中立独立主義は内外で疑心暗鬼を生み、自ら”茨の冠”を被ること 
Monday, June 13, 2022, 06:17 PM
司馬遼太郎の「峠」を読みました。


「飛ぶが如く」に次ぐ司馬の長編小説であり、新潟の長岡藩家老・河井継之助(かわいつぐのすけ)が主人公です。この小説によって新潟県人しか知られていなかった継之助が広く知られることになった司馬の代表作の一つです。

新潟方面には最近よく行くし、2年前から新潟や長岡では映画のポスターをよく見かけたから、原作を読んでみたいと思ったのです。やっと今年映画は公開されます。

文庫本で上中下の三巻で、徳川譜代大名でありながらも小藩(7万石)に過ぎない長岡藩(牧野家)の家臣に過ぎなかった河井継之助の思想の紹介が上巻の内容です。

朱子学ではなく実践的な革命論である陽明学を信奉するも、徳川政権を支持しなければならない武士の立場と現実的な処世のはざまで、彼独自の結論へ至る過程の紹介が最初の巻です。

小国であっても自主独立・武装中立を目指す



そのためには、300年変わらない甲冑と槍刀ではなく、藩の軍備力で介入を防ぐこと。兵器を買うためにも産業を育てなければならないことなどを、継之助が藩の改革者として実行していきます。

幕末の争乱期に薩長方とも佐幕方にも付かず、中立の立場を堅持して独立を目指した長岡藩家老・河井継之助の戦略は良かったのかというと、結果的には悲劇となってしまいました。

もっとも官軍に恭順したところで、会津をはじめ奥羽列藩への先鋒にさせらて多くの戦死者を出す結果となり、悲劇は同じであったのだろうと思います。
実際に薩長軍に従った新潟の小藩(直江津や松平)は柏崎を経て長岡藩攻撃の先陣役をさせられているのです。同郷の者や親族同士が撃ち合い、斬りあったのです。

静的な均衡時にはよい戦略でも、動的状況下では最悪



京都薩長方と江戸佐幕派・譜代連合の睨み合いという状態であれば、河井継之助のような”とりあえず様子見”が素人ながら妥当な判断だといえます。

しかし、敵/味方/内部統制の状況は刻々と変わり、そのバランスが崩れればどのような方向に動くかはだれも予想できないでしょう。

こっくりさん遊びのように、コインに三人が指を当てて動かしても、だれもが意図しない動きをすることと同じです。

結局、官軍(薩長)と対峙する奥羽同盟(会津)に挟まれた長岡藩は、双方から敵方に着くのではという疑心暗鬼をから偽旗工作によりなし崩しに中立策を放棄する結果となりました。

長岡藩内部でも天皇への恭順を訴える派閥と、徳川家へ忠誠を誓う派閥で分裂状態です。

ユーラシア大陸の状況は藩幕体制下の江戸時代末期と似ている



討幕側も佐幕側も開国と同時に西洋の銃や大砲を購入して、軍備力を増強していきます。徳川体制下では御禁制であった大型軍艦も雄藩は購入します。陸路よりも大量の物資と兵士を移動させることができるからです。

後講釈で佐幕側は軍備が旧式だの、近代軍隊とはかけ離れていたとか言われていますが、実際のところそれほど大きな差があったわけではない。

会津も元込め式のライフル銃を揃えていたのですし、1000以上(1600m前後)の射程がある榴弾砲を揃えていたのです。

先日、西南戦争の激戦地であった田原坂(たばるざか)を訪れましたが、丘陵地での戦いは白兵戦となり、日本刀での切合いで薩摩軍は大きな成果をあげたそうです。

そのため官軍側も士族を中心とした抜刀隊を編成して応戦しました。この中心メンバーは会津の山川浩ら旧賊軍の汚名をかぶせられた者たち。

だから10年来の恨みを晴らさんと率先して薩摩兵に切り込んでいった。
藩は無くなっても憎しみの連鎖が明治の半ばまでは続いていたのが、双方の甚大な死者数が表しています。

田原坂だけで双方7000人の1万4千人が死に、生還率は半分だったそうです。(※田原坂資料館に掲示)

武力中立ではなく、パワーバランスを静的にする仕組みが必要であった



司馬遼太郎「峠」を読んで思うことは、中立政策で独立状態を維持するむずかしさです。

むしろ、永世中立とは敵対する国のパワーバランスが均衡してこそ実現するのであり、ちょっとの乱れで崩れる際どい考えであると思った次第です。

そのためにも敵味方かかわらず諜報・情報工作の重要性は150年前も変わらないのです。
小藩の悲しさでどうしても京都や各地の戦況が遅れがちです。情報網を持たない弱小藩は捨て駒として官軍(薩長土)につぎつぎに取り込まれていきます。言わずもがな
飛脚しかいない時代ですが、大藩は自前の船で京都と江戸と国もとを往復していました。

自軍側に取り込みたい双方としては中立国家こそが宣撫工作のターゲットです。

幕末でも薩長と岩倉具視ら藩幕の公家一派らによる大衆扇動を行っています。

武器以上に重要な諜報宣撫工作


この物語に福地源一郎という人物がいます。江戸幕府の外国翻訳方で、外国情勢を継之助に教え、スイス人商人を紹介します。福地はのちに東京日日新聞という新聞を発行します。

幕末は恭順派(薩長側)と佐幕派にわかれて「うちが本家で正義だ」と言い合っていた。岩倉具視による偽の御旗は有名ですよね。でも偽旗作戦(false flag)は北越戦争でも会津方が使っているわけです。小説では。

官軍に参戦しないで籠城する長岡藩を引きずり出すために、長岡藩の藩旗を戦場にみよがしに置いて、裏で支援しているように見せかけて、既成事実化を狙っています。
このようにどちらも騙しあいをしているのです。


以下、私が心に留まった個所を抜粋します。

大垣藩筆頭家老・小原鉄心との会話(上巻295ページ)
藩と近代国家にせねば自滅しかなく、すればこの武士の世そのものがほろびる。無為にいても滅亡、改革しても滅亡である。
「この矛盾をどう思われます」
と継之助が問うと、さすがに小原鉄心もだまった。しばらくして、
「それ以上は、天皇さ」
という。将来そこの解決点をもとめねば仕方がない。つまり封建社会が崩壊すれば、つぎの秩序の中心点を天皇にもってゆかねばこの混乱は収拾できぬ。
 鉄心は、尊王家であったしかし世上流行している情緒的な尊王論ではなく、右のような理論的尊王主義というべきものであった。
継之助は、なにかを得た。


理論的尊王主義という言葉が司馬によって創作されています。


司馬遼太郎による日本人の宗教観(上巻497ページ)
「あれは風変わりなやつだ」
と、家中でも思われたのは、ひとつはそういうこともあるであろう。
ちなみに、日本人がずいぶん昔から身に着けている思考癖は、
「真実はつねに二つ以上ある」
というものであった。これは知識人であるほどはなはだしい。
たとえば、
「幕府という存在も正しくかつ価値があるが、朝廷という存在も正しく価値がある」
そういう考え方である。神も尊いが仏も尊い。孔子孟子も劣らず尊い。花は紅、柳はみどりであり、すべてその姿はまちまちだがその存在なりに価値がある、というものであった。
一神教を信じている西洋人ならばこれをふしぎとするであろう。かれらにすれば神は絶対に一つであり、自然、真実も一つでなければならない。
 が、日本人は未開のころから、山にも谷にも川にも無数の神をもっていた。どの神もそれぞれ真実であったが、そこへ仏教が渡来して尊崇すべき対象がいよいよふえた。
さらに儒教がそれにくわわり、両手にあまるほど無数の真実をかかえこみ、べつにそれをふしぎとしなかった。
 しかもその無数の矛盾を統一する思想が鎌倉時代にあらわれた。禅であった。
 禅は、それらの諸事実を色(しき:現象)として観(み)、それらの矛盾は「それはそれで存在していい」とし、すべてそれらは最終の大真理である「空(くう)
に参加するための門であるにすぎない
だから意に介する必要はない、とした。
 右は物の考え方のうえでのことだが、現実の暮しのなかでも日本人は多神教的な気楽さとあいまいさを持っていた。
 たとえば幕府や諸藩の役職は、かならず同一職種に二人以上がつく。江戸の施政長官である町奉行は南北二人存在し、二人が交互に勤務する。大坂の町奉行も東西二人であった。すべてが二人以上であり、その点で責任の所在がどこかでぼやかされていた。
 公務のための使者というものもつねに二人であり、二人でゆく。このため、幕末にオランダに留学した幕府の秀才たちは、むこうで子供たちからさえ軽蔑された。


小説上での福沢諭吉と河井継之助の対比(中巻 414ページ)

「議論じゃありませんよ。いまの私は、地球のなかの長岡藩をどうしようかといろいろ苦心惨憺の試案を練っているところだ。その思案のたすけをほうぼうにもとめている」
「どうもあれだな、河井さんをこのようにお見掛けするところ地球の宰相でもつとまりそうな面構えだが、心掛けているところがどうも蚤のように小さい」
「それが私のいいところだと思っている」

「とにかく福沢さんは、京都中心の日本が出来上がることに賛成ですな」
と、継之助がいった。福沢諭吉はキセルに莨(たばこ)をつめながら、
「かついでいるやつ(薩長)が」
といった。
「気に食わないが、しかし私はあくまでも立君制度(モナルキー)がいいと思っているから、本筋は賛成だ。モナルキーならば文明を吸収する力をもつ」
「私はドイツ連邦というのをすこしも知らないが、徳川家中心の大名同盟、ということではどうにもなりませんか」

