オリンピック会場選択を電通の傀儡IOCにさせる愚かさ 
Wednesday, November 2, 2016, 10:30 AM
11/2 曇 10時 浅草での空間線量は88ベクレル/立法メートル

観るほどにバカらしいニュースは、築地の盛り土問題とオリンピック会場の選考問題です。

盛り土費用は内田茂が役員も務める東光電気を通じて消えたとのこと。

またオリンピック会場はいちいちIOCにご意見を伺っています。ボート競技連盟といった団体(文科省外郭団体)は存在をアピールするためできるだけ予算を膨らませようとしています。

開会式だけ東京でやって、あとはマイナー競技はぜんぶ地方でやってくれ。

ボート競技なんて全国でも数千名程度しか競技者はいないそうです。
そのために300億、400億と税金が注ぎ込まれ、施設維持に金がかかる。

駐車場代で費用は賄えるとボート連盟は強弁しているそうですが、そういう施設は誰も近づかなくなります。

千葉に公営のヨットハーバーがあるのですが、駐車場代で赤字を埋め合わせるため、どんどん値上げをしていきました。

エアレースが行われる海浜公園に面しているため、とうとうヨットの係留場所も潰して全部駐車場にしちゃいましたとさ。

海水は錆びるので、ヨットは真水で洗わねばならないのですけども、水道を使うにも100円かかります。何をするにもお金を徴収されます。ヨットの本場からきた外国人が、トイレも満足に使えない古びて劣悪な施設でさえ、高額な使用料をとり、さらに水道の蛇口まで使わせないことに驚いていました。

結局ヨットハーバーなのに誰もヨットを留めないヨットハーバーとなった(笑)
県庁の小役人がやるきなくいるだけの箱物、これをレガシーっていいます。まさに黒澤明「生きる」の世界です。

アテネオリンピックのメダリストを輩出したヨットハーバーなんですが、そのメダリストさえ近寄らない(爆)

東京湾には二箇所ヨットハーバーがあります。(20年前は3,4箇所あった)
千葉県と東京都がそれぞれ運営していますが、どちらもヨット愛好者には不人気です。

海の森ボート競技場も、ボート愛好者からは大不評を買うのは目に見えています。

役人がつくり、小役人が運営するだけなので、施設の運営に競技への愛が全く感じられないからです。利用者にゼニゼニゼニと言うだけの箱物(レガシー)です。

それに輪をかけて、日本の競技団体(文科省外郭団体)と協調するのはIOCですけども、世界の放映権商売は電通が深く関わっています。

裏金が飛び交う守銭奴たちだらけの祭典と化した東京オリンピック、反吐が出ます。

健康な精神を保つためには、一切政治への期待を断つことです


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丸の内の丸善で座り読みしていたオジサンありがとう 
Monday, October 31, 2016, 06:17 PM
月刊週刊誌「散歩の達人11月号 特集:今こそ本屋がおもしろい!」をコンビニで何げなく手に取りました。

拙書「明治を創った幕府の天才たち」が(タイトルだけ)載っていました。

散達のイラストレーターさんの目に付いたのでしょうね。

座り読みのオジサン、散歩の達人のイラストレーター(さとうみゆきさん)ありがとう!



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韓国というカルト宗教国家とカルトで通じる日本の政治家たち 
Monday, October 31, 2016, 11:14 AM
10/31 曇 10時 浅草での空間線量は71ベクレル/立法メートル

朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領が崔順実(チェ・スンシル)という女性に機密を流し、国政の指示を仰いでいたという疑惑が韓国政界を揺るがしています。

演説原稿から内閣府の人事、さらには国防という最重要機密まで洗いざらい一民間人であるこの女性に相談していたということ。財界には崔の財団へ巨額な寄付を強要しています。

この崔順実という女性は何者だというと、政界に太い繋がりをもつ新興宗教・大韓救国宣教会の総帥である崔太敏(チェ・テミン)の娘です。

朴正煕(パク・チョンヒ)大統領暗殺(1979.10.26)以降、当時から霊能力で政界に深く関わっていた崔太敏が暗殺事件以降、朴槿恵の支えとなってきたといわれます。・・・が実は肉体関係だと囁かれています。

性奴隷となった27歳の朴槿恵は崔親娘の操り人形



すべてこの二人のお告げにより決定していたと言うこと。
内政から外交まで、この洗脳親子にすべて相談していたこと以外でも、着る服の色まで相談していたということですから、まさに”筒抜け”を通り越して”全依存”という状態です。

崔順実というこの女性が統一教会の要人をイタリア大使に推薦したこと、娘は統一教会の運営する音楽学校に入学させるといった統一教会との関わりも指摘されています。

政治家の背後にはカルトのネットワークがあるということ。

霊感商法と洗脳の恐ろしさを知らしめたのが統一教会ですが、似たような宗教は他にもあるものなんですね。

市井の私には想像できないのですけども、宗教組織の上層部では協力体制があるようです。

韓国はシャーマニズム(呪術師)が率いる土人国家


であることが朴槿恵の機密漏洩事件ではっきりしたということ。北朝鮮のほうが宗教汚染されていないから、ずっとまともに思えてきます。

日本にも統一教会やその系統の新興宗教が入り込んでいます。キリスト教系、霊感系、占い系・・・

恐ろしいことにそれが日本の神道系や仏教系といった新興宗教と協力関係にあるということ。

また上智大学(イエズス会が創立した大学)の名誉教授である渡辺昇一が統一教会や幸福の科学を、反共産主義という立場で擁護しています。

宗教に侵された他人の頭の中など他人にはわかりませんから、行動原理が他人に支配された人物が権力を握ると、その行き着く先は”混乱”しかありません。それが韓国の現状であることがわかります。

韓国政界を牛耳るカルト宗教と、日本のカルトである国際勝共連合は結びつきが強いと言われています。勝共連合系の議員は自民党・民進党にも多くいます。勝共連合から秘書を派遣してもらっていたり、統一教会の式典に出席している議員はたくさんいます。

その女は突然姿を消した



20代の頃、新宿2丁目にちょいちょい飲みに行っていた頃があります。小さなスナックのカウンターに立つ美人目的なんです。清楚な女性で自称は女優の卵でした。

映画ではデパートの店員さん程度でわずか数秒だけ。台詞があっても、たった一言「いらっしゃいませ」というエキストラ扱いです。それでも嬉しそうにクレジットに名前が載っているとはしゃぐ姿を、カウンター越しに何度か楽しんだだけです。

ところが突然カウンターには中年ママだけになっちゃいました。すげー残念そうな顔をしている私に、そのママが申し訳なさそうに話してくれました。

あの娘は韓国に渡って合同結婚式に参加したのよ


言外に、あの娘はもう日本に戻ってくることもないから諦めなさいということを伝えたかったのでしょう。

田舎から上京して、統一教会にはまって、身体を売り飛ばされていったということ。
風の噂で韓国の寒村に嫁いでいったと後で知りました。

あんなに綺麗な人だったのに、男尊女卑の著しい韓国の僻地で生涯を終えるなんて不遇過ぎると同情する反面、もし俺が深い仲となって統一教会に誘われたらどうなっただろうと薄ら寒くなりました。

高木沙耶の大麻事件など、取るに足らない些細なことで、ほんとうに恐ろしく人生を滅ぼすのは宗教的洗脳なのです。
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新自由主義と共産主義は表裏一体 
Sunday, October 30, 2016, 11:37 AM
10/30 曇 10時 浅草での空間線量は72ベクレル/立法メートル

糞ばばあヒラリーのFBI買収のメールが表沙汰になり、窮地に立たされています。ざまあみろ。
やっとアメリカは民主主義の機能を少し取り戻したのかと2chで騒がれています。

フィリピン・ドュテルテ大統領が批判しているように、リベラル主義とは内政干渉することであり、アメリカ大統領に統治権力を集中させろという強請(ゆすり)に他ならないということ。

参考ブログ:株式日記:ヨーロッパにはある「極右政党」がなぜ日本には無いのだろうか?
安倍自民党を「極右」と呼ぶのはさすがに無理がある。


ナチス(Nazis)の正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」で、略称は国家(民族:National)の複数形(-s)からという説や、社会主義(sozialist)のsだと言われています。

つまり皇帝ではなく、市民から選出された第一党党首に権力を集中させるという共産主義形態なのです。

ドイツのヒトラーやイタリアのムッソリーニが唱えたのは極右主義ではなく、バリバリの極左主義であるのです。

共産党や民進党の左翼主義者がナチスやファシズムを批難するのは、片腹痛いことで、そういう空虚な批判をするから、思考が脳みそのなかでねじれて何を批難しているのかわかんなくなっちゃう。

中国にアメリカは非常に甘い対応をする理由は、

そもそも中国共産党はアメリカが創ったからです


アメリカと中国共産党は兄弟関係のようなもの

キリスト教・プロテスタント(ユダヤ主義)はカトリック教皇への権力集中に反対したことで生まれた宗派です。つまり宗教による社会主義が元来の目的であるのです。

簡単に言えば、神の代理人(預言者)ではなく、俺たち人間に統治全権をよこせという主張がプロテスタントということ。

しかし、これも結局は権力が皇帝(国王)から他者に移っただけで、国家権力が消えたわけでもない。むしろ社会主義の色合いが強まっただけです。権力は貪欲であり、堕落するものです。

