日本は海上でさえも自由になりません 
Tuesday, July 4, 2017, 08:30 PM
ヤフーニュースにヨットレースの頂点にあるアメリカズカップでニュージーランドがアメリカに圧勝したという記事があります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00010004-bfj-spo.view-000

朝日新聞では「常識覆す『足こぎ』、手こぎに圧勝 ヨットのアメリカ杯」とのタイトルで紹介されました。見出しでスワンボートのように足で漕いで勝ったかのような見出しですが、これは狙って書かれてますね。

ヨット競技の動力はセール(帆)に受ける風のみです。スクリューはない。

ユーチューブでレース参加艇の様子がわかります。



今では競技用ヨットの世界では水中翼船(ハイドロフォイル)が当然になっています。しかも双胴船(カタマラン)がアメリカズカップでは圧倒的ですね。

この双胴船は水の抵抗が大きくて、方向転換がとても難しく、弱風では鈍重で、強風ではクルマの片輪走行のような離れ業をしなけりゃならないという難儀な代物でした、今までは。

ヨットに少し乗った経験からいうと、水中翼船(以降ハイドロ艇)は異次元なんです。

なぜなら今までの船は速度があがるにつれて、波や帆にかかる力といった外因でどんどん挙動が不安定になります。小型のディンギー(動力無しのヨット)なら、だいたい時速30kmからは祈らなければならない。

強風になればなるほど恐怖が高まります。
風が強くなると波も高くなります。(波は風によっておきる)

横波を受けると船体が傾き、転覆の可能性も高まるので、強風では舳先(へさき)へできるだけ波を直角にあてて乗り切るのが強風下の操船のセオリー。

それでもどうしようもないほど風が強くなったら、セールを急いで畳んで、風下に流されないようにずっと激しく揺れる船体で収まるまでやり過ごすしかない。

ハイドロ艇は波高が高くても安定して疾走できる



風速10m/s以上でも全く波の影響を受けません。ちなみに傘がおちょこになるぐらいの強風がだいたい8〜10m/sです。

そりゃ風が強いほど船体が浮いているので、バランスさえ保てば波の影響はないのです。

これまでのヨットは高速になると、ちょうど水面を滑走する「水切りの石」のような状態になります。

専門的にはレース用のヨットやモーターボートは滑走艇といって、競艇の船体が良い例です。
水面を滑っているので、ある速度域を越えると舵も効かず、どこへ飛んでいくか乗っている本人でさえわかりません。

アンコントロール状態を予想して、予め体勢を整えておくしかない。小さな波や突風でバランスが崩れてしまう。(これが競艇の醍醐味とも言えます)

海外でパワーボートという巨大馬力のモーターボートが空中に舞い上がって大事故になるのも、滑走艇の特徴です。原因は水面に浮かんだ小さな小枝や藻です。

水面を80kmや100kmで滑走するのは、それほど不安定な世界です。

今では時速40km以上で疾走するヨットはすべてハイドロ艇が常識となっています。

船って自動車のように遠心力で曲がる方向の反対側に傾くのが普通です。(船の用語でヘルムって言います)

ところがハイドロ艇はオートバイや自転車のように曲がる方向に自然な傾きになるんですね。とても操船が素直です。

乗っている経験者に聞いたところ、一旦浮いてしまえばあとは自由自在。逆に停まっている方がずっと難しいのだとか。

ハイドロ艇は鮫かマグロのようなもので、止まると死んでしまう。常に海上をフラフラしていないと逆に危ない(転覆しやすい)。

このようにハイドロ艇はヨット界では10年前あたりからは、そこらじゅうで普及しています。

日本を除いて・・・

なぜかというとアメリカやヨーロッパ、とくにイギリス、オーストラリア、今回の勝者のニュージランドではヨット競技が盛んで、たくさんの競技人口がいます。

蛾のマークのモス級(Moth class)や二人乗りの14フッター(14footer)というクルマの屋根に載るほどの小さな自作ヨットが、アメリカズカップといったメジャーレースを目指すセーラーの入門用です。昔はどちらも度胸試しのような危険な香りだったのですが、それが今は水中翼のハイドロ・モス(Hydro moth Class)となって大人気。小さくて安くて海上を60km/hぐらいでぶっ飛びまくりますから。

一方で日本は高校や大学のヨット部をいれてもせいぜい5000人程度でしょう。

なぜならば、ちょっと海でヨットを乗ってみようと思っても、まず驚くほど制約があります。保管や係留するにもとても経費がかかります。

そして海上の区域も決められており、そこからはみ出るとすぐに海上保安庁や漁協の船がやってきて追い返されます。

港は農林水産庁、競技施設は文科省の利権で天下り先だから



結局、日本ではヨットを所有することは実際できないというのが現状です。成金がヨットを買って海に浮かべてみても、結局そのまま放置されて浮かんだゴミとなっているのが日本の現状です。リゾートマンションとヨットは不良債権でしかない。

日本のボートメーカーであるヤマハでさえも、とうの昔に国内販売をやめたぐらいです。せいぜいトヨタ(豊田織機)が蒲郡につくったヨットハーバーが力を入れてますが、あいかわらずの寂れ具合です。

全国のヨットハーバーは廃れまくってます。今度の東京五輪の会場となる江ノ島ヨットハーバーだって、ボロさにビックリします。それで料金は小さなディンギーを置くだけでも年間数十万円は必要です。

こんな状況ですから、日本ではハイドロ艇といった最先端のヨットを見かけることはまずありません。大学生や高校生が中古のディンギーを使い回して乗っているだけです。
  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7471 )
江戸時代後期には”宇宙人の存在”は信じられていた 
Monday, July 3, 2017, 11:43 AM
7/3 晴 10時 浅草での空間線量は58ベクレル/立法メートル

江戸時代中期の天文学者で、ここ浅草天文台に高橋景保(かげやす)という人物がいます。

彼はシーボルト事件で投獄されて死にました。父の高橋至時(よしとき)の跡を継いで伊能忠敬と日本地図の製作に従事しました。

弟の渋川(高橋)景佑(かげすけ)は1844年に日本最後で最高の精度の太陰暦(天保暦)を完成させました。

浅草天文台は蛮書和解御用(1811)という幕府の翻訳機関となり、やがて幕末(1856)には大所帯の蕃書調所(ばんしょしらべしょ)となり、開成所、大学南校と名称が変わって、明治には東京大学、学術研究は東京数学会社となっていきます。

鎖国下であっても国内最高の海外研究機関であったのです。

江戸中期1800年にはニュートンのプリンピキアに代表される天文学がオランダ語の洋書として日本に伝えられています。

オランダ通詞という翻訳者たちはそれを必死に勉強し理解に努めたのです。だから通詞といっても科学者でもあったのです。

以下の新聞記事は高橋景保と同じ時代の吉雄俊蔵の記述から、彗星と惑星(游星)は、天象現象であることはすでに理解していたのがわかります。

自らも他の惑星の人物から見れば、惑星であり宇宙人である



中華思想を基にした将軍家と天皇家を中心とする統治体制からは、とんでもない危険思想です。

ところが1823年に理学入式遠西観象図説という天文解説書を発行して、そのような解説をしているのです。

佐久間象山の義理の弟が勝海舟であることを考えれば、蘭学を学んだであろう

先進的な幕臣達は徳川将軍家を絶対的な存在とは考えていなかった


と言えます。

自分たちの大地は他の星から見れば惑星の一つにすぎない、そこにいる人間も宇宙人であるという論理は小学生でも理解できます。しかしそれは当時のヨーロッパでも言っちゃいけないことです。

キリスト教ではゼウスにより人が創られたのであって、それ以外の人類が存在しているという考えはタブーです。
宇宙観の決定権はキリスト教のローマ教皇が握っています。こんなことを書物で堂々と発表すれば宗教裁判にかけられてしまいます。

ところが江戸時代の知識人は西洋ではこのように考えていると、結構飛躍して紹介しているのですね。
これは驚いた。

キリスト教に汚染されていないからこそ、タブーとは考えなかったのでしょう。
江戸時代の知識人の発想力に私は感動します。

過去ログ:
地図作りに必要なのは分度器と方位磁石、そして精密な時計であった
日本には明治維新まで大砲が無かった理由
そろばんは加算・引き算だけではなく、割算も二乗根も三乗根もでるのか!
戦後400年!元禄時代(17世紀末・18世紀初頭)の大阪から近代化が始まった
「織田信長 四三三年目の真実」(明智憲三郎 幻冬舎)を読む
私の夏休み課題図書を公開します
映画「天地明察」を改めて観てみました〜江戸時代の数学の黎明〜
来年はしっかり数学の本を読もうと思う
あの人の眠る場所(ところ) -東京のお墓めぐりガイドブック-
伊能忠敬と高橋至時(たかはしよしとき)の墓はご近所にあった


  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7257 )
キリスト教は邪教です!現代語訳「アンチクリスト」 
Sunday, July 2, 2017, 01:30 AM
梅雨で外出もままならないので、いまさらですが、12年前の話題の書「キリスト教は邪教です!」適菜収(てきなおさむ)訳 講談社α新書の感想を書きます。

NHKでちょうどバングラディシュのダッカでのテロ事件の経緯を特集でやっていました。

バングラディシュはインドの東にある国で、国旗も日本の色違いというほど親日国として知られています。

バングラディシュというとローラという芸名のタレントをよくテレビで見かけます。その親は日本の制度を悪用して海外医療費の詐取で逮捕されてます。

20年前から不法渡航で入国し、バングラディシュ・マフィアの頭目だっのだとか。
詐欺の親玉なので、このローラという娘もロシアの血を引く母親から生まれて中国人の養母でそだったそうです。いったいどこの国の話かと思うような実話です。

