白内障が改善した(からだ整骨院様からの情報) 
Friday, December 26, 2008, 12:45 PM
板橋区中板橋駅前「からだ整骨院」
院長:金崎広治(かなさき こうじ)氏
〒173−0021東京都板橋区弥生町28−1
03−3973−1346


開院されてから3ヶ月で順調にご贔屓のお客様を増やしているそうです。六城ラヂウムからのご縁で
通院されているお客様に私からもお礼申し上げます。

昨日ひさしぶりにからだ整骨院のホルミシスルームの近況を伺いました。

だんだん微量放射線の効能が認知されつつあるとのことで、オーナー様は満足のご様子。

最近特筆すべき効果があった患者さんでは、なんと白内障を患っていたそうです。
しかも女性お二人だったそうですが、ホルミシスルームで休息していただいたところ、二人とも視力が回復したことを実感されたそうです。

このご報告にオーナー様は意外な症状が改善されたと思ったのですが、実際に施術する院長の金崎氏は白内障などの眼の病気にも微量放射線は効くと思っていたそうです。

なぜならその女性の患者さんも院長も、ホルミシスルームでは眼球にチカチカと刺激を感じるから
眼や肌にいいだろうと信じていたそうです。(院長はアトピーを治しました)

やはり疲れた身体にシャワーのように浴びる微量放射線は、治癒力があるのです。
クリスマスの嬉しいお話でした。
店主拝




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人工ラジウム温泉試験運転 料理旅館「はん水盧」 
Monday, December 22, 2008, 12:10 AM

栃木県鬼怒川の料理旅館「はん水盧」(はんずいりょ)でいよい人工温泉装置がテスト稼働が始まりました。各部屋に屋外露天風呂が設置されております。

漏水検査、昇温試験、汚濁、ポンプ負荷、濾過器テストなどの確認を設置業者が細かく検査をしていきます。檜の浴槽はいいにおいでした。
窓に映る木々で雰囲気は伝わるでしょうか?でも実は東武伊勢佐木線が真横を走っております。
つまりベランダは電車から丸見え(笑)どうするんでしょう。

昨年まで名前が「やすらぎの宿 山家」(やまや)といいました。
来年から「料理旅館 はん水盧」(はんずいりょ)という名前になるそうです。

庭も大きく日本庭園風に変わるそうで、これから造園がはじまるそうです。
古い建物がどんどんリフォームされていく様を眺めるのはとても楽しいものです。
このような浴室リフォームもやっていきたいですね。

この規模の屋外浴槽ですとだいたい300万円〜400万円


できます。(ラジウム鉱石+循環保温システム込)
既設のガス給湯器へのラジウム鉱石濾過装置の組込も承ります。

店主拝
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ノーベル賞南部博士「物質の根源は波動」であるという話 
Friday, December 19, 2008, 04:27 PM


Newton1月号

 波動の特集だったので読んでみました。
楽器の弦、音波,光,電波,水面波,地震波・・・そして放射線の一つであるガンマ線(X線)や赤外線も波です。

なぜなら光も音も密度の違う物質を通ると屈折する性質があります。
救急車のサイレン音の変化で、音は空気の揺れであることがわかります。
また光源も光に近い速さで動くと、サイレンと同じように光の色がずれていくことが天文学で分かっているので、光も波であることがわかります。

音は真空では届きません。でも電波や光なら真空中を通ってきます。
昔から光や電波も「波」の一種だと教わってきたのに、何もない空間を伝わってくるのか不思議に思っていました。

■電(磁)波とは「電子を揺り動かす波」

 電(磁)波とは、電場と磁場が入れ替わり交互に振動して進む波です。電磁波は我々の肌などで圧力として感じることはありませんが、もっとマクロのレベルでは電子のような電荷を帯びている粒子に力をおよぼしています。

石を暖めると赤外線がでます。これは熱により石の分子中の電子が揺り動かされるためです。電子が動いたりはじき出されるとX線や紫外線・赤外線などの電磁波を出します。

電気と磁力は表と裏の関係で切っても切れないものです。原子の世界は、原子核を中心に電子が回っているものと学校で習ってきたはずです。電子が回っていることで、磁力が生まれて原子核を中心に引き合っているのです。

■20世紀の物理学は相対性理論と素粒子理論

 光の速さが物理の世界を大きく躍進させました。ご存じアインシュタインの特殊相対性理論です。
光の速さは一定であるとしたら、我々が過ごしている世界の時間、重さ、エネルギーは実はいくらでも伸び縮みする世界であったという理屈です。

同時期に原子をどんどん小さくしたらどうなるのかという研究も進みました。

ノーベル賞を受賞した湯川博士の素粒子論以降、実は日本は物理学でトップクラスなのです。

 もったいつけずに、最新の話をしましょう。

■原子核を小さく分解したら、波だった!

 原子核をどんどん小さくしていくと、陽子・中性子という素粒子になります。それではその素粒子を砕いてみると、クオークという粒子になります。さてそのクオークの中身を覗いてみると、からっぽの「振動している空間」なのだそうです。

       

輪ゴムがふるえているようなものを想像して下さい。



実際に目に見えない世界なのですから当然ですが、あくまでも「そこにあるだろう」というものです。確率の数式で表現されているに過ぎません。

しかし現代科学で判明したことは、物質をちいさく切り刻んで最小単位を突き詰めていくと、なにも無くなって震えている空間だけになってしまうのです。

面白いですよね。

    

森羅万象のすべては「空間の揺れ」から出来ている

なんて!!

■光を基準とした波動が物質である

 ことしのノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎博士は『なぜ物質が「重さ」をもつのか』という研究一筋です。

ふつうこんな事誰も考えませんよね(笑)でも物理学者は考える。

 この南部博士の説を簡単に言うと、宇宙の始まり(ビッグバン)が起こり、素粒子中の動きが光速よりも遅くなったため、電磁気が発生して原子となり、やがて物質が生まれたという説です。

宇宙の始まり以前はすべての物質は光の速さで動いていた・・・しかしその速度が衰えると、重さが発生したというものです。

もっとくだけて説明すると・・・

   

そこに粒子があるという「確率」が高まったから「重さ」が生まれた



という説です。ますます禅問答みたいな話です。

ニュートリノ研究の小柴博士や今回受賞された南部博士も湯川秀樹博士の系統なのでしょう。

南部陽一郎博士の下で研究した高エネルギー加速器の小林誠博士、反素粒子の存在を指摘した益川敏英博士と、あらためてすごい研究をしていたことがわかります。

こんなことを先端の科学者は常日頃から考えているのでしょうか(笑)

■ なんとなく勇気が湧いてきませんか?

体を構成する原子も、さらに奥を覗いてみると、実はからっぽ。
震えているだけの空間だなんてファンタジーと感じませんか。

無から有を産み出されたのが、我々の住む実世界

なのです。

宇宙の始まりで物質が生まれ、やがて集まり、星となって、カビのように生きている私がいる。

なんか繋がってるなぁとオリオン座輝く星空を見上げながら店主は思うのです。

店主拝
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栃木県・鬼怒川の旅館に弊社鉱石を納入しました。 
Monday, December 15, 2008, 09:10 PM
年内オープンにむけて普請(ふしん)中の旅館に弊社ラジウム鉱石を納入しました。
各部屋に備え付けられた露天風呂の循環システムに組み込みます。
本日は施工現場へ出張です。

忙しそうに職人さんが手際よく作業をされております。となりでこちらも準備をします。
これがお風呂のパイプにいれるラジウム鉱石フィルター(本邦初公開)。なんと容器はイスラエル製です。
内部には弊社のラジウム鉱石を入れてあります。洗浄も簡単です。

この鉱石の間を温泉が循環します。メンテナンスや洗浄も考えて浴槽ではなく、加熱したお湯を直接通す方式にしました。

各部屋に備え付けられた露天風呂です。鬼怒川温泉はこの時期はとても寒いですがどうなるのでしょう・・・実は内風呂もある贅沢な旅館です。つまりボタン一つで部屋にあるお風呂にも、ベランダにある露天にもお湯が入るのです。なんてエコじゃないつくり(笑)麻生総理にぜひ入っていただきたいものです。この裏にラジウム鉱石は備えられています。