権力や権威をすべて反対したのが、プロテスタントでもユニテリアンという自由主義者たちです。さらには国家の管理自体を否定するリバータリアンという過激自由主義者たちが生まれます。ここらへんが本当の自由主義者なのです。決して共産主義ではない。

アナーキスト(無政府主義者)はキリスト教の神(GOD)も否定するので、吉本隆明のいう「共同幻想」下にある人間社会においては、野獣と同意として受け取られます。

話がそれましたが、結局何を言いたいのかというと

アメリカこそ建国当初から潜在的に社会主義国家を目指していた


ということ。この垣間見える権力者の隠れた野望がフリーメイソンだ、イルミナティだという隠謀論に結びついているだけ。

今はドイツでもアメリカでもプロテスタント系宗派は全然人気がないようです、信者はずっと減少傾向です。それだけ国家運営に対して不満を持つ人たちが増えていると言うこと。信者獲得のために、中絶やLGBTの容認といったリベラルを主張すればするほど、教義は薄らいでいき、ますますプロテスタント信者はカトリックへ流れていきます。

カトリックはプロテスタントよりも右翼的(バチカン中心の保守思想)だからです。
日本でも創価学会の会員数は右肩下がりですし、同じく日本共産党も党員はさらに減少しつつあります。

リベラル=グローバリズム=資本社会国家主義

国境を跨ぐ巨大資本が国家権力ととって変わったこと。社会主義者にとって現在は資本主義の最終局面なのかもしれません。

それに対して、国家主義(反グローバリズム)を唱えるトランプやドュテルテのような<右翼>主義者が出てきたことは民主主義下では健全であると言えます。

アメリカの傀儡政府に反対する健全な右翼政党が、属国である我が国にないことが日本の最大の不幸なのでしょう。

過去ログ:検索キーワード:中国共産党:

同床異夢(どうしょういむ)という諺がふさわしいG7首脳会議
安保改正反対派に問う「それでは中国が攻めてきたらどうする?」
監査法人(公認会計士)って何のためにいるの?(神のなき国では意味無し)
クラウゼヴィッツ「戦争論」的には中国の一貫した態度には感心します
雨が降っているから売れないとは本当か? 長時間勤務を強要する社会を憎む
国連やNATOの「集団安全保障」活動を「集団的自衛権」と印象工作する朝日新聞
「攘夷(じょうい)」とは中華思想の言葉 -幕末の日本と相似する中国-
国際関係とは敵の敵で仲間作りをすることなんだなあ
経済成長の影に宗教勢力の拡大
TPPの真の目的は国家をも従わせる「契約という神の力」をアジア圏に示すこと

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「嫌われる勇気」は「幸せになる勇気」である byアドラー 
Wednesday, October 26, 2016, 10:11 AM
10/26 晴 10時 浅草での空間線量は77ベクレル/立法メートル

NHK教育で好きな番組は「100分de名著」です。再放送のアドラー心理学を見直しました。
たしか「嫌われる勇気」というベストセラーもあったよな。

コンプレックスに悩む新入社員と心理学者との小芝居があります。

好かれたい、認められたいという承認欲求は、人との関わり合いからしか生まれないものと説明します。そして小さな集団(会社や家族)にとらわれていれば、幸福感は得られないと説きます。もっと視点を大きな集団に広げれば、自分の価値を認めてくれるし、自分自身で認めることになるのだと諭します。

従順な労働が人生の最優先だなどと洗脳されるな!



日本人の三大義務は<教育・勤労・納税>だと義務教育中に刷り込まれています。
知識水準を高め、勤労し、納税すべしというのが美徳であると永遠に信じ込まされています。

そしてその道徳観は国家・産業界にとってとても都合がよいものです。

勉強しないと虐げられる下層民になるぞ、モテなくて結婚はおろか、家も持てないぞ、悲惨な人生が待っているぞと恐怖と不安を煽るのです。

そう信じ込ませるのがアカ教師なんですから、まあなんとも日本の教育システムは出来すぎですな。

無垢な若者は、もっと勉強して、稼いで、いい女と良い暮らしを夢見るのです。

そして実社会に出てから、全くの嘘でたらめであることに思い知らされるのです。

無学で無能なスケベ上司や貶める(イジメ)ためだけにある組織、自由も主張もない日常・・・

私がIT土方として就職したバブル崩壊後の92年でも、相当ひどい状況でした。体育会系なので体力には自信がありましたが、執拗なイジメもされたし、放し飼いのような状態にもされた経験があります。

給料は17万円で4年間で3000円/月アップしただけでした。
サービス残業は200時間ぐらいだったんじゃないかな。土日もなく終電か会社の床で寝る生活でしたから。

仕事を盗っただの奪っただのと罵り合う殺伐とした会社だったなあ。光通信の営業部隊みたいなとこだった。

どんなにタフでも、精神が病みますよ。誰も守っちゃくれないどころか、罵倒することで序列をつくるような組織でした。

私の場合は鬱にはなりませんでしたが、性格はとても悪くなり、めちゃめちゃ攻撃的になりました。上司も固い紙ファイルを投げつけるような会社でしたから、こっちもゴミ箱を蹴り返すぐらいは平気の平左。

腹いせに年上の派遣社員にあたっていました。(思えばガキ(私)がいきがって10歳も年配者に無礼な言葉を浴びせてました、逆の立場なら殴ってますね)


そんな生活が4年も続き、はげしい胃けいれんを起すようになりました。今ならパワハラで十分な労災です。

そんな過酷なサラリーマン生活を経験したので、上下序列のある組織や観念が大嫌いなのです。組織内での攻撃的な性格は、結局治りません。

幸福感を感じられない生活が人格を破壊する



私は大会社の組織を体験していますから、はっきりわかることは「カイシャは誰も幸せにしない最大不幸の仕組み」だということ。
行動原理は、上に立つか下で我慢するかという序列のみです。犬の社会みたいなもんですね。

それが社会全体にまで及んでいる(と信じ込まされる)

経営者が社員を嫌い、会社が下請を嫌い、東京が地方を嫌い、官僚が庶民を嫌い、日本人が日本人を嫌いにさせる綿々とつづく構図ができあがります。(まさに左翼主義者が望んだ状況です)

私には、いま働いている雇われ人のほとんどは精神が病んでるように見えます。

過去、何度も言ってますが、精神病は伝染します。伝染を避けるにはとにかく相手にしない、離れるしかない。
精神異常者は治りませんし、そもそも自身が病気という自覚はない。

社会不満は過激民族主義を引き起こす



日本の外を覗けば、アメリカでさえ排斥運動が盛り上がっています。大統領がヒラリーになろうとトランプになろうと世界で湧き起こるムーブメントには抗えないでしょう。紛争の火種はイスラム教VSキリスト教とされていますが、その根源は格差への不満うっぷんです。

そして自滅させられていく・・・歴史が繰り返される理由です。

アドラーは良いことを言っています。

人の心理はすべて対外からの目を意識したことにより生じるものだと。

ほとんどの人は「嫌われること」を避けたいと思うが、それを臆病と自覚しない。

その臆病も人に備わった能力の一つであるが、

まずは「嫌われる勇気を持つこと」が「幸せになる勇気」なのだと。

その具現はフィリピンのデゥテルテ大統領です。私はフィリピンが大好きになりました。

若者達に言いたい!会社ごときで死ぬな!殺されるな!すぐ逃げろ!



過労で心の病、30代が3割 労災認定で目立つ若者
厚労省研究班


2016/10/25 22:55

 過労によってうつ病などの精神疾患を発症し、労災認定を受けた男女はともに30代が3割超を占め、年代別で最も多いことが25日、厚生労働省研究班の調査で分かった。20代も含めると男性は約5割、女性は約6割を若年層が占め、深刻な現状が浮き彫りになった。厚労省は今年度から若者に特化したメンタルヘルス事業を始めており、「心の病」を未然に防ぐ。

 研究班は2010年1月〜15年3月に支給決定された精神疾患による2千人の労災認定事案を分析した。

 うつ病などの精神疾患の発症時の年齢をみると、男性は30代が436人(31.8%)で最も多く、40代が392人(28.6%)、20代が262人(19.1%)と続いた。一方で、女性も最も多かったのは30代の195人(31.2%)だったが、次は20代の186人(29.8%)と僅差だった。

 自殺による死亡は男性352人、女性16人と男性が大半を占めた。男性の場合、40代が101人(28.7%)で最も多かった。女性は20代が9人(56.3%)で半分以上を占めていた。

 過労でうつ病などを発症し、自殺するケースは後を絶たない。電通の新入女性社員だった高橋まつりさん(当時24)は過労でうつ病を発症し、昨年12月に自殺した。

 遺族側代理人によると、今年9月に労災と認定された高橋さんの残業時間は昨年10月9日〜11月7日で約105時間。これを受け、東京労働局の過重労働撲滅特別対策班などは電通の東京本社と3支社、主要5子会社を労働基準法に基づき立ち入り調査した。