孕ませては行方知れずとなる野良犬みたいなオヤジ・・・

善か悪かはそれぞれの「道徳観」でしかない



人は「真理」を求めなければならず、善悪はその真理により定められているというキリスト教のテーゼを真っ向から疑問を呈したのが二ーチェ(1844-1900)です。

キリストは実在の人物であるが、彼は人間の欲望や快楽には肯定的でした。
だから犯罪を犯した者でさえも受入れたのです。

仏教的でもありました。ユダヤ教の僧侶が唱える道徳/戒律を否定し続けたのがユダヤ人のキリストです。

反権力主義でありアナーキスト(無政府主義者)であったのがキリストの真の姿でした。

こういう危険人物ですからローマ総督のピラトは死刑判決を下します。そして罪人として処刑された。たったこれだけの話。

それをペテロとパウロという二人の弟子が、師匠の死後教団を維持するためにデマカセを流布したのがキリスト教カトリックの始りなのです。

キリスト自身の辻説法がキリスト教になったのではない



欲望と享楽の否定、(思い込みにすぎない)「真理」を説き、原罪を神の前で贖罪を請わねばならぬ等々
磔刑となったキリストの死後は、180度キリストの真意をとことんねじ曲げていきます。

このようなデタラメの教義を信じるのは、適菜収の訳によるニーチェの言葉を借りれば、キリスト教信者は精神障害者ばっかりです。

布教のために、弱者(能力が低い者、向上心のない者)は神の恩恵があるというキリストの意図しないことまで吹き込まれます。

ピッター・ドラッガーはキリスト教の道徳を否定したから人気があった



適菜収を読みながら、ピーター・ドラッガーのマネジメントが思い浮かびました。

企業にとっては利益こそが大切であること。そしてそれは存続のための源である。さらに経営者は人の欲望に忠実でなければならないという、当たり前なことばかりです。

経営の必読書といわれるわりには、拍子抜けするほどの内容です。キーワードはイノベーションです。つまり革新のために組織も人も揃えなければならないと言うこと。

アンチクリスト(ニーチェ著)の適菜収による現代語訳を読みながら、なぜピータードラッガーがアメリカの経営者達にもてはやされたのかが理解できます。

キリスト教では誰も幸せにならない



なぜならばペテロによる勝手な(思いつき程度の)価値観(道徳)の押しつけだからです。

だからルネッサンス(再生)という文化運動がイタリアから始まったのです。それはキリスト教団による本末転倒な価値観の押しつけを、キリスト教が蔓延していなかった頃まで戻しましょうという試みでした。

700年前からイタリア(のメディチ家)やフランスでもそう考えていたのに、当時は後進国であったドイツ人がキリスト教を受入れ、さらに宗教改革という名目で存続させてしまった。

このようにドイツ人のニーチェはマルチン・ルターでさえも批判しています。
キリスト教・カトリックもプロテスタントでも、同根は同じです。それは見ることも出来ず存在もわからない「神=真理」があるとしていることだとニーチェは指摘します。

佛教や民俗信仰での神とは全く異なります。この二つでいう神はあくまでも自分自身の投影先なのです。真理や絶対的な存在ではない。

キリスト教が存続する限りこの世の戦争は無くならない



1年前のダッカで起きたテロ事件の特番を観ながら、先進国といわれるキリスト教圏の国々から干渉される状況が良いことなのかということ。

テロに走った狂信的なイスラム信者が悪いという人は潜在的なキリスト教徒と言えるでしょう。

NHKの番組中でもテロを首謀した組織の元幹部は、政府が困るのであれば外国人は手当たり次第殺すと明言しています。

別に日本人が憎いわけではない。目の前の政府が憎いのです。その政府と先進国の関係悪化を目的としているのです。

このように他国内政への干渉は決して良いことではないにもかかわらず、キリスト教では(本当は侵略なのに)他国への布教(すなわち侵略行為)を信者らに推奨しています。

多様性(ダイバシティ)を唱えながらもローカライズではなくキリスト教の宗教道徳によるグローバリズムを押しつけるのがキリスト教の欺瞞の最たるもの。

キリスト教的であることへの反感はこれからも強まっていくでしょうね。特に大量のイラク難民が流入しているヨーロッパでは。

過去ログ:
人類の最終兵器(ultimate weapon)は殉教精神(martyrdom)であることを知る
社会主義が持続しない理由 (「資本論」では労働者も資本の一部である)
文化の日だから哲学者を格付けしてみた
ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 適菜収著
  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7467 )
国連記者が知る北朝鮮米国人大学生殺害の真相 
Friday, June 30, 2017, 12:57 PM
ウィーン在住で北朝鮮外交官とも交流のある長谷川良という産経新聞記者のブログ「ウィーン発 『コンフィデンシャル』」を紹介しておきます。
世界日報にも寄稿している統一協会にも近い人物です。ですから逆に北朝鮮状勢にも詳しいのでしょう。

米国人大学生を殺害したのはアメリカとその関係国へ生物兵器をほのめかすための生け贄とされたということ。
金正男の暗殺につづき、これぐらいの芸当はアメリカ国内でいつでもできるという脅しでです。

名前も顔つきも典型的なユダヤ人であったがために命を奪われてしまったということ。
ユダヤ教徒は司法解剖を拒むだろうという憶測も正しかった。

結局は米国政府は生物兵器のメッセージを受け取り、金正恩はICBM完成までの時間を得ることができたのです。

アメリカ国内問題優先主義を掲げるトランプは黙るしかない状況であることは予想済み。

たとえミサイルを一発二発撃たれても、それにヨーロッパ(ドイツのメルケル)は同調するかといえば絶対ないという目算があるのでしょう。

金正恩とそのブレーン、諜報機関はたいした度胸です。


ウィーン発 『コンフィデンシャル』
http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52178113.html

時事問題
平壌発「米学生の死」の謎解き
 北朝鮮から解放され、米国に帰国した米バージニア大の学生、オットー・ワームビア氏(Otto Warmbier、22)が19日、地元の病院で死亡した。ワームビア氏は観光目的で北朝鮮を訪問し、政治スローガンが書かれたポスターをホテルから持ち帰ろうとして、2016年1月2日に拘束された。裁判で15年の「労働教化刑」を言い渡されたが、昏睡状態に陥り、今月13日に解放された。

OttoWarmbier
▲22歳で亡くなったオットー・ワームビア氏(ウィキぺディアから)

 ワームビア氏の両親によると、北朝鮮は、「ボツリヌス菌の毒素による中毒で体調を崩し、睡眠薬を服用後に昏睡状態になった」と説明したが、米国の医師は、「ボツリヌス菌による中毒の症状は見られない。ただし、ワームビア氏は脳のあらゆる部分で組織が大きく損傷しており、呼吸停止で脳に酸素が行き渡らなかった症状と合致する。激しい殴打の証拠となる頭蓋骨骨折などの形跡はなかった」という。

 以上、米学生の動向に関する読売新聞ら日本メディアの総括だ。以下は、当方の推測だ。それを裏付ける情報は目下、十分でないことを先ず断っておく。

 北朝鮮は22歳の若い米学生に対し、何らかの細菌やウイルスを使った生物兵器の実験をしたはずだ。学生が昏睡状態に陥ったことを受け、米国側からの強い要求もあって、帰国させることを決めた。その狙いは、米国側に北の生物兵器のレベルを知らせることにあったのではないか。

 米本土まで到着する大陸間弾道ミサイル(ICBM)完成までまだ時間がかかる。一方、トランプ大統領は北側に軍事攻勢も辞さない政治家だ。そこで金正恩労働党委員長は拘束してきた米学生に最新開発の生物兵器の効果を実験した。そして昏睡状況になった段階で米国に送り返した。北の核ミサイルはまだ米国本土に届かないが、「われわれはソウルをいつでも破壊させる生物兵器を有している」というメッセージをワシントン向けに発信し、トランプ大統領の対北軍事攻勢という選択を諦めさせようとしたのではないか。

 実験には若い健康体の人間が必要だった。不幸にも観光目的で平壌を訪問中だった米学生がその対象に選ばれた。興味深い事実は、同学生の姓名がドイツ語系だということだ。「オットー」という名前はドイツ語圏ではありふれた名前だが、「ワ―ムビア」という姓名は珍しい。その名前の意味は「生暖かいビーア(ビール)」だ。ビール通にとって「美味しくないビール」だ(実際の米学生の家族とは全く関連はなく、当方の一方的な解釈であることを改めて断っておく)。

 ワームビア家は北ドイツから米国に渡った移民家庭であり、母親系はユダヤ人だから、ワームビア氏はユダヤ系米国人ということになる。実際、大学では「ユダヤ学生グループ」のメンバーとして活躍していた。経済・商学を学んできた学生だ。父親は金属加工関連会社を経営する一方、母親系は米国で薬局を経営していた。

 米学生の両親は司法解剖を拒否している。米当局は学生が北から帰国した直後、学生の健康を詳細に検診し、学生の死亡理由が生物兵器の実験結果である、という事実を掴んだはずだ。その情報を聞いたトランプ大統領は「非人道的な残忍なやり方」といった表現を使い北側を批判したわけだ。もちろん、米当局から学生の家族にも連絡が入ったと思う。「司法解剖を願わない」という両親側の決定には人間的な情もあるが、それ以上に何らかの機密に関する内容があったからかもしれない。同時に、ユダヤ教の宗教的な理由から司法解剖を受け入れられなかったこともあり得る。ユダヤ教の場合、死亡した人は24時間以内に埋葬されなければならないからだ。