無事開業できるよう職人さんよろしくお願いします。
店主









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チベットの天然塩は販売終了しました 
Monday, December 8, 2008, 10:48 PM
おかげさまでチベットの天然塩は販売終了となりました。
お風呂にスプーン数杯分入れると、肌に良いというアドバイスで取扱を始めたものです。同じ目的のものに「ミネラル温泉の素」があります。こちらは絶賛販売中です。

ミネラルの摂取は体の回復で最重要素です



・・・ということが私もよくわかるようになりました。
地中深くから湧き出してくる温泉ならば、有名無名関わらず体に良いのでしょう。なぜなら
微量元素が豊富だからです。

玉川温泉などの有名温泉に行くよりも、近くの温泉でも湯質が貴方にとって向いていることもあるのです。
ミネラルはホルモン分泌に欠かせません。体内でのビタミンの合成・消費にもミネラル分が必要となります。
逆にストレスによりホルモンバランスが崩れることで、簡単にミネラル不足の状態に陥りやすいのです。

女性の場合はミネラル不足の影響は特に顕著なようです。
生理不順や肌荒れは間違いなくミネラル不足と消化器官の疲弊ですね。
男性は若年での頭髪の禿げなどが挙げられます。

外食や偏食を続けるとミネラル不足になりがちです。そのためホルモン分泌がうまくいかず情緒不安や老化、無気力になりやすくなります。

塩分の摂りすぎには注意が必要でしょうが、ミネラルの摂りすぎはないので安心してください。
さいきん疲れが抜けないなぁと思ったら、ミネラル不足もの疑ってみましょう。

--------------
禁煙1週間目です。
ニコチンガム、ニコレットのおかげで忘年会の連荘があってもなんとか持ちこたえております。
ガムに含まれるたった2mgの微量なニコチンで丸一日過ごせるのですから、中毒とはすごいものです。

ほんのわずかな物質でもこれだけ脳・精神に影響があるのですから、ミネラルの体内バランスは大切だと思うのです。
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ごめんなさい!バドガシュタイン産鉱石入荷しましたが... 
Wednesday, December 3, 2008, 12:33 AM
展示用などでまだ若干の流通在庫があります。
一年ぶりに手元に戻ってきたバドガシュタイン鉱石です。
ひさしぶりの対面だったのですが
すぐに女性のお客様の元へ旅立たれました。

あいかわらず在庫ゼロです。
私が入荷しているバドガシュタイン鉱石はグラノサイアナイトという種類で、雲母がきらきらと光っているタイプです。割るとごま粒模様になります。もうなかなか入手できませんね。
バドガシュタイン鉱石を始めいいラジウム鉱石を探しているのですが、眼鏡に叶う石がないのです。
お待たせしているお客様には申し訳なく思っております。(店主)


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禁煙ガム「ニコレット」を噛んでみたら、その効果にびっくり! 
Tuesday, December 2, 2008, 12:24 PM
店主です。小生お恥ずかしながら喫煙者です。最近では肩身が狭いのです。

公共施設だけではなく、一般企業でも全館禁煙という場所も珍しくなくなってきました。打ち合わせや作業などで缶詰にされると、困ってしまいます。また鈍行列車旅行が好きですが、ホームに灰皿がない場所も多くてタバコ難民となって彷徨うこともしばしば。

そんな完全禁煙の建物で、紫煙が寝るまでないと我慢できないというチェーンスモーカーの社長さんがニコニコしながら「ニコレット」をくれました。

「半日もタバコを吸わないなんて奇跡だよ」

「へぇ、一日四箱も吸うこの社長がねぇ」と訝(いぶか)しく思いながら、一粒試してみました。


ミント味の普通のガムのようですが、大失敗。
噛みすぎたせいか、ニコチンの苦味が口の中に広がります。

いっぺんに気分が悪くなりました。
とりあえず一旦銀紙に出して、用法を聞いたところ

味が薄れてきたら数回噛んで、歯と歯茎の間に忍ばせておく
のが正しいそうです。くちゃくちゃと噛むといっぺんに成分が出てしまうそうです。

効果は絶大です!



初めて噛んでみましたが、手慰みでついついタバコに火を点けるという事がなくなりました。
結局その日は夕方の喫茶店で一本吸ったのみ。あとは朝もらったニコレットを口に忍ばせておくだけで、たばこを吸いたいという欲求がまったくありません。

灰皿・ライター一切身の回りから離すことが大事なのだそうです。

帰りに薬局でさっそくニコレットを購入してタバコ断ちに挑戦してみることにしました。

一日一粒から二粒で私の場合は充分です。たばこ一箱よりも経済的な点もいいです。
ポケットに予備のガムを入れておくだけで安心です。

二日目ですけど、ニコレットを口に入れながらブログを書いております。
一週間目あたりが一番苦しいということです。

タバコを吸わない方は、喫煙者を決して意志が弱いとか根性がないと思わないでくださいね。
薬物中毒は理性や意志だけでは乗り越えられないのです。
女性のチョコレートなどの甘いものへの渇望感と同じようなもので、本能の衝動は強いのです。

なんとなく今まで喫煙をされていた方は、ニコレットで一度自分のニコチン中毒度を知ってみるのもいいかもしれませんね。

たばこがないと生きていけない・・・ということもないことに気づくだけでも気が楽になります。

逃げ場のない喫煙者の立場から少し踏み出してみてはいかがでしょうか。



店主@年内禁煙を目指します
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“ラジウム温泉”効能の真実(メモ) 
Friday, November 28, 2008, 09:25 PM
夕刊フジの記事から転載です。新潟の五頭(ごず)温泉(=村杉温泉)の紹介記事です。
まああれです、村杉温泉の広告を載せているので、いわゆる提灯記事です。
定期的にこの時期に記事の体裁の広告が乗りますね。昨年もブログで紹介しております。

私の夕刊フジの記者(フリーライターかな?)への要望

ほとんど取材してないだろ・・・記事が薄いですよ



タイトルだけ替えてる毎年恒例の記事をお楽しみください。

ZAKZAK 2008年11月22日
(以下貼り付け)
【すこやか生活術】

2008年11月22日 掲載
“ラジウム温泉”効能の真実

“病気に効く”と評判!

 最近、ラジウム温泉が注目されている。ラジウムやラドンといった放射能が含まれた温泉のことで、天然温泉には「がんに有効」だとか「糖尿病や高血圧にいい」などの報道もある。健康診断で異常値が多い中年には気になるところだが、ホントはどうなのか? 専門家に聞いた。

●三朝、栃尾又、増富が3大泉
 ラジウム温泉は放射能泉で、ほとんどが花崗(かこう)岩の地質から湧き出る天然温泉のことだ。
 温泉療法専門医の植田理彦医師が言う。
「ラジウムやラドンのガスが比較的多いのは、鳥取県の三朝、新潟県の栃尾又、山梨県の増富の各温泉です。これを3大放射能泉と呼びます。新潟の村杉温泉も多い。ほかでは有馬(兵庫)や玉川(秋田)がよく知られています」
 東京から比較的距離が近い増富温泉には、公共の日帰り温泉施設「増富の湯」がある。利用料は大人700円と格安だ。
 ほかに、花崗岩地帯の広島県や福島県にも点在。自分で調べる場合は「放射能温泉」がキーワードだ。

●神経痛、傷、痛風に効果アリ
「温泉自体は大半がぬるめで、周囲に漂うガス(ラジウムが分解されて気体になったラドン)を吸うことにより効能を発揮します。痛みを伴う神経痛、傷、尿酸値を抑制するので痛風に有効なことが分かっています。がんについては有効性が確認されていませんが、術後の静養にはいいと思います。温泉で患者同士がコミュニケーションをとることが、ストレスやがんノイローゼを取り除くのです」(植田医師)
 ガスを吸って細胞が活性化されるため、免疫力がアップするという。リラクセーション効果もあり疲れ気味の40〜50代サラリーマンには特によさそうだ。

●村杉温泉は無色透明、無味無臭。汗が噴き出した
 今回、新潟県の村杉温泉を訪ねた。五頭連峰の麓(ふもと)にある静かで小さな温泉地。共同浴場の利用者数は、ここ数年間で1.5倍の9万人に増えたという。
 ここで日帰り入浴(1000円)を実施する旅館「長生館」の荒木善行社長室長が言う。
「当館は源泉100%。庭の空気中にもラドンが結構あることが確認されています。湯気を吸引しながら入浴するのがベストで、とくに冷え性の方などは温浴と冷泉の足湯の交互浴がいいようです」
 実際にラジウム温泉に入ってみた。26度の源泉を加熱しているという。無色透明、無味無臭だ。ラジウムは鉱物のイメージでにおいがあると思っていたが、まるで勘違いだった。小雨の中、露天に4〜5分つかると、額から汗が流れ落ちてきた。
「入浴後、体温低下が遅いのも村杉温泉の特徴です」(荒木氏)
 浴室に張ってある「泉質別適応症」欄には「痛風、動脈硬化、高血圧症……慢性皮膚病、慢性婦人病」と記されていた。
 この長生館や増富の湯には、入浴法をアドバイスしてくれる専門家が常駐している。相談してみるのもいいだろう。

