軍事力がなければ平和というプロパガンダを流すNHK 
Saturday, August 8, 2020, 10:42 AM
やっと総務省がNHKの肥大化に懸念を示して業務削減に舵を切りました。ひたすら肥大し収益金を子会社、関連会社に溜め込む体質は、暴露本によって20年以上前から議論されてきたのに関わらずです。

1926年(大正5年)、誕生から現在までずっとお手盛り体質のクソ特殊法人がNHK

頼んだわけではないのにラジオ3波、テレビ2波、衛星放送4波をもち、金はいくらでもあるのだからネット配信にも進出しました。

そして傘下には版権管理会社、番組製作会社、出版会社、技術研究所、工事会社、海外会社とどれだけあるのかわかりません。
非営利と表向きは謳いながら、我々には知ることができない傘下企業は増える一方で、そこに受信料や隠した収益は消えていきます。

それでも有益な番組内容だから受信料を払うよ



という方はどうぞどうぞ、NHK職員の高い高い養分になってやってください。

自分はNHKは、日本国民に同調圧力をかけて、思考停止させるためにあるのではないかと思っています。

特にこのお盆時期の番組は、例年くだらないものが多いなあ。

私がとても不愉快に思うことは

軍隊と兵器がないことこそが”平和”だと刷り込むような番組ばかり



ヒューマニズムを視聴者に押しつけて、ああだから平和、平和、命は大事、殺戮は良くない良くないとオウムのように繰り返すだけ。

そして太平洋戦争は我々国民すべてが被害者であり、戦死した兵士も空襲で死んだ民間人も犠牲者であると結びます。

本来であれば、8月5日からの10日間は

「75年前のように殺されないように備えよう」と喝を入れる期間



戦死したくありません、戦うことはイケマセンと呪文さえとなえていれば平和な世の中というへんな理屈がNHKの番組にはまかり通っています。

これこそ反知性主義じゃないのではないでしょうか。

性懲りもなくまたNHKが嘘くさいフィクションドラマを8月15日にやります。

原子爆弾の研究者の葛藤を描いた「太陽の子」というドラマです。

これは仁科芳雄による二号研究が元であると推測していますが、ドラマでは理不尽な帝国海軍によってむりやり原爆開発に従事させられる研究者のようになっています。

仁科芳雄という一流科学者への冒涜を平然と流すNHK



予告編を観ただけであきれて何も言えません。

福島県阿武隈の石川町で、ウラン採掘をし、理化学研究所を筆頭に必死に官民挙げて実用化をやっていたのです。

完成しなければ国が消滅してしまうというという危機感が当時最高の頭脳をもつ研究者にもあった。そういう描写はNHKは一切流しません。

仁科の教え子である湯川秀樹と朝永振一郎はノーベル賞を与えられましたが、それは皮肉にも原子爆弾理論を確立した功績なのです。

ほんとNHKは国民を情緒だけのクルクルパーにさせる洗脳機関だぜ




過去ログ:
温泉三昧で気付いたことは、やっぱり身体に効いたこと
イエローケーキの自家精錬!弟子入りしたい
医療現場の常識「緩和照射」(放射線は症状を和らげ、生活の質が改善される)
ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 適菜収著
安保改正反対派に問う「それでは中国が攻めてきたらどうする?」
クラウゼヴィッツ「戦争論」的には中国の一貫した態度には感心します
国連やNATOの「集団安全保障」活動を「集団的自衛権」と印象工作する朝日新聞
NHKとレコード会社が手を結ぶ販促番組「SONGS」は民報でやれ!
我々は音楽で潜在的にキリスト教の洗脳を受けているのです
NHK「SONGS」のひどさ (スタジオライブのように見せて口パク)
毎日新聞の戦後の核開発史の連載はとても興味深いです
「理研の闇、日本の闇」鬼塚英昭著
福島阿武隈地方を旅行する(2) 地下資源と原爆研究(二号研究)の関わり
平面な元素周期表を眺めているだけでは放射線は理解できない
原子爆弾と水素爆弾は68年前の技術なのです
ウラン採掘地であった岐阜県御嵩(みたけ)町鬼岩温泉は注目
原子爆弾からのパラダイムシフト


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妖刀『村正』の伝説は8代、徳川吉宗が創作した 
Friday, August 7, 2020, 07:43 PM
刀剣の代表的な銘、むらまさ(村正)は日本刀に詳しくなくともよく聞きます。
室町時代から戦国時代にかけて、数々の武将が愛用したことで知られています。

居合い用の真剣を触らせてもらったことがありますが、重いし怖いね。
実際に振り回して、その勢いで自分の足や太ももを切ってしまう事故もあるそうだとか。

鞘に収める際でも時代劇のように見様見真似でやると指の付け根を切ってしまうから、鞘に収めるまでは慎重に触りました。とはいえ

細身の日本刀はぞくぞくする魅力がある



好きか嫌いかと問われれば、大好きです

村正とは室町時代の桑名の刀鍛冶が源流で、需要が増えたから生まれた新興メーカーであったということ。

安価で高品質なことがうけて、戦国時代には東海地方を中心に多くの武将が手にした刀であること。

村正というブランドは工芸品というよりも実用重視であったということ。

知る人ぞ知るブランドを逆手に取った吉宗



家康を神格化するため三河武士達の忠誠ぶりをたたえ、150年前のクーデターをすべて刀に押しつけたというわけ。

あたかも刀が人を惑わしたといわんばかり。

そして自分が本流である(吉宗は親藩紀州出身)と誇示したいが為の作り話であったわけです。

北朝鮮の将軍様とかわんねえのでした。
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庭先でキャンプ(呑んで喰って探検ごっこ) 
Thursday, August 6, 2020, 11:22 AM



房総でキャンプをしてきました。

といっても他人の家の庭先です。去年の台風で屋根瓦が吹き飛んでいて、すでに誰も住んでいないので、自由に使ってイイとのこと。

どうってことのない集落なので、これと言って風光明媚というわけでもない。

近くにはコンビニもあります。

薪となる廃材はたくさんあるのですが、火をおこすのも面倒なので、35年前のガソリンコンロを点けてみました。

建物には入ることはできませんが、納屋にある鍬(くわ)や鋤(すき)、スコップ、ガラクタは好きに使って良いとのことなので、棄ててあった中華鍋で、近くのスーパーで買ってきた食材を料理しました。



翌日は朝から近くを探検です。
林道をあちこち巡っていると、鹿と鉢合わせしたり、猿がこっちを見つめています。

崖下に古い車をみつけたり、沢遊びをして中年のオッサンでも子供のように遊んできました。

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今日は満月なので大谷翔平選手の復活の願掛けをします 
Monday, August 3, 2020, 09:43 PM
今日は満月です。

満月と新月は願掛けの日に最強です。

ですから、今日は満月に向かって祈ります。ちょうど夜1時が正確な満月です。

大谷翔平の二刀流復活と菊池雄星の連戦勝ち星



満月のときの願掛けのコツは、すでに実現したこととして、月に向かってまず感謝をします。

たったそれだけ。

これは神社よりもずっと強力な願掛けです。

実体験で実証済みなので、まあ見ていてください、私の神通力を。

ラジウムパワーよ届け!



(追記 池江璃花子選手のことも忘れずに、完全復活を祈願しました)

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誰しも胸が痛くなる経験を思い出させる希有なアニメ 
Saturday, August 1, 2020, 01:18 AM
京都アニメーション製作の「聲の形」(こえのかたち 2016)をテレビで観ました。