 いずれにしても、米国側は北側のメッセージを受け取ったはずだ。北にはいつでも実戦に投入できる、米国にもないほどの強力な生物兵器があることが伝わったとみて間違いないだろう。ただし、金正恩氏が期待していたような、トランプ氏の軍事介入を阻止できるか否かは不明だ。ちなみに、韓国国防省によれば、北は13種類の兵器用の細菌、ウイルスを保有しているという。フセイン時代のイラクでは、大量のボツリヌス毒素が生物兵器用として保有されていた、という情報がある。

 米国は国民が殺害されたり、不法に扱われれば、国民全体が激怒する国民性だ。政府が報復行動に出たとしても強い反発は考えられない。北は今回、若い米学生を殺害した。最悪の場合、米国からの軍事的報復攻撃を考えざるを得ない。北側はそれを知っているはずだ。にもかかわらず、北は敢えてその冒険に出た。金正恩氏には他の選択肢がなかったわけだ。

 さて、ボールは今、トランプ大統領の手中にある。シリアに巡航ミサイル・トマホークを撃ち込み、訪米中の中国の習近平国家主席を驚かせたが、北に対してはそう簡単にはいかない。

 金正恩氏は、細菌生物兵器の実験用になった学生がユダヤ系米国人だったことを知らなかったはずだ。一方、「生暖かいビーア」という姓名のユダヤ系米学生は自分も知らないうちに歴史の歯車に絡みこまれ、かつて“東洋のエルサレム”と呼ばれた平壌を訪ね、そこで若い命を落す運命となってしまった。

  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7891 )
データ分析はすべての研究・学問の基礎手法です 
Friday, June 30, 2017, 11:31 AM
6/29 曇 10時 浅草での空間線量は45ベクレル/立法メートル

大学にデータ分析をする専門の学科が誕生したという記事です。
いまでも統計という学問は理学部や工学部、経済学部にも名前が違えどあります。何が違うかというと分析対象が違うだけです。



データ分析技術の専門の学科がデータサイエンスという名前で衣替えしただけです。
端的に言えばコンピュータ技術者の育成のためにできたのでしょう。

すごく目新しく将来性があるように記事では紹介されています。

ほとんどの学問ではデータ分析は基礎技術である


この記事を読んで何を言ってるの、いまさら感がハンパじゃない。

逆に言うと本来の工学部や経済学部が統計やデータ分析を軽視してきたことの裏返しです。

コンピュータが普及してデータ処理は誰でもできるようになった。
そのデータも自動的に大量に集まるようになった。

さてどうしましょう・・・と頭を捻っている間に

こうしている間にも90年代には金融工学で、2000年代からはgoogleやamazonが先行してはるか先まで行ってしまったという感じかな。

統計やデータ分析というのは軽視されてきた作業です。理系学問では文系的と見下げられ、文系学問では女子がやる仕事とみなされてきたのです。

なぜなら実際にそろばんや電卓は商業高校でのお嬢さんなどの事務員がやるものと見られてきました。コンピュータが登場しても、データ入力はキーパンチャー、抽出や集計は高校か短大のお嬢さんのやる軽作業とみなされてきたからです。

だから企業の経営者や管理職は集計結果だけを手渡してもらって、それぞれで判断するだけです。

昔、欽ちゃんのCMであった「あなた作る人、ぼく食べる人」というフレーズがありましたが、あれと同じこと。

ああ日本的だなあ、帝国陸海軍の頃から統計を無視して願望にすぎない精神論をかざす幼稚な思考はなにも変わっていない。

日本の学校は基礎学問をとても軽視している



外資系企業の社長をしていた方が酒席で嘆いていました。日本人には哲学が決定的に欠如していると。

哲学といっても別に難しいことではない。いろいろな知識を体系的にまとめて自分の血肉にする方法論です。これには多分に宗教的な思想も加わっています。

仕事は真面目で丁寧なんだけども、結局それが企業の原動力になるかというと決してメリットとはならない。イノベーション(変革)が生まれないのです。結局日本の支店は支店扱いのまま海外の本社のいいなりになるだけなのだとか。

この新聞記事を読んで、あぁ〜あと溜息がでてしまいます。そもそも学問の基礎技術であるデータ分析をやめさせたのは文科省であり旧帝国大学です。

かつては大学には教養学部という専門へいくまでの修業期間がありました。明治時代は大学予備門と言われていたのです。

ここで徹底的に数学的な(西洋的な)思考、つまり日本的な信仰の対象の神さんではなく<西洋の厳格な神の存在>に基づいた思考を植え付けられるのです。

だから数学、統計的な分析は文系理系問わず必須科目であったのです。

夏目漱石の東大時代の講義ノートは数式ばっかりですからね。テーマが英国の演劇論がですよ。

基礎力が欠落したまま社会に出たところでコンピュータ社会では役に立ちません



コンピュータがいじれるからと大学の情報処理学科に入学したところ、毎日小難しい数学の勉強ばかりさせられてつまらないと退学しちゃった若者がいました。

ああもったいない。

社会科学者の小室直樹博士は東京大学の数学科の出身です。しかもそのなかの統計学という理学部では格下の学問を専攻された方でした。
それを社会工学(Social Engineering)に応用されて、ソビエト崩壊をいち早く予測されました。

今では小さなパソコンでもかつて銀行に設置されていた大型コンピュータを凌駕しています。またそれで稼動する何百万円もした統計処理ソフトも数万円で買える時代です。

あとはデータと目的意識があれば誰でもデータ分析できる時代です。

今のホワイトカラーはパソコンモニターを眺めているだけ



同窓会ではだいたい皆さん管理職になられてます。でも仕事の内容はずっと手元のモニターを眺めているだけなんだとか。販売や製造という業種問わずたいていはずっと座りっぱなしで、モニターの数字をずーっと追っかけているだけ。

そこからなんらかの変調や改善点を読み取っていくのがたいていのホワイトカラーの仕事です。
ほんの20年前なら事務の女の子が帳票(コンピュータの印字結果)を集計して、蛍光ペンや赤鉛筆でマークした紙を持ってきてくれたのでしょうが、いまはそんなことは自分でやる時代です。

それも一ヶ月や一週間といったスパンの長い結果にすぎませんでした。
でもそれがコンピュータネットワークによりリアルタイムで分単位秒単位で次々変わっていくようになり気が抜けないのだとか。

でもビッグデータの解析ではすぐにAIに置き換えられてしまうでしょう。

データ処理の技術者を育成する学科が登場したことには、欧米とは1周も2周も遅れている感がありますが、なんにもしないよりはましかもしれません。

ただ今の学生が卒業することには、データ分析はIT大企業が寡占して市場を食い荒らしたあとでしょうね。

コンピュータ社会では一者総取り(モノポリー)の世界です。一人が勝者でその他はすべて敗者となります。

それよりも日本の教育はもっと教養科目を重視すべきだと私は考えますね。データ分析は基礎教養です。

偉そうなことを書いてますが、学生時代は毎日毎日実験とデータ、そして方眼紙のグラフ書きと嫌々でした。パソコンが登場したときには感動しました。

過去ログ:小室直樹:

「勉強する」とは「変身する」ことである
悪魔に乗っ取られた韓国という国家
デモクラシーの反対語は? 独裁!×ブー
高校で習う微分積分と大学からの微分積分は世界観が違うのです
安保改正反対派に問う「それでは中国が攻めてきたらどうする?」
『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』読書感想の掲載
クラウゼヴィッツ「戦争論」的には中国の一貫した態度には感心します
エルンスト・マッハの実証主義はかつて高校物理で必修だった
義務教育の多様化は賛成だが、そもそも義務教育制度はいらない
日本に革新思想が根付かないのは、無信仰な国民性だからです
人類の最終兵器(ultimate weapon)は殉教精神(martyrdom)であることを知る
数量化という概念が理解できていない人物の戯言は日本に悲劇的な結末を招く
高浜原発再稼働を禁じる仮処分をだした福井地裁は弁証論(科学)を否定した
数学的才能は思想のみならず芸術や音楽の基礎である
数学的思考の根源は「集合論」つまり仲間か仲間ではないかということ
近代思想は数学知識前提である「数学を使わない数学の講義」(小室直樹)


  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7475 )
足を揉んで循環改善「官足法」(かんそくほう)を知る 
Thursday, June 29, 2017, 11:09 AM
6/29 曇 10時 浅草での空間線量は45ベクレル/立法メートル

昨晩「官足法」という足裏マッサージを知りました。足裏マッサージはブームにもなっていたので知っていますが、本格的に本やDVDを観たことはありません。それを私が預かったのです。

机の鉛筆立てには、100均で買ったマッサージ棒がありました。ここ何年も触ってないなあ。

反射区療法(フットリフレクソロジー)は末梢神経を刺激することで臓器の働きを促す手段です。

同じ足裏マッサージの「官足法」は足の裏まで血液が巡るようにしてあげることが目的です。
ここが大きな違いです。指や棒で筋や骨まわりの固い肉を揉み崩す(潰す)のです。

足首で脈が取れない(ドキドキを指で感じ取れない)人は、足が凝り固まっている状態で、血の巡りが悪い不健康状態なんだそうです。


ひさしぶりにDVDを観ながらやってみたら、あぁ気持ちいい!


