IAEAという進駐軍が福島にやってきた(自縄自縛を進める日本政府) 
Saturday, January 26, 2013, 11:51 AM
1/26 晴 10時 浅草での空間線量は89ベクレル/立法メートル

副島隆彦の学問道場「重たい気持ちで書く掲示板」に兵庫県立大学の下條氏が国際原子力機関(International Atomic Energy Agency:IAEA)の発表をまとめて掲載されているので、こちらにも転載しておきます。重要な点はIAEAはLNT仮説(放射線による被害でしきい値なしの直線仮説)を明確に否定していることです。微量な放射線レベルでは健康被害はありえないこと、さらに基準を厳密化しても無意味な浪費と経済損失を生み出すだけであると指摘しています。

もっと踏み込んで、そもそも微量な放射線でも健康被害を被るというLNT仮説は米ソ冷戦時代に於いて核実験を抑制させるための方便であったのだとIAEA自ら真相を吐露していることです。

http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

[1194]IAEAという進駐軍が福島にやってきた 投稿者:下條(ジョー)

投稿日:2013-01-24 19:31:39

今日は福島第一原発の事故に関する記事を下に3つ貼り付けます。

ひとつめは、フォーブスという雑誌(日経新聞からの引用)の、放射線の健康への影響に関する記事です。以前からの副島先生の主張、
「放射線の影響が明らかになりはじめるのは、1Sv (100 rem)以上の高線量を急激に浴びたときだが、そうした状況ですら、考え得る他の要素を排除しない限り、放射能を明白な原因と断定することはできない」
が、そのまま掲載されています。ぜひ、お読み下さい。


次に貼り付けたのは、「甲状腺被曝、最大4.6ミリシーベルト」という記事です。チャルノブイリでは「最大」ではなく、「平均」でこの100倍(490ミリシーベルト)の被曝量でした。ですから、どれだけ、被爆が少なかったかが、この記事からよくわかります。

ということは福島第一原発20キロ圏内を立ち入り禁止にする理由はありません。

3つめは「この福島第一原発20キロ圏内は我々の土地である」とばかりにIAEAが「進駐」してきたという記事です。まあ、そうは書いてありませんが、「IAEAが、本部のあるオーストリア・ウィーン以外で拠点を設けるのは初めて」という部分に注目して下さい。

広瀬隆が、この「IAEAの進駐」に対して、ものすごーーーく怒っているそうです。騙されていたことに彼自身が気がついたということでしょうか。このままだと、広瀬隆は福島県民を欺いていたことになってしまいます。

細野豪志がまだ原発事故担当相だったころ、このIAEAのスタッフが彼にぴったりくっついていたそうです。今の、環境大臣は石原伸晃ですが、彼にも今、IAEAのスタッフがついているのではないでしょうか?



(貼り付け開始)
(日経新聞より)

放射線と発がん、日本が知るべき国連の結論

(2013年1月13日 Forbes.com)

 昨年12月、極めて重要な報告書が粛々と発表された。そこに結論として書かれているのは、原子力科学の専門家が長年にわたり主張してきたことだ。――つまり、約0.1シーベルト(Sv)または10 rem以下の放射線の被曝(ひばく)は大した問題ではない。

 「しきい値無し直線仮説(Linear Non-Threshold : LNT仮説)」は0.1Sv(10 rem)以下の被曝には当てはまらないが、世界中の自然放射線量はこの範囲にある。そればかりか、この低線量域は、原子力、医学的治療、そして福島のように原発事故で被害を受けた地域にとって最も重要な意味を持つ。

 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が提出した。低線量の被曝の影響は非常に不確かなものであるため、UNSCEARとしては「低線量の被曝と大人数を掛け合わせて、自然放射線量と同等以下のレベルで漸増的な被曝によって健康被害を受ける人数を推定することは勧めない」と述べている。

 この手法はチェルノブイリ以来広く行われてきたことであり、福島では今も採用されている。


■福島事故で「健康への影響無し」



 報告書により、世界はようやく正気に戻り、人体に害を与えないことに無駄な時間を費やすのをやめ、実際に悪影響を及ぼす問題、そして本当に注意を必要とする人々に目を向けるようになるかもしれない。例えば津波によって引き起こされたインフラや経済への打撃、あるいは福島周辺の真のホットスポットの除染。さらには、人体に影響を与えない程度の放射線量しか浴びていないのに、被曝の恐怖に怯えて暮らし、まさにそうした不安に心身をさいなまれている何万人という日本人をケアするといったことだ。また、日本政府においては真剣に原発再稼働の準備を始めたり、国際原子力機関(IAEA)や米国政府からの改善案に耳を傾けることだ。

 この報告書によって、低線量の被曝が個人と大規模な集団の健康に及ぼす影響について言えること、言えないことがはっきりするだろう。

 自然放射線量が2.5ミリSv(250 ミリrem)から3.5ミリSv(350 ミリrem)に上昇しても、発がん率は上昇せず、認識できるような公衆衛生上の影響は何も起きない。同じように、自然放射線量が2.5ミリSv(250 ミリrem)から1ミリSv( 100 ミリrem)に低下しても発がん率は低下せず、公衆衛生上の問題に一切影響を与えない。

 重要なのは、通常の議論は短期間(一度)に強烈な放射線に被曝することを想定しており、同じ量を1年といった長い期間をかけて被曝した場合、影響はさらに小さくなることだ。つまり毎月0.1Sv(10 rem)を被曝すれば影響はあるかもしれないが、年間で同じ0.1Svを受けた場合は、慢性にせよ、急性にせよ認識できるような影響は一切ない。

 さらにUNSCEARは、一昨年の福島の原発事故による識別可能な人体への影響はなかったとしている。「影響無し」としているのだ。

日本人は再び国産の食品を口にできる。放射線による汚染が軽微で、米国・コロラド州やブラジルといった世界各地の自然放射線並みのレベルにとどまっていれば、避難地域への帰宅も始められる。


■浪費される膨大な資金



 現在、表土や落ち葉の除去に費されている膨大なムダな資金(ニューヨークタイムスの記事参照)は、深刻な汚染状況にある福島原発付近での最新技術を使った除染に集中投資すればよい。

 0.1Sv(10 rem)以下の被曝に誤ってLNT仮説を当てはめたことによる経済的・心理的負担は、ただでさえストレスを感じていた日本国民には著しく有害で、今後もそれを続けることは犯罪行為といえる。

