〜あ不景気なんだなあ」と実感させられます。
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アトピーで処方される保湿剤ヒルドイドで肌が若返る 
Thursday, November 2, 2017, 01:50 PM
アトピー性皮膚炎で処方される保湿剤に「肌の若返り効果がある」とネットで話題になり処方量が激増しているという記事です。

記事を読むとヒルドイドの年間売上は22億円強です。しかし
女性は男性の5倍も処方されている

女の若返りの執念は侮れませんね



本来なら年間7億円程度なのに3倍以上が想定外で売れているという内容です。
だから厚生労働省は処方に制限をかける方向なんだそうです。

美貌のために手間暇を惜しまない女性よ、さあアトピーの方は処方して貰いに病院へ急げ!・・・というのは冗談です。

実はね、この手のクリーム剤は99%以上がワセリンなんです。

簡潔に言えばハンドクリームの原料と同じ。

同じワセリンに香料をすこしいれたものが化粧品として何千円で売られ、耳かき一杯にも満たない、ほんのちょっとの抗菌剤や化学物質を混ぜただけで医薬品として売られます。このヒルドイドは25gで590円。

ワセリンは500g400円ぐらいで買えます



そこらの薬局でも売っている一番安いクリーム(軟膏)です。昔は指先のヒビ切れや滑り止めに事務のオバチャンがスチール机に置いてました。紙をめくるのに重宝しました。

トイレに置いてお尻の穴に塗っている方も多いでしょう。メンソレータムはすーすーするしw

メンソレもワセリンにハッカを加えただけですね。

ワセリンとは何かというと、石油成分に含まれる蝋成分です。つまり石油製品の一つです。

化粧品や軟膏にたくさん使われてます。また衣料品の製造時でも生地の滑りをよくするために使われたり、ゴム製品の離型剤などと広く使われています。純度が低いモノは工業品の一つです。

それを化粧品や医薬品は単価を30倍も40倍も高くして売っているわけ。

これほどボッタクリなものはないなあと冷ややかに見ています。

製薬会社マルホという会社は知りませんが、700億円の売上がある中堅企業のようです。社員1人あたり5000万円ですから製薬会社の中では低い方です。社員はウハウハだったろうに残念でしたね。



英語の薬の語源はもともとDragであって日用雑貨なのです。
それを売りつける手段が製薬業の実体です。

そんなことを書いた章は「日本のタブー」に掲載されています。どうかお読み下さい。
化粧品も医薬品も馬鹿らしくなります。

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東京五輪の秘密兵器を公開して良いの?それは零細企業にとって最終手段だ 
Thursday, November 2, 2017, 12:49 PM
11/02 晴 10時 浅草での空間線量は42ベクレル/立法メートル

NHKのスゴ技(10/30日放送)「東京オリンピック全力応援 究極の競技用具を作れ!」を観てました。
http://www4.nhk.or.jp/sugowaza/x/2017-10-30/21/27727/1816110/


円盤とアーチェリー(洋弓)を工学的な解析でより良いものに仕上げたという内容です。

そこで紹介されていた町工場・西川精機製作所のアーチェリーはきれいに的のど真ん中を射て番組は終わりました。

スポーツ道具はまだまだ改善の余地があるのだなあ



そういう感慨をもちました。水泳でさえ抵抗の低い水着が物議をかもしたこともありました。

日曜日にはマラソンシューズに参入した埼玉県行田市の足袋製造会社のドラマ「陸王」は面白いですね。「のぼうの城」で知られるようになった忍城(おしじょう)が毎回ロケに使われています。石田三成の堤も出てくるでしょう。

話はアーチェリーに戻りますが、弓と本体の接続部にできるわずかなガタが命中精度を下げることがわかり、そのガタを無くす加工が施されると命中率が格段に上がりました。

あともうひとつ秘密の工夫があるようですが、それは放送では隠されていました。

テレビで放映して大丈夫か?