 厚労省は、若者が過労による精神疾患で労災認定を受けるケースが多い事態を重くみている。今年度から産業医や産業カウンセラーを企業に派遣する事業を開始。若手従業員を対象とする研修会を開き、自分のストレスにどう気づくかなどを伝えている。厚労省の担当者は「若者の心のケアに力を入れていきたい」と話している。


過去ログ:貧乏話がウケるのはメディアによる心理操作が有効な証拠である
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自動車はハイビーム走行が通常であったということ 
Tuesday, October 25, 2016, 11:09 AM
10/25 曇 10時 浅草での空間線量は89ベクレル/立法メートル

朝のテレビでやっていましたが、国交省は2020年以降販売される自動車にはオートライトの義務づけに決まりました。
その背景には、夜間の死亡事故はロービームのままでの走行による起因が多いことにあります。

ハイビームは法律では走行用前照灯といい、ロービームはすれ違い用前照灯という名称なんだそうです。

違いは、走行用前照灯は100m先、すれ違い用前照灯は40m先を照らせることです。

すれ違い用前照灯は左右で照射範囲が違う



知らなかったのですが、右の対向車線側はさらに下向きなんだそうです。つまり右側の照射範囲は40mではなく30m先しか照らさないということ。

夜間は圧倒的に右側からの歩行者との衝突が多い



私も夜間に横断歩道で跳ねられて骨折という重症を負ったことがあるのですが、確かに運転側から見れば右からぶつかっています。

黒い服で、しかも右の照射は30mしかないとあれば、気がついたときには手遅れになることは私が経験したことです。

ロービームを常用するよう言われてなかったっけ


ロービームの使用は対向車があるときと前方に走行車がいる時の限定した利用であることが、道路交通法でちゃんと明示されているのです。

私はハイビームを使うのは、対向車のいない田舎道か山道で使うぐらいでした。それでもカーブでは対向車がくるかもしれないのでロービームにするぐらい気を遣います。

ハイビームは常にビクビクしながら使うものだと思いこんでいます。ほとんどの運転者がそうでしょう。

今の自動車ライトは直進性が強いので眩しさが強烈


自転車でもLEDタイプが普及しています。電球式よりも負荷がグンと軽く、歩く程度の速度でも強烈な光を発します。歩道で向ってくる買い物自転車のライトでさえ突き刺すような灯りで、不快です。車道を走れよと言いたくなります。

今の自動車ライト(ディスチャージタイプという放電式電灯)やLEDは波長が整った白っぽい光なので、白熱球よりも影がつよく浮き出るという特徴があります。

ずいぶん離れた光でも、影がくっきりと浮かび上がりますから、急に影が浮かび上がって、おや?なんだと思うことがしばしば。夜中に自動車のハイビームが対向車に反射して窓に差し込み、深夜に天井を急に照らすということもあります。

今の自動車ライトは昔よりもさらに幻惑性が強いので、運転者も歩行者にも不快に感じる人が多いようです。
私も昔のクルマの方がヘッドライトに関しては、暖かみがあって良かったなあと思います。

テクノロジーと利用実態が乖離しすぎている


かつてのアセチレンランプから白熱灯の時代の運用を進歩した現代にも適用させようとしていることに無理があるのです。

良い例が原動機付き自転車(50ccバイク)でしょう。最高速度が30kmに据え置いたままで、ヘルメット着用や二段階右折という泥縄な規則をつくるものだから、国内での利用者は激減してしまいました。

50ccでも時速60kmは出るので、50cc区分は廃止して125cc以下で一括りにすべきです。海外ではそれが一般的。

たしか昔は軽自動車用免許(16歳以上)があったそうですが、軽自動車の排気量が大きくなるにつれてなくなったはずです。

軽自動車も小型車と変わらないほどでかくて重くなったのだから、660ccでは不十分です。海外のように1000ccか800ccにすべきです。

そして高速道路では走れない、かつての軽自動車クラスを新設すべきだと思います。例えば一人乗り電気自動車や250〜350ccあたりの自動車です。

法律で決めれば物事が解決すると思っている方がおかしいのです。バカらしい。

ますます住みにくい国にしている元凶は旧態依然の法を改正することができない政治家(という泥棒)しかいないということ。

そして自動車メーカーがロビー活動をしないことです。なんで政治家と国に圧力をかけないのか不思議です。

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東京は簡単に食糧難になる(野菜飢餓状態) 
Sunday, October 23, 2016, 10:05 AM
10/23 晴 10時 浅草での空間線量は119ベクレル/立法メートル

昨日スーパーに行ったらとうとう小さなキャベツが350円になっていました。
野菜の高騰はしばらく続きそうです。

そろそろ鍋物と思っていても、白菜もネギも、大根も感覚的には3倍の値段です。
歩道では若い女性のショッピングバッグからネギが堂々と頭を出しており、そこだけ御ネギ様のお通りだいというオーラが漂っていましたw

いまや葉物野菜は「緑色のダイヤ」と呼ばれています。(大げさ)

威張れるファッションアイテムはグッチやビトンではなく、エコバックから顔を覗かせた白菜、ネギ、キャベツなんです(大嘘)

もやしは常に売り切れで
昨晩は練り物だけのおでんでした・・・(大泣)

このように都市近郊で災害や天候不順に見舞われたら、こうも簡単に東京の食糧事情は悪くなると言うことです。

野菜以外に果物も高いです。

もちろん産地でも今年は値段は高いのですが、産地は農家の直接販売や流通に載らない規格外品が入手しやすいので、野菜の飢餓状態になることはない。家庭菜園に勤しむ方も多いでしょう。

資本主義は食糧難で簡単に瓦解する



かつての東京がそうであったように、異常気象で世界の農産品が不作になったり、また海外からの輸入が途絶えれば、あっというまに自給できない地域は食糧事情が悪くなります。

近郊栽培を破壊した都市計画の自業自得だ



東京の東に千葉県に隣接する江戸川区という地域があります。ここで採れる野菜が「小松菜(こまつな)」という葉物野菜です。小松川という川にちなんで八代将軍吉宗が名付けたというお話。

荒川と江戸川に挟まれた地域ですから、農業に最適な地域であるはずなのです。
ところが、乱開発で小さなプレハブ住宅が密集した地帯となっています。

西は世田谷で、昭和30年代までは畑だらけだったのだとか。(ソースはうちの婆さん)
住民数にくらべて細くて貧弱な道路に名残があります。渋谷・新宿に面している割には不便な地域です。

脆弱なサプライチェーンに支えられている東京



遠方地からトラックで運ぶしか、供給手段がない。築地の魚市場でも直接船から水揚げすることは取引全量からするとわずかでしょう。ほとんど発泡スチロールの箱に詰めてトラックで運び込まれているのです。

運送コストがそのまま価格に反映されるということ。

かつては東京には「やっちゃば」という青果物市場が交通の要にいくつもあったんです。

秋葉原にも15年ほど前まではあったんです。神田にもあったそうです。
荒川に面した千住(せんじゅ)にもありますし、現在残っているのは大田区の青果市場ぐらいかな。

公営の市場は太田と築地の二箇所だけになったようです。

トラック輸送が主流になる前までは、大量輸送は船か汽車しかなかったから、昔の街道沿い、鉄道の集積地や港湾に多く点在していたのです。

戦後はそういうところは時代遅れとして次々に閉鎖し統合されていきました。

これのツケをいま東京都民は支払わなければならないということ。

食糧供給を無視した都市計画と隣接県との連携を無視してきた東京都の行政の無為無策なのです。
繰り返しますが、

都市圏での野菜の高騰は自業自得なのだ



先月茨城県へレジャーに行った帰りには、みんな道の駅で野菜を買い込んで帰りました。

ガソリンや軽油がこれから値上がりするとは考えにくいですが、世界が戦争の火種があちこちにある状況下では、急騰したり、日本への石油の供給が不安定になることも可能性はなくもない。

となると都心の食料の価格は、上がる要素はいくらでもあるが、下がる要素はそれほど無いと言うことになります。

工業化よりも農産業の活性化策こそが地方再生の道



私が独裁者なら、徹底した農産業の振興策を打出します。農地の集約化と共有化で組織的な生産体制をさせるだろうなあ。
多くの国で行われた共産主義的な政策は、自由経済下では失敗しています。

しかし例外もあります。たとえばフランスやドイツです。どちらの国も都市部を少し離れれば葡萄畑やジャガイモ畑ばっかり。
北海道の風景によく似ているなあと思っています。

工業地域と農業地域が明確に役割分担しているのです。

あと参考になる都市は、食料を全部輸入に頼る超過密都市・香港です。
食料品はめちゃくちゃ高いのか?と思われるかも知れませんが、訪れればわかりますが日本の1/3〜1/5ぐらいの感覚です。

リンゴもオレンジも一袋100円ぐらいだし、アサヒのスーパードライでも100円しない。
食料には税金がかかっていないし、輸入コストをいれてもコンパクトシティなんで、流通コストが低いからです。

日本の行政の無為無策を呪いながらスーパーで買い物をしております



20年後には東京にはいないと思うので、もうどうでもいいです。
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ベトナム化するシリアでロシアとの全面戦争に突き進むアメリカ 
Friday, October 21, 2016, 11:47 AM
10/21 晴 10時 浅草での空間線量は127ベクレル/立法メートル