 LNT仮説を要約すると、あらゆる放射線は命にかかわる有害なもので、被曝線量がどれほど低くても人体に有害な影響を与えるとする考え方だ。被曝量が2倍なら発がん率も2倍になる、と。第二次世界大戦後にヘルマン・マラーが提唱し、UNSCEARを含む国際機関が採用したが、その有効性が最も発揮されたのは冷戦中に核兵器実験を中断させるための交渉の切り札として使われたときだ。世界に放射能への恐怖が広がったのは、その副作用である(記事「マラーはウソをついたのか?」参照)。

 当然ながら、年間0.1Sv(年10 rem)以下では被曝量が2倍になっても発がん率は2倍にならない。人体への影響はまったくない。数百万人にのぼる原子力作業従事者を50年にわたって綿密に調査した結果、一般人の平均と比べて被曝量は数倍から10倍だったが、がんによる死亡率は変わらなかった。米国のニューメキシコ州とワイオミング州の人々の年間被曝量はロサンゼルスの住人の2倍だが、発がん率はむしろ低い。LNT仮説が正しければ、こうしたことは起こりえない。

 地球上のどこを見ても、被曝量が年間0.1Sv (年10 rem)以下のケースで、LNT仮説を裏づけるような識別できる影響が出ている集団はない。自然放射線量が年間0.1Sv(10 rem/年)を超える中東、ブラジル、フランスでさえそうだ。

 議論されることはほとんどないが、LNT仮説は人体の器官とペトリ皿で培養した細胞に低い線量を照射した際に機能する生物の免疫機構や生物学的な治癒にかかる時間を考慮していない。


■国連総会で承認された報告書



 UNSCEARは世界各国の専門家で構成される独立機関として1995年から定期的に会合を開いている。原爆の生存者、チェルノブイリ原発事故の影響、産業界で起きた放射線による事故、医療現場での放射線治療の研究を通じて放射能への人類の理解を促進するとともに、放射性物質による発がん性が低いことも明らかにしてきた。

 専門家の多くは長年、何もしないことが害悪になる重大な問題について、結論を先延ばししたり、言葉を濁すようなことはやめようとしてきた。今回の報告書は好ましい変化だ。報告書は国連総会で承認されたので、今後は世界中の国々が独自の放射能安全策を策定するのに参考にするだろう。


■日本に与える重大な影響



 これはLNT仮説を誤用して、特に食品について福島事故への過剰反応ともいうべき基準見直しを実施した日本にとって特に重要だ。

 世界的に認められた食品中の放射能レベルは1キログラムあたり1000ベクレル(米国の場合は同1200ベクレル/キログラム)だ。大部分はセシウム137とストロンチウム90が占めるが、こうした基準値はIAEAやUNSCEARのような組織が数十年にわたる研究にもとづいて設定している。福島の事故後、国民の放射能への不安が高まっていることがメディアで報じられたため、日本政府は不安を静めようと基準値を従来の半分に抑えた。だが不安が静まらなかったため、基準をさらに引き下げて国際基準の10分の1にした。

 放射能は思っていた以上に危険である、国内の食品は有毒だと伝えれば、国民が安心すると思ったのだろうか。彼らは正気だったのか?

 この結果、国民は日々口にしている食品にさらに不安になるという意図しない影響が生じ、安全な食品は危険なカテゴリーに入れられ、食品輸出は抑制され、経済的・社会的損害はさらに広がった。

 通常であれば安全な食品が、突然、出荷制限の対象になった。青森県産の野生キノコ類は、1キロあたり120ベクレルの放射性セシウムが検出されたため出荷が制限された。このセシウムは福島事故とは一切関係がなく、世界中の人々が食べている食品に含まれているのと同じタイプであり、事故以前はまったく問題にされなかった。(記事「日本の規制値は厳しすぎる」を参照)

 日本人はいわれ無き制裁を加えられるべきではない。だがこのような最近の動きやUNSCEARの報告書からは、日本人が制裁を受けているのは明らかだ。食品の放射性物質の基準値を引き下げる理由はなかった。半減期の短い放射性核種が既に崩壊してしまったことを思えば、なおさらだ。誤った前提の一つは、日本人が汚染された食品しか摂取できないというもので、これはとんでもない見当違いだ。国際的な基準値は確固たる根拠にもとづいて設定されており、それを引き下げることは日本の農家や消費者をさらに痛めつける以外、何の役にも立たない。

 UNSCEARのウォルフガング・ワイス委員長は、事故のあった原発の周辺地域の住民、労働者、子供たちには、放射能による健康への影響は一切観察されていない、と述べている。これは世界保健機関(WHO)や東京大学が既に発表した研究成果とも一致している。原発周辺地域の住人が被曝した放射線量は非常に低く、識別できるような健康被害が生じることはまったく考えられない。

 日本政府は様々な失敗を犯したが、福島県で速やかに避難を実施し、汚染された食品や飲料水が消費されるのを正しく防いだ。これは旧ソ連政府が意図的に市民から情報を隠したチェルノブイリ事故とは対照的だ。

ヨウ素の放射性同位体で半減期の短い「ヨウ素131」の食物摂取は、子供や若者の甲状腺で吸収されると甲状腺がんを引き起こすリスクがあることで知られているが、これがチェルノブイリ事故が一般市民に及ぼした唯一の重大な放射線による健康被害だ。旧ソ当局が情報を公開し、迅速に行動していれば、この被害は防げたはずだったが、もちろん彼らは一般大衆のことなど大して気にしていなかったのだ。

 日本ではこうしたことは起こらない。半減期がわずか8日のヨウ素131は事故後の数カ月で崩壊してしまい、大量に摂取した例は1人も報告されていない。


■日本人は恐怖ではなく真実に基づき行動を



 報告書によると、福島原発では非常事態に対応していた6人の作業員が0.25Sv(25 rem)を超える放射線を浴び、170人が0.1〜0.25Sv(10 〜 25 rem)を被曝した。このうち健康に悪影響が出た者はなく、おそらく今後も影響は出ないだろう。福島原発で亡くなった6人の死因は、がれきに押しつぶされたり、海に流されるといった事故で、放射能とは一切関係なかった。

 確かに0.1Sv (10 rem)を超える放射線の被曝は健康に影響を与え、それは統計的に1Sv (100 rem)に達するまで増加する。ただこの比較的高い線量域についても、十分に大きな母集団でない限り、影響は観察しにくい。それほどの規模の放射能事件、すなわち大勢が0.1〜1Sv (10 〜100rem)の放射能を浴びたのは、第二次大戦中の原爆投下だけである。

 放射線の影響が明らかになりはじめるのは、1Sv (100 rem)以上の高線量を急激に浴びたときだが、そうした状況ですら、考え得る他の要素を排除しない限り、放射能を明白な原因と断定することはできない、とUNSCEARは説く。