今日の読売新聞地方面の記事を読んで、私は西川精機製作所の西川喜久社長は、上手くNHKを使ったなと感心しました。

アーチェリーは現在大部分が韓国製なのだそうです。10年前まではかろうじて日本製もあったそうですが、円高と競技人口の少なさで廃業されていった。このようなスポーツ用品は多品種少量生産の典型で、製造も零細企業が主体です。

いまは韓国メーカーばかりなのだそうです。
どのみち日本でアーチェリーの製造を始めても、韓国製のシェアには太刀打ちできません。

西川精機の捨て身で五輪関係者に注目させることができたか?



卓球とか水泳はJOCナシャナルアカデミーでエリート教育を実施しています。しかし他の種目、とくにマイナー競技は五輪委員会も文部科学省も何もしません。金も出しません。

卓球やレスリング、野球、水泳、器械体操はスポンサーがつき、科学的なトレーニングを取り入れたエリートアカデミーで育成されます。

何度も言いますが、他の種目はすべて自腹です。コーチを付けるのも、練習場を借りるのも、遠征や合宿費用もすべて自前でまかなわねばならない。

実際は都道府県の援助が少しあります。ヨットでは確か年間10万円ぐらいは援助があったような。しかしオリンピックに出場するには国体で優勝ぐらいは当然で、世界選手権に年何回か出なくてはなりません。一回行くと安宿と格安チケットでも300万〜600万円ぐらいかかるのだそうです。(ヨット競技の場合)

だから大会では寄付をお願いされましたよ。もちろん皆協力しました。それでもオリンピックに出場した選手は苦労されてました。親が工面するために家や土地を売ったり、本人が借金したりとそんな話ばっかりです。

日本もヨットメーカーはあのヤマハでさえ撤退してます。ヨット人口なんて数千人もいませんから。(昔は数万人いた)あと数年でわずかな日本メーカーも消えるでしょう。オリンピック用のヨットはサイズや形が厳格に決められているので日本で造る必要がないからです。

このままでは競技用ヨットは中国製や韓国製になるでしょうね。

日本製アーチェリーにメディアを注目させることには成功した



NHKで放映されたことで、日本のスポーツ用品産業が瀬戸際であることが分かったと思います。それを金属加工の零細会社が再び参入したことはもっと注目されても良いのです。

西川精機にとってアーチェリー製造は本業ではありませんから、捨て身でいいのです。失うモノがない。
そこでNHKに出演したというわけ。

秘密兵器を公開するという損して(認知アップという)実を取ったということ。これほど日本はスポーツに対しては弱小発展途上国家なんですね。

記事を読むと西川製作所は2006年から開発に着手しているわけです。NHKの番組で急遽作ったわけではないのに、さもNHKの手柄のように放映されているのが鼻につきますが、それも西川社長の目論見どおりかもしれません。

すでに鍵となる接合部分は特許を取得しているだろう



他社が使いたくても特許を楯に排除することが出来るし、使用料を請求することができる。そういう筋書きが出来たからNHKで公開したと思います。

そして異業種も参加する江戸川区のプロジェクトとして発達しました。さらにブラッシュアップして完成度が高くなりそうですね。

技術大国とNHKでは自画自賛した放送内容で白けますけども、現実は町工場や零細企業の熱意(enthusiasm)でしかないのです。

それに対して日本という国はほんとに冷淡です。こんな国のどこか”ものづくり大国”だとか”技術大国”だというのでしょうか。

芸能人のヒロミや森泉がリフォームする番組が人気です。電動のこぎりやドリルを使ったぐらいでへぇーと視聴者は思うのでしょう。

リフォームやクルマの修理番組はアメリカでも人気です。しかし日本では実際に日曜大工をしている人は少数でしょうね。

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人とは草木と同じようなものという考えは正しい 
Wednesday, November 1, 2017, 02:02 PM
11/01 晴 10時 浅草での空間線量は41ベクレル/立法メートル

法務省だけは良い仕事をしています。これぞザお役所って感じですか。

現在発展途上国から「留学」や「技能実習」という名目で労働者の供給を黙認しています。

東京はファミレス、居酒屋、コンビニは店長以外すべてそういう人ばかりであふれかえってます。
まだこちらは実害はない。せいぜい客あしらいぐらいで意思疎通が難しいぐらいです。

性産業でもアジアからさらに東ヨーロッパと供給源は拡がっています。風俗産業では梅毒の蔓延がいまや社会問題になりつつあります。日本では罹患例はしばし途絶えていた梅毒がいまは急速に患者数が増えています。その感染源はたいてい風俗産業からです。