●前立腺がん。「肺の影が半年で消えた」
 村杉温泉で偶然、出会った男性(59歳)は、1年前に前立腺がんを宣告されたと語る。
「毎週1、2回、共同浴場に通い始めた。実は1年ほど前、がんセンターの医者に『リンパ転移で余命1年』と言われて。ホルモン療法を続けながら、半年前からこの温泉に通うようになった。2〜3時間に何度かゆっくりつかって、帰りに源泉をポリ容器で持ち帰る。飲んだり、米を炊いたりだね。体調は悪くはないよ。体重も減らないし。今週の検診では肺の影が消えた。先生がビックリしてたよ。温泉のおかげかな」
 男性は「奥さんの神経痛も治った」とほほ笑む。村杉温泉の共同浴場「薬師の湯」は大人250円、共同露天風呂は大人300円。がんのほか大病を患った人の利用者も多い。
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【医療】重症のがん患者の化学療法に問題。 英国[11/26] 
Thursday, November 27, 2008, 06:21 PM
出典:2ちゃんねる

1 : ◆gQpn99999. @朝一から閉店までφ ★:2008/11/26(水) 06:29:58 ID:??? ?2BP(5199)
重症のがん患者の4分の1で化学療法が死をもたらしたり死を
早めたりしている可能性がある−。
英政府の財政支援を受ける独立組織「患者死亡調査委員会」
(NCEPOD)はこのほど、こんな調査結果を発表した。
(以下ソース参照)
ソースは昨日の山陽新聞。
http://www.youlost.mine.nu/html999/img/6655.jpg


2 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 06:43:30 ID:iILH3/Tl
もとは第1次世界大戦に用いられたマスタードガスが由来なんだからな
殺虫剤でがん細胞を根治するようなもんだから、他の組織もただで済むわけが無い

3 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 06:56:41 ID:MKLVENWl
殺虫剤と同じ成分で白血球を増やして免疫をあげて、副交感神経を強くして
がん細胞をアポトーシスさせるのが目的。

4 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:03:26 ID:sqZvWI3J
一般的にガンの進行は遅いのに抗ガン剤の影響でガンを退治する前に
人間の体を退治してしまう
特に血液が酸性の方向に移行する


5 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:04:32 ID:Xnc8538N
>>2 >>3 妙に食いつきがいいなw
やり方が悪いから専門医を育成してちゃんとやりましょう、ってことだよね。
それともばんばん切っちゃえばいいとでも?

6 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:05:21 ID:XhQIbgQ/
もともと免疫の弱いヒトがガンになるんだろ?免疫を強化
するという戦略はどうかな。むしろがん細胞特異的な治療
が望ましい気がするが。


7 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:08:57 ID:MKLVENWl
交感神経を弱くして、副交感神経を優位にさせる治療ということになります。
がん細胞が死ぬとき(アポトーシス)、熱がでます。
がんが小さくなって、消滅したようになると(レントゲンで)
アレルギー患者と同じ赤い点(湿疹)が、たくさん出てくる。

がんがぶり返すとき(反撃)、この赤い点がすーっと消える。


8 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:15:24 ID:ynWLTI+Z
俺の親父は胃がんだったが、切除+抗がん剤のコンボで2年で死んだよ。

何もしなけりゃ10年は生きられただろうよ。
痛みがあったわけじゃない、検査しなけりゃわからんレベルなんだから。

多くの抗がん剤がインチキであるのはガチ。
死が怖くて、癌と共生できない人の心を利用した詐欺商法。

製薬会社はそこんところよく考えろ。


9 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:21:03 ID:/UhfQ2Fr
病気で身体が弱っている人に更に身体が弱るような事すりゃ死ぬだろ


10 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:38:02 ID:gOqc4W2j
何十年か前に日本でも
「新しい抗癌剤ができました! 高くて副作用が強いですが癌に効きます!」

「調べたら癌に効きませんでした! 副作用で苦しんだ人ごめんね♪」

っていうのやってその抗癌剤取り消されて闇に葬られたことがあったような


11 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:41:03 ID:MKLVENWl
たとえばの話ですが、喘息患者が使うとよけいにひどくなるアスピリンを
がん患者に投与すると効く可能性がありますが、がんは小さくなっても
アスピリンの性質に出血しやすくなる効果、副作用があるので貧血になって
苦しんだり死んだらなにもなりません

がんが大きいと血管を圧迫してすでに出血していて、アスピリンが追い討ちすることに
なります。


12 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:46:02 ID:iuPEdcM9
まるで、製薬会社や医者が分かってないかのようにかいとるな。

今ある抗腫瘍薬は、ごく一部の分子標的の物を除いて、
みな最終段階としてDNAに傷を付けることで細胞を殺している。
だから、抗腫瘍薬の全身投与を行えば必ず副作用がある。
そのことは製薬会社も医者も十分承知している。

このような薬は、細胞分裂が激しい細胞に効きやすく、
細胞分裂をしていない細胞には効き難いという特徴がある。
つまり、増殖をどんどん繰り返す癌細胞は死にやすく、
ほとんど細胞分裂を起こさない正常細胞はあまり死なない。
この違いを利用しているのが今の癌治療だ。

正常細胞の中でも、毛根、消化管粘膜(たとえば胃とか)、血液前駆細胞
などは細胞分裂を良く起こしているのでダメージも受けやすく、
禿げたり、吐いたり、血球減少というような誰もが知っている副作用がでる。

「肉を切らせて骨を立つ」戦法さながらで、命がけの治療だ。
無治療なら必ず死に至る癌だからこそ許される治療法とも言える。

末期の場合、癌細胞が既にいろいろな機能を獲得していて、
抗腫瘍薬に耐性だったり、増殖が早すぎて抗腫瘍薬で間引いても追いつかない状態になっている。
ここで、より強い治療を行えば、正常細胞へのダメージも高くなってしまう。

製薬会社も医者も今の治療方法で癌がみんな治ると思ってはいない。
だから、DNAに傷を入れるのとはちがう作用機序の薬を開発している。

しかし、現時点ではこのような薬に頼るしかないし、
実際に、無治療よりも現存する薬剤を用いて適切な化学療法を行った方が
生存率が高いことは様々な論文で示されてきた。

わかってもらいたいのは、
(きちんとした病院では)適当なさじ加減で癌治療をやっているわけではなく、
統計的に生存率が高い治療方法をとっているということ。
別にだまして金を取ろうとしている訳じゃない。
実際問題、癌化学療法をやる方がやらないよりも医者は大変だから、
もしやらなくてすむなら、やらない。

ただ、研究対象とされてこなかったくらい進行した癌の場合、
治療しないと言う選択が適切な場合も多くあると思われる。
そう思っている医者は多いと思う

治療するかしないかは、本人の選択であって、
医者が決めることではない。
自分の命なので、主体性を持って
自らの人生を決めるべきだと言うことを肝に銘じて欲しい。
命がけの治療だから、はじめればもう取り返しがつかない。
どの治療をやると、5年生存率が何パーセントなのか、
5年の内、何年を治療以外のことでつかえるのか、
弱い治療だけやって、少しだけ余生を残した方が、有意義ではないのか、
そういうことを総合して自分で治療を受けるかどうか決めて欲しい。


13 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 07:54:02 ID:iuPEdcM9
あと、なんでも医者に頼って、意見を聞いていては駄目だ。
その気になれば、どの治療法が良いのか、
治療しない方が良いのかという科学的医学的情報は
幾らでも調べられる。
自分の命なんだから、自分で大切にして欲しい。


14 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 08:02:50 ID:sqZvWI3J
今のガン治療は、ほとんどが西洋医学で直そうとする傾向がある
しかし、治療には西洋医学・東洋医学・民間療法があるのにも関わらず
病院に行けば、ほとんどが西洋医学になってします
医者が患者に対してどの療法を選ぶかを選択させればいいのだが
ほとんどの医者は東洋医学や民間療法のことをあまり知らない
患者によっては東洋医学や民間療法の治療で実際に治った実例が数多くあるのに


