なぜ安倍晋三はカルト・オブ・ヤスクニと言われるのか 
Sunday, August 18, 2013, 03:31 PM
8/18 晴 10時 浅草での空間線量は135ベクレル/立法メートル


16日朝日新聞に参議院選挙での自民党比例当選者の宗教支援団体の一覧が掲載されていました。

北村経夫は世界平和連合(=統一教会)からの支援を受けています


またこの北村経夫という議員は山口県の天照皇大神宮教という新興宗教の創立者の孫です。
新興宗教の一族に統一教会も支援しているということは
天照皇大神宮教も統一教会の一派であるとみなしていいでしょう。

安倍晋三も統一教会の系統


祖父の岸信介は国際勝共連合の創立に寄与していますし、「美しい国」のキャッチフレーズは日本統一教会初代会長の著作そのものです。これはよく知られた話ですね。

有村治子は日本会議に加盟する宗教団体から支援されています。

この日本会議はwikipediaによると伊勢神宮を崇める神道系宗教を中心とした社団法人のようです。また自民党の保守系議員が会員となっており、自民党内派閥の一つとして見てもよいかと思います。

石原慎太郎は霊友会が支持しているとささやかれていましたが、何のことはない日本会議の代表的な宗教団体が霊友会であり、日本会議の主要メンバーとして石原慎太郎らが加わっているからです。

wikipediaでは安倍晋三と石破茂は日本会議の副会長です。

安倍晋三のインタビューで日本会議という言葉を何度か聞いたので、その時はどっかの省庁の諮問委員会なのかと思っていました。

とんでもない。

日本会議はこのように宗教系右派よる政治団体です。そして当然、靖国神社も加盟しています。

朝日と同じ反日論調のニューヨークタイムスでは安倍晋三をカルト・オブ・ヤスクニと盛んに誹謗中傷して攻撃している背景は、このような日本会議という宗教勢力を指しているのだと理解できます。

アメリカ政府としては日米間の宗教対立を危惧しているのでしょうか。

なにしろ、かのアメリカこそ政教<非>分離国家なのですから



それにアフガニスタンでのタリバンの指導者ビンラディンをCIAが援助していましたし、イラクのカダフィーフセイン政権も支援していた実績があります。
その後の宗教対立の激化は言うまでもありません。

宗教対立のマッチポンプがCIAの常套手段ですからねえ



しかしカルト・オブ・ヤスクニとは絶妙な英訳だなと感心してしまいます。

昭和天皇、今上天皇がなぜ靖国神社を参拝しないのか?
明治天皇が戊辰戦争など維新での戦死者を弔うために創立した神社の参拝をいまだに拒絶しているのか。

昭和天皇に至っては侍従長に靖国神社に対して明らかに嫌悪感を示しています。
それは明治以降政局の切り札として利用され続けたことへの反撥なのでしょう。

私は皇族の継承問題を政治的な運動へ結びつけることは反対です。
日本会議という団体はそういう点でも「隙のある」団体です。
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多民族国家ほど脆い国はない(国連の欺瞞を垂れ流すNHK) 
Saturday, August 17, 2013, 11:08 PM
さきほど緒方貞子のNHK特集を観ていました。

犬養毅を曾祖父にもつ人で、外交官だった父をもつカトリック教の人です。
UN(国連)の難民救援のための補助機関・難民高等弁務官事務所の弁務官を1990年から10年務めた方です。それまでは上智大の教授、外国語学部長をされていました。

UNHCR退任後はJICAでアフリカを中心とした支援活動をされています。

緒方貞子さんには、国連(実態は戦勝国連合)から汚れ仕事であり人気のない難民対策を押しつけられたお婆さんというイメージでしかなかったのですが、実際にその通りです。

アメリカのワシントンで育ち、日本の上流階級であるリベラルな女性でまさに適役です。41歳の時に市川房枝により国連難民高等弁務官に推挙されたことが国連に関わるきっかけです。

特集では国連の本音が見え隠れしています。

読売新聞での読売国際賞第一回(1994年)での緒方貞子氏への授与の解説でもそれはわかります。

http://info.yomiuri.co.jp/yri/k-prize/kp1994.htm
(貼付け始め)
外交官の家に生まれて、子どものころ米国、中国で過ごし、米国に長く留学、結婚後、大学で教え始めた緒方さんは、政治運動とは無縁の道を歩んでいた。カリフォルニア大バークレー校で国際関係論の博士号まで取得した緒方さんの学識、語学力を高く評価した市川さんが、女性の地位向上の先兵として白羽の矢を立てたものだった。

 41歳で国連総会に赴いて以来、緒方さんは国際政治学者より、国際行政官としての比重が高くなっていき、「初」の称号がついて回るようになる。

 76年、女性としてわが国初の国連公使、2年後には女性初の特命全権公使に。その後の女性大使への道を開いた。

 帰国後の79年、カンボジア難民政府調査団の団長として、タイ国境の難民キャンプを視察したことが、難民問題とのかかわりの始まりだ。

 90年末、シュトルテンベルク前弁務官がノルウェー外相就任のため辞任し、突然空席が出来た。国連公使時代、国連児童基金(ユニセフ)議長としての活躍、国連人権委員会政府代表としてミャンマーの人権抑圧調査の実績から周囲がほうっておかず、上智大の教壇に立っていた緒方さんが候補になったが、「名乗りを上げた人が多かったので、なれるとは思わなった」という。
(貼付け終り)


宗教や民族の内紛での難民処理は日本にでもさせろ



そこでカトリックのクリスチャンでリベラルな(アメリカでの思想)が身についている女性として緒方貞子氏は適役だったというわけです。

利用される側は無自覚なところが救いようがない。

旧帝国海軍の作家、阿川弘之なんかはアメリカからの陸軍悪玉・海軍善玉説に利用されていることを無自覚に書き散らしているのだから救いようがない。忠実な米国の僕である中曽根康弘の系統です。

NHK特集緒方貞子を観て、考えたことは

多民族国家には永久に繁栄はない


ということです。

少しでも裕福になると、必ず民族や宗教派閥での金の取合いになるからです。結局難民問題とはすべてそこに行き着きます。

内戦激化の要因は海外からの援助金の取合いから



世界のスタンダードではそのような見解が一般的だと思います。だからこそ国連の難民支援組織は単なる補助組織なのです。中枢組織ではないことに着目して下さい。

国連という組織は戦勝国の利益調整の場でしかないのです



それにも関わらず国連という組織が内戦で発生した難民を救護するかのような国際組織のように放送するNHKには怒りさえ覚えます。

このようなことからも

海外(特に特定アジア国)からの永住推進には大反対です


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一流と超一流の違い。スポーツとは頭を使うことです 
Saturday, August 17, 2013, 01:58 PM
8/17 晴 10時 浅草での空間線量は141ベクレル/立法メートル

サッカーの話の続きです。サッカーチームの最高峰は欧州選手権を2連覇し、2010W杯の王者スペインと言われています。やはり数値でみると一目瞭然。

縦パスの成功率の多さとパスを受けてから16秒以内のシュート数も群を抜いています。
すなわち相手が守備を固める前に攻めることに秀でていることがこの集計でわかります。

対して日本もザッケローニ監督の元でこの3年間データ上では著しく改善されました。
それでもコンフェデレーション杯では3連敗と成績を残せませんでした。

朝日新聞の記事によると成功したパスのスピードはスペインの毎秒11.03mに対して、日本は10年W杯9.23m、コンフェデ杯では10.09mです。世界水準は11m台なのだそうです。

「攻撃の圧力」「プレッシャー」という意味のわからない単語がサッカー解説ででてきますが、どうやら敵陣での速いパスで守備を崩すことなのでしょう。(違うかな)


(記事より転載)

改善点は受ける技術

遠藤が考える改善のポイントは球をける技術ではなく受ける技術。「スペインは雑なボールでも受け手がコントロールできる。味方が相手にマークされていない状態なら易しいパスを出すのが日本の常識だけど、スペインはそういう時でもできるだけ速いパスを出している」


NHK・BSの番組「勝利へのセオリー」で400mハードルの選手であった為末大氏がオリンピックで活躍した選手らの戦略とその哲学を解説していました。

例えば北京オリンピックでは下馬評にもかからなかった400mリレーで銅メダルという快挙がなされました。そこで用いられた戦略はバトンの受け渡しでコンマ1秒を縮めるということでした。それまでどの国でも試されたかった「バトンの下受け」を採用したことです。

リレーで勝ち残るのはこれしかないと決めて、日本はこれに賭けたのです。



不利な条件を覆(くつがえ)すためには何をすべきか



ミスを減らすのか、ロスを減らすのか、確率を高めるのか、時間を縮めるのか、新たな手段を用いるのか・・・

サッカーや野球、バレーボールといった団体競技以外でも陸上種目や柔道、レスリングといった個人種目でも常に分析と実行、再考が必要だと番組に登場するコーチ・監督が説いています。

一言で言えば、常に改革(イノベーション)を念頭に置けということでしょう。
これはスポーツ選手以外でも当てはまることです。
おかげで世界陸上をついつい深夜まで観てしまい、寝不足です。

ふり返れば、私の周りでも健康法で散歩したり、サイクリングを日課としている中高年のご年配の方がいらっしゃいます。しかも自慢げに話すのでやっかいです。

ところがウォーキングでもサイクリングでも自己流、つまり適当にダラダラやっているだけなのです。姿勢は猫背、ずるずると足を引きずって歩いているだけ。そんなことにいくら時間をかけたところで徘徊老人にしか見えません。

サイクリングで月に500km走っていると自慢するお爺さんがいますが、買い物自転車でのお買い物のようにがに股でヨロヨロと日がな一日走っているだけ。周りに迷惑をかけているだけです。

ジョギングでもサイクリングでもしっかりした姿勢と理論、そして鍛える筋肉を意識しない運動など何も成果はないのです。

スポーツ馬鹿とはこのような頭を使わないことがスポーツだと信じている人を指すのでしょう。
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ボール保持率は勝利に結びつかないということ 
Friday, August 16, 2013, 12:31 PM
8/16 晴 10時 浅草での空間線量は144ベクレル/立法メートル

この時期の新聞は読むところが全くありません。

戦争を反省し、中国・韓国に謝罪しと毎年同じです。いいかげん毎年使い回ししたような文章を懲りずに掲載するのをやめろよといいたいです。特に朝日新聞と毎日新聞は。
高校野球にページを費やして、あとは通販広告。そしてツイッターで流れている写真を掲載して自社で取材したり裏取りしているような記事はなし。

安倍首相による終戦の日の式辞でこの20年ずっと入っていた中国と韓国への詫びの言葉がないとご丁寧にかの国の代理のように憤慨しています。
それよりも官邸が用意する式辞が毎年使い回されていたことに呆れろよ.