よく読むブログに「櫻井ジャーナル 」があります。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diaryall/

このブログの執筆者である櫻井春彦氏は年齢は60代で著書がいくつかあるようですが、プロのジャーナリストなのか、仕事で海外情報が詳しいのかは判断できません。

しかし、海外情報とその解説の正確さでは、新聞やメディアよりもずば抜けています。

ここ最近の内容は緊迫した米露関係を表わしています



ぜひ、お読み下さい

トランプVSヒラリーの大統領選挙の上っ面なゲス同士の中傷合戦としかNHK含め民放も、朝日・読売ら大新聞も報じていません。

アメリカメディア、CNNでさえトランプのこき下ろしに荷担している異常な状況に、まず疑いの目をもつことです。

ヒラリーに勝ってもらわないと軍事計画が白紙になる


そういった国防総省・CIA+軍産の発狂状態(hysteric)がいまのアメリカの状況です。

ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)はアメリカとサウジアラビア(副島隆彦の評ではアラブのヤクザ国家)が作ったと言われています。

ISILが乗り回す機関銃を載せたピックアップトラックはアメリカが回したのです。
兵器も反シリア政府とイラク軍へ闇で供給したのはヒラリーです。この工作に怒ったシリア民兵(ロシア派)がリビアのアメリカ在外公館を襲撃し、ヒラリーの子分である駐在官ら4人を殺害しています。

2chでも書かれていますが、アメリカとサウジアラビアが武器と資金を提供して組織されたISILを空爆し、その支配地域である100万人都市・モスクの奪還作戦が実行されています。

このマッチポンプはなんなんだ!?

櫻井ジャーナルではヒラリー候補への援護射撃に過ぎない


と解説しています。

米軍の制圧作戦が順調であるというアメリカ国民へのアピール、そしてシリア(背後にはロシア)に迫っていくぞという強硬な姿勢を国防省+軍産へのアピールにすぎないということ。

ロシア相手にシリアでチキンゲームをしているという構図です。
プーチンも周近平もアメリカの恫喝などでビビるわけない。

すなわち、なんかのきっかけ(ベトナムのトンキン湾事件のような突発的な衝突をどちらかの工作機関が演じるだろう)で一斉にミサイルと爆撃の応酬合戦になるでしょう。

ロシア嫌いのフランスがアメリカの軍事行動に賛同する態度(シリアに飛行制限区域を設けよというロシアが呑まない条件を提示)を示しています。つまりNATO軍もシリア・イラクに展開することになる。

親露であるドイツはNATO派兵に反対するでしょう。ということはこの時点でNATOは解体となります。となればEUも分裂は避けられない状況となります。

フィリピン・デュテルテ大統領は反米・親中を明確化



これで両国対立の原因であった南シナ海域の領有問題は棚上げになってしまいました。中国海軍の勢力拡大を阻止すべく5月から米国海軍が実行していた「航行の自由作戦」はとんだピエロです。

しかし、この状況はアメリカ海軍としては望ましいかもしれません。南シナ海の艦船をアラビア海やさらに奥深いペルシャ湾へ回すことができるからです。

イランとの急展開な和睦は、このための布石だったのでしょう。

茶番の大統領選挙が終わればすぐに軍事作戦は実行される



米国陸軍の総司令官が相当なキチガイで、核の使用も躊躇しないと発言しています。それに呼応してプーチンも核搭載可能なミサイルを配備しています。

イスラエルは極秘に大量の核兵器を保有していると言われています。

湾岸戦争(1991年)以降、奇形児の発生割合から、すでに小型核が使用されたという噂さえあります。劣化ウラン弾(戦車の装甲を破るための弾)の使用だけでは説明できない事象なのだとか。

アメリカ軍はISIL壊滅で協働するシリア政府軍を誤爆と称して空爆しています。そのロシアも連日親米シリア反政府組織を(故意に)誤爆してますから、いったい誰が誰と戦っているのやら。

金網デスマッチと化したシリア・イラク領域



ここで登場する名脇役では北朝鮮が重要になっています。ロシアの技術支援で弾道ミサイルと核弾頭を(実質)完成させたのです。

そして中国も有人ロケット「神舟」の打ち上げと宇宙ステーションとのドッキングが成功し、アメリカと堂々と対決できる手段を持ち得ました。独自GPS衛星も打ち上げています。

ロシアがシリアでアメリカ(とやがてフランス主導でNATOも加わる)との軍事衝突で身動きがとれない間は、北朝鮮が牽制するという役割がはっきりします。

12月のプーチン来日に際して、二島返還と国交回復が宣言されれば、太平洋のパワーバランスが大きく変動していくでしょう。

ロシアの介在で北朝鮮とも国交が回復することになれば、親中の韓国、親露+日本の北朝鮮という朝鮮半島の対立が逆転する可能性も少しはあるかな。中国が黙ってないか。

親英米であるインドが中国に対して牽制することも考えられます。

つまり、大陸国家の国境ではいつ戦火が開かれるかわからない、混沌とした状況に陥るのは時間の問題と言うことです。日本だって無傷でいられるわけがない。

はたして2020年の東京オリンピックにはどれほどの参加国があるでしょうか。
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HDDの大容量化で一生分の記録が可能なんです 
Wednesday, October 19, 2016, 02:11 PM
PCの話を今日は書きました。いまでは薄型の小型ノートでも250Gbyteという大容量の記憶装置です。おいそれとは使い切れない容量のように思えます。それでも記憶媒体の容量は今後も増えていくでしょう。

2,30年前なら、メモリーやハードディスクは高価だったので、少しでも無駄にせず、古いデータは問答無用に削除したり、磁気テープなどの安価な媒体に移されていました。

かつては専属のオペレーターが24時間張り付いて、手桶で風呂桶の水を入れ替えるような作業を永遠とくりかえしていました。

銀行のコンピュータシステムに携わっている友人と会話をしたら、現在はそんなめんどくさいことはしないと断言していました。

よく、ブラック情報(クレジットの不払いやサラ金の利用履歴)は5年ほどで消滅すると巷では囁かれていますが、それは全く根拠のない話

個人の取引情報は永遠永久に保管かつ検索可能な時代



サラ金やクレジットカードの利用履歴は永遠に残るそうです。なぜならば記録媒体のコストが著しく下がったから。人手でデータを選別する作業のコストの方がずっと高いから、古いデータもすべてバックアップしちゃうのだとか。

だから10年、20年前でも直ぐに呼び出して参照することができるんだとか
銀行のオンラインシステムは、Webシステムと変わらないということです。

もう半年前となり、日本ではすでに忘れている人も多いでしょうが、課税回避を目的としたタックスヘイヴンの取引データ(パナマ文書)がICIJにより公開されました。

口座開設から、契約書のやりとりまで総て残っている



仲介事務所でさえそうなのですから、大手・地方とわず総ての金融機関は残していると見たほうがよいです。

これは住宅ローンや与信審査のシステムと直結していますから、昔の記録で足をすくわれる可能性がないわけではない。ローンを断られたり、高めの金利を提示されたりと不利益なことばかりです。

記録媒体が安くなった結果、信用情報は永遠につきまといます



「信用」が生きていく上で最重要だということ、そして一番得にくいものだということは言わずもがなです。


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ノートPCの復旧完了とその後 
Wednesday, October 19, 2016, 10:03 AM
10/19 晴 10時 浅草での空間線量は116ベクレル/立法メートル

HDDの故障で起動しなくなり、専門店で修理を依頼しました。最悪はデータのみを吸い出しができることを条件としました。

しかし2日で無事、故障前と全く同じように動くようになりました。
3日ぶりに自分のPCでブログを更新しています。やれやれ

このパソコンはいつ購入したのかさえ忘れています。検索してみると2005年発売とあるので、たしかに古い機種です。東芝の修理センターに修理を依頼したら古すぎるという理由で断られました。

これの前はSONYのVAIOでしたが、置き引きの盗難に遭い、急遽買ったのが同サイズの東芝のノートパソコンでした。SONYはハードの故障が多くてこりごりだったからです。附属ソフトも使えないものばかりだったし。

東芝のPCは堅牢でシンプルなところが気に入りました。余計なソフトがごちゃごちゃ入っていないからです。(あくまでもビジネスモデルの場合で、コンシューマ向けは余計なソフトばかりです)

デジカメのSDカードをそのまま挿せる点も良かった(当時のSONY製品はメモリースティックのみ)もっともその当時のデジカメはSmartMediaで、このデジカメも最近まで現役だったから、自分でも嫌になるほど買い換えをしない(超保守的な)男なのです。

ところがWindowsXPが最終版になってくると、動作が重く感じるようになったので、同型の最新モデルが現在のやつ。
秋葉原で旧モデルとして叩き売られていたのを衝動買いしたのです。