15 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 08:09:22 ID:JH9/CutL
ソースを見ると
「全体の9割近い患者が緩和ケアとして化学療法を受けていたのに
4割が副作用に苦しんでいた。」
とあるから基本的に緩和ケアは無治療の日本とは事情が異なるな。
無治療も考え物だが薬を多量に使いすぎだろ、イギリス人。

まあそれはともかく
>>12のような長文が投稿できる事に驚いた。


17 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 08:17:31 ID:ynWLTI+Z
>>12
>実際に、無治療よりも現存する薬剤を用いて適切な化学療法を行った方が
>生存率が高いことは様々な論文で示されてきた。

嘘つくなよ。
どんな論文だよ。ソースをよこせよ。
どうせ5年生存率なんていう、アホみたいな統計しかとってねーだろ

年齢、癌のサイズ、治療法、その人の生存年数、合併症の発生数、その症状の重さ。
それをきっちりと統計にして、本当に生存率が伸びたのかを調べてみろよ。

抗がん剤を使ってない人間の生存年数なんて調べてないくせに、よく統計なんて言葉を使えたな。死ねよ。


18 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 08:20:54 ID:LRE3k+9P
>>1
統計的に期待値を最大にする治療が、個別の事例で寿命短縮をもたらしてしまうのは、
調べるまでもなく当たり前。

…こういうのを、意味の無い統計という。


19 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 08:48:33 ID:N1So1FH+
>>17
少なくとも、治験の段階で偽薬(というか癌の場合は既存の薬か)より生存率高くなかったら、
そもそも薬として認証が降りないわけだけど。

21 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 09:21:48 ID:gYB3yYQw
>>12
>治療するかしないかは、本人の選択であって、
>医者が決めることではない。
だよな
うちの親父も医者に手術して摘出しなければならないって言われたけど
他の医者まわったら結局、放射線+抗がん剤で生き延びることに成功したよ

>弱い治療だけやって、少しだけ余生を残した方が、有意義ではないのか、
>そういうことを総合して自分で治療を受けるかどうか決めて欲しい。
その通りだと思うぜ


23 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 09:33:37 ID:DluByr3N
>> 他の医者まわったら結局、放射線+抗がん剤で生き延びることに成功したよ
まず治りません。
5年後に生きてたら学会報告を!!


24 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 09:52:39 ID:hkVZA1Jx
>>23
がんは寛解はするけど「治る」ものじゃないと思う
ガン細胞が全部消える訳じゃないしね

それはともかく俺も放射線と抗がん剤で治療したけど
とりあえず三年は生きてる
二年後にまた報告しようか?


27 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 10:38:19 ID:Wlhp592S
>>24
部位とステージは?


28 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 11:18:09 ID:xgHzk6Yb
医者にとって抗がん剤治療が手間がかかるからイヤなのか
カネになるからいいのかはわからんが
癌を宣告されて苦しんでる患者に対して
「30%の確率で効く抗がん剤があります」
としか言わねーよな

副作用の苦しさや抗がん剤によって命を縮めるかも知れない
リスクについてはほとんど説明しない
したら患者や家族はなんとか治りたいわけだから
飛びつくのがフツーじゃん
で後から「あなたの癌には効果が見られませんでした」とか
苦しさ訴えても「それは副作用です」でおしまいの医者が多いからな

自分の命の残りの使い方 自分で決めたくても
最初の情報が偏ってる気がするんだが

例えば俺は漢方で細く長く生きたいですと言ったら
医者的には「そんならもう病院来るな」って反応じゃん
痛みはモルヒネで取りつつ漢方やってみましょうか
なんて医者 あんまいねーんじゃねーの?

肺癌だったお袋は放射線と抗がん剤でボロボロになって死んだよ
どうしても助けたい親父と
親父の期待に答えて頑張りたいお袋との選択だったけど
もっと頑張らない 少しは楽で もうちょい長生きできるやり方が
あったんじゃないかと今でも思うんさ


29 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 11:19:07 ID:iuPEdcM9
>>17
あなたが言うことも分からなくはない。
たしかに、現在の論文では無治療というコントロール群は存在しない。
それは、無治療で放置したという設定が倫理的に許されないからだ。

貴方自身は、自分が癌になったときに、
これまでよりもずっと良いかもしれない最新癌治療の研究に参加するかどうか
提案を受けたさいに、
貴方が無治療群に割り付けられることもある、
といわれたらどう思うだろうか。

>年齢、癌のサイズ、治療法、その人の生存年数、合併症の発生数、その症状の重さ。
>それをきっちりと統計にして、本当に生存率が伸びたのかを調べてみろよ。

というが、
そもそも、これらのことを加味して癌のステージ分類がなされているので
少なくとも、まともな英文医学雑誌に掲載される大規模研究では
大体そのような条件が似た群(同じステージ)間での比較がなされている。
そうでなければ、論文はその分野の専門家による査読にもまわらずにに門前払いとなり、
一流医学雑誌には掲載されない。

医者が提案できるのは、あくまでも研究に基づいた、集団の3年ないし5年生存率。
あくまでも、それは自分の人生を選択するための一材料にするにすぎない。
ある個人が生き延びる方にはいるかどうかは、誰も分からない。
たとえ100兆円積んでも、今の医学レベルでは不可能。
でも、個人が生き延びない方になってしまったら、
その個人には一度しかない人生が終わってしまったのだから
一流雑誌に掲載された論文だろうがなんだろうが価値がなかったことになる。

繰り返し言うが、自分の人生を
決定するのは、自分自身だ。

しかし、幼少より論理的思考を教育されてきた欧米人とちがい、
日本人は論理的思考をあまりしないことには注意しないといけないかもしれない


30 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 11:42:32 ID:RfvvKr6P
実際は、患者が治療を選ぶのは無理。
その病院の治療、当たった医師の治療、
それを受けるか、病院を止めるか、
っていう話になります。

癌難民になって苦労する覚悟がなければ
言われた治療を受けるしかありません。


31 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 11:44:57 ID:iuPEdcM9
>>28
自分あるいは自分が大切に思っている人のことを真剣に考えるなら、
情報そのものを自分で調べないと、あとで後悔するとおもう。
情報収集そのものが、命をかけた戦いの最も重要な要素なんだ。
戦争と同じ。


33 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 12:57:23 ID:k+IpyTrO
にしても、4分の1ってのは予想以上に多いな。
命が短くなった上にその残り少ない時間に副作用の苦痛も付いてくるわけだしな。


34 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 13:17:25 ID:EhvmWsnx
治験が多すぎる
治らないとみるや、3種4種の抗がん剤投与
もう少し生きるだろうと思われた友達が1週間たらずでしんじまったよ

がんの種類によって抗がん剤の効果にばらつきがあるのはわかるが
効かないとわかってて使う医者がいるんだろ?製薬会社から研究費とかもらってさ
抗がん剤の板では効果が疑問視されてる経口薬を不自然に進めてるカキコ多いし…


35 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 13:18:32 ID:4gS33f5k
化学療法は個人差というか、ガン差が大きいのも問題だな
自分は化学療法を受けた口だが、半年の入院でガンが消失した。
医者も驚く好成績で、100人に一人いるかいないかだと言っていた。


36 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 13:54:21 ID:Fwbl8AZc
>副作用の苦しさや抗がん剤によって命を縮めるかも知れない
耳に心地よい情報は記憶に残りやすいが、そうでないものは無意識にスルー
する傾向があるので、おそらく説明されていたであろう副作用等については
「聞いてない」と思いガチ。説明のときパンフなり
手書きの用紙なりもらったろ?もう一回読み返してごらん。


37 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 14:01:26 ID:O8y7reFY
>>35
元から癌じゃなかったんじゃないの?