「なりませんな。貴族というものが国の梶をとることができた時代は日本でもヨーロッパでも遠い昔になりましたよ。大名同盟(アリストクラシー)では貿易上大いにわずらわしくなり、万国公法という立場からも列国が相手にしなくなるでしょう。結局は経済上の必要から統一というところへゆく。統一するほうがいいが、統一される方は黙っちゃいないから、雄藩同士の大喧嘩になる。戦争でさ。内乱が大いにおこり、日本の独立派なくなり、とてものこと、世界の進運についてゆけない」
「なるほど」
継之助はおだやかに相槌を打った。おだやかにきかねば福沢の意見がひきだせないからである。
「それに、大名同盟というのは要するに封建制だ。こいつはこんにちでは正気の制度じゃありませんぜ」
「そうでしょうな」
この点は、継之助はそう思う


結局のところ、徳川が目指す大名同盟(アリストクラシー)も利害関係ですぐに対立し、分裂するということです。
現在のEUが一枚板とならないのも当然の結末ですし、連邦国家のアメリカも内部では激しい対立が起きています。

討幕・佐幕の根底にある尊王賤覇(そんのうせんぱ)の悲劇(上巻23ページ)
共和制(つまり王政ではない合議的体制)に日本は向かわなかったのかということへの司馬遼太郎の答えが、朱子学の尊王賤覇という根底の思想にあると小説で語らせています。
「天子の政府はもはやみとめざるをえない」
という大前提が、どの江戸派にもある。情勢が転換した以上やむをえないものだとおもっており、日本人らしい諦めの速さが心理的理由になっている。さらに江戸時代武士の教養は朱子学であり、朱子学の根本思想のひとつは尊王賤覇(王室を尊しとし、武力政権をいやしいものとする)であり、思想として京の天子の反抗者になるという者はたれもいない。尊王思想に対立するほど大きな思想(たとえば共和思想)などはこの時代にはなかったのである。


政治家の平和的な考えとは(下巻192ページ)
戦争ということについて継之助を考えてみると、むろん「戦はしてはならんでや」という否定論者ではない。かれは越後人として上杉謙信がすきであった。検診は戦国人のなかでもきわだって戦争ずきであり、戦争を政治の一手段に考えるよりもむしろ、芸術家がその芸術に執心するようなそういうのめり方で自分の「戦争」に執着し、戦争術を陶冶しようとした。継之助はそういう謙信を敬愛した。もっとも継之助が愛した謙信はあるいは戦争好きの謙信ではなく、戦国人のなかではめずらしいほどに心情のさわやかな、ときには義人的行動を好んだそういう謙信の風韻を愛したのかもしれない。
 その一方で継之助は僧良寛を好んでいる。歌人であり禅僧であり、書家であった良寛を、むしろ謙信以上の豪傑であると言い、その絶対無防備の放胆さを尊敬した。しかしながら、
「戦さはしてはならんでや」
という口癖は良寛的な心境から出たのではなさそうであった。
 かれは、政治家なのである。政治には当然戦争がふくまれる。政治のなかにおける戦争を否定していたのではないであろう。
 それどころか、継之助が古今の人物のなかでたれにもまして敬慕していたのは王陽明であった。王陽明は元来が文吏であり、一国の首相でありながら、必要があれば国軍をひきい各地に転戦し、つねに勝ち、当時のいかなる武将よりもすぐれた将軍の能力を発揮した。継之助はそういう王陽明が好きであった。好きである以上、
−戦さはしてはならんでや。
は、絶対否定の言葉ではない。
−政治的に損である。
ということであった。戦争が政治の一部である以上、その損失を考えねばならない。


戦争は政治的な駆け引きの手段の一つ(下巻232ページ)
「戦うのか」
「たたかわざるをえなくなれば戦うが、そのときは藩にとって最悪だな。全藩がほろびるときだな」
「つまり負けるのか」
「勝てはしない。武器を買い、兵を練り、とにかくも負けぬようにした。まず長岡は負けまい。しかし勝てはすまいよ」
「継サ、負けはせぬが勝てもせぬということは、要するに負けることではないか」
「それはちがうな」
微妙な場所でちがう、と継之助はいう。戦いがはじまればとにかくも奮戦し、敵に打撃を与えつづけ、半年でも一年でももちこたえるように戦争を持ってゆき、時間をかせぎ、新政府に恐怖をあたえ、新政府の国際信用を失墜させ、和睦せざるをえぬようにしてゆく。「勝てぬが負けぬ」という戦争形態には政治というものの入り込む余地がある、というのである。継之助のつけめはそこであった。
「が、戦争をせずにそこへもってゆくことに越したことがない。あくまでも政治をもって片付けねばならない」と、継之助はいった。


このように勝ても負けてもいない状況が、政治的には最善の状態であること。
そして和睦(政治的な手打ち)に持ち込むのが政治家の役目だと継之助に語らせています。

ベトナム、アフガニスタン、そしてウクライナでの非対称な戦争は負けないことではなく、持ちこたえて小出しに打撃を与え続けることが転機を生むということ。

継之助が目指した武力中立国家の見本がスイスなのですが、そのスイスでさえもNATO加盟になびいているということは、中立の維持がそれほど困難なことなのだということです。

他国から干渉を受けない為にも一にもなく軍備と諜報体制を整える


古今東西、これ以外の結論はないのでしょう。

過去ログ:新潟県長岡市を旅する(2/2)
新潟県長岡市を旅する(1/2)

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伊能忠敬の話かと思えば高橋景保(かげやす)の話だったでござる 
Sunday, June 5, 2022, 06:20 PM

 せっかくの日曜日なので「大河への道」という映画を観てきました。
大河というとなんとなく五木寛之かなと思いましたが、開演前に立ち寄った書店の店頭に河出書房の文庫本が陳列されていました。

立川志の輔だったのか・・・



なんと原作は落語家の志の輔で落語ネタとして書き下ろした物が原作だったのですね。

どうしようかなぁ、シン・ウルトラマンかトップガンにしようかと一瞬思いましたが、敬愛する高橋 至時(よしとき)も出てくるかもと、初志貫徹。

舞台は千葉県香取(かとり)市。香取神社と伊能忠敬、そして佐原(さわら)の水郷の風景が有名です。成田の先をそのまま行けばたどり着きます。が不便な土地ですが、江戸時代は水運で栄えた街です。

その香取市役所の職員として奮闘する中井貴一が、加藤という橋爪功の演ずる有名脚本家ののあらすじとして高橋景保として登場しています。というか全員劇中劇で登場するんですけどね。

高橋景保という人物は蕃書調所(ばんしょしらべしょ;東京大学の前身で江戸時代の学術機関)の初代天文方を務めています。

父、高橋至時(よしとき)の跡を継いで忠敬と日本地図を完成させたジオメトリー(geometry)の功績者なんです。

劇中で三角関数表が出てきますが、それを完成したのは関孝和の弟子である建部賢弘(たけべかたひろ)です。至時はオランダ語の天文書(ラランデ歴書)を研究し、それを継いだのが景保です。さらに正確な暦を完成させたの弟の景佑(かげすけ)です。

だから日本史において、伊能忠敬よりも高橋至時(父)・景保(長男)・景佑(次男)の方が科学史においては重要なんです。忠敬はパトロンとして『大日本沿海輿地全図』に参加したのです。もっとも忠敬自身もすごい研究者です。

ただ高橋景保(かげやす)は悲劇の人なのです



地図完成後はシーボルト事件で獄中死させられたのです。ただそこまでは映画では述べられていません。

地図完成をやり遂げたところで終わり、後味がすごくよく終わっていることが救い。

豪華な俳優陣で見て損はないですよ。

付け加えるならば伊能忠敬は千葉県香取市佐原の人ですが、高橋景保(かげやす)は大阪城の見回り役の下級武士です。

父の至時(よしとき)は大阪城警備役である井上組の同じく下級武士でした。

井上組とは江戸幕府の大目付でありキリシタン弾圧で知られる井上政重の配下の組織です。

テレビ時代劇となるのであれば、こんな感じになるのかなと思いながら観ていました。水戸黄門が史実のように思う人がいないのと同じこと。



過去ログ:
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江戸時代にどうして正確な地図がつくれたのか?
江戸時代後期には”宇宙人の存在”は信じられていた
戦国大名はほとんどがキリシタンであった。この事実の重さを改めて知ることになる
江戸時代後期には”宇宙人の存在”は信じられていた
地図作りに必要なのは分度器と方位磁石、そして精密な時計であった
日本には明治維新まで大砲が無かった理由
戦後400年!元禄時代(17世紀末・18世紀初頭)の大阪から近代化が始まった
幕臣開国派にも幕府解体を目指す派閥と幕府存続で近代化を目指す派閥がいた
私の夏休み課題図書を公開します
映画「天地明察」を改めて観てみました〜江戸時代の数学の黎明〜
来年はしっかり数学の本を読もうと思う

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副島隆彦と佐藤優による”現代社会を知るための最高の教科書”である 
Monday, May 23, 2022, 06:05 PM

ウイルスが変えた世界の構造(2020/10)