あくまでも予備機扱いだったのですが、一年ほどかけて交替させました。
同じOS、同じソフトを使っているのですから問題はありません。

同じモデルを使い続けることには、実は大きなメリットがあります。

古い機種は緊急の代替機や部品取りとして活用できる



メモリーやHDをそのまま移して使い続けるのは序の口で、ハードウェアが壊れた場合に、とりあえず部品をはぎ取って使ってきました。

一度、飲み物をこぼして、キーボードが反応しなくなったことがあります。
そこでキーボードを交換して、すぐに作業を続けられました。

キーボードはバケツに突っ込んで数日間乾かせば元に戻ります



ACアダプターも共通なので、良い状態のほうを使って、お古は予備としておきます。

つまり12年も酷使できた最大の理由は、ドナーを持っていたからです。(つまり2台分のコストがかかっていた)

今まで交換したのは
・バッテリー
・ACアダプター
・液晶ディスプレー
・キーボード
・ハードディスク
・筐体

今回の最悪の故障でも、完全に復調したのは、HD(ハードディスクの新品)を予備としていたからです。

デスクトップPCなら、部品の入れ替えは容易ですが、ノートパソコンは小型な部品や特注品が多く使われているので、古くなれば部品が調達できないという事態になります。

特に当時の東芝ノートPCは特殊な小型HDを使っていたので、万が一に備えて購入しておりました。
それを外付けドライブとして、バックアップしていたのです。(でもめんどくさい作業なので、二度ほどやったのみ)

こんかい速やかに戻せたのは、壊れたHDの中身をそのまま移す作業で済んだことが最大の要因です。

念のために通販価格を調べてみたら、購入当時は8000円だったものが2万円となっていました。流通在庫のみで、古いApple製品でも使われていたから、修理用に価格が高騰しています。修理代がさらに高額になるところでした。

データは救出できても、OS、ソフトのインストール作業という生産性のない無駄な時間で潰さずに済みました。

ということで、まだもうちょっとは問題なく使えるのですけども・・・買い換えもそろそろ考えています。

ヨドバシカメラでいくつか見てましたが、Windows10+Office2013のPCははっきりいっちゃえば、購入意欲がちっとも湧きません。
センスの悪い操作メニューが仕事用として見ればうっとうしいのです。

林檎は洗練されているのですけども、林檎菌に冒されれば総て林檎製になってしまいます(俗に言う「信者」です)
かつて猛烈な林檎信者だったから、再入信にも決心が付かないのです。

でもほとんど次はAppleにしようと決心してたりして・・・

過去ログ:PCのHDDが突然壊れて起動しなくなった
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重曹で体調改善(消化器系ガンは治る) 
Tuesday, October 18, 2016, 12:13 PM
10/18 晴 10時 浅草での空間線量は106ベクレル/立法メートル

”六城ラヂウム”で検索をかけて、それに関連するWebをつらつら眺めていたら、重曹でうがいをすると、歯が白くなる、虫歯が自然治癒するといった記述がありました

私は歯並びは良いのですが、市販の歯磨き粉は使わない主義なので、歯の黄ばみがあることに少し気になっています
(もっとも黄色がかっているのが普通の健康な状態です)

コーヒーが好きなので、茶渋が歯につくこともちょっと気になる

実は歯をすぐにきれいにする裏技があります

小さくちぎったメラニンスポンジで歯をこする



これで歯の表面はピカピカになります

お出かけ前に、身だしなみとして前歯や犬歯の茶渋汚れはこれで落とします

ドラッグストアでは歯を磨くための、つまみがついたメラニンスポンジを売っていたのですが、今はとんと見かけません
買いだめしておけば良かった

100円ショップで売っている「激落ち君」を小さくちぎって、それをつまんで、キュッキュッと磨いても同じことですから、それで間に合わせています

漂白効果がある重曹水で歯を真っ白に



歯科医が重曹水でのうがいを勧めているので、私も試してみました

使わない料理用の重曹が台所にあったので、それを水に溶かしてみました(500ccペットボトルに小さじ1杯3g)

ちょっと塩味っぽく感じます

小学校の頃、そとで遊んだあとはホウ酸水でうがいさせられたなあ
水飲み場にヤカンが置いてあって、それでうがいをさせられました

苦い水でのうがいは、苦い思い出です
今でもホウ酸入りのヤカンは置いてあるのだろうか<たぶん無いだろう

重曹水はぜんぜんおいしいです

口をゆすいだ後なのに、うがいをしてみると茶色く汚れた水になりました
すげーすっきりした!

これは毎日の習慣にしようと思います

ところが重曹の効果は、こんなもんじゃない

胃腸を丈夫にするばかりか(炭酸水素ナトリウムは胃腸薬で使われている)、大腸ガンを消滅させたり、肝臓ガンなどにも大きな効果があったそうです

たぶんなぜ六城ラヂウムの検索結果から、重曹が関連ワードになったのかと思っていたら

放射線障害には重曹による排毒作用が効く



こんな記事がずいぶんあるからでしょう
国内で白血病や甲状腺異常が激増しているというデマの類に踊らされている記事ばかりです

数マイクロ(百万分の一)、数ミリ(千分の一)の線量で身体に悪影響がおきるわけがない
ぬるま湯やお湯で大やけどすると騒いでいるようなもん、ばからしい

ただ重曹うがいは口腔内のアルカリ化、そして薄い重曹水を飲むのは体液のイオンバランスの調整に効果があることは間違いなさそうです

重曹を少し見直しました(手に余った料理用重曹の処分方が見つかったことの方が大きいかな)
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PCのHDDが突然壊れて起動しなくなった 
Monday, October 17, 2016, 03:16 PM
10/17 雨 10時 浅草での空間線量は99ベクレル/立法メートル

昨晩PCを使用中にfleeze(フリーズ)してしまいました
急にキー操作を受け付けなくなったので、しかたなく再起動しようとしたら、もう起動することはありません

青い画面(blue sdcreen)が表示されるだけです

しまったと思っても後の祭りです

25年前MS-DOS、MacintoshSE時代からパソコンを使っているので、トラブルには用心しているつもりでしたが、うかつでした

書きかけのものが全部パーです

OSが起動しないのは、ハードディスクで最初に読み込むMBR(マスターブートレコード)という起動プログラムが壊れていることはわかります

HDをとりあえずその場しのぎで起動できるようにしてデータ救出を試みるソフトウェアがいくつもあることも知っています

参考URL:素人でもできるHDDの修理と復旧方法

ホビーでしたらそのような作業に手を染めるのもいいでしょうが、ここは経験豊富なプロに頼むのが無難な気がします

秋葉原のPC修理屋に抱えて、いちおう修理を依頼してみました

安いノートPCが買えてしまいますが、背に腹は代えられない

復旧には3日ほどかかるそうです、祈って暮らすしかありません

過去ログ:ノートPCの冷却ファンの交換
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秋なので美味いフランスパンが食べたくなった 
Sunday, October 16, 2016, 02:44 PM
秋のせいか、腹が良く減ります。
いつものパンも飽きたので、美味いフランスパン、それも表面カリカリのやつを食べたくなりました。

手元のパンの本を読んで、さっそく焼いてみます。

強力粉160g
薄力粉40g
塩4g砂糖6gイースト4g
レモン汁少々
水120g

これをボールで混ぜ合わせて発酵させるのは、炊飯器の発酵機能におまかせ。

普段は炊飯器のパン焼き機能でそのまま焼いてしまいますが、今回はなんとしてもパリパリなフランスパンを食べたいので、電子レンジのオーブン機能を使います。

表面を霧吹きでよく湿らせて、200℃5分180℃10分と一気に焼きます。

ちょっと膨らみが期待したほどではないですが、それでもきめ細かいフランスパン風になりました。塩味が効いて表面はカリカリで、何も付けなくてもこれだけでも美味しい。満足です。


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高電圧の怖さと建築足場での事故について思う 
Sunday, October 16, 2016, 10:58 AM
10/16 晴 10時 浅草での空間線量は77ベクレル/立法メートル

最近都内で大規模停電がありました。埼玉県新座市の地下トンネルの火災は、35年経った高圧ケーブルとされています。

銅線に巻いた絶縁体(油を染み込ませた紙)が劣化で発火したと推測されています。
これら旧タイプの高圧電線はまだまだ使われているようなので、これからも類似の事故はおこるでしょう。

家庭用100Vでしたらビリッ、痛っとなったり、コードが一瞬で焼け飛ぶぐらいですみますが、200vや600v(工場や店舗で使われる電圧)となれば、一瞬で火が上がります。もしくは導体は爆発します。

電線や鉄塔では600〜10000ボルト、電車の架線は1500(直流)、20000ボルト(交流)が一般的なそうです。

そのような高圧電線に触れたらどうなるかというと、一瞬にして人間は黒こげです。

Youtubeで鉄塔に登ったり、電車に登った人物の末路が動画で観ることができますが、怖い方は観ないほうがよいです。「高電圧」「感電」で検索すればいくらでも出てきます。