38 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 15:14:16 ID:4gS33f5k
>>37
こぶを数センチ切り取って細胞診して確定してから治療。
ガン保険もたっぷりもらったし。


40 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 18:26:37 ID:ynWLTI+Z
>>29
>たしかに、現在の論文では無治療というコントロール群は存在しない。
>それは、無治療で放置したという設定が倫理的に許されないからだ。

なら俺が癌を宣告されたときに、切除もしないし、抗がん剤も飲まない、と言った場合
製薬会社の人が、1年ごとに俺が生きてるか確かめにくるか?
こねーだろ。そもそも調べる気なんてねーからな。

自分たちの決められた範囲の、決められた条件内でのテストと結果は見るが、
本当に薬の効果があるのか、無いのか、それを調べる気なんてさらさら無いくせに。

>そもそも、これらのことを加味して癌のステージ分類がなされているので

ステージ分類は、単に癌の大きさでわけただけじゃねーか。
治療法と残りの生存年数の関係を一人ずつ記録して、エクセルで出してみろよ。


>医者が提案できるのは、あくまでも研究に基づいた、集団の3年ないし5年生存率。

それがおかしいだろ?
なんで3年か5年なんだよ。
一人一人のデータを癌発見、そのときのステージ、そこからの治療法と死ぬまでの期間を正確に記録しろよ。
そうしたら、自分と同じ年齢、同じ癌のサイズで処方した後の生存年数(日、月まで正確に)を見て
患者は正確に治療法を選べるだろうが。

効くかもしれません、なんて詐欺と同じだということにきづけよ。


41 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 21:29:02 ID:nQQmzlX3
慢性病は西洋医学だけでは治せない 13
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1226979866/


42 :名前をあたえないでください:2008/11/26(水) 22:11:51 ID:R5W0qTie
>>35
1/100の確率以下でしか効果が無いのに使われたのか、
それも抗癌剤に効果が在ったのか別の何かかも検証は不可能、
御呪いとたいした違いは無い。

私の場合は急性ではなく良性と自分では判断していたから
切除後にこれから抗癌剤という時に逃げ出してはや10年たつ。

癌の遺伝子を解析して直接効果のあるワクチンでも作らない限り
効き目はない抗癌剤には今後も多くは期待できない、癌ワクチンは
今は無理でも10年後なら期待できるかもしれない。


43 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 22:38:31 ID:iuPEdcM9
>>40
残念だけど、貴方は基本的な医療統計知識を知らないと思う。


44 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 23:00:06 ID:jB0l23qh
>>10 クレスチンとかピシバールとかだったよね。
このニセ薬で製薬会社はもうけたもんなあ。
1000億/年を売り上げたと記憶している。


47 :名無しのひみつ:2008/11/26(水) 23:34:20 ID:vIo5mTpx
>>42
1/100の確率なのは効果がある、じゃなくて消失のこと。
ガンが小さくなる効果なら3/4くらいという説明があった。
最初から、化学療法でガンを小さくしてから切除手術という方針だった。


50 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 06:31:26 ID:27SE7qlT
何か民間療法とか騙されやすそうな人が湧いてるから薬について雑談しとく。

まず薬が市場に出るまで。
確率的には10000種類のものをスクリーニングして薬として認可されるのはそのうちの1つくらい。
1つ新薬売り出せば製薬会社は十数年もつ。
たった1つヒットさせるだけでそんな金になるんだから効果がありそうなものは調べまくる。
しかも製薬会社なんていっぱいある。
だから民間療法に使われるくらい有名なものなんてとっくに調べられてる。

また薬は薬効が一定の割合以上(抗がん剤は10%以上?数字忘れた)ないと医薬品として認められない。
逆に言えば効果があるとか言ってるわりに健康食品や怪しいキノコがなぜ医薬品じゃないかというと、つまりそういうこと。
効果があると言われる健康食品や民間療法はたまたま生き延びた人が1人でもいりゃウソにはならんし。
例えば超有名なア○○○○とか。
これは早期癌を手術で摘出した再発率の低い患者に手術の後に与えて「癌が治った」とかいってるだけだし。
ほっといても生きてる可能性が高い患者に与えて「癌が治った」とか片腹痛いわ。

だから俺は民間療法なんて「精神的には癒されるかもね」程度と認識してる。
そういうことを踏まえて民間療法をしたい方はどうぞご自由に。


51 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 07:17:49 ID:VLvMiqT8
T3M0N0以上の癌患者はどんな治療をしても長生きできない可能性が高いんだから
治療に保険が利かないようにすればいい
重症の癌治療は医療リソースも食うし、お金もかかる
これに保険が利かなくなれば、治療しないという選択をする患者がずっと増える
そうなれば治療を希望する患者に多くのリソースを割けてより治療の質が上がるだろうし、
診療保険料の抑制にもなるだろう

まあ医療崩壊先進国のイギリスの苦肉の策だろうw


52 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 07:35:10 ID:v98iPOcB
癌治療で全財産はぎ取られる。
治療したって大差ないのに。


53 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 07:55:53 ID:3vkVD85m
>>43
基本的医療統計の定義ってどんなの?


54 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 08:13:16 ID:8HiUP+pI
>>43
>残念だけど、貴方は基本的な医療統計知識を知らないと思う。

その医療統計知識が間違ってるって指摘してんだよ

ちなみに俺の知り合いは製薬会社のプロパーやってるから、内実は知ってんだけどね。
お前ら医療関係者の統計の取り方は、二つの柱からなってる。
「責任をとらなくてよい」「厚生省の認可がおりる」

本当にその薬が効くのか、患者にとってそれは正しい選択なのか、
人の命が懸かってるのに真剣に考えてない。

このスレの人に聞きたい。
あなたが癌になったときに、どう思うか。
普通はこう思うだろう。 抗がん剤を使わない、切除もしなかった人はどうなってんですか?と。
平均でどれくらいの生存年数があってんですか?と。

それにたいして、切除だけした人、抗がん剤だけ使った人、切除と抗がん剤を使った人。
この人たちはどうなってんですか? どれだけの生存年数があったんですか、と。

しかし、その基本的な質問に答えるデータが無いのだ。医者はそれを持ってないで処方してる。
信じられますか?

どうしてそうなるのか。それには医療関係者の言い分もある。
それは同じ条件内での薬の運用、それによる統計しか正確だと認められない、という思想だ。
確かにそれは正しい。
切除もしない、抗がん剤も使わないで家出ゴロゴロしてるやつを医療関係者が1日中監視できるわけじゃないから、
何か変な薬を飲むかもしれない、過度な運動をするかもしれない。
そういう対象が同条件にならない、という理由で統計に入れられない、ということだ。

しかし、抗がん剤は別だ。飲んだら強烈な副作用で体中ボロボロになる劇薬。
そんな劇薬を飲んだ人と、飲まないで人(条件が同一ではなく、生活環境に差があるとしても)を分けて考えることは絶対に必要だ。
少なくとも公式に認められない、というのなら認めなくてもいいから、
非公式なデータとして、患者に報告するべきだし、医療関係者はそのデータを取るべきだ。

患者の立場になったら医者も薬屋も当然そう考えるだろう。
そう考えないのは、そのデータとそのデータを集める作業が金にならないからだ。


55 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 08:36:24 ID:9eL1gMzn
逆説的だが、最強の発ガン物質は抗がん剤だといえる。


57 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 09:17:02 ID:dos66lhK
>>50
>だから民間療法に使われるくらい有名なものなんてとっくに調べられてる。

民間療法に使われてるものでは、いくら効いても製薬会社は儲からないから、民間療法
にはネガキャンで対応するのがデフォ。


59 :名無しのひみつ:2008/11/27(木) 09:45:13 ID:Xy+1zATj
>>57
そういえば最近、アメリカとか日本の大学病院がビタミンC治療また調べ始めたよな。
製薬会社はアスコルビン酸じゃ金にならんだろうしw

まぁ、点滴しに病院に行くから民間療法とは言いにくいが。
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パラダイム・シフトというものを簡単にご説明しましょう。 
Saturday, November 22, 2008, 01:58 AM
みなさんも霧が晴れたように急に理解が深まるという経験があると思います。
人との関係や、英語などの語学、絵画などの芸術など挙げられる方が多いでしょう。

新たな概念の世界のはじまりとは、どのようなものだったのかを検証できるお勧めの雑誌がありました。決してオカルトの雑誌ではありません。

その雑誌とは!



科学雑誌Newton2008年12月号
マイナスどうしを掛けるとプラスになると私たちは学んでいます。
では同じ数と二回かけると(二乗すると)マイナスになる数があるか?という特集です。

小学校では、まずりんごが1個、みかんが3個という具合に数えることを教わります。
やがてケーキが1/3個、ピザが5/8枚といった具合に、整数の間には無限の数があることを学びます。
さらに進んでマイナスっていう概念や終わりのない小数(円周率など)を知ることになります。

数字というものは一直線上にあるという考え方です。(数直線といいます)
その線を虫眼鏡で見ようが、顕微鏡で見ようが、電子顕微鏡で覗こうが、果てはありません。
数字は永遠に連続した深い深い世界であることを教えられます。

その前に、数字のゼロは紀元前にインド人が発見されたことになっていますが、なぜ「発見」というほどだったのだろうと疑問を持ちませんでしたか?