本当のタイトルは「宗教史観で読み解く現代社会の教科書」がふさわしいでしょう。
入手が遅くなったため旧聞になってしまったが、副島隆彦・佐藤優の対談本はつねに期待以上の読後感があります。そしてこの2冊も満足しています。購入して本当に良かった。

何度でも読む返すに値する内容です。

入手が遅れたのは、地方の書店では、在庫がなかったから。
店員さんに「最近出た佐藤優と副島隆彦の対談本ある?」「ああアレですか、ありますよ」と棚に連れて行ってくれるのに無いことが何度かありました。
タイトルがコロナ関連や世界情勢といった時事問題関連だからか、売り切れても小さな書店では補充されなかったからでしょう。

ウイルスが変えた世界の構造と世界の常識はウソばかりはどちらも副島隆彦先生の長年の担当であった編集者の水波康氏がつくったものです。

”ウィルス…”本はトランプ政権中間選挙前であり菅内閣のころにまとめられたもの。”世界の常識…”本はロシアのウクライナ侵攻前に出版されたもの。

ですから、時事的な話題としてコロナと菅内閣、さらに河合克行と案里夫妻(安倍晋三の子分)逮捕の真実。さらには政治家と官僚に巣食う統一教会(反共主義)の影といったものが含まれています。

ここから日本共産党の成り立ちから公安警察、公調(公安調査庁)、内調(内閣情報調査室)へと話は進み、北朝鮮から世界戦争を仕掛ける統一教会(ムーニー)とネオコン一派と多岐にわたって内容が広がっていきます。

共産主義・社会主義を深く鋭く分析する両氏の会話の応酬がそのまま活字となっていることが本書の特徴です。

だからこそ、自分も傍で聞いているかのような錯覚を覚えます。

東西冷戦とは社会主義VS自由主義陣営という偽善で単純なイデオロギー(政治主義)の対立なのではなく、地政学的な対立へと戻ったと両氏は指摘しています。すなわちハートランド(大陸国家群)VSリムランド(縁の諸国連合)での対立としてみるべきなのです。

トランプ政権を支えたサザンパプテストたち


米国の南北分裂の元凶である「リンカーンナイト」とは民主党が好む「ポリティカル・コレクトネス」と同じ意味合いを持つものだと思います。リンカーンという大悪人の偽善が巡り巡っていまだに米国を縛り続けているのでしょう。南軍のリー将軍はさながら西郷隆盛だという比喩をすればわかりやすいでしょう。

そしてアメリカの国教といえるユニテリアンは現代においては世界帝国を支える宗教思想であるというのが、両氏の共通認識です。

ユニテリアンは三位一体を否定するキリスト教の宗派という面でありながらも、近代社会の政治思想(政治運動)となったことを本書の後半では議論しています。

キリスト教徒であっても、宗派の違いや差異をこと細かいところまで詳しい人は、副島隆彦とクリスチャンの佐藤優氏以外にはいないでしょう。

自称カルヴァン派である佐藤優氏の神学に対する解釈と副島隆彦の歴史解釈が重奏して、会話が進むことで、傍聴しているような気になります。

イスラム教にシーア派やスンニ派があるように(実際はもっと宗派があるが)、キリスト教プロテスタントにもカトリック寄りな教条を持つものから原理主義が強い宗派まで幅広くあります。

聖書だけをよりどころとする宗派や三位一体のひとつ、霊性(精霊)を重視する宗派から、祈りだけを重視する宗派とプロテスタント言ってもいろいろある、それでもユニテリアンはどんな宗派にも横断的に存在しているというのが佐藤優氏の分析です。実際にそうなのでしょう。

日本でも交霊だ、口寄せだというイタコ芸をみせる新興宗教(カルト)もそういえばあったな。

合理的判断を信条とするユニテリアンが近代(modarn)の思想であるならば、さらにその先、超越した思想は何かというと、それはメノナイト
(1500年ごろメノ・シモンズが唱えた思想)です。

坊主(司教や神父)・権威(威厳)といった既得権益や宗教的装飾を認めないプロテスタントがさらに進むと、関係性のみに純化していきます。

メノナイトとは非服従・非暴力の主義なのですが、権力に協力もしないし戦いもしないというのは支配者にとっては一番扱いにくい存在であるということ。

このう思想の凄さを副島隆彦と佐藤優両氏が称賛しています。

このように宗派横断的なユニテリアンは今後も思想の潮流となっていくでしょう。マルクス主義からエマーソンやカントが唱えた「自分を信じろ」「ありのままでよい」といった自己啓発の類まで累々と続いています。人間(の魂)を救済するのが宗教(信仰)の役目なのですから。

一方で、思想の裏の顔は、マキャヴェッリの君主論によれば『悪による支配こそ人類の原理』であると副島隆彦は言いいきります。「君主は民衆に愛されるより恐れられる方が都合がよい」という考え方で、言い換えれば中世ヨーロッパの支配者の認識であろうと思われます。そしてハートランド(大陸国家群)の思考なのでしょう。
つづいて


/世界の常識はウソばかり(2022/1)

世界の常識はウソばかり(2022/1)は副島・佐藤優対談本の最新刊です。前著ではプロテスタントから派生したユニテリアンの思想が近代の礎になり、その潮流はマルクス主義をも生み出しました。本編はユニテリアン(神を疑う理神論)の続きです。

二元論(物質と見えないもの(霊魂や思考))が世界の全てであるという考えに対して、一元論(唯物論:物質や数えられるもの)が全てであるという結論に達したヘーゲル、そしてマルクスは誤っている。

なぜならユニテリアンの合理的な思考が、行き過ぎて無神論者になってしまったのだから。無神論者とは過激派(反社会勢力)と同じことである。

見えないものもちゃんとあると考えたデカルト、そしてカントが近代思想の祖なのである。

マルクス主義とは?リベラルとは?その系譜を追う


共産党とは皇帝、国王、大富豪らを憎しみ、武力により革命を目指す組織集団。貧乏人平等主義(過剰な平等を強要し、貧困層や社会弱者を奉り神棚に置くとい主義)とは裏返せば経済成長をしない(させない)社会を実現すること。

しかしその左翼100年の歴史は裏切りとスパイで死人が絶えない血みどろであったということ。

これは副島隆彦先生の経験であり、宗教と思想で人生が大きく影響されていくということ。

ロシアとその周辺国、中央アジアのイスラム圏、中東からアメリカが撤退したことで、アラブも荒れていくということ。

ということで、これから思想・信念・信条がぶつかり合う平和とは真逆の時代へとなっていくということ。

ですから自分の信条思想をしっかり固めて、だまされない生き方を目指すことが最重要なのです。
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書店の形態は変わっていくが、本は永遠に存続する 
Monday, May 16, 2022, 07:34 AM


 昨日は一年ぶりに副島隆彦先生の講演会が開催されました。自分も都合がついたので出席いたしました。
会場で購入したのは下の二冊


どちらもまだパラパラとしか目を通しておりませんが、とても興味ある内容です。
近いうちにここで評論したいと思います。

読売新聞の書評記事ですが、本の流通の変遷という我々現代人が当たり前と思っていることに焦点を当てた珍しい本です。

本を買うのも一般書店か古書店、電子書籍と大まかに三つありますが、かつては貸本という形態も存在していました。

ところがどっこい、貸本屋はアフリカではまだ現役。またコピーして売る形態も後進国ではよくあるみたいです。ようするに海賊版ですね。

ブラジルでは人気作家の一節を物干し竿や紐に吊るして、往来の人々を楽しませることもされているそうです。

本を売る形態は、いろいろあるんですね。

日本ではブックカフェ、ブックホテルというものがあったり、本選びの相談に乗るコンシェルジュを常駐させる図書館もあるようです。

どちらにせよ、本は不滅であるということ。

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地球は丸いと日本人が知ったのはいつから 
Thursday, May 12, 2022, 11:05 AM


答えは織田信長の戦国時代から
新説でも珍説でもなく、西洋の天文学が宣教師より持ち込まれた戦国時代からというのが定説です。
磯田道史氏の記事もそれに沿ったもの。

でも改めて磯田氏の記事を読むと、科学と思想史とは密接なんだなあと思います。
だって小学校で「地球は丸いです」と教わって、以後そう思うだけで、歴史でかつては天動説が西洋や中国で信じられていましたと習っても
「昔の人はあほやねんな」
ぐらいしか思わなかったからね。

コペルニクスが地動説を唱えて、キリスト教を動揺させたと言われても、なんでそんなことにキリスト教徒が騒ぐのか、馬鹿らしいと子供の頃は思ってました。

でも更に驚くことに、現代においても

地球は平だ!(フラットアース論)を唱える人もいる



地球は空洞で、中には別の文明があるという説もある
空想は自由ですから、馬鹿にはしません。

宇宙論とは神学論でもある


現代の天文学や素粒子物理学の根本はすべて「神による創造」を研究することです。

フラットアース論も地底文明論もべつにあっても良いとは思うのですが、そこには神学論はありません。総合失調者が集まるカルト宗教です。

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江戸時代にどうして正確な地図がつくれたのか? 
Tuesday, May 10, 2022, 06:23 PM


飛行機も人工衛星も、ましてや時計もなかった時代に、伊能忠敬(いのうただたか)と高橋景保(たかはしかげやす)は、あれほどの正確な日本地図を作り上げることができたのか。