グロいですから、絶対に「高電圧」で検索するなよ、するなよ



また、高電圧の怖さは被害者が感電に気付いても、一瞬で身体が硬直して、動けなくなってしまうこと。
そして助けだそうとした瞬間に、救出者も感電することです。

救援に向った人が次々に倒れていく動画もYoutubeにあります。感電すればもう助からない。

あと結構多いのが、スマートホンでの感電死



入浴中にスマホをいじって、誤って浴槽に落としてしまって亡くなるという事故が世界中でけっこうあるそうです。

パソコンのUSB端子で感電死、ヘッドホンで感電死と、日本製品ではありえないような事故が中国ではけっこうあるようです。Youtubeで見つかります。

中国製品には漏電安全装置や過電流防止装置といった安全弁がついていないので、汗とかケーブルの傷、接触不良がひとたび起きると、一瞬にして大電流が流れてしまうのです。(海外では200〜300Vが主流)

サムソンのスマホが暴走して燃えることがニュースになっていますが、いままでもACアダプターに発火や漏電事故はけっこうあるはずです。

中国や韓国製品(日本企業ブランドは除く)には、内部に安全装置(ヒューズやブレーカー)が付いていないものが多いので信頼するブランドを選ぶぐらいしか自衛策はないでしょう。

昔、岩盤浴用の床ヒーターの輸入を一時考えたことがありますが、チラッとみてすぐに気が変わりました。安全性にまったく考慮されていないからです。

あと、身近な危険としては、工事現場でよくみかける仮設足場です。
東京は建築ラッシュですし、ビルの外壁の定期補修で、足場がかけられている風景はよく見かけます。

しかし、あくまでも仮設ですから、風で倒壊する事故は後を絶ちません。

それと作業者の落下事故やパイプや足場板を落とす事案もあります。組立も撤去もすべて人力の手作業ですから、そりゃ100%無くすことは無理な話。

隣のビルが外壁の塗り替えで足場が組まれていましたが、派手な音がしたので窓から覗いてみると、解体中にパイプを落っことした音でした。組立よりも解体の方が落下事故は多いようです。上からどんどん解体して下に手渡していく段階で、よく落っことします。

また鳶(とび)の腰に、ワイヤーカッターやラチェットレンチ、ドライバーやらガムテープやらいっぱいひっかけてます。
あれも作業時によく落とすw だから常に作業者が上にいないことを確認するのは、工事現場の常識です。

といっても、上に注意をしておけば万全かといえば、そうでもない。

落下物が跳ねて、パチンコのようにどこへ向うかわからないということがあります。

最近、メジャー(巻き尺、コンベックス)をポケットに入れて、非常階段を上がっていたときに、ちょっとしたはずみでポケットからメジャーが落ちました。運悪く階段の縁にあたって、コンっと大きく弾み、手摺を越えて隣接する駐車場に落ちていきました。

私は真っ青になりました。人に当たれば大怪我ですし、なんせ駐車場にはベンツやBMWといった高級車がたくさん並んでいる。

駐車場から離れた植木の脇にバラバラになってあったので胸をなで下ろしましたが、丸い物はどこに転がっていくかわからないと肝に銘じました。

それ以来落っこちる物はボールペン一本でも鞄にいれておくことを心がけています。

危険意識は常に持つことぐらいしか対策はありません



しかし、弱電機器でも感電例があるとか、歩行中に落下物に当たるというのは避けようがないのですから、運としか言いようがないですね。

事故のハイブリッド車は整備士や救急隊でも手順厳守なんだそうです


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吟遊詩人ボブ・ディランへのノーベル文学賞は粋だね 
Friday, October 14, 2016, 12:23 PM
10/14 晴 10時 浅草での空間線量は76ベクレル/立法メートル

ノーベル文学賞はボブ・ディランに与えられることが決まりました。歌手へ与えられることは前例がないようですが、全世界が納得です。

私もボブディランは大好きです。

フォークソングよりも泥臭いブルースぽさが昔はあまり好きではなかったのですが、浦沢直樹のマンガで取り上げられていて、なるほど時代時代にこれほど合う歌手はいないのだなと再認識しました。

Like a rolling stone


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貧乏話がウケるのはメディアによる心理操作が有効な証拠である 
Wednesday, October 12, 2016, 03:05 PM
10/12 晴 10時 浅草での空間線量は76ベクレル/立法メートル

中日新聞(東京新聞)では「新貧乏物語」という連載があるそうです。

死別して借金だの、奨学金で首が回らないだの給食費が払えないなど貧乏話のオンパレード

タイトルからしてセンスの悪さを感じさせます。(第一次大戦後の大正時代に発刊された富裕層を糾弾する河上肇の「貧乏物語」を参考にしたと社説で説明しています)

さらには記事は誇張や事実相違が発覚したことで新聞社が謝罪しています。

どうせ取材先の当事者は新聞なんては購読してません。
だから記者による悪のりや改竄(かいざん)はいくらでもできる。

メディアにとって困窮者は紙面で踊らす最高のキャストです



NHK教育の「100分de名著」ではアドラー心理学を取り上げていて、人の心理には劣等感(コンプレックス)が基となっていると解説していました。

身長や容貌などの身体的な劣等感、育った家庭の劣等感、受験やスポーツなどでの挫折、会社などでの評価などなど誰でもそのような類の引け目はあるわけで、それが行動のエネルギーでもあるのはもっともとです。

他人を攻撃する性格にもそのような劣等感の現れであるそうです。

電通に入ったばかりの東大卒の才媛が心理的に追い詰められて自殺したニュースがありました。

若くて頭が良くて美貌も優れた部下に劣等感を抱いた上司や周囲同僚がいたぶり続けたのです。

妬み僻みそねみの社会で生き抜いた美人はどんそん性格がひんまがった性根の悪い女上司になっていくわけでしょう。(別に女性管理職ではなくとも、組織を生き抜いて性根が歪んだ男性管理職も多いでしょうけど。)

ぜんぶ原因は他人との比較による劣等感という思い込みです。

しかしアドラーは逆の話もしています。貧乏自慢や苦労自慢も劣等感による行為なのだということ。

相手を屈服させる行為が劣等感によるものなら、自分を卑下する行為も劣等感によるもの。

これだけ借金を背負っているんだとか、これだけ困難な状況にあるのだという絶望感も周囲に存在を誇示する行為なんです。

いるんだよなあ、こういう昭和オヤジがいまでも。
俺様がどれだけ苦労してきたかと自慢げに話す馬鹿がどこにでも。

貧乏話の後は財布も緩むという巧妙な心理の操作



俺は観たこと無いけど、ドラマ「おしん」(1983〜1984)の最高視聴率は幼少期の虐待と極貧時代なんだそうです。

いつの世でも貧乏話はウケるテーマなんです。テレビ欄でも芸能人の貧乏自慢のオンパレードばかり。

このような番組のCMには高級な服飾品や貴金属、化粧品・ダイエット食品が流れます。

なぜか?

こういう番組を好む視聴者は”優越感というコンプレックス”を持っているからです。

貴女にはブランド品を持ち、優れた容姿を維持できるだけの財力があると、視聴者に思いこませる効果があるのです。

「ああ、あんなきれいなタレントさんでも金銭で苦労されてきたんだ」(だから同じようなブランド品を持つ資格が自分にもある)

このようにね。

世間の劣等感(優越感)を掘り起こすため捏造される逸話・悲話



メディアが無自覚で話を誇張する目的は何か?というと、

読者・視聴者へ強烈な劣等感を脳みそに植え付けることに他ありません。

他人と比較させて劣等感を抱かせるのが心理操作の基本テクニック



メディアが用いる悪魔の手法です。
ヒトラーもゲッペルスのアドバイスで使った有効な手段です。

劣等感は世論を動かす最高のエネルギー源ですから。

悪魔の手法(心理操作)に対抗するには自分は自分という強い「個」を持つことです。

「同情するなら金をくれ」という流行した脅迫めいた台詞がありましたが、中日新聞の記事はその類(心理を突いた脅迫)です。(実際に中日新聞に大金を寄付する人がけっこういたそうです)

他人の苦労話貧乏話などよりも、座禅で瞑想していた方がずっとましです。
クワバラクワバラ
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現代のレガシー(遺産)ははた迷惑な代物でしかない 
Tuesday, October 11, 2016, 01:10 PM
10/11 曇 10時 浅草での空間線量は77ベクレル/立法メートル

昨日は体育の日ということでNHKは朝からオリンピックマンセーの番組ばかりでした。こんな番組をぼーっと観ている暇人なんているのかな。

夜のNHK特集はギリシャやロンドンのオリンピック建築物が紹介されていました。ギリシャでは荒れ放題のソフトボール球場、かたやロンドンではニュータウンとして再開発された選手村です。

またリオの競技場はほとんどが仮設なので取り壊されるそうです。

それでも日本では恒久に残る施設をつくるべしという主張が強いと報道されています。
そこには国費を狙う勢力がいるのは破綻国家ギリシャと同じ構図があります。

ダムでせき止められ、砂防ダムやコンクリで固められた岸辺だらけになった日本の河川で、ボートやカヌー競技者が増えるわけがない。

それなのにボート競技場を何百億もかけて競技に適さない河口に作るなんて、負の遺産になるのは目に見えている。

私はヨット競技の経験がありますが、セーリング文化なんて日本には微塵もありません。
小さなディンギーヨット(エンジンが付いていない帆だけ)一つ置くことさえまかりならんというのが、お役所の方針。