足裏マッサージは自己流でやっているし、お土産でもらった足つぼマットや青竹が脱衣場にあるので、一日中靴を履いて足がだるくなったら踏んづけてます。窮屈な靴は足の血液循環を阻害する最大の原因なんだとか。

「青竹踏み」も日本古来からの健康器具ですね。

ツボを覚えるよりも満遍なくもみ上げる



とにかく膝下、ふくらはぎと揉んで、指先まで硬直した部分は徹底的に揉む、棒で突き崩す、肉をかき回すのです。

肩こりは足の小指周辺の硬直が原因



ひどい肩こりの原因は、靴を履いていることが原因です。小さな棒が無くても指で強く揉む(DVDでは「削る」と表現)してあげるだけで肩が軽くなるとのこと。

私は靴を履くことがあまり好きではないので、肩こりには無縁なのですが、日中ははだしでいるからなのかもしれません。足の指でじゃんけんが出来ます。

「官足法」の注意点は

・左足からマッサージを始める
・食後1時間は施術してはならない
・施術後は白湯を500cc飲む(冷水は身体が冷えるのでだめ)

ということ。たったこれだけ。

この足もみセットを私に託された方は、ご夫妻でもみ合っているのだそうです。
だから”老人一年生”なのに黒髪ふさふさです。白髪の副島先生と同年代とは思えません。

グリグリ棒と本、DVDを預かったので、今度副島隆彦先生に施してきます。

足裏マッサージは効きます!断言します



  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7453 )
梅雨時期なので『源珠Lite増量セール!』 
Wednesday, June 28, 2017, 12:05 PM
6/28 小雨 10時 浅草での空間線量は42ベクレル/立法メートル

使い勝手がよい250gを源珠(げんきだま)Lite(ライト)は暑さが本格的になるまで300gに増量します。お値段はそのまま4,200円です。
500gは600gとなります。

ご注文は↓のバナーをクリック




いままで不織布の口は熱融着器で閉じていたのですが、そこから破れやすいので改善して欲しいという要望が寄せられていました。
ミシンで縫うことにしました。ただ中にクッション材があるため、縫い目を真っ直ぐするには難しいです。少々当たり外れがあるかもしれませんがお許し下さい。使い勝手はかわりませんので。


  |  このエントリーのURL  |   ( 2.9 / 7211 )
これほどの自己矛盾はない(平等教育が聞いて呆れる) 
Tuesday, June 27, 2017, 12:30 PM
新聞1面の藤井翔太4段の29連勝の横にあったのが、教員非正規4万人という記事。
教員の7%を占めているということ。

私のいとこが教員をしているので少しは関心があります。大学卒業後ずっと非正規教員でした。10年ほどずっと非正規雇用のままだったんじゃないかな。それでも最終的には地方の教員として採用されたのは運がよいほうです。

聞いた話では本人にはすごいストレスだそうで、この記事にあるように福利給与面での差があり、現場の裁量もほとんどないのだとか。研修にも参加できない”用務員”扱いです。

親(私からは叔父叔母)にとっても悩みだったようです。

こんな雇用状況ですから、全国の教育学部や教育大学は不人気です。
特に地方大は偏差値50以下がごろごろあります。

かつては教師でもやるか、教師しか仕事がないという「やるしか教師」がいっぱい居ましたね。私みたいなベビーブームの層では、そこらの場末スナックのママみたいなのとか田舎の鉄工場か土木屋のオヤジみたいなのが教師でした。弟の担任は元警官だったし、隣の教室は元プレス工で指がないの。阪神の二軍選手だった先生も居たなあ。

「このハゲー!」と秘書を面罵した豊田真由子議員みたいなのも普通の光景です。
学校の先生なんてなりたいとは少しも思いませんでした。

教員採用を地方自治体がやっていることが制度上の問題です。コネ採用もあたりまえにあるそうです。

インテリゲンチャ気取りが仕切っているから、非正規雇用という日雇いのような労働階層(プロレタリアート)が同僚にいても平気なのでしょう。教育委員会なんて高尚な名称を掲げていても、心底から腐った組織です。

57万人の教職員はすべて就業期間に上限を設けよ



3年か5年でいったんクビ。管理者(教頭や校長)や教育委員になりたいのであれば、大学に戻って研究や研修をした後、再雇用とすればいいのではないかな。それで50歳で退職です。

実はこの雇用形態は自衛隊です。任期制度で3年ごとに更新です。
幹部候補(大卒)として入隊してもヒラなら50歳で退職となります。

そのかわり手当はいいので、なにかとお金が貯まるのが自衛隊なのです。退職後の職業斡旋もしてくれます。

人材活用だ、雇用平等だとかきれい事ばかり政府はたれていても、文科省というアカにまみれた三流省庁では解決は永遠に出来ないでしょう。

義務教育は防衛省がやれば問題解決



幼年学校というものが戦前はあったのですから、それを復活させるだけです。
なんか日本会議のシンパみたいな結論になっちゃいましたね。
  |  このエントリーのURL  |   ( 3.1 / 7524 )
パソコンは就業意欲を削ぎますね 
Tuesday, June 27, 2017, 10:11 AM
6/27 曇り 10時 浅草での空間線量は42ベクレル/立法メートル

「コンピュータ、ソフトなければただのハコ」という川柳があります。
逆に「ソフトウェア、ハードなければただの紙」という逆説の川柳もあります。

うん、それじゃあ現状をそのまま新品のPCに移行すればいいやと気軽に考えていました。

一番手軽なのは、HD(ハードディスク)をそのまま新しいPCに移せばよいのです。
たぶん10年前あたりでは普通で、それほど難しい作業ではなかったはず。

そこで以前利用したパソコン修理会社に電話してみました。開口一番

「不可能です。同時期の同一機種でない限りそんなことはできません」

いまさらながら、そういうもんなんだと知りました。さらに追い打ちをかける一言。

「最新PC(Windows10)なら、お使いのソフトもすべて新規インストールです」

新規と言うことはすべて買い換えということ。となるとパソコン本体の何倍もの金額となります。

う〜ん、一番いやなのは日本語入力が替わってしまうこと。となるとPCを買い換える意欲が一気にしぼみます。キー配列が替わってしまうのも嫌です。

しかしパソコンは私にとっては絶対に必要ですから、故障に備えて秋葉原に行ってみました。

もう私のノートパソコン用のHDは規格が古くて販売されていません。今ではノートパソコンでも500G/1Tバイトという大容量が普通であると店員が投げやりに答えてくれました。

テラという単位は銀行や大企業のサーバで使われるものと思ってました。
いつのまにか私は浦島太郎になっていたようです。

パソコンメーカーに問い合わせたところ、製造後6年までしか補修部品は在庫しないし、それ以降は修理も受付しないそうです。

インターネットぐらいしか使わないのであれば、最新PCで問題がないのですが、周辺機器と組み合わて日常業務で使っているPCはおいそれと買い換えが出来ないのです。

特にオンラインバンキングや決済用としているPCはセキュリティー設定をハードに固定してしてあるので、ソフトを移したからOKというわけにはいかない。

こういう問題はかつてから存在していました。複写伝票を打つプリンターやバーコードリーダーといった入力装置につながっていたり、RS232Cという通信ポートで機械工作機などの制御に使われているPCです。

Windows95とかWindows2000という絶滅したかというPCでも工場とかスーパーの裏ではいまでも現役です。
あんがい中古市場では旧型のNECやIBMは高額で取引されているのだとか。予備として保管しておく必要に中小企業が迫られているからです。

私も今のPCが壊れたら、もうお手上げです。
そんな問題が私にも現実になっている現状に驚きます。キーボード交換、内部ファン交換、HD交換としてきましたが、まだまだこの古いPCを使い続けるしか手がないということ。

Xデーがいつ来るかと思うと、げんなりします。
パソコンの修理・再設定ほど無駄な時間はない。

過去ログ:PCのHDDが突然壊れて起動しなくなった
ノートPCの冷却ファンの修理交換
  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7325 )
将棋のような大混戦の現実世界 
Monday, June 26, 2017, 10:47 AM
6/26 雨 10時 浅草での空間線量は41ベクレル/立法メートル

土日は都議会選挙の候補者の街宣車がひっきりなしに通って反響しています。あーうるさい。

築地卸市場が争点のように報道されていますが、それほど争点にはならないでしょう。豊洲と築地を存続させて、業者に選択させれば良いのです。妥当な解決案だと思っています。

いったん売却されてしまったらあの一等地界隈が無粋な商業ビル群になるだけです。ならば都が管理していた方がまだましです。

将棋がいま一番の注目です。昨晩は新しい戦術が人工知能により生み出されていることが解説されていました。

冒頭はタクシーの効率的な運用を、ドコモが予測する仕組みをつくり、実際にタクシー会社での売上が2割上がったという紹介でした。

時期や天候と人の混み具合で顧客を予想して、人工知能が指示を出します。

条件をいくつか組合わせて推論する手法は演繹法(えんえきほう)と言います。

これは統計手法(確率論)ですから、昔からコンピュータが適任でした。データ量が多いほど予測精度は高くなります。
カーナビや運輸会社の配送経路で使われるオペレーションリサーチ(OR)もこれの系統です。

一方、将棋ソフトは過去の対戦棋譜をすべて覚え込ませ、なおかつコンピュータ同志での棋譜も何万と記憶させる。

過去と照らし合わせて推論する手法は帰納法(きのうほう)と言います。

将棋ソフトを造った人も、これからどのような新戦法が生み出されるかは予測できない。羽生善治は人工知能の思考方法がブラックボックスとなっているため対応のしにくさを認めています。

人間がスコップで掘り起こしていた作業をパワーショベルで掘り起こされている感覚だとのこと。

愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶと言いますが、賢者が人工知能に置き換えられていくのでしょう。タクシー会社のように。