ちょっと数学が得意な人は

簡単な天文知識と測量道具があればできるよ


きっとそんな風に言うかもしれません。

自分は若いころ、大阪湾の船の上で分度器と方位磁石に望遠鏡が付いたような簡単な測量器具で、自船の位置を海図で調べることをやったことがあります。
目印の灯台や山頂などの角度を測って、海図に写した交点が自分の位置となります。

当時GPSはありませんが、大きな船舶ではロランCという米軍が電波を使った位置システムがありました。
ただ表示が緯度経度で何時何分何秒としか表示されないので、結局は海図に鉛筆で印をつけないと自分の位置がわかりません。
ましてや平均速度や目的地への到着時間を知ろうとすれば、一日中そんな作業をしてなければなりません。
今のように関数電卓もなかったし、船酔いで大変でした。


結局、ぜんぜん正確ではなく、誤差が大きすぎて当てにならないので、慣れている方に交代させられましたっけ。だって海図上では自船は陸上にいることになってしまったのですから。

だいたいこんな角度だろう・・・では全然ダメ
せめて1/100度ぐらいの精度で計測しないと地図上では役に立たないのです。

距離と角度がわかれば、あとは三角関数でポンポンと行きたいところですけども
江戸時代ですから、距離は歩測か巻尺で計算はそろばんです。

高橋至時(よしとき)が三角関数表を完成させていた


至時は景保の父であり、大阪城見回り役の下っ端武士です。(追記:三角関数表を完成したのは関孝和の弟子である建部賢弘(たけべかたひろ)です。その実用性を示したのが至時でしょう。)

ところが、この至時が所属していたのが徳川家の警備を担う「井上組」なのです。
拙書『隠された十字架 江戸の数学者たち』を読まれた方はピンとくるでしょう。

そう、キリシタン弾圧を指揮した井上政重(いのうえまさしげ)を祖とする組織の人なのです。

ネジも国内に無かった時代に精密な観測機器があった


千葉県香取市にある伊能忠敬記念館には、実際に伊能忠敬が使った測量機器や精密な時計が陳列されています。

高橋至時が苦心して読んだオランダ語の天文書(ラランデ歴書)も陳列されています。
真鍮製の測量器具にはバーニアと呼ばれるダイヤルと連動する目盛りが付いています。

これ現代のもの?と思うほどの完成度です。

実は、江戸から戦前にかけての古い測量機器のコレクターに見せてもらい、実際に触らせてもらったのです。

ちいさなネジや歯車は、当時の日本では絶対に作れないもの。加工をする旋盤がそもそもない。

長崎の出島からどういう経緯で、江戸まで運ばれたのかはわからないそうですが、伊能忠敬をはじめ大金持ちの商家の主は、ひそかに買い集めていたのです。

鎖国下の日本においても、真鍮の天体望遠鏡や顕微鏡、世界地図が東京後楽園の水戸屋敷にはあったそうです。

江戸時代では大大名は将軍家ににらまれないよう、密かに学者や知識人を囲って、研究をさせたのです。

知識伝達の役割をしたのが、密入国したキリシタン宣教師であり、その弟子であるキリシタン数学者(和算家)なのです。

過去ログ:
検索キーワード:伊能忠敬:
戦国大名はほとんどがキリシタンであった。この事実の重さを改めて知ることになる
江戸時代後期には”宇宙人の存在”は信じられていた
地図作りに必要なのは分度器と方位磁石、そして精密な時計であった
日本には明治維新まで大砲が無かった理由
戦後400年!元禄時代(17世紀末・18世紀初頭)の大阪から近代化が始まった
幕臣開国派にも幕府解体を目指す派閥と幕府存続で近代化を目指す派閥がいた
私の夏休み課題図書を公開します
映画「天地明察」を改めて観てみました〜江戸時代の数学の黎明〜
来年はしっかり数学の本を読もうと思う
あの人の眠る場所(ところ) -東京のお墓めぐりガイドブック-
伊能忠敬と高橋至時(たかはしよしとき)の墓はご近所にあった

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大企業の不祥事に接するたびに思うこと 
Monday, May 9, 2022, 04:54 PM
日製鋼所---ストップ安売り気配、鉄鋼部材での検査不正を発表
フィスコ

*13:40JST <5631> 日製鋼所 3025ウ -
ストップ安売り気配。日本製鋼所の子会社である日本製鋼所M&Eが生産した鉄鋼部材で
検査不正があったことが明らかになった。検査データを書き換え、顧客と契約した品
質基準を満たしているように装っていたもよう。検査データを書き換えていたのは、
火力発電所で使うタービンの軸材であるロータシャフトなどとされている。業績への
影響は本日中に発表するとしている。業績への直接的な影響や今後の信頼性の低下な
どを懸念する動きが強まっているようだ。


久しぶりにストップ安(売りが多くて売買が成立しない状態)をみました。
企業の不祥事というと、最近では東芝に三菱電機、そして日本製鋼所ですか。

どれも発電所や重電とよばれる電力分野に属する大企業ですね。

日本製鋼所は発電タービンの軸や自衛隊向けの砲身を作っています。

かわぐちかいじのマンガ「じぱんぐ」でも米軍機の体当たりで破損したイージス艦「みらい」の主砲を、帝国海軍配下の日本製鋼所で修理を試みるという場面があったように記憶しています。

陸軍の戦車の主砲も一手に引き受けており、東芝も三菱電機と同じく防衛産業の企業でもあります。

これからもこんな不祥事は老舗企業で続くかもしれない。
そんな思惑なのか、東京株式市場は寄り付きから下がりっぱなしでした。

ペナルティもないし、自浄作用も働かない企業の末路



20年前は、業績安定感抜群で就職希望ランキングで上位の企業ばかりですが、
内情は、下請け丸投げ、派遣社員でやっつけな事をしているだけなんでした。

不祥事のニュースを目にするたびに

とことん堕ちてしまわねば日本の復活はない



そのように思います。



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三年越しで大井川鉄道沿線を行く 
Friday, May 6, 2022, 09:42 AM


ずっと棚上げされていた静岡県大井川から渓谷への旅行がやっとできました。
大井川鉄道は蒸気機関車が多数動態保存されていることで有名ですね。

100年以上前の蒸気機関車がお化粧されて動く様はとても可愛らしいです。

でもこの連休期間はすごい人だった。
きかんしゃトーマス人気おそるべし。



なんかこの電車は懐かしさを感じます。京王線?東急の電車?
なんせ私鉄の中古車両が使われていて、近鉄特急も走ってました。

するとどこかから「南海やろ!」との声が・・・

そうか、私の故郷の電車でしたか。横に昭和33年製造というプレートがありました。
子供の頃はこんな車両が走ってたんですね。

芋虫電車と陰口を叩かれていたのですが、今見りゃレトロで良いデザインだ。



渓谷をサイクリングして、温泉に漬かって帰りました。お土産はもちろんお茶。
でもお茶農家は高齢化で廃業が進んでいると案内役の地元出身者が嘆いてます。

良いお茶を、低温で抽出すると甘味があってとろっとしていて旨かったなあ。

過去ログ:
検索キーワード:サイクリング:
天気も良いので渋沢栄一の墓にでも行ってみた
古い古い旧い自転車大集合!
天気がよいので筑波山へ
今のキャンプブームで踊る人たちなんて大嫌いです
もう冬は終わりました。桜が咲いている
秋川渓谷
信州を旅したらすごいことになっていた(道が消えていた)
土建王国ぐんまの奥地を旅する
世界では自転車さえも禁止されている国があることを知る
戦前の雑誌に掲載されていたラヂウム製薬株式会社

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池江璃花子選手の驚異的な復活に驚きます 
Monday, May 2, 2022, 10:52 AM


パソコンが新しくなりました。というか使わなかったWindows10機をメインとして使うことにしたのです。
ビジネスモデルなのに日本語入力がとても使いにくかったから。

とは言っても旧PCは文章書きには良いとしても、ブラウザーがほとんど使えなくなり背に腹を変えることができずに、嫌々ながらPC環境を移行することにしました。

コンピュータシステムは『寝た子は起こすな』が基本


パソコンオタクでもない限り、常に最新が最良というわけではない。

現状で仕事が効率よく回っているのならば、何も変えないというのが一番能率的です。
表計算ソフトもワープロソフトも、画像処理ソフトも旧いままですが、それでいい。
新しいOFFICEソフトは使いにくいし、動作が分かりにくい。

やっぱり新機種Win10ではスキャナーとの相性が悪く、取り込みにとても苦労しました。
画面の縦横比も変わったので、横長すぎて入力に集中できないというのも困りもの。

でもこれでやっていくしかないので、ブログの更新はこれでいくことにします。

池江璃花子選手が順調に復活している


大リーグでの大谷祥平選手や鈴木誠也選手、ロッテの佐々木朗希選手も超越した人類が話題ですが、私は水泳が好きなので、池江選手が日本選手権で3勝したというニュースに注目しています。

まだ国内無敵だった頃のレベルではないのかもしれませんが、テレビで見る度に体が全盛時に近づいているように見えます。

持久力も必要な水泳は柔軟さも必要で、闇雲に筋肉をつけてもダメなんです。
一度落ちた筋肉をもとに戻すには、時間をかけて作り直す必要があるのでしょう。

私は先月よそ見しながら歩いて、派手に転び、左ひざを強打しました。
いまだに足が痛くて曲げられない。それでも徐々に改善はしているのですが、やっぱり治癒は遅いなあと、少々歳を取るという意味を実感しています。

これからも注目してますし、応援してます。池江璃花子選手!