事業組合や学校法人が技能習得を目的に大量に入国させている



たとえばトラック事業者組合というものがあったとすると、そこが中国やらタイから技能実習という名目で大量に受け容れるのです。

そして加盟するトラック運輸会社に派遣する。

その後はその派遣先会社まかせで、あとはしらない。

研修という名目が実質は人材派遣業にすぎないのが実体



実習だったらいいとか、研修だったら働かせてもよいだのと、受け入れ先がなし崩しで勝手な解釈で低賃金・長時間労働を課していることが現実です。

もちろんFランク大学や専門学校、さらには事業組合や農業組合はそんなことはさらさら承知ですし、そのトップは「働きたいいうとるのが途上国はごまんといるわい」と確信犯です。

人手不足の中小企業に押し込んで何がわるいんや、人助けしとんのや!と左団扇で言っている場面に遭遇したことがあります。

都内で安普請の家を建てているのが全員真っ黒いのばかりでビックリしたもんなあ。20坪の家が5000万円、それも江戸川区(笑)

外国労働者は監督対象ではないからやりたい放題なのが問題なのだ



端的に言えばスバルのお膝元の群馬県太田市はブラジル人の街として知られていますが、中国人、韓国人、タイ人、ベトナム人、中東国とあらやる人種が吸い寄せられるように集まっています。

太田駅の大通りを歩くとド派手な怪しい看板が乱立していてアジアのどこにいるのだろうと錯覚を覚えますよ。タイのパッポン地区みたい。

まあそれを地域は受け容れているのですから、それはグンマー人の意識次第ですからいいでしょう。
ただヤベー地域であることは間違いない。千葉の木更津あたりの暴走族なんてかわいいもんさ。

得体の知れない人種が集まるところの治安がいいことなどありえない。

人は一度根付いたらもう引き剥がすことはできません



中国の秦の始皇帝が言ったかどうかは忘れましたが「人は土地があると勝手に生えてくる」と臣下に話している台詞がありました。

東洋思想ってのはすげぇなあと感心しました。昔は確かにその通りでしょう。子供は生えてくるように見えたのです。

人間と植物を一緒にするなといぶかる向きもあるかもしれません。しかし次の台詞も強烈です。

「一度根付いた草は刈っても生えるので焼き払うしかない」


(焼き払っても土からまた芽を出してくるだったかな)
そんなことは近代社会ではできっこありませんが、古代中国では征服した民族のレベルが低いなら根絶やしにしちゃったんです。

すごいねえ。

生かす残すなんてことはしない。どうせ湧いて生えてくるのだから。

いいかげんなネトウヨみないな戯れ言をしゃべるな!というお怒りの言葉を浴びせられているかもしれませんね。

でも、組織を率いているトップや経営者は大なり小なり(下手すりゃもっと過激に)似たような感覚をお持ちです。

そうでなきゃ事業部門の切り離しや人員削減なんてできないもの。

法務省が外国人の受入を厳格化することで全体が幸福になる



人畜無害な『いいひと』はこれからは生きていくのがますます辛くなっていくでしょう。80年代までは「いいひと」は無難な人生が送れた。

しかし、手前味噌な感覚の経営者が「経済難民」を理由にたくさん抱えると、あっというまに日本人の美徳やモラルは破壊されていくでしょう。

それに少しは歯止めをかけた形の法務省の決定には少し安堵します。

労働者不足の問題は日本国内だけで考えなければならないのです。そうしなければいつまでもイノベーション(変革)が訪れません。


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なぜ西側諸国では共産主義国家を忌み嫌うのか? 
Monday, October 30, 2017, 03:40 PM
10/30 晴 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル

国際政治舞台ではいちおう西側資本主義国家と共産主義国家は水と油の関係となっています。

アメリカ国民はロシアに対して好感情は持っていない。

なぜ共産主義国家には得体の知れない不気味さを感じるのか?