 こうした見方が放射性廃棄物の処分にどれほど重大な意味を持つかは、別の機会に譲ろう。

 結局のところ、放射能への恐怖ではなく真実にもとづいて行動するように変わらなければ、われわれは日本、ベラルーシ、ウクライナの人々に責務を果たしたことにならないうえ、今後も見当違いのことに時間とカネを費やすことになるだろう。反核運動家や陰謀説が好きな人々は今回の国連の報告書を受け入れないだろうが、彼らはどのみち国連が嫌いなのだ。

by James Conca, Contributor

(貼り付け終了)

(貼り付け開始)
(日経新聞より)

甲状腺被曝、最大4.6ミリシーベルト 弘前大、浪江町民調査



 東京電力福島第1原発事故後、福島県浪江町の一部町民が受けた放射性ヨウ素131による甲状腺の内部被曝(ひばく)量は、推定で最大4.6ミリシーベルトだったことが11日、弘前大被ばく医療総合研究所(青森県弘前市)の床次真司教授のグループの研究で分かった。

 国際原子力機関が甲状腺被曝を防ぐため安定ヨウ素剤を飲む目安としているのは50ミリシーベルトで、床次教授は「大幅に低い数字」と話している。

 放射性ヨウ素131は半減期が約8日と短く、事故後すぐに測定しないと被曝量が分からない。浪江町では2011年7〜8月、国が住民2393人の放射性セシウムの被曝量を測定、うち1994人は検出限界値以下だった。

 ヨウ素による被曝量は不明だったため、町が教授にデータの分析を依頼していた。〔共同〕

(貼り付け終了)

(貼り付け開始)

福島に来た世界の閣僚が訪れなかった場所



 国際原子力機関(IAEA)は来年にも福島県内に原子力発電所の事故に対応する拠点を設ける。IAEAが、本部のあるオーストリア・ウィーン以外で拠点を設けるのは初めて。原発事故が起きた時にどんな対策が必要になるかを学ぶ訓練施設にもなる。福島の教訓を生かすため、世界の英知が結集することになる。

 IAEAが福島県内に設けるのは、緊急時対応ネットワーク(RANET)の能力研修センター(CBC)。原発事故が起きた時に使う放射線計測器や防護服などを配備するほか、日本語が堪能なIAEAの調整官が1人常駐する。原発事故が起きた場合、現場に急行して原発周辺の放射線量を測定したり住民を避難誘導したりするノウハウを学ぶ。

 IAEAの研修センターが設けられるのは世界で初めて。外務省国際原子力協力室の担当者は「経費削減の要求が厳しい国際機関が海外に拠点を設けるのは異例だ。福島県から強い要望を受けて実現した」と説明する。今年8月には佐藤雄平・福島県知事がウィーンのIAEA本部を訪ね、天野之弥IAEA事務局長と面会し、福島県内に進出するよう要望していた。

 福島県がIAEAに拠点設置を要望したのは復興で力を借りるため。除染や放射線モニタリング、放射線による健康管理などは高度な知識が欠かせない。福島県だけで賄うことは不可能で、国際的な知見を得るのが狙い。世界から訪れる研究者らが増えれば、県内経済の回復を後押しする効果も期待できる。放射線に詳しい専門家に地域の現状を知ってもらい世界に正確な情報を発信してもらえれば、風評被害の払拭(ふっしょく)にもつながる。

(以下、日経新聞有料記事のため略)

(貼り付け終了)

下條竜夫拝

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消費税増税ありきの安倍政権の税制大綱 
Friday, January 25, 2013, 01:03 PM
1/25 晴 10時 浅草での空間線量は81ベクレル/立法メートル

安倍政権での経済成長を優先する税制大綱が発表されました。めぼしいところでは4月から孫への教育資金贈与として一人あたり1500万円までが非課税となりました。

法人関係での税金はおしなべて若干減税となっておりますが、来年から8%となる消費税の影響への経団連へのアリバイ的なものでしょう。研究開発費や設備投資の費用負担をわずかながら法人税から差し引くことができる程度の雀の涙のような減税です。

株式取引での税率は特例的に現行10%(本来は20%)だったのですが来年からは本来の20%に戻ります。

日本で株式を所有することほど意味がないことはありません。

企業は法人税を払った後の剰余金を配当として株主に分配しますが、本来株主が受け取る利益をすでに半分税金として収めているのです。その配当金に20%課税されるということは、企業がせっかく稼ぎ出した配当金の4割しか株主は受け取ることができないのです。

日本で株式を所有して大金持ちになった人は稀です。

二重課税による利益率の低さが株式を資産形成のポートフォリオに組み込んでいけない唯一の理由です。

安倍晋三政権の税制大綱に目を通して、経済成長にも株式市場への好影響もほとんどないということがわかりました。

日本には資本主義は根付いていないことがあらためてわかります。

また国内消費が来年から大きく膨らむということもないでしょう。つまり現状のまま年月が過ぎていく感じです。
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郵便ポストが赤いのもみんなアベノミクスが悪いのよ 
Thursday, January 24, 2013, 02:59 PM
1/24 晴 10時 浅草での空間線量は71ベクレル/立法メートル

朝日新聞には2%インフレターゲット施策に総力を挙げて反対の論調を展開しています。今朝の新聞ではハンガリーでの金融緩和の例を挙げて、中央銀行の独立性が失われて通貨フォリントが急落し毎年3割4割のインフレに苦しんだと危機感を煽っています。

日銀OBのコメントとして「日銀をいじめすぎると最後は通貨の信任をおとしめることになる」と言わせしめています。

政治家の顔色と伺っての金融緩和策では「日銀は死んだ」とまで言う日銀OBまで出てくる始末。

はたしてそうでしょうか?