それまでは1個2個3個・・・と昔から数えられていたのですが、ゼロという概念はなかったのです。

なし・・・



それだけ(笑)



日常生活では「ない」ということは全く意味がないことなので、話にも登らない。

ところが「ない」という事象を0(零:ゼロ)としましょうと誰かが言った途端に、数字は直線上の位置で表わせられることに気が付くのです。
ここからマイナスという概念が生まれたのです。

りんごがマイナス2個、みかんがマイナス3個・・・だなんて大昔の生活で使わないでしょ。

みんな頭を抱えたのです。

マイナスってなんなんだ!?って

りんごがマイナス2個の状態ってなんなんだろう!?と


私が僭越にも上記の雑誌の結論をパクッて偉そうに申し上げます!

マイナスとは数直線で0より左の数である!という単なる約束事です。

はい、たんなる約束事なんです(笑)



マイナスという概念があると世の中が便利になるので、そうしました!という程度の約束事です。

零(ゼロ)の発見がすごいのではなくて、数字の概念が0を基点にして直線の世界が急に表れたのです。

「ない以上のないはない」という市井の固定概念が、ガラガラッと崩れ、「ない以上のないはある!」という考え方が普通になったのです。

話を戻します。

二乗するとマイナスになる数字ってみなさんあると思いますか?

常識的な人はマイナス×マイナスの数字は絶対にプラスであると信じて疑っていませんよね。

虚数(きょすう)って言葉をご存知でしょうか。今は高校では習わないのかな。

数学の言葉で、二乗すればマイナスになる数字を虚数と言います。

マイナスと同じで「あるかないかなんてどうでもいい」のです(笑)

約束事ですから(笑)



そういう考えがあると便利だったので、500年ほど昔に虚数(きょすう)と名づけられたのです。

この虚数という概念を取り入れると、なんと直線と思われていた数の世界が広がりのある面になったのです。それまでは数字は数直線上と思われていたのに、なんと数字は未踏の平原のような広い広い面で示されるものであることが判ってきました。

300年〜500年ほど昔の数学者の頭の中でですけども・・・

やがて研究が進み、海の波のような一見複雑な自然事象も虚数を用いた簡単な数式で表ことが判ってきました。素粒子や原子核を回る電子なども、虚数を用いることで数式で表すことができます。

現代社会では、この虚数という概念がないと実は成り立ちません。

コンピュータ内部の制御やジェット旅客機の翼や核分裂反応の解明などなどに応用されています。

アインシュタインの相対性理論も虚数の概念の延長です。

頭で考えても想像つかないことでも、あるということにすると一気に世界が広がってしまったのです。

これがパラダイム【paradigm】の飛躍(パラダイム・シフト)という状況です。

いままでの考え方を一旦クリアにしないと、新たな飛躍ができないのだなぁと、雑誌を読みながら感じました。

店主拝
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新陳代謝を良くすることと健康についてのご質問 
Thursday, November 20, 2008, 02:14 PM

--------
質 問
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このブログで以前、「代謝を良くすると、腫瘍は小さくなっていく」とありました。
しかし、「老人の癌は進行が遅く、若い人の癌は進行が早い。なぜなら、新陳代謝が若い人の方が活発だからで、新陳代謝を高めると、癌の進行が早くなる」と言う人がいます。

私は老人も若い人も新陳代謝の低下により癌になりやすく、また進行も早まるのではと思っています。
新陳代謝が衰えて、新しい細胞が出来ずに、細胞の残骸や老廃物が蓄積したほうが、癌の進行が加速すると思います。新陳代謝を活発にして、細胞の入れ替えを正常にすれば、癌の進行は早くなるどころか、抑制することが出来、新鮮で丈夫な細胞が出来ると思います。

もし、新陳代謝を活発にするのがいけないというならば、細胞を老化させ、血行を悪くして、生理機能を低下させたほうが癌に良いということになってしまいますよね?

新陳代謝と病気の進行について、関連をもう少しお話ください。

--------
回 答
--------


私は医者ではないので、あくまでも私見としてお読みください。

新陳代謝が癌や病気の進行に影響があるのかはいろいろな医学的な見解があると思います。
ただし癌の場合、若い人が進行が早く、老人は遅いという説はあまり同意できません。

おそらく医者が患者に手術や化学療法を少しでも早く受けさせて「奴隷」にするための方便のように思えるのです。
なぜなら加齢と癌の進行が反比例するという学術的な論は聞いたことがないからです。

私が思うに若い人が癌を患うにはそれなりの強い理由(生活条件やストレス等)があると考えます。
だからこそ若い患者は難治性なのでしょう。

たとえば筋肉増強剤(副腎皮質ホルモン)を使用しているスポーツ選手が、ある年齢を境に一気に心筋梗塞や癌で亡くなるケースが多いです。ホルモンバランスが長年崩れている方はそれだけ「老化(劣化)」早いのだと思います。

以降のご質問は千島喜久男博士の 「千島学説」が私の回答ととらえてください。
千島学説の骨子は、血液(赤血球)が身体の筋肉などの組織となり、また逆に不要な細胞や壊れた細胞は再び血液に戻って排泄されるという説です。
だからこそ、血液をつくりだす腸・消化器官を最優先にした生活習慣をしなさいという千島博士の助言がすべてだと考えております。


ガン細胞というのはないのです。(本当は)
ガン細胞=赤血球による排毒の作用(つまり血液によるニキビのようなもの)


このように千島学説はとらえています。
ですから癌は致命的な病気ではなく、不摂生を警告するメッセージのようなものだととらえてみてください。ガン細胞が生活改善で消えた!というのは千島学説では奇跡ではなく「当然」なんです。

すべての慢性病(アトピーや膠原病、リュウマチなども含む)で、この考えを受け入れた方の多くはもとの身体に戻っているのです。

古い細胞を早く壊して新しい細胞に入れ替えるきっかけにミネラル分や微量放射線は役立つだけであり、細胞の材料となる血液を造り出す腸が疲れ切っていると、そのサイクルが機能しません。ですからまずは3S(咀嚼・少食・草食)を実行して胃腸を労ってくださいねと再三申し上げているのです。

店主

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NHK特集「病の起源 第5集 糖尿病 〜想定外のぜいたく〜」 
Monday, November 17, 2008, 12:09 PM

昨日のNHK特集「病の起源 第5集 糖尿病 〜想定外のぜいたく〜」を観た方も多いでしょう。元々飢餓に耐える省エネルギー体質で糖を脂肪に取り込む能力が低い日本人は、欧米風の食事で容易に糖尿病予備軍となってしまうようです。

またなぜ食べ過ぎてしまうのかを図解しておりました。好物の食事を摂ると大脳に快感物質が分泌されるそうです。それはセレトニンという物質で、それを受け取る受容体という部分があり、分泌量に比例して快感を得ることができる仕組みとなっています。受容体の能力が落ちてくると、より多くの快感物質が必要になります。常に快感物質が分泌されていく状況では、ますます受容体の性能は下がるばかり。それを補うために、ますます好物を摂るように体が要求していくのです。
番組中では

肥満は麻薬中毒と同じ過程

でなるとはっきり述べています。
この番組で好感をもつところは、

病は誰のせいでもない

という主旨が貫かれている点です。肥満もご本人の意思の弱さや生活態度によるものではなく、人類発祥から変らない体のメカニズムに起因しているということがよく理解できます。

飢餓で産まれてきた赤ちゃんは、超省エネモードの体質なので、若年で糖尿病を発症するそうです。

「暖衣飽食」

が病の根源であることは西勝造・甲田光雄先生などの健康指針で既に広く知れ渡っております。

コロンブスの卵のような話を知っているかどうかで、その後の人生は大きく違うでしょう。

病院のベッドでチューブだらけになりたいですか?