韓国は同盟国ではなく中国の隷属国なんだから両国首脳の談話なんてなんの価値もない。

これで月々3720円も払っているのはさすがにバカらしいです。
記者が盆休みなんでしょうが、クオリティーが低すぎます。もういい加減ゴミだすの面倒だからやめましょう。


14日のサッカーウルグアイ戦では日本代表がボロ負けしてました。
この記事で両チームの戦略が如実にわかります。
戦い方をより具体的に説明したのがMF遠藤だ。「ボール保持率を高めて、素早くパスをまわし、両サイドから攻略する」
ウルグアイの戦い方についてザッケローに監督は「ミスが少なく、相手がミスをしたら逃さずに突く」と評した。
タバレス監督は」日本戦の勝利後、「サッカーはボール保持率ではなく、ゴールで勝敗を決める」と語った。
朝日新聞2013/08/16 スポーツ面


日本のボール保持率は40%から48.2%、2013年のイタリア戦では50%を越えました。
でも勝てない。

ボールを保持し敵陣深くまで攻め込んだ率は34%から35%と進歩していないのです。自陣側でボールを回していても敵側としては何の脅威でもない。
あたりまえですが相手のゴール前でボールを持っていなくてはならないのです。

ボール保持率という数値だけを見ると日本代表は能力が上がっているように錯覚してしまいますが、敵陣ゴールに蹴りこむことという当たり前の目的を忘れると、本末転倒な結果になるということです。

目的を忘れた目標は身近でもたくさんあるでしょ


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吉田松陰はなぜ長期幽閉の末に斬首されたのか 
Thursday, August 15, 2013, 04:06 PM
8/15 晴 10時 浅草での空間線量は151ベクレル/立法メートル

吉田松陰といえば水戸学に影響されて尊皇攘夷思想を長州(現山口県)で広め、松下村塾で維新を導いた思想家とされています。

吉田松陰は攘夷思想を掲げながらも、25歳でペリーの黒船で密航を企てた罪で萩で幽閉され、一年で自宅謹慎の身となりますが、講話をしたり書物を書いたりと比較的自由だったようです。

29歳で再び松蔭の過激な思想が問題視され、藩命でふたたび牢獄に入れられます。

30歳で江戸に送られ、尊皇(倒幕)を訴えるがゆえに斬首されます。

ただし幕府側は長州藩を刺激したくないために、死刑にはさせず島流しが妥当と考えていたようです。ところが自ら老中暗殺を口走り、みずから斬首となります。

松蔭の死から4年後には長州からは伊藤博文・井上馨・山尾庸三・遠藤謹助。井上勝の5人が英国へ留学しています。公式な留学はこの5人ですが、イギリス大使パークス、駐在官アーネストサトウ、武器商人グラバーによって薩長藩の密航はなされていたようです。

さて25歳での密航の罪を5年も経って裁かれたのか

密航を企てた罪で斬首であれば即実行しているはずです。
しかも松蔭の場合は黒船に乗船を拒否されて、わざわざ奉行所に出向いて自首しているのです。

断罪されることを狙った確信犯です。しかし当時の幕府はそれができないことを見越しているのです。

それはどう転んでも吉田松陰にとっては勝算があったからでしょう。

おそらく渡航は藩命であること。そしてその藩命はパークスやアーネストサトウらフリーメイソンらの指示であることを知っているがゆえに、幕府にゆさぶりをかけたとみることができます。

開国論議で紛糾している幕府としては、長州の下級武士一人が密航するなどという事件はまともに取り扱いたくない。勝手に拾われて行ってしまえといったところでしょう。

そこで、この事件は長州藩預かりとして、松蔭を萩で入獄させます。

しかし長州藩でも松蔭の処遇に困り、牢獄から1年で自宅での幽閉にしています。

なぜなら長州藩の倒幕の先頭に立つ松蔭を幕府への体面だけで牢獄に入れるとなると藩政にも影響がでると考えたからでしょう。また松蔭が唱える武力による尊皇(倒幕)思想は、同じく武力による倒幕を目論むイギリス大使パークスやアーネストサトウにとっては欠かせない人物だからです。

かくして5年後に吉田松陰はさらに江戸幕府を挑発して、みずから斬首を望み、幕府によって斬首されます。

なぜそこまで吉田松陰は死ぬまで強気だったのか?

倒幕の筋道が立ったので、その導火線に自ら火を点けに行ったのです。そして幕府はその挑発に乗ったのです。

長州では、公家の岩倉具視の策略に乗って大室寅之祐を南朝方の正統な天皇として擁護し、幕府なき後の政治の中枢として君臨するという筋書きが出来上がっていたからと私はみます。

吉田松陰の意志を継いだのが高杉晋作です。

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サッカー日本代表は進歩したのか 
Tuesday, August 13, 2013, 11:35 AM
8/13 晴 10時 浅草での空間線量は171ベクレル/立法メートル

本日の朝日新聞スポーツ欄に「日本代表 進歩したのか サッカーデータ主義 上」という記事が掲載されていました。以下はその内容です。

2010年岡田武史監督時代と2013年ザッケローニ現監督との一試合でのクリア数と中盤より前でのボール奪取数の比較です。

データ分析では10年W杯南ア大会の一試合平均のクリア数は日本の38.31回が出場32チーム中最多で、優勝したスペインは21.00回、3位のドイツは最少で18.75回であったのです。

一試合あたりのクリア数は倍違います。クリアとは防御で一旦フィールド外に球を出して、体勢を整えるためにわざと行う行為です。
ボクシングでいえばクリンチ(相手に抱きつく行為)みたいなものですね。

2013年コンフェデ杯のブラジル戦では開始早々、防御で簡単にクリアするという点を突かれて、クリアの球をFWネイマールにカットされてゴールされています。
後半の2点目も自陣地でクリアし、ブラジルのスローインからゴールを決められてしまいました。

2013年コンフィデ杯でも一試合平均23.33回と大敗のタヒチを上回る最多クリア数でした。
ただし防御ばかり固めていたワケではなく、2013年では、より組織的な守備であったかを示す「中盤より前での奪取数」は1位ブラジル2位スペイン3位イタリアの30回前後へ肉薄しているのです。

記事はDF吉田選手のふり返りで終わっています。

「・・・相手が格上ということも踏まえた状況判断が必要なときもあるが、クリアでその場をしのぐ選択ばかりしていたら成長はない」2013DF吉田


私はサッカーも野球も全くわかりません。だからサッカーを観ていてもなんで外へ蹴り出して、相手に球を渡すのかがよくわかりませんでした。自分たちの守備体制を固めることができるでしょうが、逆に相手にも攻撃の布陣をより固めさせることになるからです。

クリアほど無能な判断はないなあと思っていました。この記事でやっぱりなあと納得しました。映画「マネーボール」でも書きましたが、データを分析するとバントは得点に結びつく例は少ないのです。それでも高校野球を観ているとバントの指示が目につきます。

サッカーというスポーツは相手チームの隙や欠点を突いて、自軍を敵陣地へ運ぶゲームです。いくら個人技が優れていても連携していなければ得点はされない。逆にそれを突いて敵陣に敵のいないスペースをつくるのがサッカーというゲームなんだとか。

私の愛読マンガ「Giant Killing(ジャイアント キリング)」は戦略についで組織・チーム・運営についても得ることが多いサッカーをテーマにしたマンガで、マネジメントの理解が深まります。
過去ログ:「Maney Ball」と「Giant Killing」は変革とは何かを教えてくれる
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国債の暴落という欺瞞を押し通して増税を進める財務省を許すな 
Monday, August 12, 2013, 09:35 PM
8/12 晴 10時 浅草での空間線量は166ベクレル/立法メートル

今朝の年率GDP+2.6%の伸びという発表で消費税増税の路線が固まったかのような発表を政府が発表していることに憤りを感じています。

経済学者池田信夫まで日和って増税できなければ海外から安倍晋三首相の手腕が疑われると自身のウェブで発表しています。

12年前に幸田真音(こうだまいん)の日本国債を読みました。内容は国債ディーラーが少しでも買いの手を一斉に止めれば日本国債は暴落して(利回りが上昇)して日本の金融市場はパニックになるという内容です。

幸田真音というおばはんは外資ディーラー出身で、要するに外資と財務省の手先としてあちこちで発言している提灯作家です。

自民党に騙され続ける愚民という構図は何も変わらないのです。

あーあ、暑いのでこんなことしか書けません。
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米文学の「半沢直樹」、それはアインランド(Ayn Rand)「水源(The Fountainhead)」です 
Sunday, August 11, 2013, 11:28 PM
8/11 晴 10時 浅草での空間線量は163ベクレル/立法メートル

副島隆彦の学問道場からDVDが送られてきました。室温35度外気37度と何もする気が起きないので、引き籠もってずーっとDVDを観ています。

3月3日に行われた講演会のDVDで、いちばん観たかったのは藤森かよこ女史のアインランドの解説です。日本におけるアインランド研究の第一人者で、べらんめい口調でばっさばっさと斬るその語り口は副島隆彦先生を上回る面白さで興味がない方でも引きずりこまれるおもしろさです。

アインランド(Ayn Rand)という女性作家は
ロシアのユダヤ系富裕家庭で生まれ、1927年に20歳でアメリカに移住しています。その理由はハリウッドで脚本家になりたいというものでした。
どうしてこの小娘が異国の地に飛び込んで、才能があるかどうかはおいても、ハリウッドで成功を収めようと夢見るのも勝手ですが、ずいぶん大胆です。

それもそのはず、アインランドの父親はロシアで医学を修め、医薬品の販売で財をなした金持ち家庭。そしてフリーメイソンであったとのこと。その娘だから当然ハリウッドでのなんらかのコネがあったと見るのが妥当です。

よく知られている代表作は「肩をすくめるアトラス (ATLAS Shrugged)」「水源The Fountainhead)」です。

水源は藤森先生が翻訳されており、8年ほど前に読みました。どちらも分厚い本で一ヶ月近くかかって読みました。
摩天楼(he Fountainhead:ハワードローク役がゲーリークーパー)という題名で映画化されています。
ATLAS Shruggedは最近映画化されておりますが、日本で未発売のようです。

水源の舞台はは1920年代、大恐慌でニューディール政策という社会主義政策が行われています。主人公の建築設計家ハワードロークが全体主義の蔓延する企業で孤立していき、追い出されます。

小さな設計事務所で奮闘する主人公ですが、けっして妥協することなく自分の設計思想を押し通してライバル達からの誹謗中傷、注文主からの口出し、金銭的な困窮とありとあらゆる逆境にさい悩まされます。

「俺を潰そうとした奴らには倍返しだ!」(とは言っておりません)

ロークの思想に共鳴して支援者も現れ、設計者として成功を治めます。とこがここからがロークの思想闘争の始まりとなるのです。

読み進むにつれて「俺も孤高に生きるぜ!」と誰もが熱く誓うでしょう。



藤森かよこ女史によるあらすじはこちら
http://www.aynrand2001japan.com/books/fountainhead.html

これこそがアインランドによるアメリカ建国時の思想”リバータリアン”という個人主義です。

そしていまでも息づくTea Party(茶会)といった草の根政治運動、ロン・ポールら政治家の根本思想であり、広くアメリカ市民に根付いている土着思想です。

リバータリアンの代表格は全米ライフル協会であり、自分の身は自分で守るという警察機構がまだ不完全であった西部開拓時代からのフロンティアスピリッツが現代まで引き継がれているのです。

