ロシアからのガスパイプラインは実現するのか 
Thursday, October 16, 2014, 03:34 PM
10/16 晴 10時 浅草での空間線量は17ベクレル/立法メートル

ロシア政府系ガス会社ガスプロムがウラジオストクに計画中の液化天然ガス(LNG)プラントを撤回する見通しであることをNHKが報道しました。

極東でのLNG工場建設計画 撤回も
10月14日 21時54分 NHK
ロシアの政府系ガス会社の社長は、日本も参加して検討されている極東でのLNG=液化天然ガスの工場の建設計画を撤回する可能性を明らかにし、日ロのエネルギー協力に影響が出る事態も予想されます。

ロシアの政府系企業「ガスプロム」は、極東のウラジオストク郊外に日本企業も参加してLNGの生産プラントを建設し、日本などアジア太平洋諸国にサハリンや東シベリアで産出されたガスを輸出する計画を立てています。
これについて、13日のロシアのメディアによりますと、ガスプロムのミレル社長が「ウラジオストクの計画をやめて、産出ガスをそのままパイプラインで中国に輸出することを検討している」と述べ、計画を撤回する可能性を明らかにしたということです。
ロシアと中国は、ことし5月に、東シベリアで産出される天然ガスを30年にわたって中国に輸出することで合意し、そのためのパイプラインの建設も始まっています。ミレル社長の発言は、中国とのエネルギー協力が進むなか、東シベリアの天然ガスを中国に優先的に輸出する考えを示したもので、仮にウラジオストクでの計画が撤回されれば日ロのエネルギー協力に影響が出る事態も予想されます。
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一方同日に日本経済新聞ではロシアがサハリンから北海道を経由して日本本州へのガスパイプラインの敷設を提案しているという記事が掲載されています。


ロシア、日ロ間にガス管建設提案 宗谷海峡経由で
2014/10/15 2:02 情報元 日本経済新聞 電子版
 【モスクワ=田中孝幸】ロシア政府がサハリンと北海道をつなぐ天然ガスパイプラインの建設を日本側に提案していることが明らかになった。欧米の対ロ制裁が強まる中、日本との経済関係の拡大を目指すプーチン政権のアジア戦略の一環だ。実現すれば日本と他国を結ぶ初のパイプラインとなる。日本政府は外交面の影響も見極めて対応を決める方針だ。

 複数の日ロ外交筋によるとロシア政府は9月、ガス資源が豊富なサハリンと北海道と…


NHKはロシア側が日本への供給を翻意したという意味合いで報道。
日経はロシア側が日本へより積極的な供給を提案しているという報道。

いったいどちらが正しいのでしょうか。日経は全文は読めませんけども。

私としてはパイプラインが日本につながれば、エネルギー問題から地域格差問題まで大きくかわると思います。

パイプラインによるガス移送は損失がゼロ



電力は遠距離の発電所から送ると、電線で損失してしまいます。そのため高圧で送る必要があり、随所に変圧設備が必要です。

私の住むマンションも600vで引き込まれており、それが各家庭には100vで送るために変圧装置(トランス)が備えられています。電柱にぶら下がっているやつです。それは定期的に点検交換しなければなりません。
そのたびに停電になりますからやになります。

ところが都市ガスが普及している地域では、そのまま繋いで使える。インフラに投資しなくてもいいのです。日本国内のガス管網はほぼ完成しているのです。

格安のガスが使えるならば、電力も自家発電や地域発電で賄うことも可能です。
プロパンガスよりもエネルギー密度が低い天然ガスですが、天然ガス車もこれから普及するかもしれません。

家庭でガスを充填できるようになれば、電気自動車よりも有望なのではないでしょうか。

天然ガスは化学産業(プラスチック)の原料である



ビニールや化繊、プラスチックなどは石油製品といわれ、石油の軽成分を熱分解したものが原料となります。これがすべて天然ガスで代替できるので、タンカーやタンクローリーで原油を運んでくる必要もなくなります。

国益では良いことばかりなのですが、実現はそう簡単ではない。

現在原油価格の低下が進んでいます。1バレル(159リットル)80ドルぐらいです。

ロシア政治経済ジャーナルではアメリカが原油価格を押し下げてロシアを兵糧攻めにしていく戦略であるとロシア側の見解を紹介しています。最近まで1バレル100ドルでしたから、2割も価格が下がれば輸出国であるロシアとしては気が気ではない。

中国と30年のガス供給契約をしていますが、石油に続きガスも(アメリカの戦略によって)価格を抑え込まれたらロシアには大打撃です。

大量消費地である日本を敵に回した時点でロシアは再び貧乏国に戻るのでしょうか。プーチンはどこぞの下痢首相のようにアホではないでしょう。

NHKは反政府プロパガンダでLNGプラント計画の凍結を伝え、日経(日刊経団連)はパイプライン化への計画転換として伝えたのでしょう。

液化であれパイプラインであれロシアは天然ガスしか対日本の切り札しかないのですから、あとは日本の首相の誰がロシアとの平和条約を結びパイプラインを着工させるかだけです。

参考ブログ:http://archive.mag2.com/0000012950/20141015000000001.html
2014/10/15 【RPE】★原油価格下落と米ロ新冷戦

過去ログ:ウクライナは米露の原発建設重要地点となった。そしてアルゴアが登場
スコットランド独立運動は実はロシア工作による反EU運動だったのではないか
メタンガス発生プラントは都市部周辺でこそ建設されるべき
液化天然ガス(LNG)は壮大な無駄で成り立つ産物です
ウクライナ紛争「エコロジーという洗脳」で私が希望した通りになってきましたよ
原発ゼロよりも低エネルギー社会を目指す方が現実的である
ポチ公が急に吠えだしたよワンワンワン ガス=電力の新規参入を求める米露
みえみえな化学兵器使用によるシリア政府批難
ゴールドラッシュ・ジャパン! 鉱山開発と都市鉱山
安倍首相とオバマ大統領の密約は最悪な悪手になろうとしている
インドで牛肉を喰い産油国が原発推進とはいやはや

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年金制度はこれからどうなるか? 
Wednesday, October 15, 2014, 02:27 PM
10/15 雨 10時 浅草での空間線量は18ベクレル/立法メートル

年金制度がどうなるかは専門家でもないので、私が言うのもおこがましいことです。人口動態は2050年あたりまではっきりわかっています。今から少子化対策で出生率が上がったとしても、私や上の世代には関係ないこと。

ひとことで言えば

どうにもならんので無い袖は振れん!


と厚生労働省官僚は思っています。
これからも支給年齢を引き上げて、支給額を減らすしかない。取れる奴(会社員・老人)から盗る(副島隆彦談)

今朝の日経には企業年金の改革案が載っています。

具体的には確定拠出年金(日本版401k)という受給額は運用成績でどうなるかわからない年金制度へ移行していくというわけです。
現在でも企業年金に401k制度はありますが、転職などでは掛け金を移すことができないので不利です。

会社員がしがみつく理由に年金制度があると思います。なんたって第三号被保険者(会社員の妻)という特権があります。
公務員の共済年金は企業年金と一元化が予定されています。

ごちゃごちゃ書いてありますが、要するに

年金の維持に税金はこれからは投入しません(だって自己責任だもん)


ということ。

運に左右されるような年金制度でうだうだ心配するよりも、六城ラヂウムで健康を維持して死ぬまで働くほうがいいと思いませんか。


確定拠出年金に誰でも加入、主婦・公務員も 厚労省案
日本経済新聞 2014/10/15
http://www.nikkei.com/money/features/70.aspx?g=DGXLASFS14H21_14102014MM8000

 厚生労働省は14日、運用成績によって将来もらう年金額が変わる確定拠出年金(日本版401k)の見直しに着手した。専業主婦や公務員なども含め、誰でも加入できるようにする。401kに加入する会社員は転職時に年金資産を持ち運びやすくする。公的年金の目減りがさけられないなか、老後の備えを厚くするため、企業年金制度の加入者を増やす。

 厚労省が14日開いた社会保障審議会・企業年金部会(厚労相の諮問機関)で、401kなど企業年金制度の改革案を示した。年末までに具体案をまとめ、年明けの通常国会に関連法案を提出する。早ければ2016年度にも施行する。

 日本の年金制度は、自営業者は国民年金、会社員は厚生年金、公務員は共済年金と、職業によって分かれている。企業年金制度も終身雇用を前提として成り立っているため、転職者には使い勝手が悪く、普及の足かせにもなっていた。厚労省は対象を広げて加入を促し、転職など働き方の変化にも対応した制度に作り替えることにした。

 401kには、企業が運営する「企業型」と、勤め先に企業年金がない人が加入する全国共通の「個人型」の2つがある。厚労省は個人型の対象を増やすため、夫が会社員の「第3号被保険者」になっている専業主婦の加入を認める。個人型年金には掛け金や受け取りに控除制度があり、運用益も非課税になるなど税制で優遇されているため、国民年金保険料を免除している第3号の加入は見送られていた。

 第3号は約950万人で、老後に国民年金分の約6万5千円(満額の場合)をもらう。厚労省の試算では国民年金の給付水準は下がる見通しだ。個人型の掛け金の上限は月6万8千円で、希望する専業主婦には新たに掛け金を払ってもらう。

 個人型には公務員の加入も認める。公務員の共済年金は2015年度に会社員の厚生年金と一元化する。しかし、企業年金に相当する私的年金がないため、公務員も個人型の年金に加入できるようにする。

 将来の年金額があらかじめ決まっている確定給付型や確定拠出型の企業年金にすでに加入している会社員も個人型に入れるようにする。これで個人型は働き方に関係なく希望する人なら誰でも入れるような制度になる。

 401kに加入する会社員の使い勝手も改善する。現状では、確定給付型を採用している企業に転職した場合、401kで積み上げた年金資産を持ち運べない。転職する時は原則として国の機関に資産を移して老後まで支払いを待つしかなかった。厚労省は転職先の企業年金制度に関係なく持ち運べるようにする。

 個人単位で管理していた年金資産を加入者全体で管理する確定給付年金にどう移すのかなど、資産の移管方法は今後、審議会で詰める

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イギリス→アメリカ→日本という流れでやってくるTechnologyと思想 
Monday, October 13, 2014, 06:53 PM
10/13 曇 10時 浅草での空間線量は16ベクレル/立法メートル

夏目漱石は1908年(明治41年)に「三四郎」で以下のように記しています。

けれども学生生活の裏面に横たわる思想界の活動には毫も気がつかなかった。─明治の思想は西洋の歴史にあらわれた三百年の活動を四十年で繰り返している。

【明治の思想は〜】漱石は講演「現代日本の開化」で同様の認識を述べている。


明治維新(1968年)からちょうど40年目に夏目漱石は日本国内で大きな思想転換があったことを見抜いています。三四郎という主人公は、当時の感覚では「新人類」なわけです。