人工知能は派遣会社の人事管理にまで応用されて、退職者の予想にまで使われるまでに至っていることを知りました。

隠している感情を高い精度で、アンケート回答から推測してしまうのです。

すでに人工知能で高精度の選挙予想はされているという噂はあります。選挙なんて馬鹿らしいシステムはやめて、人工知能に置き換える方がよほどいい政治ができるでしょうに。

人間の頭の中身もすべてお見通しになりつつある。

愛読するメルマガ【10秒で読む日経】2017/06/22から転載します。

サウジアラビアがシリア政府打倒でイスラエルと外交を強める一方、カタールと断交したりという強行にでています。
すべてはアメリカのオバマ政権がサウジアラビアと距離をとったことが遠因です。

トランプ政権はそのほころびを繕っていますが、一度裂けた両国の関係は元には戻らない。
サウジ・イスラエル・米国が背後で支援していたISILは米国が抜けたことで一層混沌としています。
敵の敵は味方で、味方の味方は敵という応仁の乱のような各者各様の思惑だけの戦乱となってます。

中国も一帯一路政策でアジアからアフリカ方面に進出しています。
フランスは親EUのマクロン政権となり、英国は離脱派のメイ首相の保守党が過半数割れ。

韓国も親北の反米大統領となり、このさきどうなるかは私の脳みそではわかりません。

将棋ならばこういう混戦状況となると人工知能が強みを一層発揮するのでしょう。意外な一手こそが感情のない人工知能の強みだそうです。しかし悲しいから人間とは好き嫌いだけで判断してしまうもの。今度の都議会選挙でも反自民が小池都民ファーストに流れるだけです。

過去ログ:中東諸国のカタール断交はアメリカ+イスラエルが放った妙手か

http://archives.mag2.com/0000102800/20170622140000000.html
2017年06月22日
                     2017/06/22 No.3539
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
   _______
   今日のNews
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
●サウジアラビアのサルマン国王(81)は21日、王位継承順位が1位のムハンマド・
ビン・ナエフ皇太子(57)を解任し、自身の子である継承順位2位のムハンマド・
ビン・サルマン国防相兼副皇太子(31)を皇太子に昇格させる異例の人事勅令を出
した。内外の政策全般を事実上取り仕切ってきた新皇太子への権力集中が一段と進む。
 サウジ国営通信によると、国王や皇太子を選ぶ「忠誠委員会」でメンバー34人中31人
 がこの人事案に賛成した。新皇太子は副首相を兼務し国防相としての地位も維持
 する。副首相や内相を兼務していた皇太子は全ての職務を解任された。
       日本経済新聞 2017年6月22日
   __________
   佐々木の視点・考え方
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★直接的な動機は国王と息子の新皇太子の利害だろう。

 しかし、建国以来国内的にも外交的にも慎重かつ動きが遅い国だったサイジアラビア
 が大きく変身している環境を注目すべき。

 7〜80歳代が当たり前の政治の最前線に30の若造が出てきて、カタールと断交
 したり、イスラエルとの新外交関係を模索したり、イエメンを空爆したり、アラムコ
 をIPOさせようとしたりすることは考えられなかった。

 この大変革の裏にあるのは、サウジアラビアが強く意識している恐怖感だ。

 アラブの中で人口が少ない国が、広大な国土と巨大な石油資源と聖都メッカをを持つ
 意味は、隣国からの侵略の恐れが強く、それに対抗する術が弱いことを意味する。

 現に、イランだけでなく、イスラエル、シリア、レバノン、イエメン、トルコ、
 イラク等、サウジと敵対する国は多く、敵に囲まれていると言って良い。

 しかし、世界最大のガワール油田の発見以来、アメリカと親密な関係を持つことに
 よって、両国が相互に依存して利害が共通する関係にあったからこそ、サウジは安心
 して保守主義を貫くことが出来た。

 それがオバマ政権から一変した。
 アメリカがイランとの核合意を結び、サウジは裏切られたという思いを強く抱く。
 アメリカのシェール油拡大によって、アメリカの中東油依存度を大きく下げただけ
 でなく、サウジアラビアが長年果たしてきた原油供給の調整役の座も、米シェール
 業界に奪われつつある。

 トランプは親サウジ傾向を強めてきたが、これは逆に、アメリカが政権が変われば
 関係も大きく変わるという一貫性の無さを強調するだけとなった。そして、カタール
 の顛末で大きく儲けたのは大量に武器を売った米企業だった。

 味方として信頼し、後ろ盾になって貰ってきたアメリカを、サウジはもう信用なら
 なくなり、アメリカ無しで外交も防衛も経済振興もしなければいけないという環境の
 変化が起きている事を我々は直視すべきだろう。

 油断してると「油断」が起きるかも。

  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 6611 )
日本は偽物大国です(食品に続いて薬までも) 
Friday, June 23, 2017, 12:37 PM
6/23 晴 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル

日本は国民には知られていませんが、ワインなどは実際は海外のチリなどからブドウジュースを輸入して、醸造は国内で行って国産ワインだというラベルを堂々と貼って流通しているそうです。
日本酒だって原料の米はタイや中国産を使ってますし、味の素と糖分で味付けされてます。名の知れている大手メーカーは樽ごと買ってブレンドしているだけという話も聞きます。
おせんべいなどの米菓もほとんどが中国産やタイ産の米だそうです。

チーズなどの加工食品も半製品を日本に輸入して国産としたりとまあやりたい放題。
魚介類でも干物などの加工品は加工場の所在地が原産地となるので、鯵の干物でもどこのものやらわかりません。

外国暮らしが長い知人は日本の野菜や果実は不味くて高いと嘆きます。

私の姉も子供たちが欠かさず飲むオレンジジュースやアップルジュースが全然おいしくないとあきらめ顔です。
だって海外で一度煮詰めて、日本で水で薄めて人工香料をぶち込んだものが日本では立派なジュースなんですから。

アイスクリームというのは牛乳からつくられるものですが、日本ではラクトアイスという植物油を乳化させたものを増粘剤で固めた物があります。食品添加剤の固まりです。コーヒーのスジャータも実は油でミルクは一滴も入っていない。

ああこれが悲しい日本の食卓の現実です。一生本物のチーズの味を知らない人もいるのだろうなあ。

外食で口にしている物はどこから運ばれてきた物かなどわかったものではない。

消費者庁がしっかり仕事をすればよいのですが、基本的に消費者を守る省庁ではないことは実績もないことからわかります。

EUの外圧でやっとしぶしぶ対応する日本政府



経済連携協定(EPA)にあわせて日本も対応するとしていますが、日本政府の対応はいつも後手です。
農業保護よりも食品業界の保護を主体としてきたのですから当然です。

食品に関してヨーロッパ基準のほうがずっと厳密だから、これは良いことです。食品に関しては流通経路(トレーサビリティ:traceability)をしっかりと開示させる必要があります。

ブランドを高めることが地方再生にもつながるのですから、もうちょっと行政は頭を使った方がよいでしょう。

日本人の大好きな薬にも中国原料を混ぜていた



和歌山の原薬メーカー・山本化学が解熱鎮痛剤のアセトアミノフェンに安価な中国製を混ぜていたというニュースです。

注文増で製造が間に合わなかったと言い訳をしていますが、こんなのは真っ赤な嘘です!

製薬会社に勤めていた経験から断言します。風邪薬って大手製薬メーカーにとってはお荷物商品なんです。

ほとんど利益にならないばかりか万年赤字なんです。一箱千円のものをチョビチョビ造って原価がかかるから。

それではなんで製薬メーカーは風邪薬を大々的に宣伝しているのでしょうか?

テレビコマーシャルで流して会社の知名度を上げるためだけが目的



医師が処方する医家向けの薬と違って市販薬って売れないし利益もない(だいたい年間数十億以上の赤字部門)のです。

それでも市販薬を商品として抱えているのは、テレビで宣伝するためです。薬事法で会社のみや医師向けの薬のコマーシャルは禁じられているからです。

だからそのために風邪薬はうってつけなんです。あとドラッグストアの棚割を有利にするためです。ドラッグストアの棚割だって会社の知名度をあげる広告のため。

基本的には風邪薬ていどのものは大手製薬会社にとっては「広告販促費」で処理されるものなんです。

年間でもたいした売上にならないものが、数年前から急激に需要が高まったという山本化学の言い訳は嘘もほどほどにしろよと言いたい。

中国人の爆買いが原因だとしたらこれほど皮肉なことはない



歯磨き粉で有名なライオンが商品のバッファリンをやめたいというほど、売上もなく利益も少ないものなんです。

自動車部品メーカーのタカタの不具合のように、取引先にはばれないだろうからと2割も中国産をぶち込んで納品していたのです。

納品っていったってセメント袋に詰められてパレットに載せてトラックで運ばれます。

その程度の物なんです、市販薬の原料って。

こういう食品や薬には得体の知れない外国産を使わせてはならないのです。
山本化学には厳罰を処すべきです。

弊社「新型パワー&スリムベルト」は100%国産・台東区縫製です!




  |  このエントリーのURL  |   ( 3.1 / 7837 )
煙たがれる仕事こそが将来有望なのです 
Thursday, June 22, 2017, 03:54 PM
プロ野球のリーグ戦が明日から再開されます。注目はやはり日ハム大谷翔平選手です。