フリーメイソンのリベラリズムとユダヤ人の根本思想(レッセフェール:俺たちの自由にさせろ)そしてアメリカ建国時のリバータリアン思想はとても近いもので、国家による貨幣価値の操作、保護主義的な経済政策、公共事業、過度な社会保障には反対なのです。

ロシア育ちのアインランドだからこそ、共産主義への警鐘を鳴らし続け、全体主義よりも利己主義こそが文明を推進させる原動力なのだと訴えているのです。

私はTPPには反対ですが、太平洋戦争後の農地解放、そして補助金漬けとされてきた農業政策にも反対です。
我が国家としても矜持(きょうじ)をもって孤高で唯一の国であってほしいと思うのです。

関連Web:副島隆彦の学問道場:今日のぼやき 「575」特別寄稿「アイン・ランド『水源』----もうひとつの 訳者あとがき」。リバータリアニズムの創始者の1人、アイン・ランドの小説『水源』“原題:the Fountainhead ,1943”の日本語版が刊行されました。翻訳者・藤森かよこ氏自らの紹介文を掲載します。
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龍馬の船中八策も山本覚馬の建白書もぜーんぶ英国領事館が準備しました 
Saturday, August 10, 2013, 02:40 PM
龍馬の船中八策も山本覚馬の建白書もぜーんぶ英国領事館が準備しました

8/10 晴 10時 浅草での空間線量は160ベクレル/立法メートル

八重の桜がちょうど明治維新後の廃藩置県の頃、槇村正直(まきむらまさなお:京都府知事:元長州藩武士)の山本覚馬は顧問となっています。
薩摩藩邸で軟禁されていた頃に記した建白書が岩倉具視らの目に留まり、新政の一員に向い入れられたと歴史ではなっています。

まるで一個人の思いつきやアイデアが集結して明治政府は成立したかのようです。

公武合体から大政奉還、そして廃藩置県といった大構造改革が一人二人の思いつきで成せることなるファンタジーでも無い限りありえません。

敵側(保守勢力)、味方側(改革勢力)両方に協力者(工作員、スパイ)を配置し、動機づけのための巨大な資本、そして武力(暗殺部隊や軍隊)と四拍子揃ってこそ日本の中枢に手を突っ込んでかき回すことができるのです。あたりまえな話ですよね。

幕末・明治のドラマってどれもこれも、一介のぽっと出の下級武士が明晰な頭脳と判断で新政府の重要人物となっていくと描かれています。

嘘くさい話です。実態は日本を開国し、自国の支配下として治めるべくして育てられたエージェントであったと見たほうがわかりやすいでしょう。

だから龍馬にしろ山本覚馬にしろ、江戸幕府と明治政府の顧問であった西周(にしあまね)ら政府に具申したこと(建白書)はその通り忠実に実行されたのです。

たとえば国王を冠した二院議会制度は元々イギリスが求めていた治世方式です。廃藩置県による中央集権政治もイギリスを手本にしたものです。

明治政府の要職につらなった者たちを繋ぐ糸は何でしょうか。

単純な舶来至上主義ではありません。フリーメーソンというつながりが大きな勢力となり、各分野での有力者の伝達網であったからこそ、血を流さずに江戸時代は終焉を迎えたのです。

西郷隆盛が東京の三田で勝海舟に会い江戸城の無血開城に同意したことは事実ですが、西郷隆盛はイギリス大使パークスが育てたフリーメーソン(薩摩の大久保利通、そして長州ファイブ)に降伏させられたのです。薩摩藩での二人の会合はたんなるセレモニーであったとのことです。

教科書で大げさに書いてあることほどたいした意味はない



それにいたるまでのお膳立て、裏での駆け引き、暗躍する人物らが大切なんです。

近代史も現代の政治情勢も同じ視点で見れば、見えてくるものがあるでしょう。
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ドラマ「半沢直樹」も目じゃない裏の裏を掻くドラマ「明治維新」 
Friday, August 9, 2013, 04:30 PM
8/9 晴 10時 浅草での空間線量は172ベクレル/立法メートル

すごい人気ということでドラマ半沢直樹をなんとか4話まで観ました。たしかに窮地とどんでん返しで毎回スリリングで面白いですね。

ただ気になるのは主人公の半沢直樹がよく口にする「俺たちバンカーは」・・・うんぬんという台詞です。

バンカー(Banker:銀行家)ともし海外で口にしたら、それはすなわち頭取か銀行のオーナー、すなわち胴元のことになるのでエライ騒ぎになり大恥を掻くことになります。

原作者の池井戸潤が知らないのか、TBSの脚本家が知らないのかはわかりませんが、半沢直樹は銀行に勤める社員(office clerk,bank clerk,emploee)という身分です。単に雇われ人ということ。

そしてこの手のドラマでいつも興ざめになるのは

背広を着替えないで飯を喰うこと



玄関から直行して食卓につく家庭なんてふつうないのでは。自宅でネクタイしめてメシを喰うなんて気持ち悪くて私には想像できませんけどね。

結局ドラマはあさって日曜日に大団円となります。計画倒産で詐取した一味と融資課長の半沢、そして国税との三つ巴の闘いはどう決着するのでしょう。

なーんて結末はどうでもよくて、このブログで私がいいたいのは、大なり小なり

取引先からのリベートは購買部門や社長・担当役員はもらってます



最近の例はオリンパスが粉飾決済に手を染めて元山一証券の詐欺師どもとグルになっています。会社の金を自分に環流させてますよね。表に出ない例は数知れずあると見るべきです。

半沢直樹では支店長が融資をごり押しして10%のリベートを着服していますが、大きな案件(例えば工場やビルの新設やコンピュータシステム、高額器機)では担当の役員や部長レベルにほぼ間違いなくリベートが渡っていると思って間違いない。

もっとすごいのは10年ほど前ですが、S生命の役員は本業そっちのけでヤクザと一緒に青山で地上げしていたというブラックジャーナルを読んだことがあります。何度がその人物を銀座で見かけたことがありますが、まんまヤクザモンです。企業舎弟なのかもしれません。

一流企業だなんだと言っても、一皮むけば悪人なんてぞろぞろいます。ましてバブルは金の掴み合いで、すぐにちいさな権力でも傘にして納入業者から裏金を用意させたりしてました。

そういうことに全く関与していないと胸をはる人は、すなわちたいした権力もないということです。

マイホームを買われるご予定の方は、新聞のチラシや情報誌を飽きずにながめているのでしょう。でも不動産情報は銀行が握っています。そして大口預金者には銀行屋が出向いてきてくれます。

利回りや立地の言い物件は市場に出る前に、銀行は優良顧客に売ってしまうのです。だからチラシや金を払って載せる情報誌の物件なんてのは、箸にも棒にもかからないものばかりだと商業ビル専門の不動産屋が言ってました。

逆に仲良くなればお買い得物件も銀行に教えてもらうこともあるのだとか。

お金の集まるところに情報も集まる


という鉄則どおりです。

さて表題ですが、明治維新についてここのところ立て続けに読んでいます。

幕末に暗躍したイギリス駐日大使パークス、駐日全権公使アーネストサトウ、マセソン商会代理人グラバーという英国フリーメーソンらによる幕府・薩摩・長州への工作により幕府を瓦解させる筋書きとして読むと、これほど興味深いストーリーはありません。

明治維新はそこらのスパイ映画よりも手の込んだノンフィクション

そしていまでのその残渣は残っているものです。この話は後日に詳しく。
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「半沢直樹」の抱く復讐のエネルギーは企業活動の最大の無駄 
Friday, August 9, 2013, 12:40 AM
いまさらですがドラマ半沢直樹を観ています。この時期のテレビはつまらないからです。高校野球も大嫌いですし。

昨日はリクルート社に勤める先輩からリクルートの社風や報奨制度といったことを聞きました。30年近く勤められているので、バブルの始まりの頃就職した方です。
まだアルバイト雑誌、就職雑誌、電話回線のリセールが主で江副浩正氏が先頭指揮をされていた頃だそうです。

江副氏の社訓・理念がそのまま残っており、たとえば

・年功序列ではなく仕事の質で給与は決まる
・人事部は社員教育のみで昇級昇格はやらない、
・人材募集は社員が行う。採用基準は「隣でずっと一緒に仕事ができるか」だけ
・人事評価は自己目標の達成度と360度評価(部下・同期からも採点される)
・社内転職制度や事業を興す退職者には援助金がでる
・プロジェクトやチーム単位で評価され、全社員の仕事のモチベーションである
・自分で仕事は創り出すことを新入社員も要求される。「会社で何をしたいの?」

などなどです。リクルートという会社はいまでも活気のある会社です。そして創業から雰囲気は変わっていないそうです。

これはすごいことだと思います。
人材の数だけ仕事があり、利益が伸びるという江副浩正氏の信念がいまだに引き継がれているのだそうです。

私がいま話題の「ブラック企業」はどう思いますかと尋ねたところ

30年前のリクルートだって手に電話の受話器をガムテープでくくられて、営業のアポが取れなければ帰れないし、営業成績が悪いとチームの連帯責任となって精神的に追い詰められていく人が多かったそうです。だから現在同じ行為をすれば間違いなくブラック企業であったろうなと言われました。

バブルの頃なんて終電帰りどころかビジネスホテル暮らしなんて当たり前でしたね。
私も近くのサウナで寝泊まりしていました。

リクルートが他社と違うのは成績不振者を斬り捨てるのではないのです。

たとえば「誉める運動」といった成績が伸び悩んでいる社員を周りが誉めるのだそうです。
誉める行為は点数化されて、それもチーム成績に加味されます。

チームがあと一歩で社長表彰を自分の営業成績が悪くて逃してしまった。全員が落胆し、自分はここにはいられないと覚悟をしたときに、課長がまた次回だと言い放ち、チームメンバーを誉め続けたことがどれほどの救いになったかわからないと言われてました。

そして翌日からチームのため、会社のため、そして表彰してみんなに喜んでもらいたいという一心で寝食を削って仕事に励んだそうです。

どうですか?同じ屈辱を味わったエネルギーでも前向きではありませんか?