ヨットハーバーの係留費は舟遊びができる金持ちからふんだくれという意図が透けて見えるほどあきれた値段です。

海外、とくにオーストラリアやニュージーランドではヨットは誰でも気軽に持てて家族で楽しむもの。生活必需品の自動車と同じ感覚です。

またヨットやボートの自作もホビーとして盛んです。

コンビニにはカー雑誌と並んで中古ボートの売買雑誌が並んでます。

オーストラリア人だったかニュージーランド人だったか忘れましたが、同じ島国なのになんで裕福(そうに見える)な日本人は個人でボートを持てないのか不思議がっていました。

漁業権といって自由に港を使えないとか、係留費や維持費がとてつもなくかかることを、車検と同じく船にも定期的な検査があり、また税金も高いという説明をしたところ、驚き呆れてました。

海や川でボートに乗る自由さえない妬み僻み国家

日本のヨットハーバーが大嫌いになって帰国しましたね。目の前に海があるのに自由に使えないのですから。マレーシアやインドネシアよりもひどいと言ってました。

まあセーリング(ヨット)会場は神奈川の江ノ島になったので、それは良しとしましょう。前回のオリンピックのボロ施設が再活用されるということですから。ボートは仙台や国体で使われた近場の渡良瀬遊水地あたりででやってくれ。

コンピュータ(IT)関係のお仕事をされている方は「レガシー」という言葉はネガティブなイメージしかないでしょう。

最新機器の導入やコンピュータシステムを刷新したくても、レガシーシステム(古いままで稼働中の仕組み)が残っていると、それも維持して全体の効率を上げなければならないからです。

いまやスマホやノートPCで十分な時代に、たとえると風呂の水をお猪口で汲み出すような仕組み(仕事)がまだ残っているのです。

ロボットでいいんじゃないか?最新機器ではそんなことは自動でやってくれると思っていても、業務にこのほうが慣れているとか、p人手を削減されると現場が嫌がるとか、子会社の領分だから口出しできないといった具合で、そのまま残ってしまうことはよくあります。

それをレガシーシステムっていうのですが、ドラスティックを嫌う日本企業ではよくある風景です。

印刷業ではいまでもフロッピーディスクや光磁気ディスクが使われているところもまだあります。
製造業ではWindows95だってまだまだ現役です。(MS-DOS時代のプログラムが使われているから)

一度仕組みが出来上がると全体最適化は無理



顕著な例は地方の交通システムでしょう。壮大なレガシーシステムはローカル線です。
いつも電車に乗って思うのは、なんでこうも日本の鉄道は不便なんだろうと思います。JRや私鉄、三セク、バスとの連携は一切ない。

乗り換え時間がずいぶん空いたり、乗換のホームがずいぶん離れたところ、もしくは別会社なので一度改札を出て歩いて行かねばならないといったこと。

ちょっと線路を延ばせばいいのにとか、Suicaなんだから切符を買い直さずそのまま乗ってもいいのにと思うことがしばしば。
降りた駅が無人駅で途方に暮れたことが最近もあります。精算は出来ないしタクシーの一台も止まってない。
運が悪いことに携帯電話を置き忘れてしまい、離れた民家の黒電話を借りてタクシーを呼べましたけど、これが夜だったら絶望的です。

同じ様な状況は社会全体にあります。

現状あるから仕方がないという、妥協と諦めが入り交じったものがレガシーという存在です。

レガシーとなる立派な箱物を造ろうなどという輩は、これから日本を背負う若者達からみれば国賊です。

古い五輪施設は爆破して更地にしたほうがよほど経済効果が高い



いつまでも古い仕組み、古い設備を後生大事にしていては効率社会は到来しません。

ああ、日本の教育制度もレガシーシステムの最たる物だ・・・。
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推薦図書:知って安心する放射能と健康の話(服部禎男+川嶋朗)ヒカルランド 
Monday, October 10, 2016, 12:55 PM
10/10 曇 10時 浅草での空間線量は92ベクレル/立法メートル

日本で放射線ホルミシスを紹介した元電力中央研究所の服部禎男氏と現役医師の川嶋朗氏の対談が出版されます。

副題に「隠された重大な医学的真実」とあるように、原子力発電の技術トップとしてアメリカのオークリッジの国立原子力研究所で安全教育を受けてきた服部禎男氏が1984年(昭和59年)にミズリー大学のトーマス・ラッキー博士の論文と出会うことで、日米間の電力関係者で騒動が起きることから始まります。

放射能は微量でも危険だから徹底的な防御対策を要する



このように原子炉災害への対策をアメリカでずっと研究していた服部氏にとっては、前提が違うじゃないか!逆に長寿になるというアベコベな結果が発表されているではないかと、アメリカの原子炉研究機関を問い詰めたわけです。

その手紙がきっかけで、アメリカ中の放射能研究者が集まり騒動となっていくわけです。

あ〜あ日本人がパンドラの箱を開けちゃったよ



当時の原子力研究者はみんなそう思ったのです。なぜなら核や放射能は研究者や発電プラント企業にとっては放射能=とっても危険である(と信じ込ませる)ほど「金のなる木」だったから。

ラッキー博士の論文では核兵器による米ソのパワーバランスを進めていた米軍(国防省)により、放射線の健康増進効果の研究はことごとく資金を干して打ち切りにさせていたという事実が暴露されています。(拙書:放射線のタブー)

放射線は身体によいという説は異端の説となったのです。

結局、アメリカ電力研究所(EPRI)はその研究は日本でやれと投げ返してきたわけです。

1989年(平成元年)にホルミシス研究会が電力中央研究所の資金で発足して、そこから京都大学医学部長・菅原努、大阪大学医学部放射線基礎医学教授・近藤宗平、岡山大学・山岡聖典(きよのり)、岡山大学・森昭胤(あきたね)、東大医学部・放射線審議会会長・岡田重文といった研究者が集まります。

森昭胤という方は活性酸素による悪影響(てんかんなどの脳の異常)を研究していた方で、それが低線量放射線で活性酸素の発生が抑制される事実を発見しました。

山岡聖典氏は角膜や細胞膜が透明(きれい)になる現象を発見しました。この研究は東邦大学の山田武という研究者に引き継がれています。

元国立がんセンターで財団法人放射線影響協会の田ノ岡宏という人物も加わり、ホルミシス研究会はそれまでの定説を覆す研究成果を生み出していくのです。

石油メジャーへの宣戦布告と電力会社上層部から睨まれる



1996年(平成8年)ホルミシス研究会の実験データを米国で発表したところ、センセーショナルを引き起こし、米国国立衛生研究所(NHI)とNPO法人・国際放射線防護委員会(ICRP)が対立していくことになります。

だってICRPって放射線コワイコワイと謳って石油メジャーから金を得ている団体ですから。
1997年(平成9年)のWHO・セルビア会議は喧嘩腰での討論だったそうです。

代替医療としての放射線治療は医学部では鍼灸と同じで嫌われている



共著者の川嶋朗という医者も同時期にハーバード大で腎臓治療の研究をしていたそうです。ところが鍼灸の知識もあるので、それを同僚達に披露している内に、そっちがアメリカ人研究者たちの興味を引いてしまった。

帰国した川嶋氏も鍼灸や自然療法を中心とした医療体制に奔走しますが、結局は医学部をくびにされます。アメリカでの先端の治療法を学びに行ったと思ったら、東洋医学に傾倒して帰ってきたのですから。

そうして青山自然療法研究所を立ち上げ、東洋医学の「気」を研究していたときにホルミシスという概念にめぐり合います。

ホルミシスの提唱者トーマス・ラッキー博士は96歳という長寿でした



この本で私は知りましたが、ラッキー博士は亡くなったそうです。2006年に来日したときも車椅子でしたから、驚きはしませんが、最近まで存命だったというのは驚きです。

このラッキー博士は100μSv/hの放射能物質を埋めた特製ベッドで寝ているのはよく知られています。

東北大学医学部名誉教授・坂本澄彦という方は、ご自分が大腸がんになったので自分を実験台として150ミリシーベルト(週三回5週間)の放射線照射を全身と局所に行ないました。

もちろん完治してしまいました。糖尿病も同じく治してしまいました。

安全シンプルな原子炉を提唱したら原子炉メーカーから疎まれた



動燃事業団に出向した服部氏は原子炉メーカーが国の金ということで、複雑な設計をてんこ盛りにしていく様をまじかにみてしまいます。

複雑な設計は危険が増すだけだという論文が科学技術庁の顰蹙を買い、国費に期待する東芝・日立・三菱・富士・住友といった原子炉メーカーから恨まれることになります。GE、WHからにらまれたら殺されるとまで思ったそうです。

こうして三鷹の原子力中央研究所に電力会社の計らいで守られたという経緯です。

あとは放射線が活性酸素を減らす生態防御機能の論文集が付録として掲載されています。

日本で最初に低線量放射線の健康増進効果を紹介した服部禎男氏の半世紀と政治的な動きを知る資料としても興味深い本です。

六城ラヂウムの推薦図書としておきます



拙書:「放射線のタブー」(副島隆彦+SNSI KKベストセラーズ 2011)も併せてお読みいただくとより一層日本の歪んだ原子力行政がはっきりするでしょう。

関連ログ:服部禎男:

毎年3月は偽善臭あふれた報道のオンパレード
朝日新聞連載 「プロメテウスの罠 地底をねらえ」(1) 服部禎男と不愉快な仲間達

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真空は素粒子で満ちている 
Saturday, October 8, 2016, 07:22 PM
10/8 雨 10時 浅草での空間線量は86ベクレル/立法メートル

Newton11月号の「真空には『何か』が満ちている!」という特集タイトルが目に付いたのでめくってみました。

何もない状態が真空と辞書では定義されていますが、瓶をポンプで空っぽにして、原子が一つもない状態にしたとしましょう。それでも瓶が熱を持っていれば赤外線が「ある」ことになります。

それでは絶対零度にまで冷却すれば理論上では熱さえもなくなります。これが真空状態かというとそうでもない。

宇宙からすべての物質を通過するクオークが降り注いでいるのですから、本当に何もない状態というのは現代科学では無理なんだとか。

それじゃあ、真空はどこにあるのと問われれば
原子核と電子の間は真空と言えるのではないか?