明治から大正にかけての工業史を読んでいると、産業革命のイギリスで大量生産が始まり、市場が飽和するとアメリカ大陸へ生産拠点が移り、その後は日本に市場をもとめてやってくるというサイクルとなります。

たとえば明治期に発明された自転車を例にとるとヨーロッパ(ドイツやフランス)で発明されて、それがイギリスに渡り、大量生産が確立されていきます。その後ヨーロッパが飽和すると、アメリカへ生産拠点が移るという流れです。アメリカ市場が飽和すると日本へ自転車といった工業製品が流れ込むようになります。そして輸入から国産化の波が来ます。これは貧乏国なので外貨流出を阻止するため国策でもあります。

大正時代になって自動車もイギリス車アメリカ車、そして国産化となっています。

明治の時代ではイギリスが世界の中心で、アメリカはまだ格下です。
アメリカがイギリスを追い越して、世界の中心となるのは1914年(大正3年)です。

ピューリタン(清教徒)によりアメリカに伝播して、それが太平洋を越えて日本にやってくる。
(交易に限らず、イギリスもスコットランド紛争、アメリカの南北戦争、そして日本では鳥羽伏見・戊辰戦争と国内紛争も順番で、武器も日本に回っている)

開国後の明治日本はユニテリアン(フリーメイソンリー)のイギリスとアメリカ双方から市場開放要求と工業化の波とあわせて思想面でも受けていたわけです。

こうしてヨーロッパ思想が四十年かけて日本に馴染むという見方は正しい



現在のアメリカは10年後の日本と言われる所以です。イギリス、アメリカからテクノロジーが入ってきた。
今のアメリカを見れば10年後の日本の姿が予測できます。
今のイギリスを見れば20年後の日本の姿が予測できます。

日本の人口動態は2050年(36年後)あたりまでは正確に予測されています。現在の赤ちゃんの数が親になる頃までです。中国でさえ人口減少社会です。

それを見越して、ヨーロッパと(主に)アメリカでは新たな潮流が生まれています。

縮小する市場(パイ)の取合いのために統計処理を活用した需要の掘り起こしを無理やり起こすのです


融合(merger)という異業種同士が協業する潮流



たとえば電力会社と宅配会社、鉄道会社と小売業、家電業界とスーパーマーケットなどなど思いも寄らない組合わせが続々とできているのだとか。

電力の使用で在宅かどうかを知ることができるとか、ネットで注文した商品を駅で受け取ることができるとか、冷蔵庫を監視して自動的に補充してくれるといったことは、GoogleやAmazonが実用化しているのです。トヨタとGoogleは自動運転分野で協業体制を発表しています。

これからの10年は

プライバシー/個人情報は常に分析されている社会


です。

付け加えるならば、ビッグデータを持つものだけが有利になる社会なのだとか。言い換えれば数だけが力を持つ世界です。

二番手三番手のいない一人勝ち企業だけが存在する社会です。
そして消費者である我々は常に監視・管理される世界です。

まさにイルミナティーの唱える新世界秩序(NewWorldOrder)の完成



ヨーロッパと米国では、個人情報を誰が持ち、それを活用できるかという命題でEU加盟国とアメリカ企業(GoogleやAmazonなど)が綱引きしているのだとか。

ヨーロッパでは個人情報(プライバシー)は国家が持つという考えに対し、アメリカは国家ではなくGoogleといったサービス提供会社(プロバイダー)に属するという考え方で対立しています。

GoogleやAmazonにとって国家間の枠組みは意味がないことであり、必要としないのです。

過激派組織・イスラム国も領土はありません。それでも、これが新しい国家であると言わんばかりです。

イギリスではスコットランド独立選挙が先月ありましたが、国家とはアイデンティティーのためにあるに過ぎない世界への序説なのかもしれません。

生活基盤がインターネット前提となれば、国籍の意味は無くなっていくでしょう。
グローバル社会の行き着く先は国家さえも凌駕する一握りの支配者とそれ以外になってしまうということ。

GoogleやAmazonといった巨大なサービス提供会社はTPPを心待ちにしているでしょう。
明治からずっと日本はアメリカ(の企業)の草刈り場だったわけで、この潮流は当面変わることはないでしょう。

明治時代から日本は独自で思想・法を制定する能力がない



今までもヨーロッパ、そしてアメリカで法律ができてから、日本が丸写しで法律を制定するからです。
たとえば自動車の自動運転化は技術的には実用可能なのですが、法整備がないと実現はされません。

先進国の後追いしかやってこないのですから、ヨーロッパ、アメリカが右に向いたら、日本も右に無条件で向きます。

安倍晋三が唱える女性の社会参画は<哲学なき物真似政策>にすぎないのはそういうこと。
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時代から取り残された公団団地に流入するアジア系住民 
Sunday, October 12, 2014, 02:31 PM
10/12 曇 10時 浅草での空間線量は14ベクレル/立法メートル

東京都心部や周辺にはぽっかりと周囲から取り残された、時が止まったような地域がけっこうあります。
昭和30年代40年代に造成された代表的な巨大団地を知っている限り書き出してみると

新宿区戸山団地/角筈(つのはず)団地
北区赤羽台
板橋区高島平団地
江東区辰巳団地/大島団地
足立区花畑団地
江戸川区平井(六価クロム汚染で知られる地域)
渋谷区原宿団地
・・・まだまだあります

また超一等地であっても、とつぜん古めかしい巨大アパートがぽっかりと存在しています。
有名なところは六本木のそばにある都営広尾アパートとか、青山にも都営アパートが点在しています。
都営団地とか公団団地と呼ばれています。

20年前東京に来た当初から思っていましたが

見事なほどみすぼらしい



東京都は1960年代後半から70年にかけて巨大団地群が建てられました。
お上が建てただけあって、特徴は5階建てでエレベーターはありません。
質より量が優先され、気持ち悪いほど、同じ間取り、同じ概観です。

社会主義思想による共同住宅の実例



40平方メートル前後と現在では手狭な間取りです。
高度経済成長期に建てられたこれらの団地は、そろそろ50年になろうとしています。

それでも建て替えることは絶対しませんね。住んでいる人間が死に絶えるまでこのままです。なぜなら追い出すと行き場がない人たちばかりだからです。あるいみ国営・都営の収容施設みたいなものか。

写真は東京都江東区の辰巳団地です。写真の左側(南側)はお台場、真正面に見えるのは豊洲(とよす)・晴海です。6年後の東京オリンピックで高層マンションがニョキニョキ建てられています。

高級住宅街と隣接する低所得地区というコントラスト


※入居条件には所得上限があります

なぜこんなところに足を踏み入れてしまったのかというと、相手が車で来る際に待ち合わせに都合の良いところだったから。しかしひでぇ場所だなあとしばし、昭和風情そのままの団地を探索していました。

団地内はよぼよぼふらふらの老人ばっかりですが、土曜日なので子供を乗せた自転車や体操服姿の子供たちが元気よくからかい合いながら歩いています。

中国語とタイ語しか聞こえてこないのは気のせい?



猫と老人しかいないのかと思っていたら、若い世代もいることはいます。でも立ち話で聞こえてくる言語は、中国語、韓国語、タイ語ばっかり。

このように書くと、治安が悪くて荒れているような場所に思われるかもしれませんが、ごみ一つ落ちていません。毎朝当番で清掃されているからです。

団地内は落ち葉、ごみはなくきれいです


ただ錆びた鉄柵や塗装のはげた外観、剪定もされず茂った樹木による薄暗さが、逆に過ぎ去った時間を感じさせる貴重な空間に感じます。

元団地っ子ですが、住みたいかといわれると絶対ごめんこうむります(笑)
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昭和天皇はキリスト教(カトリック/プロテスタント)双方に接触していた 
Friday, October 10, 2014, 05:22 PM
10/10 晴 10時 浅草での空間線量は14ベクレル/立法メートル

「昭和天皇の実録」には開戦前と終戦後にはキリスト教関係者へ頻繁に会ったことが示されているそうです。また日本基督教女子青年会の植村環(うえむらたまき:プロテスタント伝道者)会長から皇后と共に聖書の進講を受けていたとあります。

今上天皇(当時は皇太子)はクエーカー教徒のバイニング(ヴァイニング)夫人から英語を習っています。クエーカー教というのはプロテスタントの中でも教会での礼拝をしないアメリカ開拓民達の土着宗教です。津田梅子や植村環はこちらの系譜です。

ただし昭和23年には昭和天皇自らキリスト教への改宗は否定しています。

米国経由のキリスト教(※プロテスタント・ユニテリアン系)文化に接する一方、カトリック関係者(※バチカン系)へも近づいたことについて原武史・明治学院大教授(※明治学院大学はオランダ系ユニテリアンにより創設された学校)は「米国とは別のチャンネルも確保したいとの思惑があったのではないか」と推測する。


ただ、事実としてあることは

カトリック/プロテスタント双方が天皇を取込もうと周辺に食い込んでいた



敗戦から天皇家のカトリック改宗推し進めていたこと、またマッカーサーは天皇へプロテスタントカトリックへの改宗を画策していたことも事実として「天皇のロザリオ」(鬼塚英昭 成甲書房 2006年)で記されています。

こんかいの昭和天皇の実録の記事で、キリスト教への改宗をカトリック/プロテスタント双方が虎視眈々と狙っていることがわかります。

日本の国教がキリスト教になって欲しいですか?