過去ログ:日本語パソコンは日本語の入力に不向きという問題
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自給率が3割もないのは食糧にかぎらず、医療用同位体までも! 
Thursday, April 28, 2022, 01:07 PM
電話工事が終わり、ソフトバンクのドタバタで3週間ぶりに更新できます。
ソフトバンクはADSL時代からプロバイダーの継続をしていますが、引越のたびになんらかのトラブルがあります。
前回では料金の二重払いでした。

要するに販売は携帯電話と同様に代理店が行い、回線自体はNTTがするということで、契約情報に齟齬が発生しているのです。前の契約情報や設備状況が更新されず、それで接続工事で混乱が生じたようです。(工事業者はNTTの関連会社)

でも待ったおかげで、光ファイバーの快適な環境になりました。
一本の光ケーブルを居住者で分け合って使うマンション共有タイプからずっと快速になりました。

以前のネット環境では、同じマンションの誰かが動画なんか観てたらWeb会議なんか使い物にならなかったですから。

テストのつもりで久々にパソコンを開きました。

 新聞記事で、ガン治療に使われる放射線物質(ラジオアイソトープ:RI)はほとんど輸入に頼っていて、今回のロシアの侵攻で供給体制が不安視されているそうです。

この記事では欧州となっていますが、おそらくソ連であった東欧諸国からなのでしょう。
ウクライナも輸入先のひとつであったことは確かです。
なぜなら小型の原子炉をたくさん持っているから。

研究用原子炉まで白眼視したら必要な物質も自給できない



医療用・工業用問わずラジオアイソトープは広く使われています。たとえば火災報知器のセンサーなんかも放射線物質を使っています。

記事では画像診断用にテクネチウム99m、治療用にアクチニウム225といった物質が特に欠乏の可能性が高いとのこと。

作り方は簡単。元となる元素を原子炉に入れて、中性子があたればラジオアイソトープ(放射性同位体)となる。

だからずっと国内で生産されている物だと思っていました・・・ら全然違っていた。

通産省、文部科学省がラジオアイソトープの国産化にやる気がないというのも問題です。

原子力関連は日影部署なんで官僚はやりたがらないんです。変に矢面になるのが嫌だから。

霞ヶ関の原子力政策はそのまま医療にまで影響が及んでいます。
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電話(ネット回線)工事がとんでもなく遅れてます 
Thursday, April 14, 2022, 08:23 PM
六城ラヂウムは引越作業中です。

予定ではすでに快適なインターネット回線が開通しているはずなのですが・・・

4月中はインターネット工事が遅れに遅れてます



NTT東とソフトバンク光の連携が極悪なのが理由です。

電話とFAXも「現在通話できません・・・・」というアナウンスが流れると思うのですが

そのような事情です。

4月いっぱいご迷惑をおかけします。なるべくメールで連絡ください




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社員から誇りを奪う使い捨て感覚はどうにかならんもんか 
Monday, April 4, 2022, 02:02 PM
大きな企業と仕事をする機会がありますが、海外の企業と日本の企業では大きな違いを感じます。

海外企業は仕事の最後にサインを求められることが多い。
私はこれこれ、こういうことをした・・・サインをさせられます。
それが後世も残って、何年後か何十年後かにも閲覧することができます。

ところが日本では誰それがどういう事をしたという記録はないのです。
たとえば橋やビルは施工者として元請け企業の銘板があっても、下請の企業名はない。

ましてや記録が残っていたとしても、実際に携わった会社や個人名は一切ありません。
それが普通です、日本では。

手作りの高級車では、エンジンの組立や塗装などの工程ごとに担当者が納品書にサインをしていくそうです。

アメリカでは、そんな高級車じゃなくても、大量生産ラインで息子の注文だと知ったライン工の父親が、その車のボンネットの裏に大きくサインをして、受取った息子が大感激したという話が愛社精神の美談として語られています。

日本じゃ発注者が息子だろうが親父だろうが、製品に落書きしたらたぶん大騒ぎになるでしょう。

なんで?

仕事に個人名を求める海外企業に対し、日本は会社名のみです。せいぜい書類に三文判ぐらい。

働き手への敬意が全くないのが日本の仕事現場



理化学の最先端である理化学研究所では研究員の大量の首切りが行われることを以下の記事で知りました。

十把一絡げで古手の研究者をクビにして若い研究者を雇うようです。その方が支払う給料も安い。

自分もそうだったのですが、技術者っていくら仕事に精進しても決して表に氏名が掲げられることはない。

AppleがMacintoshで知れ渡るようになった頃、その画面ではプログラマーの名前が映画のエンドロールのように流れていました。

最初期のMacには裏にスティーブ・ジョブスのサインがありました。(金型に彫り込んであった)

こんなすばらしい物を作り上げたのだという感動が伝わってきます。

ですから自分も真似て、作成したプログラムソフトにこっそり名前を入れておいたら、あとで大目玉をくらいました。

そこで会社では自分の名前で仕事をしたらいけないのだなあと知ったわけです。

入社何年目の平社員という”顔無しクン”として滅私奉公させられ、対外的な意見はすべて上司を通して”会話”しなければならない。

ふ〜ん、日本で働くことってこういうことなんだと急につまらなくなりました。

大企業でもマクドナルドでも働き手に求めていることは同じです。人生の時間のみを明け渡すこと。

日本人経営者にとって人の価値は時間で逓減すると考えている



これが本当に不思議なこと。

この記事の中国人はなんで経験豊富な人材を、簡単に放り出すのか?という疑問をもっています。

そして穴埋めで若い者を欲しがるのは全く合理的ではないのです。

中小企業の経営者と話をしたことがありますが、どこも人手が欲しいといいます。

でも必ず「欲を言えば30代で、精々40前後まで」と付け加えます。

日本人経営者にとって社員とは『拾ってくる犬』でしかない



芸を覚えさすのも、躾をするにも子犬の方がいい。成犬では従順ではないからという理屈です。

何の取り柄もない零細会社に胸を膨らましてくるわけないのに、頭がおかしいんでしょうか。

このまえ土建屋の支店長が面白いこと言ってたなあ

「求める人は”餌”を与えたらちゃんと喰って帰ってくること」

餌ってその会社の隠語で肉体労働を意味します。まさに犬か動物を扱うような感覚です。

日本の企業全部が全部とは言いませんが、右から左に仕事をするだけが求められて、そこに個人主義は一切ありません。

あの理研でさえ人材はまさに”材料”程度の価値しかないと見ていることに暗澹としました。



https://news.yahoo.co.jp/articles/92ab4689bacac495683e6e7172c2b1aad93a0c6b?page=1


「理研600人リストラ」に中国人ITエンジニアは「不思議です」と繰り返した


4/3(日) 16:15配信

NEWSポストセブン

スーパコンピューター「富岳」で知られる理化学研究所計算科学研究センター(時事通信フォト)

 国立研究開発法人の理化学研究所の労働組合などが、約600人の研究者が雇い止めとなる可能性があるとして、文部科学相と厚生労働相あてに要望書を提出した。近年は、日本人のノーベル賞受賞者がまるで口をそろえたように、日本の科学力の低迷と研究環境の悪化を訴えてきたが、歯止めどころか拍車がかかっているような出来事だ。俳人で著作家の日野百草氏が、中国人技術者が日本の研究者や技術者の環境をどう見ているのか聞いた。

【写真】ノーベル賞受賞者からも苦言

 * * *
「日本は優秀な人がとても安いと思います。なぜ辞めさせるのですか」

 筆者の旧知の中国人技術者から話を伺う。ITエンジニアでゲーム開発にも精通している。中国人のエリートならごく当たり前だが4ヶ国語を話せて日本語も堪能だ。しかし本稿、それでも文章化する際にそのままでは差し障るため逐次こちらで改めている。

「優秀でない人が安いのは当たり前ですが、日本は優秀な人も安い」

 話は理化学研究所(理研)の研究系職員が組合などの試算で2022年度末に600人雇い止めになる件、労組が理研および文部科学相と厚生労働相に撤回を求めているが先行きは厳しい。理研に限らず、日本が国際的に見ても研究者、技術者、クリエイターといった立場を冷遇し続けていることは周知の事実だ。

「とくに日本人は安い。技術も経験もあるのに安くて、何にもない若い人を欲しがりますね、不思議です」

 彼はずっと不思議だったと話す。これは中国人だけでなく海外の技術者、クリエイターも筆者の聞く限りは日本に対して同様の感想だ。筆者は昨年『アニメやゲーム業界「日本人は安くて助かります」その由々しき事態』で主にエンタメを中心にした日本人クリエイターの賃金の安さとその実態を書いたが、これは技術者や研究者にも当てはまる。

「優秀な人が安かったり辞めさせられたり。とても不思議だと思っています」

 なぜ辞めさせるのか、これは筆者も不思議で、せっかく育てた技術者や研究者をいとも簡単に辞めさせる、辞めさせなくとも専門技術と関係ない部門に追いやり、辞めるように仕向ける。これは30年上がらない平均賃金と平行して理系専門職に繰り返されてきた。「そんなことはない」という組織の方々は幸せな話で結構だが、現実には日本の名だたる大手企業や研究施設、大学といった「技術者・研究者こそ宝」の現場に続く現実である。そして新卒至上主義もまた「新陳代謝」の名のもとに経験豊富なベテランを追いやり続けた。