人気ドラマ半沢直樹では屈辱を社内への復讐エネルギーとしています

私もサラリーマン時代には経験がありますが、閨閥や学閥、派閥に愛人関係といった訳のわからないラインでの不可思議な人事異動(左遷)、不透明な経理処理と不条理なことばかりです。

会社では言い訳にかならずスケープゴート(生け贄)が捧げられるのです



トカゲのしっぽ切りと昔から言われていましたが、権力を持つ者ほど自己保身に走りますからこれは会社組織のもつ解決策のない副作用だと思っていました。

リクルートでは役職で責任が明白なので、最終責任者の社長という立場は意外と人気がないそうです。逆にマネージャーから1チーム員に戻る人もけっこういるそうで、長く勤めているから管理職と自動にはならないとのこと。自分で役目(と給料)をきめるのだそうです。

ドラマ半沢直樹の勤める東京中央銀行とは全く違いますね。

足を引っ張る、陥れる、抜きん出るといった僻み妬み嫉み(ひがみねたみそねみ)の負のエネルギーほど企業にとって無駄で士気を下げるものはないです。

逆にこのエネルギーを仕事への情熱へ転換すれば、企業は人材を常にフルパワーで動かしていることになります。

だからリクルートは強い企業ですし、退職した人達もリクルートイズムが染みついているので起業するにも、転職するにも引く手あまたなのでしょう。

ちょっとリクルートを誉めすぎかな(笑)

でも江副浩正という学生社長が興した会社はスタート時の理念がしっかりしていたから、まだまだ大きくなっていくのでしょう。同じ東大で起業した堀江貴文とはスタート時で大失敗したのです。どちらも株で追いやられてしまったのですけども。

リクルートは野球チームのリーグ制組織なのです。ライブドアなどのIT産業は個人技能の組合制みたいなものです。
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NHKスペシャル「終りなき被曝との闘い」(メモ) 
Thursday, August 8, 2013, 01:39 PM
8/8 晴 10時 浅草での空間線量は163ベクレル/立法メートル

6日のNHKスペシャル「終りなき被曝との闘い」を観ました。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0806/


内容はまず原爆症とは遺伝子が傷つけられることで引き起こされること。

長崎でも被爆直後から10年は白血病の発症が多く、68年経った今ではMDS(髄異形成症候群)という血液をつくる機能に異常が見られるようになった。
長崎の研究者が被曝後、まだ遺伝子研究が今のように測定器機も試薬もないときから地道に顕微鏡で観察して、9番と22番遺伝子の一部が入れ替わっていることを発見した。
強力な放射線で断ち切られた遺伝子片が再結合でとりかわってしまったのである。

この誤った遺伝子情報の細胞が徐々に細胞分裂で増えて、造血機能に影響を及ぼすと考えられるのである。
過去の解剖標本を最新の遺伝子解析器機によって分析することで遺伝子のRUNX1の傷がMDS(髄異形成症候群)を引き起こすこを広島大学医学部が発見した。


冒頭は例年どおり老齢者のドキュメンタリーでチャンネルを変えようかと思っていたのですが、中盤では放射線によるアポトーシス(細胞死)のメカニズムの解説があったので見直しました。

番組の被曝者は少女の頃に爆心地から数百m2.5kmの地下室(?)で被曝したとのこと。6Sv(シーベルト)程度の放射線をいっぺんに浴びたと推定されています。即死しなかったのは熱線を浴びなかったからです。

番組では細胞核の遺伝子が放射線で切断されても、再び結合するのですが、結合に失敗した細胞は死んでしまって排出される身体の持つ自然治癒力と説明がありました。

ところが本来アポトーシス(細胞死)となるはずの細胞がそのまま生き続けてしまう例があるのです。分断された遺伝子が再結合するときに切断部分を入れ替えたまま。

誤った遺伝子を持った細胞が世代交代をして少しずつ増えていくと、MDSと呼ばれる症例を発症するのではと考えられています。

現在の被曝者の遺伝子検査を行えば発症のリスクがわかる



NHKが言いたかったのはこれだろうと番組を観て感じました。

ガンは高い確率で遺伝することはかつてから知られていました。最近では女優アンジェリーナジェリーが乳房を切除してしまったことがニュースになりましたが、先端医学では発がん遺伝子があるていど特定されているのだなと、この番組を通してわかりました。

番組中では”遺伝子のコピーミス”は原爆によるものと説明されていましたが、実際は遺伝子のコピーミスは誰の体内でも発生します。消化やブドウ糖を燃やす生命活動で発生する活性酸素で細胞が傷つくからです。

たとえば肺癌の原因は煙草だと言われていますが、煙草が原因という患者は14%以下です。86%の大半は原因不明です。
胃ガンでも塩分の摂りすぎだと言われていましたが、統計上では確認されていません。むしろ胃内膜に潜むピロリ菌原因説の方が有力です。

遺伝子産業が医療の中核になりつつあるのでしょう。
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国家はなぜ衰退するのか 
Wednesday, August 7, 2013, 01:18 PM
8/6 晴 10時 浅草での空間線量は161ベクレル/立法メートル

今日は35度という暑さです。夏バテです。

朝日新聞の書評欄にそのものずばり「国家はなぜ衰退するのか」という訳書が紹介されていました。国家格差の要因は地理的要因・文化風習的要因・為政者の無知によるもの、はたまた遺伝子説といった説まで挙げられていました。

実証研究から浮かぶ上がるのは豊かな国には自由で公平、開放的な経済制度があることだ。所有権が守られ、分配ルールが確立した社会では技術革新が起き、新産業が勃興(ぼっこう)しやすい。逆に貧しい国には権力者が国家を食い物にして民衆から収奪する経済制度がある。
 本書がもう一つ強調するのは。経済制度を決めるのはその国の政治制度だと言うことだ。
(中略)
本書の制度説は、一見ごく当たり前のようにも見えるのだが、実は多くの「常識」を覆す問題提起をはらんでいる。


収奪型体制を維持している国では高度成長は維持できないと結論づけています。具体例としては国際機関による経済援助は為政者無知説に基づいたものであるから、為政者の利益を損なえば無視されるか失敗するのです。

この説が正しいとすれば民主化されていない中国の成長は止まると予想されます。

ひるがえってわが国だってバラ色の未来があるかと言えばどっちもどっちです。
権力者が国家を食い物にして民衆から収奪する経済制度がある点では貧困国と違いがあるものではない。

藩体制という収奪構造から明治維新の1870年以降は中央集権制となり「殖産興業」政策が進められたことが日本の産業発展の原点であると本書では指摘しています。

経済成長時には日本経済の強さは通産省による傾斜配分や大蔵省の船団方式といった社会主義的経済手法を用いたことだと言われ来ました。

現在の景気低迷の原因はかつての経済成長での手法、つまり官僚主導による為政者無知説に則った経済政策を継承していることだと思います。また重税(という収奪)下での経済発展はありえないのです。

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悪意があれば何でもできる!元気ですかぁ〜 ダァァ! 
Tuesday, August 6, 2013, 03:35 PM
8/5 晴 10時 浅草での空間線量は152ベクレル/立法メートル

蒸し暑く朝方は激しい雨でした。



しょせんコンピュータ制御といっても電気のON/OFFですから、ケーブル端子をつなぎ替えて偽信号を送れば制御できてしまうのはスポーツカーに詳しい方なら常識です。

メーカが自主規制でスピードや馬力を抑制しているのですが、まだ規定値に達していないという偽情報を流してしまえばいいのです。

オートクルーズ(速度を一定にする装置)や車輪の回転数を察知して横滑りを防止する装置など現在のクルマは運転手が介在することなくコンピュータで動いているのですから、悪意があれば陥れる手段にすることもできるでしょう。

たとえば高速道路でスピードが落ちなくなったり、蛇行運転させたりできるかもしれません。

昔の推理小説では、ブレーキやアクセルペダルに小細工をして事故死にみせかけるという手段が使われていましたが、今はそんなことをしなくても、相手の車に忍び込んで小さなチップを忍ばせればいい、なんてことが推理小説ででてきそうですね。

エンジンが燃えてしまえば証拠隠滅で完全犯罪なんてね。

新聞では「無線でもできる」と書いてありますが、おそらく強力な電波で誤動作させるということでしょう。別にインターネットに繋がっているワケじゃあるまいし。

今は違法無線機を積んだトラックやダンプが少なくなりましたが、ほんの20年30年前は違法な大出力を我が物顔で使う悪質なドライバーがいました。

そのようなダンプが通り過ぎるときに、ラジオからだみ声がかぶせられて聞こえたりするのはまだ良い方で、信号機が急に変わったり、エンストしたとかトラブルが多発しました。

文明が進化してもアキレス腱のような脆弱さを併せ持つものだという教訓になります。
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日本を動かす黒幕マイケル・J・グリーン 集団的自衛権とはずばり”日米軍事同盟”のことである 
Monday, August 5, 2013, 03:06 PM
8/4 晴 10時 浅草での空間線量は150ベクレル/立法メートル

一万人以上のTwiterrのfolloweを擁する中田安彦(なかたやすひこ)氏のWebから本人の許可なく(笑)まるまる転載します。こっちのViewrは1/50以下(笑)だから許してね。

彼の文章で自民党そして安倍内閣が外務官僚を通してガチガチに「アメリカ知日派(ジャパンハンドラーズ)」で固められていることがわかります。

それにしても読みやすく、読者にわかりやすい文章だな〜と彼の文体に私は感心します。
ここまで読みやすく理解されるぐらいにならないと商業文章にはならないのでしょう。
私の文章は読み返すと恥ずかしい。それでも書き殴りますけども。

http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/31143292.html#more

【記事転載】参院選後の日本を動かす黒幕、マイケル・J・グリーンと言う人物

副島国家戦略研究所 中田安彦
(2013年7月23日)
 参議院選挙が終わった。結果は中道左派の大敗北であり、日本の政治は自民党という宗教右派的な勢力と経団連を代表する財界勢力、そして官僚勢力を支持母体とした「利権連合体」となって圧倒的な存在感を示すことになった。
 さて、編集部の方からは参院選突入直後に、「お好きなテーマ」で書いてほしいという依頼があったので、今回は私が最も専門としている「アメリカの知日派(ジャパン・ハンドラーズ)」が、参院選後の日本をどのように再編していこうとしているかという点について述べたい。



 ご存じない人のために説明しておくと、日本という国はアメリカの同盟国とは言いながらも、軍事力の差や諜報力の差を踏まえると、実際は「従属国」(クライアント・ステイト)というにふさわしい。日本は独立国ではなく、アメリカの思惑によって動かされてきた属国なのである。これは、私の師匠である副島隆彦だけではなく、オーストラリア人の大学教授であるガヴァン・マコーマックや果てはアメリカのエスタブリッシュメントのズビグニュー・ブレジンスキー元米大統領国家安全保障担当補佐官も長年指摘してきたイデオロギーの左右を問わず通用するう世界の「常識」なのだ。
 知らぬは日本人ばかりなりと言ったところだが、それでも最近はタクシー運転手ですら「日本はアメリカの属国ですからね」とボヤく。庶民レベルではすでに浸透している認識であるといってよい。この事実を無視しているのは大手メディアだけである。
 覇権国の周辺国が属国になってきた例は枚挙にいとまがない。例えば、大英帝国の支配下にあったインドもそうだ。インドには英国の植民地行政官が派遣されており、そのイギリスの「知印派」は独特の知的階層を構成してきた。それと同じようなことがサンフランシスコ講和条約とその抱き合わせとしての米日安全保障条約によって名目上独立した日本においても行われている。つまり、日本の統治機構、なかんづく、外交政策においてはこの支配体制が顕著である。内閣のもとに外務省があってそれが時の内閣の指揮監督を受けて外交方針を決定するのではなく、実際は内閣は外務省の助言に基づいて外交を行なっており、その外務省を指揮監督するのが同盟国アメリカの国務省という構図になる。
 その米国務省において日本を担当するのが東アジア担当国務次官補という役職であり、あるいはホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長といった役職である。これらの官職を経験した国務省の官僚たちが民間に天下ってシンクタンクなどで財界の支援を受けながら日本研究を行なっている。逆もまた真なりで、シンクタンクの知日派が官職に抜擢される場合もある。これが俗にいう「回転ドア」というやつである。
 今回、皆さんに紹介するのは、そのような回転ドアを行ったり来たりしている、マイケル・ジョナサン・グリーンという人物である。グリーンは現在はワシントンにある米戦略国際問題研究所(CSIS)というシンクタンクの日本部長をしているが、かつてはブッシュ政権においてNSCアジア上級部長を経験していたほか、米外交問題評議会の研究員でもあった。