例として引き合いに出すハンガリーは対外国債務が多い国です。そのような国において通貨の増刷は通貨価値の暴落に繋がりますが、日本は対外債務はありません。債務よりも債権国の日本では逆に日本から借金をしている国からは通貨の下落は大歓迎のはずです。

IMFが日本の通貨安政策に苦言を述べているとの記事もありますが、IMFに出向している日銀社員がそのように発表しているという見方があります。私もそう思います。

官僚はメディアを通して「誰々がそういう意見を言っている」と自らの意見を他人に擬装する卑怯な人種です。

通貨の番人という自負だけを金科玉条として過度の金融引き締めでバブルを破裂させ、90年からの不況を延々と続けた日銀の責任は重大であり、日本国民への重篤な背徳であると店主は思っています。

日銀の役目は通貨価値の維持は結果であっても、まずは景気の維持が目的でなくてはならないはずなのに、景気回復の芽をことごとく摘み捨ててきた日銀の功罪はちいさなものではありません。

政府からの独立性を維持することがそれほど大切とは店主は感じません。

朝日新聞の記事にあるように、国際通貨ではなく、債務国を例にして通貨信任とハイパーインフレとなるぞと脅されても、まったく前提条件が違う国情と比較しても何も意味がないのです。

日銀総裁には安倍晋三首相は日銀の息がかかっていない人物を推すことをきめているようです。そのため各紙面には「独立性が失われる」「物価高の恐怖」を新聞テレビで連日流しています。もちろん発信者は日本銀行内部です。

日本の真の国王は財務省事務次官と日銀総裁


リチャード・ベルナーの書籍や吉田祐二氏「日銀 円の王権」を読んでもらえれば日本銀行は過去一貫して景気回復を潰してきた罪状が述べられています。その根底には国民や財閥への支配力の強化が日銀の第一目的であるのです。
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エゴイズムこそ人生を愉しむ極意です 
Wednesday, January 23, 2013, 12:31 PM
1/23 晴 10時 浅草での空間線量は65ベクレル/立法メートル

昨晩のテレビ東京「ガイアの夜明け」では銀座で注目されるレストラン店が紹介されていました。有名店や一流ホテルの料理人を引き抜いて料理長に据えるということは珍しいことではありませんが、この経営者は著名なシェフを各店に二人配置して互いに意識させるという手段を用いています。
カウンターで立ち食いという形態に「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」という店名でシェフの顔を看板に掲げていることも系列店同士でありながら独自感を押し出しています。

店舗の料理長が一堂に会する月に一度のオリジナルメニューの検討会で意見を闘わせます。しかし料理人がダメを出したメニューであっても発案者が推し進めればGOを出すのです。意見は意見でとどめ、優先することは料理人のエゴなのです。焼きおにぎりの上にフォアグラを載せてキャビアをかけた奇抜さだけの料理であっても、発案者が出すと決定すれば店で出しているのです。

料理人のエゴを目当てに訪れるからそれでOK



この番組を見終って感じたことは、エゴイストこそこれからの時代を切開くキーワードであると思います。
エゴイストの代表としては音楽家や絵描きなどの芸術家でしょう。芸術家が顧客や世間体を気にしていては商売になりませんし、それこそお金になりません。実り豊かな人生を送ることが出来るかどうかの分水嶺(ぶんすいれい)なのだとあらためて思いました。

同じ外食産業でも牛丼の吉野屋とすき屋があります。かつてすき屋が大盛りのさらに上の量でメガ盛というメニューを打ち出し話題になりました。対する吉野屋のアルバイトがライバルのメニューに対抗してテラ盛と称して丼からはみ出してもさらに牛肉を積み上げた動画をサイトに投稿したことで話題となりました。

吉野屋の本社はどう対応したか?

私が吉野屋の経営者なら表彰してかつ、そのアイデアを採用していたでしょう。しかし吉野屋は世間の目を気にして動画はおろかアルバイトまでクビにしてしまいました。
この顛末を報道で知ってからは吉野屋は場末の牛丼チェーンとしか思えなくなりました。

人気漫画キン肉マンの主人公の好物が吉野屋の牛丼と描いていたゆでたまごという作家にも、広報担当が儀礼的な感謝を示す程度でした。この作者には金の丼を贈って、生涯食べ放題とすれば、漫画のファンも吉野屋に殺到したでしょう。しかし対応は素っ気ないもので、私は吉野屋が嫌いになりました。

会社と同様にエゴイスト(自己主張)のない人と付き合っても面白くないですよね。


01月22日放送 第550回高級料理を格安に!〜外食の革命児...次なる一手〜

放送概要

立ち飲み・立ち食いながら、一流シェフが一流の食材で作る高級フランス&イタリア料理が格安で食べられる...。そんなコンセプトで人気を呼んだ外食ベンチャーが今年、さらなる一手に打って出る。次なるターゲットは、高級和食だ。今度はどんな料理が格安で食べられるのか、その秘密をいち早く取材。
一方、老舗の高級中華料理店は、日本で獲れるものの、中国にほとんど輸出され、日本人の口に入らない高級食材に着目。庶民にも格安で提供できないか、独自の取り組みを始めていた。
外食の異端児たちが仕掛ける次なる革命、その全貌に迫る。


旋風巻き起こした「俺の・・・」 次なる料理は"割烹"

以前番組でも取り上げた、立ち食いスタイルの格安高級料理店「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」。例えば"牛ヒレとフォアグラのロッシーニ"が1280円と、元一流レストランのシェフたちが作る本格的な高級料理が格安で食べられるとあって、連日行列が途切れることがない。運営する「バリュークリエイト」は、「俺の・・・」事業を、「俺のフレンチ・俺のイタリアン」という会社を作って独立させ強化。その後も出店を増やすなど好調が続いている。
外食業界に革命を起こした仕掛け人が、古本チェーン「ブックオフ」を興した坂本孝社長(72歳)だ。「俺の・・・」シリーズの次なるターゲットは"高級割烹"。現在、銀座で出店する、座り席中心の居酒屋を改装。これまでの「俺の・・・」店舗に比べて、はるかに大きい100人以上を収容できる店にする予定だ。すでに一流割烹から料理人を引き抜き、年明け早々から準備に入っている。坂本社長は言う。「利益率だけにこだわっているように思われているが、料理人が幸せに働ける場所を提供したい」。
今回「俺の割烹」には、坂本社長のさらなる戦略があった。一つの店に二人の料理人を板長として任命し、競わせるというのだ。さっそく格安メニュー作りが始まった。もともと高級割烹で板長を務め、それぞれ一家言を持つ2人の料理人。プライドがぶつかり合う場面も・・・。前代未聞の立ち食い"割烹"は、外食業界に再び旋風を巻き起こせるのだろうか。

日本人が知らない日本産の高級食材を格安に・・・

中華料理の本場、中国で代表的な高級食材の一つとされている食材が「干しアワビ」だ。最高級品になると姿煮が一皿10万円以上もするという。日本ではほとんど知られていない食材だが、実はそのほとんどが日本産、特に東北産なのだ。青森の漁港を訪ねると、大ぶりのアワビは干しアワビにして中国に輸出、小さなものは高い値がつかないため、割安で国内の生食用に卸しているという。そこに一人の男の姿があった。老舗の高級中華料理「南国酒家」の社長、宮田順次さん(44歳)。「形が小さくても、同じアワビであれば味は同じ。これを干しアワビにして、日本で格安に提供したい」と考えていた。店では一個あたり2000円から2500円ほどで出したいという宮田さん、さっそくメニュー作りも始まった。しかし、老舗のベテラン料理人たちも干しアワビを扱うのは初めて。調理法や味付けも一から試すなど悪戦苦闘が続く。宮田さんの戦略はそれだけではなかった。店で提供するだけでなく、レトルト食品にして、スーパーなどで安く販売しようという計画も進めていた。
試行錯誤の末、いくつか干しアワビ料理のメニューが出来、お客に試食してもらうまでこぎつけた。その反応やいかに・・・。さらにここにきて、和洋中の料理の枠を超え、フレンチでも取り扱ってみたいというシェフが現れた。日本の高級食材を日本人に格安に提供したい・・・、そんな宮田さんの思いは大きな広がりを見せ始めようとしている。