「不思議なのです。欲張りな中国なら放っておきません。それだけの技術や研究の蓄積が一個人にあるのは、まさに宝です」

日本は研究者もエンジニアも人権ないですね
 大学、大学院、そして研究機関や企業と歩む中で、技術者や研究者はクリエイターと同様に技術や経験、そして実績を蓄積してゆく。そうでない者もいるだろうが、企業や研究機関でそれなりのベテランになった者のほとんどはまさに「宝」だろう。日本はそうした「宝」をこの30年間、合理化とリストラの下に切り捨ててきた。それを欧米やアジア諸国、とくに中国が拾っていった。いまや日中の経済力はもちろん、技術力すら逆転され始めている。

「私は門外漢ですが、日本はまた何百人も研究者を辞めさせる。それを中国が手に入れるなんて申し訳なく思います」

 少し皮肉交じりで笑う。彼は日本のこういう姿勢が気に入らないとも言っていた。国同士の話ではなく同じ技術者(研究者も含むだろう)として納得できないという。不思議と同時に、怒りもあると。

「日本は研究者もエンジニアも人権ないですね」

 まさか中国人に「人権」を持ち出されるとは思わなかったが言い返せない。筆者もアニメやゲームに関係していた経験上、現場、とくに日本のアニメの現場がアニメーターに代表されるクリエイターの権利を尊重しているとは思えないからだ。そして現実に、今度は理研という日本を代表する国策研究所の研究者が大量に切られ、おそらくは海外に流出するのだろう。

「中国は日本人研究者や技術者のおかげで大国です。本当にありがたい話です」

 筆者との仲とはいえ「言ってくれるなあ」と苦々しく思うが、これまでも自動車、精密機械、重電、通信、鉄道、鉄鋼、農業、エンタメ、ありとあらゆる技術や研究は中国に渡った。それは日本で「不要」とされた日本人研究者や技術者が食ってくためはもちろん、それは彼らのリベンジマッチでもあった。たとえば今や世界的家電メーカーである中国ハイアール(海爾集団)の「アクア」ブランド(旧三洋電機)などまさに井植兄弟につながる「三洋魂」の発露だろう。アクアには多くの「三洋魂」の継承者も携わってきた。2000年代、そうした彼らを「使い捨てられるだけ」と嘲笑する向きもあったが必ずしもそうではなかった。

「日本はどうかしてます。優秀な研究者をクビにすることは、他国に渡すのと同じです」

 中国ではクビのことを「イカ炒め」と揶揄するのだが、彼の言葉もそうした中国語由来のスラングが混じっているため平易に改めている。その「イカ炒め」状態になりかねない理研の研究者、技術者たち600人、その中には多数の研究主宰も含まれている。研究主宰といえばその下で働くスタッフも含めてまさに国の「宝」、いま研究成果が出てなくとも、いずれ日本を救う結果を出すかもしれない。

「日本人はノーベル賞受賞を誇りますが、最近は日本国内で研究したわけではないのでは。お金も出さないし大事にされない、みんな日本から脱出してる」

井戸だって時間がかかる
 資源も乏しく経済的に厳しい日本だからこそ頭脳で食べていかなければならないし、頭脳で食べてきたはずだ。しかし技術は先に書いたように他国に流出し、中国で挙げるなら先に書いたようにハイアールが三洋電機を吸収して世界最大の白物家電メーカーとなり、マイディア(美的集団)は東芝の家電事業を、レノボ(聯想集団)はNECや富士通のパソコン部門を吸収して成長した。日本の新幹線は中国の新幹線として走り、日本の造船技術は中国のコンテナ船となって世界を駆け巡る。誰が売ったのか、誰が教えたのか、怒ったところでそれをしたのは私たちの国、日本である。

「はっきりいって、間抜けだと思います」

 これも「idiot」という言葉を使っていたが柔らかく「間抜け」と訳させてもらった(本来はもっと酷い)。実際そうだろう、中国や他国が悪いのではなく、日本が技術者や研究者、クリエイターを大事にすれば済む話だった。冷遇したあげくが、いまの体たらくである。筆者が貿易のルポルタージュで常に言及する「中国が気に入らないなら中国より金を出せばいい」と同様である。「中国(この場合は欧米も入るか)に手を貸してほしくなければ、中国(欧米)より厚遇すればいい」という単純な話だ。日中間の話になると愛国云々と威勢のいい方からご意見をいただくこともあるが、現実を直視しなければ差は広がるばかり、現に日本が理研から600人もの頭脳を流出させようとしているのだから。

「それにしてもなぜケチるのですか、優秀な人を安く使っているのだからそのまま使えばいいのに、辞めさせたりもする。優秀なんですから、いつ復活するかわかりませんし」

 素朴な疑問だがもっともな話、アメリカや中国は優秀な研究者なら金も環境も惜しまない。アメリカはともかく、中国は優秀でない人にはとことん冷たいが、優秀な人には十分な額と待遇を用意する。それが中共の手口だなんだと言う向きもあるだろうが、技術者、研究者、クリエイターからすれば金もケチれば待遇も環境もしょぼいところで成果を求められるよりはマシだ。理研の8割は非正規、もちろんフリーランス研究者の集合体と考えれば非正規でも構わないし、それをあえて選ぶ研究者もいるだろうが、仮に「いらなくなったら捨てられる」は中国も同じというなら、それこそ高額報酬のほうがいいのは当たり前だ。

「研究は結果がすぐ出るわけではありません。とくに基礎研究は百年かかるかもしれません。それでも国のためになるなら続けるべきでしょうし、必要な人はとっておくものです。井戸だって時間がかかるのです」

 中国人はよくこの井戸のたとえを出す。この「飲水思源」は漢詩の一節だが、確かに井戸はその位置を探して、掘って、古代中国なら何代にも渡ってようやく掘り当てることもあっただろう。しかしそれにより土地の人々は水に困らなくなる。それを忘れるな、と。もちろん解釈はさまざまだが、古くは日本人も長い年月をかけて現在の科学立国、技術立国を築いてきた。それがいつのまにか研究やものづくり、創作の現場に携わる人々がないがしろにされ、誰だかわからない何者かがその成果も利益もかすめ取るようになった。あげくにそれこそ現場が「idiot」(間抜け)呼ばわりされ、かすめ取る者はもちろん現場を操る立場の連中が賢いという扱いになってしまった。極端な言い方かもしれないが、日本の多くの現場に携わる最前線の人たちにとってこの言い方、それほど極端ではないだろう。

「雇うお金は安いのにお金を出さないで損をする。不思議です」

筆者も常々思う。日本の人件費および対価など世界的に見ればすこぶる安い。ましてや日本の優秀な研究者や技術者、クリエイターなど世界的には本当に安い。日本がまともに賃金すら払えないような貧国なら別だが、日本政府、研究機関、会社組織はそこまで余裕がないのだろうか。切るということは、他に行くということ、それは敵に渡るかもしれないのに。

「やっぱりidiotです」

 ちょっと煽り過ぎたか。お酒が入り過ぎたのもあるのだろうしこの辺で制したが、中国人に限らず他国の研究者、技術関係者も日本のこうした研究、ものづくり、クリエイティブに関する信じられないほどの冷遇を不思議がる。資源大国でもなければ食料輸出大国でもない国が頭脳を放棄し続ける、今回の理研600人の雇い止めは、本格的な亡国への道を辿ろうとしているのではないか。

 彼と同様に筆者も不思議だ。そして日本の頭脳がまた大量に海外へ流出するであろうことが、本当に恐ろしい。

【プロフィール】
日野百草(ひの・ひゃくそう)日本ペンクラブ会員。出版社勤務を経てフリーランス。社会問題、社会倫理のルポルタージュを手掛ける。

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JR西日本のやる気の無さに驚いた 
Saturday, April 2, 2022, 06:57 PM
所用で福山と広島に行ってきました。
福山ってほとんど岡山県で、広島までは100勸幣紊發△蠅泙后

瀬戸内の海上交通の要として鞆の浦(とものうら)や築城400年を迎える福山城があります。
もっとも製鉄の街としての顔の方が強いかもしれません。

鞆の浦には結局レンタカーで行きました。

福山から広島までは新幹線で1時間程度なのですが、時間があるので在来線(山陽本線)で行ってみました。

でもすぐに後悔しました。

電車は何度も乗り換えをしなくてはなく、さらに連絡もしないので30分から1時間近くをホームで過ごすハメになります。なんと倍の3時間を片道に費やしました。

何本かの貨物列車を見送って、やっと電車がくるという感じ。
ですから乗客も少なく、学生ばかりです。

広島駅は駅舎が工事中で、駅前も大きく変容していました。
広島市内は路面電車もあり、急いでいなければ便利です。でも土地勘がないとわかりにくいですね。

平和公園を横目にして、用件を済ませて帰途につきます。

25年ぶりなのでお好み焼きを食べて帰ろうなどと企てていましたが、かつて寄った駅の脇の雑多な横町は綺麗さっぱり無なり、洒落たビルとなってました。

つまらないので駅で簡単な物をと思っても、旅情を感じるものはない。

西条止まりの電車だったので、きっと日本酒で有名な西条だから駅にはきっと日本酒と肴ぐらいは売っているだろうと期待していたら・・・ホームには自販機さえありません。

運賃が稼げないならせめて売店でも置けばいいのにと思います。
昭和33年建築の駅舎のまま、国鉄時代で時間が止まっているようでした。

車両も首都圏の中古だし、各停で1時間に2本か3本程度だし、終点では後続に連絡もしません。

JR西日本の利便性へのやる気の無さに驚いた



山陽地方は尾道や倉敷など観光資源はあることはあるのに、自動車しかないという公共機関がめちゃくちゃだめなんです。

手堅いインフラ産業としてJR西日本を見ていましたが、あらためて言いますがダメ企業の典型だと思います。

まだJR東日本は駅ビルの改装や在来線の利便性向上で一生懸命やっているように思えます。

JR西日本は日本の斜陽産業の未来をみているかのようです。
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楳図かずおは日本のフレスコ画家なのだぁ、ぐわしっ! 
Sunday, March 13, 2022, 06:03 PM
今月25日まで六本木ヒルズで開催されている『楳図かずお大美術展』に行ってみました。