小学生のころ、聾唖の女の子を虐めた経験を引きずる男子高校生が、ふたたび再会するストーリーです。

学園物のテレビ番組は、さすがにこの歳では興味が無いのですが、評判がよいことは知っていたので視てみました。

そういえば、自分も学校では散々悪ふざけしていたなあと思ったり、また居場所のない高校時代だったというようなノスタルジーを感じながら観ていました。

子供の無邪気は、精神が成長するに従い、残酷でもあることを気付き出すのが思春期

そして激しい後悔の念や自己卑下で登校拒否や引きこもることもある。

知合いのご夫婦がひきこもりと家庭内暴力で人知れず悩まれていました。

学校で虐められていたと思っていたら、実際は虐める側であったそうです。

話を聞いてもどうしていじめっ子が、引き籠もり家庭で暴れるのかは当時よくわからなかった。

ご両親が息子の学校で何があったのかはわかるはずもありません。

ただ虐めていた行為には激しく後悔していたそうです。

好きと嫌いが同居して自分でもよくわからないまま感情を抑えられないのが子供の精神構造です。

虐める側で安全と思っていたら逆の立場だった



大人の世界でもよくある話で、安全圏に身を置いて優越感を持っていたものの、その安全圏がヤバくて実態は不安定であったということ。

だいたい小学生のギャングエイジ(gang age)という頃は、仲間を作ることが生活でおおきな割合を占めます。

そこのガキ大将に従う5〜6人の徒党がいくつも学校内にはできる。これは普通の発達過程です。

やがて学年が上がるにつれ、子供の頃のグループは自然解消されて、自己にめざめてゆく。

10代に戻りたいとは思わないし、誰だって赤面するような思い出はあるでしょう。

自分だって人の好意を無碍にふりほどいたことがあります。なんであんなことしたんだろと自分を責めたくなる。

歩み寄ることこそ大事と気付いたときが成長の証



10代の子供なんて自己過信と自己顕示欲ばかりで、なんとか他人よりも違うと認めさせたいと思っているのが普通でしょう。

やがて、なんてガキ臭いことだと気付くときが来る。

社会生活において、他己も理解してゆかねば立ちゆかないと。

このアニメーションの最後は、主人公の高校生が聾唖の彼女とともに、他者と交わることができるようになるという結末で終わります。

小学生のとき、虐めの主犯格にされたという経験がもとで、他者と境界を引いていた主人公がひとつ成長したというハッピーエンドでおわりました。

旧字体を用いているタイトルなので、聾唖者が主人公だと思っていたら全然違いました。
青春もののアニメとしては、ほんとうによくできています。

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裁判官という、この思い上がった人格こそ糾弾されるべきだ 
Wednesday, July 29, 2020, 12:28 PM
老人ホームで85歳の老女がドーナツで窒息した事故に対して、同施設の60歳准看護師に長野地裁では業務上過失致死と判決しました。

それの控訴審が東京高裁で判決されました。
無罪です。当然です。

焦点は介護職員と、この准看護師との情報伝達であり、そもそもドーナツで窒息する可能性があることを知り得ていたかと言うこと。

ドーナツ喰って死ぬなんて誰も想像できるわけがない・・・

長野地裁の有罪判決に対して、70万人もの反対署名が集まったそうです。そりゃそうだ

しかし、高裁で逆転無罪になるまで7年近い月日が必要でありました。そしてこの准看護師にとっては重く辛い負担であったでしょう。

この馬鹿判事ひとりのおかげで全国の介護現場が萎縮した



安い賃金で四六時中、惚けた老人をなだめて、喰わせて下の世話までして、介護する側が老齢になりつつあるのに、前科を付けられてしまってはたまったもんじゃありません。

判決には、介護現場の人々への敬意が全く感じない。
この思い上がった裁判官どもめ

友人、知人にも介護の仕事をしている人もいるし、ボランティアで地域の老人の世話をしている人もいる。また、ご自宅で両親を見守っている奴もまわりにはいます。

お話をするたびに思うのですが、深い愛がないとできない仕事だよなあと感心します。

悪いが俺にはできないといつも思います。

「いやいや、ろくじょうさん、そのうち我々もお世話にならねばならないのだから、それの先払いだよ〜」とにこやかに応えてくれます。

俺はそこまで人格は成熟してないぞ orzガックシ

法律解釈だけではいつまでも幸せはやってこないことがよくわかる



左下には北九州市の不妊治療専門病院(セントマザー産婦人科医院)での死亡事故は福岡地検では担当医師二人が不起訴となっています。
ただ検察はその一人を簡易裁判所に略式起訴をして罰金100万円で、医院側と手打ちにしたという記事です。

こちらは偶発的な事故というよりも、無知な医者が誤った危険な手順(炭酸ガスではなく空気を卵管に通した)をしたことです。
ただこれも専門家によれば、今は危険な行為でも昔は良かったそうです。

どちらもそうですが、人間というのは過去の経験で思いこむ生き物です。

ドーナツで死ぬわけがない、空気で死ぬわけがないと介護と医療の現場では思いこんでいたわけです。

リアリスティックに言えば、医療技術はすべて失敗の経験の上にあるのです。

昔、軍医だった叔父が戦場という鉄火場の場数を踏んだからこそ自信が付いたと言ってましたっけ。
臨床経験がないまま戦地に送り込まれちゃったけど、修羅場じゃ獣医も薬学も関係なく手の空く者はなんでもやったそうです。
なんかの機会で、けっこう死なせちゃったよなあとつぶやいてました。

法は適切に、柔軟に改正されるべきものなのに硬直化ばかり目立つ



本来、法の役目は、我々国民の生活を護り、よりよくするためであるはずです。そして法をつくるのが政治家であったはず。せめて立法はしなくても、是正するぐらいの仕事をしてほしいもんです。

しかしそれによって携わる現場が萎縮するようであれば、それは法律じゃないです。

いまじゃ国民生活への不利益ばかりが目立ちます。

原発の稼動判断を専門外の地裁がすること自体もおかしいです。



過去ログ
サラ金詐欺師の手下となる弁護士たち
どうしたら放射性物質アメシウムを入手できるのか?簡単でした。
アメリカは王様を認めない国家であること
東電旧経営陣をぶち込めないのなら裁判所などいらない
イデオロギーだけで左右されることの危うさ
読売が報道しない『東電刑事裁判』
哲学・思想・信念がない国家には法もクソもなく裁判官の情実次第
東大法学部の人気凋落はこれからもずっと続くだろう
こじつけて原発の稼動を妨害する人々
いまや非正規社員が雇用の標準形態なのに何が「働き方改革」だ!
ギャンブルとビジネスに境界はあるのか?
判決で停止させることではなく、安全無害な原発の開発を促すことが必要なのに
まさに「黒い巨塔」・・・最高裁事務総局の黒い支配! 「ニッポンの裁判」瀬木比呂志著
高浜原発再稼働を禁じる仮処分をだした福井地裁は弁証論(科学)を否定した
ヘイトスピーチは本来アメリカの得意芸です
STAP細胞捏造論文事件はユダヤのでっちあげなんかじゃありません
日本は遵法という概念が稀薄だから違憲「状態」と茶を濁す
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SMSで社会は思っている以上に病んでいるんだな 
Monday, July 27, 2020, 01:03 PM
新聞で知りましたが、内定済みの大学卒業予定者に対して採用担当者から執拗なハラスメントまがいがなされて自殺してしまったということ。

内定者専用のSMSで入社予定者に対して報告や感想を求めるのは、いまや普通に行われているのかもしれません。しかし、そこで指導と称して過激な言葉で叱責したり、辞めろと言う罵声を浴びせるのは、あまりにも非常識です。

まるで海兵隊の新兵訓練(ブートキャンプ)か?

過去ログ:コーチング(Coaching)と日本の『指導』の差

ネットでこの人事部長らしい人物像(54歳)が紹介されていました。自信過剰な人間を創り出すことに掛けては一流のリクルート出身らしく、パナソニック本体の研修担当を経て、子会社の人事部長となったそうです。

この方と同年代のリクルート社員を知っていますが、当時まだ会社が新しいので、手に受話器を縛り付けられて営業電話をやらされたとか、土日昼夜関係なしでかけずり回ったとかいう話でした。
こういう猪突猛進をヨシとされていたバブル末期の体質をそのまま転職先にも強要している。

旧世代の価値観を強要する、老害そのものですな



かつて30、40年前なら50代はサラリーマンにおいては定年予備軍であったはず。40代30代に権限を禅譲してゆく年頃なはずだった。子育ても終わり、ローンの支払いもあとわずかという、心穏やかで人間味が熟成されるお年頃なはず。

交友関係や夫婦関係、家族、社会への見方が変容して行く時期であるはず。
いわゆる丸くなってゆくのが、いままでのオジさん像です。

本来なら20そこそこの若者に、おっさんが口出しするようなことは、かつて大会社ならありえない。同世代がそれとなく注意をしたり、若手社員が緩衝材となっていた。

ところが手軽な連絡手段であったSMSがいつのまにか、監視システムとなり、そこにはダイレクトに服従関係を強要するツールとなってしまった。

このパワハラを繰り返したパナソニックの設備子会社は、やりとりを読んだだけで社風がわかります。

体力勝負の男ばかりの工事会社なんだとか。まあ居心地がよいかどうかはわかりません。

男社会の会社であっても、いまでは仕事を終えたら居酒屋に行誘うことも、嫌われるそうです。

露骨に嫌な顔をされるのだとか。

早く帰りたいのに、なんで酒を上司の顔をみて飲まねばならんのだ、というのが理屈。

だから「半沢直樹」がピンと来ないのが今の若者気質らしいです。居酒屋で会社の仕事話をする状況がイマイチわからないのだとか。

報告・連絡・相談はスマホのLINEが気楽でいいじゃん・・・と思っているから

スマホ脳になると、結局はスマホに精神が押し潰ぶされる



スマホ依存の怖さをGoogleの元役員が語っていた記事をどっかで読んだことがあります。

SMSやメールへの強迫観念で、目の前の我が子の笑顔にも気付かなくなってしまったという告白でした。

まず人事部がやらねばならないことは、新入社員からスマホを取り上げることではないでしょうか。

電話を使った経験があまりないから、電話口にでることをためらう若者が多いそうです。

なんか、すごく世代ギャップを感じさせる記事でした。

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国民の独立を許さないのが、国家の本質である 
Friday, July 24, 2020, 11:31 AM
ALSの女性を安楽死させた二人の医者が逮捕されたというニュースが速報でありました。