マイケル・グリーン


 なぜこのグリーンがここで特に紹介するほどに重要なのかというと、グリーンは現在日本に滞在中であり、お盆ころまで日本の有識者と参院選後の日本の安全保障について議論していくということがすでに報道されているからである。そして、参院選に圧勝した自民党政権は憲法改正まで視野にいれながら、安倍首相が参院選後の記者会見で明らかにしたように、「集団的自衛権の解禁」にまで踏み込んでいくと思われる。さらに、グリーンがかつて役職を務めていたNSCと同格の国家安全保障会議(日本版NSC)を日本国内においても設置する動きが急加速している。
 実は、集団的自衛権とNSCの設置はグリーンが、かねてから日本政府に要求してきた内容である。それ以外にも他のジャパン・ハンドラーズであるリチャード・アーミテージやジョゼフ・ナイも「アーミテージレポート」という形で主に安全保障問題に視野を定めた対日戦略案を去年の終戦記念日に発表しているが、同レポートの発行元もグリーンの所属するCSISである。
 グリーンは、参院選直前に来日して、自民党の勉強会にも出席している。グリーンは自民党の勉強会では、安全保障問題とTPP推進の2つを大きく主張していた。
 なお、グリーンと面会した自民党の政治家は、参院選直前に週刊誌で海外での買春疑惑が報道された、西村康稔・内閣府副大臣、桜田義孝・衆議院議員、安倍首相の閨閥に属する岸信夫・参院議員ら中堅議員の名前が確認されている。それ以外にも、自民党青年局の小泉進次郎局長、辻清人、牧原秀樹、大野敬太郎、豊田真由子各議員らのような米国留学経験がある議員たちは面会している。自民党内には当政務調査会の田村重信・調査役などの橋本龍太郎政権の「日米新ガイドライン」の改訂時から続く太い独自の「グリーン人脈」もある。民主党では前原誠司・元外相や長島昭久・元防衛副大臣などが揺るぎないグリーン人脈を持っている。長島元副大臣などはグリーンと同じ外交問題評議会研究員の出身である。


 小泉進次郎は、2006年に小泉純一郎が首相を退任した直後にコロンビア大学に留学し、歴代首相の指南役であるジェラルド・カーティス教授(日本政治)のもとで学んだあと、07年にはグリーンのいるCSISで客員研究員を努めて何本かグリーンと簡単な英語での情勢レポートを書いている。そして、08年の写真週刊誌(2008年10月の「フライデー」)では、純一郎が進次郎に地盤を譲ったことが報道された直後に、マイケル・グリーンらしき米国人と進次郎が駐日米大使館に近い赤坂のホテルで密談している姿が確認されている。
 なお、カーティス教授は、かつてCIAに対する情報提供者として、船橋洋一・前朝日新聞主筆とともに並んで「CIA文書」に名前が挙げられた人物である。その船橋洋一だが、震災後に経済復興や国家戦略を議論する「日本再建イニシアチブ(RJIF)」を設立し、グリーンと前アジア担当国務次官補のカート・キャンベルを特别招聘スカラー(研究者)に抜擢している。このように書いていくと、読者の皆さんも、米日関係というものは、極めて狭い「インナーサークル」の間で動かされているのだな、と思われるだろう。実際そのとおりなのである。
 グリーンの経歴は非常に興味深い。今後もこのようなルートで人材が供給されていくのだろうことは想像できるので、ここで紹介したい。古森義久氏の『透視される日本』(文藝春秋社)などを参考にした。
 グリーンは、1983年に、米オハイオ州のケンヨン・カレッジ史学専攻を卒業しているが、14歳ころにジェームズ・クラベルの『将軍』という小説を読んで、関心を持っていた東洋の国日本に感心を持ったという。そこでグリーンは、ケンヨンカレッジ卒業後に日本の文部省の英語教員募集に応じて、来日。静岡県榛原郡吉田町に配属されて公立学校で英語の先生をしている。今回の来日でもこの「静岡のど田舎」をグリーンは訪問し、旧友とTPPについて議論をしたと、記者クラブを集めた会合で語っている。その後、グリーンは東大大学院に学び、中曽根康弘の側近であった椎名素夫衆議院議員(当時)の秘書をしたり、「岩手日報」でも研修をしていた。何やら計画的に知日派として育成されたかのようなお膳立てである。


椎名素夫


 なお、グリーンが秘書を務めた椎名素夫とは、自民党の大物政治家・椎名悦三郎の息子であり、アーミテージ元国務副長官と極めて親しい関係にあった。中選挙区時代の岩手では田中派の小沢一郎と後藤新平の閨閥にある椎名家が自民党議員として存在していたが、グリーンが反田中系の中曽根の部下のもとで研修をしているのは興味深い。なお、前述した小泉進次郎のもう一人の師匠であったカーティスも知日派になるきっかけは、中曽根派の政治家である佐藤文生(さとうぶんせい)のもとで選挙運動に参加したことであった。余談だが、椎名素夫は海外では「ホモ疑惑」について論じられたことでむしろ知られているかもしれない。


ジェラルド・カーティス

 これらの話を見るにつけ戦後の米日関係はつくづく中曽根康弘を軸に動いていたと実感する。この中曽根は伝統的な宗教的な価値観を重視してきた岸信介系の反共保守の系統は異なる系譜に属しており、若い頃からヘンリー・キッシンジャーを始めとする米支配層に育てられてきた人物である。外交政策上はリアリズムに属するこの系譜は民主党の長島昭久・元防衛副大臣にも引き継がれている。安倍晋三の祖父である<岸信介の清和会系>と<中曽根=民主党(凌雲会・花斉会)系>は「対米従属」である点は全く同じだが、イデオロギーの面で全く違う。そして米国は前者のほうが管理しづらい勢力だと感じている。そして旧田中派系は小沢一郎に引き継がれていたが、もう殲滅されてしまった。自民党内に残っている額賀派なるものは、もはや田中派ではなく清和会とほとんど同じである。

 さて、グリーンが日本に来るきっかけになったのが、JET(The Japan Exchange and Teaching)プログラムである。これは国の仲介で、県や市町村などが外国の青年を誘致する事業で、地方の学校で英語を教えたりするものだ。このJETにグリーンは参加していたわけだ。これが属国日本を管理する高等弁務官のような国務省役人の育成に役だっている。アメリカという国はこういう地味なプログラムも大きな戦略目標に基づいて行なっている国だ。
 五百旗頭真・元防衛大学校長によると、このJETに参加して、現在知日派として活動しているのは、他に、マイケル・オースリンAEI日本部長であり、在沖縄海兵隊外交政策部長のロバート・エルドリッヂらであるという。オースリンは米経済紙WSJのアジア版に定期的に米日関係についてのコラムを寄稿している。


マイケル・オースリン

 もっと言えば、グリーンの現在の妻であるアイリーン・ペニントンもグリーンとたくさんの共通点を持っており、元はといえば、JETの派遣で長崎県で英語を教えていた。グリーンと奥さんは、彼が日本では中曽根政権のころに博士論文を「日米の同盟関係」というテーマで書いた際に在籍した大学院であり、ジョンズ・ホプキンス大学国際問題大学院(SAIS)の同窓生という関係である。(「週刊新潮」2006年2月2日号)
 このグリーンを高く買っているのが安倍晋三現総理大臣であることはいうまでもない。安倍首相はマイケル・グリーンが米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」に07年に書いた「Japan is back」(日本は戻ってきた)という論文に明らかに呼応する形で、去年の衆議院選挙の自民党スローガンを「日本を、取り戻す」と決めている。また、今年2月に訪米した折にグリーンのCSISで記念講演をした際にも安倍首相は「Japan is Back」という表現を使って演説を行なっている。つまり、自民党の「日本を取り戻す」というのは、「日本をアメリカが取り戻す」ということにほかならない。この背景には知日派の間での民主党鳩山政権時代に日本が対米自立を模索したことへのいらだちがあることも言うまでもない。何しろ、安倍晋三は、グリーンの結婚式が米東部で05年の大晦日に開催された際に、「日本国民が最も信頼するマイケル・グリーン博士とアイリーンへ おめでとう!安倍晋三」というメッセージを送っている。「日本国民を勝手に一人で代弁してほしくないよ」と私などはあきれ果ててしまうが、これが米日関係の実態である。

 そのグリーンが、カート・キャンベルとともに、参院選期間中の16日に船橋洋一の設立した「日本再建イニシアチブ」のスカラーの肩書きで日本記者クラブの会員(つまり記者クラブメディア)に向けて一時間半ほどの講演会を行った。まず、共同通信の報道を引用する。
(貼り付け開始)
元米高官、安倍政権に注文 中韓との関係改善を