水木しげると同じく貸本漫画家からキャリアが始まり、恐怖漫画で人気を博した御年85歳の鬼才の漫画家です。

同年の漫画家はさいとうたかお(ゴルゴ13)やモンキーパンチ(ルパン3世)ですが、すでに鬼籍に入ってます。二つ下にイラストで一世を風靡した水森亜土さんも銀座でシャンソンを歌っているとこを見かけましたが、遠目でもみごとな婆さんです。

サイケデリックな服装は相変わらずですが、楳図かずおも派手は服を着ていなけりゃヨボヨボの爺さんです。
こんな大がかりな美術展は生前では最後だろうからと観に行ってみました。

小学生から高校、そして会社員時代に掛けて代表的な漫画はすべて読んでいますね。
陰翳が特徴的な画質は引き込まれますし、登場人物も背景もすべて暗く抑圧的なストーリーです。

自分は私は真吾と14歳が一番だと思ってますし、一字一句読み洩らさず熱中して読みました。

最終回はハッピーエンドでもなく微かな希望が継がれるというだけのもの

展示会の目玉は「私は真吾」の続編というべき書き下ろし101枚の彩色された原画です。

地獄絵図の様であり教会画の様でもある



面相筆(一番細い日本画の筆)で細かく丁寧に描かれた絵は、みごとな楳図ワールドを表現しています。

そしてそれは倒錯した世紀末の様相と楳図がもとめている救いがみごとに現れている。

ジブリアニメと通じるものがあるな。ロボットを始末するロボットの描写など特に。

現代美術家としての楳図かずおの類い希な才能を堪能できる大美術展はお勧めです。
死ぬ前に見ておかないと後悔します。



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名著『遠野物語』の原本はたった350部の自費出版だった 
Thursday, March 10, 2022, 02:13 PM
岩波書店から柳田国男の遠野物語の原稿とたった350部の幻の自費出版(明治43年:1910年)が刊行されました。

https://www.iwanami.co.jp/book/b597622.html

110年前の柳田国男による聞き書きと、最初の刊行物が併せて読めるとはすごいことです。

岩手を旅行する際には宮沢賢治と柳田国男の文庫本を持っていけば一層旅情を感じるでしょう。

そこで伝承されている幽霊妖怪話の聞き書きなので、遠野の山深い状況を想像しながら読み進みます。

ただ遠野はそれほどの寒村ではなく、太平洋側と南北を結ぶ街道の交差地点で、交易の重要な中間地点です。

昔から人が多く住んでいた地域で宿場はにぎわっていたとのこと。

商人が行き交い、人伝で怖い話に尾ひれが付いて、さも当地の実話かのように伝承されていったのでしょう。

あと、遠野にはアイヌ人が多く住み着いていたという事実ですね。

遠野のトーはアイヌ語の湖であり、アイヌ語の渓谷というナイがつく地名(例:七内)が多いことを冒頭で指摘しています。そうして聞き書きが始まります。

とても興味を惹きます。

その下には筑豊の炭鉱労働者であった山本作兵衛の絵画の展示会の紹介があります。

江戸時代から明治初期あたりの炭鉱作業を描いた山本作兵衛の絵は、現地の炭鉱の解説で見かけたことがある。

過酷な労働を家族総出でやらねばならない当時の炭鉱の風景であり、死と生のすぐ側で生きていた人々の記録です。

『遠野物語』と山本作兵衛の記録画の共通点は、死は身近であるということを再認識させてくれるということです。


過去ログ:
検索キーワード:柳田国男:
縄文時代の農耕は豊饒だった
新宿区立 漱石山房記念館に行ってみました
気軽には書けない障害者施設の実体
世界が一神教から仏教思想の時代へならへんもんかな? 待ち望む「無」の逆襲
漱石は「こころ」で贖罪を問い、「それから」では罪という概念を嫌った
スピリチュアリズムとは無自覚な土人宗教です
理系とか理工学部とか理学と工学をいっしょくたにする愚かさ
柳田国男「遠野物語」と夏目漱石「私の個人主義」
秋葉原で義勇兵を募集するのは妙手だな 戦闘地帯に誘惑される若者達
100分de名著 遠野物語(柳田国男)を読む

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納豆のタレの異物 
Wednesday, March 9, 2022, 04:28 PM
ステルス値上げなのか、納豆も内容量がますます小さくなっているように感じるのは自分だけでしょうか。50gだったのが45g、さらには40gへ

納豆のタレってひとパックに一つ入っています。

納豆が減量されていると、タレの小袋は多すぎるんですよね。だから二パック食べると必ずタレがひとつ余ることが多い。

捨てるのももったいないので、お弁当に付けたり、焼き魚や煮浸しでちょっと味を加えたいときに使おうと思って、冷蔵庫の小棚に放り込んでます。

冷蔵庫を整理しているときに、気付きました

あれ、納豆のタレに異物混入している





ガラスか硬質なプラスチック片のようで、指先にも硬さが伝わります

光に透かしてみますが、最初は氷砂糖かと思いました。

喰わなくて良かった。歯が欠けます。

ちなみに10年前に、白米に混ぜていた”十穀米”に砂粒程度の石が混入しており、知らずに喰ったら、右の奥歯を痛めましたw

ガリってなった程度で歯は欠けませんでしたが、しばらく噛み合わせがおかしくなったっけ



気をつけましょう。所詮は納豆も食品”工業製品”ですから

(追記)
包装をよく見ると、異物がでかすぎて注ぎ口からは出ないでしょう。たぶん今まで異物が混入していても気付かなかったのでしょう。まっ知らぬが仏か
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メルケルはぎりぎりでバランスさせた希代の名宰であったのだなあ 
Monday, March 7, 2022, 11:03 AM
昨年末にドイツのメルケル首相が退任して中道左派・社会民主党(SPD)のショルツ氏が首相となりました。

メルケル女史は16年間もドイツと実質的なEUの盟主として君臨しました。

東ドイツ出身の物理学者でありながらも、腹芸を駆使して国内外を統率もできるというスーパー才女です。

ただ自分にはロシアへの甘い認識、ドイツ軍事力の縮小や原発廃止による特にノルドストリームといったガスパイプラインへの過度な依存への移行にはずっと疑問をもっていました。

いかにもプーチンと仲良くすれば、物事は上手く行くかのように思っているのではと危惧していました。

そして国民自体が社会主義的な国家への憧憬があるかのように思え、経済面では中国ととても融和的であったことです。

ある意味救いようがない国民性だなあと思ってはいるのですけども、その代表格がメルケルであると見ていました。

でも実体はバラバラのEUを彼女の求心力でまとめ、さらに反りの合わないロシアと中国との間で微妙なバランスを保ち、かつ英米とも上手く立ち回らねばならないといった、非情に繊細で難しい立場であったのだと言うことが理解できます。

シリア難民の無制限受入れを表明したことで、彼女の信念が窺い知れます。

ドイツがイスラム教徒を700万人も受入れたということは、後々の禍根になるのか人類史の栄誉となるのかは100年ぐらい経たねばならないでしょう。

こういったウルトラ・リベラルな政策がどのような未来を拓くのかは、誰もわからない。

すでにEU域内では国境もなければ人種という区別もない。テレビをつけても120か180チャンネルぐらいあり、言語もさまざまです。
ドイツでは普通にNHKの国際放送も観られます。

旧ソ連のロシア衛星国がEUに加わりたいというのは、当然だと思います。

それだけ、メルケルはドイツの名宰であったということ。

にこやかな対談の裏でプーチンと丁々発止(ちょうちょうはっし)をしていたメルケルが引退したことが、プーチンの侵攻を決定づけたとも見えます。

メルケルによって微妙なバランスを保っていたヨーロッパ大陸での関係が大きく崩れたのですから、私には今後どんなことが起きるのかわかりません。


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結局、磁力ってなんなんだろう 
Thursday, March 3, 2022, 11:48 AM
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220301-2281374/
(転載始め)

東北大と東芝、ネオジムと同等の磁力を出せるネオジムレス磁石の開発に成功



2022/03/01 11:48
著者:波留久泉
機能性材料 東芝 東北大学

東北大学と東芝は3月1日、車載用などの小型モーター向けに、磁石素材の主成分であるレアアースを、今後の需要の急騰によって長期間の調達が懸念されるネオジムから余剰が見込まれる「サマリウム」に変更し、さらに素材に含まれるレアアースの含有量を約半分に減らしても同等の磁力を出せる新しい「等方性ボンド磁石」を開発したと発表した。