これの答えは簡単

宗教は麻薬とおなじとして否定したカール・マルクスの理想で建国されたロシアは無神論国家として西側諸国(キリスト教圏)は見ているからです。

神を否定しているとはいえ、その神は西側諸国のキリスト教の神(創造主)であって、ロシアや中国の民に信仰心がないわけではない。

ロシアにはロシア正教、中国では道教が庶民の信仰であり、一部に仏教、イスラム系、法輪功などの宗教があります。

キリスト教圏では神の存在の否定=『悪魔』である



(ウィーン発コンフィデンシャルより抜粋)
http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52190530.html

 明確な無神論世界の登場はやはり史的雄物論の登場まで待たなければならない。カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが「共産党宣言」を公表し、唯物主義が台頭し、神は追放され、「宗教はアヘン」として蔑視されていく。人は精神的存在ではなく、高度に発展し、進化した物質的存在と見なされていった。ここに無神論者の産声が聞かれる。その意味で、共産主義思想の登場は歴史的出来事だったわけだ。ちなみに、カール・マルクスの「資本論」第1部が出版されて今年で150年目を迎えた。来年はカール・マルクス生誕200年も控えている。

 神を信じる者から見れば、神の存在を否定する共産主義世界は悪の台頭を意味する。ロナルド・レーガン米大統領(任期1981〜89年)は冷戦時代、共産主義世界を「悪の枢軸」と呼び、冷戦時代を「善」と「悪」の最終的闘争と受け取っていたほどだ。


無神論国家に対する征伐はキリスト教圏では『善行』である



中東の例を挙げるまでもなく、理神論国家との闘いは厳しいものになります。
それでもアメリカ人にとって共産主義国には信仰がないから、征伐するのは楽勝とでも考えているのかも知れません。

信仰心こそが西側諸国の団結の根拠であり、共産主義国家に対する優位な点だと考えている。

しかし、宗教を否定している共産主義国家であっても、信仰対象はある。

中国では共産党であり、北朝鮮では金一族です。中国は毛沢東並みに習近平の神格化を進めるようです。

人が人を信仰する(妄信する)というのも変な話ですが、日本の江戸時代でもそうであったように近代以前の封建社会ではどこもそういう形態です。

部族間の諍い(いさかい)が絶えないイスラム世界では、まとめ役として神の代理人が必要だったのです。

中国だってロシアだって「神の代理人」による絶対君主方式が最良なのです



それをキリスト教から見ると(キリスト教の)神を信じない者どもの野蛮な国として見えると言うだけ。

神の存在を認めないのは、野獣か悪魔として無意識に植え付けられているからです。

参考ブログ「ウィーン発コンフィデンシャル」
http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52190530.html
2017年10月28日06:00

無神論者の生年月日はいつ?


 全ての人には生年月日がある。様々な事情から、生年月日が不明なケースも考えられるが、本人が知らなくても誕生日は必ずあるはずだ。それでは無神論者はいつ生まれたのだろうか。読者と共に考えてみたい。

Adam_and_Eve
▲「エデンの園」から追放されるアダムとエバ(ジェームズ・ティソ画)

 無神論者は神の存在を信じない人々の総称だが、ここで注意しなければならない点は、神が存在したとしてもそれを信じない人々と、神の存在そのものを信じない人々の2通りがあることだ。「私は神が存在するとは信じない」、「神が存在していても、それは私とは関係がない」、「神の有無論争は意味がない。神は存在しないからだ」など、さまざまな解釈が出てくる。

 人類の始祖アダムとエバは「取って食べてはならない」という神の戒めを破り、「エデンの園」から追放された。長男カインは弟アベルを殺害し、同じように追放された。しかし、「創世記」を読む限り、彼らは神のいない世界に追放されたのではなく、神の愛を直接受け入れることが出来ない世界に追われただけだ。その意味で、アダム家庭もカインも基本的には無神論者の先祖とはいえない。実際、神は追放したカインに対して暖かい言葉を投げかけている。「エデンの園」からの追放は罰であって、神の世界からの決別を意味しないはずだ。