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フォルクスワーゲンもご存じなかったようで 
Tuesday, January 22, 2013, 06:55 PM
1/22 晴 10時 浅草での空間線量は67ベクレル/立法メートル

アルジェリアのイナメナス(インアメナス)での襲撃事件でアフリカ北部の地図を眺めた方が多いでしょう。グーグルで見ても見渡す限り砂漠地帯で、日本にいる限り想像できない地帯です。

襲撃されたガス田のあるイナメナス(インアメナス)の隣にトゥーグラ(Touggourt)という地名が見えました。
この一帯はトゥアレグ(Touareg)族というアラブ系遊牧民が住む地域なのです。意味は青い服(布)の民といういみだそうで、アフリカのサハラ砂漠に住み、かつてはラクダの隊商を襲う好戦的な民族として知られています。

パリからサハラ砂漠を通ってセネガルの首都ダカールまで走る自動車レース「パリダカールラリー(パリダカ)」は有名でした。なぜ過去形なのかというと、現在はアフリカでの開催は中止となっているからです。

原住民の襲撃が多く治安の悪化で中止になりました



その代表格が外国人排除を掲げるトゥアレグ族。元々宗主国のフランスには反感を持っている部族のようです。そこにイスラム過激派という燃料が加わり外国人排斥はマリ、アルジェリア両国では盛り上がっているのです。

フォルクスワーゲン(VW)の高級SUV「トゥアレグ」もパリダカールラリー人気にあやかり、サハラ砂漠の民の名前をつけたものです。
通行者から銭をせびるぐらいなら可愛げがありますが、ここまで凶暴な民族とは知らなかったようですね。
VWはトゥアレグ族対策にアルジェリア軍に指揮官用として提供したらいいでしょう。VWのライバル三菱の4輪駆動車は海外ではSHOGUN(ショーグン)です。トヨタはランドクルーザ、日産はパトロールと無難な名前です。

フォルクスワーゲンのネーミングセンスの悪さが際だちます。


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造り直すという快感 
Monday, January 21, 2013, 02:50 PM
1/21 晴 10時 浅草での空間線量は67ベクレル/立法メートル

毎週日曜日は鉄腕DASH(日本テレビ)とビフォーアフター(テレビ朝日)を楽しみにしています。一方は過疎地で自給自足を試みたり、方やボロ家を見違えるほど再生するという趣旨の人気番組です。普通の人では体験できないことをテレビ番組だからこそ放映できることが魅力でしょう。ボロ家の再生はとてもあの値段では引き受けられないという専門家の評価もありますが、視聴者としては壊して直す、一から作るという快感(カタルシス)を味わうことができれば十分なわけです。鉄腕DASHでも農家や廃屋を修理したり、ヘドロの海岸を生物豊かな元に戻そうと奮闘したりと楽しめます。
根底に流れるものはどちらも身の回りの環境は自らの労力で直さねば改善されないということなんでしょうね。

ひるがえって古い施設や古い規則、古い慣習はまだまだ日本には残っています。近所にも廃校になった学校やふるびた公共施設がすこしづつ再利用や再生が進んでいますが、ほぼ手つかずであるところが大半です。

壊して造り直すこともいいですが、国土全体でもリフォームしてどんどんトランスフォーム(変身)していくという視点も必要だなと思います。番組の後にはそういう題名の映画が放映されていました。
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人間よりも畜生相手の方がこれからは有望です 
Sunday, January 20, 2013, 12:34 PM
1/20 晴 10時 浅草での空間線量は69ベクレル/立法メートル

犬の集中治療率完備、抗ガン剤、心臓カテーテル手術・・・本日の朝日新聞地方面にこんな記事が載っていました。
外科や小児科を志望する医学生が少ないことはずいぶん前から問題視されています。その原因で不規則で長時間の勤務が嫌われる他に、医療訴訟の増加が挙げられます。外科医が抱える訴訟件数はだいたい5〜6件あることが今では普通なのだそうで、多い医者では二桁ともなるそうです。特に脳外科。
同郷の崎谷博征(さきたにひろゆき)医師がそう話していました。関西では有能な脳外科でしたが訴訟の多さに辟易し、今では熊本で執筆しながら、こぢんまりと地域医療に携わっています。

厚生労働省から連なるヒエラルキー(階層社会)に大学医学部が存在し、その下部に製薬、医療機器会社という下僕が連なっています。

東京大学医学部でも志望の多い診療科は美容外科



医療ミスで死なせたら医者は過失致死罪を問われることになりますが、犬猫を治療して死なせても器物破損壊罪にしかなりません。法律上ペットは所有されている物でしかないのです。

また獣医師は農学部配下であり、農林水産省管轄です。獣医師免許の保有者のほとんどが公務員(農水省技官、検疫所や検査所、保健所)や畜産会社、製薬などの医療系会社に務め、動物病院で小動物の臨床に携わるのは低い割合です。

つまり競合相手は少ないブルーオーシャン市場


動物の臨床医の需要は高くなること間違いなし。また安楽死という最終手段ができる唯一の崇高な職業です。さらに空港の検疫所など公共機関では専門性を持つ職員の充足率が半分にも満たないということで、公務員にはすぐになれるという潰しがきく職業です。

本日は大学センター試験です。新聞の試験問題を眺めながら要領の良い奴なら獣医学科をめざすのもいいかなと思いました。ちなみに獣医学科は6年制ですからご注意下さい。

最後に言いたいこと

六城ラヂウムの製品群を治療に使いたい動物病院様募集中です!