 来日中のキャンベル前米国務次官補とグリーン元米国家安全保障会議アジア上級部長が16日、東京都内の日本記者クラブで会見した。知日派として知られる両氏は参院選の投開票日を21日に控えた安倍政権に対し、外交面では日韓、日中関係の改善を促し、内政・経済面では環太平洋連携協定(TPP)の年内妥結や日本経済の持続的成長に期待を示した。
 キャンベル氏は、歴史認識問題でぎくしゃくする日韓関係などを念頭に「近隣諸国との関係改善を促す」と注文。グリーン氏も、関係悪化は台頭する中国に対処する上で「日韓双方の立場を弱める」と述べた。
2013/07/16 20:20 【共同通信】 
(貼り付け終わり)
 この講演のもようは一部では報道されたが肝心なことが全く報道されていない。この講演はインターネットで動画配信されているのでそちらを視聴したところ、グリーンが他の部分で極めて重要な日本の安全保障政策についての発言を行なっていることを私は確認した。以下に箇条書してみよう。船橋洋一もこの講演ではしゃべっている。「グリーン語録」をじっくりと読んでいただきたい。(http://t.co/IqwQYP9UOQ)
*船橋洋一「グリーン、キャンベルは私どものシンクタンクの特別招聘スカラーに参加している。2年間の契約だ。毎週15人と日本の戦略プランを話しあっている。二人はこの20年間のアジア太平戦略の要。深い洞察力を持つ二人である」
*船橋洋一「グリーンは共和党だが過激な茶会党と違った穏健派だ。キャンベルは、ハードリアリズムの思想の持ち主。違っているように見えて、実は二人は似ているんですね。この二人がいれば最強タッグだ」
*グリーン「私達のRJIFのプロジェクトでは15人の著名な専門家と一緒にNSCの役割の検討を行なっている。日本政府に対してどのようにグランドストラテジーを立てるかどうか提案する前提で検討している」
*グリーン「アジアの秩序がパックス・アメリカーナになるのかパックス・シニカ(中国覇権)になるのか、その間で緊張関係が続くのか。真剣に考える時期が来ている。国家目標のために、日本の持っている手段を検討する必要があり、そのために日本版NSCが存在するわけだ」
*グリーン「米国は強い日本を必要とし、NSC設置は日本を強くするチャンスだ。私も船橋さんのシンクタンクでNSCをどのように設計していくことの議論に参加する特権を得た」
グリーン「私は政府の人間ではないが、安倍政策のうち、経済復活政策は米国の国益に一致する。他の海洋国家に手を差し伸べる政策も米国の国益と米日同盟に一致する。米国政府は国内の問題なので改憲、9条改正に反対することはないだろう。経済と集団的自衛権の問題の優先順位が私的には高い」
*グリーン「米日の戦略が緊密に整合性を持たなければ中国に対抗できない。日本側にはワシントンで日本の対中戦略を説明を尽くしてくれ。抑止力、説得が含まれていなければならない。米に日中関係改善の手段も説明せよ。これらは一応安倍総理の戦略に含まれているが包括的な形でワシントンに説明せよ」
*グリーン「経済は国家の強靭さにとって根本的に重要だ。だから、安倍政権にとって、経済成長を促す三本目の矢は重要だ。市場の反応は今そこまで好意的ではない。参院選後に規制撤廃や構造改革が必要だ」
*グリーン「経済以外では日本の戦略にとって重要なのは日米同盟だ。日米同盟は日本が国益を実現させるためのツールであると認識している」
*グリーン「危機が発生すれば米国はアジアに駆けつけることは当然だが、危機発生前の統合戦略というものが、まだ存在しない。他には日韓関係が重要だ。米国は日韓関係を危惧している」
*グリーン「日本は強力なソフトパワーを入手した。TPPへの参加を決めたことだ。私は、先週静岡の”ど田舎”にいってTPPがいいか悪いか、日本酒を片手に農家の旧友たちと激論を語り合った。60歳より上の人は反対、下の人は賛成だった。しかし、地域の機構を大転換するきっかけとなるのがTPPで重要だ」
*グリーン「靖国についてだが、個人的な見解を述べたい。国の指導者が犠牲を払った国民に経緯を表明するのは当然。豪州のキャンベラの例もある。日本の指導者の多くが靖国を参拝することは日本が平和愛好国ではないことを決して意味していない。そのことを世界は理解するべきだ」 


 以上のように、安倍政権の支持母体である靖国崇敬者(カルトオブヤスクニ)と米国で呼ばれる政治勢力について、宗教的な感情を尊重しながらも、政治的な影響力については警戒しつつ、同時に安倍政権が推し進める日本版NSC構想については、しっかりと議論の段階で介入し、米国の利益を損なうような制度設計には断固として反対する姿勢を見せている。経済問題について言えば、TPPを安全保障問題とリンクさせ、中国を国際ルールに従わせるために日本のTPPへの積極参加が必須であるとしていることがわかる。グリーンは、震災直後にもCSISのスタッフと来日し、ボーイングなど米財界の意向を受けて東北復興プランを作成した。このプランは経団連との共同プロジェクトでも有り、グリーンは軽井沢で行われる経団連夏期セミナーにも参加していた。(今年のセミナーに参加したのは同じく知日派のケント・カルダー)
 民主党政権時代はアメリカの知日派は日本のアメリカ離れを危惧し、欧州型の東アジア共同体を模索した鳩山政権に対する厳しい圧力を加え、民主党内に知日派が育てた、前原誠司、長島昭久、渡辺周らの凌雲会・花斉会系政治家を重視し、対米自立派の拡張を抑えた。この対米自立派に対する攻撃の背景にはグリーンら知日派と連携して、民衆が選んだ政府を潰しにかかった外務省の官僚の存在があったことは、すでにウィキリークスの流出米公電で明らかになったことは拙著『日本再占領』で指摘したとおりである。
 グリーンは日本版NSCについての議論を船橋洋一のシンクタンクと行う一方で、知日派の枠を広めるための活動を、笹川平和財団とCSISの連携事業として行なっている。例の統一球問題で、楽天球団オーナーの三木谷浩史から叩かれた、プロ野球コミッショナーの加藤良三・元駐米大使らと一緒になって、笹川平和財団で日米安全保障研究会という勉強会をたちあげており、RJIFと並行して「日本のアメリカ離れ」を防ごうとしている。
 中曽根政権時代の1986年に設立された、笹川平和財団は岸信介の盟友であった笹川良一の資金で設立されたものだけあって、反共親米の政治色が強い。スタンフォード大学で国際政治学を学んだ、加藤元駐米大使の娘・加藤和世は、アーミテージのコンサルティング会社である「アーミテージ・インターナショナル」に所属したあと、CSISに所属し、現在は笹川平和財団に所属している。米国全体では、中国を重視する動きが高まっていく中、知日派という一種の「利権マフィア」の間では、「日本のアメリカ離れ」を抑止するような動きが先鋭化している。笹川マネーはアメリカの日本工作のための財団である米日財団も1980年に設立している。
 知日派にとって日米関係はあくまで生きていくための「飯の種」であり、それが外務省にとっては日米同盟が中核の利権であることと呼応しあっている。それはオスプレイ配備などで浮き彫りになった日米地位協定問題だけではなく、原子力政策に大きな影響を持っている、中曽根政権時代に現在の形になった「日米原子力協定」の問題を見てもおなじ構図である。外務省が「日本の安全保障」とは名ばかりに自分たちの権益・省益を守ろうとして日本の国益を長期的に損ねる外交政策を時の政府に行わせている。
 なお、日本版NSCの要職には、ウィキリークスでさんざん日本の民主党政権を悪し様にこき下ろし、米国との交渉で「あまり早く日本政府に譲歩してくれるな」と普天間交渉について要請したことが派手に暴露された、高見沢将林(たかみざわのぶしげ)(安全保障・危機管理担当)が就任すると噂されている。高見沢は、防衛省の背広組官僚で、防衛政策局長から防衛研究所長を歴任している。外務省・防衛省ともに対米従属が全面復帰している。


高見沢将林・内閣官房副長官補

 最後に参院選後の日本政界について述べよう。マイケル・グリーンは、去年の衆院選の真っ最中(12月15日)に「東洋経済」の電子版にて、「総選挙が左派に最後のとどめを刺す」という予言めいたインタビュー記事に登場している。実際、衆院選でも自民圧勝でリベラル系の親米派や対米自立派の受け皿になるはずだった小沢一郎のグループは殲滅された。今回の参院選でも小沢が率いる「生活の党」や亀井静香が所属していた「みどりの風」は大惨敗。小沢は選挙戦終盤で新潟県の浦佐駅前の田中角栄銅像前で今の自民党政権の政策の誤りを訴えたが、世論は全く受け入れなかった。これは小沢一郎がアメリカ主導の国策捜査によって打撃を受けたこともあるが、一報で震災直後に被災地入りしなかったことや、自由党時代の中道右派的な政策から急速に社民党に近い左派政策にかじを切ったと受け取られたことの影響だろう。
 グリーンの薫陶を受けた小泉進次郎は震災直後に被災地を訪問するパフォーマンスも忘れず、今回の参院選でも「ドブ板選挙」に徹した。これまで述べてきたことからも、進次郎が現在のグリーンにとっての最強の「代弁者」であることは理解されるだろう。その背後には衆院選と参院選で当選した若手政治家がもれなく所属する党青年局の存在がある。極論すればグリーンは青年局を進次郎を通じて牛耳り、名実ともに植民地日本駐在の高等弁務官になりおおせたとも言えるだろう。
 空恐ろしい話であるが、残念ながらこれが衆参両院選挙の結果が突きつけた現実である。私が書いた『日本再占領』からそろそろ2年。米知日派の外務省と談合しての日本再占領政策は中国の台頭を背景にしながらますます加速し、日本は世界から「米国の腰巾着」という目でで見られて、軽んじられていくだろう。(終わり)

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タックスヘイブン(租税回避のオフショアバンク)の利用者が晒されています 
Saturday, August 3, 2013, 05:01 PM
8/3 晴 10時 浅草での空間線量は148ベクレル/立法メートル


2013年06月15日 19時16分09秒タックスヘイブンを使ったのは誰かが検索できる秘密ファイルのデータベース公開、日本の住所も多数あり
http://gigazine.net/news/20130615-icij/
租税回避地、いわゆる「タックスヘイブン」を使って税金をできるだけ払わないようにしている件が世界的問題になっていますが、例えばAppleの場合は収益をアイルランドの子会社からオランダ経由で無税地帯のカリブ諸国に移転させる「ダブルアイリッシュ&ダッチサンドイッチ」というテクニックを開発して35%の税率を2%に削減、Googleも同様の手段で過去3年間で31億ドル(約2900億円)を租税回避、Amazonは英国にまったく税金を支払っておらず納税額はゼロ円、スターバックスは過去15年間で1度しか税金を払っていないという実態があります。

このような富める者だけがますます裕福になる動きが急速に広まる中、ついに非営利の報道機関「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」が公式サイトにて10万以上の秘密会社・信託・ファンドなどがタックスヘイブンを経由して実際には世界のどこにつながっているかをビジュアル的に検索できるすさまじいデータベースサイトを公開しました。誰でも無料で利用でき、データベースのCSVファイルもダウンロード可能となっています。

データベースは以下からアクセス可能です。

ICIJ Offshore Leaks Database
http://offshoreleaks.icij.org/


JapanとかSuzuki(鈴木)、Ito(伊藤・伊東)、Tanaka(田中)、Yamada(山田)、Sato(佐藤)、Yoshida(吉田)などと打ち込むとたくさんの日本人も租税回避目的でタックスヘイブンを利用していたことがわかります。この名字だけでも46名出てきました。

郵送先住所でJapanと入れると425の住所が表示されました。つまり連絡先を日本にしている個人・法人が425名いるわけです。

現在では残念ながら資金移動が地図上でビジュアル的には観ることができません。
出来たら日本からの送金がどのように流れているのか一目瞭然だったのですけど。

このようにお金をうまく隠したつもりでいても、データがハッキングされたらどうにもなりませんね。

朝日新聞はこのデータを入手したそうですし、当然各国も動き出しているでしょう。

お金を持っていて怯えるなんてへんな世の中ですね


過去ログ:G8の主要議題は「租税回避」 wikileaksにより暴かれたタックスヘイブンの顧客達
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アニメ「風立ちぬ」と「終戦のエンペラー」を観てきました 
Friday, August 2, 2013, 11:30 AM
8/2 晴 10時 浅草での空間線量は132ベクレル/立法メートル

アニメ「風立ちぬ」と「終戦のエンペラー」を観てきました

まずは宮崎駿の「風立ちぬ」です。毎月1日は大人も1000円なので混んでるかなと思いましたが、上映30分前でなんとか座席を確保できました。9割近い入りかな。

「風立ちぬ」の論評ですが、ひとことで言えば「観てよかった」です

最初から最後まで「宮崎駿ワールド」全開です。私が好きな「紅の豚」の続編といってもいいかもしれません。エンディングで流れる荒井由美「ひこうき雲」も郷愁を掻き立てる最高の演出です。