将棋の藤井翔太4段もすごいが、若い力が目覚ましいのは素晴しいです。あと卓球界では平野選手や張本選手といったエリート育成から登ってきた選手達です。

スポーツだけではなく勉学でもエリート育成を急ぐべき



私のような凡人よりも、少しでも芽がある人物には幼少期から徹底したエリート育成をすべきでしょう。投資対効果からみればずっと国益にかないます。

歪んだ平等意識こそが衰退と混乱の原因です。独裁国家の方がよほど人材育成は効率的です。

そんな話は置いておいて

読売新聞の地方面で目に付いた記事を掲載しておきます。
三重県の漁村で燻製作りが成功しつつあるという内容です。

煙たがれる仕事っていいよなあ



私は燻製って大好きです。やっぱり桜のチップで燻すとなんでも美味しくなります。

私の故郷も中途半端な田舎で、土地はあるし自然も豊かですから、こういう事業は成り立つような気がしています。そこらじゅうに手入れしない山林があります。

でも言うのですよ、地元の人は・・・観光の目玉がない、交通の便が悪いなどなど

私、六城は旅行が好きなので、国内のあちこち行きましたが、いつも残念に思うことが

国内には真の田舎は存在しない



わらぶき屋根の農家が消えて、ペラペラのプレハブ住宅、綺麗に舗装された真っ直ぐな道、どこでもつながる携帯電話、コンビニ、マクドナルドなどなど

鳥取県だったかスターバックス(スタバ)が唯一ない県として自虐的な広報をしていました。

スタバのコーヒーって不味いものをありがたく飲む、その馬鹿舌のほうがどうかしてます。
あそこはコーヒーを飲むための場所ではなくて、商業地での所場(しょば)代です。

スタバなんかよりも古民家を直して休憩所としたほうがよほど休まります。

寂寥(せきりょう)感こそが旅をしている実感なのに・・・



電車の通らなくなった線路や古びたままの商店街、時間の流れがゆったりとした農村などなどl、そういう人の暮らしの原点(Origin)を確認するところが現代には必要であって、それは都心部にはないものです。

人口が減った、人もいない、人も来ない困った困ったと嘆く前に見回してみれば、あんがい小さなビジネスはゴロゴロしているもんだと思うのです。

ちょっとのやる気と数人の仲間さえいればよい



とくに保存が利く食品加工は狙い目だと思います。毎日ガツガツ働く必要もない。
そしてこのような伝統料理や伝統産業の分野こそ老人の助力が必要なのです。

私が老人になったら「煙たがれる商売」やりたいなあと考えています。
歳をとるのが楽しみだw


  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7159 )
厩戸皇子≠聖徳太子=蘇我入鹿である 
Wednesday, June 21, 2017, 10:25 AM
6/21 雨 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル

聖徳太子が実在したかという論争はかつてからあったそうで、現在の歴史教科書でも特定される人物が実在したという明確な証拠がないと記されています。

大化の改新(645)は半島からの渡来人によるクーデター



「たいかのかいしん、そがをむしこ(645)ろす」こんな風に覚えて蘇我入鹿は悪人と刷り込まれました。

副島隆彦の解説によれば白村江の戦い(663)で朝鮮半島から敗走してきた百済王朝が西日本に渡って開いた亡命政府であったということ。首都は近江大津(琵琶湖の南西)に据えた。

ところが百済王朝を追い払った新羅が唐への従属を拒否して、唐による半島と日本列島の征服は実現されなかった。

こうして唐の勢力圏から離れた日本では独自国家体制を急ごしらえで整えた。渡来系の人たちは交易や防衛に従事したために難波(現在の大阪湾周辺の土地)に居住し、また西日本の主要な港に居住した。

大化の改新は出雲系(華僑系蘇我氏)の拠点である飛鳥寺と法隆寺を新興の渡来人(半島系)が襲撃したというクーデターなのです。首謀者は中臣(藤原)鎌足(百済の皇子)と天武天皇です。

壬申の乱(672)で天智天皇の息子を殺した天武天皇(大海人皇子)が正式に奈良の飛鳥に都を開いた。
この天武天皇が自分の正統性を知らしめるために命じたのが「日本書紀」の編纂です。

蘇我氏の拠点は大阪の四天王寺であり、菩提寺が法隆寺です。そこは華僑系の交易拠点であり唐文化の発信基地でした。

日本書紀は本来の天皇家系(華僑=蘇我氏=天智天皇系)を抹殺したことを覆い隠すために編纂されたという考えには同意できます。

参考URL:
「340」 私の「聖徳太子は蘇我入鹿と同一人物である」論を遂に載せます。前編。のちに私の『属国日本史論』の一部となります。 2002.8.31

「342」 私の「聖徳太子と蘇我入鹿は同一人物である」論の後編を載せます。 2002.9.4

(追記7/12)裏切り者は必ず始末されるという教訓

過去ログ:吉田茂は熱烈カトリックでバチカンからサングレナリオ騎士団勲章を授かっている
本日は皇室(渡来系)と出雲大社(日本原住民系)の「融合」が行われた歴史的な日である
古代から「怨念」「穢れ」「祟り」に支配されているわが国
政治中枢の怨霊信仰を知らなくては歴史はわからない




  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7761 )
語学教師なんて人工知能(AI)で十分だ 
Tuesday, June 20, 2017, 12:12 PM
6/20 晴 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル

私立中学校や私立高校で人工知能搭載機器での語学教育が広がっているという記事です。
ああ、本当にそれで十分だと思います。

Googleの音声認識を英語モードにして、発音練習を遊びついでにやってみる方法がNHK教育の番組でやっていました。

かつては機械翻訳といわれて、本当に単語の置き換えだけをやってくれるサービスがありました。吐き出された文はそこから<解読作業>が必要で結局原文を読んだ方が早いという本末転倒な結果でした。

今ではGoogleChromeでWebを翻訳させると7割ぐらいは意味が通るので、結構助かります。これに人工知能が加わればもっと自然な文になっていくでしょう。この技術の発達はこれから急激に向上していくでしょう。

私はスマホを持っていないので活用する経験がほとんど無いのですが、ここ浅草ではスマホに向って話しかけている旅行者をよく見かけます。

中国人の友人も運転中に早口で話しかけて、まさかと思っていたらちゃんと目的地を示しました。一度高性能スマートフォン+Googleの音声認識を使ってしまうと、もうカーナビは使えないのだとか。

テープの書き起こしや議事録作成でもこの音声認識はすでに使われているそうです。
テレビのテロップもいまや自動化しています。

アジアからの旅行者の方がスマホを活用している



へぇ、と思うのが物怖じせずにスマートフォンを経由してコミュニケーションをとっている場面を浅草ではよく見かけます。

話す言葉がすぐに現地語で発音され、また相手の言葉をすぐに翻訳してくれれば、夢の翻訳装置です。その世界は半分できあがっていると感心します。

翻訳業なんてのもいまや低賃金労働になってしまいましたが、語学教師なんてのも過去の遺物です。いや、居るだけ迷惑な存在になるかもしれません。

馬鹿から英語を教わっても所詮は馬鹿



それならAI相手に話したり聞いたりした方がまだましってなもん。ラテン系の言語、フランス語やイタリア語、ドイツ語はよく似ているのです。発音も似かよっているのでヨーロッパでは気軽に行き来しちゃいます。つづりが分からなくても発音は大丈夫なんだとか。

ラテン語ってなんなのか?というと日本人にとっては江戸明治の知識人にとっては必須だった漢文のようなもの。共通の言語体系を持っているから読めちゃうのだとか。

日本人教師にはそういう基盤がないもんだから、機械翻訳を生身でやっているだけに過ぎない。日本人が作った英検さえも合格できないお粗末なもんです。
過去ログ:文科省がこのまま存続する限り土人国家である


  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 7489 )
正直言って坂本龍馬タイプは苦手です 
Monday, June 19, 2017, 01:13 PM
6/19 晴 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル

京都の寺田屋事件(1866年慶応二年)後に家族に宛てた坂本龍馬の手紙が発見されたという記事です。

兄の坂本権平と家族宛に書いた手紙で、そこには薩摩の西郷隆盛と小松帯刀に匿われており、息災であることを快活に記した内容です。

司馬遼太郎の龍馬像そのものだと喝采するむきもあるでしょう。

はたしてそうなのかと、どうしても龍馬を眺めてしまいます。

そもそも郵便制度がなかった当時、文一つを送るのは大変な時間と料金がかかったわけです。

大名でもなければ、藩士でもない龍馬が気軽に家族宛の手紙を書くことなどできないはずなのです。士(藩士になれない武士の下層)の出である龍馬が家族にたわいのないことで手紙を出すなど不可能なはず。

しかし龍馬は手紙は多く残している。

これはある説によると、龍馬は土佐藩主山内容堂と後藤象二郎への報告をしたついでに、家族宛の手紙も飛脚に託していたからだそうです。

それならば理屈があいますし、手紙も簡潔である理由もわかります。

坂本龍馬は演技性パーソナリティ障害の匂いがする



過去ログ:メディアに映るのは演技性パーソナリティ障害者という気違いばかり

感情の起伏が激しく、自分を尊大に見せたいという要求が強い精神疾患をパーソナリティ障害と言いますが、龍馬の文面からはその匂いがプンプンしてきます。

自分中心に回っているという陶酔感で満たされていくタイプ。はっきりいっちゃえばはた迷惑なんです。
一番お近づきになりたくないタイプです。

営業マンや詐欺師に多いですね。クワバラクワバラ



過去ログ:イギリスの産業革命で思想(宗教倫理観)はどのように変化したか
『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』読書感想の掲載
坂本龍馬の話題二題
スポーツになった武道にはたいして興味はありませんけども
幕臣開国派にも幕府解体を目指す派閥と幕府存続で近代化を目指す派閥がいた
地政学では福沢諭吉の「脱亜入欧」は全く正しい
「怒濤逆巻くも 幕末の数学者小野友五郎」 鳴海風著
私の夏休み課題図書を公開します
江戸時代の「目付」という役職は何をする役目なのか
坂本龍馬が北進一刀流の免許皆伝者なんて嘘っぱち
中国が歴史を持ち出すなら、アヘン/アロー号戦争の遺恨もあるだろと言ってやれ
  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 4865 )
中国製鉄鋼材を知らぬ間に納入されたタカタに同情します 
Saturday, June 17, 2017, 12:52 AM
シートベルトメーカーのタカタにはなぜ大量の不具合が発生したのか?