キリスト教徒の唱える「正義」と人類の幸せは同義ではないです。布教は征服の歴史です。
改宗しない原住民は根絶やしです。

徳川家康もキリスト教には危惧を抱いていました。しかし海外交易をしていかねばならないという二律背反が江戸幕府を悩ませます。

そこで日本進出を目論むカトリックに対して、プロテスタントも招いて互いに牽制させたのです。

鎖国下でもオランダが唯一の通商国であったのはそういう理由です。

時代を経て、アメリカは長崎の大浦天主堂を爆撃目標として原爆を落としました。これは日本に対してでもあり、いまでも続くプロテスタントによるカトリックへの挑発行為でもあると考えます。

聞いた話によると、官庁では創価学会に浸蝕されているようで、オセロゲームのように一気にひっくり返すことは難しいでしょう。

だからこそ現在でも「日本の象徴である天皇家」(このような定義こそキリスト教そのもの)をキリスト教へ改宗したいという勢力があることを我々は忘れてはなりません。
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新自由主義者という悪魔の面をもつ中村修二氏 
Thursday, October 9, 2014, 01:00 PM
10/9 晴 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル

昨日の続きです。

中村氏の報酬訴訟に関して2004年から一貫して批判を行っていた山崎行太郎氏のブログを転載します。

哲学者=山崎行太郎のブログ「毒蛇山荘日記」
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20141009

ノーベル賞受賞の祝賀ムードに水をさしたいわけではないが、日本的文化システム批判を繰り返す中村修二の新自由主義礼賛論について。

「中村修二批判」と「新自由主義批判」は、徹底的にやっておくべきだ。「ノーベル賞」受賞以後の中村の発言は、祝賀ムードで興奮気味とはいえ、明らかに常軌を逸している。マスコミは、それを肯定的にとらえ、無批判に絶賛しているようだが、もっと勉強しろと言いたい。

「ノーベル賞」という名前に幻惑される必要はない。批判するべきは、たとえノーベル賞受賞者であろうとなかろうと、批判すべきである。中村修二は、日本的システムを批判し、日本文化を愚弄している。その中村の日本文化批判には、「新自由主義的なもの」が濃く反映していると思われる。

中村のノーベル賞受賞の対象は、「青色発光ダイオードの実用化」であるらしいが、その「青色発光ダイオードの実用化」が実現できたのは、アメリカにおいてではなく、四国の小さな会社においてである。
つまり、日本的文化、日本的システムの中から生まれたものである。
中村は、日本の会社を見限り、日本文化や日本の教育制度を見限って渡米したようだが、渡米後に、中村は、アメリカ的システムの中で、何を研究し、どういう成果を上げたのか。知りたい。

少なくともノーベル賞に値する研究は成し遂げていないはずである。日亜化学という「四国の小さな会社」抜きには、中村修二の「ノーベル賞受賞」はありえなかったはずである。その過激な日本文化批判は、あまりにも単純素朴であるが故に分かりやすいが、内容は錯誤と矛盾だらけであることを知るべきだろう。

僕の「中村修二批判」を、今だからこそ、まとめておく。10年ぐらい前に、「産経新聞」「月刊自由」「メルマガ」などに発表したものである。「江古田哲学研究会」会員である久米秋三郎氏が、探し出してくれたものである。



以下山崎行太郎氏の過去の記事

■「青色発光ダイオード裁判」について・・・・・・・「発明物語」に踊ったマスコミ・・・・・・。(「産経新聞」文化欄 2005・2・8)

2005/02/2223:11(山崎行太郎)


■青色発光ダイオード裁判・「和解決着」の意味するもの。

(「産経新聞」文化欄 2005・2・8)

 日亜化学と、元社員の中村修二カリフォルニア大(サンタバーバラ校)教授との間で戦われていた「青色発光ダイオード」裁判が、「8億4000万円和解」という予想外の結果で終わった。一審(東京地裁)の「200億円判決」や、一審判決後のテレヒや出版界での「中村修二フィーバー」から考えれば、この裁判闘争は日亜化学側の見事な逆転勝利と言っていいだろう。中村教授自身が、判決後の記者会見で、「100パーセント負けですよ」「日本の裁判制度は腐っていますよ」と興奮気味に怒りをぶちまけているぐらいだから、この裁判が中村教授側の全面敗北であったことに間違いはない。

では、なぜ、こういう結果になってしまったのか。なぜ、中村サイドは、高裁はもちろん、最高裁まで争おうとしなかったのか。実は、私は、この和解決着は当然の結果だったと思う。マスコミでは、裁判官が社会防衛的な意味から会社の経営的立場を考慮して無難な線で決着をつけたという批判的な解説が主流のようだが、私の考えは少し違う。

私の考えでは、この裁判には「特許問題」や「発明の対価問題」は別として、隠された問題点が二つあった。その一つは、「世紀の発明」と言われる青色発光ダイオードの開発を実質的には「誰が」やったかという問題、もう一つは、中村氏が理系の「文化ヒーロー」として繰り返してきた過激な日本の教育制度である。

私は、「大学入試を全廃しろ」「社員は会社の奴隷ではない」とか言うような、中村氏の粗雑な文化論や教育論にはかなり早くから疑問を感じていた。そこで、「中村発言」や「中村フィーバー」の原点である「青色発光ダイオード開発成功物語」そのものを、日亜化学側が一審判決後に公開した新しい詳細な内部データを元に検証してみたくなった。その結果わかったことは、「青色発光ダイオード開発は日亜化学の若い研究者たちの共同研究の成果」であって、「会社の反対を押し切って自分一人で開発した」という中村氏の「単独成功物語」にはかなり無理があるという事実であった。おそらく裁判官も弁護士も、私と同じように日亜化学側が公開した内部データを元に、青色発光ダイオード開発の本当の物語を知ったはずである。「青色発光ダイオード開発における中村氏の役割は、中村氏が大言壮語するほどでのものではない」。これが、一審判決直後は意気軒昂であった中村派の弁護士が、屈辱的とも言っていい和解案をあっさりと受け入れざるをえなかった背景であろう。

ころで、「青色発光ダイオード開発」には三つの「ブレイク・スルー」(「ツーフロー方式」「p型化アニール」「ダブルへテロ構造」)が必要だったが、中村氏は科学研究者としては、第一段階の「ツーフロー方式」(いわゆる「404特許」)以外では、さほど重要な役割を演じていない。実は中村氏の役割は、社内的には、国内外を飛び回って「青色発光ダイオード開発物語」を宣伝する広告塔的な色彩が強かった。その結果、中村氏の唯我独尊的な独特のキャラの影響もあって、社外や国外では「青色発光ダイオードを一人で開発した男」という「スター科学者」の虚像が一人歩きすることになったのである。しかし、実質的な研究開発の多くは彼の部下たち(妹尾、岩佐氏など)の手によってなされたのであった。ところが日本のマスコミの多くは、未だに中村氏の「青色発光ダイオードは自分独りの力で開発した」という「自作自演」的な自慢話を一方的に信じ込み、「日亜化学側の言い分」を黙殺した上で、中村応援のキャンペーンを繰り返している。マスコミこそ不勉強である。

いずれにしろ、この高裁での和解決着は、中村修二氏の「世紀の発明」物語の根拠の怪しさとともに、中村氏がテレビや書籍で大言壮語、悲憤慷慨した稚拙な「日本的システム批判」や「教育制度批判」も、口から出任せの空理空論だったことを間接的に立証したと、私は思う。中村氏は、高裁判決後の記者会見で、「これから研究生活に戻りたい」と発言している。大いに結構である。ついでに言わせてもらうならば、専門外の幼稚な教育論や文化論はほどほどに慎むべきであろう。いずれにしろ、中村氏の本来の専門分野での活躍を祈りたい。しかし無理だろうと私は思う。中村氏が批判し罵倒してやまない日本の集団主義的研究生活よりも、アメリカの大学の個人主義的研究生活の方が、より豊かな研究成果をもたらすだろうとは、私は思わないからだ。「集団主義」的、「協調主義」的な日本的システムの強さと豊かさに、中村修二氏が気付くのはそう遠い日ではあるまい。


中村修二は「産業スパイ」だった…のか?=================================

(山崎行太郎)

→http://blog.livedoor.jp/yamazakikoutarou/archives/14881867.html

■中村修二「裁判闘争」と「テーミス」

 私が「中村修二問題」について考える時の資料は、主として雑誌「テーミス」である。実は、私も昨年末にこの雑誌から原稿依頼を受け、今年の初頭に経済コラムを書いたのだが、ちょうどその頃、相前後してこの雑誌に掲載されたのが「青色LED特許裁判の『真実』」という特集記事だった。私はこの記事を読み、はじめて問題の深さと広がりを実感として理解した。

 われわれは、これまで、この裁判について中村修二サイドからの情報だけで物を考えてきた。しかし裁判には相手がいる。当然、相手には相手の言い分があろう。しかしマスコミも一般大衆も中村修二が作った「物語」を鵜呑みにして、裁判の相手の日亜化学という会社にはなんの興味も示さなかった。「会社に莫大な利益をもたらすような技術開発をただ一人で成功させた中村修二という天才的な科学技術者」を抱えながら、その能力や成果を全く評価せず、むしろ冷遇し続けた会社……という物語だ。

 では、実際はどうだったのか。日亜化学の経営者や残った社員たちはこの問題をどう受け止め、どう考えているのか。いや、そもそも中村修二の言う話(サクセストーリー)は真実なのか。

 この問題に挑戦したのが雑誌「テーミス」であった。私は寡聞にして、この問題を日亜化学側から追跡したマスコミの存在を知らない。マスコミも出版社も、中村修二を追い掛けるだけであった。そして中村修二の「自慢話」「ホラ話」を鵜呑みにした「駄本」を続々と世に送り出しただけであった。

■中村修二が裁判にこだわる理由 

一般的には、中村修二は、裁判そのものが当初の目的ではなく、日亜化学に訴えられたから、仕方なく裁判を始めたと思われている。そして裁判の目的も金銭的対価が目的ではなく、「日本の科学技術者の地位向上……」等が裁判の目的だ、と。しかしこれが大きな間違いである。

 そもそも中村修二が日亜化学を退職し、アメリカに渡ったのは、何故か。ここに中村修二の「裁判闘争」の真の意味は隠されている。つまり「アメリカ行き」と「裁判闘争」はセットだったのである。中村修二が「産業スパイ」ではないか、という疑惑が発生する理由である。

 中村修二は、日亜科学を退職する直前、日亜化学のライバル会社「クリー社」やカリフォルニア大学の関係者と接触している。 1999年10月13日。ノースカロナイナで開かれた学会に出席した中村修二は、クリー社の幹部と食事し、そこで20万株の「ストックオプション」(未公開株式)の提供を受けた。中村修二は、ここで日亜化学からクリー社への転職を決意したと思われる。むろん、クリー社は中村修二を陣営に引き込むことによって「日亜化学つぶし」をねらったのであろう。その罠にはまったのが、日亜化学の研究開発の現場にいて、日亜化学の特許や産業機密に精通していた中村修二だった、というわけである。

 中村修二はこの後、クリー社に、「クリー社に行ったら日亜化学の特許が問題になる。」「クリーに行ったら、特許を逃れるいい方法がある」というメールを送っている。つまり中村修二の方も、転職先としてクリー社にさかんに売り込んでいたのである。