柳田邦男著「零式戦闘機」は昔読んで、吉村昭著「零式戦闘機」はつい先日読んでいるんで零戦の予備知識は十分です。
また何かの雑誌で、軽量化のための防御が全くないという指摘に対して堀越二郎本人が軽量化と俊敏性を優先したら当然防御壁は最小になるのは戦闘機である以上は当然であると語っていた記事を読んだことがあります。また堀越二郎は零戦もコピーだという批判に対しても反論しています。

ホンダだったか日産だったかF1(フォーミュラーカー)の設計に携わる設計者のお話を思い出しました。F1カーの設計で翼のダウンフォースを付ければ確かにコーナリングは速くなるが、直線では抵抗となって最高速は延びずに負けてしまう。他にもタイヤや車自体の剛性、サスペンションもあっち立てばこっちたたずと言う状況で不確定要素ばかりなんだとか。単純にエンジンの馬力が高ければ勝てるという単純なものではないと90年頃に聞きました。

結局、そのバランスをさじ加減で決めるのは設計者(デザイナー)の力量であるとのこと。適正解はひとつではないというのがF1レーシングカー設計者のお話でした。

プロペラ飛行機は設計者の美学の結晶である


堀越二郎氏もまさにそうです。与えられたものを、指定された条件に近づけるために取捨選択(しゅしゃせんたく)を設計者として冷静に行ったからこそ名機「零戦」が生まれたのです。

そして操縦士もその設計思想に共鳴して、機械と生身を一体化させる(機械に委ねる)という融和が見て取れるからでしょう。

飛行機設計の美学とはそのまま宮崎駿氏の美学そのものです。それはつまり

設計が良いものは美しい、そして美しいものは儚(はかな)い



それを具現化したものは黎明期のプロペラ航空機であり、神に選ばれしデザイナーが線を引いた飛行機そのものだという思いが宮崎氏にはあるのでしょう。

私は100%宮崎駿の美学に共鳴します



美しくないものは破綻していることであって、デザインの放棄なのです。ほんとうに美しいものはシンプルでかつ刹那的であるのだと宮崎駿は画中で言っているのです。

アニメーションデザイナーである宮崎駿の信念であるからこそ、とても重みが出ます。そして私はその通りだと思うのです。

「風立ちぬ」は堀越二郎の物語ですが、堀辰雄の小説を交えてメッセージ性を高めたアニメです。

美しいものほど短命であったとしても、それではその美しいものは自らの短命さを嘆くでしょうか?
いいえ、そんなことは絶対ありません。

短く太く「生」を成し遂げればそれでいいじゃないか!


その象徴が妻の奈緒子です。そして被弾したらすぐに炎上してしまう零戦であり、たった10年でしかない設計家の設計人生そのものです。

存在意義を具現化するのが設計者(デザイナー)であるからこそ、設計者(デザイナー)は本質をわずかしかない時間でひたすら自問自答します。たぶん宮崎駿自身が堀越二郎にも自身を重ねたのでしょう。まさに宮崎アニメの集大成という呼び声に間違いはありません。

私は「風立ちぬ」を観て、宮崎駿の世界観を十分味わえて良かったと思いました。それでも柳田邦男、吉村昭の「零式戦闘機」を読んでいるから、同じ零戦がテーマでも「ああ宮崎駿の世界はこうなんだ」と愉しめました。

私の評価は100点満点なのですが、たぶん予備知識なしで観ると、飛行機の描写は中途半端、ストーリーもとびとびでわかりにくく感じるでしょう。軍国主義だと批判する人は表面的なテーマにだけ凝り固まっているのです。なんたってドイツのユンカース爆撃機ぐらいしかリアルな描画はありません。九六式戦闘機も零戦さえもアニメチックな宮崎風でしか描画されていないのです。

その一方で

終戦のエンペラー(原題:EMPEROR)の評価は”まったくだめ”



一言で言ってしまうと、終戦直後にマッカーサーと共に厚木に降り立ったマッカーサーの右腕ボナー・フェラーズ情報将校を中心としたストーリーです。

人気取りで昭和天皇を絞首刑にして大統領立候補目論むマッカーサーと、天皇の逮捕・死刑に反対する情報将校ボナー・フェラーズの物語です。

ストーリーは、我々の年代は昔から聞いてきたことと何も変わらないので、それほど感情移入できません。これまで通り映画中でも御前会議では旧陸軍が天皇をないがしろにして横暴というイメージであること。

最後にマッカーサーとの個別会談で天皇は戦争責任は自分にあるのだから自分を死刑にして、拘束中の戦犯を助けて欲しいと伝えたことにマッカーサーは感銘したことなどはよく知られています。

「終戦のエンペラー」は日米の公文書や関係者、子孫・関係者へのインタビューなどでできるだけ忠実に歴史をひもといたドキュメンタリージャンルの映画です。NHK総合で人気の「タイムスクープハンター」のようなものです。

歴史物の再現映画であって、何もしらない若い世代向けです。敗戦時のGHQによる戦犯捜しとはこのように行われたという実録物では評価して良いと思います。

それでも「終戦のエンペラー」の評価ですが、中年以上の日本人ならぜんぜん面白くないと思います。

クレジットを眺めていると、製作に多くの日本人が関わっています。

ただし私にとっては発見がありました。

天皇は握手の習慣がないから手を差し出すなと侍従がマッカーサーに伝えていたのに、マッカーサーは手を出します。

それで昭和天皇は握手をします。

その瞬間に事態は一変します。なんと昭和天皇は侍従を抜いてマッカーサーとさしで話をするのです。(通訳者は同席している)

公式的な記録では、戦争責任は私(昭和天皇)にあるのだから、自分の命は差し上げるという申し出に対し、マッカーサーは非常に感激して天皇を戦犯として逮捕することをやめたことになっています。

映画「終戦のエンペラー」では何一つなかった”衝撃の真実”を私が述べましょう。

情報将校ボナー・フェラーズはフリーメーソンである



そして日本にも恋人を通して将校と内通していた。(映画でも架空の大将と懇意である)
戦後ボナー・フェラーズ(Bonner F Fellers)は天皇を守ったという功績で受勲しています。

マッカーサーは朝鮮戦争でトルーマン大統領と対立して失脚します。マッカーサーとはどのような人物として米国から観られていたのかは、フランシス・コッポラ「地獄の黙示録(Apocalypse Now)」のモデルであると副島隆彦は指摘しています。

映画ではカンボジアに独立国をつくることを目論むカーツ大佐ですが、マッカーサーもアジアに自分の王国をつくることを狙っていたのです。それがトルーマンとの対立の原因です。

吉田祐二氏は著書「天皇財閥」においてマッカーサーと天皇で密談が成立したから絞首刑にならなかったのだと指摘しています。
日銀はおろか財閥のほとんどを所有する実質のオーナーである昭和天皇は取引をしたわけです。

衝撃の事実とはマッカーサーと天皇の”握手”に隠されていた



フリーメーソン同士は他人にわからないような特殊な握手をするそうです。もしくは話やジェスチャーにメイソンであることを誇示する”符丁”を入れて互いに信頼を得るそうです。

一番わかりやすいのは、鳩山由紀夫の”友愛”というフレーズですね。まんまメイソンの理念を公表しています。

侍従から天皇は握手をしないと念入りに説明されているにも関わらず、映画の終盤でマッカーサーは握手を求めます。
これはマッカーサーが天皇を試したのです。そして天皇はそれに”メーソン流”で答え、二人の密談が成立したのです。

仲介者はボナー・フェラーズでマッカーサーも天皇もフリーメーソンだったとこの映画では暗に指摘しているように思えます。

加治将一(かじまさかず)「あやつられた龍馬」(2006年祥伝社)では明治維新はフリーメーソンによって実行され、以降はフリーメーソン系が政治中枢を支配してきたと解説しています。英国のフリーメーソンのトップは英国王室です。

その英国王室と天皇家は明治以降の結びつきは皇太子訪問や留学を通して深いのです。

つまりGHQではその衝撃の”握手”の瞬間に天皇家は”アンタッチャブル”となったわけです。アジアのちっぽけな島国の国王ではなく、フリーメーソン直系の正統であるとマッカーサーは悟ったのです。

これが記録にも残っていない、ひた隠された真実なのです。

「終戦のエンペラー」は一言で斬り捨てれば”超駄作”です。

役者の英語もむかむかするほど下手くそですし、これまでの陸軍の暴走により太平洋戦争は引き起こされたという史観でもあり、台詞の一つ一つが臭いのです。ほんとひどい映画だ。

米国側から見た敗戦直後の日本ということで期待したのですが、何のことはない、シナリオはNHKの再現ドラマのようなレベル。

米国視点の映画ではクリントイーストウッド「父親達の星条旗」「硫黄島からの手紙」の方がとても迫真があり、戦争映画としては最高傑作の一つであることは間違いない。

ところが「終戦のエンペラー」は戦後68年が経っても多くの疑問・謎に何も答えていないのです。ただしボナー・フェラーズというキーマンがいたこと、そして”握手”によって秘密会談が行われたことだけが、その謎に答えているという世界のメーソンへ向けた映画なのです。
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脱毛や皮膚が剥ける:最新抗ガン剤の主な副作用はアポトーシス 
Thursday, August 1, 2013, 10:38 AM
8/1 晴 10時 浅草での空間線量は113ベクレル/立法メートル

知り合いのお医者さんから聞いたお話です。

アポトーシス(apoptosis)とは古い細胞が死んで新しい細胞が生まれることです。人間の身体では日々古い細胞はこのようにして新しい細胞へとなっていくのです。口腔や粘膜の部分などが顕著です。

一方、壊死(ネクローシス:Necrosis)は細胞は生まれ変わらずにその組織が欠損してしまう状態です。

アポトーシスとは新陳代謝(しんちんたいしゃ)と言い換えてもいいと思います。
ですから、抗ガン剤治療で髪の毛が抜ける、手のひらや指先の皮が剥けるという副作用があってもアポトーシスが活発になったことによるものだから心配不要なのだそうです。

最新の抗ガン剤は癌細胞を殺すことよりも、正常細胞を増やすことを目的としているものがあるそうです。そのため脱毛しても毛根が再生される過程の現象なので、再び生えるのだそうです。

手の皮も同様に皮が剥けてボロボロになっても、これは新たな皮膚が下から生まれているので、古い表皮はどんどん剥がれ落ちるからなのだとか。

さてなぜこの話をしたのかというと、原爆症の例として熱線による火傷ではなく、外傷はなくても脱毛に至る場合があります。はだしのゲンでも主人公ゲンはつるっぱげとなってピカの毒でしぬんじゃないだろうかと怖れます。また被曝したことがわかりやすので忌み嫌われます。

井伏鱒二「黒い雨」の映画でもラストシーンは主人公が髪の毛が抜けたことをひた隠して嫁いで終ります。

ところがアポトーシスなので時間が経てば黒髪がぼっさぼさ



はだしのゲンでも妹の死を乗り越えた希望として髪の毛が生えてきています。

実際の近い例では、福島原発事故で作業員が炉心内で溜まっていた水たまりに足を入れてしまい、くるぶしから下を被曝したという事故です。

結論はどうなったかというと、足の皮がボロボロにめくれたそうです。ところがアポトーシスなのでつるつるのきれいな足になったそうです。また元気に現場復帰されたとかいうニュースを聞いたことがあります。