 それでは、神を信じない人生観、世界観がいつ生まれてきたのだろうか。「創造の神」は同時に“妬みの神”(出エジプト記20章)でもある。だから、旧約時代の歴史は常に異教との戦いが続く。その戦いは、神を信じる人々と神を信じない人々の戦いではなく、「神」を信じる人々と「他の神」を信じる人々の戦いだった。だから、積極的な無神論の芽生えは見られない(「『妬む神』を拝する唯一神教の問題点」2014年8月12日参考)。キリスト教時代に入っても異教との戦いは免れなかった。キリスト教の十字軍戦争も「神」と「他の神」の戦いだった。

 イスラム教の創設者ムハンマドが生きていた時代、無神論者は存在しただろうか。異教の神を信じる人は周囲にいただろう。ムハンマドは西暦622年、メッカを追われてメディナに入ってからは戦闘や聖戦を呼びかけているが、無神論者への戦いを呼び掛けたわけではない。ムハンマド時代、敬虔なイスラム教徒は無神論者が存在するとは考えもしなかったのではないか。

 明確な無神論世界の登場はやはり史的雄物論の登場まで待たなければならない。カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが「共産党宣言」を公表し、唯物主義が台頭し、神は追放され、「宗教はアヘン」として蔑視されていく。人は精神的存在ではなく、高度に発展し、進化した物質的存在と見なされていった。ここに無神論者の産声が聞かれる。その意味で、共産主義思想の登場は歴史的出来事だったわけだ。ちなみに、カール・マルクスの「資本論」第1部が出版されて今年で150年目を迎えた。来年はカール・マルクス生誕200年も控えている。

 神を信じる者から見れば、神の存在を否定する共産主義世界は悪の台頭を意味する。ロナルド・レーガン米大統領(任期1981〜89年)は冷戦時代、共産主義世界を「悪の枢軸」と呼び、冷戦時代を「善」と「悪」の最終的闘争と受け取っていたほどだ。

 しかし、共産圏は崩壊していった。フランス作家ミシェル・ウエルベック氏は独週刊誌シュピーゲル(10月21日号)とのインタビューの中で、「信仰はいかなる政治的イデオロギーより人間に強い影響を与える」と述べている。その主張を裏付けるかのように、共産主義イデオロギーは神を信じる宗教の力の前に崩れていく。アルバニアのホッジャ政権は1967年、世界初の「無神論国家」宣言を表明したが、冷戦後、同国で若い世代を中心に急速に宗教熱が広がっているのは決して偶然ではないだろう。

 それでは、神を信じる世界観の勝利で「歴史の終わり」の到来となったのだろうか。現実はそうではない。神を信じる人々にとって状況はひょっとしたら冷戦時代より悪化してきたかもしれない。無神論者は死んでいなかったのだ。

 冷戦終焉後、民主化運動の原動力となった旧東独のドレスデンで福音派教会から信者は去り、ワシントンDCのシンクタンク「ビューリサーチ・センター」の宗教の多様性調査によると、チェコでは無神論者、不可知論者などを含む無宗教の割合が76・4%で、キリスト教文化圏の国で考えられないほど高い。この事実は何を物語っているのか。

 不可知論者が欧米社会で広がっているが、彼らは無神論者ではない。積極的な無神論者にもなれないが、神を信じる敬虔な人にもなれない人々だ。だから、不可知論は積極的な唯物世界観を提示した共産主義を上回る世界観とはなりえない(「欧州社会で広がる『不可知論』」2010年2月2日参考)。

 それでは、共産圏が崩壊した後も、なぜ無神論が存続し、成長し、拡大してきたのだろうか。科学の急速な発展が神を追放したという主張も聞くが、多くの著名な科学者は神を信じている。科学の発展が神を追放したという論理は事実とは一致しない(「大多数の科学者は『神』を信じている」2017年4月7日参考)。

 考えられる唯一の答えは、共産主義は終焉せず、別の形態で存続し、21世紀に入り、潜伏期間を終え、地上に再び顔を出してきたということだ。別の形態とは、「神は死んだ」と宣言したドイツ哲学者フリードリヒ・ニーチェ(1844〜1900年)が予言していた虚無主義だ。神学の知識で近代法王の最高峰といわれてきた前ローマ法王べネディクト16世は、「若者たちの間にニヒリズムが広がっている。神やキリストが関与しない世界は空虚と暗黒で満ちている。青年たちは無意識のうちにニヒリズムに冒されている」と警告を発したことがある。ニヒリズムは「死に至る病」だ。