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リベラル(自由主義)を軍事力で押しつける自己矛盾 
Saturday, January 19, 2013, 01:34 PM
1/19 晴 10時 浅草での空間線量は75ベクレル/立法メートル

怒れるシリア市民が駐リビア米大使クリストファー・ スティーブンスの遺体を引きづり回している様子です。反政府軍の現地指揮官でありヒラリー・クリントン国務長官の片腕だったそうです。

イスラム圏で謀略・武力行使を行うリベラル主義勢力はアメリカの支援により活動していることはよく知られています。民主主義という錦の御旗がアメリカ外交の基本路線であり、すべては友好国でイランを包囲することが目的であるのです。

リベラル主義が不寛容を理由に軍事攻略する自己矛盾


アメリカが常に抱えるジレンマです。

アフガニスタンではCIAにより政府転覆の部隊として組織されたのがアルカイダです。そのビンラディン師が師と仰いだジハードの父と呼ばれるパレスチナ人イスラム法研究者のアブドラ・アッザム師を信奉したのが、アルジェリアの武装勢力首謀者モフタル・ベルモフタル司令官です。またビンラディンの息子として2000年頃から自称しているそうです。

つまりアメリカが蒔いた種がアルジェリア人質事件の遠因



イスラム原理主義者の政府転覆組織が自己増殖して手が付けられなくなったことがヒラリー・国務長官の辞任理由です。

アルジェリアの隣国マリに軍事介入したフランス軍への抗議として見られていますが、犯行声明では人質解放の条件として各国の政治犯の釈放があり、その中に1993年ニューヨークビル爆破事件の首謀者の釈放も要求していることからもアルジェリア政府に対したテロではないことがわかります。

「ブラックホークダウン」という忠実を元にした映画があります。
東アフリカのソマリア国へ支援部隊として到着したアメリカ軍が助けに来たはずのソマリア民兵に攻撃され虐殺された戦場を描いた映画です。アフリカからみた米国や国連軍はこのように憎悪の対象であることがわかるでしょう。戦争の映画ではベスト5に入る名作ですからぜひご覧下さい。アルジェリア事件の背景が少し理解できると思います。父ブッシュ、そしてヒラリーの旦那ビル・クリントンと続くイスラム圏への介入の怨嗟(えんさ)が続いているのです。

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実験国家、ニッポンは10年先を走っております 
Friday, January 18, 2013, 02:50 PM
1/18 晴 10時 浅草での空間線量は72ベクレル/立法メートル

安倍晋三の経済政策を諸手で賞賛しているのが、かのノーベル経済学賞のポール・クルーグマン教授です。



インフレターゲット論者であり、財政出動と金融政策で景気は回復できるという強硬派ですから、表から裏から日本の経済政策については指示をFRPとともに行っているのでしょう。

日本は格好の実験台でありつづけます



ポール・クルーグマン教授が経済学の通説にそぐわない現象が続いていると驚きつつも、自説が好影響を与えていることをあちこちで発表しています。

赤字国債発行枠を使い切った米国は2月の軍人・公務員への支払いにあてるために50兆円の米国債を購入を日本に実行させました。その結果の円安。

財政出動とは公共事業で景気向上をめざす太平洋戦争前のニューディール政策とどこが違うのでしょうか。結局は最大の公共事業である国際戦争をもって長い不況が終わったのです。

国家財政でこれだけ両国が密接であるために

日米抱きつき心中経済

と副島隆彦先生は名付けています。

どうであれ、ジャブジャブと金を刷り続け、赤字国債を際限なく発行するという先進国でまだどこもやったことがないことを日本はさせられているのです。

結果はどうなるかは誰もわかりませんからね(笑)


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787の故障頻発は航空会社の株価には影響はあるか 
Thursday, January 17, 2013, 03:06 PM
1/17 晴 10時 浅草での空間線量は75ベクレル/立法メートル

全日空、日本航空の株価にも787の連続故障の影響はみられません。ひさしぶりに株価を見ましたが、全日空は150〜180円です。ずいぶん安くなっていたのですね。日本航空はご破算して再上場した価格なので評価に値しません。

株価の動きを見ている限りは、787の故障はそれほど深刻ではないように思えます。

昨日はこのマンションの変電設備工事で昼から夕方まで停電していました。
そのため、コンピュータどころか電話でさえ不通状態。廊下や階段は非常灯が点いていましたがそれも僅かな時間で、真っ暗闇となりました。
暖房器具が使えないため寒いこと。寒いこと。
停電で電話が使えないために通電することをやきもきして待っていました。

いつも仕事中に鳴っているラジオがないと寂しいのでポータブルラジオを鳴らしていました。乾電池式のラジオは防災セットに入れておいたほうが良いです。
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被害妄想は人類最悪な伝染病である 
Wednesday, January 16, 2013, 06:14 PM
1/16 晴 10時 浅草での空間線量は69ベクレル/立法メートル

あなたは常に監視されていませんか?
電話が盗聴されていると感じませんか?

あなたから金銭、権力を奪い去ろうと謀略をめぐらされていると感じませんか?

隣近所の人たちがあなたの行動を逐一見ていると感じていませんか?

部屋に軟禁されていると感じていませんか?

われさきにやらなければいけないと思っていませんか?

上記は私の知っている限りの典型的な精神病の特徴です。他にも世界が終わる、地球が消える、太陽が爆発する、天変地異が起る、宇宙人が攻めてくる・・・SFチックでもあり、オカルト的でもありますが、精神病患者は真顔でこのようなことを平気で述べます。

闇の支配層から監視されているという人も幾人か会ったことがあります。

困った事ことに大なり小なり伝染するようです



高齢化社会とは決して健全な社会ではないと思うのです。最近の世論について思うことはこういう事です。
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頭の回転を良くするにはとにかく情報のインプットを手当たり次第すること 
Monday, January 14, 2013, 12:25 PM
1/14 雨のち雪 10時 浅草での空間線量は68ベクレル/立法メートル

昨日は66でした。夜半からの雨が雪となり瞬く間にあたりは白くなりました。都内でははじめての降雪だと思います。

副島隆彦先生が学問道場にて新年最初の会員専用(無料)ページにて、安倍政権での政治経済の見通しを掲載されています。
http://www.snsi.jp/tops/kouhou/1647

1)金融緩和・日銀ETF・古臭いマネタリスト理論・円安
安倍晋三総理大臣の経済運営はアベノミクスという名采配ではなく

ステロイド経済といったほうが相応しい


と指摘しています。副作用が随所に現れてより重篤になっていくという見通しです。

アメリカ政府が2月危機(公務員・軍人への支払い)を乗り越えるために、安倍政権下では円高介入という名目で米国債を50兆円も買わされ続ける

世界中すべての歪みは7月8月9月あたりに一気に崩壊していく!