同成果は、東北大大学院 工学研究科 知能デバイス材料学専攻の杉本諭教授と、東芝の研究者らの共同研究チームによるもの。詳細は、3月16日に開催される「日本金属学会春期講演大会」にて発表される予定だ。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2019年8月に発表した「次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術開発(第3回中間評価)」によれば、2018年時点での国内電力消費量約9046億kWhのうち、モーターによるものはおよそ55%にあたる約5000億kWhとされており、モーターの高効率化による省エネが期待されている。

一般的にモーターの効率は、高い磁力の磁石によって向上するが、そのためにはレアアースが必要とされ、中でもネオジムが良く用いられている。しかしネオジムは、今後の電気自動車の普及などにより、使用量が急増することが予測されているほか、産出国が偏っており、地政学的リスクなども懸念されることから、ほかのレアアース含め、その使用量の削減、およびネオジム偏重を改め、レアアース資源のバランスの良い活用が求められるようになってきている。

そこで研究チームは今回、ネオジムを採掘する際の副産物で余剰資源となっているサマリウムに着目。NEDOからの委託事業にて、サマリウム鉄系合金の磁石化に取り組むことにしたという。(転載終わり)


リチウムイオン電池と並んで日本人が発明した最強の磁石”ネオジム磁石”は、今じゃ100円ショップでも売られていて、冷蔵庫にメモを貼り付けることにまで身近なもの

砂場に突っ込んで砂鉄獲りで遊んだ青赤に塗られたU字型の磁石や、スピーカーを分解して取り出した棒磁石と比べれば、とても強力です。

小型で高効率になった電動機(モーター)や発電機が日常生活に不可欠となっています。

物が引き合うなんて不思議だなあと思いますが、宇宙レベルでは万有引力があり、原子核内部にも素粒子を固く結びつける力が存在します。

磁力とは電気が通ることでも発生するので、物理や工学では電磁力(でんじりょく)と一つのカテゴリーとされています。

だから磁力の単位はm/A(メーターアンペア)とかウェーバー(Wb:磁束単位)を面積で割ったガウス(G:磁束密度)やテスラ(T:磁束密度)が電磁気学や金属工学で使われています。

なんで磁束密度の単位が2つあるのかというとガウスはドイツ人研究者の名前、電気自動車の社名にもなっているテスラはエジソンのライバルであったアメリカ人

ヨーロッパと英米での世界標準の駆け引きで、現在はテスラ(T)が採用されています。
でもここ数十年の話ですから、昔の教科書などはガウスのままなので混乱します。ここ10年でテスラに統一されつつあるというのが実状です。

電離放射線(エックス線)の単位もレントゲン→レム→シーベルトと変わっています。古い医療用レントゲン装置はレム(rem)表示だったりします。単位というのは実際のところ実状に合わせて変遷していくのです。

極小な半導体設計ではナノメーター、ピコメーター、オングストローム・・・主流/非主流な単位があったことと同じです。

くっつき合ったり、離れる力ってどうして発生するのか、よくわからないし、そのメカニズムが判明したらすごい発見でしょう。

磁石なんて子供の玩具だろ?ではなく究極の研究対象



興味深いことに、磁石の研究と発明においては日本が先端を走っているのです

磁石の世界はいままで知らなかったのですが、興味を持ってみれば、へぇと感心することばかりです。

そして先端医療機器のMRIなどに活用されています。

まだまだ磁石というのは発見・発明の余地があるのですね。



過去ログ:
検索キーワード:磁力:

とどのつまり、物理学は”関係性”でしかない。(二元論は時代遅れ)
エネルギーはなぜ質量×光速の二乗なのか
過去の投稿に検索をかけてみた
原子内部の”弱い力”を発見したワインバーグ博士
人間には磁気を感じる能力があるし、それ以上の能力もある
MRI装置の低廉化で気軽にガン検診・・・知らずに余命判断される社会
今年の1月18日には原子炉が空から降ってきていました
ノーベル賞南部博士「物質の根源は波動」であるという話


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量子コンピューターが実用化されたらどんな世界になるのだろうか 
Wednesday, March 2, 2022, 10:00 AM
読売新聞日曜版に日本で開発を目指している光方式の量子コンピュータの記事が載っていました。

光を用いた演算理論はずいぶん昔からあったのですが、精密な素子を作れるようになったことで技術的に進んでいるようです。

2030年の実用化を目指しているとのことですが、たった10年後の話ですよ。

すでに超伝導素子やイオン原子、シリコン半導体を使ったゲート型とよばれる量子コンピュータは研究レベルでは実現され、実用化まであと一歩の段階になっています。

ところがNTTと東大の方式はすごく簡便で小さく、すでに実用化されている量子暗号通信との融和性も良いと、良いことずくめです。

光パルスを機器に通すだけで、答えが光の発信側に反映されるって、摩訶不思議

これは”量子もつれ”という量子の性質で、遠く離れた量子同士が同時に変わってしまうという信じがたい現象です。

演算する時間がないのですから、演算速度は無限の速さ。

超高速のコンピュータが出現したら、今の世界はどうなるのでしょう。

30年前には歩きながら地球の裏側の相手とテレビ電話をして、本や映画を手のひらで視聴できるなんてSFの夢世界でした。

国境という概念がなくなりつつある反面、国家権力の集権意識も一層強くなった。

2014年にウクライナのクリミア半島をロシアが併合したときには、日本ではほとんど騒がれなかった。遠い地域の出来事ですから。

地理的な影響がないコミュニケーション手段が発展するに従い、考えの似た同人や同士が集まりやすくなっていく。

その結果、小規模な衝突・対立(confliction)が鮮明になっていく。

グローバル化の行き着く先は小さなコミュニティーの集合体としかならない



グローバル社会はマスではなく、ミニやパーソナルへと進むのです。

東欧だけが帰属意識問題を抱えているように報道されていますが、イギリスやスペイン、ドイツやフランスだって民族紛争や国境問題を抱えているんです。

EUやNATO、そして国連が全く機能していないということをまざまざと見せつけられました。

量子コンピュータが普及すればバラ色の世界ではないということだけは確信を持っています。



過去ログ:
検索キーワード:量子コンピュータ:

量子コンピュータのゲームチェンジャー、半導体量子素子が登場
日本企業の悪癖は理系文系と現場を知らない経営者
生まれ変わりって実際にあるのだろうか?
貧富の差は遺伝子によるものか?貧富の差をもたらすものを探せ
神(創造主)という概念は宇宙人であっても共通だろう
量子コンピュータが実現する前に、日本発クラウドの開発を急げ
鏡の世界を応用した量子コンピュータの登場
量子でコンピュータ性能が一億倍となったらそれは宇宙(Universe)という
スマホをかざして読む新形態の書籍(仮想現実と出版物の融合の好例)

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澁澤栄一の故郷、深谷市血洗島を探訪する 
Monday, February 28, 2022, 09:19 AM
澁澤栄一の生まれ故郷、埼玉県深谷市血洗島(ちあらいじま)を訪ねてみました。

15年ほど前は普通のネギ畑が拡がっている地域で、観光施設らしきものは無かったそうです。
澁澤栄一の故郷として訪れる人はいるにはいたそうですが、観光地としてPRはそれほどされていませんでした。

JR深谷駅に初めて降りてみましたが、東京駅を模した立派な駅舎となっています。

ここから栄一が興した煉瓦工場まで貨物線が遊歩道として残っています。一部は当時のままで保存されておりました。

そのまま進んで煉瓦工場にたどり着くのですが、耐震工事で見学不可。残念

栄一の儒教の師であった尾高惇忠(おだかじゅんちゅう、おだかあつただ)の生家


栄一の生誕地の中の家(なかんち)は耐震工事で外を見学するだけ。


お昼はこの地域の郷土料理”煮ぼうとう”を食べてみましたが、山梨の”ほうとう”とくらべて醤油味で野菜が多くてとても美味しかった。かぼちゃが入っている山梨のほうとうよりも、こっちのほうが好みです。

栄一も必ず帰郷の際には食べたそうです。

食後は丸山酒造という埼玉で有名な歴史ある酒蔵にも行ってみたのですが、日曜は休業でした。残念

澁澤栄一記念館という大きな建物が青淵公園にあるのでそちらにも寄りました。

渋沢栄一記念館のガイドも言っていましたが、24歳の若者が徳川昭武に随行して渡仏し、抜擢されたことは謎が多い。随行員は30名も居たが後世に名を残したのは栄一ただ1人なのです。

大河ドラマでは渋沢栄一の曾孫も解説で登場していました。そして大河ドラマのテーマ曲にも尾高惇忠と栄一の子孫が関わっていたことを知りました。

ガイドの説明を聞いて、澁澤栄一のアンドロイドによる講演を聞きました。

うごく仕草は人間っぽいのですが、一体4000万円もするというわりには声はコンピューターの合成音で聴き取りにくく抑揚も変でした。これはがっかり

過去ログ:
幕末には儒教が変質して西から革命思想がじわじわ広がっていった
上野一帯は事故物件だらけ
「男爵いも」は川田男爵のじゃがいも、では『博覧男爵』とは?
物言う株主にはのらりくらりと開き直る東証の大家
政府が政策として民間企業に介入する真の目的
『論語と算盤』は渋沢栄一による論語解釈のひとつ
天気も良いので渋沢栄一の墓にでも行ってみた
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