速報で一斉にテレビラジオで流すほどのニュースなんだろうかと思いました。

そして怒りを覚えました。逮捕した京都府警にです。

国家権力は個人の『独立』を徹底的に潰すのだな



51歳という私と同じ年齢の女性は、瞼しか動かせず24時間介護がないと生きていけない状態です。

米国留学もした経歴もあり、とても聡明な人だったそうで、なおさら考えるでしょうねえ。

私は犯罪者扱いされた、この二人の医師にも同情します。

厚労省技官もつとめ、共同研究をしていたつながりがあったと記事にはあります。

この事件では誰がなんの不利益があるのだろうか



同じような不治の病で介護状態の方々は動揺はされるでしょうが、

いちばん気の毒なのは、女性のご両親です。またはご家族。

それ以外は考えられない。

この女性は最後まで独立心を持ち続けていた。だからこその結着だったと思うのです。

それなのにマスメディアがこの女性の独立心(indipendence)を否定するような、国家権力におもねるような報道ばかりでヘドが出ます。

私は、このしっかりした芯のある女性を偉い!と感じました。

そしてこの二人の医師は唯一の救いであったのに、手錠、腰縄姿をわざわざテレビに曝す京都府警には不愉快です。

国家権力による国家統制の小ずるさをかいま見た思いです。

六城ラヂウムはこういう国家横暴を許さないぞ!



追記:新聞朝刊やその後の報道では、この二人の医師がいかにも真っ当ではないかのような(正統な医者ではないかのような)解説がされています。

医師国家資格を持っているが、ひとりは疑わしいとか、電子書籍で過激な意見を主張していたという類のネガティブイメージをメディアは必死にやっています。

できるだけ尊厳死というテーマを避けて、刑事事件へと矮小化したいという政府の意志を感じます。

自分自身の終焉さえも自分で決められない社会であるということを知られたくない勢力。

その手先は「いのちは大切、いのちは貴い」とお題目のように繰り返すいのち教の洗脳者でしょう。
焼き肉喰っていながら、命を大切になどという偽善者です。
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笑っちゃうよ「私の家政夫ナギサさん」 
Wednesday, July 22, 2020, 12:13 AM
ドラマ「私の家政夫ナギサさん」を視ています。なんせ暇なんで

何で視ているのかというと、主人公の多部美華子ちゃんが好きなタイプだから。
その恋愛相手役はライバル企業の瀬戸康史で、どちらも製薬企業のMRという設定です。
家事ができない多部美華子ちゃんを家政夫サービスが支えるというお話。

まずつっこみたいのが

製薬会社の営業(MR)ってのは基本的に男芸者である



ただ、製薬会社の営業職といっても、ランクがあります。
旧帝大系医学部や慶応や北里大医学部、理化学研究所、癌研といった病理研究を担当するのは、製薬会社内でも旧帝大系薬学部出身とか少なくとも薬剤師などの有資格者が担当します。これは営業職でも専門職に近いエリートクラス。

なんたって先端医療に関する知識が必要ですし、同窓という関係も役立ちますから。

そしてその下には中病院担当、小病院(医院)担当というMRがおります。
ここらへんになると、私立薬学大卒あたりから、経済学部卒、教育大卒、文学部卒とどんどん薬学とは関係ない学歴も多くなっていく。(追記:正確には薬局やドラッグストア、さらには動物薬専門の営業部隊もありますが、専門の会社でなければ本流ではないです。でも傍流の気楽さはあります。たとえば強壮剤、ハゲ薬や水虫、犬猫用といった人命から外れているから)

正直に言うと、高い授業料を払って私学薬学部を卒業して製薬会社のMRだったら、ぜんぜん投資額に見合ってません。文系学部のほうがずっと安いし、遊んでいるぶん有利です。

なぜなら製薬会社の営業部門(MR職)ってのは、ひろく募集していますし

MRは体育会系の太鼓持ち(幇間)そのもの



今はずいぶん精錬されていますが、なんせ医者相手に「呑ます・喰わす・抱かす」の男芸者業であることになんら変わりがない。
製薬会社内において、どんな大学の学部を出ていようが、担当の病院や地域に於いて自社の薬をどれだけ納品させたかだけが成績の指標です。(追記:すいません、露骨な表現でした。いまではGNP営業というそうです。義理・人情・プレゼントの略ね)

生命保険の営業をやるぐらいなら、製薬会社の営業職をお勧めします。
しんどさはどっちもどっちですが、生命保険の営業は自営業者扱いなのに対し、製薬会社のMRは当然ながら正社員です。
会社がすべての後ろ盾(バックアップ)になります。

生保は自腹でも、MRは経費はすべて接待費扱い


私が製薬会社にいた頃は、外回りのMRの接待費は入社数年の若手で一日あたり15万円〜30万円程度でした。支店長クラスだと100万円はざら。20万円ぐらいが営業経費の中央値かな。

いっときますが、営業マンが一日に使う経費です。

今は違うかもしれませんが、営業所の出発前にはみんな仮払いをうけて財布に万札を入れて出ていきました。
んで、夜にそれを使い切って帰ってくる。
朝受取ったお金の使途は飲み食いやゴルフなどにつかってくる。

昼飯を誰と喰うか、夜は誰と喰うかが一番大事でして、そのためにも病院の廊下では他者のMRと激しいバトルがある。
とにかく他者を出し抜いて、接待をしたい医者に関心を持ってもらいたい一心です。

生まれつき人タラしが上手い人というもの、この世の中には居りまして、20代前半でありながらもMRで頭角を現して年収2000万円を越えているのも居ました。卒業した大学は知りませんが、ゴルフ部だったということは小耳にしました。
ゴルフ接待だけで営業目標をずっと達成していて、それだけで入社数年で同期の二倍以上のサラリーですからたいしたもんです。

とにかく営業に使う接待費はすごく、タクシーチケットはチューインガムのように毎日配られてました。
ドラマ「私の家政夫ナギサさん」が嘘くさいなと思うのは、とにかくMRの朝は早いし、帰るのは夜中。

なぜなら、医薬品卸との打合せは朝の6時半とか7時でしたし、夜は8時9時に医者の”勉強会”が始まりますからねえ。
地方ならばクルマでの移動がとにかくすごい。一日に数百劼覆鵑討里皀競蕕如∨務て擦覆蕕3年ですぐに10万卅ってしまうそうです。

だから地方のカーディーラーは3年毎に新車に買い換えてくれる製薬会社のMRは上得意なんだとか。
(その車両代やガス代も製薬会社が負担してます)

口八丁手八丁で実弾をたくさんもっているので、結構もてていたと思います。懐具合も知っているので社内結婚も多かったみたい。

女性でMRをやるなら、セクハラ上等ぐらいの気構えが必要



ドラマ「私の家政夫ナギサさん」では多部美華子ちゃんがMRとして医者に営業をしています。
女性のMRってのも今はいるのでしょうが、たぶん少数でしょう。

そりゃ、医者側も若い女性なら訪問は嬉しいでしょう。

だから、製薬会社側も墜とすために手練手管を繰り広げるのです。まあ高級ホステス替わりとしてですな。

いっちゃあ悪いが、女の武器を使わないMRなんて製薬会社としてはいらないでしょう。

病院に行けば廊下や待合室でスーツ姿で待っている人物をいくらでも見かけます。あれが全部MRです。

診察と診察の間を見計らって、営業の機会を狙っているのです。そして面会できてもせいぜいパンフレットか紙一枚渡すぐらいしかできません。MRと茶飲み話をするほど暇なお医者さんは極めてレアケースです。

暇なんで看護婦長さんや臨床検査師らに取り入って、立ち話で情報を収集しています。

たとえば狙っているお医者さんの趣味や、家族構成を聞いたりして常に接待のネタを探す。

釣りが趣味なら、釣り船を一隻手配するぐらいはすぐにします。

こうやって濃厚な関係を築くのが王道の仕事なんですわ、製薬会社のMRって。
性に合うなら効率がよく稼げるのですが、性格が真面目すぎると辛い仕事のようです。

なんたって医者にもどうしようもないクズがいますし、医学部からみれば製薬会社は金蔓(かねづる)です。

規制をくぐって、うまく金を掴ませるのが優秀な製薬会社の営業マンです。

でも大部分は真面目で忙しいお医者さんがほとんどです


たまに、どっかの開業医の馬鹿息子然としたのに当たることもあります。医薬情報よりも外車雑誌は熱心に読んでいるw

製品がよいから採用されるのではなく、どれも似たり寄ったり(たいして効かない)だから、接待攻勢になるんです。

世界の上位製薬会社の巨額な研究費ばかりがニュースになりますが、下っ端はつねに気が抜けずに、終わりのないオセロゲームをしているようなもんなんです。

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銀行の子会社ってのは、掃き溜めか痰ツボ程度の認識 
Monday, July 20, 2020, 11:25 AM
一週間ぶりの更新です。