店主

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玉川温泉を謳う商品に東京都が排除命令か? 
Thursday, November 13, 2008, 07:33 PM
東京都が微量放射線の効能を謳う代表的な浴用製品会社の商品を科学的な視点からチェックして、効能や成分表示に問題があれば行政指導をしているそうです。

その代表的な玉川の湯の華を混ぜたセラミックボールの主な放射性元素分析の結果を入手しました。

その放射性元素の名は・・・

カリウム40

<オイオイ

カリウムは肥料で使われるアレです。
そのカリウムには一定の割合で放射性同位体が存在します。それがカリウム40.
ウィキディアへ

海草にはカリウムは多く含まれております。ですから昆布やひじきなども極微量の放射線を発しています。これは良く知られております。

カリウムはほとんどを肥料原料として海外から輸入されておりますが、まさかそれを焼き固めているとはなんとも、唖然とする話です。

玉川の湯の華を使った製品といっても、玉川温泉を運営する湯瀬グループに伺ったところ、湯の華は外販していないとのことでしたのでおかしいなとは思っていたのですが、なんとカリウムを混ぜていたんです。そりゃカリウムが主成分だったらガイガーカウンターは反応しますよ。

でもね、それを焼き固めただけで高額な値段を付けることを私は憤るわけです。
ガイガーカウンタの表示だけでは元素まで判らないことをいいことに、破格の値段をつけている業者が多すぎます。嘆かわしい。




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1.5kgのパッケージ初出荷! 
Tuesday, November 11, 2008, 05:01 PM

新たに1.5kg単位のパッケージを通販業者様向けにご用意いたしました。今日が初出荷です。
お客さんの体を温めてくるんだぞ、頼んだぞと祈りを込めて送り出しました。

通販会社様とのお取引で、いろいろ学ばせていただきました。
桜色のパッケージは通販ご担当の指定ですが、いい色ですね。
新たに熱融着機を入れたりと、このパッケージに行き着くまで苦労しました。
多くの方を巻き込み、関係者のみなさまに感謝しております。
店主
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魔法の言葉「でもあなたは生きている」 
Monday, November 10, 2008, 09:55 PM
安部公房の「箱男」からの一節を載せてみました。
35年前の小説で、最近電車の時間つぶしで手に取った文庫本ですが、転載した部分のいう通り、ニュースには末尾に肝心の文言が抜けているのです。その言葉は

「それでもあなたは生きている」



まさしく昨今のニュースを見聞していると、わたしのようなへそ曲がりは

いかにも真実らしく喧伝されているだけ

と白々しくなってしまいます。ほんとうにつまらない記事ばかりで、別に5億円詐取した
歌手がいたっていいじゃねえか、会ったこともない人の話でもちきりです。

ニッケイが下がった、ダウが下がった、求人率が下がった、窮人率は上がった(笑)

ハイハイ、新聞記者はほんとうに楽な商売ですね。
政府公報の垂れ流しにコメントすればいいだけですから。(コメントもせずに単に垂れ流すことのほうがほとんどですけど)


魔法の言葉

「それでも私は生きている」

と呪文のように唱えると、アラ不思議!

ニュースの99%は雑音に過ぎないことが実感できるでしょう。
ニュース中毒の方は、この呪文を唱えてみてください。

安部公房はすでにマスコミの垂れ流すニュースが、あまり重要でないことをすでに見抜いていたことに驚きます。
大事なニュースは「地球が滅亡します」ぐらいで、そのニュースを聞いているということは少なくともあなたはまだ死んでいないということ。

東京大空襲を体験した方に聞くと、ヒュ〜という焼夷弾の音が聞こえているのは自分の方には向かっていないそうです。無音でこっちに向かってくるのがまずいそうです。

マスコミの垂れ流すニュースも一緒です。
ほんとにやばいものはニュースでは流れません(笑)

あなたも私も現に今生きているのですから、ニュース中毒になることはやめましょうネ。

店主
ある男の自己紹介(1/3)
ある男の自己紹介(2/3)
ある男の自己紹介(3/3)
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ある男の自己紹介(3/3) 
Sunday, November 9, 2008, 10:10 PM
しかし死んだ当人にとっては、ニュースになろうと、なるまいと、ぜんぜん関係ないみたいだったな。仮に指名手配中の兇悪犯の手にかかった、十人目の犠牲者だったとしても、べつに違った死に方が出来るわけじゃないだろう。自分も変化したけど、外の世界も変化しちゃって、もうこれ以上変化のしようがないんだ。どんな大ニュースも追いつけないほどの、大変化さ。

と、そう思ったとたんに、ニュースに対する感じ方が、がらりと変わってしまっていた。どう言ったらいいのか……「あなたもニュースをやめられる」ってなわけにはいかないよ……でも、分かるだろう、なんとなく……なぜ誰もが、こうニュースを求めるのか……世間の変化を、あらかじめ予知しておいて、いざという時のため備えるんだって?以前はぼくもそう思っていた。でも大嘘さ。人はただ安心するためにニュースを聞いているだけなんだ。どんな大ニュースを聞かされたどころで、聞いている人間はまだちゃんと生きているわけだからな。本当の大ニュースは、世界の終わりを告げる、最後のニュースだろう。もちろんそれが聞けたら本望だよ。ひとりぼっちの世界を手離さなくてもすむんだからな。考えてみれば、ぼくが中毒にかかったのも、結局のところその最後の放送を聞きのがすまいとする焦りだったような気がする。しかし、ニュースが続いているかぎり、絶対に最後にならないんだ。まだ最後ではありません、というお知らせなのさ。ただ後に続ける、ちょっとした決まり文句が省略されているだけのことでね。昨夜B52による本年度最大の北爆が行われました、でもあなたはまだなんとか生きています。ガス工事中引火して八人重軽傷、でもあなたは無事に生きています。物価上昇率記録更新、でもあなたは生きつづけています。工場廃液で湾内の魚介類全滅、でもあなたはなんとか生きのびています

−−ところで、なんの話だったっけ。

(安部公房 『箱男』1973年刊 より)
ある男の自己紹介(1/3)
ある男の自己紹介(2/3)
魔法の言葉「それでもあなたは生きている」
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ある男の自己紹介(2/3) 
Saturday, November 8, 2008, 12:01 AM
 ところがある日、とつぜん恢復(かいふく)した。ほんの些細(ささい)な、自分でも首を傾(かし)げたくなるほど些細な事件が解毒剤(げどくざい)になってくれたんだ。

あれは、どこだったっけ……たしか銀行と地下鉄の駅にはさまれた、広い歩道のある街角で……日中にしては人通りが少なかったな……ぼくのすぐ前を、ごく普通に歩いていた一見サラリーマン風の中年男が、急に膝(ひざ)の力を抜いて、腰を落としたかと思うと、ごろりと横になって動かなくなってしまったんだ。子供を相手の、熊ちゃんごっこと言った感じだったな。通りかかった学生風の男が、倒れた中年男をからかうように覗き込んで、「死んでるじゃないか」と、気まずそうにぼくを見上げて薄笑いを浮かべたっけ。相手にならずにいると、それでもしぶしぶ、二、三軒先のタバコ屋に電話を借りに行ってくれたよ。ぼくも商売柄−−と言っても、折込広告の商品見本を、ぜいぜい月に一、二度まわしてもらえればいいという程度だったが−−いったんはカメラを構えて、いろんな角度から狙(ねら)ってみたりした。けっきょく思いなおして、シャッターは切らずにしまったのは、べつに死者を悼(いた)んで遠慮したせいじゃない。絶対にニュースにならないことが、すぐに分かったからさ。

 でも、死ぬってのは、たしかに一種の変化だな。第一、皮膚の色がさっと青みがかってくる。それから、鼻が薄くなり、顎(あご)がしなびて小さくなる。半開きの口は、ナイフを入れた蜜柑(みかん)の皮の切口みたいで、その間から下顎の赤い入歯がはみ出しかけているのさ。おまけに着ている服まで変わるんだ。かなり上等に見えていたのが、見る間にへなへなと見かけ倒しの安物に変わってしまったよ。もちろんそんな事だってニュースじゃない。
(つづく)
ある男の自己紹介(1/3)
ある男の自己紹介(3/3)
魔法の言葉「それでもあなたは生きている」
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ある男の自己紹介(1/3) 
Friday, November 7, 2008, 06:17 PM
早速だけど、ぼくという人間を知ってもらうために、一つラジオの話でもきいてもらおうとするか。

そうラジオ。じつは以前、ひどいニュース中毒にかかっていたことがあるんだよ。分かってもらえるかな、次から次に、たえず新しいニュースを仕入れつづけていないと、なんとも不安でたまらない。