このように壊死とアポトーシスは全く違う現象です。抗ガン剤の副作用で脱毛したりしても、アポトーシスは細胞の再生サイクルが活発になった結果ですのでご心配されなくても大丈夫です。
(もちろん投与中の方は主治医の方にはご相談下さい。同じ事をいうと思いますけども)

以上、抗ガン剤治療中で私にご相談されたかたへの公開メールです。
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ノバルティス「ディオバン」の論文捏造事件は医学部の根幹的問題 
Thursday, August 1, 2013, 03:03 AM
高血圧薬「ディオバン」は臨床データで脳卒中・狭心症の比較をしたばあい、他の薬との罹患率はかわりないのに、差があるようなデータを示していたという<事件>が紙面をにぎわしています。

しかも京都府立医大、慈恵医大で統計処理をしていたのは、製造会社ノバルティスの社員であったのです。

ノバルティスというスイスの会社は昔はチバガイギーといって、国内ではどちらかというと農薬で有名であった会社です。(私が製薬会社に勤めていた頃は)

97年にサンド社と合併してノバルティスという社名となり、世界二位の規模となりました。(一位はファイザー(米)、三位はメルク(米))売上高はだいたい四兆七千億円という巨大な会社です。

wikipediaでの社員数で割ると1人あたりの売上高は4000万円/人となります。
ちなみに国内最大手の武田製薬では売上高は6000万円/人で国内二位の第一三共で4000万円/人です。

ただしこれは表向きで、連結企業を除くと名の知れた大手は一億円/人程度はあると見るのが正しいのです。(wikipediaの社員数は連結だから)

12年前まで製薬会社に勤めた私が言うのですからそれほど的外れな額ではありません。

というのも薬九層倍(くすりくそうばい)というある意味世離れした世界でした。新薬の値段はいくらでも手前味噌でつけて、それを厚生労働省が認可すればその価格で販売できるのですから。

ですから事務のオネエチャンから新聞読むことぐらいしかない窓際族までいれても、1人あたりの売上は一億円なんです。
当時はそれでも少ない方だと言われていました。おそらく日本のトップの武田製薬は2億円近かったでしょう。

つまりそれほどボロいのです。

ノバルティスの捏造手法は京都府立医大と慈恵医大にそれぞれ研究費5000万円ほど社員につけて送り込んでいます。

5000万円程度の支度金なんて支店長決裁で終りという額です



この事件の場合、臨床試験ですから本社の医薬学術部が担当筋でしょう。まあ、どのみちたいした稟議もせずに右から左に出てくる程度の金額です。

研究費の額だけ見れば本社決済の額ではないんです。なんたって4兆7千億円の規模ですから、一億円程度の研究費(=下心)なんて現場決済です。

ぺーぺーのMR(営業担当)でも100万円程度は鼻歌で決済しますし、地方の支店長レベルでも年間数億円など屁のカッパ。

はい、もちろんソースは私(笑)

もひとつ余計なことを書くと、経常利益は売上高の1割以上で、使途不明金やらで税金をひかれまくっても決して赤字になることはありません。実質は無借金経営で、財務部門はこの世で一番暇な部署と言われていたぐらいです。

話を戻して、なぜ京都府立医科大と慈恵医大が舞台になったのかというと、国立大医学部、特に帝大系(東大・京大・東北大・阪大・九大・北大)は競争率が高いから(笑)

どの製薬会社も帝大系医学部にお金を注ぎ込みたくてあの手この手で狙っているのです。

そしてそこの親分がよしと認めたら、その系列の総合病院までオセロゲームのように一気に納品されるからです。

だから医学部を訪問する営業マンは社内では主に薬学部出身者や理学部といった専門性のある人達で、大学病院専属です。地方の医院や小病院を回るのは経済学部や商学部といった文系体力自慢ぐらいと同じ営業部隊でもヒエラルキーがあります。地方ドサ周りはずっと地方まわりでサラリーマン生活を終えます。

まあ大学医学部専任となっても、待っているのは論文の翻訳やら学会発表の資料造り、あげくは局員や薬剤部の婦長さんのご機嫌取りからゴルフだ、銀座での接待だ、あげくはお坊ちゃまの誕生会やら結婚記念のお祝いなどなど涙ぐましい太鼓持ち生活なんですけどね。

臨床研究では製薬会社の社員なんて結納金背負った奴隷みたいなもん



ちなみにどれだけ経費がかかろうとも、それは新薬開発への原価への算入が認められているので製薬会社側も最終的に新薬として認められれば痛くもかゆくもないのです。(くわしくいうと「薬価収載」といって保険適用になることです。)

たとえですが、製薬会社の営業現場とは有力な医者へ北京ダックのようにどれだけ札束をぶち込めるかを競争する場です。医療現場では建前上決して「買って下さい」とお願いする場ではありません。ひたすら下心を秘めてお互いにそしらぬ顔をしながら駆け引きする場所です。

病院の窓口で誰もが気付くと思いますが、記入するボールペンやらホワイトボードについている磁石やら全て製薬会社が持ち込みます。
私も製品名のついた修正テープやマウスパッドを抱えて、当時まだ少なかったパソコンを見つけると置いてきましたから。まるで事務用品のご用聞きのようでした。
ある営業所ではトイレットペーパーに製品名を印刷できないかと考えていたぐらいです。

とにかくゴルフコンペが開催されると聞けば、ぜひその賞品の用意我が社にとか、局員でおめでたい話があればお祝いの品を、となんだかんだ理由を付けて他社に先駆けて覚えめでたくなればいいのです。

要するに普通の(損益計算がある)経済活動では考えられないことばかりです。

話を戻すと、もらい慣れていない巨額な助成金をもらった上にノバルティスが上げ膳据え膳で論文を用意してくれるので、京都府立医科大と慈恵医大は気を許して「下手打った」ということです。

この事件の私の感想は「医者も、捏造したノバルティス社員も詰めが甘いなあ」です。どっちも世の中なめきったアマちゃんです。

ノバルティスの社員は百数十名程度のカルテを徹夜で偽造ぐらいすれば、捏造が発覚しても集計ミスで逃げられたであろうに。

また京都府医大と慈恵医大の医師もてめえの論文を精査することもできない「自尊心だけは人より高いバカ」に過ぎません。

どっちもどっちの糞野郎どもが大学研究室という密室でおこした下手な犯罪というだけの話です。

ただしこの事件は氷山の一角でしょう。なぜならノバルティスだけが京都府医大・慈恵医大と特別な協力関係があったわけではなく、臨床試験を行う医学部と依頼する製薬会社との関係はどこも大差がないからです。

ただし帝大系はさすがにガードが高く念入りです。付け届けでもけっこう現場では配慮していましたから。なんたって相手は国家公務員ですから。(現在は国立大学法人に属す「みなし公務員」)

もし東大でこのような不祥事が発覚したら、厚生労働省がすかさず学術情報(副作用の緊急伝達)を濫発してディオバンの使用を止めて臨床試験のやり直しを求めたでしょう。そうして事件をまるごと闇に葬り去るぐらいのことはしたでしょう。

東大と京大の医学部と厚生労働省は一蓮托生といえるぐらい強い結びつきです。

医者というと日本医師会という団体が連想されますが、これは開業医(町医者)が主に加盟する団体です。政党への政治圧力にはなりますが、官僚への圧力にはなりません。

まあこの事件でわかったことは慈恵医大はそうだとしても京都府医大も政治的な力は全然ないのねということ。

そしてこのような調査側と依頼側との不透明な関係をずっと慣例のように行っている医薬行政の根本問題であるということです。

そして製薬会社ノバルティスが湯水のようにばらまいた銭は
結局我々が納付した健康保険料にツケがまわるのですよ!

この巨額詐欺<犯罪>に怒らない奴は痴呆か生活保護者です!


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Microsoft Windowsにあらかじめ組み込まれたNSAのバックドア 
Wednesday, July 31, 2013, 01:17 PM
7/31 晴 10時 浅草での空間線量は101ベクレル/立法メートル

スノーデン元CIAに関するブログをインターネットを眺めていると、NSAは1997年(windows95:OSR2以降)からすべてのMicrosoft WindowsにNSA(アメリカ国家安全保障局)からのアクセスが可能なコードが埋込まれているという話が載っていました。

ADVAPI.DLL
ADVAPI32.DLL

MS製OSを使うパソコンにはCドライブのwindows\systemフォルダに必ずあるプログラムです。パソコンに電源が入ると自動的に起動する必須の中枢プログラムのひとつです。

本来はInternetExplorer(IE)での通信暗号化に関する機能を提供するプログラムなのだそうです。

暗号化には「鍵(キー)」という連絡を取り合う者しか知り得ない文字列を使います。そうして暗号化されたデーターは第三者が見ても全くわからなくなるのです。

とうぜん暗号化のキーは一つであるはずなのに、プログラム中にNSAキーと呼ばれるコードがあることを1999年にWindowsを分析しているコンピュータ研究者が発見しました。

つまりWindowsが稼動しているコンピュータ(PC、サーバ問わず)には、NSAのキーを知っている者はフリーパスで通信内容を知ることができます。

また外部からのコントロールも可能になるとのこと。

つまりWindowsPCはNSAから見れば中身丸見え



さらに調査をすると、さらにWindows2000以降にはもう一つキーが見つかったとのこと。これは誰が何の意図で忍ばせたのかはわからないようです。私はCIAも便乗してキーを忍ばせたと考えます。

インターネットの接続がうまくいかない場合、NTTなどの通信会社のサービスセンター側が自宅のPCを遠隔操作で作業してくれるのですが、眺めているととても不思議です。こちらは何も手を動かしていないのに、マウスカーソルが勝手に動き、必要なプログラムを立ち上げ、必要な情報を書き換えてくれるのです。そのようなサービスを使った方は少なくないと思います。このようなサービスは利用者の承諾がないと実行されません。

このようにへぇーと感心したことがあります。なんたって地球の裏側であろうと手練れた人が操作してくれるのですから。

逆の見方をすればNSA、そして他のCIAといった諜報工作組織がMS社と同じことを実行することができるということです。

そして一つ確かなことは、MS Windowsは世界中のほとんどの国で行政、金融の根幹に使われていることです。銀行のATMから航空機や潜水艦にいたるまで・・・。

これが何を意味するのか? MS社のほぼ独占下では諜報はおろか、大規模な社会動乱を簡単に起こすことができるようになりました。

韓国で発生したような銀行取引の全停止
すべての航空機の飛行停止
情報通信の全停止

考えたらきりがない。でも飛行機が落ちたり、電車の脱線衝突事故が多発していることは何かの予兆と見ることもできます。なにしろ現代の公共機関はコンピュータ無しでは1ミリも動きませんから。

日本の通信や公共機関の基幹システムはMS製OSが使われていないことを祈るばかりです。

参照ブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/201306280000/
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