 これに対してクリー社は、「ストックオプションの他に、年俸32万ドル、ボーナス最高8万ドル、さらに100万ドルの家を提供する」という雇用条件を提示した。

 しかし、結果的には中村修二はクリー社を断念し、カリフォルニア大学サンタバーバラ校に転職した。なぜか。ここにも重大問題が隠されている。

 実は、カリフォルニア大学のデンバーグ教授から、「クリーに行ったら、日亜に『企業機密漏洩で訴えられる』可能性は高いぞ」と忠告されたからである。

 しかし中村修二は、カリフォルニア大学に転身の直後、クリー社の子会社「クリーライティング社」の非常勤研究員になる。

 さらに中村修二は、デンバーグ教授の設立した「ナイトレス」という半導体デバイス開発のベンチャー企業のコンサルタントにもなっている。ところが、このベンチャーはその直後クリー社に買収されている。この買収劇で、中村修二は、10億5000万円以上の株式利益を得ている。


■暴露された契約書の内容 

ところが、裁判の過程でさらに大きな疑惑が暴露された。2003年7月15日の裁判の本人尋問で明らかになった事実である。中村修二は、クリーライティング社の非常勤研究員になるにあたって「2通の契約」を結んでいたが、その牝契約内容とは? 2001年5月の契約書には、「東京地裁で日亜化学を相手に相当の対価の訴訟を行うこと。その際、弁護士費用はクリーライティング社がすべて負担すること、追加報酬としてクリー社の7万株のストックオプションが与えられること。」とあった。

 この契約書を読めば、クリー社が中村修二に接近した理由が一目瞭然であろう。しかも、中村修二が研究生活を犠牲にしてまでも裁判闘争を開始せざるをえなかった理由も明らかだろう。中村修二は完璧ににクリー社の罠の中に堕ちていたのである。

 ところがこの契約書は途中で変更されている。つまり、2001年8月の契約書では、「訴訟の範囲が『半導体結晶膜の成長方法』という中村修二が帰属を主張した『404特許』に限定されてしまったため、訴訟費用の前払いは望んでいないが追加のストックオプシヨンは変更されていない」という内容に変わっていた、と言う。この変更は何を意味するのか。

 何故、訴訟費用の全額負担が後退したのか。それは、おそらく、前回も(小生のHPをご覧ください。:http://yamazakikoutarou.gooside.com/)説明したように、「404特許」だけでは青色発光ダイオード製造は不可能だということにクリー社側が気づいたからだろう。 つまり、クリー社も、中村修二の「自慢話」(サクセスストーリー)にまんまと騙されていたのだ。



2004年当時は日亜化学という当時まだ田舎会社のあこぎさと闘う研究者という形で判で押したような報道がなされていました。

そして現在でも、日本経済新聞が執拗に、中村賛美の報道をしています。

しかしアメリカの新自由主義思想に洗脳された中村修二



日亜化学への訴訟背景にはアメリカによる思想誘導があることを山崎行太郎氏問題視しました。するどい!

青色発光ダイオードは中村修二独りの功績ではなく、日本的開発体制の成果であると山崎氏は主張します。

在職中からのアメリカのクリー社へ自分自身を売り込むという日亜化学への背信(スパイ)行為からつながる

クリー社が日亜化学訴訟費用を負担したという事実


さらにカリフォルニア・バークレー校在職中のストックオプションの授受などなど、金主のために身も心も売り渡してしまったようです。

新自由主義者(グローバリスト)は身も心も売り渡せる人のこと



人の命も金に換算できる人たちです。

中村修二氏の問題は雇われ人であるということ。
同じエゴの強さでも、アップル創業者のスティーブ・ジョブスとは大違いです。
自分で会社を立ち上げてこつこつと研究をしていたら、絶賛に値するのですが、中村修二氏の功績を裏返してみれば、ライバル社のお膳立てに乗っかっているだけです。

中村氏へ日本人の多くが感じる違和感はユニテリアニズムに対する感覚と同じ



江戸時代から「個人ではなく集団(藩や家系、ムラ)」を基調とした考えから、開国によって無理やり「独立した個」を求められました。
キリスト教プロテスタントの影響です。

独立した個人が増えることで、国政は正しい方向へ向くという教えです。
だから民主主義という概念が広まったのです。

中村氏は留学するまで四国から一歩も出たことのない生粋の田舎者です。
だから共同生活を強いられる村社会に相当うっぷんが溜っていたのでしょう。

アメリカ留学で個人主義に目覚めてしまったのです。さらに行きすぎて過激な自由主義に賛同してしまった。

中村氏の幼稚な発言をみていると、アメリカの悪いトコばかり吸収しちゃったようです。
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まともな司法制度がないから中村修二氏は日本を去った!? 
Wednesday, October 8, 2014, 12:28 PM
10/8 晴 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル

欧米でも貴族社会の名残で技術者(engineer,technician)を僕(しもべ)か身分のひくいものとみる風潮が根強くあります。日本でも士農工商ではありませんが、技術者はかつてから立場は弱いのです。

そんなことないよと思われるかもしれませんが、技術を売り文句にする会社であってもそうです。
電気メーカーでも中核には営業や人事や財務といった技術畑外が実はすごく威張っている。

SONYの凋落がよく取り上げられていますが、カリスマ経営者がいなくなり、官僚的組織になってしまいました。HONDAもかつての魅力はありません。

サラリーマン時代に経験しているのですが、むちゃくちゃな条件で案件を受注して、すべてしわ寄せは若い技術者やその卵へかぶせられて、深夜から休日まで寝る間がないほどでした。

難件がやっと目処が付いたとおもったら、さらに次から次へと難問が襲いかかってきます。

理由は安売り、安請け合いを会社がするから。

赤字を別案件の黒字で埋めて帳尻を合わせ、結局はまともな仕事をする技術者には利益を生み出したという正当な評価がいつまでもなされないのです。

従業人が1000人を越える大きな企業であれば、画期的な新製品や技術を開発しても、その利益は他部門や他のプロジェクトが食い潰すので、利益を生み出した技術屋は注目されません。それどころかあいつらを芽が出るまで喰わせてきたのは俺たちだとやっかみ(嫉妬)で脚を引っ張り合う始末です。ワンマン社長やオーナー社長でないかぎり、かならずこのような僻(ひが)み妬(ねた)みは避けられません。

ですから日本の企業では30代あたりで技術屋は燃え尽きる(exthaust out)のです。
すべて(能力・体力など)を出し切って終り。
inputがないのです、バブル崩壊後の日本の大企業では特に。

10年前に中村修二氏が日亜化学工業を相手に、青色LED開発の対価を求める訴訟を起こしました。

地裁で中村氏への対価200億円を高裁では8億円とされた



中村修二氏の敗訴です。この判決をきっかけに中村氏は多額の研究費でアメリカBSD(カリフォルニア大学・バークレー校)に招聘されたのです。

アメリカにとってバーゲンセールでものすごくお得な買い物だったでしょう。

金の卵を産むガチョウを殺す日本の司法



日経ビジネスオンラインで10年前のインタビューが再掲載されています。
リンク: ノーベル賞学者は10年前、「敗軍の将」として何を語っていたか

そこには「封建制」「社会主義」そのままの裁判官に対する怒りが満ちあふれています。

日本の裁判には、わたしも何も期待しておりませんし、ましてや公平であるとも思っていません。
適当に双方の言い分を聞いたら、あとは「和解」するよう双方だけで話し合えというだけです。

日本の裁判の問題は日経ビジネスオンラインにあるように、開示義務がまったくないのです。
また証拠文書は原告側が用意しなくてはなりません。

訴えられた側には開示する義務も、要求された情報を開示する義務も課せられない。
その結果、日亜化学の言い分だけを聞いて中村修二氏の訴えを退けたのです。

司法制度も裁判官も公平なんて嘘っぱち



そりゃ新卒の就職先一番人気が公務員だということは納得です。だって日本は社会主義ですからね。

お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ



こんな倫理が高裁でまかり通るのですから、推して知るべしです。財務省、国税局と裁判所もどこも同じ倫理観であるのです。
中村修二氏の当時の絶望感はよくわかります。
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秋葉原で義勇兵を募集するのは妙手だな 戦闘地帯に誘惑される若者達 
Tuesday, October 7, 2014, 03:07 PM
10/7 晴 10時 浅草での空間線量は14ベクレル/立法メートル

秋葉原の古書店でイスラム国の義勇兵募集のチラシを見て、北大生(26)が「私戦予備及び陰謀罪」の疑いで取り調べられて、その関係者も家宅捜索をうけているのだとか。

古書店で義勇兵募集の貼紙を見て、応募したと報道されたので、はて、神田の古書街ではなく秋葉原なんかに古書店があったかなとまっさきに思いました。

神田神保町の古書店なら、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、チェゲバラといった革命思想系の専門店や国粋主義系、イスラム(反イスラエル)系ばかり取り扱う書店もあるでしょう。入ったこと無いけど。

そんな古書の棚に小さな紙片が忍ばせてあって、「革命家募集」なんて書いてあったら結構胸躍るシチュエーションです。
用心深く周囲を見回して、近くの公衆電話から紙片にある連絡先に電話してみると、無愛想な男が次の連絡先に、別の公衆電話を指定して、そこで連絡を待てとだけ言って一方的に切れる。

ゴルゴ13みたいです。

んなスパイ映画みたいなことがアルカイダ。

秋葉原の古書店って「美少女アニメ」専門店です



26歳にもなって、そんなところに入り浸っている奴なんかほっとけよ。

GIRLS&PANZER(ガールスアンドパンツァー:通称ガルパン)や艦隊コレクション(艦コレ)といった空想アニメではキャラクターに彩りを添えるのは旧式兵器です。今の若者はアニメで大戦時の兵器を知るのでしょう。

私も松本零士や水木しげるの戦争漫画で描かれる銃や戦車を覚えたクチですから、わからないことではないです。
勇壮果敢な小松崎茂のプラモデルの箱絵にみとれていた経験は男子なら多くが経験しているはず。

ただし松本零士の描く兵器は即物的です。38式歩兵銃の防塵性など道具としての機能面が描写によく出てきます。戦闘機の曳光弾は4発おきに補充していくなど武器の解説もさりげなくなされていました。(たぶん週刊BigComicで連載されていたHARD METAL かCOCKPITシリーズでしょう)

いちばん覚えている漫画が、ボルネオかミンダナオ島に行った際に、そこの駐屯兵からコーヒーをごちそうになる場面です。
灯火管制で火を起こせないので、隼(はやぶさ)かなんかの戦闘機のエンジンをかけて、そのラジエーターからお湯を抜いてコーヒーをたてるという描写です。温存された迎撃機は油の浮いたお湯しか生み出さないというシュールな場面です。