との予言は信憑性が高いと思います。

2)ヒラリー・クリントン辞任の真の理由
脳血栓で倒れたヒラリー・クリントンが国際政治から実質引退しました。後釜として白羽の矢が立てられたスーザン・ライス(子ブッシュの国務長官)も就任を拒否しました。

駐リビア米大使惨殺とアラブの春の実行指揮官であったヒラリーの闇人脈、ここに映っている傭兵らは口封じで殺された

やはりアメリカという国はアラブ列国からほんとうに嫌われ続けるのでしょう。サウジアラビアでさえ原油取引の関係がなくなれば反米国家にすぐなるのではないでしょうか。アメリカのシェールガス革命はそんな危うさも秘めていると私は見ています。

リビア駐米大使のリビア人による惨殺がなぜアメリカ政府を揺るがし、ヒラリー・クリントンが卒倒して辞任するほどの騒ぎになったのか。

そして安倍晋三の総理就任と同時に行われた金融緩和と円安、アーミテージ元国務副長官のNHKインタビューでの発言やCIAのエージェント、日本操り班(ジャパンハンドラーズ)のトップ、マイケルグリーンの発言との関連などなどすべてが密接に関連していることが副島隆彦先生の分析と解説でよくわかります。

日経平均は1万800円前後を維持していますが、これは日銀が買い支えているからです。安倍政権だからではなく、アメリカのシナリオであることがわかります。アメリカもヨーロッパも脚掻きを止めれば沈む寸前だからです.

ぜひ学問道場のホームページでお読み下さい。
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福沢諭吉がSportを体育と訳したことがそもそもの過ち 
Saturday, January 12, 2013, 03:01 PM
1/12 晴 10時 浅草での空間線量は71ベクレル/立法メートル

大阪市立桜宮高校のバスケットボール部での体罰によるキャプテンの自殺がニュースで取り上げられています。とても悲しい事件だと思います。
中学生ならいざ知らず、高校生にもなって体罰、それも何回も張り手で殴られることに驚きます。

私の好きな元野球選手桑田真澄氏はスポーツ指導者達は今でもしっかりした理論もなく根性論だけで子供たちを振り回していると指摘しています。

まったくその通り。

スポーツは苦しいこと、そして耐えることと根本から捉えているから、運動嫌い、体育嫌いが増えるのです。

私もそのような授業やクラブ活動を過ごしてきたので、運動に関してはずっと劣等感があります。

世の中から取り残されているのは教育分野なのだとあらためて思わされる事件です。


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予算ばらまきの方便に真顔で文句を言う朝日新聞 
Friday, January 11, 2013, 12:28 PM
1/11 晴 10時 浅草での空間線量は73ベクレル/立法メートル

朝日新聞がスクープということで、福島県内の森林地の除染作業で枯葉を川に流したと憤っております。高圧洗浄による跳ねた水がうんたらこうたら、掻き集めた土がうんたらこうたら・・・。

除染作業といっても、単にドブさらいと剪定(せんてい)作業を仕事のない高齢者でやっているだけのばらまきのための公共事業です。単なる土方仕事にいちいち文句つけるなよ朝日新聞。

こういう見え見えのことに鬼の首を取ったかのような論調、馬鹿ですね。
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人のためと書いて「偽り」となります 
Thursday, January 10, 2013, 01:12 PM
1/10 晴 10時 浅草での空間線量は68ベクレル/立法メートル

NHKの朝ドラ「純と愛」のおせっかいな主人公が、自殺志願者から「人のためと書いてなんて読むんじゃ」と問われ、それは「いつわり」と呼ぶことを教えられます。

老人のためという言葉こそ偽善そのもの



国内には高税率の隠れ蓑に便利な言葉、耳障りの良い言葉ばかりあふれています。北朝鮮を嗤えないです。
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義務教育から英語を無くせ (NHK教育の語学番組は大人も楽しめます) 
Wednesday, January 9, 2013, 11:55 AM
1/9 晴 10時 浅草での空間線量は77ベクレル/立法メートル

毎週日曜日の夕方6時30分からNHK教育で「テレビで基礎英語」という番組があります。

中年以上には基礎英語というとラジオで毎年4月から始め、ほとんどが数日で挫折をした経験があると思います。私も早朝なのと、なんたって例文もつまらない上に日本語と英語を対照しながら音読するだけなのですぐに嫌になりました。
ところがテレビで基礎英語という番組は

これ自体がお笑い番組


いろいろ遊びながら出演者が苦悶して学び、こちらも同じように楽しめる番組なので、日曜日の夕方楽しみにしています。

英語表現も若者にファッションなど関心があることなので一層身近に感じます。

基礎英語というと中学生レベルの英語です。それも簡単な日常会話程度です。
しかしこのレベルでも大学生のほとんどはついて行けないでしょう。いえ大学生の知能レベルが低下しているといった話ではなく、義務教育や高等教育で習った授業内容がそもそも間違いであったことを嫌ほど思い知らされるからです。

文部省は故意に英語の理解力を国民から奪っている


例えば
Come here! カムアー ×

この番組では
Come here! カアー ○

と<h>を省くネイティブ流を徹底して重視しています。なぜなら聞き取れないと習得はできないからです。ラテン系の言葉は音の強弱とテンポで文意を表すことを理解していないといつまでも欧米人の言葉はゴニョゴニョにしか聞こえません。

ローマ字読みをさせた功罪は大きい


優れた語学の指導法で有名な田尻悟郎(たじりごろう:関西大学外国部学部教授)による番組は大人も子供も楽しめるものです。


義務教育でローマ字読みをさせたことで、発音がわからなくなったことは言わずもがな。Appleを〈エプ〉と読ませなかったことであえて広く英語習得を遠ざけていたことがこの番組を通してよくわかります。

学校現場ではテレビ視聴だけさせた方がよほど有益です


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女性は生き方を肯定されたい生き物(ドラマの視聴率で感じること) 
Tuesday, January 8, 2013, 01:09 PM
1/8 晴 10時 浅草での空間線量は83ベクレル/立法メートル

NHKの大河ドラマ「平清盛」が散々な低視聴率で終り、新たに幕末の会津藩で活躍する山本(新島)八重の物語となりました。私自身は平清盛がそれほど不人気であるとは思えません。熱心に見るほどでもなく、再放送でたまに見る程度です。

不人気である理由はいろいろ諸説があり、登場人物が多い上に名前も似ていて誰が誰の子供なのかわからない、歴史の勉強をしているようだ、台詞がわかりにくいなどなどです。

一昨年末に放映されていた「坂の上の雲」も平均10%とそれほど視聴率ではよくありませんでした。

視聴率とはドラマの出来とは関連していない


というあたりまえの事実があるようで、完成度がいくら高くても嫌いな人は全く観ないのでしょう。

低視聴率であった平清盛や不人気の朝ドラにはある法則があるように思えます。それは女性がキーマンではないこと。専業主婦(家事)を揶揄(やゆ)・誹謗中傷する表現があることです。