その訳を自動車メーカに勤務していた先輩が実状を教えてくれました。

「タカタは実は被害者なんだよ、粗悪品を知らぬ間に納入された」



へぇ、それは初耳だ

自動車産業というのは、同じ商品を作り続けてもいつも同じ価格、いわゆる定価では販売が難しい。特に巨大メーカーの下請というのは常に価格交渉(値下げ圧力)があるということ。

いままで100円で作って120円で納品していたのに、翌期には値引きを要求される。

それで同じ物なのに110円で納入する契約となったとしましょう。

マイナス10円をどうやって吸収するか?そこで原価低減のために製造工程の見直しや人件費の更なる削減が行われます。

こうして全社でVA(Value analyze)の掛け声がかけられて、無駄な費用や作業見直しが徹底的に行われるのです。

親会社の値引き要求は、下請、孫請け、曾孫請けへと伝播していきます。たった数%の値引きが倍々ゲームとなって末端の業者は採算ギリギリにまで追い込まれる。

そりゃ同じ物を作り続けて利益が半分になったら、その差額はそのまま納品している会社や人を派遣している会社に及びます。

だからトヨタの系列には納品しないと広言する会社も居るぐらいです。それも有名企業がです。

かならず1度目の納品(契約)が終わると、次は値引き交渉となり、たとえば発注数を倍にするから総額では同じにしろとか、本社がこれだけの原価を示しているのだから、それに合わせて納入価格を決めろといった納入業者にとっては厳しい条件と突きつけられるのだとか。

タカタの場合も、同じくコスト削減の罠にはまっていたのだと自動車会社に勤める先輩が話をしてくれました。

製造現場ではコスト削減の妙案は出し惜しみする



製造現場や購買部門では独自に”忖度”して先回りでコスト削減の手をいろいろ小出しにします。

だって一度に出したらまだまだ大丈夫だろうとさらなる要求が積まれるのはわかりきってますから。

上意下達の指示は末端では暴走していく



たとえば価格(コスト)を半額にしろという指示が末端に下がってくると、ではどうなるか?
どんな手でもコストを抑えろ!という号令(絶対命令)になるのです。

ああ可愛そう。

タカタの場合はそれではどうだったのかというと、それを見越してすでに鋼材を納入する取引会社に対しても納入価格を下げろと伝達していたのです。

取引会社のうちの一つが手を挙げて、ウチではやれますと宣言したとしましょう。
品質はすでに納入しているものと同じという条件で。

タカタさんはそれは良き取引先だと喜びました。最初のロットでは品質は十分満足できるものでした。

それに続く品質も満足できる物でした、タカタにとっては・・・

これには裏があって、タカタへの納入会社(鋼材卸)はその価格では利益が少ないために、次のロット、さらに次のロットと品質を気付かれないように徐々に落としていきます。

タカタの場合は日本製薄板から中国製のダンピングされた薄板になっていたのだとか。

たとえばタイヤメーカーの同級生から聞いたのですが、国産ベストセラーカーで採用されたタイヤですが、工場で取付けられるタイヤを、それを供給するタイヤメーカーは徐々に品質を落としていくのだそうです。

ゴム質を落としたり、素材を落としたりとささやかなコスト削減なんだとか。それで新車発表された直後のタイヤと、モデルチェンジ間近のタイヤとでは、同じ銘柄なのにタイヤの溝(パターン)ぐらいしか共通点はないのだそうです。

それでも年間何万台も製造されれば儲け物。タイヤって一台に必ず4つ使われるからさらにちょっと品質を落とせば大きな儲けがでるんだよと話してました。

あのシートベルトのタカタの不幸は、基幹部品で知らぬ間に中国製薄板が使われていたのだからだそうです。

日本製の鋼板は圧延が緻密なため縦横方向でも強度に大きな差はない。
中国製の鋼板は圧延が一方向で単純なために縦横方向で大きく差が出る。
そのために日本製の鋼板ではエアバッグ作動時に不具合が出なくても、中国製だと鋼板が剥がれてしまうのです。

しかし先輩が言うには、鉄板を見ただけで製造国がわかるものではない。
製造現場、品質管理工程でも最終製品となったらもう分かりません。外見は同じですから。

納品した業者を問い詰めない限りわからない。

だからタカタは被害者なんです。関係者から見れば、当初のは日本製の鉄板だったのに、知らぬ間に中国産になっていたからです。

エアバッグ事故が発生した時点で、品質管理を徹底すればよかったのですが、納品業者への調査までは徹底していなかった。

タカタが潰れた要因はこのような条件がかさなったからでしょう。

このような原因(遠因)は新聞では報道されません。しかし自動車メーカーに関係する人なら納得する話です。
  |  このエントリーのURL  |   ( 3.3 / 3358 )
なぜフランスは戊辰戦争で介入しなかったのか? 
Thursday, June 15, 2017, 11:28 AM
6/15 晴 10時 浅草での空間線量は62ベクレル/立法メートル

昨日の読売新聞に当時のフランスが中立の立場を堅持したことがフランス外務省の記録で確かめられたという記事があります。

明治維新の一年前、戊辰戦争の最中に徳川慶喜(よしのぶ)の弟昭武(あきたけ)は渋沢栄一を伴えてパリの万国博覧会のためにフランスを訪れています。

幕府使節団とフランス政府の折衝係であったフランス陸軍中佐レオポルト・ヴィレットの記録が発見されたのです。

・外務大臣から使節団との帯同を禁じられていること
・帰国時の船をフランスが用意しなかったこと
・フランス政府は軍事支援を決して提案しなかったこと

なぜなら当時フランスはメキシコに軍事介入して痛手を受けたから



メキシコで傀儡政権を樹立するが失敗に終わります。

南北戦争が決着したアメリカがメキシコ支援に回ってきたことで、フランスとアメリカの戦争になりつつあったからです。

メキシコへの軍事介入は対外債務利子不払いが理由ですが、メキシコの銀を狙ってのこと。

国内が安定していて通商が維持できればそれでよい



軍事介入してもそのコストに見合わないことがフランス政府には身に沁みたのでしょうか。

いやいやフランスは歴史的に傭兵というシステムを維持している国です。ナポレオン三世時代に創設されたとされています。つまりメキシコとの戦争時にできた仕組み。

ベトナム戦争の端緒(たんしょ)はフランスの植民地カンボジアの共産主義化を理由にフランスが軍事行動をしたからです。アメリカの参戦で戦火は一気に両国へ拡大します。

現在でもアフリカにはフランス傭兵部隊が駐在しています。

このようにフランスも軍事力を海外展開する大国であるのです。

日本に軍事介入したら英米独露との代理戦争へ発展する



だから通商関係だけは維持できれば権力中枢が変わっても構わないと考えたのでしょう。
もし軍事介入したらメキシコ戦争の二の舞で、再びアメリカと戦わねばなりません。

英国とフランス間の通商関係にも影響してしまいます。

日本の「金Gold」が目的です。明治維新後は群馬県令・楫取素彦(かとりもとひこ)の功績で絹産業が発展して、フランスに輸出されました。

こうして歴史を振り返ると、フランス公使ロッシュが幕府支持を訴えてもフランス政府の判断は実利をとったかのように思えます。

幕府がフランスをあまり信頼していなかった理由がもう一つあります。それは

フランスはカトリックの伝播を海外派兵の理由に挙げていた



これが江戸幕府が正式にフランスへの軍事協力を求めなかった最大の理由だと私は考えます。

なんたって江戸幕府は開府以来、反(アンチ)カトリックです。一神教と日本の統治形態は水と油です。

スペイン・ポルトガル・イタリア・フランスといったカトリック教国との外交は最大限警戒していたと考えます。

メキシコへの派兵もナポレオン三世が宗教的理由を掲げていました。
ロッシュは幕府軍への荷担をフランス政府に要望していました。

蕃書調所(ばんしょしらべしょ:当時の西洋研究の幕府機関、東大の前身)はフランスと抜き差しならぬ関係となることを、たいへん危惧したと思います。

それは明治政府の要人や中枢として抜擢された蕃書調所出身者の足取りを読めば、外交の重要国は英米独であって、フランス抜きとなっていることで感じます。


  |  このエントリーのURL  |   ( 2.8 / 3828 )
文科省という三流省庁の存在の方も有害だ 
Wednesday, June 14, 2017, 12:54 PM
6/14 曇 10時 浅草での空間線量は56ベクレル/立法メートル

森友学園につづき加計(かけ)学園で安倍晋三の関与があったかで国会が揺れています。

働きかけがあったのは確かでしょう。

菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官が投げやりに答弁するスタイルもなんだかなあ。
きっと安倍晋三と昭恵夫妻の頭の軽さに、内心あきれつつケツ拭きに追われているのだろうなあと同情していました。

違います!菅という政治家も非情に臭い人物だということが学問道場での中田安彦氏の投稿でわかりました。

「1977」 日本の「国家秘密警察長官」である 菅義偉・官房長官の正体がわかる二冊の本を紹介する。(2) 2017年6月10日



菅義偉もバリバリの統一協会の信者だ



第一次安倍内閣ではカルト・オブ・ヤスクニと海外から名付けられていましたが、現在でもそのままカルト勢力が居直っているのです。その要(かなめ)が統一協会をバックにした菅義偉である。とんでもない悪魔です。

一方では許認可を出す文科省では、内閣からの働きかけがあったと世論に訴えています。

本来なら世論はもっと燃え上がらなければならない。

山口敬之という御用ジャーナリストのレイプ事件のもみ消しでは、もっともっと世の中の女性たちは怒るべきだろう。握りつぶした警視庁刑事部長も許してはならない。

このように現内閣とそれに群がる奴らは信用ならぬ者どもだと思います。

文部科学省の役人共も同様に信用できない野郎達だ



加計(かけ)学園の獣医学部設置が総理大臣の一声で実現したのならば、千葉科学大学の認可も問題にすべきです。

千葉とありますが電車もない千葉県の外れの銚子に12年前できた私立大学です。ここの理事からすべて文科省の元役人ばかりです。つまり天下り先のために驚くべき早さで認可されたという経緯があります。

偏差値35の”大学”になんの意味があるのか?