大人気テレビ半沢直樹を視ました。銀行の上層部との対立場面がみどころでしたが、やっぱり架空のドラマだなあと思う点もありました。

私も銀行の子会社からが社会人生活のはじまりでした。ATMやオンラインシステムの会社です。

ですから、社長をはじめ上層部は親銀行からの天下りです。そしてこれがまた横柄で無知で、プロパー社員を小馬鹿にしてました。たとえば給料がこんなに安くてなんでいるんだみたいなことを、新入社員の前で平気で言う。

ドラマでも「プロパーのくせに」と銀行からの出身者がいう場面がありましたね。あんな感じ。
銀行から部長としてきた人物は、毎日机でスポーツ新聞を何紙も読んで、定時に帰っていくだけでした。

銀行マンは銭の話(売上と利益)しかしません



子会社の仕事は門外漢の”でくの坊”ですから、自分の立場を誇示するのは部下へのイチャモンしかない。

自分の土俵である銭勘定の話しかしないわけで、それじゃあ設備投資は?人材育成は?というと精神論以外何もない。

だから今でも銀行や証券会社の出身者は心の底から大嫌いです。

やっぱりそういう会社は腰巾着が出世するので、手っ取り早く利益を上げるやっつけ仕事や投資や人件費の削減ばかりを訴えるのが覚えめでたくなる。
社員全員の机の引き出しに眠るボールペンと消しゴム、ゼムクリップをひとつひとつ集めて、誉められていた万年課長が居たっけなあ。

世界初のカーナビゲーションのソフト開発に成功したのに、そのソースコードをまるごと安値で売ってしまった。
その後はいくらそのソフトが車に使われても、1円も利益を生み出せなかった。

コンピュータを知らない銀行出身の経営者は、何が金の卵かはまったくわからないのです。

社員は親銀行からの無理難題や安値受注で疲労困憊(ひろうこんばい)でした。

商用インターネットが始まった頃でしたが、これからはインターネットサービスに進出すべきという私たち若手の提案はすべて無視されました。
給料のベースアップはないし、土日深夜のサービス残業はあたりまえのブラックで、荒んだ会社でした。

銀行系列だから福利厚生が良いのかというと、全くの逆。少なくとも銀行の保養所とか割引制度や補助制度もなかったです。(住宅ローンとカーローンの斡旋ぐらいはあったかな)

そういえば社員食堂で一度も喰ったことがないや。薄汚れた刑務所の給食みたいなところだから、行ったことがない。
銀行本店の社員用食堂は子会社の我々は使わせてもらえません。

声のでかい奴、腕っぷしが強い奴、小狡い奴が生き残る



子会社の悲哀ばかり書きましたが、腰巾着として出世すると結構メリットがあります。
親会社から落ちてくる社長や役員なんてのは、3年程度で別会社に転がっていきますから、そこに媚びて上手くすり寄れれば、めくら判を濫発させて狼の威を借る狐、陰の権力者となれるわけ。

半沢直樹の出向先もまさにそのような状況でしたね。

今思えば、強烈な社会格差を自覚させられました。明確な序列と生涯抜け出せない階層が企業組織には純然とあることを痛感させられたわけです。

そこを折り合って、自分を騙して堪え忍ぶのが底辺サラリーマンなんだなあと思いましたよ。
憂さ晴らしは立場の弱い者を馬鹿アホゴミと罵ること。新人や派遣社員やアルバイト、下請会社に向かうのでした。

大企業のシステム部門ってのはビルメンテナンス業みたいなもん



主人公半沢の相談相手である同期が、システム部門の裏情報を入手したり、敵役が社内のメールサーバーからやりとりした証拠を消す指令を出すなんて芸当は所詮はドラマだなあと思いました。

大銀行の営業部門(ベネフィットセンター)と管理部門(コストセンター)の社員が交流することなど、現実社会ではありえない。(追記:ありえないと断言しましたが、営業や研究部門から要望は個人的な関係からでもしょっちゅうある。しかし雑談程度が関の山)

さらには銀行の社員が深夜に忍び込んでオペレーションを直接するなんてこともあるわけがない。

たいていはIBM・富士通・日立・NECとかが一括で丸ごと下請していて、さらにそこから下請孫請け曾孫請けと小さな会社に投げられているわけです。

だから情報システム部門ってのは社員から見れば、同じ社員であっても裏方であり、駐車場の警備員か廊下を掃除しているおばちゃん程度の認識なんですよね。

ドラマのように綿密な関係が生まれるわけはないし、もしこんな状況ならば情報漏洩しまくってしまいます。
自分も社内メールサーバーを覗いたことがありますが、不倫メールがとびかってましたっけ(笑)

重要な情報は手渡し、郵送が基本ですね。
FAXは送信トレイに置き忘れて、バレることがあるので止めましょう。

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299円が300円になったら心理的変化が起こるだろうか(たぶん変わりません) 
Tuesday, July 14, 2020, 12:19 PM
サイゼリアが端数9円の伝統を打ち破って、1円の値上げに踏み切るそうです。
このファミレスは客の購買心理をよく研究していて、消費税も税込み価格で、かつ料理はいくつかの価格ゾーンに分類しています。
いちいちメニューを観なくてもだいたい総額がわかるようになっている。

ワインを100円で提供して、酒肴の注文を狙うのは居酒屋も同じです。ところが
ここはグラスワインよりもデキャンタの方がさらに割安なので、どうせおかわりするならと、でかいデキャンタ(マグナムサイズ)を注文してしまいますね。

結局、かるく食事のつもりが昼から宴会になっちゃいます。

値段も安いから満足して会計に向かうと、1円単位なのでワリカンにはとても不便。

せめて100円単位にしてくれよおと思っていました



東洋経済オンラインの記事では、このわずかな1円が消費動向にどのように影響するかと懸念しています。

私の感覚ではそれほど業績に影響がないと思っています。

なぜならサイゼリアのイメージはある程度固定化していて、受入れられているからです。

値段を上げて大失敗したのは「大戸屋」ですね。

ここもワンコイン500円程度で和食が食べられる大好きな場所だったのですが、値段が上がったら客足が一気に減ってしまいました。ラーメンで800円も1000円も出すなら、もっと健康的な食事をするだろうという見込みが大ハズレだったわけです。

高級感を打出したチェーン店はたいてい失敗している



地方に出張した際には、いわゆるロードサイド店でさっと昼食を済ますことがよくありますが、どこも同じなんですよね。似たようなメニューで、似たような形態のファミリーレストランばかりが目に付きます。

清潔そうであれば、さっと入ってさっと食べられるところが、気が楽です。

ところが旅館の食事のように個々に鍋で温めるような食事しかないと、正直しまったなと後悔します。
食事を愉しむつもりではないし、観光ならば地元の店に行きたいのです。

そこで食事をする積極的な理由がないのに、ここは個室の座敷や美しい器(決して食事の中身ではない)が売りですよと言われても困ってしまいます。

周りを見渡すと、孫を連れてくるお爺ちゃんおばあちゃんがほとんど。
里帰りの際に、孫には落ち着いた場所で食事をさせたいという気持ちなんだろうね。

結局パート・アルバイトで運転しているチェーン店は、結局は素人料理の延長でしかないんです。

多店舗展開している寿司屋のメニューにホタテが在ったので、おいしそうなので頼みました。ところが貝柱だけが殻に載っていたので
紐も一緒に出して欲しいと頼んだのですが、なんとヒモやワタは調理する前から無いとのこと。

つまり冷凍なのかセントラルキッチンで下処理されていたものを、アルバイトが裏で焼いただけ。

紛らわしいから板前みたいなかっこうをするなよw



これも多店舗展開している回転寿司屋でですが、最初はお寿司は食べたくなかったので、マグロやイカやタコなどを適当に注文して「つまみ」にしてくれとお願いしました。

そしたら「つまみ」の意味がわからないと、目の前の寿司職人風情がのたまう。
だから握らずに刺身でだしてくれとお願いしました。

そうしたら、目の前のオッサンがまわっている皿を引寄せて、そこからひからびかけたネタだけ剥がして俺の目の前の小皿に置いてくれました。

(追記:まともな寿司屋であれば、「つまみで」と言えばちゃんと、刺身を大根のツマに大葉と山葵を添えて出してくれます。お茶をアガリというのと同じ符牒です。

回転寿司で呑兵衛がネタだけ喰ってシャリを残す喰い方をたまに見かけますが、私にはゲスな喰い方だと思っています)