そこの小隊は戦闘に加わるよりも、墜落した自軍の戦闘機のエンジンや武装を拾いに行く役目なのです。
撃墜された飛行機のエンジンをふたたび付けて出撃させて、また墜ちたら拾いに行くという繰り返し。部隊も戦死者が増えて、少ない人数で戦闘機のエンジンをジャングルから運ぶ理不尽さが続きます。

水木しげるは歩兵の体験談です。そこで描かれる兵器に勇ましさは感じません。すべて陰鬱です。

美少女物兵器アニメを観て戦場に行きたいと望んでいるならば、取り調べる公安警察も困っちゃうでしょうね。
思想的な動機がないのですから。

こんなニュースをみて思うことは

若者が活躍する場のない現在の日本


という病巣です。26歳って社会人ならそろそろ中堅としてポジションが固まる時期です。精神的にも肉体的にも絶頂である時期です。

逮捕された北大生と同じような20代30代は秋葉原にたくさんいるので、カルト、過激派にとっては草刈り場なのかもしれません。たむろする若者に目を付けたのは、むしろ遅すぎの感もあります。

人的資産を今は朽ちさせ、かたや戦争では死に追いやる。
水木しげるや松本零士が描いてきた漫画と同じといえば同じ。

副島隆彦がかつてから指摘しているとおり、日米の支配者達は

若い世代が無自覚に戦闘に参加するように仕向けていく

のです。

関連ログ:
100分de名著 遠野物語(柳田国男)を読む
特攻隊(自爆攻撃)という思想は佐賀・福岡藩の「捨て足軽」からであった

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本日は皇室(渡来系)と出雲大社(日本原住民系)の「融合」が行われた歴史的な日である 
Sunday, October 5, 2014, 10:06 PM
10/5 雨 10時 浅草での空間線量は14ベクレル/立法メートル

本日、高円宮典子(たかまのみやのりこ)様と出雲大社宮司・千家国麿(せんげくにまろ)氏が挙式をされました。

日本史を少し囓ってみると、今日は歴史的な日であると思います。
ベストセラー「逆説の日本史 封印された「倭」の謎」(井沢元彦 小学館)を開いてみましょう。

出雲大社は古代日本を征服した側による鎮魂の社(やしろ)



出雲大社は大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。この大国主命は神話によると、出雲地方を治めた後、鳥取地方から兵庫、山陰にまで兵を出して、長野あたりまで勢力を誇りました。

古代日本では大国主命は実質支配者だったわけです。

ところが天照大神(あまてらすおおみかみ)という女帝が、その支配権をよこせと詰め寄ります。

もちろん大国主命は抵抗します。天照大神からの使者を懐柔したりといろいろ策を練ります。

これが古事記の「国譲り」の記述です。

大国主命は息子の事代主(ことしろぬし)と建御名方(たけみなかた)に「屈するか」の判断を委ねます。

そこで天照大神の勢力は事代主を海上で殺してしまいます。建御名方は諏訪に逃亡します。

結局大国主命は自害(古事記では黄泉の国に「隠された」)させられて、天照大神は大国主命の領地、つまり日本をそのまま統治します。

ここまでは神話です。

そのご、天照大神は出雲に大国主命の鎮魂のための神社をつくり、息子の建御名方には諏訪神社を設営したのです。

古代日本において、ふたつの勢力、大国主命と天照大神がいて、結果、天照大神一派が残虐非道の限りを尽くして占領したのです。

神社の壮大さは(祟りを恐れて)、征服の残虐さに比例する



ここで重要なことは、大国主命は日本の原住民、天照大神は渡来系の部族なのです。

なぜそのような事が言えるのか?

日本には「わ」と「やまと」の二つの呼び名があること



古代日本の原住民は自分たちの国を「わ」と呼んでいたのです。(井沢元彦説)

すなわち「環・和」の理念、話合いで決めることを共通認識にしていた共和制国家であったのです。戦争を避けるための智恵であったのです。(何事も話合いで決めろという理念は、その後も聖徳太子の十七条憲法にも引き継がれています)

それが「やまと」と自らを呼ぶ部族に制圧されたという神話を裏付けるのが、出雲大社という施設の存在なのです。

皇族の祖先である天照大神は、実際は大国主命を武力討伐したのです。当たり前ですね。

古代から現代まで、争いによる祟りを支配者から人民まですべて恐れていたので、国を譲られたということを神話としました。

討たれた大国主命の祟りが、天照大神とその子孫に及ぼさないように建てられた特別な施設が出雲大社です。

侵略者であった天照大神の血統である皇族が、それも北朝系天皇の血筋が征服された大国主命(原住民派)を祀る出雲大社に嫁がれたということはなんらかの意味があるのです。

だから高円宮典子様の降嫁は驚きをもって報道されたのです



私は皇族史において、日本史においても、本日は重要な日であったと捉えています。

過去ログ:政治中枢の怨霊信仰を知らなくては歴史はわからない
古代から「怨念」「穢れ」「祟り」に支配されているわが国

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福島県内の放射線量(2014年9月28日) 
Saturday, October 4, 2014, 03:35 PM
10/4 曇 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル

台風が沖縄あたりにおり、明日明後日は天気が荒れそうです。遊びに出かけようと思ったのに残念。

たまに朝日新聞には紙面の片隅に福島県内の放射線量の数値が掲載されています。

一週間前の数値ですが、折角ですからこちらに掲載しておきます。

第一原発から直近の町(浪江)以外は通常値



0.2〜0.8毎時マイクロシーベルトは通常値です。石や土からもごく微量の放射線が発生しているからです。自然放射能といいます。

コンクリートジャングルの都内やゲゲゲの鬼太郎が居そうな墓場は高いです。
また東日本よりも西日本の方が自然放射能は高いです。
これは地形によることで、西日本の方が岩盤が地表面に出ている割合が多いからなのだとか。

川内村といういわき市と白河市の中間にある山村の村長さんが、賠償賠償と叫んでいるようですが、事故当初から放射線の計測値が低かった場所です。飯舘村のように特別扱いをしろということです。

どうでもよいのですが、

放射線量は第一原発がすぐ見える場所以外は平常値です



海岸通りの道路も、JR常磐線もぜんぜん事故の影響はないのですから、さっさと規制を解除して、復旧してもらいたいものです。

たしか来年には東北本線(高崎線)や常磐線は東京駅発になるのではないでしたっけ。(現在は上野止まり)

海沿いを走りながら仙台へ向うのも旅情があって良いです。常磐線が完全復旧されたら青春18切符で旅行してみたいですね。
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円周率π(3.14・・・)の計算公式を知っていますか? (その2) 
Friday, October 3, 2014, 01:48 PM
インドの大数学者ラマヌジャンが1914年(大正3年)に発見(発明)したπの計算式を紹介しましたが、そのつづき。
日本でもラマヌジャンの200年近く前に和算家・建部賢弘(たけべ かたひろ)が円周率を求める式を発見しています。

ラマヌジャンにしろ、建部賢弘の式にしろ、円周率のような無限小数は、式も延々と無限に続くことがわかります。

新聞記事ていどの式は電卓で計算すれば数秒ですが、はたして江戸時代にルート(平方根)の計算はどうやったのだろうか?

この式から、またあらたな疑問が浮かび上がります。

2の平方根は1.41421356、3の平方根は1.7320508、5の平方根は2.2360679・・・
中学生あたりでは「一夜一夜にひとみごろ」「人並みにおごれや」「富士山麓に鸚鵡(おうむ)鳴く」と覚えさせられましたね。

だいたい受験数学ではこの三つがあれば、数字を素因数分解して平方根を求めることができます。

たとえば10の平方根は10=2×5ですから、2と5の平方根をかければいいのです。そうすると3.162277545(電卓で計算すると3.16227766)

5の平方根の有効数字が小数点6桁だから10の平方根は3.1622776でも3.1622775でも科学計算では同値とみなします。

大きな数は手計算でやる方法もあるそうですが、私はやったことがありません。だいたい大学受験や資格試験の問題では平方根表や対数表が問題用紙の巻末についているので、その数字を拾って計算させられるからです。

それさえもない時代はどうやって建部賢弘は平方根で円周率の計算をやっていたのだろう。

過去ログ:円周率π(3.14・・・)の計算公式を知っていますか? (その1)

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ウクライナは米露の原発建設重要地点となった。そしてアルゴアが登場 
Friday, October 3, 2014, 12:33 PM
10/3 晴 10時 浅草での空間線量は14ベクレル/立法メートル

ウクライナといえば、かのチェルノブイリ原発がある国です。そのウクライナはロシアかEU・米国のどちらに帰属するかで注目されています。いちばんの理由はEUへのロシア産天然ガスの中継地だからですが、原発基地でも米露は紛争の火種となっています。

エネルギー自立を目指すウクライナ



ウクライナは石油も産出するし、東部にドネツといった炭田も抱えております。またウランも産出しています。ただし国内需要の3割程度しか自国産ではまかなえず、ロシアや旧ソビエト連邦国家から天然ガス、原油、石炭を輸入しています。国内工業のエネルギーは旧ソ連時代から変わっていません。

そこで2030年までにエネルギーの対外依存度を低めていくという国家戦略をもっています。

原発はチェルノブイリ事故後も積極的に建設して原子力の割合は50%超



ウランを産出していますが、ウランの自給率は3割程度で、これを高めて電力も自前でまかなう計画です。
また天然ガスの産出国ですが、これも電力と同様で、ロシアから国内需要の8割を依存している状況です。

ウクライナは原発建設でも米露対立の場となった


ウェスチンハウスや再処理を行うアレバがウクライナに商機をもとめて活躍しているようです。

そこでなぜかマスメディアに登場したのが、温暖化詐欺の広告塔、クリントン時代の副大統領アル・ゴアです。

原発推進のセールスマン・アルゴアがしゃしゃり出てきた



「エネルギー自給率を高めたい?それならはい、原子力、気休めに太陽光発電設備もおまけで付けてあげるよ」と、ジャパネットたかたのようなセールスを繰り広げているのです。

えっ?ウクライナ相手にかって?もちろん日本の官僚、馬鹿政治家たちにですよ。

原発は高いコストといいますが、

高いコスト=ロックフェラー系企業の丸儲け


ということ。





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ピクトグラムは知識とセンスを問われる究極のデザイン 
Thursday, October 2, 2014, 08:11 PM
10/2 晴 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル

街中でよく見かけるトイレマークや非常口のグラフィックをピクトグラムというそうです。
昔は略し絵とか言われてなかったかな。左の図は10年前にラジウム温泉のアイコンとして作成してみたものです。ボツにしました。

コンピュータがアイコンをマウスでクリックするようになってからは、画面に映えて、なおかつわかりやすいアイコンが求められます。

私もApple社のMacintoshが出始めた頃、このアイコンづくりに熱中しました。
32×32マスで表現する図案はとても知的でセンスが問われるところ。でもなぜか会社では遊んでいるとしか見られていなかったな(笑)