原子核と電子は科学の授業で図示すれば同心円状のバームクーヘンを切ったような図がよく描かれますが、もし距離の縮尺を忠実に表わせば

原子核を直径1mとして東京駅に置いたとすれば、電子は銚子あたり(150kmぐらい先)にあることになります。
たぶん電子は精々小指の先かピンポン球ぐらいの大きさかしかない。

じゃあ原子核と電子の間には何もないのだから、そこは真空と呼べるのではないかと考えられました。

ところがCERNというヨーロッパの大型加速器で陽子同士をぶつけてみると

ヒッグス場という電子にブレーキをかける素粒子が確認された



質量が生まれるのは素粒子(つまり電子など)が光速以下になることで「重さ」が生じるという説を唱えたのが南部陽一郎(2008ノーベル物理学賞)です。

さてそれでは光速の電子にブレーキをかけて、原子核に留める役目であるヒッグス粒子には質量がない(光と同じと考えられていた)とされていたのですが、質量があることを発見したのが梶田隆章(2015ノーベル物理学賞)です。

ということで、原子核と電子の間にも真空はなかったのです。

それでは原子核の内部はどうなんだ?陽子と中性子で成り立っているというのは昔習ったような気がしますけども、その素粒子の間は真空じゃないのかと考えると

原子核の内部は常に素粒子が湧いている状態



電子というのはマイナスの電荷に帯電しているというのは習ったことがあるでしょう。しかし今では陽電子(プラスに帯電した電子)というものも存在するとされています。

かならず反対の作用をもつ素粒子(反物質というらしい)が存在するのです。
ただ陽電子は瞬時に消えてしまうのです。

原子核内部はこのような反物質が生まれては消えるという、水がグツグツ沸いているような状態なんだとか。

ですから「何もない状態」(漢字一文字では「宙」)は現世ではないのです。

宇宙も地球上でも満たされた状態であるということ。

ダークマター(暗黒物質)とかダークマター・エネルギー論は今ではある程度正しかったのです。

宇宙の始りはビッグバンで電子や陽子が光速で飛び散ったのですが、ヒッグス粒子により速度が落ちると、陽子と電子が互いの引力で結びつき、一番単純な水素原子が出来上がるということ。

こうして素粒子の海から星々がうまれ、そして我々がいるというのです。
そして再び素粒子の海に戻る。

素粒子物理学では、この素粒子の大海を「天国(Heaven)」というのでしょう。

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モーガン・フリーマン「時空を越えて」とのシンクロニシティを体験した 
Friday, October 7, 2016, 04:38 PM
10/7 晴 10時 浅草での空間線量は88ベクレル/立法メートル

一週間ぶりの更新です。といっても忙しかったわけではなく東京を離れていました。
ということで移動中や宿で本を読む時間がけっこうとれたので、有意義といえば有意義です。

じっくりと数学史の本を読むつもりでしたが、ついつい濫読してしまいました。

その最中にノーベル生理医学賞で大隅良典氏のオートファジー論が選ばれました。

肉体の細胞が酵素により自壊して再びタンパク質となって身体中を巡るという発見に対する賞です。異常細胞に対する防衛反応であり、それによる癌医療への新たなステージを開いたという功績が認められたのです。

宿のテレビで眺めていたのですが、そんなに大騒ぎするほどのすごい発見なのかとちょっと驚きました。
オートファジーはすでにブログでも取り上げています。
そして大隅良典氏以降も細胞が自壊(自食)する現象は、生化学分野ではすでにあたりまえであり、それにつづく応用研究が盛んだからです。

関連ログ:細胞の液胞はゴミ捨て場ではなく再生資材置き場なのです
筆誅(ひっちゅう)という言葉こそふさわしい山崎豊子の情熱
パーキンソン病はiPSで治せるのかお手並み拝見
細胞はリサイクルされる プロテアソームの機能
STAP細胞と同じく鳥取大「癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できること」も注目すべき発見である
千島喜久男博士の説が「オートファジー説」という名で復活!(細胞は血液に戻るのである)
微量放射線は痛みを消し去るのです
なんで俺が!と悪態つかれても困ります
「自然な療法のほうがガンを治す」今村光一著
選択肢のある社会こそ豊かな社会なのである!
体臭で病気がわかる!?

なぜなら肉体は再び血液に戻るという発表を1963年(昭和35年)した日本人がいるからです。

千島喜久男の腸内造血論による細胞と赤血球の可逆変態の発見



赤血球が細胞をつくり、古くて異常なポンコツ細胞は血液中に戻り、排泄されていくという論です。これは千島博士が鶏の解剖で発見したのですが、医学者ではなく生物学者であるので医学界からは全く無視されて黙殺されました。

私は千島理論の新進性をもっと広く認めるべきだと考えます。

それと、ノーベル物理学賞ではトポロジーという数学概念で3人の受賞者が選ばれています。

トロポジーとは非常に乱暴に言えば物体や状態の共通性質だけを取り出して比較する概念です。

球や面といった平面や立体という三次元の概念からは大きく異なる概念です。

空間や時間、質量から開放されると宇宙の概念にいきつく



トポロジーがノーベル賞としていよいよ注目されるようになったのか!

申し訳ありませんが、生理医学賞よりもこの物理学賞の方が私にはとっても大きなニュースとして心に響きました。

ちょうど読み始めていた本が

投影された宇宙 ホログラフィック・ユニヴァースへの招待 マイケル・タルボット著 川瀬勝訳 春秋社 2010

脳が記憶するメカニズムは、情報が分断化されて脳全体で保存されているということが、動物実験でわかっています。
その保存フォーマットは、興味深いことに残像のようなものなのだとか。

残像といっても、写真をハサミで切り刻んだような感じではなく、波長のズレ(位相差)だけを記憶しているというのです。
例えるなら、レーザーで焼き付けたホログラフィー(立体写真)のようなものなんだそうです。

ホログラフィーって昔は科学博物館などで展示してありました。空中に浮かぶリンゴに手を触れようとしても実体は何もない。
二つのレーザー光が干渉し合って空中に像を浮かび上がらせるのです。

単波長のレーザーによるホログラフィーの原理は昔からありました。
その記録方法と脳の記憶処理は似ていると言うことです。

宇宙全体がホログラフィー・フィルムだとしたら?



実は我々の存在も、この地球も、銀河総て・・・宇宙によるホログラフィーだとしたらという説です。

なにを突拍子もないことをと思われるでしょう。

ところがこの説を支持していたのがアインシュタインの弟子であるデヴィッド・ジョーゼフ・ボーム(David Joseph Bohm)という物理学者です。

生命、物質、宇宙すべては、ちょうどホログラムの影のよう創り出されていると説いたのです。

宇宙は巨大なコンピューターであり、無尽蔵なエネルギーであり、なんでも生み出すことが出来る存在ということ。

ニュートンの物理法則も地球上で実行されているプログラムの一つとして捉えました。

なぜなら素粒子の世界は質量もない(注:昨年のノーベル物理学賞では梶田隆章氏のヒッグス素粒子の質量発見)、慣性の法則もない、エネルギー法則もない世界です。

素粒子とは場(field)の波動状態だからです。わかりやすく言えば光のようなもの。

しかしその素粒子も宇宙が創り出している影であるとすれば、我々はもともとどのような存在なんでしょう。

そんな問いかけをずっと追い続けている研究者たちを追ったのが、この本です。はっきりいって面白い。

モーガン・フリーマン「時空を越えて」の元ネタです



パラパラと読んで、NHK教育で放映されているモーガン・フリーマン「時空を越えて」が脳裡に甦りました。


生命とはなにかとやたらと哲学的な命題ばかりですが、唐突に宇宙が巨大なコンピュータであり、また我々はその中で実行されているオブジェクトなのかという話に流れたことを不思議に思っていたのです。

つまりホログラム理論という現代物理学でのオカルトめいた説を紹介していたのです。

この本を読んで、「時空を越えて」を観ると先端の物理学者の世界観がよくわかります。

そういう感慨の所にノーベル賞でトポロジーが選ばれたというニュースです。
新たな宇宙物理学が広がっていく予感がします。
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