あきれてたら、アルバイトなんで小難しい注文はうけられないと開き直られました。

いくら浅草は外人観光客向けの店が多いといっても、こんなことされたらお茶ぶっかけたくなります。

こんな経験をしたので、目の前に冷凍ケースがある寿司屋しか行く気になりません。
食材はちゃんと眼で確認して注文しなくちゃ。

ファミレス、ファーストフードが文化・作法を消し去った



客から見えない厨房では未成年アルバイトが酒を薄めて出すということが横行していると聞きます。ウィスキーを頼めば氷でかさ増しした水割りばかりです。

実際に銀座数寄屋橋の居酒屋で味がないお湯だけのお銚子が出てきたことがあります。

働いているのも外国留学生ばかりですし。金を稼げりゃそれだけでいいという考え。

卓上端末でピッピッと押して注文して、運ばれてくる物をただ食べるだけの場所にしかすぎないファミレスに期待や幻想を抱く方がどうかしています。だまって食べるのみ。

東洋経済オンライン
サイゼリヤ「1円値上げ」が与える想定外の衝撃
コロナで変わる「安さの心理術」の行方


昨年の消費増税の際も増税前のまま据え置きだったサイゼリヤが、ついに値上げに踏み切った。値上げ前の末尾「9円」のこだわりとは(写真:ロイター/アフロ)

「サイゼリヤ、値上げするってよ」――とばかりに、ショックを隠せない愛好家も多かったに違いない。筆者もその1人だ。昨年の消費増税にもひるまず税込み299円を守ってきた人気メニュー「ミラノ風ドリア」が、いよいよ値上げされた……1円だけど。

新型コロナの影響によりサイゼが値上げ、というニュースのヘッドラインを見たときは、さしもの同店もやはりダメージを受けたのか、と思ったが、さにあらず。

値上げの理由は、これまでの199円、299円、399円といった末尾「9円」を切り上げて、税込価格を00円または50円に統一することで、1円、5円、10円硬貨でのお釣りのやり取りを減らすためだという。

客や店員がウイルスを媒介しかねない硬貨に触れる機会を減らすのが第1の目的で、それがサイゼリヤ式「新しい生活様式への対応」というわけだ(導入が遅れていたキャッシュレス決済にも8月より順次対応していくという)。

サイゼリヤにそれほど詳しくない方のために一口で説明すると「メニューはすべて信じられないくらい低価格」で、グラスワイン100円はあまりに有名だ。つまみとなる前菜も1皿199円からある。

メイン料理も、ミラノ風ドリア299円はじめ、パスタならミートソースボロニア風が399円、ハンバーグステーキも399円でいただける。ほかのファミレスのようにグランドメニューで1000円以上するメニューは存在しなかった(7月1日以降はできた)。しかも税込みで、なのだ。そのため、いつもファミリーや、コロナ前には外国人客で大にぎわいだった。

昨年の消費増税で、外食の消費税率は10%に上がった。末尾9円メニューの牙城もいよいよ崩されるかと危惧したファンの期待をいい意味で裏切り、増税前のまま据え置き、かつ税込み表記も変えなかったサイゼリヤ。それが、今回は新たな値上げに踏み切る。だから衝撃的なのだ。
端数は4・8・9にこだわれ

先に書いたように、今回の値上げは末尾「9」が多かったメニューを繰り上げるものが多い。

ミラノ風ドリアは299円から300円へ、マルゲリータピザは399円から400円へというように。グランドメニューで最高額だったリブステーキ999円もいよいよ1000円の大台に乗った。なぜかパン類は上げ幅が大きく、プチフォッカ139円が150円に、ガーリックトーストは189円が200円に。対してライスは169円が150円、ラージライス219円が200円などへ値下がりとなる。

考えてみると、端数というのは現金決済では小銭が増えるだけで手間のはずだが、スーパーやドラッグストアでは末尾が8や9は当たり前だ。これは、当然おトク感を演出するためのもので、498円という値札のほうが500円より魅力的に感じるからだ。

価格への錯覚として、われわれは基準となる数字からの変化によって「安い」と感じさせられる。100円が基準なら99円、1000円なら980円、2000円なら1980円というようにだ。たかが1円、10円、20円の差額が、お得感を醸し出す。

安さにこだわるサイゼリヤだが、とくに価格については「4」「8」「9」を値段の末尾につけることがコツだと、創業者の正垣泰彦氏はその著書で書いている。というのもメニューの価格を見直す際、350円よりも340円は安いという印象を受けるが、それを330円や320円まで引き下げても、消費者が受けるインパクトは340円と比べそれほど変わらないというのだ(『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』より)。

確かに、ハンバーガーのランチセットが390円や380円だとお買い得感があるが、350円だと「ふーん」という感じになる。先述したように、基準になる金額を400円と意識すると、明らかに390円や380円はそれより安いと感じられる。だが、350円まで下がると、いくらからの変化なのかわかりにくく、もともとこの価格なのだろうとしか感じない。

切りのいい数字よりも、ちょっとだけ安い価格。基準点からあまり離れすぎず、その数字の残影が残っている程度の安さのほうが、われわれにとって魅力的にうつるということではないか。

しかし、高級品になるとそうとも言えない。ブランド品や不動産などの場合、一見同じグレードに見えるなら、安いものより高いほうがなぜか安心する。例えば、同じブランドの高級腕時計で30万円のものと29万円のものが並んでいると、30万円のほうを買いたくなるのではないか。さらには33万円のものが隣にあると、もっと悩みそうだ。

不動産価格もこれに近い。買おうと思っているマンションのうち、最安を選ぶのにはやや勇気がいる。基準となる価格より、ちょっと高いほうが安心するから不思議な心理だ。
その人のお金感覚は端数でわかる

端数というと、面白い現象がある。家計診断の記事を作る際に、相談者に毎月の支出を表に記入してもらい、末尾を見るとその人の金銭感覚がなんとなくわかるのだ。

末尾を100円単位で書く人もいれば、ざっくり1000円、1万円単位で書く人もいる。その人のお金を使う単位がいくらなのかがそこに表れてくるわけだ。

もちろん、ざっくりしているから必ずしも浪費家というわけではない。ただし、1万円単位で書く人は、自分がいくらお金を使っているか、あまり意識が向いてないなと感じることは多い。1人暮らしでも日用品が毎月1万円、外食費も数万円という単位。

もちろん、それだけ使えるお金があるなら余計なお世話だが、残念ながら収支を計算すると見事に赤字になっているケースがほとんどだ。せめて1000円単位で支出をとらえる癖をつけてほしいと願う。

なお、単位について、先のサイゼリヤ創業者・正垣氏はこんなことも書いていた。サイゼリヤはイタリアンレストランなので、前菜からデザートまで自由に料理を選んでもらいたい。それには値段を見ずに注文できる状態を作る、つまり1品当たりの価格が安くなければならず、参考にするのがその国で最も売れている消耗品の価格だと。

同店のグランドメニューでは300円、400円のメニューが多い。つまり、この金額ならメニュー価格を吟味ぜすとも抵抗なく払える単位だとしているのだろう。複数品を自由に選ぶことを前提にした価格設定は、ファミレスというよりは居酒屋に近いかもしれない。ちなみに著書内では、価格の参考にしたのは当時のたばこや週刊誌の値段とあったが、それは昔の話。今ならスタバのコーヒー1杯あたりだろうか。
100円ショップ戦略に近づくのか

「安さ」を追求するもう1つの代表的存在といえば100円ショップだ。「なんでも100円」という価格のわかりやすさが財布のひもを緩める。

雑貨がメインの300円ショップも同様で、3アイテム買えば1000円で収まるという計算がすぐできるところがいい。さらには「100円」「300円」が基準点となって、消費者はその価格に見合う価値があるかないかをジャッジしながら商品を選ぶ。

実は100円ショップ最大手ダイソー創業者の矢野博丈氏と、サイゼリヤの正垣氏は同じようなことを語っている。

正垣氏は、お値打ちな料理とは価格が安いのではなく、「この値段なら、この程度の価値が必要だ」という基準を上回っていることが必要だと書いている。価格以上においしいと思われなくては、たとえ安くても客はお金を払い続けないだろう。

100円ショップの商品もそうだ。「100円で100円のものしか買えなかったら、お客さんは興味を持ちません。100円でこれだけのものが買えるのか、と思ってもらわないとダメなんです」というのが矢野氏の弁だ(『百円の男 ダイソー矢野博丈』/大下英治著より)。

サイゼリヤが末尾0円戦略に舵を切ると、消費者はこれまでの末尾9よりも「『この価格=基準』に対して、この料理はありやなしや」と考えやすくなるだろう。ミラノ風ドリアが300円となった後、そのオーダー数がはたしてどう変化するか、興味深く見守りたい。

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再利用を前提とした社会にしなくちゃならないんだろうな 
Sunday, July 12, 2020, 01:01 PM
脱プラスチックの掛け声の象徴としてレジ袋が有料になりました。自分は何年も前からレジ袋ではなく、自分の手提げ袋を使っていたので、特に不便は感じません。

レジ袋を削減したところで全石油製品からみればコンマ何パーセントに過ぎないのはわかりきったこと。

それでも自分はレジ袋の使用量が削減されることは、大賛成です。なぜならば

レジ袋を下げた姿が貧乏臭く、だらしないから



オシャレなモデルハウスみたいな部屋に住んでいたとしても、テーブルの上や足元にコンビニのレジ袋が散らかっていたら、はたしてその住民はオシャレで知的に見えるでしょうか。

お土産をレジ袋に入れたままもらっても、嬉しいでしょうか?