偏差値35ですよ・・・標準偏差σで表わすとマイナス1σと書きます。

これは全大学の受験生全体の下位16%です。もっとわかりやすく書けば平均点50の百点満点中のテストで16点あればいいということ。

そのレベルの受験生が合格する大学ということ。もっとも筆記試験があるかどうかもわかりませんけど。

馬鹿の見本会場のような大学という名の箱物施設



こんな集金マシーンである大学という箱物を天下り先として乱立させるのが文部科学省です。

私はかねてより文部科学省とそれの配下の教育委員会という組織は日本人にとって害悪な存在だと思っています。

だから前川前事務次官が総理大臣からの”忖度”を訴えても、結局は自分の子分たちの天下り先を潰されたという省庁権益による恨み節にしか聞こえないのです。

ろくでなしが糞を投げ合っている図でしかない



そのすべてが省益であり、その意趣返し合戦をしているのですから。
  |  このエントリーのURL  |   ( 3.2 / 4032 )
350年前のニュートンの著作「光学」を読む 
Tuesday, June 13, 2017, 11:36 AM
6/13 曇 10時 浅草での空間線量は67ベクレル/立法メートル

夜半からの雨で寒い日です。上野公園でリーリー(♂)とシンシン(♀)にパンダの赤ちゃんが産まれました。元気に育って欲しいですね。

読売新聞の書評で紹介されていたので、読んでみました。

20歳そこそこのニュートンが、「光」を研究したノートを基にまとめられたものです。
つまり現在から400年前の若いニュートンの実験と考察がこまかく記されています。

白色光は赤・青・黄色の混合で生み出される



小学校で習った光の三原色ってやつです。これってニュートンが発見したのです。
白色はいろいろな光を混合することで生まれるというニュートンの説は異説中の異説であり、宗教的な躊躇を踏み越えて発表しました。
光に関してパラダイムシフトをニュートンは起こしたのです。

ところこの論は当時の科学者たちから一斉に非難される。特に当時の大科学者ホイヘンスに批判されます。さすがのニュートンもくじけるのです。

なぜ光に色が付くのか



この疑問を当時の科学者は、光が通過したり反射する物質により着色されるものと信じていました。

この説に対してニュートンはプリズムで飽きることなく実験を繰り返して、光の本質に迫ろうと仮説を組立てていきます。

当時の物理学はアリストテレス学説を基にした幾何学(数学を図形で解く手法)が主流でした。だからニュートンも光の屈折や反射を図形で解析しています。

凹面鏡の製造にも乗り出して、それは反射望遠鏡というボケ(色収差)のない鮮明な望遠鏡を製造しました。ですから今でも反射望遠鏡はニュートン式望遠鏡とも言われています。
(ちなみにレンズをつかった望遠鏡は屈折望遠鏡、またはガリレオ式望遠鏡と言います。ガラスレンズはぼやけて鮮明度が悪い)

ところが若いニュートンの説は多くの科学者から批評されてなかなか受入れられません。
ニュートンは大きな挫折を経験します。

そのときの苦い思い出が、英国王立科学協会の会長とまでなったニュートンでも、若き日の研究成果「光学」を出版するのをためらわせています。そのため著者名を載せないままで初版は刷られたのです。

ニュートンというと1687年に万有引力や天体運動を解説した「プリンキピア」が有名です。これが近代物理学の始りで、神学論から科学的考察へと進化したのです。

頑強な固定概念でもある瞬間にひっくり返されるのだ



この衝撃的な論説はプロテスタント宗派に広く伝播していきました。ローマカトリックもガリレオによる天文学の進歩を認めざろうえなくなっていきます。

ニュートンという人物像が活き活きとわかる名著です



科学者ってどんな人たちなんだろうと疑問に感じたら、この本のイメージをするといいかと思います。


  |  このエントリーのURL  |   ( 3.2 / 3928 )
プルトニウムを注射された人々はかえって長生きした 
Friday, June 9, 2017, 10:55 PM
6月6日に発生した国立研究開発法人日本原子力研究開発機構での作業員の被曝事故が報道されています。

たんにドラフトチャンバーで古い容器を開けたら膨張していてが飛び散ったというだけの話。

ドラフトチャンバーとは危険物質を扱う場合に常に負圧にしていて周囲に物質が拡散しないようにしてある設備です。化学屋さんならお馴染みでしょう。

2万2千ベクレルなんて放射能汚染の範疇ではない



くっだらねえニュースだなあと思うのですが(だからいままでコメントもする気がなかった)、こんな低線量では「被曝」の範疇ではないのです。

放射能の定義はかつてはたしか3.7メガベクレル以上(約100マイクロシーベルト程度)でした。

だから昭和の時代は3.7メガベクレル以下の微量放射線物質はポケットに入れて普通に持ち歩いたんです。(と古い放射線技師が言ってました。)

ほんとですよ、工業用では夜光塗料や検査用試薬、レントゲンの造影剤などなどで放射性物質はいろいろ身近にあったのです。腕時計にもトリチウムが使われていましたし。

2Mベクレルは驚くような高線量ではない



テレビや新聞はフェークニュースだと思って観ていますからどうとも思いませんが、それにしても作業員が被曝した、健康に影響があると報道するのには反吐が出ます。

人間を火葬した灰でも100〜1000ベクレルはあるのです。

同じ原子番号でも必ず同位体という放射能がある原子が一定割合自然界にはあるからです。

放射線の専門化、といっても大学の研究者レベルではなく工業地帯で働いている放射線検査技師レベルでも、この程度の知識は当然持っています。

日本人の放射線ひぃぃコワイコワイという刷り込みには辟易だと言ってました。

(だから工業地帯で放射線物質を扱う人たちは夜間でしか作業できなくなりました)

ほんとうに被曝というレベルはメガやギガという単位ではない



ベクレルという単位では、テラ(10^12)とかペタ(10^16)というレベル、いやもっと大きい10の十何乗とか何十乗というレベルなんだそうです。それほど大量に電子を浴びたら実は誰もわかりません。

メガとかギガというベクレルの単位では蚊に刺されるほどの影響もないのです



六城よ、なんでそんなことが言えるのか!とこの文章を読んで憤る方もいるかもしれません。

まず拙書を読んでから反論をお願いします。

第二次大戦中のアメリカ軍はプルトニウムを直接兵士に注射した



死にかけの兵士を集めて最後のご奉公として人体実験に参加させました。

ほとんどの兵士が持病で余命数ヶ月を宣告された者たちです。もう治癒の見込みがないから人体実験になれということ。

原爆実験を主導していたローレンツ・リバモア研究所で被験者たちはプルトニウムをそれぞれ静脈に注射されました。

プルトニウムを注射された患者はまもなく悲惨な死に方をする・・・?



余命数ヶ月という末期がんの元兵士たちは、原子炉で発生したプルトニウムを静脈注射されたり、食餌と混ぜて与えられました。

ああっ!この兵士たちはもがき苦しんで血反吐を吐いて死んじまったのでしょうか!

いいえ、みんな余命が伸びて、最高で60代まで生きました



おいおい、余命数ヶ月だった重病人はどこに行ったんだ(笑)

つまりプルトニウム(原子炉で発生する人工元素)を注射されたり、口に放り込まれた患者はぞれからすくすくと病気が改善して長生きしちまったんじゃねえか!

この事実はアメリが軍が国防上でずっと秘匿していました。それを1980年代にミズリー大学のトーマス・ラッキー博士が発見して発表したことでホルミシス効果が知れ渡りました。

言い飽きましたけどもこの程度の放射能は身体に良いのです


どうか拙書「放射能のタブー」をお読み下さい。

(追記)放射能のタブー(KKベストセラーズ)よりトーマス・ラッキー博士の論文を一部抜粋しておきます。
人間のガン研究において低線量放射線は平均寿命を延ばした結果が得られた。
(2) プルトニウムには発ガン性を認められない
1945年4月から1947年7月の間に行われた17名の末期癌患者へのプルトニウム239(3500〜1万5000ベクレル)の静脈注射の実験では、9ヶ月以上生存した患者は11名で、癌で死亡した患者はいない。4人は30年〜44年もその後生存していた。もう一つの実験でプルトニウム238(13万ベクレル)を注射された患者は21年後に心臓病で亡くなった。これが低線量のプルトニウムは発ガン性がないという証拠である。
1944年と45年にロスアラモス研究所での原爆製造の際にプルトニウムで被曝した労働者26名を調査した結果は*標準化死亡率(SMR)に対して、すべての死因では0.41、心臓病では0.21、癌では0.45と半分以下であった。2年〜30年間にプルトニウム、アクチニウム、トリチウムなどにより10mSv以上外部および内部被曝した22,552名のイギリスの核労働者にも白血病の発症者はいない。

  |  このエントリーのURL  |   ( 3.1 / 4135 )

戻る 進む