戦場で刻々と戦況が変化しつづけるし、映画スターや歌手は結婚したり離婚したりしつづけている……火星ロケットが飛ぶこともあれば、SOSを残して消息を絶つ漁船もある……放火マニヤの消防署長がタイホされたり、バナナの積み荷から毒蛇が出てきたり、通産省の役人が自殺したり、三歳の少女が強姦(ごうかん)されたりしている時に、国際会議が大々的なおさめたり、決裂したりする……無菌ネズミを飼育する会社が設立され、スーパー・マーケットの工事現場からコンクリート詰めの赤ん坊が発見され、世界中の軍隊で脱走兵の総計が新記録を樹立する……世界ってのは、沸きっぱなしの薬罐(やかん)みたいなものさ。ちょっとでも眼を離している隙に、地球の形だって変りかねない。

あげくにぼくは、七種類の新聞をとり、部屋には二台のテレビと、三台のラジオをそなえ、外出のときにも携帯用のラジオを肌身離さず、寝るときもイヤホーンを付けっぱなしという始末さ。同じ時間に、違った局で、違ったニュースをやっていることがあるし、何時、どんな臨時ニュースが流されないとも限らないからね。臆病(おくびょう)な動物はまわりに気をくばりすぎて、だんだんキリンみたいに首がのびたり、小猿みたいに樹(き)から降りられなくなったりする。笑い事じゃないよ、当人にとっちゃ深刻な話さ。

ニュースを読んだり聞いたりするだけで、一日の大半がつぶれてしまうんだからな。自分で自分の意志の弱さに腹を立てながら、それでも泣く泣くラジオやテレビから離れられない。もちろん、いくら漁(あさ)りまわったところで、べつに事実に近づいたわけじゃないくらい百も承知していた。承知しながら、やめられないんだ。ぼくに必要なのは、事実でも体験でもなく、きまり文句に要約されたニュースという形式だったのかもしれない。つまりニュース中毒にかかっていたわけさ。
(つづく)
ある男の自己紹介(2/3)
ある男の自己紹介(3/3)
魔法の言葉「それでもあなたは生きている」
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『闘病』という言葉はありえない! 
Thursday, November 6, 2008, 02:31 PM
 有名人の不幸があるとニュースでは「闘病中であった○○氏が〜」とアナウンスしております。俳優の緒方拳が亡くなったときは残念な感はしたのですが、この「闘病」という言葉の響きに違和感を覚えております。

病(癌など)と闘って残念ながら討ち死にしたという意味がそのまま表れております。

病と闘うというと病は敵と擬人化して、負けた結果死んだという理屈なんでしょうが、これこそ言葉のレトリック(Rhetoric 修辞技法)で本質を見えなくしている原因であると店主は心を痛めております。

病気はその人の体の仕組みの一部なのです



ですから「病と闘う」ことは一人相撲のようで、私はとても滑稽(こっけい)な感がするのです。

これからインフルエンザの季節ですが、インフルエンザウィルスが体に入れば、高熱を発する症状が出ます。よってインフルエンザは敵であり、排除しなければならないという浅はかな理屈となるのです。

発熱は貴方の体の仕組み(システム)で行われているのです。
決してウィルスが熱を発しているのではありません。

また、ウィルス(virus)とは細菌ではありません。
細菌との違いは、ウィルスは生物と無生物の中間体であり、それ自体ではエネルギーを生み出す生命活動はできないのです。たんぱく質に守られた遺伝子をもつ物質でしかないのです。

ウィルスとは動物の体に宿生して、どんどん変形していくわけです。たんぱく質と簡単な遺伝子情報ですから、宿生主に合わせてどんどん姿を替える訳です。

もともと何かの生物の中で共生していたものが、なんかの弾みで人間にも取り込まれただけなのです。ウィルスは決して有害でもなく、生物進化に必要な媒体であるという論を展開している科学者もおります。

難しいことは置いといて、私から言えることは、すべて共生なのです。

病も共生の一環であり、闘うことはありえません。
なだめながら一緒に上手くやっていく、この考えが病に対する私の根本的な考え方です。

具合が悪いから切り取るとか、毒で焼き尽くすという考え方は、己自身を傷つけていることに早く気づいていただきたいものです。

毒を薄めれば薬という自嘲的な言葉を製薬会社勤務時代によく聞きました。
サリドマイドという睡眠薬がガンの治療薬として認可されたようです。

奇形児を多く世に出した、あのサリドマイドです。

昭和30年代に睡眠薬と胃薬として認可され、広く処方されておりました。
血管の発育を抑える副作用が、ガンの増殖に効くという事で、無節操にも今度はガン治療薬と看板を掛けなおしての登場です。


この認可に対していいのか悪いのかは言及しませんが、「毒は薄めれば薬」という諺が頭によぎります。

発ガン物質の最たるものは抗ガン剤


であることは常識です。世界初の抗ガン剤はナチスの開発した毒ガス「ホスゲン」なんですから・・・。
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映画『まぼろしの邪馬台国』はお勧め映画です 
Sunday, November 2, 2008, 11:40 PM
今月から公開されている映画『まぼろしの邪馬台国』を観てきました。
竹中直人・吉永小百合を主演に、ベテラン俳優ばかりの力の入った映画です。
とてもいい映画です。

宮崎康平原作『まぼろしの邪馬台国』がベースなのですが、映画自体は盲目の宮崎康平と妻和子との夫婦愛・郷土愛を織り込んだ美しい映画でした。

ストーリーはとても単純です。郷土を愛し、邪馬台国が長崎にあったことを夢想する宮崎康平とラジオアナウンサーであった和子の出会いと康平の死までです。

湿っぽいところが一つもなく、ストーリーテンポも軽快であっというまに上映時間がおわり、
清清しい気持ちになる映画です。

普賢岳が噴火していた頃長崎まで旅行をしたことがあり、長崎から島原にも渡ってみたいと思ったのですが、結局島原に足を踏み入れることはありませんでした。

美しい風景に、佐賀や長崎を訪れてみたいとあらためて思いました。

公式サイトには以下の説明が載っています。
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宮崎康平・和子 二人の歴史

宮崎康平は、大正6年(1917)長崎県島原市生まれ。
昭和15年、早稲田大学文学部卒業。学生時代、森繁久弥らと学生演劇をやり、卒業後は東宝に入社するが、実景の病死により、帰郷して家業の土建屋を継ぐことになる。昭和21年、島原鉄道に入り、その近代化につとめたが、極度の過労から、昭和23年ついに失明する。また、このとき妻が出奔する。置き去りにされた乳飲み子を抱えて作詞作曲したのが、のちに島倉千代子らが歌唱した「島原の子守唄」である。昭和25年、島原鉄道常務を一旦辞するも、昭和31年に復帰する。

宮崎(長濱)和子は昭和4(1929)年、父の任地、北朝鮮・平壌で生まれる。
昭和21年、引き上げにより郷里・福岡県柳川に帰る。昭和24年〜31年までNHK福岡放送劇団専属団員を務め、出演するラジオ番組にゲストとして招いた宮崎康平と出会う。その後、康平から島原鉄道バスガイド指導係として招かれる。

昭和32年、康平と和子は事実上の結婚生活に入る。7月諫早大水害により鉄道壊滅。康平はその復旧作業に関わる傍ら、土砂から見つかった土器の発掘などに力を尽くし、「邪馬台国」の発見に力を注ぐようになる。
昭和40年5月から、「まぼろしの邪馬台国」を同人誌「九州文学」で連載、42年に単行本を出すと同時に話題となり、邪馬台国ブームを作る。この出版により、夫婦で吉川英治文学賞を受賞する。

昭和55年3月16日、康平が脳内出血にて死去。享年62歳。
以後、和子は、文筆、講演活動などを始める。平成8年、康平の主催した「土と文化の会」(長崎市の主婦を中心に結成され、無農薬栽培の野菜や無添加食品の開発頒布を生産者と共に考え実践しているグループ)の会長に就任、現在に至っている。
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公式サイト
http://www.mabotai.com/
より転載

(追伸)邪馬台国は畿内説(今の奈良)と九州説があり、昔はたしか畿内説が有力だったと思うのですが、吉野ヶ里遺跡の発見で邪馬台国が九州にあったことが確定的となりました。この吉野ヶ里遺跡はかねてから宮崎康平が指摘していた場所にあったことで、宮崎の学説が正しいことが証明されました。
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