自分はレジ袋はめったに使わないので、部屋にはないのですが、友人らが尋ねてきたらあっというまにゴミ箱にレジ袋が溜まります。

小さなコンビニ袋は使い道がないのですよね・・・掃除の際に手袋代わりに使うぐらいかな。

寄席芸人の大敵は客席のガサコソ音



浅草演芸場で漫談家が話のマクラに客席をいじってました。舞台からも客が食べる煎餅の音まで聞こえると。ちなみにたいていどこの寄席でも飲食は自由です。

それもコンビニのレジ袋があちこちでガサコソ、カサコソ鳴り出すと、耳障りだけではなく、うけてないと傷つくのだそうです。幕の合間なら盛大に音を立ててくれと懇願していました。

寄席に行くのにコンビニ袋をぶら下げてくるのは”粋”じゃない。

和服じゃなくても巾着ぐらいはTPOなんじゃないでしょうかね。

使い捨てのライフスタイルはたいてい貧乏くさい



医療機関や作業現場では使い捨てのマスクや手袋、作業着を使うのは仕方がないのでしょうが、それを個人の生活に持ち込むのは嫌ですね。
紙コップと紙皿での食事なんて誰もが嫌なのに、ペットボトルや空き缶が散乱している環境はなんとも思わないのでしょうかね。

自分はペットボトルも早く廃止にすればよいと思っています。最悪のゴミですから。

ポリスチレン、ポリエチレン系の工業製品はリサイクルマークがついてますが、リサイクル国家と思われているドイツでもゴミ焼却工場で燃やされてます。
回収して再利用なんてほんの僅かで、大抵は不燃ゴミで集めても助燃剤として一緒に可燃ゴミと燃やされている。

スーパーマーケットにはPET容器がたくさんありますし、発泡トレーもたくさん使われている。

麻布や青山あたりのスーパーマーケットを覗いてみればわかりますが、下町のスーパーとは棚の雰囲気は全然違います。

多くはガラス瓶だからね。チーズや肉は量り売りだし、野菜はばら売り。いわゆる仏蘭西風に言えばマルシェっぽい。

日本の食品業界、農業もすこしは小売方法を考えて欲しいな。

なるべくプラスチック容器を使いたくないのに、台所はプラスチックゴミですぐにあふれてしまいます。

プラゴミを圧縮した靴は買いたくはないですが、企業のブランドイメージには好意を持ちます。

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このままでは東京都民は被差別民になっちゃうよー 
Friday, July 10, 2020, 10:21 AM
はい、一極集中が著しい東京がコロナ感染の第二波を引き起こそうとしています。
兵庫県知事の「諸悪の根源は東京」という鞘当て的な発言に小池都知事は言い返すことができないでしょう。

関西地域では感染者をゼロに抑え込んでいたのに、感染者が日に日に増えている東京には恨み言のひとつも言いたいでしょう。

熊本や木曽地方で広範囲な洪水被害が発生している状況で、政府は国土と生活の保全に全力するべきで、東京都はそのような流れに水を差さないことだと考えます。

ならば新宿歌舞伎町と池袋の中華街などの区域はロックアウトしてしまえと思います。
そこで働いているのは海外の出稼ぎや不法労働者、家出人ばかりなんでね。日本人じゃない。

法律がないとか強制はできないと逃げていますが、いつまで経っても歌舞伎町と池袋からコロナ感染者が発生するという状況には怒りを覚えています。

感染者を小出しして日本経済をさらに堕とそうとしている


このように勘ぐっている人もいます。

なぜなら、経営が悪化すれば格安で買収することができるから。巨大資本や投資会社(ハゲタカファンド)は今か今かと舌なめずりをしています。

一極集中は効率がよくても非常に脆い仕組みで、国家機能の分散が米ソ冷戦の基本戦略でした。
こうして生まれた防衛情報網のARPANET。今のインターネットサービスの誕生です。

少なくとも関西と関東に首都機能は分散すべきですし、将来的には東北や九州に拡げるべきだと思います。

天皇家は京都にお戻りになるのがよい。少なくとも宮内庁は江戸城よりも京都に在るべきでしょう。

江戸時代も含めればそろそろ首都が移っても良い頃だ



地方自治の足を引っ張るのが霞ヶ関の中央官庁であり、ヒエラルキーの頂点にある東京都です。

ただね、東京出身の元総務省官僚の井戸敏三・兵庫県知事は評判悪いねえ。
関西人には一言一言が鼻につく。
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裏切り続けたブランドは一度滅びるしかない 
Thursday, July 9, 2020, 12:37 PM
とうとうアメリカの代表的な紳士服のブルックスブラザーズが破綻してしまいました。
ブルックスブラザーズといえばあこがれのIVYルックブランドです。

日本では百貨店か青山の直営店でのみ購入できるブランドでした。

でもいまは郊外のアウトレットでは必ず見かけるテナントです。
私も何着か持っているボタンダウンシャツは千葉のアウトレットで買った物です。

ただアウトレット店の商品と正規流通品は違う場合が多いんだな。

売れ残りやきず物、半端物を値引きしてうるのが本来のアウトレットの役目だったのですが、いまではサブブランドや最初からアウトレット用でつくられたもののほうが多い。

喜んであこがれのブランドが手ごろな価格で買えたと歓んでみたものの・・・普段そこらで買っているものと変わらんねという感じもする。

タグを見ればたいてい中国やバングラディシュ製です。
日本の商社が海外で縫製した物にブランドタグを縫いつけただけというものもある。

このブランドだからと奮発して、そんなに安くない値段で買った消費者は、だんだんブランドへの愛着が薄れていく。

こうやってファンがどんどん離れて言ってしまう悪循環になってしまったのが昨今のアパレル業界。

大量消費を前提とした大量生産は今の世にそぐわない



ビジネス街にはからなず吊るしのスーツ店があります。若い頃はよく買ったのですが、すぐに着崩れてだらしなくなってしまう。

高級品と廉価品の違いを業界の人に教えてもらいました。

手間が掛る部分をすべて省いたのが量産のスーツということ。

スーツは襟の芯がまず違う。また縫製の違い、肩周りの裁断、ポケットや袖口といった見えない部分の作り込み等々、つまり服というのは人件費が原価の大半です。

同じような製品で革靴も当てはまりますね。靴底が手縫いか接着では値段も寿命も大きく違う。

会社で安物のかっこ悪いスーツを着るぐらいなら、颯爽とカジュアルスタイルの方がいいと考える若い人も増えた。

ブランド信者を騙し続けたのだから自業自得



いまや老舗ブランドでもカジュアルスタイルを前面に押し出して陳列しています。だって三揃えのスーツなんて誰も買わないもん。着る場面もない。
売り上げを埋めるためにも、ブランド信者は買えとばかりに強気な値札をつけています。

これはこれで良いのですが、ある日気付くのです。
別にこのブランドに固執しなくても、もっといい(安くて似合う)ものがあるんだなって。

自分はトラッド(トラディッショナル)なブランドを好んで懐が温かいときはよく買っていたのですが、ほとんど処分しました。

一方で、銀座のとあるオーダースーツ専門店は結構にぎわっている。6万円ぐらいから作れるとこもある。

ブランドの吊るしよりも、とにかく仕立てが良いことが愛着につながるのです。

銀座を冷やかして見て回って、さいごに裏通りにあるそのテーラーでオーダーするというのが通なんだそうです。

ともかく余剰品を生む業態は、どこも消えて行く運命なのでしょう。

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沢木耕太郎を読みたい!東北新幹線の社内誌エッセイ 
Tuesday, July 7, 2020, 12:08 PM
新聞は全く読むところがない。コロナ禍を幸いに記者はネットで拾ったようなことをまとめているだけのように思えます。

そろそろ新聞も止めようかな、内容が薄すぎて、ゴミにしかならない。

地域欄と書評欄ぐらいですねえ、目を通すのは。

 東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線で座席のポケットに入っている車内誌トランヴェールで連載されている沢木耕太郎のエッセイが単行本になったという記事。