 共産主義の影で潜んできた悪魔は今、最後の戦いに挑んでいるのではないか。虚無主義がその武器だ。現代人は今、「神」も「悪」も意味を失った虚無な世界に立たされている。

 最後に、米国のサスペンス映画「ユージュアル・サスぺクツ」(1995年作)の最後の場面で俳優ケヴィン・スペイシーが演じたヴァーバル・キントが語る有名な台詞を紹介する(スペイシーはこの役でアカデミー助演男優賞を得ている)。

“The greatest trick the devil ever pulled was convincing the world he did not exist”
(悪魔が演じた最大のトリックは自身(悪魔)が存在しないことを世界に信じさせたことだ)

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あなたの文章など誰も読みたくはないのだ! 
Sunday, October 29, 2017, 11:25 AM
10/29 雨 10時 浅草での空間線量は44ベクレル/立法メートル

私の師匠副島隆彦は常々、「本はタイトルで8割売れ行きが決まる」と言っています。だからゲラが仕上がってもタイトルと装丁は出版社と最後までケンケンガクガク(ATOKではなぜか変換できない・・・)な話合いをされています。

タイトルとコピーや帯へのこだわりは宝島の編集者であった経験からです。

昔、副島先生と同じく席を並べていた橘玲(たちばなあきら)氏も同様です。

最近のベストセラーでも『言ってはいけない 残酷すぎる真実』、『タックスヘイヴン』、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』、『マネーロンダリング』などなど刺激的で興味あるタイトルばかりです。

売れる本はタイトルが光っているのです



昨年のベストセラーは『どんなに体がかたい人でもベタッーと開脚ができるようになるすごい方法』(Eiko サンマーク出版)なんだそうです。

JR山手線の車両の中に広告が貼付けられていたので、誰もが目にしたことがあるでしょう。サンマーク出版って実用書ばかり出している出版社です。この出版社の斜め前に住んでいたことがあるのでなんとなく親近感があります。

もうひとつ言えば、大半が地味な内容をけばけばしい装丁で売っているというイメージ。

ベタッーと開脚本も中身は普通の柔軟体操で、実は誰でもできるものではないんですけどね。
毎日開脚運動をしていけばいつかはベタッーとなるという身も蓋もない内容・・・

しかし売れれば官軍であることが出版業界ですし、著者も編集者も威張れます。

中身がよいのに売れ行きが悪い本を例として挙げてみましょう。知り合いの編集者が作った最新刊です。俺だったら絶対に採用しないタイトルとしての例です。



自転車物語・スリーキングダム/バトルフィールド (角田安正著 八重洲出版)

さてこれは何の本であるかすぐに理解できるでしょうか?

元々は「自転車三国志」にしたかったそうです。まだ自転車三国志/自転車戦国時代のほうがまだマシだったんじゃないか?

この本は自転車業界に長年携わった方が業界の内側から世界と日本の自転車業の興亡を描いたノンフェクションなのです。
ブリヂストンサイクルの元副社長サンがまとめた資料的価値は認めます。

かつて輸出企業として輝いていた日本の自転車業界もグローバル経済下ではいまや風前の灯火。安物は中国製、高級車は台湾製で国内メーカーの縮小撤退倒産が相次いでいます。

組立産業の行く末はどのみち同じ路を辿る



そのように読んでもらえれば、日本のGDP10%を支えるトヨタなどの自動車メーカーも20年30年後はどうなっているかはわかりません。

SONYは本社機能を日本から海外に移しつつあるという話もあります。(本社もアメリカに移転するという噂は昔から在ります)

需要があって生産体制が整う場所に移っていくのは工業の宿命です。

第二次大戦後、世界中でうじゃうじゃ湧いた中小の自転車工業は1970年代に日本が覇者となりましたが、いまは台湾と中国です。しかしそれも移ろっていくのでしょう。

良い本なので日経新聞や日刊工業新聞の書評で取り上げたら良いのにと思うのですが、なんせタイトルが捻りすぎているので売れないのです。

もったいない話です。「伝わる人は1行でツカむ」(川上徹也著 PHP文庫)は読みます。


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