最近のMacintoshが嫌いであり、iphoneを持ちたいとも思わない理由のひとつに

アイコンが意味不明でダサイから



ごちゃごちゃしていて気分が悪いのです。あの画面にシンプルさを感じません。
直感では何をクリックしていいのかわかりにくいのです。

ひまわり、コンパスで画像表示とウェブブラウザーを意味するのはMacユーザーしかわかりません。

わかるのは電卓と時計とカメラと電話ぐらいかな・・・しかしそれならアイコンにするよりもボタンにしてほしいものです。だって元来、スマートフォンは電話なのですから。
初期のiPhone(iPod)?だったか他社かは定かではありませんが、「シャッターの絞り」がカメラ機能を意味していました。このピクトグラムでカメラを連想できるのは、旧来の機械式カメラを知っているからこそ。スマートフォンを使っているユーザーの大半は、機械式カメラは見たこともない世代かもしれません。

また「♪(音符)」マークで音楽再生を意味しているものもありますが、「単音の四分音符」は音楽を演奏する人から見れば気持ち悪いでしょうね。ドなのかレなのか頭に浮かんでしまうからです。

こじつけて機能の連想を利用者に強要するから混乱する



現在のコンピュータやスマートフォンは画面一杯にアイコンなので、目をギョロつかせていちいちアイコンをクリック(タップ)してやらなければなりません。これを当たり前のように感じているのでしょうけども、 傍目から見ると使いにくそう。

実際にWindows8のような全面タイル(アイコン)表示は気分悪いです。

よく記念撮影で撮影を頼まれますけども、どこを押したら写るのかさっぱりわかりません。んで、「んだよぉわかんねえのかよ」という冷ややかな視線を感じます。
スマートフォンはユーザーフレンドリーだとは少しも思えないのです。

ピクトグラムはまだまだ未発展な領域だということがわかります。そしてPCもスマートフォンもまだまだ使用者に立った製品ではないということ。

電話は電話、カメラはカメラ、音楽プレーヤーは音楽プレーヤーとそれぞれ単品で持っていた方が使い心地は良いです。



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なぜ老人は小言を言いたがるのか? 
Wednesday, October 1, 2014, 12:41 PM
10/1 小雨 10時 浅草での空間線量は14ベクレル/立法メートル

今朝のNHK朝イチという番組で、「病院で駅で・・・暴言暴力なぜ怒る?キレるシニア増加中」という特集がありました。

ここ下町浅草も老人ばかりなので、注意された経験がいくつかあります。

1)人も車もたまにしか通らない、幅が6mにも満たない裏通りにも信号があるのですが、右左ちょっと確認してすたすたと渡ったところ、背後から大声で

「こらぁ〜信号を守れぇぇぇ」

散歩中の老人らしき人物が怒鳴ってます。面食らいました。
法令遵守(ほうれいじゅんしゅ)はケッコウなことです。こっちは猫も横切らない道でいちいちぼぉっと立ち止まっているほど暇じゃないです。

2)私の住居裏のゴミ置き場前に家具を置いていたところ、オバサンがやってきて

「ちょっとぉ、今日は粗大ゴミの日じゃないわよ!」

いや、これはゴミじゃなくて引き渡すためにトラックを待ってるのよと釈明して納得してもらいました。

同じマンションの住民かと思っていたら、なんと別のマンションに入ってしまいました。
内心「おいおい、自分の住むマンションじゃないのに、いちいち小言言いにくるかぁ〜」と思いました。

3)地下通路というものが都内にはあります。地上だとぐるっと回ったり、陸橋を大回りしなくてはいけないときは、ちょっと心の中でごめんなさいして、自転車を押して隅を通してもらいます。

いるんだよなあ、運が悪いときは、もう出口というときに「自転車の通行は禁止だぞ」という爺さんが。押して歩いているから許してくれよと弁解しても、規則は守れの一点張り。
赤信号の爺さんと同じです。

べつに施設を汚すわけでも、誰に迷惑をかけているわけでもないのになあ。
それなら段ボールを敷いて寝ている輩のほうに声をかけてやれよと言いかえしたくなります。

NHKの番組では、そういうお節介偏屈爺が紹介されていました。
電車の優先座席に座る女性に罵声をあびせて、我が物顔で座る爺とか、通り過ぎるバイクに腹を立てる爺とか・・・几帳面で社会的立場が高かった人が陥りやすいのだそうです。

自分の道徳観から外れているという理由だけで言わずにいられない衝動



言動が衝動的になるのは、定年後社会から切り離されたという不満と、痴呆症の前期症状なのだとか。

自治会でも一気に頭に血が上って感情が抑えきれないようになってしまう。ふり返れば、たいしたことではないことばかりなのです。

割り箸が綺麗に割れないと憤慨してみたり、レジの人捌きが悪いとスーパーの列で店員にくってかかる年寄がたまにいますね。

だいたい被害こうむるのは若い女性や(私のようなw)若造です。
まあ私は若造じゃないので、はいはいわかったわかったと適当になだめてしまいます。

赤の他人に取るに足りないことで腹が立ったら、それは痴呆のはじまり


ということ。ご注意下さい。

逆に私もそういう行為をしていなかったのか? 社会正義を振りかざしていたことがなかったかといえば、たしかに若気の至りで心当たりはあります。

でも、そういう行動や態度を示しても、なんの意味もないと最近は思います。それが都会生活で穏やかに生きる術なのだということ。

つまり、他人は他人。自分に直接関係しないことは無視することです。

猫に餌をやるなとか、選挙は必ず行けだとか、結婚しろだとか、自転車は歩道を走るなだとか、いちいち赤の他人に文句付けても自分にはなんのメリットはないです。

ごみをぽい捨てしたガキを怒るよりも、黙って拾うようにしてます


そのほうがずっと気持ちが良い。


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なぜ国語の授業では明治文学が取り上げられるのか? 
Tuesday, September 30, 2014, 05:50 PM
9/30 晴 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル

現代に生きる我々には、わずか150年ほど昔であっても世相がわかりにくい点があります。

たとえば
・なぜ自分の属する藩主(お殿様)に命まで捧げるほど忠君を示すのか?
・滅私奉公という言葉どおり「私」という自意識はなかったのか?
・寺子屋で教わっていた当時の勉強はなんだったのだろう?
・天皇や徳川将軍、藩主といった絶対権力者をどのように捉えていたのだろう?
・お世継ぎや血筋にこだわるわりには養子のやりとりは問題視しないのはなぜ?
・庶民は何を愉しみに人々は過ごしていたのだろうか?
・跡取り(長男)と次男三男らの扱いの差を誰も疑問に思っていなかったのだろうか?
・男女間に恋愛という感情はなかったのだろうか?

そんなことをつらつら思っていました。

朝日新聞で連載されていた夏目漱石「こころ」が終り、明日からは「三四郎」が連載されるそうです。
1908年(明治41年)の本郷周辺が描写されています。まだ東大から下った谷中(やなか)や千駄木(せんだぎ)は谷で小川が流れています。(現在は不忍(しのばず)通りとなり千代田線が通っています)

100年ちょっとで夏目漱石や森鴎外、与謝野晶子、樋口一葉がいたころと全く情景が変わっています。
せいぜい東大の中にある三四郎池は鬱蒼と木々が茂っております。

「こころ」は下宿先の娘を同居する旧友に先んじて娶り、旧友の自殺に悩む人物の話。
「三四郎」は福岡から上京したうぶな学生である三四郎が、恋心を抱きつつも都会的な女性の生き方に畏敬を覚える話。

今読んでもぜんぜんピンと来ないのが明治文学



女を奪ってしまったという自責で自らも死を選ぶ「こころ」の先生
目を会わすことを憚(はばか)りながらも、好意を伝えたいと悶える「三四郎」

読後感としては、現代世相とあまりにも違うことに唖然としてなんなんだかなあ〜という思いしか残らないのが普通ではないでしょうか。

明治ではそれまで概念がなかった「自意識」を扱ったから話題になった



だから明治後半から大正のはじめの頃は、「自意識」(自分の内面の吐露)が書かれた小説に読者は共感を感じたのです。

性の目覚めから大人への自意識というテーマは高校生あたりに読ませるにはちょうど適当だから、高校あたりでは漱石や鴎外が教科書に取り上げられるのです。

100年前の人々も、今の高校生のように自我に悶々としていたんだよというお節介な理由で今でも明治文学は教科書や文部科学省指定の必読書籍となっているのです。100年前の大学生はインテリですが、時代背景が違いすぎる。

今では大学生のステータスなんて高卒に毛が生えた程度


アホも糞味噌一緒くたに大学出です。エリートやインテリもほとんど死語です。

なぜ明治になると、このような小説が流行ったのでしょう。
それは一言で言えば

江戸時代〜明治中期までは一般に自意識というものがなかったから



夏目漱石は「私の個人主義」という講演をしているぐらい、「個人」とか「私心」といった概念が社会にはなかったのです。
江戸時代のころの日本人メンタリティーを知りたければ、霞ヶ関省庁の小役人を観察してみたらよいです。役人の世界では外部には「顔無しクン」として存在するのが是ですからね

これが上記に示した江戸時代の疑問の答え

江戸時代から明治中期までは儒教思想がすべての生活・行動指針となっておりました。
仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌
主君、家系こそが自分の存在理由であるという道徳感です。これが社会組織から親子・夫婦にまですべてあてはめられました。

人はなぜ存在するのかを孔子が「天(宇宙)がそう取り計らったから」と考えた



農民と武士との身分の違いは、そういう家に生まれてくるように天が采配したからと儒教では教えます。
農民はずっと農民であり、武士は命を投げ出すために武家に生まれたのだと教えます。(自然説)

江戸時代には「自分は何のために生まれてきたのか」なんて考える人はいない



ところが明治維新となり、西洋思想が入ってきて社会体制が変わっていくと、すこしずつ「自意識」が国民にも芽生え始めます。
欧米に見習い自由民権運動や女性の権利主張といったプロテスタントに基づく考えが広まるにつれて、自分たちの存在理由を考え始めたのです。

家柄や親の決めた結婚、恋愛感情、自分の境遇などなど、それまでは誰も不満には感じていても慣例として従っていたことに対して、心情を悶々つれづれに書いたものが明治の文学の特徴です。