けっこう好きで読んでましたし、一度は目にした人も多いでしょう。

たぶん、見かけたら買うな・・・

沢木耕太郎といえば、7年前に「キャパの十字架」についても感想を書いています。

愛人ゲルダの写真を自分が撮ったとして一躍注目を浴びることになったキャパ。

この疑惑は昔から言われてまして、しかもヤラセであったという事実が浮かびます。

私は7年前に写真展を観て、スナップ写真の名手ではあっても戦場カメラマンとしては有能ではなかったと思いました。

ベトナムで地雷を踏んで死んじゃうんですけども、その直前に撮った写真もたいしたものではない。

そのかわり、ニコンよりも大きなブローニーカメラで腰を据えて被写体に寄って撮った写真はしっかりしているのです。

沢木耕太郎の文章を読んでキャパを少し見直したのでした。

そして沢木耕太郎というノンフィクションライターの真髄をみたような気がしました。名著です。

話を戻してトランヴェールの連載は、ほんとうに新幹線での暇つぶしでパラパラと眺めるだけの文体で、読むと言うよりも眺めるにふさわしい。

そして、そうだよねえ、良い場所だよねえと著者と自分を重ねてしまいそうになる。

紀行文とは旅情を一部でも共感させれば、それでよい



紀行文は旅のレポートではありません。その場に立ってどう感じたか、感じるかを読み手に共有させることです。

天候、標高、移動手段から始まり、昼食に何を食べたか、宿の夕食はどうであったか、温泉の湯質と事細かく書く人がいます。

それはその人のメモか日記であって、他人が読んでなんの感傷も興りません。

私が購読している雑誌には、投稿で旅行の素人紀行文があるのですが、素人ってのは旅の高揚感であれもこれもてんこもりにしちゃうのです。

下手したら出発前日の心理描写からかきはじめちゃう。

旅行作家は写真のように場を切り取る



沢木耕太郎のエッセイは短文です。クドクドと説明は一切ない。

車窓からの眺めなら、そこだけ。だから読者はつぎはどういう場面になって行くのだろうかと想像を巡らせることができる。

気がつけば作家と一緒に旅行をしているような気分になるのです。

どこそこの道の駅のアイスクリームが旨かったとかいうのは、ガイドブック的な視点であって、そんなのはネット時代では何の価値もない

名所巡りと名産品漁りをして、ああ旅行したと自慢げに書いている人をみるにつけ、

そんな程度は観光協会のパンフレットで十分だよ



と内心思います。観光パンフレットをなぞっていくことが旅行だと思っている人もけっこういます。

本人が満足なら良いのですが、それを紀行文と称しているのは噴飯です。

商業作家と素人投稿には大きな隔たりがあるのです。

過去ログ:
スパイだったヘミングウェー(デマゴークとしての裏の顔)
ロバート・キャパを私は赦(ゆる)します。
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浅草のホテルは一泊3000円台に突入しています! 
Thursday, July 2, 2020, 12:14 PM
再来週の7月15日に浅草の中心部に大型のホテルが開業します。もともと場外馬券売り場の前で、映画の二番館でした。

カビの生えたような古い映画と日活ポルノが映写されてました。隣はビー玉で遊ぶスマートボール、ストリップ劇場ね。

石原裕次郎の太平洋ひとりぼっちを観たことが一度あるだけです。客は10人ぐらいでガラガラ。クーラーが効いているので昼寝場所代りに使っている人もいた。

その映画館が壊されて、綺麗なホテルになりました。
HOTEL TAVINOS ASAKUSA
浅草ビューホテル 別館

雷門周辺のみならず、今年もあちこちでホテルが新規オープンしています。

さらに更地には今でも「ホテル建設予定」の看板が立っています。

良く行った銭湯「蛇骨湯(じゃこつゆ)」も取り壊されて、ホテルの建設が始まっています。

新規オープンのホテルはハウマッチ!?



TAVINOS ASAKUSAの料金をWebで見て驚きました。

一泊4000円を切る価格。(今年いっぱいの開業記念価格)

ホテル予約サイトで、浅草を検索してみると、3000円台がゾロゾロです。

二人で泊ってもダブルベッドで4500円ですよ。

上野・湯島や西浅草のラブホテルよりも断然お安いよ


※参考:先月泊った地方都市のビジネスホテルでも6500円、関東のラブホでも泊れば8000円

開業したての綺麗で豪華なホテルで、ゆったりまったりはいかがでしょうか。

相手がいれば、歩いて泊りに行きたいものです。

こんな時期だからこそ浅草はお得です。カップルでどうぞ!
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Facebook上の発言をFacebookが評価するのは矛盾を生む 
Monday, June 29, 2020, 08:30 PM


参考URL
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20190403-00120836/
 Facebookがネット上の言論規制問題で、事実上の「お手上げ宣言」

ザッカーバーグへの批判が高まりすぎて、とうとうトランプ大統領の発言にも注意喚起のラベルを貼ることになりました。

出所不明のフェイクニュースなら警告表示はわかりますが、世界一有名で身元がはっきりしている人物の発言までも、いちいちなんらかのラベルを貼るのはあまりにもやりすぎだと思います。

大衆の意見が正しいとは限らない



個人の感情で批判するのは自由であるが、それで世の中の問題がきれいさっぱり解決できるかというと、まったく逆。いわゆる『合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)』ってやつです。

たとえば原発は稼動させるな。それよりもずっとクリーンだという理由で太陽光発電を推し進めた結果どうなったか。

不安定な太陽光や風力発電をバックアップするために、さらに火力発電を増強して稼動させなければならなくなった。

また大規模な山林を拓いたための環境破壊による二次災害も起こるようになった。

電力が安くなったわけではなく、自然エネルギーへの補助金が加算されて値上げされてしまいました。

安価で安全なエネルギーのはずが、一部の業者にだけ還元される不公平極まりない制度となってしまった。

ウィルス対策で観光業は死屍累々の惨状です。先月泊ったビジネスホテルが廃業というニュースがありました。来年もそこで仕事があれば、泊るところがもうない。

それもこれも家にこもることが良い、とされたがために地方経済が死んだのです。

話を戻して、Facebookへの批判に耐えきれずザッカーバーグが発言への規制は国家の方針に従うと表明しました。

もともと身元確認を厳密化して、その人の属性データで人やサービスのマッチングを提示するのがビジネスモデルです。

それ以上でもそれ以下でもない。

ポリティカル・コレクトネス(Political Collectness)を声高に叫んで指弾されても、対処しようがないという態度だったのかいままでのザッカーバーグ。

リベラルはリベラルから攻撃されるという良い例となった



私は人間の能力なんてしれているし、それが束になったところで一粒の天才には敵うわけがないと思っています。

藤井聡太7段が良い例です。

フェースブックが批判に曝されて、国の方針に従い規制や制限をするとザッカーバーグが表明せざろうえなくなったことで、存在理由が無くなったわけです。

大統領の発言も例外ではないという表明は、民主主義の否定です。

そもそも大統領に選出したのはアメリカ国民です。

SMSは総じてガス抜きでしかない玩具だ



FacebookやTwitterなどは、所詮、憂さ晴らしか暇つぶしのためにあると思っています。

だから、こんなものにいちいち青筋たてて怒るほどでもない・・・という程度の物だと思っています。

ところが新聞やテレビなどのメディアが率先して引用、紹介するようになって、その足場が崩れていったのです。

その結果、他のメディアと同じように、つまらねえ媒体(メディア)の一つになってしまったということ。

まっ、こんなもんですよ、ジョンレノンが夢見たのかイマジンの世界はね。

過去ログ:
アンチ巨大IT産業の潮流と相反するG20の多国間(左翼)主義
人種差別ではなく、米国社会に潜む恐怖の感情が人種対立暴動の背景である
ポリティカル・コレクトネス(political correctness)にうんざり
戦争が無くならない理由へのタモリの名言
いちばん解決困難な問題は、精神発達の格差だ
なぜ小猿にシャーロットと名付けると不敬にあたるのか(日本人の言霊信仰)
「Let it be」も「Let it go」も大大大嫌いです
ジョンレノンが嫌いって人、結構いますよね 現実感のない「ラブ&ピース」病
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サラ金詐欺師の手下となる弁護士たち 
Friday, June 26, 2020, 11:42 AM


https://diamond.jp/articles/-/241503
過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇

週刊ダイアモンドの記事を読んで、ああやっぱりねと思いました。

過払い金請求やB型肝炎補償請求という金脈で荒稼ぎをしている法律事務所が破産した理由です。

武富士の元支店長が弁護士事務所を支配していた



広告代理店を装い、サラ金時代の顧客名簿を餌にしてどんどん喰えていない弁護士事務所を乗っ取っていった。

役員、経理担当者を送り込んで、あとは過払い金や補償金名目でかっぱいできた金を好き放題に使ったということ。

記事では30億円という依頼者に渡すべき金を吸いまくって、寄生主の東京ミネルヴァは破産させておしまい。

ダマされた「債権者」は2万人にもおよぶかもしれないという記事。

弁護士は騙されたのか、共犯者なのか・・・



法律用語をちらつかせていかにも正義を語るようなイメージがありますが、実態はあくまでも依頼者の代理でしかない。

金にならないことはやらないし、権力に反することはやらない。

ドラマのように裁判所で駆け引きをするようなことよりも、仕事の大部分は机で提出書類(準備書面といいます)をつくることです。

熱心に仕事をするのは、自分の報酬のためだからです。

弁護士業界のマッチポンプ体質



訴訟大国アメリカでは顕著ですが、盛大にいちゃもんつけて賠償金をせしめることが弁護士のシノギであって、それに正義だとか公正だという文字はない。

名誉のために言っておきますが、社会正義や倫理に基づいた考えをもつ市民運動に携わる立派な弁護士さんもいることはいる。

ただそういう人は業界では干されているか、無視される。ずっと冷や飯喰いです。

話は戻して、弁護士という職業はどういう人のためにいるのかというと、自ら動くことができない人、頭を使う(法律を調べる)ことができない人、弁護士のバッチで脅したい人・・・それぐらいしか思いつかない。

昔、知合いの弁護士に聞いたら離婚調停がいちばん金になると言ってましたし、仕事の大部分は離婚や不貞行為の賠償だそうです。

これほど世の中になくても困らない職業の代表が弁護士



江戸時代なら「よろず相談所」ですよ。単なる紛争の調停役。マンションの組合理事みたいなもん。

その程度が「貧乏人のお金を取り返してあげます」と笑顔の仮面で、正義の味方を装っている宣伝を見るたびにヘドが出ます。

そしてダイアモンドの記事を読んで、過払い金請求の背後は、やっぱりとんでもない悪がいたんだなと改めて思った次第です。

ウシジマ君のように、巨額な金にはヤクザ、詐欺師、サイコパスがごにょごにょと蠢いているんだな。

その仲間となっている弁護士なんてのもごまんといると肝に銘じた方がよい。眉唾でみるのが騙されない生き方です。

そして多少の法律知識を身につけることも生きのびるためには大切です。


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過払い金請求のチラシから判る貧乏人向けのクレジットカード 
Wednesday, June 24, 2020, 07:19 PM


ポストに司法書士事務所のチラシが入っていました。テレビラジオで宣伝している、電話してもらえればお金が戻ってきますってやつ。

サラ金や信販系のキャッシングで利息制限法(2010年改訂)を越える利息の支払いは払い戻されるから、利用経験がある人は払いすぎは請求できる。

んで、司法書士事務所に電話すると、借り先が曖昧でも、返済期間が曖昧でもすぐにお調べして、すぐに返還請求を代行いたしますよ〜と連呼しています。そして言わないけども

もし過払い金があれば半分は報酬でもらいますよ


というビジネス。

種明かしはサラ金業者と同じ端末があって、そこで氏名と生年月日を打ち込めばキャッシングの履歴がぞろぞろと出てくるから。

返済期間と返済額も判るから、上限金利を超えていれば定型の脅し文句と共に紙一枚送りつけるだけのアルバイトでもできる作業。

チラシの裏には、80万円もお金が振り込まれましたとか、これで家族旅行をしてきますとかいう利用者の声があります。

ちなみに返還請求は弁護士や司法書士だけしかできないわけではありません。本人(または親族)がやればいいだけのこと。まあそんな知恵もないから、チュウチュウ吸われるわけでw
自分と受け取った金と同額を司法書士事務所も紙一枚送っただけで得ているのにね。

貧困ビジネスってすごいなあ、濡れ手に粟だね



金利計算が出来ないから、カードローンで気軽に借りてしまうのでしょうが、ちょっと表計算ソフトで計算すれば元本は減らないような仕組みになっていることがわかる。

クレジットカードのリボ払いも含めれば、若いときの借金をずっと返済している人もけっこういる。

最初は月々数千円の返済も、雪だるまに増えて5万円を越えると一気に返済が苦しくなって、さらに借金額が増えるという負のスパイラルに堕ちて行く。

永久にお金を吸い上げられて、返済後も過払い請求で鴨にされる・・・まあそういう人は結構いるんだなあ。

このチラシでは1年間、ここに問い合わせがあった40196人中17153名に過払い金があり、平均額が一人123万円だとのこと。

電卓で計算すれば211億円であり、その半額が報酬として司法書士事務所に渡ったとすると105億円の粗利だということ。

そりゃテレビとラジオでバンバンCMを打つわ。

カードでもオツムが弱い人向けがあるんだな



このチラシが面白いのはサラ金、信販系カードがずらずらと並べて、その平均返済額が載っていることです。

アコム、プロミス、レイク、アイク、アイフルとご存じサラ金は100万円超の過払い金があるよと煽っています。

でも、大手銀行系の三井住友でも平均16万円、ステータスが売りのアメックスでも21万円とあります。

20万円以下なら、そのカード利用者は比較的常識的と言えるのじゃないかな。

トヨタファイナンス3.8万円、セブンカード4.0万円、高島屋クレジット5.9万円、東急カード1.5万円・・・こういうカードを持っている人はクルマや買物でポイントがあるために持っているので富裕なんでしょう。

サラ金カード並に返金額が多いカードもけっこうあるね



ヤフーのカードを筆頭にセゾン系、マルイ系、地銀の千葉銀、信金・信託系・・・この手のカードで金を借りる人も多いのね。

楽天カードで100万円を摘んだ奴知ってます。督促状が放り込まれてました。

キャッシングしたら、その履歴は残るので将来住宅ローンを組む際には、相当不利な条件になります。ましてやブラックリストになったら目も当てられない。

なぜそんなことが言えるのかというと、銀行の与信システムに携わったことがありますから。
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マックス・ウェーバーによる資本主義発生の理論は大間違いだ 
Monday, June 22, 2020, 01:14 PM
資本主義の発生理論は
マックス・ウェーバー(Max Weber 1864-1920)の「プロテスタント発生説」ではなくウェルナー・ゾンベルト(Werner Sombart 1863-1941)の「ユダヤ教発生説」が正しいのである。

※本来はヴェーバーでありヴェルナーなのでしょうが、気持ち悪いですが新聞記事にあわせて英語読みします

  ウェーバーによると資本家による金儲け・金貸し(利子)はプロテスタントの宗教倫理が資本主義の発生と繋がったという論説です。

ウェーバにより日本ではヨーロッパの近代化はプロテスタントの勢力拡大で行われたと信じられ、資本主義国家の成立過程をウェーバーの著作で読み取ろうとしました。政治経済・社会学の教典のように扱われました。

しかし、マックス・ウェーバーによって資本主義はプロテスタントによって形成されたというのは、まさに濡れ衣である。
カリスマ性を持つウェーバーによって、本来の排他的金儲けを是とするユダヤ教の存在をカモフラージュしたことは、学問的犯罪だ。

と粋がって言ってみましたが、これは私の論ではなく、『マックス・ヴェーバーの犯罪』(羽生辰郎・青森県立保健大学教授 2002ミネルヴァ書房:2003年山本七平賞受賞)という本の骨子です。

もしウェーバーの資本主義プロテスタント発生説が正しいのであれば、資本主義の本場であるヨーロッパ、アメリカでプロテスタントの人気の無さは説明できません。
なぜならアメリカでのプロテスタント宗派はどれも清貧を是とする貧乏人ばかりだから。貧乏人救済宗教といってもよい。
ちなみに日本での貧乏人救済宗教は創価学会です(副島隆彦論)

プロテスタントの本場であるドイツは資本主義よりも心情的には社会主義気質がとても強い。全体主義でもありアメリカよりもロシアのほうがよほど身近に感じていて好きっぽいです。住んでみると不文律だらけで居心地はよくない。

資本主義がプロテスタントから発生したというのは無理すぎる



羽生辰郎はマックス・ウェーバーをひとつひとつ丁寧に反証してゆきます。
近代資本主義はウェルナー・ゾンベルトによってユダヤ商人によって築かれ、またそれはユダヤ人の生き方そのものであると明らかにされたのです。

近代資本主義とは紙切れ(貨幣と証文)という信用と契約で成り立つ社会のこと

さて、この羽生辰郎(はにゅうたつろう)氏の資本主義ユダヤ発生論という功績を、さらに深く解説したのが副島隆彦先生であり、SNSI初期メンバーによって上梓された『金儲けの精神をユダヤ思想に学ぶ』(2005年 祥伝社 2018年文庫化)です。


過去ログ:
今年は宗教改革500年であり、来年は明治維新から150年である
Liberty(リバティ)はプロテスタント・カルバン派の標語でしたが・・・

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