現在、NHKの朝ドラ「純と愛」は女性が働いてホテル再建をめざすという物語ですが、男性は仕事をせずに主夫です。その主人公が引っかき回してドタバタ劇があるのですけども、男目線ではあんまり面白くない。脚本家は心を閉ざしたスーパー家政婦の話「家政婦のミタ」でヒットを飛ばした方です。こんな女性が身近に居たら助かる(迷惑)だなあという虚構な話なので娯楽として楽しめます。

どれだけ華やかなシンデレラストーリーやサクセスストーリーとなっても、主婦の日常(家事や育児)をないがしろにした脚本では主婦層の共感が得られないのです。

平清盛は全くの男目線の脚本で、主な視聴者である主婦層にはそっぽを向かれたわけです。

今回の大河ドラマ「八重の桜」はどうなるでしょうか。主人公の山本八重は幕府側として戦いますが、維新後は津田塾創立者・津田梅子らと共に初の女性留学生となります。そして新島襄と同志社大学の創立に力を注ぎます。簡単に言えば

海外留学を経てキリスト教に感化し女子教育に身を捧げる物語



明治の男勝りな働く女性に主婦層は興味が持続できるでしょうか?ウーマンリブを押し出した脚本次第ではバッシングで終わってしまう可能性もあります。でも平清盛よりは視聴率は獲るでしょう。最低でも女性が主人公ですから。
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やはり膠原病(自己免疫疾患)には微量放射線が良いという感触 
Monday, January 7, 2013, 03:58 PM
1/7 晴 10時 浅草での空間線量は81ベクレル/立法メートル

もう正月気分は抜けて本日から通常の生活に戻りました。今日は七草粥ですね。

休暇中に留守番電話が数件入っており、それを逐次電話して処理していきます。
年末にお送りしたKさんから留守電があり、折り返し連絡が欲しいとのことでしたので、何か不具合でもあったのかなとお電話をしました。

メッシュシート氣傳効(きでんかい)を敷いて寝たところ

すぐに関節の痛みとしびれが消えた!


との嬉しいご報告でした。Kさんは現代の難病と言われる膠原病(こうげんびょう)なのです。

このような慢性的な病気を患っている方はいろいろな療法や食餌療法、健康法のたぐいをたくさんされているので、実際何が効いたのかどうかというのはご本人でもわからない場合がほとんどです。リウマチや膝痛などで悩まれる方はお客様でもおおくいらっしゃいます。

ご病名をお訊ねして追跡調査をしているわけではないので、症状改善の例はほんの一部のお便りやご報告が頼りです。

このようなお電話は

嬉しくて本当に一日を楽しくしてくれます。



4日の朝日新聞3面にはips細胞により免疫細胞を若返らせることに理化学研究所と東京大学の2チームが成功したと報じていました。これからの医療はIPS細胞の応用例が飛躍的に増えていくと思われます。またそのように医療産業は変化していくしかないでしょう。

医療産業は医療工業という巨大な市場を持つ産業分野へと変貌を予感する記事です。

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正月の日経新聞ほど親米ポチ丸出しな記事はない 
Sunday, January 6, 2013, 01:32 PM
1/6 曇 10時 浅草での空間線量は78ベクレル/立法メートル

3日前の日経新聞には正月用の記事として『見たい初夢・見たくない初夢』という特集があり、そこにはTPPでは日本が参加しても先進国として先導する側ではなく、後からきた国として冷遇されるという<初夢>が書かれています。

さらには『守ったはずの農業も衰退』とTPP参加表明の時期が遅れていることに歯ぎしりをしているばかりか、結局農業でさえTPPに関係なく後継者不足で衰退は免れないと書き足しています。

日経(日刊経団連)が米政府の要請に忠実なことw



読売(日刊CIA)でもここまであからさまな記事はないぞ(笑)と思いますが、聞いた話どおり日経新聞の正月用の記事は新米記者が会社の営業方針への忠実さをみせるための場のようです。

参議院選までは株価は維持させることは確実



提灯記事に踊らされてそろそろ株にでも手を出してみようかなどと思っている方はくれぐれも火傷をしないようにしてください。必ず振り落としがあり素人が食い物にされる相場が繰り広げられるでしょうから.

大阪証券取引所と東京証券取引所が合併して株式会社日本取引所となりましたが、前途洋々はなく、前途多難だからこそ市場操作しやすいように日米欧で合併が画策されたと考えるべきです。
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カレンダー(暦)にはこれほど面白いドラマがあったのか 
Saturday, January 5, 2013, 01:58 PM
1/5 曇 10時 浅草での空間線量は80ベクレル/立法メートル

冲方 丁(うぶかたとう)の天地明察(てんちめいさつ)を新幹線の中で読みました。映画化されたのですが、観ることができませんでした。
それで文庫本を買って帰省の電車に乗りました。

江戸時代の暦づくりの物語で、元々碁打ちの家系に生まれた主人公が、碁よりも算学の才能に老中らが着目して難題な暦の改正に向かわせる話です。

江戸時代から明治にかけて日本全国では太陰暦(月の満ち欠けを基準)から太陽暦(現代の太陽の周期を基準)に暦が統一されました。

全国で統一される前は農民は旧暦と使い、幕府は太陽暦、そして各藩でも若干異なる独特の暦を用いるところもあったそうです。

なんてことを知っているようにつらつら書いていますが、実は昨秋に訪れた伊豆は三島の神社裏にある三島暦の館で説明をうけたものです。

三島で暦(カレンダー)がつくられ、それが全国で使われているとは知りませんでした。また三島藩では暦の販売による利益はそうとう大きなものであったようです。

江戸時代は旧暦ですから、歴史物を読むときは注意が必要です。
赤穂浪士の吉良邸討入りは旧暦の12月14日です。雪が降っていたようです。

さて旧暦12月14日は現代の暦ではいつでしょうか。
旧暦12月21日が新暦2月1日なので新暦1月24日あたりが現代に照らした討入りの日付です。
三島暦の解説ボランティアさんによると

歴史の忠実を読むときは日付を一ヶ月先にする


ことで描写されている気候や天候が会うのだそうです。

月の満ち欠けを暦にした太陰暦は一年354日なのでどうしても毎年10日づつずれていきます。ですから3年に一度同じ月が二回ある年がでるという欠点がありました。

しかし月の呼び方、一日の新月から始まり、三日月、十五夜(満月)、十六夜などなど月の形と暦がつながっているほうが風情が感じられて良いと思います。

旧暦での正月は二月十日です。


新暦では春の訪れはまだ一ヶ月先です。それにしても寒いなあ。
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