ついでにプロテスタントは民権思想だけではなく、「お殿様」なんてもういらねえと社会主義思想も持ち込みます。

将軍様がいて、天皇様がいて、お国にはお殿様がいて、それだけで自分は何者だなどと考えずに大部分は代々続く役目をしていればよかった。

ところが封建社会が崩れると、大部分の人々は「さてこれからどうなるのか」と身の振りに困ってしまいました。

アメリカの南北戦争で奴隷が解放されたことになっています。ところが実際、ほとんどの黒人奴隷達は戦後も奉公人として変わらない生活を自ら続けたのです。

今日から自由だ!自分の考えで好きなように生きていけ!と言われたって困っちゃう



南北戦争で解放されたといわれる黒人奴隷と明治の人々は同じなのです。

これからは家柄や身分ではなく、個人の能力が十分発揮される社会だぞと言われても、はぁ〜そうですか〜

聖書(キリスト教)は自己啓発書としてまずは読まれた



それまでは儒教が武士の自己啓発書であったのですが、明治にはそれが聖書になっただけ。

聖書解釈から派生した「実学」(蘭学:神学から理学)は今で言えばビジネス書です。

福沢諭吉の「学問のススメ」は明治初期のビジネス書ハウツー物の第一号ベストセラーに過ぎません。

明治となり、それまでの硬直的な儒教思想から西洋的な個人主義へ移りゆく戸惑いを表わした文学を私たちは「明治文学」と呼んでいるのです。

明治から現代までサラリーマンの悩みは一緒



現在でも自己啓発(人生哲学・成功哲学・ポジティヴシンキング)と呼ばれる分野の書籍は書店の一角を占めております。

そして会社員やOL達がよく買っていくのです。私もよく読みましたが馬鹿らしくて放り投げてます。なぜなら

願望実現を謳う書籍の元ネタはすべて聖書に辿り着く



ビジネス書の生き方指南と聖書は同じフレーズが多用されます。

内なるこころに従え・・・外なるこころに耳を傾けよ



すべての自己啓発書や方法論は、すべて宗教的な要素が根幹にあることに気付きます。

危機でも願えばかなうとか、ありのままの自分で良いとかいうフレーズはそのまま聖書を参考にしたのでしょう。

ディズニー映画「アナと雪の女王」なんて、陳腐なビジネス書の生き方指南をそのままです。

「Let's it go (ほっといて、私にかまわないで!)」とそのまま自己中心主義(笑)

内なるこころとは自分の欲すること、外なるこころとは創造主(デウス、天帝、宙)のこと



自己啓発(生き方指南)書はそのままキリスト教プロテスタントの主張と同じなのです。
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味の素は現代のお袋の味か 
Monday, September 29, 2014, 03:03 PM
9/28 晴 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル

昨日は天気がよいので千葉の辺鄙なところへ行ってみました。料金が馬鹿高くて悪名高い北総(ほくそう)鉄道という成田空港へ向う電車に乗っていきます。地下鉄浅草線がそのまま乗り入れします。千葉ニュータウンに降り立ちます。

ほんのわずか昔(20年ほど昔)は雑木林と農村の広がる地域だったのですが、虫食い状に都市開発が進んでみるも無惨な地域です。それでもまだ自然が残っているし、古い農家がある牧歌的な地域です。

元来利根川が近くにあり、水運も可能なので江戸、東京への食料供給のための重要な地域だったのです。古い農家の建物はどれも立派です。田舎好きの私としては、都心からたった30〜50劼曚瀕イ譴譴弌⇒畑やピーナツ畑が広がる風景はとても面白い。

印旛沼は幕末にかけて治水開拓工事がされた歴史好きでも面白い場所です。

でも脇には幅広い幹線道が通り、無粋な建て売り住宅や場違いな高層マンションが建ち並びます。
千葉県都市住宅機構(UR)の幟があちこちにはためいています。ちぐはぐな風景、ちぐはぐな道路、年中無休24時間営業の巨大ショッピングセンター・・・

どうしてこんなにも都市計画のセンスが悪いのだろうか・・・全く癒やされない(笑)

大田区の田園調布が走りとなり、戦後造成された人工都市というのは、できたてはピカピカで綺麗ですが、住民と一緒に老朽化していきます。たいてい老人には優しくない街です。もともと昔は人が住んでいなかった地域だから。

千葉県の都市開発が失敗している理由は、効率的な電車網が整備されていないということ。
公共機関が貧弱なので、結局自動車なしでは生活が成り立たない地区が多いからです。

道路の拡張→公共機関需要の減少→虫食い開発→道路の拡張→(くりかえし)

そういう悪循環からいつまでも逃れられない郊外都市を眺めながら、電車に乗込みました。

ちなみに千葉県産ピーナツや果物は最高においしいです


昼飯でたべた幹線道路沿いの蕎麦屋は最悪でしたけど・・・

汗をかいたので、車内で缶ビールを空けます。電車旅行の楽しみは缶ビールにかわるものはないでしょう。スーパードライ・プレミアムという新製品があったので、普段はアサヒは飲まないのですが試してみました。

味の素風味がいっそう倍増し舌にひろがります



アサヒのスーパードライはあまり奥行きのない人工的な味が好きという方も多いのですが、さすがにこれはやりすぎだろ!?と思うような過剰な味付けです。

田舎風景に突如そびえるマンション群、イオンの巨大建物、とどめは
味の素飲料「スーパードライ」・・・そこが故郷になり、母の味となっていくのだなあ、そんな感情を抱いて窓の外を眺めておりました。


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「幕末インテリジェンス 江戸留守居役日記」を読む 
Saturday, September 27, 2014, 01:30 PM
9/27 晴 10時 浅草での空間線量は9ベクレル/立法メートル

「幕末インテリジェンス 江戸留守居役日記」(白石良夫 新潮文庫 原題は「最後の江戸留守居役」2007年刊)という文庫本を読みました。

譜代大名佐倉藩(現在の千葉県佐倉市)の江戸詰(えどづめ)留守居役(るすいやく)であった衣田学海(えだ がっかい)の日記から、幕末の混乱を徳川家親藩・譜代藩の視点から記述している本です。

衣田学海の日記は昭和の終わりから平成にかけてのつい最近の研究結果なのです。だからこの文庫本は学術調査のダイジェスト版のようなもの。明治維新での藩内部の情景がよくわかります。

留守居役とは江戸の上屋敷に常駐して、幕府と各藩との情報交換や藩主や老中が上京・登城する際の役目・行事の下調べや段取をつける役目です。また国元への意見具申をする重要な役目です。今で言えば省庁の事務次官でしょうか。

余談ですが忠臣蔵でよく知られる浅野内匠頭が松の廊下で吉良上野介を斬りつけた原因は、饗応役の浅野内匠頭を年長の吉良がなじったことだと言われています。
これは前任者からの引き継ぎをしていなかった、赤穂藩留守居役の失態なのだそうです。本来であれば藩主がうまく取りはからえるように下準備をして、しきたりに従い先導する有能な留守居役が赤穂藩にはいなかったためなのだとか。

藩の命運を左右するのが、留守居役という役目なのです。
日ごろの仕事は料亭で他藩の留守居役と飲食してを通して腹を探り、他藩と共同で幕府への陳情を働きかけるよう工作する裏方です。

ただ安定した政権が300年も続くと、留守居役とは江戸で他藩の同役と飲み食いをするだけに堕落していきます。
会食は大事な仕事なのですが、世情調査よりも、他藩との足並みを揃えるための調整役としての働きばかりが重要視されていきました。
親藩(徳川家筋)と譜代藩(関ヶ原で活躍した歴史をもつ藩)は徳川家の安泰はゆるぎないものと高を括っていきます。

しかし京都にも留守居役を置いている大藩は情勢をいち早く掴んで、佐幕から勤王へ方針変更していきます。
つまりさっさと江戸の徳川家から薩長が操る天皇に恭順をしめします。
赤穂藩のように有能な人材を登用しなかった小藩は幕末の動乱で右往左往するか、ただ静観、だんまりを決め込むだけです。

徳川慶喜が鳥羽伏見の戦いで大阪城から逃走して江戸に戻ってきても、関東の藩は、徳川慶喜が大阪から帰京して、再び京都へ攻め込んで薩長を打ちのめしてやるとますます気運をあげます。
譜代大名である佐倉藩も、徳川慶喜を総大将として、京都へ攻め上るものだと思って、各藩の留守居役とともに同盟で連合軍結成に奔走します。
ところが情報網のない藩は遅れて京都から流れてくる情報で徐々に混乱して意見がまとまりません。

そうこうしているうちに朝廷は京都から薩長藩を主軸とする討幕軍を出してとどめを討ちに来ます。
さあ江戸で戦いだと準備しているうちに、徳川慶喜は蟄居謹慎して、幕府は朝廷に対して全面降伏してしまいます。
つまり主戦派は梯子を外されたのです。

幕府に戦意はないので、佐幕派の藩は徳川のお殿様の助命嘆願運動を連名で行います。この実務部隊が藩の留守居役のひとたちです。

慶応4年には幕府に求心的な力は削がれ、大幅人事改革を断行します。老中が小笠原長行を除いて全員仮病で出仕しなくなったからです。

海軍総裁に幕臣の矢田堀鴻(やたぼりこう)、会計総裁に大久保一翁、陸軍総裁に勝海舟を抜擢しました。勝の伝習所と蕃書調所の人脈で固められました。
開成所(蕃書調所)の判断では新政府樹立はやむなしで、慶喜に恭順を勧め、徳川親藩の主軸である紀州藩にも自重させたのでしょう。

つまり敗戦処理内閣として蕃書調所の人材が表に出てきたのです。
滑稽なことに佐倉藩の衣田学海は幕府の本意がぜんぜんわからないこと。あいかわらず佐倉藩を主戦派側に留めます。
衣田学海ら漢学派は時流を掴めきれず、朝廷・薩長の動きに翻弄され続けます。

西国の藩はすぐに朝廷側に恭順したのに対し、東国の藩は勤王という概念は天皇という存在の建前ぐらいに考えていたに違いありません。
薩長さえ打ち破れば、また天皇は徳川家に泣きついてくると大政奉還後も見ていたのです。

戊辰戦争、函館戦争が終り、戦乱が過ぎて徳川封建体制から明治政府による合議体制へ移っていきます。
そこでまず政府から徴用されたのが、元留守居役の藩士達です。
地元(藩)の意見を収集し、逆に通達を地元へ伝える役目を元留守居役に課しました。
もともと幕府と藩の連絡・仲介役なので、これは理にかなっています。

明治元年に留守居役は貢士(こうし)人と役名がかわり、同年、公務人と改称され、すぐに公議人・公用人という呼称になりました。
明治政府は薩長閥の独裁であったように思われているかもしれませんが、幕藩体制を中央集権制へ移行するためには、各藩の実務者を掻き集めて意見収集や議論させていたのです。
公議人は議事院という場所で政府との意見交換、公用人は出身藩への通達の徹底です。いわば公議人は国会議員、公用人は知事みたいなものです。

ところが人選は藩に任せていたので、この合議制は機能せず、藩内部でも、政府内でも常に議論は紛糾していたようです。
なぜならそれぞれが「お国の事情」を優先してケンケンガクガクとなってしまうからです。

そこでヨーロッパ議会制度の導入を外国掛り判事の森有礼(もり ありのり:薩摩藩英国留学組 明六社会長 初代文部大臣)と鮫島尚信(さめじま ひさのぶ:薩摩藩英国留学組)が提案します。

政府はその提案を認め、森・鮫島・福岡孝弟(ふくおか たかちか)、大木喬任(おおき たかとう)、神田孝平(かんだ たかひら:蕃書調所教授)に議会制度導入のための調査を命じます。議会制導入のための責任者として山内容堂 (豊信 やまのうちとよしげ)が就いています。

政治の中心が京都から東京へ移り、版籍奉還、廃藩置県を経て、政府官吏としての衣田学海の役目は終わります。ここでこの本は終わってしまいました。
その後は漢学の大家として、新聞社に勤めたり、劇作家として生涯を閉じます。

余談ですが、森鴎外は子供の頃に向島の衣田学海に漢学習っていました。
鴎外の「ヴィタ・セクスアリス」(十五歳の少年の性の目覚めを題材)という自叙伝で出てくる漢学の先生、文淵先生は衣田学海のことで、そこで中国の好色小説「金瓶梅」(きんぺいばい)が机の下にあったことを小説でも披露しています。衣田学海の向島の宅とは妾の家です。若い愛人に漢学を教えて愉しんでいたそうです。妾宅で「金瓶梅」の原書を見つけ「先生はなかなか油断ならないと思った」と評しています。

大雑把に私が抱いた思いは、できたばかりの明治政府は蕃書調所のインテリ面々、薩摩長州の留学組らが、持てる能力を全力で発揮したのは明治四年あたりまでだったのではないかという感想です。
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円周率π(3.14・・・)の計算公式を知っていますか?(その1) 
Friday, September 26, 2014, 02:35 PM
9/26 晴 10時 浅草での空間線量は9ベクレル/立法メートル

円周率πを計算する数式をご存じですか?
えっ?ご存じない?
それじゃあ口頭で読み上げます。(数式はワープロでは表現できないので)

「パイは4のn乗とnの階乗をかけた数を4乗し、99の4n乗をかけたものを分母として、26390にnをかけて1103を足した数に4nの階乗をかけた数を分子としたシグマに9801分の2ルート2にをかけたものの逆数(インバース)」

唱和して覚えておきましょう(笑)
シグマ(総和)計算ができる関数電卓ならnはどれくらいまで計算できるかな・・・実際にやってみましょう!

関数電卓に何も考えずそのまま式を打ち込んでみます。
n=12 が計算能力の限界でした・・・それ以上は内部計算能力オーバーでエラーとなります。

n=10と12で3.141591996と同じ結果で表示されました。3.141592ですから有効数字は小数5けたが電卓の能力です。人間界では十分な精度です。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると惑星探査機の運行でも、[d]円周率の小数点は5けた程度の精度で十分だそうです。[/d](訂正:はやぶさでは16桁が用いられたそうです)

我々でも、この公式があれば、関数電卓であっというまに少数点以下5けたまで計算できるのです。

このパイの計算式は1914年(大正3年)にインドのラマヌジャンという天才数学者が考案したものです。
天才たる所以はラマヌジャンという人は、数字を見ると脳の中で勝手に因数分解をしてしまう癖がありました。

留学先のイギリスでタクシーのナンバープレートの数字1729が二つの数の3乗の和(x^3+y^3)であることを瞬時に見抜き、xとyの組は二つできることを証明して見せたという逸話があります。

ひとつひとつの数には意味があるとぱっと脳内変換できる天才だったのです。

パイの計算式中に突然定数として現れる26390や1103はなんなんだよ!と言いたくなるのですが、きっとすごい意味が隠されているのでしょう、ラマヌジャンの頭の中では・・・。

とにかくこの新聞記事でラマヌジャンという数学者と円周率の計算式というものを初めて知りました。(ワタクシいちおう理工系卒です)

高校生の数学でマクローリン変換という三角関数(sin,cos,tan)でいろいろな関数(方程式)を近似するという方法を習います。なんでいちいちややこしい三角関数を組合わせて、簡単な直線を表わすのだよ〜と憤慨したことがあるのですが、単にマクローリンさんは三角関数オタクで、この世の関数は三角関数で表せるのだと豪語していたから(笑)

まったく受験生にとっては迷惑千万な野郎です。ただ社会人になってマクローリン変換や発展させたフーリエ変換というのはとても便利な技術で、コンピュータでは魔法の杖で大好きになりました。日本では織田信長や徳川家康が群雄割拠していた戦国時代に、西洋ではマクローリンさんやフーリエさんらは三角関数で数学的な表現をしていたのです。

この中世の数学は現在ではテレビやラジオといった家電、音響機器、通信やレーダーやソナーといった電波、音波技術、先端的な医療機器(MRIなど)や分析装置(成分分析など)で使われています。ありがたやありがたや(-人-)

音大生には音が色のように感じる感覚を持つ人が少なくないそうです。
演奏者によってその色合いは変わるようで、音の聴き比べは頭の中に現れる色彩で比べているのだとか。
つまり音楽を視覚野で判別できるのだとか。

私も良い音楽は鮮やかなイメージが現れます。イメージ(色)が沸かない音楽は一時流行ってもダメですね。

それにしてもいつの世も天才とはすごいものです。パイの計算式をみて、天才の閃く力のすごさを思い知らされました。

そして円周率を自力で計算したいとは数学好きでもあんまりいないのじゃないかな。
あらかじめコンピュータ(電卓)にはもっと大きな桁の円周率は既定値として内部に組み込まれています。乱数を発生するために使われるからです。

それにひきかえコンピュータもない時代によくまあ考えるものです。
でも計算機はすでにありました。機械式計算機というやつです。また計算尺はもっと広く使われています。アポロ計画のドキュメンタリーでは管制官がしきりに触っていましたね。
計算尺ではせいぜい小数点3桁(有効数字3桁)です。



関連ログ:円周率π(3.14・・・)の計算公式を知っていますか?(その2)



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ヘイトスピーチは本来アメリカの得意芸です 
Wednesday, September 24, 2014, 05:00 PM
9/24 曇 10時 浅草での空間線量は8ベクレル/立法メートル

昨日六本木の南側、南麻布を通り過ぎたところ、物々しいほどの警察車両と警官に遭遇しました。
どうやらデモ活動をしているようです。すごく騒がしい。

幟(のぼり)をチラッと見たら「韓国と断交せよ」とありました。
ああこれが在特会のデモ行進なのか。

殺せとか叫んでいるわけではなさそう。「韓国と断交せよ」はヘイトではないですね。

はい、私も韓国とは国交を制限するのがいちばん平和的な解決と思います。
関係ない国がわーわー叫んでいても、国交がなければ敵対国だから仕方ないと納得できます。

アジア人同志戦わず、ただし必要以上に密着するな



将来、北朝鮮と国交が樹立し、ロシアとも国交正常化となったら、地政学的に韓国は日本にとっては隣国という関係しかない。犯罪組織による覚醒剤や偽ブランド品の中継地点となっているのですから、断絶とはいかなくてもヒトモノカネは制限すべきでしょう。

こんな国に関わってもろくな事はないと日本人の大部分は思っているはず。

さてヘイトスピーチとは何か?

アメリカではヘイトスピーチに関する規制法がないのだそうです。

だから驚くような意見広告が公共機関や公共施設にどうどうと掲載されています。

イスラエルのパレスチナ人過激派であるハマスをイスラム国(ISIS)だ!ハマスはアルカイダだ!と殺害された(?)アメリカ人英国人の顔写真と共にどうどうと掲載しています。

新聞記事にはイスラエルを支援する団体としか述べられていません。
おそらくシオニズム団体の「アメリカ・イスラエル広報委員会(AIPAC)」だと思われます。

他にもユダヤ人名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League :ADL)や文藝春秋マルコポーロを休刊にしたサイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC)といった団体が有名です。

アメリカ裁判所は「政治的な内容のため表現の自由である」としている



アメリカ法曹の二枚舌にはあきれてしまいます。宗教対立を政治的であるとしていることにもう救いようがありません。
自分たちには差別的な発言はどんな手を使っても(暴力的な解決も容認している)糾弾する一方で、このような広告も平気でだす、その精神構造が私には理解できません。

イスラム勢力へのヘイトスピーチはアメリカでは表現の自由の範疇



「韓国と断交せよ」は政治的な主張ですから、何百人の警官がでている割にはニュースや新聞ではぜんぜん取り上げていません。

へんな自主規制ばかりやっているのですが、本家アメリカは堂々とヘイトスピーチをやってます。

空爆もやりだしましたが、イスラム過激派は軍隊ではありませんから隣国へどんどん広がるでしょう。

日本は外国人の入国を制限していくことが本来はいいことなのかもしれません。

実際はオリンピック開催でビザフリーで入国できるようになっていますけども、過激派が死語となっている日本において、赤軍派やら過激派が潜む世の中になるかもしれません。統一協会も過激派組織の一味です。
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秋分の日だから「クックパッドの秋のレシピ」 
Tuesday, September 23, 2014, 09:54 PM
l9/23 晴 10時 浅草での空間線量は10ベクレル/立法メートル

私の愛読書(笑)クックパッドの新刊が出ていたので、書店で迷わず買いました。

クックパッドという料理レシピサイトの人気メニューを集めたレシピ集で、有料会員でないと参照できない人気レシピを集めたレシピ集です。

全部簡単にできます。これが人気の理由。

味付け(調味料の配分)だけを見るのも活用方法



メニューどおり作らなくても、このレシピ集で参考になるのは調味料の分量です。
肉料理ならどれぐらいだったけと、台所でパラパラめくるといった使い方を私はしています。

味付けでとても重宝しています。

ヒマなときにパラパラめくって、これに似たような料理なら冷蔵庫の材料でできそうなだあとか、これは簡単そうだからお弁当のおかずに一度つくってみるかという気になります。

なんたってできるだけ簡単に素早くできるものばかりですから。

過去にもクックパッドのレシピ集を紹介していますね。
過去ログ:こりゃ簡単、手料理とはいかに手際よく、それらしくつくるかにある
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